JP5277110B2 - データ検索方法,データ検索装置,データ検索プログラム - Google Patents

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本発明は、ユーザーから入力された検索キーに類似したデータを検索するデータ検索技術に係り、特に画像の特徴量を利用した類似画像検索および入力された画像の認識支援やアノテーションに関する。
従来、画像検索を行うには、検索キー(画像など)と検索対象データ(画像など)との特徴量を計算し、特徴量における検索キーとの類似度順に検索対象データを提示する手法がある。
例えば、非特許文献1では、画像における色相,彩度,輝度,テクスチャー等の複数の特徴量を多次元空間中の位置(ベクトル)として計算し、個々の特徴量の大きさをベクトルの距離で表現し、複数の特徴量の距離を重みベクトルで統合して、検索キーとの距離が小さい検索対象データから順に提示している。
個々の画像i,jは複数のベクトル形式の特徴量k=1,…,Kを持つと仮定すると画像iと画像jの特徴量kでの距離は下記(1)式となる。
Figure 0005277110
さらに、図7の従来における特徴量検索の説明図に示すように、重みベクトルw1で統合した検索キー画像aと検索対象データ画像bとの距離dijは、下記(2)式となる。
Figure 0005277110
検索結果は、図8の従来における特徴量検索の説明図に示すように、この距離dijの小さい順に検索対象データ画像bが提示される。
また、図9,図10の重みベクトルwを変更した場合の特徴量検索の説明図に示すように、重みベクトルwをw2に変更することにより検索キー画像aと検索対象データ画像bの特徴量における距離dijが変わる。そのため、提示される検索対象データ画像bの順序も変わる。このように、ユーザーは重みベクトルwを指定することにより、適切な検索対象データ画像の提示順序を選択することができる。
さらに、検索対象データ画像にテキストの説明文が付与されている場合は、検索キーを入力する際にユーザーが追加情報を入力することにより、その追加情報を含む説明文が付与されている検索対象データ画像を先に提示させる方法がある(テキスト検索による方法)。例えば、図11は従来のテキスト検索によるデータ検索方法の説明図であり、検索対象データ画像3に“りんご”,検索対象データ画像4に“みかん”,検索対象データ画像5に“かき”と説明文が付与されている。このような場合、検索キー画像に対して“りんご”と追加情報を付与することにより、“りんご”と説明文が付与された画像3を検索することができる。
串間和彦、赤間浩樹、紺谷精一、木本晴夫、山室雅司、「オブジェクトに基づく高速画像検索システム:ExSight」情報処理学会論文誌(ジャーナル)1999年2月Vol.40 No.2,pp.732−741
上述した従来の特徴量の類似度順に検索対象データを提示する方法では、ユーザーが個々の特徴量の重みを指定する必要がある。しかしながら、例えば、特徴量が10種類ある場合、その特徴量を使う/使わないの2段階だけを選択したとしても、重みのバリエーションは210=1024となり、特徴量における重みの設定を適切に行うのは困難であった。
また、従来のテキスト検索による方法では、検索対象データに正しい説明文が付与されていない場合、適切な順番で候補の検索対象データ画像を提示することができない。例えば、図12は従来におけるテキスト検索による方法の説明図を示し、検索対象データ画像(りんご)6に“りんご”と説明文が付与され、検索対象データ画像(りんご)7に説明文が付与されず、検索対象データ画像(なし)8に“りんご”と説明文が付与されている。このような場合、検索キーに対して“りんご”と追加情報を付与して検索しても、検索対象データ画像(りんご)7を検索することができず、さらに、誤った説明文が付与されている検索対象データ画像(なし)8を検索してしまう。
本発明は、上記問題を解決するものであり、入力された検索キーおよび追加情報を用いて、適切な順番で検索対象データを提示することを解決課題としている。
そこで、本発明は、前記課題を解決するために、重みベクトルを自動調整する。すなわち、検索キーに付与される追加情報を含む関連情報が付与された検索対象データの検索キーとの距離が小さく、前記検索キーに付与される追加情報を含む関連情報が付与されない検索対象データの検索キーとの距離が大きくなるように統合ベクトルを自動計算するものである。
