JP5273729B2 - 配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロール - Google Patents

配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロール Download PDF

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Description

本発明は、配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロールに関する。
近年、エネルギ資源の枯渇の問題や大気中のCO2の増加のような地球環境問題などからクリーンなエネルギの開発が望まれており、特に太陽電池モジュールを用いた太陽光発電が新しいエネルギ源として開発、実用化され、発展の道を歩んでいる。
このような太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルとしては、従来から、例えば単結晶または多結晶のシリコン基板の受光面にシリコン基板とは反対の導電型の不純物を拡散することによってpn接合を形成し、シリコン基板の受光面とその反対側の裏面にそれぞれ電極を形成した両面電極型太陽電池セルが主流となっている。また、近年では、シリコン基板の裏面にp型用電極とn型用電極の双方を形成したいわゆる裏面電極型太陽電池セルの開発も進められている。
たとえば、米国特許第5951786号明細書(特許文献1)には、絶縁性基材の表面上に電気的導電性を有する配線がパターンニングされており、配線上に裏面電極型太陽電池セルが電気的に接続された太陽電池モジュールが開示されている。
米国特許第5951786号明細書
上記の特許文献1に記載されている構成の太陽電池モジュールの作製はたとえば以下のようにして行なうことができる。
まず、たとえばポリマー材料などからなる網目状の絶縁性基材の表面上にパターンニングされた配線を形成する。
次に、網目状の絶縁性基材の表面上でパターンニングされた配線に裏面電極型太陽電池セルの電極を導電性接着剤を用いて接合することによって、裏面電極型太陽電池セルを網目状の絶縁性基材の表面上の配線に電気的に接続する。
そして、網目状の絶縁性基材の表面上の配線に電気的に接続された裏面電極型太陽電池セルをガラス基板と裏面電極型太陽電池セルとの間、および裏面保護シートと裏面電極型太陽電池セルとの間にそれぞれ設置された封止材に圧着しながら加熱処理することによって、裏面電極型太陽電池セルを封止材中に封止する。これにより、太陽電池モジュールが作製される。
ここで、封止材は、網目状の絶縁性基材の網目から裏面電極型太陽電池セルと配線との間に流れ込んで硬化させられることによってガラス基板と裏面保護シートとの間に裏面電極型太陽電池セルを封止することになる(特許文献1の第7欄第13〜28行目参照)。
特許文献1に記載の太陽電池モジュールにおいては、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間に空間があると信頼性に問題が発生するため、絶縁性基材を網目状としておいて、シート状の封止材を絶縁性基材側に配置して加熱圧着させることにより、裏面電極型太陽電池セルと絶縁性基材との間に空間を充填するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の太陽電池モジュールにおいては、裏面電極型太陽電池セルの両端部それぞれに一つずつ電極を設けた構成しか考慮していない。そのため、裏面電極型太陽電池セルの電極やそれに対する配線が特許文献1に記載のものよりも多くなった場合には、電極間や配線間のスペースが小さくなるため、電気的な短絡が多発して、太陽電池モジュールの信頼性が大きく低下することが考えられる。
したがって、裏面電極型太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールについては、太陽電池モジュールの信頼性の低下を未然に防止することができる方法が要望されていた。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、太陽電池モジュールの信頼性の低下を未然に防止することが可能な配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロールを提供することにある。
本発明は、半導体基板の一方の面側にp型用電極およびn型用電極が配置された裏面電極型太陽電池セルを接続するための配線シートであって、絶縁性基材と、絶縁性基材の表面上に設置された配線と、を含み、配線は、裏面電極型太陽電池セルのp型用電極を接続するための帯状のp型用配線と、裏面電極型太陽電池セルのn型用電極を接続するための帯状のn型用配線と、p型用配線およびn型用配線をそれぞれ電気的に接続する接続用配線と、を有しており、p型用配線およびn型用配線はそれぞれ第1方向に伸長し、接続用配線は第1方向とは異なる第2方向に伸長しており、接続用配線の第1方向の一方の端にはp型用配線の一端が電気的に接続され、接続用配線の第1方向の他方の端にはn型用配線の一端が電気的に接続されており、接続用配線の第1方向の幅は、接続用配線の第2方向における端部の方が内側よりも広い配線シートである。
また、本発明は、上記の配線シートと、半導体基板の一方の面側にp型用電極およびn型用電極が配置された裏面電極型太陽電池セルと、を含み、配線シートのp型用配線と、裏面電極型太陽電池セルのp型用電極とが電気的に接続されており、配線シートのn型用配線と裏面電極型太陽電池セルのn型用電極とが電気的に接続されており、裏面電極型太陽電池セルは、角の少なくとも一部が切り欠かれた表面形状を有している配線シート付き太陽電池セルである。
また、本発明は、上記の配線シートが巻き取られてなる配線シートロールである
さらに、本発明は、半導体基板の一方の面側に電極が配置された裏面電極型太陽電池セルと、絶縁性基材の一方の面側に配線が配置された配線シートとを含み、裏面電極型太陽電池セルの電極と、配線シートの配線とが電気的に接続された配線シート付き太陽電池セルであって、裏面電極型太陽電池セルは、少なくとも1つの角に切り欠き部を有しており、配線は第2方向に伸長する接続用配線を含み、裏面電極型太陽電池セルの第2方向に伸長する辺の長さが第2方向に伸長する接続用配線の長さよりも短い配線シート付き太陽電池セルである。また、本発明は、当該配線シート付き太陽電池セルを含む太陽電池モジュールである。
本発明によれば、太陽電池モジュールの信頼性の低下を未然に防止することが可能な配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロールを提供することができる。
