JP5276106B2 - モバイルノードの位置更新 - Google Patents

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Description

本発明はモバイルノードの位置更新方法に関する。
既知のように、モバイルホストは複数の中の1つのアクセスポイントを介して固定通信ネットワークに接続することができる。各アクセスポイントは定められた地理的カバレージエリアを有し、モバイルホストが移動する場合、モバイルホストがあるアクセスポイントがサービスを提供する地理的エリアから別のアクセスポイントがサービスを提供する地理的エリアへと移ると、モバイルホストはあるアクセスポイントから別のアクセスポイントへと渡される。この処理は「ハンドオフ」と呼ばれる。モバイルホストはモバイル電話機、ラップトップコンピュータ、形態情報端末、などのようなモバイル消費者デバイスでありうる。
モバイルノードをあるアクセスポイントから別のアクセスポイントへとハンドオフする場合、モバイルホストのユーザが通信の切断または妨害を経験しないことが望ましく、これに必要なのは、モバイルホストをあるアクセスポイントから別のアクセスポイントにハンドオフする場合、他のホストがモバイルホストの新しいアクセスポイントを知るようにすることである。従ってモバイルホストをハンドオフすると、モバイルホストは位置更新メッセージを他のホストに送信し、モバイルホストの新しい位置を他のホストに知らせる。
図1はモバイルホストの従来のハンドオフ処理を図示する。モバイルホスト2がネットワークへのアタッチを変更する場合、モバイルホスト2の新しい位置を通知する位置更新メッセージの送信によって、モバイルホスト2は自分のピアホスト1に自分の新しい位置について知らせる(ステップ1)。モバイルホスト2はピアホスト1のそれぞれに位置更新メッセージを送信する−即ちモバイルホストはピアホストの存在と同じ数だけステップ1を実行する。
ピアホストが位置更新メッセージを受信すると、位置更新メッセージで主張する新しい位置にモバイルホストがいることをピアホストは検証しなければならない。これを行わなければ、モバイルプロトコルはリダイレクションおよびサービス拒否(DoS、Denial-of- Service)攻撃に対して脆弱となるだろう。
図1のハンドオフ処理において、それ故、各ピアホストはピアホストが受信した位置更新メッセージで主張される新しい位置について、到達可能性テストを実行する。図1に示す1回の往復到達可能性テストは、位置更新メッセージで主張される、モバイルホストの新しい位置へと送られる到達可能性チャレンジメッセージに基づく(ステップ2)。モバイルホストがその位置にいれば、ピアホストへの応答の返信によりモバイルホストは到達可能性チャレンジに応答する(ステップ3)。ピアホストで応答を受信することは、位置更新メッセージが真正であったことを示し、ピアホストは次いで(図1に概略的に示すような、モバイルホストとピアホストとの間でのペイロードデータの伝送により)位置更新メッセージで主張する新しい位置にあるモバイルホストと通信することができる。ピアホストの存在と同じ数だけステップ2およびステップ3が実行される。
しかしながら、ピアホストが位置更新メッセージで主張するモバイルホストの新しい位置に到達可能性チャレンジを送信するが、満足な応答を受信しなければ、これが示すのは位置更新メッセージが真正でなかったかもしれないことである。ピアホストはこの場合位置更新メッセージの廃棄を選択することができる。
図1の方法はモバイルホストの場合に必要な信号通信を図示する。ネットワークモビリティを提供するためにモバイルルータを使用することも既知である。そこで、モバイルホストからピアホストへのメッセージは、モバイルルータを介して送信される。このような場合、あるアクセスポイントがサービスを提供する地理的エリアから、別のアクセスポイントがサービスを提供する地理的エリアへとモバイルルータが移る時に、モバイルルータもまたハンドオフを経験するであろう。ハンドオフでは、図1に示すのと同様なメッセージ交換において、モバイルルータは各ピアホストと3つの通信メッセージを交換しなければならない。
本発明の第1の態様は通信ネットワーク内におけるモバイルノードとエンドホストとの間の位置更新通信を容易にする方法を提供し、本方法は以下のステップを含む:
a) 1つまたは複数のエンドホストとプロキシとの間に信頼関係を確立するステップ;
b) モバイルノードとプロキシとの間で位置更新を実行するステップ;および
c) プロキシから、プロキシと信頼関係を有するエンドホスト(単数または複数)へと、位置更新メッセージを送信するステップ。