検索キーと予め記憶された検索対象データとの複数の特徴量を多次元空間中におけるベクトルとして計算し、特徴量における検索キーとの類似度順に前記検索対象データを提示するデータ検索装置が行うデータ検索方法であって、データ検索装置の距離計算手段が、検索キーと前記検索対象データとの複数の特徴量における距離を計算する距離計算ステップと、データ検索装置の並べ替え手段が、前記距離計算ステップで計算された距離と、追加情報入力手段を通じてデータ検索装置に入力された検索を行う際にヒントとなる追加情報とに基づいて、検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含む場合を正解でy i =+1、および検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含まない場合を不正解でy i =−1として、下記式の不正解数Lを最小化することで、追加情報を含む関連情報が付与された検索対象データの検索キーとの距離が小さく、また、追加情報を含む関連情報が付与されない検索対象データの検索キーとの距離が大きくなる統合ベクトルを算出し、前記検索対象データの検索キーとの複数の特徴量における距離を前記統合ベクトルに基づいて統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替える第1並べ替えステップと、を有することを特徴とする。
Figure 0005277110
検索キーと予め記憶された検索対象データとの複数の特徴量を多次元空間中におけるベクトルとして計算し、特徴量における検索キーとの類似度順に前記検索対象データを提示するデータ検索装置であって、検索キーと前記検索対象データとの複数の特徴量における距離を計算する距離計算手段と、検索を行う際にヒントとなる追加情報を入力する追加情報入力手段と、前記距離計算手段で計算された距離と、前記追加情報とに基づいて、検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含む場合を正解でy i =+1、および検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含まない場合を不正解でy i =−1として、下記式の不正解数Lを最小化することで、追加情報を含む関連情報が付与された検索対象データの検索キーとの距離が小さく、また、追加情報を含む関連情報が付与されない検索対象データの検索キーとの距離が大きくなる統合ベクトルを算出し、前記検索対象データの検索キーとの複数の特徴量における距離を前記統合ベクトルに基づいて統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替える並べ替え手段と、を備えたことを特徴とする。
Figure 0005277110
なお、本発明は、前記データ検索装置を構成する各手段として、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成することができる。このプログラムは記録媒体に格納した態様でも提供できる。
以上の説明で明らかなように、本発明のデータ検索手段は、入力された検索キーおよび追加情報を用いて、適切な順番で検索対象データを提示することができる。
本発明の実施形態1に係るデータ検索装置のブロック図。 同 処理フローチャート。 同 追加情報によりフラグが付けられた検索対象データを示す図。 本発明の実施形態2に係るデータ検索装置のブロック図。 同 統合情報登録時の処理フローチャート。 同 統合情報利用時の処理フローチャート。 従来の特徴量検索の説明図。 従来の特徴量検索の説明図。 重みベクトルを変更した場合の特徴量検索の説明図。 重みベクトルを変更した場合の特徴量検索の説明図。 従来のテキスト検索方法の説明図。 従来のテキスト検索方法の説明図。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係るデータ検索装置10は、図1に示すように、検索キーとなるデータ(画像など)を入力するキー入力部12と、このキー入力部12に入力された検索キーの特徴量を計算する特徴量計算部13と、検索を行う際にヒントとなる情報(語句など;以下、追加情報と称する)を入力する追加情報入力部14と、予め検索対象となるデータ(画像など)と、その検索対象データの複数の特徴量および関連情報(テキストの説明文等;以下、説明文と称する)を記憶するデータ蓄積部15と、特徴量計算部13で算出された検索キーの特徴量と、データ蓄積部15に記憶された検索対象データの特徴量と、の距離を計算する距離計算部16と、距離計算部16で算出された複数の特徴量における距離を、追加情報入力部14で入力された追加情報に基づいて統合し、検索対象データを提示する順序を並べ替える並べ替え部17と、を有する。