JP5275886B2 - 半導体リングレーザジャイロ - Google Patents

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本発明は、半導体レーザおよび光ファイバリングからなる半導体リングレーザジャイロに関し、特に回転方向の判別が可能な半導体リングレーザジャイロに関する。
近年、サニャック(Sagnac)効果を利用して移動体の角速度を計測する光ファイバジャイロの一形態として、両端面から光を出射させる半導体レーザを光ファイバリング(光ファイバループ)の途中に配置させてなる半導体リングレーザジャイロが注目されている。半導体リングレーザジャイロでは、半導体レーザとともに光ファイバリングがレーザの共振器を構成する。これより、半導体レーザの両端面からそれぞれ出射した2つの光を互いに逆方向に光ファイバリング内を周回させた状態において、半導体リングレーザジャイロが回転すると、サニャック効果に起因して2つの光の周波数に差が生じる。このため、これら周波数が互いに異なる2つの光を重ね合わせるとビート信号が発生し、そのビート信号の周波数から所定の関係式に基づき角速度を算出することができる(例えば、特許文献1参照)。
通常の半導体リングレーザジャイロは、比較的簡単な構成で角速度を検出することができるが、回転方向を判別することが困難である。そこで、角速度と併せて回転方向を判別することができる半導体リングレーザジャイロとして、例えば、図3に示す光ファイバジャイロ50が提案されている(特許文献2参照)。
光ファイバジャイロ50は、環状の光ファイバ51と、光ファイバ51の両端に結合され光ファイバ51とともにリング共振器を構成する半導体光増幅器52と、結合器53と、7本の光ファイバ54〜60と、2つの分岐器61,62と、可変位相器63と、2つの結合器64,65と、2つのフォトダイオード66,67と、を備えている。
半導体光増幅器52の両端からそれぞれ出射したレーザ光L,Lは、各結合器53,64,65と、分岐器61,62と、光ファイバ54〜60とを組み合わせてなる4つの光路を通って、フォトダイオード66,67にレーザ光L11+L21,12+L22としてそれぞれ入光される。
このとき、レーザ光L22が伝播する光路の光路長(位相)を可変位相器63によって調整することによって4つの光路の光路長差(位相差)を所定の値に設定すると、レーザ光Lとレーザ光Lとの周波数差Δfの符号に応じて、フォトダイオード66の出力電流iを基準とするフォトダイオード67の出力電流iの符号を変化させることができる。すなわち、フォトダイオード66の出力とフォトダイオード67の出力とを検波することによって、Δfの符号が正であるか負であるかが判断できる。Δfの符号は、回転方向に応じて変化することから、Δfの符号により回転方向を判別することができる。
特開2007−71614号公報 特開2009−42153号公報
上記のように、特許文献2が開示する回転方向の判別方法は、複数の光路を要し、また、複数の光路間の位相差を調整する可変位相器などの手段を必要とすることから、半導体リングレーザジャイロの低コスト化および小型化が困難になるという問題がある。また、光回路系および信号処理系が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小型で簡便な構成でありながらも回転方向の判別機能を有する半導体リングレーザジャイロを提供することを目的とする。
本発明は、半導体リングレーザジャイロが回転すると、光ファイバリング内を周回するレーザ光の縦モードの周波数が変化するが、回転時の縦モードの周波数が静止時の縦モードの周波数に対して変化する値(偏差)の符号が回転する方向によって異なる、という本発明者の検討によって得られた知見に基づいてなされたものである。なお、偏差の符号とは、回転時の縦モードの周波数から静止時の縦モードの周波数を引いた値の正負である。
そこで、本発明の特徴は、両端面から光を出射させる半導体レーザと、該半導体レーザの両端面から出射した光を互いに反対方向に周回させ、前記半導体レーザとともに共振器を構成する光ファイバからなる光ファイバリングと、を備え、該光ファイバリング内を互いに反対方向に周回する2つの光のビート周波数から角速度を検出する半導体リングレーザジャイロにおいて、前記光ファイバが巻回されるボビンと、前記光ファイバリング内を互いに反対方向に周回する2つの光のうち、少なくとも一方の光における縦モードの周波数が静止時の該縦モードの周波数に対して変化する値の符号から回転方向を判別する手段と、を有することである。ここで、縦モードの周波数は、mC/nL(mは縦モードの次数、Cは光速、nは光ファイバの屈折率、Lは光ファイバの長さ)で近似的に表される。