図1の従来のハンドオフ処理は、各エンドホストに対して、モバイルホストとの到達可能性テストの実行を要求することがわかる。これが要求するのは、モバイルホストと各エンドホストとが、3つのメッセージ−位置更新メッセージと、到達可能性チャレンジと、チャレンジへの応答と、を交換することである。各エンドホストでのモバイルホストの位置の更新に必要なメッセージ総数Nは、それ故、3×エンドホスト数である。消費者デバイスの大きさおよび重量を削減することに対する消費者からの圧力により、多くのモバイル消費者デバイスは限られたバッテリー電力しか有さない。それ故消費電力の削減のために、ハンドオフに必要な通信メッセージ数の削減が望ましい。
本発明は1つまたは複数のエンドホストが、自分の代わりに位置更新通信を実行することを、プロキシに許可する方法を提供する。複数のエンドホストが位置更新通信の実行をプロキシに許可することができる。モバイルホストをハンドオフする場合、モバイルホストは、1つまたは複数のエンドホストではなくプロキシとの、好ましくは到達可能性テストを含む位置更新通信を実行する。位置更新通信を満足に完了すると、プロキシはプロキシを許可したエンドホスト(単数または複数)にモバイルホストの新しい位置を送信し−エンドホスト(単数または複数)は次いで新しい位置にあるモバイルホストとデータを交換することができる。複数のエンドホストが同じプロキシを許可すれば、モバイルノードは複数のエンドホストではなく1つのプロキシと通信すればよいので、本発明は従って必要な位置更新通信メッセージ数を削減することができる。
本発明は以下の利点を提供する:
・ モバイルホストは、1つのエンドホストごとではなく1つのプロキシごとに、1回の位置更新交換を実行すればよい。幾つかのエンドホストは同じプロキシに登録することができる。
・ これはモバイルホスト側およびエンドホスト側の双方において(空中を経る)通知を削減する。
・ モバイルノードが多くのメッセージを処理しなくても良いので、これはハンドオフに必要な総時間を削減する。
ステップ(b)は、プロキシが到達可能性テストを実行することを含んでもよい。ステップ(c)は、到達可能性テストを成功裏に完了する場合にのみ、位置更新メッセージを送信することを含んでもよい。
ステップ(a)は、エンドホスト(単数または複数)によって、自分の代わりに到達可能性テストを実行することを、プロキシが許可されることを含んでもよい。
位置更新の実行前に、エンドホスト(単数または複数)は信頼関係についてモバイルホストに通知してもよい。
エンドホスト(単数または複数)は、モバイルホストとのそれぞれの鍵交換の実行により、モバイルホストに通知することができる。
エンドホスト(単数または複数)は鍵交換において、モバイルホストにプロキシの公開鍵を提供することができる。
本方法はさらに、位置更新の実行前に、モバイルノードとプロキシとの間のセキュリティ関連を確立するステップを含むことができる。
プロキシは、到達可能性テストを実行することの許可の証明を、モバイルノードに提供することができる。
本発明の第2の態様は通信ネットワーク内におけるモバイルノードの位置更新通信を容易にする方法を提供し、本方法は以下のステップを含む:
a) 1つまたは複数のエンドホストから、エンドホストに代わって位置更新通信を実行する許可を、プロキシにおいて受信するステップ;
b) モバイルノードから位置更新メッセージをプロキシにおいて受信するステップ;および
c) プロキシからエンドホスト(単数または複数)に位置更新メッセージを送信するステップ。
第2の態様はプロキシにおいて実行するステップに関係する。
本方法はさらにプロキシが到達可能性チャレンジメッセージをモバイルノードに送信するステップを含むことができる。ステップ(c)は、プロキシが到達可能性チャレンジメッセージに対する成功応答を受信する場合にのみ、プロキシが位置更新メッセージを送信するステップを含むことができる。
ステップ(b)の前に、プロキシからモバイルノードにメッセージを送信し、モバイルノードとプロキシ間にセキュリティ関連を確立することができる。
ステップ(b)の前にプロキシは、到達可能性テストを実行することについての自身への許可の証明を、モバイルノードに送信することができる。
本発明の第3の態様は通信ネットワーク内におけるモバイルノードの位置更新通信を容易にする方法を提供し、本方法は以下のステップを含む:
a) エンドホストに代わりプロキシが位置更新通信を実行する許可を、エンドホストからプロキシへと送信するステップ;
b) プロキシに対する許可をモバイルホストへと知らせるメッセージを、エンドホストからモバイルノードへと送信するステップ;および
c) エンドホストにおいて、モバイルノードの位置更新を含むメッセージをプロキシから受信するステップ。
第3の態様はエンドホストにおいて実行するステップに関係する。
ステップ(b)はプロキシの公開鍵をモバイルノードに送信するピアホストを含むことができる。
本発明の第4の態様は通信ネットワーク内におけるモバイルノードの位置更新通信を容易にする方法を提供し、本方法は以下のステップを含む:
a) エンドホストがプロキシに対して自分に代わって位置更新通信の実行することを許可したという通知を、モバイルノードにおいてエンドホストから受信するステップ;および