この前記データ検索装置10は、コンピュータのハードウェア資源(CPU,メモリ,ハードディスクドライブ装置,通信インターフェイス等)とソフトウェアとの協働の結果、機能する。なお、符号11はユーザー,符号18はデータ提示部,符号19はモニターを示す。
前記キー入力部12は、ハードディスクドライブ装置、RAID装置、CD−ROMなどの記録媒体を利用する形態、またはネットワークを介してリモートなデータ資源を利用する形態でもどちらでも構わない。また、前記データ蓄積装置15は、前記検索対象データの特徴量と説明文を記憶できるものであれば、メモリ(RAM)やハードディスクドライブ装置等あるいはネットワークで接続されたサーバなど蓄積手段の如何は問わないものとする。
≪前記データ検索装置10の処理ステップ≫
以下、前記データ検索装置10の処理ステップ(S01〜S08)を図2のフローチャートに基づき説明する。
ここでは、予め検索対象となるデータ(画像など)について、特徴量(本実施形態1の場合は輝度,色相の2つ)を計算し、説明文と共にデータ蓄積部15に記憶しておくものとする。
S01:キー入力部12により、ファイル,ネットワーク等から検索キーとなるデータ(画像など)を入力する。
S02:特徴量計算部13で、キー入力部12により入力された検索キーの特徴量を計算する。
画像の縦横の画素数をheight,widthとし、各画素のRGB値(Rij,Gij,Bij)は0〜255とすると、各画素の輝度Vijは下記(3)式,色相Hijは下記(4)式となる。
Figure 0005277110
輝度Vijの特徴量は8段階のヒストグラムとなり下記(5)式から算出され、色相Hijの特徴量は8段階のヒストグラムとなり下記(6)式から算出される。
Figure 0005277110
S03:距離計算部16により、特徴量計算部13で計算された検索キーとデータ蓄積部15に蓄積された検索対象データとの特徴量における距離が計算される。検索キーと検索対象データの輝度および色相の距離は、例えば、l1距離で下記(7)式,(8)式により算出される。
Figure 0005277110
S04:S03の処理ステップをデータ蓄積部15に記憶された全ての検索対象データにおいて実行する。
S05:S02〜S04の処理ステップを全ての特徴量(本実施形態1の場合、輝度,色相の2つ)において実行する。
S06:ユーザー11が追加情報入力部14(例えば、キーボード等)により、検索キーの追加情報を入力する。
S07:追加情報入力部14でユーザー11が入力した追加情報を含む説明文が付与された検索対象データはユーザー11の要求に沿ったデータである可能性が高い。そのため、並べ替え部17により、追加情報入力部14で入力された追加情報を含む説明文が付与された検索対象データと、入力された追加情報を含む説明文が付与されない検索対象データとを適切に分離する統合方法を求める。検索キーと検索対象データi(i=1,…,N)との特徴量における距離をxiとすると下記(9)式で表せる。この距離xiを重みベクトル(統合ベクトル)wにより加重和で統合すると、検索対象データiの統合された距離diは下記(10)式となる。
Figure 0005277110
検索対象データiのフラグyiを下記(11)式とすると、誤分類されたデータ数Lは下記(12)式で近似される。
Figure 0005277110
上記(12)式のCは定数を示し、本実施形態では20であるが、20に限るものではない。
この誤分類されたデータ数Lを最小化するwが適切な重みベクトル(統合ベクトル)となる。前記データ数Lは、Lの勾配により下記(13)式が計算できる。そのため、前記データ数Lが最小となる重みベクトル(統合ベクトル)wは、共役勾配法や最急降下法で算出することができる。
Figure 0005277110
算出された重みベクトル(統合ベクトル)wを前記(10)式に代入して複数の特徴量における距離を統合した距離diを算出し、この距離diの小さい順に検索対象データを並べ替え、データ提示部18に出力する。
