JP5273076B2 - 温度センサ一体型半導体圧力センサ - Google Patents

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本発明は温度センサ一体型半導体圧力センサの改良に関する。
従来、内燃機関の吸気管内の圧力と温度とを検出するための装置であって、1つの共通のケーシング内に温度センサと圧力センサとを備える形式のセンサがある。
温度センサ一体型半導体圧力センサとして、図2の断面図に示すような温度センサ一体型半導体圧力センサが公開されている(特許文献1)。図2では、温度センサ40のリード線41とサーミスタポート部42の間に緩衝材43を設けており、このことにより、内燃機関の振動に起因する温度センサ40の振動を抑制し、耐久性を高めることが示されている。また、図3の断面図に示すような、温度センサのヘッド25をリード線26の反力により圧力導入口27の内壁に押し付けて固定することにより、温度センサ25の振動を抑制する温度センサ一体型半導体圧力センサが発表されている(特許文献2)。
さらに、図4の断面図に示す温度センサ一体型半導体圧力センサでは、ケーシング30に固定される圧力導入のための接続管片部分31と、機械的なひずみを遮断するためのシール接着部33を介して支持体34並びに接続管片部分31に結合される中間部分35と、を設ける構造にすることで、圧力測定精度を向上させている。また、この温度センサ一体型半導体圧力センサは、腐食や断線などから保護するために、温度センサ36及びその接続導線37に保護ラッカなどによってコーティングが施される構造を有し、接続管片部分31に固定されている(特許文献3)。これらの構造を採用する温度センサ一体型半導体圧力センサは、サーミスタなどの温度センサが内燃機関に振動に起因して振動する現象を抑えて温度センサへのダメージや断線を抑止しつつ精度良く温度と圧力を測定することができる。
特開2004−198394号公報 特開2004−279371号公報 特表2000−510956号公報
しかしながら、前述の温度センサ一体型半導体圧力センサには以下に示すような問題点が挙げられる。前記特許文献1では、図2に示すように、サーミスタ40の振動を抑止するための緩衝材43がサーミスタ40が設置されるサーミスタポート部42に設けられているため、部材コストと設置工数が必要となりコスト増になる。特許文献2では、図3に示すように、圧力導入口27に吸い込まれたゴミが温度センサのヘッド25に引っかかり目詰りする恐れがある。特許文献3では、図4に示すように、熱によるケーシング30の歪みが圧力センサ32に加わり圧力センサ32の特性が損なわれるのを抑えるために、接着材料として耐薬品性かつゴム質な材料を選定する必要があるので、材料選択の幅が狭まるという課題がある。
本発明は、以上説明した問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、温度センサの振動を抑制して断線を防止し、樹脂パッケージの歪を抑えてセンサ特性の劣化を抑制することができる温度センサ一体型半導体圧力センサを提供することである。
前記本発明の目的を達成するために、インサートモールドされた圧力センサ端子及び温度センサ端子を有する樹脂パッケージと、該樹脂パッケージの一部を構成し筒状内部空間を有する圧力導入管の一端に配置される圧力センサセルと、前記圧力導入管の他端にある圧力導入口と、前記圧力導入管内部には、前記温度センサ端子にリード線を介して取り付けられる温度センサのヘッドが配置される温度センサ一体型半導体圧力センサにおいて、前記圧力導入管が前記筒状内部空間を二分する隔壁を備え、該隔壁は、前記圧力導入管の壁面から前記筒状内部空間の中心線に向かって延びる形状と、該中心線の長さ方向の下端部が前記温度センサのヘッドの位置に達する形状と、前記中心線に沿うスリットにより分離される形状と、該分離される形状を部分的に連結する連結部とを備え、前記隔壁の下端部と前記温度センサのヘッドとが前記圧力導入管内部で接触する構成を有する温度センサ一体型半導体圧力センサとする。また、前記隔壁の下端部が前記圧力導入口方向へ延びる隔壁突起を有し、該隔壁突起と前記温度センサのヘッドとが前記圧力導入管内部で接触する構成を有していることが好ましい。前記連結部が前記隔壁の前記端部または中間部のいずれかに配置することができる。また、前記リード線を前記隔壁の下端部に接触させるための折り曲げ角度を90度より大きくすることが望ましい。さらに、前記樹脂パッケージ材料を熱膨張時の縦横伸び比率の差が小さい熱可塑性樹脂とすることがより望ましい。該熱可塑性樹脂としてはポリブチレンテレフタレート樹脂が好ましい。またさらに、前記筒状内部空間を有する圧力導入管に対して気密に接着される圧力センサセルが、前記圧力センサセルを前記圧力導入管とは反対側で密封する樹脂キャップを備えるように構成することがより好ましい。