b) 位置更新メッセージをモバイルノードからプロキシに送信するステップ。
ステップ(a)に続き、ステップ(b)の前に、モバイルホストはプロキシとの鍵の交換を開始することができる。
モバイルノードはモバイルホストでありうるか、またはモバイルルータでありうる。
本発明の第5の態様は通信ネットワーク内におけるモバイルノードの位置更新通信を容易にするプロキシを提供し、本プロキシは:
a) 1つまたは複数のエンドホストから、1つまたは複数のエンドホストに代わり位置更新通信を実行する許可を受信し;
b) モバイルノードから位置更新メッセージを受信し;かつ
c) モバイルノードの位置更新情報を含むメッセージをエンドホスト(単数または複数)に送信する
ように構成される。
プロキシは到達可能性チャレンジメッセージをモバイルノードに送信するように構成されることができ、到達可能性チャレンジメッセージに対する成功応答を受信する場合にのみ、モバイルノードの位置更新情報を含むメッセージを送信するようにすることができる。
プロキシはさらにエンドホスト(単数または複数)からの許可の受信に続き、モバイルノードとプロキシ間にセキュリティ関連を確立するために、メッセージをモバイルノードに送信するように構成されることができる。
プロキシの、エンドホスト(単数または複数)に代わって位置更新通信を実行することへの許可の証明をモバイルノードに送信するように、プロキシはさらに構成されることができる。
本発明の第6の態様は:
a) エンドホストに代わりプロキシが位置更新通信を実行する許可をプロキシに送信し;
b) プロキシの許可をモバイルノードに通報し、;かつ
c) モバイルノードの位置更新を含む位置更新メッセージをプロキシから受信する
ように構成されたエンドホストを提供する。
エンドホストは、プロキシの公開鍵のモバイルノードへの送信により、プロキシの許可をモバイルノードに知らせるように構成されることができる。
本発明の第7の態様は:
a) エンドホストに代わって位置更新通信を実行することをエンドホストがプロキシに許可したことの通知を、エンドホストから受信し;かつ
b) 位置更新メッセージをプロキシに送信する
ように構成されたモバイルノードを提供する。
モバイルノードはさらに通知の受信に続き、プロキシとの鍵交換を開始するように構成されることができる。
次に添付する図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明することにする。
図1は従来の位置更新通信方法の概要図である。 図2は本発明の第1の実施形態による位置更新通信方法の概要図である。 図3は本発明の第2の実施形態による位置更新通信方法の概要図である。 図4は本発明の方法により得ることができる通信メッセージの削減を図示する。 図5は本発明のさらなる実施形態による位置更新通信方法の概要図である。
図2は本発明の実施形態による位置更新通信方法の概要図である。図2の方法がエンドホストに可能にするのは、プロキシを許可したエンドホスト(単数または複数)に代わってモバイルホストとの位置更新通信を実行することを、(複数のエンドホスト間で共有することができる)プロキシノードに許可することである。エンドホストは標準エンドホストでありうるが、標準エンドホストに限定しない。
図2の方法で、エンドホスト1は、エンドホストに代わって位置更新通信を実行すること、好ましくは到達可能性テストを含む位置更新通信を実行することを、プロキシ3に許可する。位置更新通信の実行をプロキシ3に許可するエンドホスト1の処理は、エンドホスト1とプロキシ3間とに信頼ドメイン4を確立する。
プロキシは例えば事業者ネットワークのエッジルータ、またはエンドホストが信頼する任意のその他のノードでありうる。プロキシ3は例えばサービスプロバイダの境界に位置することができ、従ってプロキシ3は多数のエンドホストにサービスを提供することができる。エンドホストが許可するプロキシ3は、モバイルホストとエンドホストとの間のエンド・ツー・エンド・パケット転送経路上にある必要はない。
エンドホスト1に代わって位置更新通信を実行することをプロキシ3に許可する、エンドホスト1の処理を、ステップ1として図2に示す。一般にステップ1の許可処理はエンドホスト1とプロキシ3間のメッセージ交換を要求することができ、エンドホスト1はプロキシを許可し、プロキシ3は確認メッセージをエンドホストに送信する。許可処理は例えばピアホスト1とプロキシ3との間のHIP(Host Identify Protocol、ホスト識別プロトコル)ベース交換として実装することができる。
許可処理は好ましくは、エンドホストに代わって位置更新通信を実行することをエンドホストがプロキシに許可したことを示す許可証書を、エンドホストがプロキシ3に送信するステップを含むことができる。