S08:データ提示部18により、S07で並べ替えられた順序で検索対象データをモニター29等で提示する。
≪具体例≫
以下、前記データ検索装置10のデータ検索方法の具体例を説明する。
表1はデータ蓄積部15の蓄積データ例を示している。ここでは、データ蓄積部15の検索対象データとして、りんごの画像が5枚(画像番号1〜5),その他の画像が7枚(画像番号6〜12)格納されている。画像データ番号1〜5の検索対象データ画像のうち4つの検索対象データ画像(画像番号1,3〜5)には正しく“りんご”と説明文が付与され、1つの検索対象データ画像(画像番号2)には説明文が付与されていない。また、その他の検索対象データ画像(画像番号6〜12)のうち一つの検索対象データ画像(画像番号12)に誤って“りんご”と説明文が付与されている。
Figure 0005277110
検索キー入力(S01):キー入力部12により、ユーザー11が検索キーとして、りんごの画像を入力する。
特徴量計算および距離計算(S02〜S05):S02〜S05の処理の結果、検索キーと検索対象データの特徴量における距離が下記表2の距離の項目に示すようになったとする。なお、表2の正解/不正解の項目は説明の都合上記載したもので、この情報はデータ検索に利用できない。
Figure 0005277110
追加情報入力(S06):ユーザー11が追加情報入力部14により、検索キーの追加情報として“りんご”と入力する。
距離の統合,データ提示(S07,S08):図3の追加情報によりフラグが付けられたデータ図に示すように、並べ替え部17は、ユーザー11が入力した検索キーとの距離が計算された検索対象データに対して、説明文に“りんご”を含むものにフラグ+1,含まないものにフラグ−1を付与する。
説明文に“りんご”が付与された検索対象データを先に提示する方法の場合は、正解である画像番号2の検索対象データが先に提示されず、不正解である画像番号12の検索対象データが先に提示されることとなる。そのため、説明文に“りんご”が付与されている検索対象データを先に提示する方法では問題が生じる。
また、重みベクトル(統合ベクトル)wの最適化を行わずに、重みベクトル(統合ベクトル)の初期値w=(1,1)で距離を統合すると下記の表3に示すように、3番目に不正解の検索対象データ(画像番号6)が提示されてしまう。
Figure 0005277110
前記(12)式の誤分類されたデータ数Lを最小化する重みベクトル(統合ベクトル)wを算出する。この具体例では、重みベクトル(統合ベクトル)w=(1.038,2.024)のとき、誤分類されたデータ数Lが最小値L=−7.99445となる。最適化された重みベクトル(統合ベクトル)wで距離を統合した結果、下記の表4に示すように正しい順序で検索対象データが提示される。
Figure 0005277110
以上述べたように、前記データ検索装置10によれば、複数の特徴量による距離の統合をユーザー11に意識させることなく、追加情報を入力するだけで適切に行うことができる。
また、追加情報のみでの検索では、検索対象データに付与された説明文の欠落や誤りに対応できず、検索漏れや検索誤りが生じる。しかし、本実施形態1では、複数の特徴量を統合した距離で並べ替えを行うため、説明文が付与されない検索対象データも適切な順序で提示することができる。さらに、誤った説明文が付与された検索対象データについても適切な順序で提示することができる。
[実施形態2]
図4は、本発明の実施形態2に係るデータ検索装置の構成例を示している。このデータ検索装置20は、前記データ検索装置10に統合情報管理部30を追加したものである。
統合情報管理部30は、検索キーに追加情報が付与された場合は、検索キーの特徴量,追加情報から算出された統合情報(統合ベクトル)を登録(記憶)し、検索キーに追加情報が付与されない場合は、検索キーの特徴量に応じた統合情報(統合ベクトル)を並べ替え部27に出力する。
以下、前記データ検索装置20の検索キーに追加情報が付与された場合(統合情報登録時)における処理ステップ(S11〜S19)を、図5のフローチャートに基づき説明する。
図5に示すように、S11〜S17の処理ステップは、実施形態1におけるS01〜S07と同様の処理が実行される。
S18:下記の表5に示すように、本実施形態2の場合、統合情報管理部30は統合情報として、統合情報番号i,特徴量計算部23で算出された検索キーの特徴量(輝度特徴量fi,V,色相特徴量fi,H),並べ替え部27で算出された統合ベクトルwiを記憶する。
