JP5277584B2 - 車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 - Google Patents
車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5277584B2 JP5277584B2 JP2007203004A JP2007203004A JP5277584B2 JP 5277584 B2 JP5277584 B2 JP 5277584B2 JP 2007203004 A JP2007203004 A JP 2007203004A JP 2007203004 A JP2007203004 A JP 2007203004A JP 5277584 B2 JP5277584 B2 JP 5277584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- control signal
- control
- determination
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
始めに、図8に示すフローチャートを用いて、エンジン系のエアクリーナを改造対象部位とした場合の改造判定処理について説明する。なお、図8に示すフローチャートでは、一例として、図3に示すエアクリーナ交換の判定方法<1>について説明をする。
続いて、図9に示すフローチャートを用いて、エンジン系の高車速リミッタキャンセルを改造対象部位とした場合の改造判定処理について説明をする。なお、図9に示すフローチャートでは、一例として、図5に示す高車速リミッタキャンセルの判定方法<1>について説明をする。
ここで、フローチャートは用いないが、エンジン系の改造対象部位に改造が施されているかどうかを判定する判定式の一例について説明をする。
まず、図3に示すターボ変更のタービン交換、つまりターボのタービンを改造対象部位とした場合の判定式について説明をする。なお、一例として、図3に示すターボ変更のタービン変換の判定方法<1>についての判定式について説明をする。
次に、図3に示すターボ変更のアクチュエータ交換、つまりターボのアクチュエータを改造対象部位とした場合の判定式について説明をする。なお、一例として、図3に示すターボ変更のアクチュエータ変換の判定方法<2>についての判定式について説明をする。
続いて、図4に示すマフラー交換、つまりマフラーを改造対象部位とした場合の判定式について説明をする。なお、一例として、図4に示すマフラー変換の判定方法<3>と<4>についての判定式について説明をする。
次に、図5に示すエンジンオイルの油種変更、油量不足・劣化を改造対象部位とした場合の判定式について説明をする。
次に、図10に示すフローチャートを用いて、駆動系のクラッチを改造対象部位とした場合の改造判定処理について説明をする。なお、図10に示すフローチャートでは、一例として、図5に示すクラッチ交換の判定方法<1>について説明をする。
続いて、図5に示すクラッチ交換の判定方法<2>の判定式について説明をする。制御部40は、制御信号であるエンジン回転数をB1とし、吸入空気量をB2とし、車輪速(前1輪)をB3とし、トランスミッション(T/M)油温をB4とした場合に、判定式をf(B1,B2,B3)−B4>Kまたはf(B1,B2,B3)−B4<M(K、Mは定数)…(11)とする。(11)式は、fの関数として算出したエンジン回転数(B1)、吸入空気量(B2)、車輪速(B3)で走行しているときの推定トランスミッション油温と、トランスミッション油温(B4)との差分が一定値Kよりも大きくなるか、一定値Mよりも小さくなり規定値を外れるかどうかを判定する判定式である。制御部40は、(11)式を満たした場合、クラッチが交換がされ改造が施されたと判定する。
次に、図11に示すフローチャートを用いて、シャーシ系のショックアブソーバを改造対象部位とした場合の改造判定処理について説明をする。なお、図11に示すフローチャートでは、一例として、図6に示すサスペンションのショックアブソーバ交換の判定方法<1>について説明をする。
続いて、図6に示すサスペンションのショックアブソーバ交換の判定方法<2>の判定式について説明をする。制御部40は、制御信号である操舵角度センサ値(操舵角度)をB1とし、ヨーレイト値をB2とした場合に、判定式をf(B1)−B2>Kまたはf(B1)−B2<M(K、Mは定数)…(16)とする。(16)式は、fの関数として算出した操舵角度(B1)に対する推定ヨーレイト値と、ヨーレイト値(B2)との差分が一定値Kよりも大きくなるか、一定値Mよりも小さくなり規定値を外れるかどうかを判定する判定式である。制御部40は、(16)式を満たした場合、サスペンションのショックアブソーバが交換され改造が施されたと判定する。
最後に、図12に示すフローチャートを用いてシャーシ系のブレーキロータを改造対象部位とした場合の改造判定処理について説明をする。なお、図12に示すフローチャートでは、一例として、図6に示すサスペンションのブレーキロータ交換の判定方法<2>について説明をする。
続いて、図6に示すブレーキロータ交換の判定方法<1>の判定式について説明をする。制御部40は、制御信号である前後加速度(G)をA1とし、車輪速(前1輪)をA2とした場合に、判定式をf(A2)−A1>Kまたはf(A2)−A1<M(K、Mは定数)…(19)とする。(19)式は、fの関数として算出した車輪速(A2)のときの減速で発生する推定前後加速度と、前後加速度(A1)との差分が一定値Kよりも大きくなるか、一定値Mよりも小さくなり規定値を外れるかどうかを判定する判定式である。制御部40は、(19)式を満たし場合、サスペンションのブレーキロータが交換され改造が施されたと判定する。
上述したように、データ記憶装置30は、エンジンシステム11乃至コントロールユニットシステム19から取得される複数の制御信号の全てのデータを記憶するのではなく、車両の改造判定に必要となる最低限のデータのみを記憶することで、一時記憶部31、不揮発性記憶部33の限られた記憶容量を効率的に利用するようなデータ記憶制御を実行することができる。
2 車両用改造判定装置
5 通信信号線
30 データ記憶装置
31 一時記憶部
32 制御部
33 不揮発性記憶部
40 制御部
50 PC
Claims (5)
- 車両に搭載される各システムが改造されているか否かを判定する車両用改造判定装置において、