次に図2の方法で、エンドホスト1に代わり位置更新通信を実行することをエンドホスト1がプロキシ3に許可したことを、エンドホスト1はモバイルホスト2に知らせる。これをステップ2として図2に示す。このステップは例えば、モバイルホスト2によって開始される、エンドホスト1とモバイルホスト2との間での鍵交換として実装することができ、鍵交換ではエンドホスト1はモバイルホスト2にプロキシ3の公開鍵を提供する。鍵交換は、必要なプロキシ情報を含む新しいパラメータを追加することにより、どちらのホストが鍵交換を開始したのかに応じて例えばHIPのI2パケット又はHIPのR2パケットにおいて実装することができる。
ステップ2を完了すると、モバイルホスト2はエンドホスト1がプロキシ3の背後にあることを知る。以下に記述するように、モバイルホストは位置更新通信の間にこの情報を使用することができる。
図2の方法で、どのモバイルホストがネットワークに接続されるか、及びどのモバイルホストがエンドホストと通信することを望むか、に関係なく、エンドホスト1のネットワークへの接続後に、ステップ1は実行される。モバイルホストがエンドホストとの通信を望む場合、モバイルホスト2によりステップ2が開始される。いつモバイルホストがそれぞれのエンドホストとのコンタクトを望むのかに応じて、異なる時に異なるエンドホストに対してステップ2は実行されることができる。特定のエンドホストに対するステップ2の完了後に、エンドホストはそのモバイルホストに対するピアホストになる。
モバイルホスト2がプロキシの選定に関する情報を受信すると、モバイルホスト2はプロキシとメッセージ交換を開始する、これをステップ3として図2に示す。ステップ3におけるメッセージ交換の目的は、プロキシ3がプロキシサービスを実際に提供することを確認すること、そしてピアホストが「被害ノード」のアドレスをモバイルホストに提供するというありうる攻撃を回避することである。
ステップ3のメッセージは、モバイルホスト2とプロキシ3間のHIPベース交換として実装することができる。例えばHIPメッセージングの登録拡張の使用により、プロキシ3はモバイルホストに確認を提供することができる。一実施形態では、プロキシ3がピアホストに提供しようとするプロキシサービスに関する情報を提供するパラメータを、プロキシ3はR1メッセージに含めることができる。
ステップ3を完了するとそれ故、その時点でモバイルホストに対するピアホストであるエンドホスト1が、エンドホスト1に代わって位置更新通信を実行することをプロキシ3に許可しており、エンドホストはこのことをモバイルホスト2に通知しており、プロキシ3がこのプロキシサービスを真に提供することをモバイルホスト2は確認している。
ステップ1、ステップ2およびステップ3を他のエンドホストに対し繰り返すことができ、他のエンドホストは自身に代わって位置更新通信を実行することをプロキシに許可し、このことをモバイルホストに知らせる。この場合ステップ2の完了に続き、モバイルホスト2はどのエンドホストが特定のプロキシ3の背後にあるのかを知る(そしてステップ3でモバイルホストが確認するのは、プロキシ3がプロキシの背後のエンドホスト(単数または複数)に真にこのプロキシサービスを提供することである)。
本発明によれば、複数のエンドホストは、自身に代わって位置更新通信を実行することを同じプロキシに許可することができるが、エンドホストのそれぞれが同じプロキシを選定することも、または全てのエンドホストのそれぞれがプロキシを選定することも必要ではない。
モバイルホスト2がハンドオフを行う場合、モバイルホスト2は、エンドホスト1がモバイルホスト2の新しい位置を知らされることを保証しなければならない。エンドホスト1が位置更新通信を処理するプロキシ3を選定した場合、本発明の方法ではモバイルホストは位置更新メッセージを直接エンドホストに送信しない。代わりにエンドホストが許可するプロキシ3に位置更新メッセージを送信することにより、モバイルホストはエンドホストに自身の新しい位置を知らせる、このことをステップ4として図2に示す。ステップ2で受信する情報から、モバイルホストはどのエンドホストがプロキシ3の背後に位置するのかを知る。(この情報を例えばルックアップテーブルに蓄積することができ、ルックアップテーブルはエンドホストがプロキシを許可したか否かを示し、許可していたとすれば許可されたプロキシを特定する。)
図1を参照して説明した理由のために、プロキシ3がモバイルホスト2から位置更新メッセージを受信すると、モバイルホストから受信する位置更新メッセージが真正であることを調べるために、プロキシ3は好ましくは到達可能性テストを実行する。それゆえ図2の実施形態において、位置更新メッセージで主張されるモバイルホストの新しい位置に、プロキシ3は到達可能性テストチャレンジを送信する−これが図2のステップ5である。プロキシ3は自体の秘密鍵により到達可能性テストチャレンジに署名し、エンドホストから受信した許可証明書をメッセージに追加することができる。
モバイルホスト2がプロキシ3を信頼するのは、それ(即ち、エンドホスト)が自身に代わって到達可能性テストを実行することをプロキシ3に許可したことを、エンドホスト1はモバイルホストに通知しているからである。従って図2のステップ6で示すように、モバイルホスト2がプロキシ3から到達可能性テストチャレンジを受信すると、モバイルホスト2は応答の送信によりプロキシに応答する。
ステップ6でプロキシにおいて受信する応答が、ステップ5で送信する到達可能性チャレンジに対する満足な応答であれば、これが示すのはモバイルホストから受信する位置更新メッセージが真正であることである。この場合プロキシ3は次いで、位置更新通信の実行をプロキシに許可したエンドホスト(単数または複数)に、モバイルホストの新しい、検証された位置を知らせる。これが図2のステップ7である。
到達可能性チャレンジメッセージへのプロキシ許可証明書の追加を除いて、ステップ4、ステップ5およびステップ6で送信するメッセージは図1の従来システムのメッセージと同じでありうる。
エンドホスト1(単数または複数)は次いで、その新しい位置において、モバイルホスト2とペイロードトラフィックを交換することができ、このことをステップ8として図2に示す。プロキシからの位置更新メッセージにおいて知らされたように、エンドホスト(単数または複数)がモバイルノードの新しい位置にペイロードトラフィックを送信するのは、自身に代わり位置更新通信および到達可能性を実行するプロキシ3をエンドホスト(単数または複数)が信頼しているからである。
エンドホスト1からモバイルホスト2に送信する最初の出力ペイロードトラフィックはステップ6でモバイルホストが送信する到達可能性応答メッセージの確認メッセージとしての役割を果たす。とはいえ所望であれば、別個の確認メッセージをエンドホスト1から送信することができ、これを図2のステップ9として示す。ACKメッセージはプロキシへの応答であり、従ってモバイルノードの位置更新に関する情報がエンドホストに届いたことをプロキシは知る。ステップ7で送信するメッセージのソースアドレスはプロキシのアドレスであり、従ってエンドホストはACKメッセージを直接プロキシに送信することができる。
分かることができるのは、モバイルホストがハンドオフされる場合、図2の方法のステップ4、ステップ5およびステップ6において、プロキシ3との3つのメッセージの交換が必要であることである。プロキシを許可した各エンドホストへ、ステップ7において位置更新メッセージを送信することがプロキシ3にはさらに必要である。図2に示すただ1つのプロキシを許可する簡単な場合の更新メッセージの通知総数Nはそれ故、N=3+NAであり、NAはプロキシ3を許可したエンドホスト数である。
図2はプロキシ3を1つだけ示すが、各エンドホスト1が同じプロキシを許可する必要はない。一般にNEH個のエンドホストがあれば、NEH個のエンドホストは総計N個のプロキシを許可することができ、ここでN≦NEHである。モバイルホストの位置更新を全てのエンドホストに知らせるのに必要なメッセージ通信の総数NはN=3N+NEHである。
図2の方法でステップ9のACKメッセージが必要であれば、モバイルホストのハンドオフ毎に、ステップ4〜8またはステップ4〜9が実行される。プロキシが自身に代わり位置更新通信を実行することをエンドホストが一度プロキシに許可すると、ステップ1、ステップ2およびステップ3が実行される。エンドホストがプロキシの許可を取り消し、別のプロキシを許可することを望まない限り、ステップ1、ステップ2およびステップ3を引き続き繰り返す必要はない。
図2の方法の修正実施形態では、プロキシ3はモバイルホストと直接通信するのではなく、モバイルルータ5と通信する。この修正実施形態を図3に概略的に示す。
図3のステップ1で、エンドホストは自身に代わって位置更新通信を実行することをプロキシに許可する。このステップは図2のステップ1に対応し、その説明は繰り返さないことにする。
ステップ2で、自身に代わって位置更新通信を実行することをプロキシ3にエンドホスト1が許可したことを、エンドホスト1はモバイルホスト2に知らせる。これは図2の方法のステップ2に対応する。
図3の方法は、図2の方法のステップ3に対応するステップ(不図示)を含むことが好ましく、このステップでプロキシ3が実際にプロキシサービスを提供することをモバイルホスト2が検証する。このステップは概して図2のステップ3に対応しよう。
図3の方法でモバイルホスト2がハンドオフされる場合、モバイルホスト2とプロキシ3との間での位置更新通信が生じる。図3が示す方法では、位置更新通信は到達可能性テストを含み、従って位置更新通信は、モバイルホスト2がプロキシ3に位置更新メッセージを送信することと(ステップ3)、プロキシ3がモバイルホストに到達可能性テストチャレンジを送信することと(ステップ4)、モバイルホスト2が到達可能性テストに対する応答を送信することと(ステップ4)、を含む。モバイルホスト2が到達可能性テストチャレンジに対し満足な応答を送信すれば、通信プロキシは次いでエンドホスト(単数または複数)にモバイルホストの新しい、検証された位置を知らせる(ステップ5)。エンドホスト(単数または複数)は次いで新しい位置のモバイルホストにペイロードトラフィックを送信することができる。
図3の方法のステップ3、ステップ4、及びステップ5はそれぞれ図2の方法のステップ4、ステップ5とステップ6、及びステップ7に対応し、その説明は繰り返さないことにする。
所望であれば、通信プロキシから受信する位置更新メッセージに応答して、エンドホストは確認メッセージを送信することができる−そうするのであれば、これは図2のステップ9に対応しよう。
図3の方法はまた、モバイルルータ5により、ホストモビリティに加えてネットワークモビリティを提供する。許可の交換により、モバイルルータ5はモバイルホストによって許可される(ステップ6)。
図3の方法によれば、モバイルルータ5がハンドオフされる場合、モバイルルータ5とプロキシ3との間に位置更新通信が生じる。図3が示す方法では、位置更新通信は到達可能性テストを含み、従って位置更新通信は、モバイルルータ5がプロキシ3に位置更新メッセージを送信することと(ステップ7)、プロキシ3がモバイルルータに到達可能性テストチャレンジを送信することと(ステップ8)、モバイルルータ5が到達可能性テストに対する応答を送信することと(ステップ8)、を含む。モバイルルータ5が到達可能性テストチャレンジに対し満足な応答を送信すれば、通信プロキシは次いでエンドホスト(単数または複数)に新しい、検証された位置を知らせる(ステップ9)。エンドホスト(単数または複数)は次いで新しい位置のモバイルホストにペイロードトラフィックを送信することができる。
図4は本発明の方法により得ることができる位置更新通信メッセージ数の削減を図示する。図4で四角として示すデータ点は図1の従来方法に必要な通信メッセージ数を図示し、3つの通信メッセージが各エンドホストに対し必要である。通信メッセージ数はそれ故エンドホスト数の3倍である。
以上で説明したように、図2または図3の方法に必要な通信メッセージ数はN=3N+NEHにより与えられる。これが、1つのプロキシ(○として示すデータ点)の場合、5つのプロキシ(×として示すデータ点)の場合、及び10のプロキシ(◇として示すデータ点)の場合について、図4にプロットされている。見ることができるのは、エンドホストが10個の場合、1つのプロキシまたは5つのプロキシを使用すると、本発明の方法は図1の従来の方法よりも少ない通信メッセージしか必要としないことである。エンドホスト数が増加すると、通信メッセージ数の削減はより大きくなり、エンドホストが100個の場合、図1の従来の方法に必要な300の通信メッセージと比較して、1つのプロキシによる本発明の方法は103の通信メッセージしか必要としない。本発明の方法において10のプロキシを使用するとしても、100個のエンドホストに必要な通信メッセージ数は130であり、これは図1の従来の方法に必要なメッセージ数の半分をなお下回る。
図2および図3の方法で、1つまたは複数のエンドホスト1は、自身に代わって通信プロキシ3が位置更新通信を行うことを許可する。本発明の方法は、位置通信を取り扱うプロキシをさらにモバイルホストが選定する方法と組み合わせて使用されることができ、この実施形態による方法を図5に概略的に示す。
図5の方法で、1つまたは複数のエンドホスト1は、到達可能性テストを好ましくは含む位置更新通信を自身に代わって実行することを、エンドホスト側通信プロキシ3に許可する。これをステップ1として図5に示し、これは図2のステップ1に対応する。
モバイルホストはエンドホスト1とエンド・ツー・エンド更新情報交換を実行し、これを図5のステップ2に示す。これは図2のステップ1に対応する。
ハンドオフすると、モバイルホスト2は許可交換チェインを開始し、チェインはモバイルホスト2から開始し、1つまたは複数のモバイルルータ(2つのモバイルルータ5a、モバイルルータ5bを図5に示すが、本発明はこの特定の数に限定しない)を通過し、モバイルホスト側通信プロキシ6で終了する。これをステップ3として図5に示す。ステップ3の更新情報交換は例えばHIP交換であってもよく、HIP交換ではエンドホスト側通信プロキシ3のホストアイデンティティをモバイルホスト側通信プロキシ6に提供する。
モバイルノードがハンドオフされる場合、モバイルノードはエンドホスト側通信プロキシ3に位置更新メッセージを送信し(ステップ4)、エンドホスト側通信プロキシ3は到達可能性テストを実行する(ステップ5)。到達可能性テストの結果が満足であれば、エンドホスト側通信プロキシ3は、エンドホスト側通信プロキシ3を許可したエンドホスト(単数または複数)に、モバイルノードの新しい位置を知らせる(ステップ6)。図5のステップ4は概して図2のステップ4に対応し、図5のステップ5は概して図2のステップ5およびステップ6に対応し、図5のステップ6は概して図2のステップ7に対応する。