Figure 0005277110
S19:データ提示部18により、S17で並べ替えられた順序で検索対象データをモニター29等により提示する。
次に、前記データ検索装置20の検索キーに追加情報が付与されない場合(統合情報利用時)における処理ステップ(S21〜S28)を図6のフローチャートに基づき説明する。
図6に示すように、S21〜S25の処理ステップは、実施形態1におけるS01〜S05と同様の処理が実行される。
S26:統合情報管理部30は、その統合情報管理部30に記憶された統合情報の中から、特徴量計算部23で計算された検索キーの輝度・色相の特徴量f検索キー,V,f検索キー,Hとの距離が一番近い統合情報の統合ベクトルwを並べ替え部27に出力する。
S27:並べ替え部27において、S26で取得した統合情報の統合ベクトルwに基づいて、距離計算部26で算出された検索キーと検索対象データとの複数の特徴量における距離xiを統合して距離diを算出(前記(10)式により算出)し、この距離diの小さい順に検索対象データを並べ替え、データ提示部28に出力する。
S28;データ提示部28により、S27で並べ替えられた順序で検索対象データをモニター29等で提示する。
≪S26の具体例≫
以下、S26の処理ステップ(統合情報の取得(利用))の具体例を説明する。
入力された検索キーと統合情報管理部30に登録されている統合情報との距離は、下記(14)式により算出される。
Figure 0005277110
統合情報管理部30に下記の表6に示す統合情報が登録(記憶)されたとする。
Figure 0005277110
ユーザー21によりキー入力部22で入力された検索キーの特徴量(本実施形態2の場合、輝度,色相)は、下記(15)式,(16)式であったとする。
Figure 0005277110
このような場合、キー入力部22で入力された検索キーと統合情報との複数の特徴量を統合ベクトルwで統合された距離はそれぞれ下記(17)式,(18)式,(19)式となる。このうち、該距離が最小である統合情報番号1の統合情報が選ばれ、その統合ベクトルwである下記(20)式が並べ替え部27に出力される。
Figure 0005277110
前記データ検索装置20によれば、前記データ検索装置10と同様の作用効果の他、ユーザー21が入力した検索キーと追加情報、およびその際の統合情報を管理することで、類似した検索キーが入力された際には、追加情報の入力なしに複数の特徴量による距離の統合を行うことができる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、本実施形態1,2では、各特徴量の距離をl1距離で計算したが、l2距離やχ2(カイ二乗)距離を用いることも可能である。
また、本発明は、前記データ検索装置10,20の各手段12〜17,22〜27,30の一部もしくは全部として、コンピュータを機能させるプログラムとしても構成することができる。この場合には、S01〜S08,S11〜S19,S21〜S28の全てのステップあるいは一部のステップをコンピュータに実行させる。
このプログラムは、webサイトや電子メールなどネットワークを通じて提供することができる。また、プログラムは、CD−ROM,DVD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW,MO,HDD,Blu−ray Disk(登録商標)などの記録媒体に記録して、保存・配布することも可能である。この記録媒体は、記録媒体駆動装置を利用して読み出され、そのプログラムコード自体が前記実施形態1,2の処理を実行するので、該記録媒体も本発明を実行する。
10,20…データ検索装置
11,21…ユーザー
12,22…キー入力部
13,23…特徴量計算部
14,24…追加情報入力部
15,25…データ蓄積部
16,26…距離計算部
17,27…並べ替え部
18,28…データ提示部
19,29…モニター
30…統合情報管理部

Claims (5)

  1. 検索キーと予め記憶された検索対象データとの複数の特徴量を多次元空間中におけるベクトルとして計算し、特徴量における検索キーとの類似度順に前記検索対象データを提示するデータ検索装置が行うデータ検索方法であって、
    データ検索装置の距離計算手段が、検索キーと前記検索対象データとの複数の特徴量における距離を計算する距離計算ステップと、