エンジンシステムと、トランスミッションシステムと、ABS/VSC/TCSシステムと、エアバックシステムと、ナビゲーションシステムと、インテリジェントコントロールクルーズシステムと、ABCペダルシステムと、ステアリングシステムと、コントロールユニットシステムと、メータシステムと、のうちの、前記エンジンシステムを含む少なくとも2つのシステムにて使用される制御信号を取得する制御信号取得手段と、
前記制御信号取得手段にて取得された各システムの制御信号を、所望のサンプリング時間毎に記憶する記憶手段と、
システムの性能を判断するための判定式が設定され、前記記憶手段に記憶された各種の制御信号が、前記判定式を満足するか否かを判断し、この判断結果に基づいて、各システムに改造が施されたかどうかを判断する改造判定手段と、
を備え、
前記改造判定手段は、更に、前記エンジンシステムにて使用される制御信号に基づいて、エンジン系の排気量変更の判定方法についてのマップを生成し、このマップに基づいて、エンジン系に改造が施されたか否かを判断すること
を特徴とする車両用改造判定装置。 - 前記制御信号取得手段によって取得される複数の制御信号を、常に所定の精度を保持する必要のある制御信号と、常に前記所定の精度を保持する必要のない制御信号とに大別し、
大別したそれぞれの制御信号に応じたサンプリング時間で、該制御信号を前記記憶手段に記憶するように御する記憶制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用改造判定装置。 - 前記記憶制御手段は、常に前記所定の精度を保持する必要のない制御信号を、特定の条件下となった場合にのみ、前記所定の精度を保持する必要のある制御信号と同じサンプリング時間で前記記憶手段に記憶させ、
前記特定の条件下とならなかった場合には、前記所定の精度を保持する必要のある制御信号よりも長いサンプリング時間で前記記憶手段に記憶させるよう制御すること
を特徴とする請求項2に記載の車両用改造判定装置。 - 前記記憶制御手段は、所定期間内の前記サンプリング時間毎に取得されるサンプリングデータの最大値、最小値を取得し、所定期間内の前記サンプリング時間毎に取得されるサンプリングデータから平均値を算出して前記記憶手段に記憶させるよう制御すること
を特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の車両用改造判定装置。 - 車両に搭載される各システムが改造されているか否かを判定する車両用改造判定方法において、
エンジンシステムと、トランスミッションシステムと、ABS/VSC/TCSシステムと、エアバックシステムと、ナビゲーションシステムと、インテリジェントコントロールクルーズシステムと、ABCペダルシステムと、ステアリングシステムと、コントロールユニットシステムと、メータシステムと、のうちの、前記エンジンシステムを含む少なくとも2つのシステムにて使用される制御信号を取得する制御信号取得ステップと、
前記制御信号取得ステップにて取得された各システムの制御信号を、所望のサンプリング時間毎に記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップにて記憶された各種の制御信号が、システムの性能を判断する判定式を満足するか否かを判断し、この判断結果に基づいて、各システムに改造が施されているか否かを判断する改造判定ステップと、
を備え、
前記改造判定ステップは、更に、前記エンジンシステムにて使用される制御信号に基づいて、エンジン系の排気量変更の判定方法についてのマップを生成し、このマップに基づいて、エンジン系に改造が施されたか否かを判断すること
を特徴とする車両用改造判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007203004A JP5277584B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007203004A JP5277584B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009035207A JP2009035207A (ja) | 2009-02-19 |
JP5277584B2 true JP5277584B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=40437505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007203004A Expired - Fee Related JP5277584B2 (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5277584B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102084408B1 (ko) * | 2018-12-26 | 2020-04-24 | 쌍용자동차 주식회사 | Lcd 온도 데이터를 이용한 헤드 유닛의 무단개조 방지장치 및 방법 |
CN112815082A (zh) * | 2019-11-15 | 2021-05-18 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的控制装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5387637B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2014-01-15 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
KR101526881B1 (ko) * | 2013-11-12 | 2015-06-09 | 현대오트론 주식회사 | 엔진 튜닝 판단을 위한 차량용 전자 제어 장치 및 방법 |
GB2548831A (en) * | 2016-03-29 | 2017-10-04 | Delphi Int Operations Luxembourg Sarl | Method of detecting use of tuning kit |
JP6565866B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2019-08-28 | 株式会社デンソー | 不正防止装置及び不正防止ユニット |