本発明の配線シートの一例を配線の設置側から見た模式的な平面図である。 図1に示す配線シートの模式的な拡大平面図である。 図2のIII−IIIに沿った模式的な断面図である。 本発明の配線シートロールの一例の模式的な斜視図である。 本発明の配線シートロールの使用方法の一例を図解する模式的な側面図である。 本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの一例の裏面の模式的な平面図である。 図6のVII−VIIに沿った模式的な断面図である。 本発明の配線シート付き太陽電池セルの一例を受光面側から見たときの模式的な平面図である。 図8のIX−IXに沿った模式的な断面図である。 (a)および(b)は、図8および図9に示される構成の配線シート付き太陽電池セルの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 (a)および(b)は、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)および(b)は、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の他の一例を図解する模式的な断面図である。 (a)は、本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの他の一例の裏面の模式的な平面図であり、(b)は、(a)に示す裏面電極型太陽電池セルの模式的な側面図である。 (a)は、本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの他の一例の裏面の模式的な平面図であり、(b)は、(a)に示す裏面電極型太陽電池セルの模式的な側面図である。 (a)は、本発明の配線シートの一例を配線の設置側から見た模式的な平面図であり、(b)は、(a)のXVb−XVbに沿った模式的な断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
<配線シート>
図1に、本発明の配線シートの一例を配線の設置側から見た模式的な平面図を示す。図1に示すように、配線シート10は、絶縁性基材11と、絶縁性基材11の表面上に設置された配線16とを有している。
なお、本明細書においては、第1方向50と第2方向51とが為す角度が90°である場合について説明するが、本発明においては、第1方向50と第2方向51とはそれぞれ異なる方向であればよく、第1方向50と第2方向51とが為す角度はたとえば90°±14°の範囲内のものとすることができる。また、本明細書において、第1方向50および第2方向51はそれぞれ本発明の図面の矢印の向きと同一方向、反対方向および双方向のいずれの意味も含んでおり、状況に応じて適宜使い分けることができる。
図2に、図1に示す配線シートの模式的な拡大平面図を示す。図2に示すように、配線シート10の配線16は、絶縁性基材11の表面上に設置された、n型用配線12、p型用配線13、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bを有している。
ここで、n型用配線12、p型用配線13、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bはそれぞれ導電性であり、n型用配線12およびp型用配線13はそれぞれ第1方向50に伸長する帯状に形成されており、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bはそれぞれ第2方向51に伸長する形状に形成されている。
また、複数のn型用配線12のそれぞれの一端が第1の接続用配線14aに電気的に接続されており、複数のp型用配線13のそれぞれの一端が第2の接続用配線14bに電気的に接続されている。
そして、1本の第1の接続用配線14aとそれに電気的に接続する複数の帯状のn型用配線12とから1つのn型用櫛形配線が構成されており、1本の第2の接続用配線14bとそれに電気的に接続する複数の帯状のp型用配線13とから1つのp型用櫛形配線が構成されている。
ここで、1つのp型用櫛形配線と1つのn型用櫛形配線とは互いの櫛歯が向かい合うようにして設置されており、n型用櫛形配線の櫛歯に相当する帯状のn型用配線12と、p型用櫛形配線の櫛歯に相当する帯状のp型用配線13とはそれぞれ1本ずつ交互に間隔をあけて第2方向51に配列されることにより交互配列部20を構成している。なお、交互配列部20は、n型用配線12とp型用配線13とが1本ずつ交互に配列された配線領域である。
図3に、図2のIII−IIIに沿った模式的な断面図を示す。ここで、図3に示すように、配線シート10においては、絶縁性基材11の一方の表面上にのみn型用配線12およびp型用配線13が設置されており、n型用配線12とp型用配線13とは1本ずつ交互に所定の間隔をあけて配置されて交互配列部20を構成している。
ここで、図2に示すように、第2の接続用配線14bの幅は、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の第1方向50の幅W1の方が、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部よりも内側の第1方向50の幅W2よりも広くなっている(W1>W2)。
さらに、図2においては、第2の接続用配線14bの第1方向50の一方の端には複数のp型用配線13のそれぞれの一端が電気的に接続されており、第2の接続用配線14bの第1方向50の他方の端には複数のn型用配線12のそれぞれの一端が電気的に接続されているため、第1方向50に隣り合って配置された交互配列部20は第2の接続用配線14bによって電気的に接続されている。
なお、図1に示す配線シート10の左上の交互配列部と左下の交互配列部とが電気的に接続されており、左下の交互配列部と右下の交互配列部とが電気的に接続されており、右下の交互配列部と右上の交互配列部とが電気的に接続されている。これにより、図1に示す配線シート10においては、交互配列部がU字状に電気的に接続されていることになる。
図15(a)に、本発明の配線シートの一例を配線の設置側から見た模式的な平面図を示し、図15(b)に、図15(a)のXVb−XVbに沿った模式的な断面図を示す。
この例においても、n型用配線12およびp型用配線13はそれぞれ第1方向50に伸長する帯状に形成されており、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bはそれぞれ第2方向51に伸長する形状に形成されている。そして、複数のn型用配線12のそれぞれの一端が第1の接続用配線14aに電気的に接続されており、複数のp型用配線13のそれぞれの一端が第2の接続用配線14bに電気的に接続されている。図15(a)および図15(b)に示す例においても、第1の接続用配線14aの幅および第2の接続用配線14bの幅の少なくとも一方は、第2方向51における端部の第1方向50の幅の方が、第2方向51における端部よりも内側の第1方向50の幅よりも広くなっている。
そして、1本の第1の接続用配線14aとそれに電気的に接続する複数の帯状のn型用配線12とから1つのn型用櫛形配線が構成されており、1本の第2の接続用配線14bとそれに電気的に接続する複数の帯状のp型用配線13とから1つのp型用櫛形配線が構成されている。
ここで、1つのn型用櫛形配線と1つのp型用櫛形配線とは互いの櫛歯が向かい合うようにして設置されており、n型用櫛形配線の櫛歯に相当する帯状のn型用配線12と、p型用櫛形配線の櫛歯に相当する帯状のp型用配線13とはそれぞれ1本ずつ交互に間隔をあけて第2方向51に配列されることにより交互配列部20を構成している。
なお、帯状のn型用配線12および/または帯状のp型用配線13は、その少なくとも一部の表面が三角形状および/または台形状となっていてもよい。
また、本発明において、「n型用配線とp型用配線とが交互に配列」の概念には、n型用配線とp型用配線とがそれぞれ1本ずつ交互に配列される場合だけでなく、隣り合うn型用配線の間に複数のp型用配線が配列されている場合、および隣り合うp型用配線の間に複数のn型用配線が配列されている場合も含まれる。
また、上記において、絶縁性基材11の材質としては、電気絶縁性の材質であれば特に限定なく用いることができ、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)、ポリエチレンナフタレート(PEN:Polyethylene naphthalate)、ポリフェニレンサルファイド(PPS:Polyphenylene sulfide)、ポリビニルフルオライド(PVF:Polyvinyl fluoride)およびポリイミド(Polyimide)からなる群から選択された少なくとも1種の樹脂を含む材質を用いることができる。
また、絶縁性基材11の厚さは特に限定されず、たとえば25μm以上150μm以下とすることができる。
なお、絶縁性基材11は、1層のみからなる単層構造であってもよく、2層以上からなる複数層構造であってもよい。
また、配線16の材質としては、導電性の材質のものであれば特に限定なく用いることができ、たとえば、銅、アルミニウムおよび銀からなる群から選択された少なくとも1種を含む金属などを用いることができる。
また、配線16の厚さも特に限定されず、たとえば10μm以上50μm以下とすることができる。
また、配線16の少なくとも一部の表面には、たとえば、ニッケル(Ni)、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、錫(Sn)、SnPbはんだ、およびITO(Indium Tin Oxide)からなる群から選択された少なくとも1種を含む導電性物質を設置してもよい。この場合には、配線シート10の配線16と後述する裏面電極型太陽電池セルの電極との電気的接続を良好なものとし、配線16の耐候性を向上させることができる傾向にある。
また、配線16の少なくとも一部の表面には、たとえば防錆処理や黒化処理などの表面処理を施してもよい。
なお、配線16も、1層のみからなる単層構造であってもよく、2層以上からなる複数層構造であってもよい。
以下に、上記構成の配線シート10の製造方法の一例について説明する。まず、たとえばPENフィルムなどの絶縁性基材11を用意し、その絶縁性基材11の一方の表面の全面にたとえば金属箔または金属プレートなどの導電性物質を貼り合わせる。たとえば所定の幅にカットされた絶縁性基材のロールを引き出し、絶縁性基材の一方の表面に接着剤を塗布し、絶縁性基材の幅よりやや小さくカットされた金属箔のロールを重ね合わせて加圧・加熱することで貼り合わせることができる。
次に、絶縁性基材11の表面に貼り合わされた導電性物質の一部をフォトエッチングなどにより除去して導電性物質をパターンニングすることによって、絶縁性基材11の表面上にパターンニングされた導電性物質からなるn型用配線12、p型用配線13、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bを含む配線16を形成する。以上により、上記の構成の配線シート10を作製することができる。
<配線シートロール>
図4に、本発明の配線シートロールの一例の模式的な斜視図を示す。ここで、配線シートロールは、たとえば、図1に示される形状の配線16が絶縁性基材11の表面上で連続して形成された長尺の配線シート10を芯22に巻き取ることにより形成されている。なお、芯22としては、配線シート10を巻き取ることができるものを特に限定なく用いることができる。
このように配線シート10を巻き取って配線シートロールとすることによって、たとえば、図5の模式的側面図に示すように、配線シートロールから必要な長さに応じて配線シート10を様々な長さに引き出して切り取って用いることができるため、1本の共通した配線シートロールを用いて様々な大きさの配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールを作製することが可能となる。
たとえば、配線シートロールから第1方向50に引き出された図1に示す配線シート10を交互配列部20の途中で第2方向51に切り取ることによって配線シート10の両端がそれぞれ途中で切断された交互配列部20から構成される場合には、たとえば、切り取られた配線シート10の一方の端において途中で切断された2つの交互配列部20に1本の帯状の導電性部材をその長手方向が第2方向51に一致するように貼り付けたものを配線シート10として用いることができる。これにより、切り取られた配線シート10の一方の端に位置する2つの交互配列部20の第2方向51に配列されたn型用配線12同士またはp型用配線13同士を電気的に接続することができるため、第2方向51において隣り合うこれら2つの交互配列部20同士を電気的に接続して配線シート10の交互配列部20をU字状に電気的に接続することができる。
<裏面電極型太陽電池セル>
図6に、本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの一例の裏面の模式的な平面図を示す。ここで、裏面電極型太陽電池セル30においては、n型用電極34およびp型用電極35がそれぞれ帯状に形成されており、帯状のn型用電極34と帯状のp型用電極35とが半導体基板31の裏面上において、1本ずつ交互に所定の間隔をあけて配置されている。
また、裏面電極型太陽電池セル30の周縁の一部には、n型用電極34およびp型用電極35が形成されていない部分である電極非形成部38が設けられており、電極非形成部38は、たとえば、裏面電極型太陽電池セル30を配線シート10上の正確な位置に設置するためのアライメントマークとすることができる。
さらに、裏面電極型太陽電池セル30の裏面形状は、四角形の4つの角をそれぞれ切り欠いた形状となっていることから、裏面電極型太陽電池セル30の裏面の裏側の表面形状も同様に四角形の4つの角をそれぞれ切り欠いた形状となっている。
なお、裏面電極型太陽電池セル30の裏面のn型用電極34およびp型用電極35のそれぞれの形状および配置は、図6に示す構成に限定されず、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13にそれぞれ電気的に接続可能な形状および配置であればよい。
また、裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34の少なくとも一部の表面および/またはp型用電極35の少なくとも一部の表面には、たとえば、ニッケル(Ni)、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、銅(Cu)、錫(Sn)、SnPbはんだ、SnBiはんだ、およびITO(Indium Tin Oxide)からなる群から選択された少なくとも1種を含む導電性物質を設置してもよい。この場合には、配線シート10の配線16(n型用配線12、p型用配線13)と裏面電極型太陽電池セル30の電極(n型用電極34、p型用電極35)との電気的接続を良好なものとし、裏面電極型太陽電池セル30の電極(n型用電極34、p型用電極35)の耐候性を向上させることができる傾向にある。
また、裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34の少なくとも一部の表面および/またはp型用電極35の少なくとも一部の表面には、たとえば防錆処理などの表面処理を施してもよい。
図7に、図6のVII−VIIに沿った模式的な断面図を示す。ここで、裏面電極型太陽電池セル30は、たとえばn型またはp型のシリコン基板などの半導体基板31と、裏面電極型太陽電池セル30の受光面となる半導体基板31の凹凸表面側に形成された反射防止膜37と、裏面電極型太陽電池セル30の裏面となる半導体基板31の裏面側に形成されたパッシベーション膜36とを有している。
図13(a)に、本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの他の一例の裏面の模式的な平面図を示し、図13(b)に、図13(a)に示す裏面電極型太陽電池セルの模式的な側面図を示す。
この例においても、n型用電極34およびp型用電極35はそれぞれ帯状に形成されており、帯状のn型用電極34と帯状のp型用電極35とはそれぞれ1本ずつ交互に間隔をあけて半導体基板31上に配列されている。
なお、帯状のn型用電極34および/または帯状のp型用電極35は、その少なくとも一部の表面が三角形状および/または台形状となっていてもよい。
また、本発明において、「n型用電極とp型用電極とが交互に配列」の概念には、n型用電極とp型用電極とがそれぞれ1本ずつ交互に配列される場合だけでなく、隣り合うn型用電極の間に複数のp型用電極が配列されている場合、および隣り合うp型用電極の間に複数のn型用電極が配列されている場合も含まれる。
図14(a)に、本発明に用いられる裏面電極型太陽電池セルの他の一例の裏面の模式的な平面図を示し、図14(b)に、図14(a)に示す裏面電極型太陽電池セルの模式的な側面図を示す。
この例においては、n型用電極34およびp型用電極35はそれぞれドット状に形成されており、ドット状の複数のn型用電極34およびドット状の複数のp型用電極35はそれぞれ直線状に配列されている。そして、ドット状の複数のn型用電極34からなる列と、ドット状の複数のp型用電極35からなる列とはそれぞれ1列ずつ交互に間隔をあけて配列されている。
なお、「直線状に配列」の概念は、少なくともある方向に進行する配列であればよく、n型用電極および/またはp型用電極が純粋な直線上への配列されている場合だけでなく、その少なくとも一部がジグザグに配列にされている場合も含まれる。また、複数のn型用電極からなる列におけるn型用電極同士の間隔および/または複数のp型用電極からなる列におけるp型用電極同士の間隔はそれぞれ均等でなくてもよい。
また、「複数のn型用電極からなる列と、複数のp型用電極からなる列とが交互に配列」の概念には、n型用電極の列とp型用電極の列とがそれぞれ1本ずつ交互に配列される場合だけでなく、隣り合うn型用電極の列の間にp型用電極の列が複数配列されている場合、および隣り合うp型用電極の列の間にn型用電極の列が複数配列されている場合も含まれる。
また、半導体基板31の裏面側には、たとえばリンなどのn型不純物が拡散して形成されたn型不純物拡散領域32と、たとえばボロンなどのp型不純物が拡散して形成されたp型不純物拡散領域33と、が所定の間隔を空けて交互に形成されているとともに、半導体基板31の裏面側のパッシベーション膜36に設けられたコンタクトホールを通してn型不純物拡散領域32に接するn型用電極34およびp型不純物拡散領域33に接するp型用電極35がそれぞれ設けられている。
また、n型またはp型の導電型を有する半導体基板31の裏面側には、n型不純物拡散領域32またはp型不純物拡散領域33と半導体基板31内部との界面において複数のpn接合が形成されることになる。半導体基板31がn型またはp型のいずれの導電型を有していても、n型不純物拡散領域32およびp型不純物拡散領域33はそれぞれ半導体基板31内部と接合していることから、n型用電極34およびp型用電極35はそれぞれ半導体基板31の裏面側に形成された複数のpn接合にそれぞれ対応する電極となる。
また、半導体基板31としては、たとえば、n型またはp型の多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどからなるシリコン基板などを用いることができる。なお、半導体基板31としては、裏面側でpn接合を形成するには、単結晶であることが好ましい。
また、n型用電極34およびp型用電極35としてはそれぞれ、たとえば、銀などの金属からなる電極を用いることができる。
また、パッシベーション膜36としては、たとえば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、または酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層体などを用いることができる。
また、反射防止膜37としては、たとえば、窒化シリコン膜などを用いることができる。
なお、本発明における裏面電極型太陽電池セルの概念には、上述した半導体基板31の一方の表面側(裏面側)のみにn型用電極34およびp型用電極35の双方が形成された構成のものだけでなく、MWT(Metal Wrap Through)セル(半導体基板に設けられた貫通孔に電極の一部を配置した構成の太陽電池セル)などのいわゆるバックコンタクト型太陽電池セル(太陽電池セルの受光面側と反対側の裏面側から電流を取り出す構造の太陽電池セル)のすべてが含まれる。
<配線シート付き太陽電池セル>
図8に、本発明の配線シート付き太陽電池セルの一例を受光面側から見たときの模式的な平面図を示し、図9に、図8のIX−IXに沿った模式的な断面図を示す。
なお、以下においては、本発明の配線シート付き太陽電池セルの一例として、図1〜図3に示す配線シート10の配線16上に、図6および図7に示す裏面電極型太陽電池セル30の複数を接続した構成について説明するが、本発明の配線シート付き太陽電池セルの構成は、図8および図9に示す構成に限定されないことは言うまでもない。たとえば、本発明の配線シート付き太陽電池セルの構成は、単一の配線シートに単一の裏面電極型太陽電池セルを接続した構成としてもよい。
図8および図9に示すように、配線シート付き太陽電池セルは、裏面電極型太陽電池セル30の裏面側と、配線シート10の配線16の設置側とが向かい合うようにして、配線シート10上に裏面電極型太陽電池セル30を設置することによって作製されている。
ここで、図9に示すように、裏面電極型太陽電池セル30の裏面側のn型用電極34は配線シート10の絶縁性基材11の表面上に設置されたn型用配線12と導電性接着剤25を介して電気的に接続されるとともに、裏面電極型太陽電池セル30の裏面のp型用電極35は配線シート10の絶縁性基材11の表面上に設置されたp型用配線13と導電性接着剤25を介して電気的に接続されている。
なお、配線シート10の配線16と裏面電極型太陽電池セル30の電極との接続は、配線シート10の配線16と裏面電極型太陽電池セル30の電極とを導通状態とすることが可能なように接続されていればよいため、上記の導電性接着剤25を介して電気的に接続される場合に限られず、たとえば、配線シート10の配線16と裏面電極型太陽電池セル30の電極とが直接接触することによって電気的に接続されていてもよい。
そして、配線シート10と裏面電極型太陽電池セル30との間における配線シート10の配線16および裏面電極型太陽電池セル30の電極以外の領域には、絶縁性樹脂17が設置されている。このような絶縁性樹脂17の設置により、裏面電極型太陽電池セル30と配線シート10とが絶縁性樹脂17によって強固に接合された配線シート付き太陽電池セルとすることが可能となる。
以上のような構成の配線シート付き太陽電池セルにおいては、上述したように、配線シート付き太陽電池セルの配線シート10の隣り合う交互配列部20が電気的に接続されているため、配線シート付き太陽電池セルの配線シート10上において隣り合う裏面電極型太陽電池セル30同士は電気的に直列に接続されることになる。
すなわち、図8に示す左上の裏面電極型太陽電池セル30は左下の裏面電極型太陽電池セル30と電気的に直列に接続されており、左下の裏面電極型太陽電池セル30は右下の裏面電極型太陽電池セル30と電気的に直列に接続されており、右下の裏面電極型太陽電池セル30は右上の裏面電極型太陽電池セル30と電気的に直列に接続されている。これにより、図8に示す配線シート付き太陽電池セルにおいては、裏面電極型太陽電池セル30がU字状に電気的に直列に接続されることになる。
そして、裏面電極型太陽電池セル30の受光面に光が入射することによって発生した電流は裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34およびp型用電極35から配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13に取り出される。そして、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13に取り出された電流は、配線シート10の配線16の終端14c,14dから外部に取り出されることになる。
ここで、上記構成の配線シート付き太陽電池セルの配線シート10においては、たとえば図2に示すように、第2の接続用配線14bの第1方向50の一方の端には交互配列部20の複数のp型用配線13のそれぞれの一端が電気的に接続されており、第2の接続用配線14bの第1方向50の他方の端には異なる交互配列部20の複数のn型用配線12のそれぞれの一端が電気的に接続されている。
そして、たとえば図8に示すように、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の表面が、裏面電極型太陽電池セル30の四角形状の表面の4つ角の切り欠いた部分からそれぞれ露出している。
したがって、たとえば、裏面電極型太陽電池セル30の4つ角の切り欠いた部分から露出している第2の接続用配線14bの表面と、裏面電極型太陽電池セル30の他の切り欠いた部分から露出している第1の接続用配線14aの表面とにそれぞれプローブ針を接触させ、これらのプローブ針の間に電圧を印加することによって、第1の接続用配線14aと第2の接続用配線14bとの間に配置されている交互配列部20に電気的短絡が生じているか否かを容易に調査することができる。特に、図2に示すように、配線シート10においては、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の幅W1が、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の内側の幅W2よりも広く(W1>W2)されていることから、第2の接続用配線14bの露出表面にプローブ針を容易かつ確実に接触させることが可能となる。
このように、上記構成の配線シート付き太陽電池セルの作製後に、裏面電極型太陽電池セル30の表面の角の切り欠き部から露出している接続用配線の表面を利用して各交互配列部20の電気的短絡の有無を事前に調査し、各交互配列部20に電気的短絡が生じていない配線シート付き太陽電池セルを用いて後述する太陽電池モジュールを作製することができるため、太陽電池モジュールの信頼性の低下を未然かつ容易に防止することができる。
また、上記のように、裏面電極型太陽電池セル30の表面の角の切り欠き部から露出している接続用配線の表面を利用して各交互配列部20の電気的短絡の有無を調査することによって、従来においては変換効率に寄与しない部分であるデッドスペースを有効活用することができるため、変換効率を低下させることなく電気的短絡の有無を調査することが可能となる。
なお、上記においては、交互配列部20の電気的短絡の有無を調査する場合について主に説明したが、交互配列部20の電気的短絡の有無の調査以外にも、たとえば、裏面電極型太陽電池セル30の位置ずれの有無の調査、および電気的に絶縁すべき裏面電極型太陽電池セル30同士のゴミなどによる電気的短絡の有無の調査なども行なうこともできる。したがって、交互配列部20の電気的短絡の有無の調査以外にもこれらの調査を併せて行なうことにより、太陽電池モジュールの信頼性の低下をさらに効果的に防止することが可能となる。
たとえば、n型用配線12の幅およびp型用配線13の幅がそれぞれ550μm程度であって、隣り合うn型用配線12とp型用配線13との間の間隔が200μm程度であるような微細なラインアンドスペースの配線を有する配線シート10である場合には、各交互配列部20における電気的短絡および電気的に絶縁すべき裏面電極型太陽電池セル30同士の電気的短絡などが生じやすいため、上記構成を有する配線シート10を用いた配線シート付き太陽電池セルは有用である。
また、従来の両面電極型太陽電池セルを用いた配線シート付き太陽電池セルにおいては、両面電極型太陽電池セル同士の電気的な接続は一般的にインターコネクタと言われる接続部材を用いて行なわれているため、インターコネクタの接続不良による電気的開放が電気的短絡よりも太陽電池モジュールの信頼性低下に大きく起因していた。しかしながら、上記のような裏面電極型太陽電池セルを用いた配線シート付き太陽電池セルにおいては、配線シート10の微細なラインアンドスペースの配線によって裏面電極型太陽電池セル30同士を電気的に接続する場合には電気的短絡による太陽電池モジュールの信頼性低下が問題となるため、上記構成を有する配線シート10を用いた配線シート付き太陽電池セルは有用である。
以下、図10(a)および図10(b)の模式的断面図を参照して、図8および図9に示される構成の配線シート付き太陽電池セルの製造方法の一例について説明する。
まず、図10(a)に示すように、図1〜図3に示す構成の配線シート10を用意し、配線シート10の配線16の表面にはんだなどの導電性接着剤25と絶縁性樹脂17とを含有する樹脂組成物17aを塗布する。ここで、配線シート10としては、たとえば、上記構成の配線シートロールから所望の長さの配線シート10を引き出した後に、配線シート10を切り取ったものを用いることができる。
また、樹脂組成物17aの塗布方法は特に限定されないが、たとえば、スクリーン印刷、ディスペンサを用いた塗布、インクジェット塗布またはスリットコーターなどを用いることができる。
また、絶縁性樹脂17は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、およびエポキシ樹脂とアクリル樹脂との混合樹脂のいずれかを含んでいることが好ましい。なお、本発明において、絶縁性樹脂17は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、およびエポキシ樹脂とアクリル樹脂との混合樹脂に限定されないことは言うまでもない。
また、樹脂組成物17aは、樹脂成分以外の成分として、たとえば硬化剤などの従来から公知の添加剤を1種類以上含んでいてもよい。
次に、図10(b)に示すように、裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34が配線シート10のn型用配線12上に位置し、裏面電極型太陽電池セル30のp型用電極35が配線シート10のp型用配線13上に位置するように、裏面電極型太陽電池セル30を配線シート10上に設置する。
このとき、樹脂組成物17aを加熱することによって、樹脂組成物17a中の絶縁性樹脂17のみが、n型用電極34およびn型用配線12の接続部とp型用電極35およびp型用配線13の接続部との間の領域にはみ出してこの領域に充填される一方で、樹脂組成物17a中の導電性接着剤25はn型用電極34とn型用配線12との間およびp型用電極35とp型用配線13との間に残留してこれらを電気的に接続することになる。
以上により、図8および図9に示される構成の配線シート付き太陽電池セルが製造される。
なお、上記において、裏面電極型太陽電池セル30を配線シート10上に設置した後には、たとえば絶縁性樹脂17への加熱および/または絶縁性樹脂17への光照射などによって絶縁性樹脂17を硬化してもよい。
ここで、絶縁性樹脂17の硬化時においては、絶縁性樹脂17自身が収縮することになるが、絶縁性樹脂17は、裏面電極型太陽電池セル30のパッシベーション膜36および配線シート10の絶縁性基材11のそれぞれに接着しているため、絶縁性樹脂17の硬化時の収縮力によって、裏面電極型太陽電池セル30と配線シート10との間の接合がより強固なものとなる。
<太陽電池モジュール>
図11(a)および図11(b)に、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の一例を図解する模式的な断面図を示す。以下、図11(a)および図11(b)を参照して、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の一例について説明する。
なお、以下においては、本発明の太陽電池モジュールの一例として、図8および図9に示す配線シート付き太陽電池セルを封止材中に封止した構成の太陽電池モジュールについて説明する。
まず、図11(a)に示すように、図8および図9に示す配線シート付き太陽電池セルの裏面電極型太陽電池セル30側にシート状の第1の透明樹脂41aを備えた透明基板40を設置するとともに、図8および図9に示す配線シート付き太陽電池セルの配線シート10側にシート状の第2の透明樹脂41bを備えた裏面保護シート42を設置する。
次に、第1の透明樹脂41aを配線シート付き太陽電池セルの裏面電極型太陽電池セル30に圧着させるとともに、第2の透明樹脂41bを配線シート付き太陽電池セルの配線シート10に圧着させた状態で加熱処理することによって、第1の透明樹脂41aと第2の透明樹脂41bとを一体化させて硬化させる。これにより、図11(b)に示すように、第1の透明樹脂41aと第2の透明樹脂41bとが一体化してなる封止材41中に上記の配線シート付き太陽電池セルが封止されてなる本発明の太陽電池モジュールの一例が作製される。
ここで、第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bの硬化時に配線シート付き太陽電池セルの絶縁性樹脂17を硬化させる場合には、まず初めに、図11(a)に示す構成で減圧し、帯状に塗布された隣り合う樹脂組成物17の間の空気などのガスを排出する。次に、第1の透明樹脂41aを軟化させてガスの排出部を封止し、続いて樹脂組成物17aを液状化させることが好ましい。その後、絶縁性樹脂17、第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bを硬化させる。これにより、裏面電極型太陽電池セル30と配線シート10との間に空気などのガスが混入することなく裏面電極型太陽電池セル30と配線シート10とを接合することができるとともに、絶縁性樹脂17が裏面電極型太陽電池セル30と配線シート10との間から流出するのを抑えることができるため、太陽電池モジュールの信頼性を向上させることができる。
なお、配線シート付き太陽電池セルを封止材41中に封止するための圧着および加熱処理は、たとえばラミネータと呼ばれる真空圧着および加熱処理を行なう装置などを用いて行なうことができる。たとえばラミネータにより第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bを熱変形させ、第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bを熱硬化させることにより、これらの透明樹脂が一体化されて封止材41が形成され、封止材41中に上記の配線シート付き太陽電池セルが包み込まれるようにして封止されて太陽電池モジュールが作製されることになる。
ここで、真空圧着とは、大気圧よりも減圧した雰囲気下で圧着させる処理のことである。また、圧着方法として真空圧着を用いた場合には、第1の透明樹脂41aと第2の透明樹脂41bとの間に空隙が形成されにくくなり、第1の透明樹脂41aと第2の透明樹脂41bとを一体化して形成された封止材41中にガスの気泡が残留しにくくなる傾向にある点で好ましい。
また、透明基板40としては、太陽光に対して透明な基板であれば特に限定なく用いることができ、たとえば、ガラス基板などを用いることができる。
また、第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bとしては、太陽光に対して透明な樹脂を特に限定なく用いることができ、なかでも、エチレンビニルアセテート樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂およびゴム系樹脂からなる群から選択された少なくとも1種の透明樹脂を用いることが好ましい。この場合には、封止材41が耐候性に優れるとともに、太陽光の透過性が高くなるため、太陽電池モジュールの出力(特に、短絡電流または動作時電流)を大きく損なうことなく十分な強度で透明基板40に固着させることができる。これにより、太陽電池モジュールの長期信頼性を確保することができる傾向にある。
また、第1の透明樹脂41aと第2の透明樹脂41bとしてはそれぞれ同一種類の透明樹脂を用いてもよく、異なる種類の透明樹脂を用いてもよい。
また、上記の太陽電池モジュールを封止材41中に封止する際の加熱処理は、たとえば、第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bがそれぞれエチレンビニルアセテート(EVA)樹脂からなる場合には、たとえば100℃以上200℃以下の温度に第1の透明樹脂41aおよび第2の透明樹脂41bをそれぞれ加熱することにより行なうことができる。
また、裏面保護シート42としては、封止材41の裏面を保護することができるものであれば特に限定なく用いることができ、たとえば従来から用いられているPETなどの耐候性フィルムを用いることができる。
また、封止材41中への水蒸気や酸素の透過を十分に抑制して長期的な信頼性を確保する観点から、裏面保護シート42は、たとえばアルミニウムなどの金属フィルムを含んでいても良い。
また、太陽電池モジュールの端面などの裏面保護シート42を密着させることが難しい部分にはたとえばブチルゴムテープなどの水分透過防止テープを用いて完全に密着させることもできる。
また、上記のようにして作製された本発明の太陽電池モジュールの一例においては、たとえばアルミニウム合金などからなるフレームが太陽電池モジュールの外周を取り囲むようにして取り付けられていてもよい。
また、図12(a)および図12(b)に、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の他の一例を図解する模式的な断面図を示す。以下、図12(a)および図12(b)を参照して、本発明の太陽電池モジュールの製造方法の他の一例について説明する。なお、以下においても、本発明の太陽電池モジュールの他の一例として、図8および図9に示す構成の配線シート付き太陽電池セルを封止材中に封止した構成の太陽電池モジュールについて説明する。
まず、図12(a)に示すように、配線シート付き太陽電池セルの配線シート10側に裏面保護シート42のみを設置するとともに、配線シート付き太陽電池セルの裏面電極型太陽電池セル30側にシート状の第1の透明樹脂41aを備えた透明基板40を設置する。
次に、第1の透明樹脂41aを配線シート付き太陽電池セルの裏面電極型太陽電池セル30に圧着させた状態で加熱処理することによって、図12(b)に示すように、第1の透明樹脂41a中に配線シート付き太陽電池セルが包み込まれて封止されることになる。これにより、第1の透明樹脂41a中に上記の配線シート付き太陽電池セルが封止されてなる本発明の太陽電池モジュールの一例が作製される。
上記のようにして作製された太陽電池モジュールの裏面電極型太陽電池セル30の受光面に光が入射することによって発生した電流は裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34およびp型用電極35から配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13に取り出される。そして、配線シート10のn型用配線12およびp型用配線13に取り出された電流は、配線シート10の配線16の終端14c,14d(図8参照)から太陽電池モジュールの外部に取り出されることになる。
上記のようにして作製された太陽電池モジュールにおいては、上述したように、配線シート10の各交互配列部20において電気的短絡が発生していないことが確認された配線シート付き太陽電池セルが用いられていることから、太陽電池モジュールの信頼性の低下が未然に防止されており、高い信頼性を有する太陽電池モジュールとすることができる。
<サンプルの作製>
まず、図1および図2に示すように、絶縁性基材11としてのPENフィルムの表面上に、n型用配線12、p型用配線13、第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14bがそれぞれパターンニングされた銅からなる配線16を形成した配線シート10を作製した。ここで、n型用配線12およびp型用配線13の幅はそれぞれ550μmとされ、隣り合うn型用配線12とp型用配線13との間の間隔は200μmとされた。また、図2に示す第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の幅W1は18550μmとされ、第2の接続用配線14bの第2方向51における端部の内側の幅W2は700μmとされた。
ここで、配線シート10としては、図5の模式的側面図に示すように、図1に示される形状にパターンニングされた配線16が絶縁性基材11の表面上において連続して出現するように形成された長尺の配線シート10を芯22に巻き取った配線シートロールから所定の長さに引き出して切り取ったものを用いた。
次に、図6に示すように、半導体基板31として、1辺がそれぞれ126mmの正方形の4つの角を切り欠いた受光面および裏面を有するとともに、厚さが200μmのn型シリコン基板を用意した。
そして、n型シリコン基板の裏面にn型不純物拡散領域32としてリンがドーピングされた帯状のn型不純物ドーピング領域を形成するとともに、p型不純物拡散領域33としてボロンがドーピングされた帯状のp型不純物ドーピング領域を1本ずつ交互に所定の間隔をあけて配列することにより形成した。
その後、n型シリコン基板の裏面の全面にパッシベーション膜36としてプラズマCVD法によってシリコン酸化膜を形成した。そして、n型シリコン基板の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜37としてプラズマCVD法によって窒化シリコン膜を形成した。
次に、n型シリコン基板の裏面のシリコン酸化膜の一部を除去することによってコンタクトホールを形成した後に、図7に示すように、コンタクトホールから露出したn型不純物ドーピング領域上にn型用電極34として帯状の銀電極を形成するとともに、コンタクトホールから露出したp型不純物ドーピング領域上にp型用電極35として帯状の銀電極を形成することによって裏面電極型太陽電池セル30を作製した。
なお、裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34のパターンは配線シート10のn型用配線12のパターンと一致するように形成されるとともに、裏面電極型太陽電池セル30のp型用電極35のパターンは配線シート10のp型用配線13のパターンと一致するように形成された。
次に、上記のようにして作製した裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34の表面上およびp型用電極35の表面上にそれぞれ、絶縁性樹脂17としてのエポキシ樹脂と導電性接着剤25としてのはんだとを含むはんだペーストを樹脂組成物17aとして塗布した。
その後、図10(b)に示すように、配線シート10のn型用配線12上に裏面電極型太陽電池セル30のn型用電極34が導電性接着剤25を介して電気的に接続されるとともに、配線シート10のp型用配線13上に裏面電極型太陽電池セル30のp型用電極35が導電性接着剤25を介して電気的に接続されるように、配線シート10上に裏面電極型太陽電池セル30を4つ設置した配線シート付き太陽電池セルを複数作製した。
そして、上記のようにして作製した配線シート付き太陽電池セルの裏面電極型太陽電池セル30の表面の角の切り欠き部から露出している接続用配線(第1の接続用配線14aおよび第2の接続用配線14b等)の端部の表面を利用して各交互配列部20の電気的短絡の有無を事前に調査し、交互配列部20の少なくとも1つに電気的短絡が生じていた配線シート付き太陽電池セルについては排除した。
次に、図11(a)および図11(b)に示すように、透明基板40としてのガラス基板の一方の表面に設置された第1の透明樹脂41aとしてのEVA樹脂と、裏面保護シート42の一方の表面に設置された第2の透明樹脂41bとしてのEVA樹脂との間に、上記のようにして作製した配線シート付き太陽電池セルを挟み込んで、配線シート付き太陽電池セルを封止材41としてのEVA樹脂中に真空圧着により封止して、実施例の太陽電池モジュールを完成させた。ここで、真空圧着は、真空排気しながら、EVA樹脂を130℃で5分保持して絶縁性樹脂17を熱硬化させた後に、145℃で40分間加熱してEVA樹脂を熱硬化させることにより行なった。
<サンプルの評価>
上記のようにして作製されたそれぞれの太陽電池モジュールにソーラシミュレータを用いて擬似太陽光を照射し、電流−電圧(IV)特性を測定して、短絡電流密度(mA/cm2)、開放電圧(mV)、F.F.(Fill Factor)および変換効率(%)を測定した。
そして、上記の4つの特性のうち少なくとも1つの特性が低い太陽電池モジュールが含まれている割合を算出した。
その結果、上記のようにして作製した太陽電池モジュールには、特性が低い太陽電池モジュールは含まれていなかったため、上記構成の配線シート付き太陽電池セルを用いて各交互配列部20の電気的短絡の有無の事前調査によって電気的短絡が生じている配線シート付き太陽電池セルを排除して太陽電池モジュールを作製することによって、太陽電池モジュールの信頼性の低下を未然に防ぐことができ、太陽電池モジュールの信頼性を向上できることが確認された。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュールおよび配線シートロールに利用することができる。
10 配線シート、11 絶縁性基材、12 n型用配線、13 p型用配線、14a 第1の接続用配線、14b 第2の接続用配線、14c,14d 終端、16 配線、17 絶縁性樹脂、17a 樹脂組成物、20 交互配列部、22 芯、25 導電性接着剤、30 裏面電極型太陽電池セル、31 半導体基板、32 n型不純物拡散領域、33 p型不純物拡散領域、34 n型用電極、35 p型用電極、36 パッシベーション膜、37 反射防止膜、38 電極非形成部、40 透明基板、41 封止材、41a 第1の透明樹脂、41b 第2の透明樹脂、42 裏面保護シート、50 第1方向、51 第2方向。

Claims (5)

  1. 半導体基板の一方の面側にp型用電極およびn型用電極が配置された裏面電極型太陽電池セルを接続するための配線シートであって、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の表面上に設置された配線と、を含み、
    前記配線は、裏面電極型太陽電池セルのp型用電極を接続するための帯状のp型用配線と、裏面電極型太陽電池セルのn型用電極を接続するための帯状のn型用配線と、前記p型用配線および前記n型用配線をそれぞれ電気的に接続する接続用配線と、を有しており、
    前記p型用配線および前記n型用配線はそれぞれ第1方向に伸長し、
    前記接続用配線は前記第1方向とは異なる第2方向に伸長しており、
    前記接続用配線の前記第1方向の一方の端には前記p型用配線の一端が電気的に接続され、前記接続用配線の前記第1方向の他方の端には前記n型用配線の一端が電気的に接続されており、
    前記接続用配線の前記第1方向の幅は、前記第2方向における端部の方が内側よりも広い、配線シート。
  2. 請求項1に記載の配線シートと、
    半導体基板の一方の面側にp型用電極およびn型用電極が配置された裏面電極型太陽電池セルと、を含み、
    前記配線シートの前記p型用配線と、前記裏面電極型太陽電池セルの前記p型用電極とが電気的に接続されており、
    前記配線シートの前記n型用配線と、前記裏面電極型太陽電池セルの前記n型用電極とが電気的に接続されており、
    前記裏面電極型太陽電池セルは、角の少なくとも一部が切り欠かれた表面形状を有している、配線シート付き太陽電池セル。
  3. 請求項1に記載の配線シートが巻き取られてなる、配線シートロール。
  4. 半導体基板の一方の面側に電極が配置された裏面電極型太陽電池セルと、
    絶縁性基材の一方の面側に配線が配置された配線シートと、を含み、
    前記裏面電極型太陽電池セルの前記電極と、前記配線シートの前記配線とが電気的に接続された配線シート付き太陽電池セルであって、
    前記裏面電極型太陽電池セルは、少なくとも1つの角に切り欠き部を有しており、
    前記配線は、第2方向に伸長する接続用配線を含み、
    前記裏面電極型太陽電池セルの前記第2方向に伸長する辺の長さが、前記第2方向に伸長する前記接続用配線の長さよりも短い、配線シート付き太陽電池セル。
  5. 請求項2または4に記載の配線シート付き太陽電池セルを含む、太陽電池モジュール。
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