エンドホストとモバイルノードとの間での交換において述べられたプロキシサービスを、ホスト側通信プロキシ3が提供することを検証するために、図5の方法はモバイルホストとホスト側通信プロキシ3との間の(図示しない)交換ステップを含むことが好ましい。
モバイルルータ5bがハンドオフされる場合、モバイルルータ5bはモバイルホスト側通信プロキシ6に位置更新メッセージを送信し、これをステップ7として図5に示す。モバイルホスト側通信プロキシ6は、位置更新メッセージで主張するモバイルルータ5bの新しい位置へのチャレンジメッセージの送信によって到達可能性テストを実行することにより、これに応答する。モバイルルータ5bはチャレンジメッセージへの応答をモバイルホスト側通信プロキシ6に返信する。モバイルホスト側通信プロキシ6とモバイルルータとの間の到達可能性テストをステップ8として図5に示す。
モバイルホスト側通信プロキシはまたエンドホスト側通信プロキシ3に位置更新メッセージを送信する、これをステップ9として図5に示す。モバイルホスト側通信プロキシ6への到達可能性テストチャレンジメッセージの送信により到達可能性テストを実行することによって、モバイルホスト側通信プロキシ3は位置更新メッセージに応答する。モバイルホスト側通信プロキシ6はこのチャレンジメッセージへの応答をエンドホスト側通信プロキシ3に返信する。エンドホスト側通信プロキシ3とモバイルホスト側通信プロキシ6との間の到達可能性テストをステップ10として図5に示す。
ステップ8およびステップ10の到達可能性テストは同期され、モバイルルータ5bの新しい位置を有効にするまで、モバイルホスト側通信プロキシ6はエンドホスト側通信プロキシ3から受信したチャレンジメッセージに応答しない−即ちモバイルホスト側通信プロキシ6は、モバイルホスト側通信プロキシ6がモバイルホスト側通信プロキシ3のチャレンジメッセージに応答する前に、モバイルルータ5bに送信したチャレンジメッセージへの満足な応答を受信するまで待機する。
モバイルホスト2が通信プロキシ6を選定する方法は米国特許仮出願第60/812,621号明細書、米国特許出願第11/738,819号明細書、および国際出願PCT/IB 2007/052091号パンフレットにより詳細に記載され、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。
図5の方法において、ステップ4〜8がモバイルルータのハンドオフ毎に実行される。自身に代わって位置更新通信を実行することをエンドホストがプロキシに許可する場合、ステップ1およびステップ3が実行され、自身に代わって位置更新通信を実行することをモバイルホストがプロキシに許可する場合、ステップ2が実行される。エンドホストまたはモバイルホストがプロキシの許可を取り消して別のプロキシを許可することを望まない限り、ステップ1、ステップ2およびステップ3をその後繰り返す必要はない。
上述の実施形態では、エンドホスト(単数または複数)が静止ホストであると想定した。しかしながら、本発明はこれに限定しない。エンドホストはモバイルルータによりネットワークに接続され、エンドホスト側におけるネットワークモビリティを提供することができる。

Claims (14)

  1. 通信ネットワーク内での、モバイルノードとエンドホストとの間での位置更新情報通信を容易にする方法であって、
    a)1以上のエンドホストとプロキシとの間で、信頼関係を確立する工程と、
    b)モバイルノードと前記プロキシとの間で、位置更新を行う工程と、
    c)前記プロキシから、前記プロキシとの前記信頼関係を持つエンドホストへと、位置更新メッセージを送信する工程と、
    を含み、
    前記工程(b)は、前記プロキシが到達可能性テストを行う工程を含み、及び前記工程(c)は、前記到達可能性テストで成功した場合にのみ前記プロキシから前記位置更新メッセージを送信する工程を含む、又は、
    前記工程(a)は、前記プロキシが前記エンドホストに代わって到達可能性テストを行うことを前記エンドホストによって許可される工程を含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 通信ネットワーク内での、モバイルノードについての位置更新情報通信を容易にする方法であって、
    a)プロキシにおいて、1以上のエンドホストから、当該エンドホストに代わって位置更新情報通信を行う許可を受け取る工程と、
    b)前記プロキシにおいて、モバイルノードからの位置更新メッセージを受け取る工程と、
    c)前記プロキシにおいて、前記位置更新メッセージを受け取ったことに応答して、前記位置更新メッセージにおいて特定される位置において前記モバイルノードに到達可能であるか否かを判定する到達可能性テストを行う工程と、