    データ検索装置の並べ替え手段が、前記距離計算ステップで計算された距離と、追加情報入力手段を通じてデータ検索装置に入力された検索を行う際にヒントとなる追加情報とに基づいて、検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含む場合を正解でy i =+1、および検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含まない場合を不正解でy i =−1として、下記式の不正解数Lを最小化することで、追加情報を含む関連情報が付与された検索対象データの検索キーとの距離が小さく、また、追加情報を含む関連情報が付与されない検索対象データの検索キーとの距離が大きくなる統合ベクトルを算出し、前記検索対象データの検索キーとの複数の特徴量における距離を前記統合ベクトルに基づいて統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替える第1並べ替えステップと、
    を有することを特徴とするデータ検索方法。
    Figure 0005277110
  2. データ検索装置の統合情報管理手段が、前記第1並べ替えステップで算出された統合ベクトルを含む統合情報を記憶する統合情報記憶ステップと、
    データ検索装置の統合情報管理手段が、入力手段に追加情報が入力されない場合に、前記統合情報記憶ステップで記憶された統合情報の中から、検索キーと特徴量が一番近い統合情報の統合ベクトルを並べ替え手段に出力する統合情報出力ステップと、
    データ検索装置の並べ替え手段が、前記統合情報出力ステップで出力された統合情報の統合ベクトルに基づいて前記検索対象データの検索キーとの複数の特徴量における距離を統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替える第2並べ替えステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載のデータ検索方法。
  3. 検索キーと予め記憶された検索対象データとの複数の特徴量を多次元空間中におけるベクトルとして計算し、特徴量における検索キーとの類似度順に前記検索対象データを提示するデータ検索装置であって、
    検索キーと前記検索対象データとの複数の特徴量における距離を計算する距離計算手段と、
    検索を行う際にヒントとなる追加情報を入力する追加情報入力手段と、
    前記距離計算手段で計算された距離と、前記追加情報とに基づいて、検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含む場合を正解でy i =+1、および検索対象データに付与された関連情報が追加情報を含まない場合を不正解でy i =−1として、下記式の不正解数Lを最小化することで、追加情報を含む関連情報が付与された検索対象データの検索キーとの距離が小さく、また、追加情報を含む関連情報が付与されない検索対象データの検索キーとの距離が大きくなる統合ベクトルを算出し、前記検索対象データの検索キーとの複数の特徴量における距離を前記統合ベクトルに基づいて統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替える並べ替え手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ検索装置。
    Figure 0005277110
  4. 前記並べ替え手段で算出された統合ベクトルを含む統合情報を記憶し、追加情報入力手段に追加情報が入力されない場合、前記記憶した統合情報の中から、検索キーと距離が一番近い統合情報の統合ベクトルを並べ替え手段に出力する統合情報管理手段をさらに備え、
    前記並べ替え手段が、追加情報入力手段に追加情報が入力されない場合、統合情報管理手段から出力された統合情報の統合ベクトルに基づいて、前記検索対象データの検索キーとの距離を統合して、検索対象データを提示する順序を並べ替えることを特徴とする請求項3記載のデータ検索装置。
  5. 請求項3〜4に記載のデータ検索装置として、コンピュータを機能させることを特徴とするデータ検索プログラム。
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