KR102417383B1 (ko) * | 2016-12-15 | 2022-07-06 | 현대자동차주식회사 | 임의 조작 장치를 검출하는 방법 |
JP7334602B2 (ja) | 2019-12-06 | 2023-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
KR102356315B1 (ko) * | 2021-07-05 | 2022-02-08 | 비테스코 테크놀로지스 게엠베하 | 엔진 튜닝칩 검출 장치 및 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3458417B2 (ja) * | 1993-09-29 | 2003-10-20 | マツダ株式会社 | 車両の制御装置 |
JP2006063873A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Suzuki Motor Corp | 過給機付きエンジンの管理装置 |
JP2007055356A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Denso Corp | 車載用電子機器の制御装置 |
-
2007
- 2007-08-03 JP JP2007203004A patent/JP5277584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102084408B1 (ko) * | 2018-12-26 | 2020-04-24 | 쌍용자동차 주식회사 | Lcd 온도 데이터를 이용한 헤드 유닛의 무단개조 방지장치 및 방법 |
CN112815082A (zh) * | 2019-11-15 | 2021-05-18 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的控制装置 |
US11305781B2 (en) | 2019-11-15 | 2022-04-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control device |
CN112815082B (zh) * | 2019-11-15 | 2022-05-10 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的控制装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009035207A (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5277584B2 (ja) | 車両用改造判定装置及び車両用改造判定方法 | |
CN106564494A (zh) | 用于控制具有自动驾驶系统的车辆的方法和系统 | |
CN105799617B (zh) | 用于确定物体传感器的未对准的方法 | |
US9355319B2 (en) | System and method for detecting road surface conditions | |
US20210171050A1 (en) | System for evaluating vehicle performance | |
CN106043279B (zh) | 基于侧风影响的车道偏移控制系统及其控制方法 | |
US11505015B2 (en) | Determining a tire pressure status in a vehicle | |
US20160347175A1 (en) | Vehicle speed control apparatus and vehicle speed limiting apparatus | |
CN103661392A (zh) | 用于停止/起动车辆的制动施加和释放检测 | |
CN103661384B (zh) | 用于停止/起动车辆的起步准备的动态滤波 | |
Cho et al. | Design of an airbag deployment algorithm based on precrash information | |
US8666563B2 (en) | Determination apparatus for determining erroneous application of accelerator rather than brake | |
CN103612599A (zh) | 一种车辆报警系统 | |
CN110121451A (zh) | 先行车辆判定装置和车辆控制系统 | |
KR20130063294A (ko) | 차량의 상태정보 기반 긴급제동 제어 장치 및 그 방법 | |
BR102016023026A2 (pt) | método para determinar uma mudança de resistência do ar percebida por um veículo automotor | |
CN108062856B (zh) | 一种基于车载obd接口的车辆碰撞检测系统及方法 | |
SE534023C2 (sv) | System och metod för att hålla körtider | |
CN113968231A (zh) | 一种符合驾驶员习惯的智能驾驶员模型参数确定方法 | |
KR101417770B1 (ko) | 차량의 기울기 검출 방법 및 장치 | |
CN110139780B (zh) | 使用低计算开销检测车辆的轻度撞击 | |
CN108956156A (zh) | 车辆的制动抱死系统的性能测试方法及其装置 | |
US20200377127A1 (en) | Vehicle control system and vehicle control interface | |
Prosser | Automotive sensors: past, present and future | |
JP2004517278A (ja) | 車両の走行状態の監視システム及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5277584 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |