JP5275226B2 - 超広帯域探測信号の支援により移動物体を検出するセンサ - Google Patents

超広帯域探測信号の支援により移動物体を検出するセンサ Download PDF

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Description

本発明は、無線工学の分野に関し、本発明のセンサによってモニタされる領域内で移動物体、例えば人間を検出するために使用することができる。
運動検出器の主な種類は、赤外線センサ、超音波検出器、物体運動容量型センサ、運動無線検出器、及び複合検出器である。
運動無線検出器は、マイクロ波帯域において作動する。放射及び受信は、1つ又は2つのアンテナによって行われる。無線アナンシエータが、エネルギ再反射によって検出容積区分を形成する。アナンシエータの感度区分は、特に、侵入者を検出することができない空間を残さない(閉じた建物内に取り付けられた時)。そのような検出器の働きは、ドップラー効果又はセンチメートル帯域における電波の干渉に基づいている。
McEwanに付与された特許(米国特許第5361070号)にある超広帯域信号を使用して移動物体を検出するセンサは、本発明の解決法に最も近い。このセンサは、人間をモニタする超広帯域レーダである。このレーダは、駆動発振器、無作為抽出装置、基準及び調節された遅延のためのユニット、2つのアンテナ、超広帯域(UWB)信号発生器、及び感知信号検出器を含む。人間を検出し及びモニタするために、送信アンテナは、UWBパルス信号を放射し、受信アンテナは、人間から反射された信号を感知する。基準及び調節された遅延は、反射された信号が記録される距離によってある一定の領域を選択するために使用される。
そのようなセンサの利点は、以下の通りである。
−低レベルの放射を使用することを可能にする探測信号の広いスペクトル。
−パルス放射及び高いパルス持続時間による低電力消費。
−天候及び季節要因が信号伝播の条件にあまり影響を及ぼさない比較的低い周波数帯域の使用。
しかし、公知の解決法は、ある一定の欠点を有する。
まず、無線周波数帯域幅の使用量が高いこと、及びHF波長帯及びUHF波長帯における電磁気干渉のレベルが大きいことがある。公知のセンサは、外部の場に対して高い感度を有し、全ての外部干渉信号を受信し、これは、頻繁に誤応答をもたらし、様々な気象条件における実際の作動条件でセンサを効率的に使用することを可能にしない。更に、公知のセンサは、他の電子装置にとって干渉源の恐れがある広帯域電磁パルスを放出する。
米国特許第5361070号
本発明の目的は、改善された耐干渉性を有し、設計が単純化され、周囲の電子機器に対して干渉せず、従って、その性能特性を改善し、約1〜5メートルの短い検出距離におけるその作動性を保証することを可能にするセンサを提供することである。
以上の目的を達成し、上述の技術的効果に到達するために、第1の実施形態による超広帯域探測信号を使用することによって移動物体を検出する本発明のセンサは、第1のアンテナ及び第2のアンテナと、第1の出力部が第1のアンテナの入力部/出力部に接続され、第2の出力部が第2のアンテナの入力部/出力部にそれぞれ接続された2つの出力部が作られたパルス発生器と、第1の検出器の入力部が第1のアンテナの入力部/出力部に接続され、第2の検出器の入力部が第2のアンテナの入力部/出力部に接続された2つの検出器を含む入力回路と、差動増幅器と、フィードバック装置と、低周波フィルタと、コンパレータとを含み、第1の検出器の出力部は、差動増幅器の第1の入力部に接続され、第2の検出器の出力部は、差動増幅器の第2の入力部に接続され、差動増幅器の出力部は、低周波フィルタの入力部と、センサの外部ノイズを抑制することを意図し、かつその出力部が差動増幅器入力部の一方に接続されたフィードバック装置の入力部とに接続され、低周波フィルタの出力部は、他の制御入力、すなわち、センサ作動閾値電圧が供給されるコンパレータの入力部に接続され、コンパレータの出力部は、センサアラーム信号を発生させることを意図している。
フィードバック装置が、オペアンプを含み、オペアンプのフィードバック回路に関する時定数Tocが、Sを検出の容積区分において移動物体が通過する距離とし、Vminをそのような物体がその動きの記録しながら移動していると考えられる最小速度として、比Toc≧S/Vminに従うように選択されていることが好都合である本発明の装置の付加的な実施形態が可能である。
以上の目的を達成し、上述の技術的効果に到達するために、超広帯域探測信号を使用することによって移動物体を検出する本発明のセンサは、第1のアンテナ及び第2のアンテナと、2つの出力部が設けられたパルス発生器と、各々に2つの入力部が設けられた2つの検出器を含む入力回路とを含み、パルス発生器の第1の出力部は、第1のアンテナの入力部/出力部と第1の検出器の第2の入力部とに接続され、第1のアンテナの入力部/出力部は、第1の検出器の第1の入力部に接続され、第2のアンテナの出力部は、第2の検出器の第1の入力部に接続され、パルス発生器の第2の出力部は、遅延回路を通じて第2の検出器の第2の入力部に接続されており、本発明のセンサは、更に、差動増幅器と、フィードバック装置と、低周波フィルタと、コンパレータとを含み、第1の検出器の出力部は、差動増幅器の第1の入力部に接続され、第2の検出器の出力部は、差動増幅器の第2の入力部に接続され、差動増幅器の出力部は、低周波フィルタの入力部と、センサ外部干渉を抑制することを意図し、かつその出力部が差動増幅器の一方の入力部に接続されたフィードバック装置の入力部とに接続され、低周波フィルタの出力部は、他の入力、すなわち、センサ作動閾値電圧が供給されるコンパレータの入力部に接続され、コンパレータの出力部は、センサアラーム信号を発生させることを意図している。
本発明の装置の付加的な実施形態が可能であり、以下のことが好都合である。
−入力回路検出器の各々は、ダイオード、3つの抵抗器、及び3つのコンデンサを含み、ダイオードのカソードは、第1のコンデンサを通してパルス発生器、及び第1の抵抗器を通して本体に接続され、ダイオードのアノードは、第2のコンデンサを通してアンテナに接続され、ダイオードのアノードはまた、第2の抵抗器を通して、かつ、ピンが一方の側で第2の抵抗器と差動増幅器の入力部との間に接続され、他方の側で本体に接続された第3の抵抗器及び第3のコンデンサから成る並列回路を通して、差動増幅器入力部の一方にも接続されている。
−パルス発生器の第1の出力部は、アノードが第1のアンテナの入力部/出力部に接続され、かつカソードが第1の検出器の第2の入力部に接続されたダイオードを通して、第1のアンテナの入力部/出力部に接続されている。
−フィードバック装置は、負のフィードバックを有するオペアンプを含み、オペアンプのフィードバック回路に関する時定数Tocは、Sを検出の容積区分において移動物体が通過する距離とし、Vminをそのような物体がその動きの記録しながら移動していると考えられる最小速度として、比Toc≧S/Vminに従うように選択される。
本発明の上述の利点及び具体的な特徴を添付図面を参照してある一定の好ましい実施形態を解説することにより以下に説明する。
第1の実施形態によるセンサは、第1のアンテナ1及び第2のアンテナ2を含む。パルス発生器3(PG)には、2つの出力部が作られ、それぞれ、その第1の出力部は、第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続され、その第2の出力部は、第2のアンテナ2の入力部/出力部に接続されている。入力回路4は、2つの検出器5及び6を含む。第1の検出器5の入力部は、第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続され、第2の検出器6の入力部は、第2のアンテナ2の入力部/出力部に接続されている。センサはまた、差動増幅器7(DA)、フィードバック装置8(FBD)、低周波フィルタ9(LFF)、及びコンパレータ10(C)を含む。第1の検出器5の出力部は、DA7の第1の入力部に接続され、第2の検出器6の出力部は、DA7の第2の入力部に接続されている。DA7の出力部は、LFF9の入力部及びFBD8の入力部に接続されている。FBD8は、外部干渉を抑制することを意図しており、その出力部は、DA7の入力部の一方、例えば、第1の入力部又は第2の入力部に接続されている。LFF9の出力部は、C10の入力部に接続されている。作動閾値制御電圧が、コンパレータ10の制御入力部に供給され、C10の出力部は、センサアラーム信号を生成することを意図している。
第2の実施形態によるセンサ(図17)は、第1のアンテナ1及び第2のアンテナ2を含む。PG3には、2つの出力部が設けられる。入力回路4は、2つの検出器5及び6を含む。検出器5及び6の各々には、2つの入力部が設けられる。PG3の第1の出力部は、第1のアンテナ1の入力部/出力部、及び第1の検出器5の第2の入力部に接続されている。第1のアンテナ1の入力部/出力部は、第1の検出器5の第1の入力部に接続されている。第2のアンテナ2の出力部は、第2の検出器6の第1の入力部に接続され、PG3の第2の出力部は、付加的に導入された遅延回路11を通して、第2の検出器6の第2の入力部に接続されている。センサはまた、DA7、FBD8、LFF9、及びC10を含む。また、第1の実施形態におけるのと同様に、第1の検出器5の出力部は、DA7の第1の入力部に接続され、第2の検出器6の出力部は、DA7の第2の入力部に接続されている。DA7の出力部は、LFF9の入力部、及びFBD8の入力部に接続されている。FBD8は、外部干渉を抑制することを意図しており、その出力部は、DA7の入力部の一方、例えば、第1の入力部又は第2の入力部に接続されている。LFF9の出力部は、C10の入力部に接続されている。作動閾値制御電圧が、コンパレータ10の制御入力部に供給され、C10の出力部は、センサアラーム信号を生成することを意図している。
複合アンテナ1及び2の両方を使用する第1の実施形態とは対照的に、本発明の第2の実施形態は、一方の複合アンテナ1のみを使用し、第2のアンテナ2は、受信のみを意図している。更に、入力回路4は、若干異なって作られている。
入力回路4の検出器5及び6の各々(図18)は、1つのダイオード、3つの抵抗器、及び3つのコンデンサを含む。各ダイオード(VD1又はVD2)のカソードは、第1のコンデンサ(C1又はC2)を通してPG3に接続され、第1の抵抗器(R1又はR2)を通して本体に接続されている。各ダイオード(VD1又はVD2)のアノードは、第2のコンデンサ(C5又はC6)を通して、それぞれのアンテナ1又は2に接続されている。更に、各ダイオード(VD1又はVD2)のアノードはまた、第2の抵抗器(R5又はR6)を通して、かつ、ピンが一方の側で第2の抵抗器(R5又はR6)とDA7の入力部との間に接続され、他方の側で本体に接続された第3の抵抗器(R3又はR4)及び第3のコンデンサ(C3又はC4)を含む並列回路を通して、DA7のそれぞれの入力部の一方に接続されている。
PG3と第1のアンテナ1を分離する(図18)ために、PG3の第1の出力部は、アノードが第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続されたダイオード(VD3)を通して、第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続することができる。
アンテナ1、2としてフレームアンテナを使用することが適切である。しかし、本発明の装置は、他の種類のアンテナを使用する可能性を妨げない。本発明のセンサ(図1)は、以下のように作動する。
その2つの出力部を備えたPG3は、アンテナ1及び2によって放射されるナノ秒映像パルスを発生させ、同時に第1の検出器5及び第2の検出器6のダイオードをブランキング解除する。PG3によって発生されたパルスの持続時間は、第1の検出器5及び第2の検出器6のダイオードを開く時間隔、及び従ってセンサが離れた物体から反射された信号を受信する距離領域を決める。他方、PG3の最大発生周波数及び最小パルス繰返し数は、それぞれ、パルスの前縁時間及びパルス自体の持続時間によって決定されている。第1及び第2の検出器5、6のダイオードを開くのに必要な極めて短い時間は、受信機の入力回路4の入力部に対してアンテナ1、2によってもたらされる干渉の小さいレベルを保証する。第1及び第2の検出器5、6は、分岐電圧差がDA7によって増幅されるゲート型ダイオード混合器を形成する。第1及び第2の検出器5、6による受信チェーンの間の可能な温度不均衡を除去するためにFBD8を使用する。第1及び第2のアンテナ1、2の領域内に外部物体が存在しない時にフィードバックの自動導入部は、DA7の出力部におけるゼロ出力信号を維持する。FBD時定数は、第1及び第2のアンテナ1、2の間、並びに第1及び第2の検出器5、6の間に気象条件(雪、氷、温度)によって引き起こされる可能性がある緩やかな不均衡を除去するように選択されている。気象条件の変化は、変化が10秒よりも長い時間の間に起こる緩やかな信号の変化をもたらす。同時に、活動する人間の動きによって引き起こされる信号の迅速な変化は、0.1〜1Hzの周波数において起こり、信号のそのような迅速な変化は、DA7の出力部まで適正に通過する。
DA7の出力部から得られるような増幅された信号差は、約1Hzの通過帯域及び約3dBの利得を有するLFF9によって濾過される。LFF9からの信号は、LFF9からの入力信号の事前設定閾値レベルに到達した時に、TTL(トランジスタ−トランジスタ論理)レベルで信号を発生させる高速コンパレータ10に送信される。
いずれかの移動物体が第1及び第2のアンテナ1、2の領域内に現れると、その物体から反射された信号が、第1及び第2のアンテナ1、2によって受信され、入力回路4によって検出されることになる。アンテナは、離間して配置されているので、それらのアンテナによって受信された信号は、それらの信号の形状、振幅、及び遅延において異なり、出力信号は、DA7の出力部に現れ、この出力信号は、C10における事前設定閾値と比較された後に、アラーム信号を発生させるために使用されることになる。
本発明の装置においては、超広帯域探測信号を使用する。PG3のパルス持続時間は、数十ナノ秒であり、一方では、極めて低い電力消費(数キロヘルツ又は数十キロヘルツの繰返し数において)を決め、他方では、放射される超低出力信号に関して様々な気象条件における良好な耐干渉性を保証しながら10〜300MHzの広い周波数領域において作動することを可能にする。センサを取り囲む他の電子機器に対して干渉することなく、信号を使用することができる放射された信号のレベルは、極めて低い。
例えば、電圧振幅V=1.5V及び負荷R=50オームにおいて、本発明のセンサによって消費される瞬間電力Wpは、以下のようになる。
Wp=V2/R=(1.5)2/50=0.045W
パルス繰返し期間T=100μs及びパルス持続時間τ=30nsにおけるPG3信号の平均電力Wavは、以下のようになる。
Figure 0005275226
実際には、アンテナシステムは、PG3エネルギの一部分のみを放射し、第1及び第2のアンテナ1、2を含むこのアンテナシステムによって作り出された場は、部分的に補償されることになっているので、放射される電力は、更に小さいことになる。
図1に示す個々の機能的構成要素の構成を以下でより詳細に説明する。
PG3(図2)は、RS−トリガ及びD−トリガに基づくRC−マルチバイブレータである。RS−トリガD1は、振幅A=3V、周波数10kHz、パルスエッジ持続時間1ns、及びA/2=1.5Vに等しい一定成分を有する矩形波を発生させるマルチバイブレータである。論理1及び論理0を設定するための入力における貯留コンデンサC1及びC2、並びにフィードバック回路内の抵抗器R1及びR2のシーケンスは、対応する蛇行半周期の持続時間及び出力パルス繰返し数を形成する。ダイオードVD1及びVD2は、それぞれ、コンデンサC1及びC2の充電及び放電の過程を加速するように機能する。
D−トリガD2は、事前設定パラメータを有する映像パルスを形成するために使用され、その持続時間は、フィードバック長、特定の集積回路の信号の内部遅延、及びコンデンサC3の容量によって決定される。並列に取り付けられたトランジスタVT1及びVT2に基づく2つのエミッタフォロワは、入力装置分岐部の隔離のために使用されている。
PG3(図2)は、以下のように作動する。
電源ONに切り換えた後、トリガD1は、例えば、論理0に対応する状態にリセットする。コンデンサC1は、緩やかな充電を開始し(図3)、充電中は論理0が、論理0回路の入力に入り、従って、トリガD1をゼロ化する。トリガD1に関する論理0回路Rの入力部におけるコンデンサC1の充電/放電のグラフを図3Aに示している。この時、コンデンサC2は充電を開始し、このコンデンサC2が完全に充電された後、論理0は、論理1回路の入力部に入り、トリガD1は、論理1の状態に設定される。トリガD1に関する論理1回路Sの入力部におけるコンデンサC2の充電/放電のグラフを図3Bに示している。従って、事前設定周波数を有する蛇行部がトリガD1の非反転出力部Q1からトリガD2のタイミング入力部に入るグラフを図3Cに示している。コンデンサC1及びC2の充電及び放電の持続時間は、蛇行半周期の持続時間及び発生器の出力パルスの繰返し数を決める。トリガD2は、蛇行部前面で応答しながら、フィードバック回路に沿った信号経路及びトリガ内部遅延に等しい時間にわたって論理1の値を取得する。トリガD2の非反転出力部Q2における電圧の依存性を図3Dに示している。
その結果、PG3は、図4に示す形状を備えた持続時間30ns、振幅1.55V、パルスエッジ1ns、及び繰返し数10kHzを有する2つの出力パルスを発生させる。
センサの入力回路4は、2−ダイオード混合器である(図5)。PG3からのストローブパルスが存在しない時に、ダイオード(VD1及びVD2)は、100mVに等しい正のオフセット電圧によってブランキングされている。定格のオフセットは、抵抗器R1及びR2に基づいて供給電圧抵抗性L−分割器の使用によって設定されている。容積縮小の値Aredは、以下の公式によって計算されている。
Figure 0005275226
ここで、Esは、供給電圧V、Eoffは、オフセット電圧V。である。
ブランキングオフセットは、耐干渉性を改善し、誤応答の率を低減するために回路に導入されている。ストローブパルスは、ダイオードVD1及びVD2のアノードに供給され、それらのダイオードをブランキング解除し、それと同時に第1及び第2のアンテナ1、2によって放射される。ストローブパルスの時間にわたって、第1及び第2のアンテナ1、2は信号を受信し、ストローブパルスが存在しない時には、受信はしない。コンデンサC1及びC2は、それぞれ、ダイオードVD1及びVD2を通してパルスによって充電される。コンデンサを充電又は放電する過程を図6に示している。
物体から反射されたパルスの受信によって引き起こされたコンデンサC1及びC2における電圧不均衡のために、センサ応答が起こる。そのような場合には、分岐間、すなわち、入力回路4の第1の出力部と第2の出力部の間の電圧差は、数ミリボルトであり、この電圧差は、次に、DA7において増幅される。
センサのための第1及び第2のアンテナ1、2として、対応する方向ダイアグラム(図8)を有するフレームアンテナ(図7)を使用することが適切である。
フレームアンテナは、ワイヤの1巻回から作られており、矩形のフレームを形成している。振幅及び電流振動位相は、実際には、その全周囲に沿って一定である。送信するフレームアンテナ電流においてはこのフレームの対向する素子の方向は反対であるので、対向する素子によって放射される電磁波は、正確に180°だけ位相シフトしている。従って、フレーム平面に直交する方向に放射の完全補償が起こり、他の方向における補償は不完全であるが、アンテナから離れる時に補償は増していく。放射強度最大値は、フレーム平面にある方向に対応する。フレームアンテナは、銅ワイヤから作ることができる。例えば、120cmの長さ(正方形の辺は、30cm)を有するワイヤは、200MHzの放射信号中心周波数に対応する。その結果、第1及び第2のアンテナ1、2は、図9に示す信号を放射する。
フレームアンテナは、様々な建築物構造に極めて近く、例えば、建築物入口上のコンクリートカバー上、壁表面上又は土壌の下、アスファルト層の下、又は壁の裏側に配置することができる。建築物構造表面の影響の下で、アンテナ抵抗は、10Ω〜120Ωまで広く変化する。従って、フレームアンテナを設置するためのパラメータは、実験的に選択することができる。従って、例えば、フレームアンテナを地上に架ける最適な高さは、センサの以上の作動モードに関して、波長の0.12から0.22までとすることができることが実験的に見出されている。
3つのオペアンプに基づく2段増幅器(図10)は、差動増幅器7(図1)として使用される。第1段は、センサ入力回路4のコンデンサからの電圧を25倍に増幅するために使用され、負のフィードバックを有するオペアンプ上の電圧中継器の並列接続として作られる。形状を図11に示す信号Uinは、入力回路の第1及び第2の検出器5、6の出力部からDA7の入力部に入ってくる。
第1段における各増幅器の利得係数は、以下の式に等しい。
Figure 0005275226
抵抗器R2及びR4の各々は、10キロオームに等しい抵抗値を有し、R1の抵抗値は、800オームである。増幅器A1及びA2は、入力回路4の異なる分岐出力からの信号を増幅する。
DA7の第2段は、第1段のチャンネル内の電圧差を40倍に増幅するために使用される。概略的には、第2段は、負のフィードバックを有するオペアンプA3である。第2段増幅器の利得係数は、以下の公式によって計算される。
Figure 0005275226
回路のこの実施例では、抵抗器R3及びR5の各々は、500オーム、抵抗器R7及びR8は、22キロオーム、R6は、100キロオームの抵抗値を有する。その結果、形状を図11に示す信号Uoutが、DA7の出力部において得られる。
DA7の出力部からの信号は、FBD8及びLFF9の入力部に入る(図1)。
LFF9は、負のフィードバック(図12)及びバターワース周波数特性(図13)を有するオペアンプに基づいて作られる。低周波フィルタ9は、帯域幅〜1Hz及びこの帯域幅における利得係数〜3dB、並びに3Hzの周波数における圧縮比16dBを有することを図13に見ることができる。
周囲温度の変化及び第1及び第2のアンテナ1、2を取り囲む強力な電子干渉の影響は、供給電圧に等しいコンパレータ10の出力部における一定電圧の出現とセンサの不正確な働きとをもたらす。これらの影響を抑制するために、DA7の出力部からの入力信号が供給され、かつ出力部がDA7の入力部の一方(第1又は第2の)に接続されたフィードバック装置8(図1)が回路に導入される。フィードバック装置8(図14)は、負のフィードバックを有するオペアンプを含む。オペアンプフィードバック回路の時定数RCは、センサによって記録される移動物体の最小速度を判断し、以下の比率によって決めることができる。
Figure 0005275226
ここで、Tfbは、秒で表したフィードバック回路に関する時定数であり、Sは、メートルで表したセンサによる検出の容積区分において物体が通過する距離であり、Vminは、1秒当たりのメートル数で表したセンサによって記録される移動物体の最小速度である。
装置の実用的な実施形態では、時定数は、移動物体の最小速度に対応する、例えば12秒とすることができる。DA7の入力部の一方において信号が存在しない時、FBD8は、自動的にDA7の出力信号を設定し、それに対応してコンパレータ10の信号をゼロに設定する。
あらゆる公知の集積コンパレータ、例えば、MAX922チップに基づいて作られたコンパレータをコンパレータ10(図1)として使用することができる。このチップを使用する時、150mVに等しいセンサブランキング解除閾値電圧が、抵抗性L−分割器によってC10の制御入力部に供給される。後で必要に応じて処理することができるセンサアラーム信号を発生させることを意図したC10の出力部から信号を取得する(例えば、その信号は、光又は音のアラームをONにするために増幅することができる)。コンパレータ10の出力部における信号の典型的な信号の形状を図15及び図16に示している。
これらの依存性(図15、図16)を有する最初の2つのパルスは、人間の静かな歩行に対応し、最後の2つのパルスは、走行に対応する。センサから1メートルの距離においては、上述の装置の信号/ノイズ比は、歩行に関しては約20であり、走行に関しては約140であった。第1及び第2のアンテナ1、2から2メートルの距離においては、信号/ノイズ比は、歩行に関しては3〜5であり、走行に関しては7〜11である。これらの例は、移動物体を検出する本発明のセンサを効率的に使用する可能性を示している。
最も近い類似の解決法(米国特許第5361070号)とは対照的に、本発明の装置は、差動増幅器4において同時に起こる外部干渉(平面波)を補償することを可能にする2つのアンテナの対称接続を使用する。第1及び第2のアンテナ1、2のPG3への接続は、それらのアンテナ内の反対方向の電流を保証し、従って、離れた領域において放射は出現せず、そのことは、発生した干渉のレベルを大きく低減するのを助ける。センサ受信装置の入力回路に関する別の概略的な解決法は、距離及び放射信号スペクトルの幅により、感度領域を自動的に調節することを可能にする。超広帯域探測信号は、放射のため及びストローブ信号としての両方で使用される。パルス持続時間は、帯域幅及びセンサ作動に関する範囲の両方を決める。本出願人の調査が示したように、本発明のセンサは、アンテナから1〜5メートルの距離における移動物体を検出するのに適している。
センサ耐干渉性は、PG3からセンサ入力回路4のチャンネルへの非対称なパルスの供給(図17)により、更に増強することができる。このレイアウトにおいて、第1のアンテナ1は、望ましい信号及び干渉信号を放射及び受信するために使用され、第2のアンテナ2は、干渉信号のみを受信するために使用される。入力回路4によって第1及び第2のアンテナの出力部からそのような信号を検出した後に、干渉信号は、DA4において差し引かれる。
本発明の第2の実施形態は、遅延回路が導入され、入力回路4が別様に実現されるという点で第1の実施形態とは異なる。
入力回路4は、各々に2つの入力部が作られている2つの検出器を含む。PG3からの映像パルスは、ダイオードをブランキング解除するために入力回路4の第1の検出器5の第2の入力部に供給され、パルス持続時間(30ns)に等しい遅延を有する信号遅延回路11(図17)を通して、遅延を有した状態でダイオードをブランキング解除するために第2の検出器6の第2の入力部に供給される。また、PG3からのパルスは、放射するために第1のアンテナ1に直接供給される。第1の実施形態とは対照的に、本発明の第2の実施形態では、第1及び第2のアンテナ1、2を通してストローブパルスは放射されない。アンテナ1、2は、それぞれ、検出器5、6の第1の入力部に接続されている(図17、図18)。入力回路内の検出器の各々は、1つのダイオード、3つの抵抗器、及び3つのコンデンサを含む。ダイオード(VD1又はVD2)のカソードは、第1のコンデンサ(C1又はC2)を通してPG3、及び第1の抵抗器(R1又はR2)を通して本体に接続される。ダイオード(VD1又はVD2)のアノードは、第2のコンデンサ(C5又はC6)を通してそれぞれのアンテナ1又は2に接続される。また、ダイオード(VD1又はVD2)のアノードは、第2の抵抗器(R5又はR6)を通して、かつ、ピンが一方の側で第2の抵抗器(R5又はR6)とDA7の入力部との間に接続され、他方の側で本体に接続された第3の抵抗器(R3又はR4)及び第3のコンデンサ(C3又はC4)を含む並列回路を通して、それぞれのDA7の入力部の一方に接続される。第1のアンテナは、受信−送信を行い、第2のコンデンサ(C5)及び入力回路4の第1の入力部/出力部に接続される。第2のアンテナは、受信を行い、第2のコンデンサ(C6)及び入力回路4の第1の入力部に接続される。入力回路4の第2の入力部は、それぞれ、第1のコンデンサ(C1及びC2)にストローブパルスを供給するために使用される。
負のストローブパルスが、遮断コンデンサの機能を行う第1のコンデンサ(C1及びC2)を通してダイオード(VD1及びVD2)のカソードに供給され、従って、それらのダイオードをブランキング解除する。第1のコンデンサ(C1及びC2)の電気容量及び第1の抵抗器(R1及びR2)の抵抗値は、パルス自体の形状を変形させることなく、電圧一定成分の除去を保証するように選択される。例えば、本発明の装置の実用的な実施形態では、コンデンサC1及びC2は、1nFの電気容量を有し、抵抗器R1及びR2は、50オームの抵抗値を有する。第3のコンデンサ(C3及びC4)は、10nFの電気容量を有し、入ってくるストローブパルスによって充電される。ストローブパルスが非対称に供給されるので、信号と干渉の両方は、ストローブパルス持続時間にわたって第1の検出器5(第1のチャンネルにおいて)の第3のコンデンサ(C3)に蓄積され、干渉のみが、第2の検出器6(第2のチャンネルにおいて)の第3のコンデンサ(C4)に蓄積される。次に、差動増幅器4は、第3のコンデンサ(C3及びC4)から電圧を差し引き、これは、望ましい信号を遮断し、かつ耐干渉性を増強することを可能にする。パルス持続時間及び遅延が等しくなるように(例えば、30ns)選択されるので、この入力回路4は、30nsよりも長い持続時間を有する干渉を除去することを可能にする。パルス干渉を含むより高周波数の干渉は、第1のコンデンサ(C1及びC2)において除去される。装置のこの実施形態では、コンデンサC5及びC6は、220pFの電気容量を有し、抵抗器R5及びR6は、抵抗値10キロオームを有し、抵抗器R3及びR4は、各々、抵抗値500キロオームを有する。ダイオードVD3は、PG3と第1のアンテナ1を分離するために使用される。パルス発生器の第1の出力部は、アノードが第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続され、かつカソードが第1の検出器5の第2の入力部に接続されたダイオードVD3を通して、第1のアンテナ1の入力部/出力部に接続される。
遅延回路11(図17)は、インバータ及び容量型積分器(図19)に基づいて2段にすることができる。映像パルスは、第1のインバータを通った時に、その極性を反対の極性に変える。容量型積分器R1C1は、映像パルス前面持続時間を増加させる。この論理素子、すなわち、容量型積分器の識別レベルが一定に維持されるので、第2のインバータの出力部におけるこの映像パルスは、Ucが第1段の出力部における信号である入力部における状態に対して遅延シフトするようになる(図20)。遅延回路11の第2段の作動は、以上のものに極めて類似している。回路のこの実施形態では、コンデンサC1及びC2は、39pFの電気容量を有し、抵抗器R1は、510オーム、抵抗器R2は、1キロオームの定格抵抗値を有する。対応する論理素子、例えば、KP1554LN1は、インバータとして使用することができる。
上記に関して、第2の実施形態による本発明のセンサは、本発明の第1の実施形態に関して最初の方で説明したものと極めて類似して作動する。第2の実施形態は、外部の場に対する耐干渉性を有利に増強したが、超広帯域探測信号が第1のアンテナ1だけによって放射され、かつ信号の差し引きの間にはノイズが増大するので、第1の実施形態に比べて幾分感度は低い。
両方の革新的センサ実施形態の利点のうちでも、とりわけ、構造的単純性及び実現容易性、低電力消費、低コスト、極めて高い感度、センサを取り囲む電子機器に対する電磁放射の影響の欠如、あらゆる気象条件における作動の可能性、及びあらゆる表面のもとに堅固に取り付けられる可能性があると考えられる。
本発明のセンサの上述の実施形態は、網羅的ではなく、特許請求の範囲並びに図1〜図17に示すレイアウトによって実現することができる多くの変更及び修正をそこに行うことができることは、当業者によって理解されるであろう。
産業上の利用可能性
超広帯域探測信号を使用して移動物体を検出する本発明のセンサの上述の実施形態は、様々なセキュリティシステムにおいて約1〜5メートルの短い距離で移動物体を検出する業界に適用することができる。
第1の実施形態によるセンサ機能的配置図である。 図1のパルス発生器の配線図である。 図2の発生器によって形成される出力映像パルスのグラフである。 図2の発生器に関する出力映像パルス形状を示す図である。 図1の入力回路の配線図である。 図5の入力回路のコンデンサに関する充電及び放電の進行のグラフである。 アンテナの外観を示す図である。 図7のアンテナに関する指向性の図である。 図7のアンテナによって放射される信号の慨形を示す図である。 図1の差動増幅器の配線図である。 図10の差動増幅器の入力部及び出力部における信号の形状を示す図である。 図1の低周波フィルタの配線図である。 図12のフィルタの周波数特性を示す図である。 図1のフィードバック装置の配線図である。 本発明の第1の実施形態による第1及び第2のアンテナから1メートルの距離において動いている人間に対して取得された時間に対するセンサ出力電圧の実験的依存性を示す図である。 2メートルの距離に関する図16と同じ図である。 第2の実施形態による本発明のセンサの概略図である。 図17の入力回路の配線図である。 図17の遅延回路の配線図である。 図19の遅延回路によって作られた信号時間遅延に関するグラフである。
符号の説明
1、2 アンテナ
3 パルス発生器
5 第1の検出器
6 第2の検出器
7 差動増幅器

Claims (5)

  1. 超広帯域探測信号を使用して移動物体を検出するためのセンサであって、
    第1のアンテナ(1)、及び、前記第1のアンテナ(1)から離間して設けられた第2のアンテナ(2)と、
    2つの出力部が設けられ、第1の出力部が前記第1のアンテナ(1)の入力部/出力部に接続され、第2の出力部が前記第2のアンテナ(2)の入力部/出力部にそれぞれ接続されたパルス発生器(3)と、
    2つの検出器(5,6)を含み、第1の検出器(5)の入力部が前記第1のアンテナ(1)の前記入力部/出力部に接続され、第2の検出器(6)の入力部が前記第2のアンテナ(2)の前記入力部/出力部に接続された入力回路(4)と、
    差動増幅器(7)と、
    フィードバック装置(8)と、
    低周波フィルタ(9)と、
    コンパレータ(10)と、
    を含み、
    前記第1の検出器(5)の出力部が、前記差動増幅器(7)の第1の入力部に接続され、前記第2の検出器(6)の出力部が、該差動増幅器(7)の第2の入力部に接続され、該差動増幅器(7)の出力部が、前記低周波フィルタ(9)の入力部と、センサの外部からのノイズを抑制する前記フィードバック装置(8)の入力部に接続され、前記フィードバック装置(8)の出力部は前記差動増幅器(7)の一方の入力部に接続され、前記低周波フィルタ(9)の出力部がコンパレータ(10)の一方の入力部に接続され、前記コンパレータ(10)の他方の入力部には閾値電圧が供給され、前記コンパレータ(10)の出力部が、検出信号を発生させる
    ことを特徴とするセンサ。
  2. 前記フィードバック装置(8)は、負のフィードバックを有するオペアンプを含み、該オペアンプの該フィードバック回路に関する時定数Tocが、Sを検出の容積区分において移動物体が通過する距離とし、Vminをそのような物体がその動きを記録しながら移動していると考えられる最小速度として、比Toc≧S/Vminに従うように選択されることを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  3. 超広帯域探測信号を使用して移動物体を検出するためのセンサであって、
    第1のアンテナ(1)、及び、前記第1のアンテナ(1)から離間して設けられた第2のアンテナ(2)と、
    2つの出力部が設けられたパルス発生器(3)と、
    各々に2つの入力部が設けられた2つの検出器(5,6)を含む入力回路(4)と、
    を含み、
    前記パルス発生器(3)の第1の出力部が、ダイオードを通して前記第1のアンテナ(1)の入力部/出力部に接続され、ここで当該ダイオードのアノードは前記第1のアンテナ(1)の入力部/出力部に、当該ダイオードのカソードは第1の検出器(5)の第2の入力部にそれぞれ接続され、前記第1のアンテナ(1)の入力部/出力部は、前記第1の検出器(5)の第1の入力部に接続され、前記第2のアンテナ(2)の出力部が、第2の検出器(6)の第1の入力部に接続され、前記パルス発生器(3)の第2の出力部が、遅延回路(11)を通して前記第2の検出器(6)の第2の入力部に接続されており、
    差動増幅器(7)と、
    フィードバック装置(8)と、
    低周波フィルタ(9)と、
    コンパレータ(10)と、
    を更に含み、
    前記第1の検出器(5)の出力部が、前記差動増幅器(7)の第1の入力部に接続され、前記第2の検出器(6)の出力部が、前記差動増幅器(7)の第2の入力部に接続され、前記差動増幅器(7)の出力部が、前記低周波フィルタ(9)の入力部と、センサ外部からの干渉を抑制するフィードバック装置(8)の入力部に接続され、前記フィードバック装置(8)の出力部は前記差動増幅器(7)の一方の入力部に接続され、前記低周波フィルタ(9)の出力部が前記コンパレータ(10)の一方の入力部に接続され、前記コンパレータ(10)の他方の入力部には閾値電圧が供給され、コンパレータ(10)の出力部が、検出信号を発生させる
    ことを特徴とするセンサ。
  4. 前記入力回路(4)における前記検出器の各々(5,6)は、ダイオード、3つの抵抗器、及び3つのコンデンサを含み、該ダイオードのカソードは、第1のコンデンサを通して前記パルス発生器(3)に、かつ第1の抵抗器を通して本体に接続され、該ダイオードのアノードは、第2のコンデンサを通して前記アンテナに接続され、該ダイオードのアノードはまた、第2の抵抗器を通して、かつ、ピンが一方の側で該第2の抵抗器と前記差動増幅器(7)の前記入力部との間に接続され、他方の側で該本体に接続された第3の抵抗器及び第3のコンデンサから成る並列回路を通して、該差動増幅器(7)の入力部の一方に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のセンサ。
  5. 前記フィードバック装置(8)は、負のフィードバックを有するオペアンプを含み、該オペアンプの該フィードバック回路に関する時定数Tocが、Sを検出の容積区分において移動物体が通過する距離とし、Vminをそのような物体がその動きを記録しながら移動していると考えられる最小速度として、比Toc≧S/Vminに従うように選択されることを特徴とする請求項3に記載のセンサ。
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