かかる発明においては、光ファイバリング内を互いに反対方向に周回する2つの光のうち、一方の光における縦モードの周波数が静止時(角速度がゼロの時)の周波数に対して変化する値の符号を検出するのみで、回転方向を判別することができる。このため、従来技術と比べて部品点数が少なくすることができ、小型で簡便な構成でありながら回転方向の判別が可能な半導体リングレーザジャイロを実現することができる。
第1の実施形態に係る半導体リングレーザジャイロの全体構成を模式的に示す概念図である。 回転により縦モードの周波数が変化する様子を測定した結果を示す図であり、(a)はCW方向に回転する場合であり、(b)はCCW方向に回転する場合である。 従来の半導体リングレーザジャイロの構成を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態の一例として半導体リングレーザジャイロ10を図面を参照して説明する。
半導体リングレーザジャイロ10は、図1に示すように、両端面から光を出射させる半導体レーザ11と、半導体レーザ11の右側端面11aおよび左側端面11bから出射した光を互いに反対方向に周回させる光ファイバリング12と、光ファイバリング12を図示右回り(CW)に周回する光CW(以下、CW光という)および図示左回り(CCW)に周回する光CCW(以下、CCW光という)の一部をそれぞれ分岐させる第1光分岐器14と、を備えている。
また、半導体リングレーザジャイロ10は、第1光分岐器14により分岐されたCW光およびCCW光を互いに反対方向にそれぞれ伝播させる一対の第1検出用光ファイバ15,15と、一対の第1検出用光ファイバ15,15をそれぞれ伝播するCW光およびCCW光を重ねることによって発生するビート信号の周波数(ビート周波数)から角速度を検出する第1検出器16と、一方の第1検出用光ファイバ15の途中に配置されCW光の一部を分岐する第2光分岐器17と、第2光分岐器17により分岐されたCW光を伝播させる第2検出用光ファイバ18と、第2検出用光ファイバ18を伝播するCW光における縦モードの周波数が静止時の周波数に対して変化する値の符号(以下、単に偏差の符号ともいう)から回転方向を判別する手段としての第2検出器19と、を備えている。以下、各構成要素について説明する。
半導体レーザ11は、本実施形態では、波長850nmの光を発光するGaAs系の材料で形成されたファブリペロー型半導体レーザである。半導体レーザ11の両端面11a,11bには反射防止膜が成膜されている。これにより、半導体レーザ11は、両端面11a,11bでの反射光を少なくした状態で両端面11a,11bから光を出射させることができる。
光ファイバリング12は、本実施形態では、コア径が5μm、屈折率が1.45、長さが340mの単一モード光ファイバにより形成されている。光ファイバリング12の両端は、半導体レーザ11の両端面11a,11bにそれぞれ結合されている。なお、本実施形態では、光ファイバリング12を形成する単一モード光ファイバは、半径30mmのボビン(図示せず)に巻回され、光ファイバコイル13を形成している。
第1光分岐器14は、本実施形態では、2本の光ファイバを溶融延伸してなる2入力2出力型の光方向性結合器である。第1光分岐器14は、光ファイバリング12の途中に配置され、光ファイバリング12内を周回するCW光およびCCW光の一部(本実施形態では、10%)を分岐させる。
第1光分岐器14により分岐されたCW光およびCCW光は、一端が第1光分岐器14の入出力端にそれぞれ結合された一対の第1検出用光ファイバ15,15を介して第1検出器16に導かれ、互いに重ね合わされる。
第1検出器16は、CW光およびCCW光を重ね合わせる光結合器と、重ね合わされた光の信号を電気信号に変換する第1フォトダイオード(第1受光素子)と、第1フォトダイオードからの出力信号を信号処理する第1信号処理部(いずれも図示せず)とを備えている。第1信号処理部では、CW光とCCW光とを重ね合わせることによって生成されるビート信号を検出し、そのビート信号の周波数に基づいて角速度が算出される。
次に、一方の第1検出用光ファイバ15の途中に配置される第2光分岐器17は、本実施形態では、2本の光ファイバを溶融延伸してなる2入力1出力型の光方向性結合器である。第2光分岐器17は、一方の第1検出用光ファイバ15を伝播するCW光の一部(本実施形態では、10%)を分岐させる。第2光分岐器17により分岐されたCW光は、第2検出用光ファイバ18を介して第2検出器19に導かれる。
第2検出器19は、光の信号を電気信号に変換する第2フォトダイオード(受光素子)と、第2フォトダイオードからの出力信号を信号処理する第2信号処理部(いずれも図示せず)と、を備えている。第2信号処理部は、周波数を電圧信号に変換するF−V変換回路を有し、第2フォトダイオードに入光したCW光における所定次数(本実施形態では3次)の縦モードの周波数を電圧信号として検出する。また、第2信号処理部は、演算処理回路を有し、光ファイバリング12が回転していない静止時の縦モード(以下では、リング共振スペクトルともいう)の周波数(電圧)と回転時の縦モード(以下では、側帯波ともいう)の周波数(電圧)とを比較し、その偏差の符号(大小関係)から回転方向を判別する。偏差の符号から回転時の回転方向が判別できる原理については後述する。
次に、上記の構成をなす半導体リングレーザジャイロ10の作動について図面を参照して説明する。
駆動回路(図示せず)から供給される電流を半導体レーザ11に注入すると、半導体レーザ11の両端面11a,11bから光が出射する。半導体レーザ11の左側端面11aから出射したCW光は、光ファイバリング12を右回りに周回する。光ファイバリング12を周回したCW光は、半導体レーザ11の右側端面11bから半導体レーザ11内に入射する。このように、半導体レーザ11の左側端面11aから出射したCW光が、半導体レーザ11および光ファイバリング12から構成される光周回路(レーザ共振器)を右回りに周回することによりレーザ発振する。
一方、半導体レーザ11の右側端面11bから出射したCCW光は、光ファイバリング12を左回りに周回する。光ファイバリング12を周回したCCW光は、半導体レーザ11の左側端面11aから半導体レーザ11内に入射する。このように、半導体レーザ11の右側端面11bから出射したCCW光が、半導体レーザ11および光ファイバリング12から構成される光周回路を左回りに周回することによりレーザ発振する。
そして、光ファイバリング12を周回するCW光およびCCW光の一部が第1光分岐器14および一対の第1検出用光ファイバ15,15を介して第1検出器16に導かれる。ここで、半導体リングレーザジャイロ10が搭載された移動体(被検出体)が静止している状態では、CW光の周波数とCCW光の周波数とは一致していることから、ビート信号は発生しない。
次に、移動体の回転移動に伴い半導体リングレーザジャイロ10が回転移動を開始すると、サニャック効果に起因してCW光の周波数とCCW光の周波数とに差が生じることから、CW光とCCW光とを重ね合わせることによりビート信号が発生する。このビート信号の周波数(ビート周波数)ΔFbeatから、角速度Ωとビート周波数ΔFbeatとの関係を示す式、すなわち、Ω=(nλL/4A)ΔFbeatを用いて角速度Ωが算出する。ここで、λは、CW光およびCCW光の波長(静止時の波長)であり、Aは、光ファイバリング12を形成する光ファイバによって囲まれる領域の面積累計である。
半導体リングレーザジャイロ10は、上記のようにして移動体の角速度を検出すると同時に、第2光分岐器17により分岐されたCW光の一部を第2検出用光ファイバ18を介して第2検出器19に導き、移動体の回転方向を判別する。この第2検出器19による移動体の回転方向の判別が本発明の特徴部分である。そこで、以下では、第2検出器19により回転方向を判別する原理について図2を参照して詳しく説明する。
移動体が静止している場合、第2検出器19の第2フォトダイオードからの出力信号をスペクトルアナライザによりスペクトラム解析すると、レーザ共振器長(半導体レーザ11の光学長および光ファイバリング12の光学長との総和)に対応する複数の縦モードが観察される。
この静止時の縦モードの周波数(リング共振周波数)Frlgは、半導体レーザ11の光学長が光ファイバの光学長と比較して短いことから、近似的にFrlg=mC/nLと表される。ここで、Cは光速、nは光ファイバリング12を形成する光ファイバの屈折率、Lは光ファイバの全長、mは縦モードの次数を表す。本実施形態におけるFrlgは、次数mが例えば3の場合、1820kHzである。
ここで、移動体の回転移動に伴い半導体リングレーザジャイロ10がCW方向に回転すると、光ファイバリング12をCW方向に周回するCW光にとっては、光ファイバリング12の全長Lが角速度の大きさに依存して実効的に長くなる。このため、縦モードの周波数(=mC/nL)は、角速度が大きくなるほど小さくなる。例えば、図2(a)に示すように、静止時には3次リング共振スペクトル(静止時の3次縦モード)が約1800kHzに発生するが、移動体が角速度0.5deg/secでCW方向に回転すると、側帯波(回転時の3次縦モード)が1800kHzよりも小さい1630kHzに発生する。
次に、移動体の回転移動に伴い半導体リングレーザジャイロ10がCCW方向に回転すると、光ファイバリング12をCW方向に周回するCW光にとっては、光ファイバリング12の全長Lが角速度の大きさに依存して実効的に短くなる。このため、縦モードの周波数は、角速度が大きくなるほど大きくなる。例えば、図2(b)に示すように、移動体が角速度0.5deg/secでCCW方向に回転すると、側帯波が1800kHzよりも大きい1980kHzに発生する。なお、図2(a)(b)は、第2検出器19の第2フォトダイオードからの出力信号をスペクトルアナライザによりスペクトラム解析した結果である。
