JP5278104B2 - 精米設備 - Google Patents

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この発明は、利用者が持参した穀粒を精米処理する精米設備に関する。
特許文献1には、籾と玄米を判別するセンサと穀粒の有無を検出するセンサを上下方向に設ける精米設備が開示されている
特開2008−279333号公報
本発明は、利用者が投入した穀粒が少量の場合でも穀粒の有無を検出することを課題とする
請求項1記載の発明は、投入ホッパ内に投入した穀粒を検出すると静電容量が変化する静電容量式のセンサーを、投入ホッパの異なる傾斜面下部の略同じ高さ位置にそれぞれ設け、いずれかの傾斜面の静電容量式のセンサーが穀粒を検出したら、穀粒有りと判定することを特徴とする精米設備とする。
請求項2記載の発明は、異なる傾斜面下部の略同じ高さ位置にそれぞれ設けた静電容量式のセンサは、穀粒有無検出センサと籾・玄米判別センサであることを特徴とする請求項1記載の精米設備とする。
請求項3記載の発明は、穀粒有無検出センサがONを検出した場合に、籾・玄米判別センサがONを検出すると玄米と判別すると共に、籾・玄米判別センサがOFFの時には籾と判別するものであって、穀粒有無検出センサがOFFの場合でも、籾・玄米判別センサがONを検出すると玄米と判別することを特徴とする請求項2記載の精米設備とする。
請求項1に記載の発明によると、利用者が投入した穀粒が少量の場合に、いずれかの傾斜面に穀粒が無い状態でもどちらかのセンサで穀粒の有無を検出できる
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明の効果に加えて、穀粒有無の検出と籾・玄米の判別を行なうことができる
請求項3記載の発明によると、請求項2記載の発明の効果に加えて、利用者が投入した穀粒が少量の場合に、穀粒有無検出センサ側の傾斜面に穀粒が無い状態でも玄米を検出することができる。
精米設備の作業工程図 操作盤図 操作室を説明する図 平面から見た精米設備の内部を説明する図 側面から見た機械室内部を説明する図 籾と玄米の判定表 ブロック図 フローチャート 投入ホッパ内の穀粒の投入状態を示す図 少量投入時の投入ホッパ内部を説明する図 少量投入時の籾と玄米及び穀粒有無の判定表
本発明を不特定多数の利用者が持参した玄米を精米機8で精米処理する料金式の精米設備について説明する。
1は利用者が玄米を投入する投入ホッパで、投入ホッパ1の下部には投入ホッパ1内の玄米を繰り出すロータリバルブ2を設けている。3はロータリバルブ2で繰出された玄米を揚穀する第一昇降機で、第一昇降機3の投げ口側に玄米を後工程側に供給するか、前工程の投入ホッパ1側に戻すかを切り換える切換弁4を設けている。
第一昇降機3の後工程側には玄米を石抜き処理する石抜き機5と、石抜き機5で石抜き処理された玄米を揚穀する第二昇降機6と、第二昇降機6で揚穀された玄米を一時貯留する玄米貯留ホッパ7と、玄米貯留ホッパ7で貯留された玄米を精米処理する精米機8を設けている。精米機8の排出側には精白米を貯留する白米タンク9を設けている。
図4は平面から見た建屋T式の精米設備を説明する図で、建屋T内部を仕切壁10で利用者のいる操作室A側と各種装置を配置する機械室Bとを備えている。
操作室A側には投入ホッパ1、操作盤S、白米タンク9等を備える。
機械室B側には第一昇降機3、石抜き機5、第二昇降機6、精米機8等を設けている。
次に図2の操作盤Sについて説明する。操作盤Sには料金投入部Rと精白度選択部Hとを設ける。料金投入部Rには料金投入口11と料金返却レバー12と投入料金表示板13等を設けている。精白度選択部Hには各種精白度選択スイッチ14を設けている。本実施の形態の精白度選択スイッチ14は無洗米選択スイッチ14a、上白選択スイッチ14b標準選択スイッチ14c、分搗き選択スイッチ14dを設けている。15は穀粒戻しスイッチであり、穀粒戻しスイッチ15を押すと、ロータリバルブ2と第一昇降機3が駆動すると共に、切換弁4を投入ホッパ1の上方に連通する穀粒戻し筒16側を開口するべく作動する構成である。
次に図7の制御部Gについて説明する。
制御部Gには精白度選択スイッチ14(14a〜14d)、料金投入口11から投入した料金を検出する投入料金検出手段17、穀粒戻しスイッチ15、後述する穀粒有無検出センサ20、籾・玄米判別センサ21等の情報が入力される。そして、制御部Gからはロータリバルブ2、第一昇降機3、切換弁4、石抜き機5、第二昇降機6、精米機8、投入料金表示板13、音声スピーカ18等に出力する。
投入ホッパ1内の側壁には穀粒の有無を検出する穀粒有無検出センサ20と、投入した穀粒が玄米であるか籾であるかを判別する籾・玄米判別センサ21を設けている。穀粒有無検出センサ20と籾・玄米判別センサ21はいずれも静電容量式のセンサで、いずれもセンサ面付近にある穀粒を検出すると静電容量が変化する性質を利用して投入穀粒の有無を検出したり、籾・玄米の判別を行なったりする。
穀粒有無検出センサ20のセンサ面21aの感度は高めに設定することで、穀粒がセンサ面21aから少々離れた位置にあってもセンサON即ち投入穀粒有り検出を確実に行う構成としている。また、籾・玄米判別センサ21のセンサ面21aの感度は低めに設定することで、玄米よりも籾が静電容量に影響し難い性質を利用して、籾がセンサ面21aに近づいてもセンサOFFで、玄米だとセンサONとなることで籾と玄米とを判別する構成である。なお、図6は穀粒有無検出センサ20及び籾・玄米判別センサ21の検出状態を示す図である。
次に投入した穀粒が玄米と判別された場合の工程について説明する。
利用者は料金を投入し、穀粒を投入ホッパ1に投入する。そして、所望の精白度選択スイッチ14のいずれかを選択すると、機械室Bの装置各部が適宜駆動する。このとき、穀粒有無検出センサ20と籾・玄米判別センサ21がいずれもONすると玄米と判別し、投入ホッパ1内の玄米はロータリバルブ2で繰出される。繰出された玄米は第一昇降機3、石抜き機5、第二昇降機6、玄米貯留ホッパ7を経て精米機8で精米処理され白米タンク9に排出される。
次に投入した穀粒が籾と判別された場合の工程について説明する。
利用者は料金を投入し、穀粒を投入ホッパ1に投入する。そして、所望の精白度選択スイッチ14のいずれかを選択すると、機械室Bの装置各部が適宜駆動する。このとき、穀粒有無検出センサ20がONを検出し、籾・玄米判別センサ21がOFFの場合に籾と判別する。すると、切換弁4を投入ホッパ1の上方に連通する穀粒戻し筒16側を開口するべく作動すると共に、ロータリバルブ3と第一昇降機4の駆動を開始し、第一昇降機3で搬送された穀粒を穀粒戻し筒16から再度投入ホッパ1内に戻す工程を行なう。
そして、ロータリバルブ3と第一昇降機4の駆動後、籾・玄米判別センサ21がONになると、投入された穀粒を玄米と判定し、切換弁4を前述の後工程側に切り換え、玄米は石抜き機5及び精米機8側に供給され、石抜き処理及び精米処理がなされる。
一方、ロータリバルブ3と第一昇降機4の駆動後、籾・玄米判別センサ21がOFFのままだと投入ホッパ1の穀粒を籾と判別し、所定時間後にロータリバルブ2及び第一昇降機3を順次停止して搬送した穀粒を投入ホッパ1に戻す。そして投入した穀粒が籾であり精米できない旨を音声スピーカ18より利用者に音声案内する。そして、投入した料金が料金返却口(図示せず)に返却される。
利用者が持ち帰るときには穀粒戻しスイッチ15を押すと、ロータリバルブ2と第一昇降機3が駆動すると共に、切換弁4を投入ホッパ1の上方に連通する穀粒戻し筒16側を開口するべく作動し、投入ホッパ1内の穀粒は穀粒戻し筒16から排出され、利用者は持参した袋に入れる。
ここで、籾・玄米判別センサ21が穀粒投入時にOFFでロータリバルブ2及び第一昇降機3の駆動開始後にONになる理由について図9に基づいて説明する。
図9の(イ)は利用者が投入ホッパ1に穀粒を投入した状態の例を示している。(イ)において、投入ホッパ1の側壁から内側に突出する籾・玄米判別センサ21のセンサ面21a近傍に藁屑等の長尺物j等の異物のひっかかりがあると、センサ21aと穀粒との間に設定間隔が生じ、感度を低めに設定している籾・玄米判別センサがOFFとなってしまう。つまり、利用者が投入した穀粒が玄米でも籾と判定してしまう場合が生じるのである。
そこで、籾と判定しても一旦、ロータリバルブ2と第一昇降機3とを駆動することで、投入ホッパ1内の穀粒が移動し、センサ21a面近傍を穀粒が流れる。すると、投入時にセンサ面21a近傍にあった異物も流下し、図9の(ロ)に示すようにセンサ面21aの周囲に穀粒が充満する状態になる。その状態で籾・玄米の判定を改めて行なうことで精度の高い籾・玄米の判定を行なえるのである。
本実施の穀粒有無検出センサ20と籾・玄米判別センサ21は籾・玄米判別センサ21と穀粒有無検出センサ20を同一の傾斜面に上下に配置しているが、図10に示すように投入ホッパ1の傾斜面下部にそれぞれ対向した位置に設けてても良い。利用者が投入した穀粒が少量の場合に、いずれかの傾斜面に穀粒が無い状態でもどちらかのセンサで穀粒の有無を検出できる。この場合の判別は図11の通りである。
本実施の形態では穀粒有無の検出と籾・玄米の判別を二つのセンサで行なっているが、籾・米判別センサ21一つでも穀粒の有無と籾・玄米の判別を行なうことは可能である。
次に籾・玄米判別センサ21が故障した場合について説明する。
例えば、投入料金分の精米処理が終わり、穀粒有無検出センサ20がONからOFFになったのに籾・玄米判別センサ21がONし続けている場合等に籾・玄米判別センサ21を異常と判定して以下のいずれかの対処を行なう。
一つ目の方法として異常として精米設備全体の使用を不可にすることである。
二つ目の方法として籾・玄米判別センサ21の検出情報を無視して精米設備の使用を継続させることである。というのも、玄米専用の精米設備に籾を投入する利用者はめったにはいないため、穀粒有無検出センサ20の検出で玄米として精米処理することが可能だからである。
この精米設備の使用の継続を不可にするか可とするかを精米設備の管理者が選択できるようにする。例えば、図示をしないが、操作盤S内に継続選択スイッチ(図示せず)を設けることで選択できるようにする。
1 投入ホッパ
2 ロータリバルブ
3 第一昇降機
4 切換手段(切換弁)
8 精米機
21 籾・玄米判別センサ
G 制御部

Claims (3)

  1. 投入ホッパ内に投入した穀粒を検出すると静電容量が変化する静電容量式のセンサーを、投入ホッパの異なる傾斜面下部の略同じ高さ位置にそれぞれ設け、いずれかの傾斜面の静電容量式のセンサーが穀粒を検出したら、穀粒有りと判定することを特徴とする精米設備。
  2. 異なる傾斜面下部の略同じ高さ位置にそれぞれ設けた静電容量式のセンサは、穀粒有無検出センサと籾・玄米判別センサであることを特徴とする請求項1記載の精米設備。
  3. 穀粒有無検出センサがONを検出した場合に、籾・玄米判別センサがONを検出すると玄米と判別すると共に、籾・玄米判別センサがOFFの時には籾と判別するものであって、
    穀粒有無検出センサがOFFの場合でも、籾・玄米判別センサがONを検出すると玄米と判別することを特徴とする請求項2記載の精米設備。
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