    d)前記位置更新メッセージにおいて特定される位置において前記モバイルノードに到達可能であることを前記到達可能性テストが示している場合にのみ、前記位置更新メッセージを、前記プロキシから前記エンドホストへと送る工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 前記工程(b)の前に、前記モバイルノードと前記プロキシとの間でのセキュリティ関係を確立するために、前記プロキシから前記モバイルノードへとメッセージを送る工程を含むことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  4. 通信ネットワーク内での、モバイルノードについての位置更新情報通信を容易にする方法であって、
    a)プロキシがエンドホストに代わって位置更新情報通信を行うことについての許可を、当該エンドホストから当該プロキシへと送る工程と、
    b)前記プロキシに対する許可をモバイルノードに知らせるメッセージを前記エンドホストから当該モバイルノードへと送り、かつ前記プロキシが前記許可を受け取ったことを確認するために前記モバイルノードに前記プロキシと通信させる工程と、
    c)前記エンドホストにおいて、前記モバイルノードについての位置更新情報を含むメッセージを、前記プロキシから受け取る工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  5. 前記工程(b)は、前記プロキシの公開鍵を前記エンドホストが前記モバイルノードへと送る工程を含むことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  6. 通信ネットワーク内での、モバイルノードについての位置更新情報通信を容易にする方法であって、
    a)モバイルノードにおいて、エンドホストに代わって位置更新情報通信を行うことを当該エンドホストがプロキシに許可したという通知を、当該エンドホストから受け取る工程と、
    b)前記プロキシと通信する工程を含み、前記通知を受け取ったことに応答して、前記モバイルノードが、前記エンドホストによって前記プロキシが許可されていることを確認する工程と、
    )位置更新メッセージを、前記モバイルノードから前記プロキシへと送る工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  7. 前記確認する工程が、前記モバイルノードが前記プロキシとの鍵交換を開始する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  8. 通信ネットワーク内での、モバイルノードについての位置更新情報通信を容易にするためのプロキシであって、
    )エンドホストから、当該エンドホストに代わって位置更新情報通信を行う許可を受け取り、
    b)モバイルノードからの位置更新メッセージを受け取り、
    c)前記位置更新メッセージを受信したことに応答して、前記位置更新メッセージにおいて特定される宛先において前記モバイルノードが到達可能であることを確認する到達可能性テストを実行し、
    d)前記モバイルノードが前記宛先において到達可能であることを確認したことに応答して、前記モバイルノードについての位置更新情報を含むメッセージを、前記エンドホストへと送る
    ように構成されていることを特徴とするプロキシ。
  9. 前記エンドホストから許可を受け取るのに続けて、前記モバイルノードと前記プロキシとの間でのセキュリティ関係を確立するために、前記モバイルノードへとメッセージを送るようにさらに構成されていることを特徴とする、請求項に記載のプロキシ。
  10. 前記エンドホストの代わりに位置更新情報通信を行うことについての前記プロキシへの許可の証拠を、前記モバイルノードへと送るようにさらに構成されていることを特徴とする、請求項8又は9に記載のプロキシ。
  11. エンドホストであって、
    a)プロキシが前記エンドホストに代わって位置更新情報通信を行うことについての許可を、当該プロキシへと送り、
    b)前記プロキシの前記許可をモバイルノードに知らせ、
    c)前記モバイルノードについての位置更新情報を含むメッセージを、前記プロキシから受け取る
    ように構成されていることを特徴とするエンドホスト。
  12. 前記プロキシの公開鍵を前記モバイルノードへと送ることにより、前記プロキシの前記許可を前記モバイルノードに知らせるように構成されていることを特徴とする、請求項11に記載のホスト。
  13. a)エンドホストに代わって位置更新情報通信を行うことを当該エンドホストがプロキシに許可したという通知を、当該エンドホストから受け取り、
    b)前記エンドホストに対する位置更新メッセージを、前記プロキシへと送る
    ように構成されていることを特徴とするモバイルノード。
  14. 前記通知を受け取ったことに応答して、前記プロキシとの鍵交換を開始することを特徴とする、請求項13に記載のモバイルノード。
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