このように、移動体が回転すると縦モードの周波数が変化するが、移動体の回転方向に依存して偏差の符号((回転時の縦モードの周波数−静止時の縦モードの周波数)の正負)が変わる。具体的には、移動体がCW方向に回転すると偏差の符号がマイナスになり、移動体がCCW方向に回転すると偏差の符号がプラスになる。これらの関係から、CW光における縦モードの周波数が静止時と比較して小さくなった場合(符号がマイナスの場合)には、CW方向に回転していると判別することができる。逆に、CW光における縦モードの周波数が静止時と比較して大きくなった場合(符号がプラスの場合)には、CCW方向に回転していると判別することができる。
以上のように、本発明の係る半導体リングレーザジャイロ10は、光ファイバリング12内を周回するCW光における任意の縦モードの周波数が静止時の周波数に対して変化する値の符号から回転方向を判別する。このため、従来技術のように複数の光路を要せず、また、各光路の位相を調整する必要がない。これにより、半導体リングレーザジャイロ10の構成が簡便となり、小型で安価でありながらも回転方向の判別機能を有する半導体リングレーザジャイロ10を実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態の一例について説明したが、実施の形態については上記に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、CW光により回転方向を判別する構成としたが、これに代えて、CCW光により回転方向を判別するように構成してもよい。また、回転方向の判別精度を向上させるために、CW光およびCCW光のいずれをも用いて回転方向を判別するように構成してもよい。
なお、CCW光を用いて回転方向を判別する場合には、縦モードの周波数が静止時の周波数と比較して大きくなった場合にCW方向に回転していると判別され、小さくなった場合にCCW方向に回転していると判別される。
また、上記実施形態では、第2光分岐器17が第1検出用光ファイバ15の途中に配置されているが、これに代えて、光ファイバリング12の途中に配置されていてもよい。
また、リング共振周波数と側帯波の周波数との差がビート周波数に相当することから、検出精度が低下するおそれはあるが、第2検出器19で検出される情報(リング共振周波数および側帯波の周波数)に基づいて角速度を算出する構成としてもよい。
10 半導体リングレーザジャイロ
11 半導体レーザ
11a 左側端面
11b 右側端面
12 光ファイバリング
13 光ファイバコイル
14 第1光分岐器
15 第1検出用光ファイバ
16 第1検出器
17 第2光分岐器
18 第2検出用光ファイバ
19 第2検出器

Claims (3)

  1. 両端面から光を出射させる半導体レーザと、
    該半導体レーザの両端面から出射した光を互いに反対方向に周回させ、前記半導体レーザとともに共振器を構成する光ファイバからなる光ファイバリングと、を備え、
    該光ファイバリング内を互いに反対方向に周回する2つの光を重ねることにより発生するビート周波数から移動体の角速度を検出する半導体リングレーザジャイロにおいて、
    前記光ファイバが巻回されるボビンと、
    前記光ファイバリング内を互いに反対方向に周回する2つの光のうち、少なくとも一方の光における、mC/nL(ここで、mは縦モードの次数、Cは光速、nは光ファイバの屈折率、Lは光ファイバの長さ)で近似的に表される縦モードの周波数が静止時の該縦モードの周波数に対して変化する値の符号から回転方向を判別する手段と、を有することを特徴とする半導体リングレーザジャイロ。
  2. 前記回転方向を判別する手段は、光の信号を電気信号に変換する受光素子と、該受光素子からの出力信号を信号処理する信号処理部と、を備え、
    該信号処理部は、前記縦モードの周波数を電圧信号に変換するF−V変換回路と、静止時の前記縦モードの周波数に対応する電圧および回転時の前記縦モードの周波数に対応する電圧を比較し、その偏差の符号から回転時の方向を判別する信号処理部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体リングレーザジャイロ。
  3. 前記回転方向を判別する手段が、さらに、前記静止時の縦モードの周波数に対応する電圧および前記回転時の縦モードの周波数に対応する電圧の差から、前記移動体の角速度を算出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体リングレーザジャイロ。
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