本発明によれば、温度センサの振動を抑制して断線を防止し、樹脂パッケージの歪を抑えてセンサ特性の劣化を抑制することができる温度センサ一体型半導体圧力センサを提供することができる。
本発明の温度センサ一体型半導体圧力センサの断面図である。 従来の温度センサ一体型半導体圧力センサの断面図である。 従来の温度センサ一体型半導体圧力センサの断面図である。 従来の温度センサ一体型半導体圧力センサの断面図である。 本発明にかかるサーミスタのフォーミング角度を説明するための圧力導入管の一部の拡大断面図である。 本発明にかかる圧力導入管の拡大断面図である。 隔壁のスリットと連結部の位置形状の変形例を示す圧力導入管の部分拡大断面模式図である。
以下、本発明の温度センサ一体型半導体圧力センサの実施例について、図面を参照して詳細に説明する。本発明はその要旨を超えない限り、以下に説明する実施例の記載に限定されるものではない。
図1は本発明の実施例1にかかるゲージ圧力測定用の圧力センサと温度センサを一体化した温度センサ一体型半導体圧力センサの断面図を示す。図1(a)は前記温度センサ一体型半導体圧力センサ100の内部構造を表す断面図、図1(b)は前記図1(a)の圧力導入管4を紙面に平行な方向から見た断面図である。本発明の温度センサ一体型半導体圧力センサ100(以降、一体型圧力センサと略記する)は、大別して「インサートモールドされた圧力センサ端子14及びサーミスタ端子15を有する樹脂パッケージ18」と、「樹脂接着剤8で樹脂パッケージ18に配置される圧力検知を目的とする半導体センサを内臓する圧力センサセル9」と、「サーミスタ端子15にサーミスタヘッド1とリード線17よりなるサーミスタ」という三部品の組立体で構成されている。ここで、樹脂パッケージ18はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート:Polybutylene terephthalate樹脂)で作られている。実施例1では「polyplastics社のジュラネックス7307 EF2001/ED3020」を使用している。
この樹脂の特性は熱膨張時の縦横伸び比率がほぼ同じで、かつ曲げ弾性率が6500Mpaと同社製品中でも曲げ弾性率が低いことを特徴としている。この樹脂特性により樹脂パッケージ18の成型時に発生する応力歪みを小さく抑えて圧力センサセル9の出力への悪影響を防いでいる。また、圧力センサセル9が直下の圧力導入管4の一端側に樹脂接着剤8で接着され、この圧力導入管4の他端側には圧力導入口2が設けられている。圧力導入管4はこの圧力導入管4の壁面4aから内側に中心線に向かって延びる隔壁7によって通気口5とサーミスタポート口16に二分されている。このように圧力導入管4を二分することにより、サーミスタヘッド1が圧力導入管4内部に設置された場合に、ゴミなどによりサーミスタポート口16で目詰まりが生じても残りの通気口5により圧力センサによる圧力測定に必要な通気を確保することができる。しかし、樹脂パッケージ18の成型の際、通常は、成型時の後収縮の際に応力歪が入り易く、この応力歪による圧力センサへの悪影響が問題に成り易いが、前述のように、応力歪の少ない樹脂特性の樹脂を用いるので、応力歪を小さくできる。さらに、後収縮による形状の変形を抑制することができるので、特に寸法精度が要求される圧力導入管4や通電用コネクタ端子(図示せず)を精度よく整形することができる。本発明にかかる温度センサ一体型半導体圧力センサ100では、圧力導入管4の筒状内部空間を隔壁7によって二分されるが、通常、このような隔壁7を設けると、樹脂の硬化時に樹脂内部に発生する応力により圧力導入管4の真円度が悪くなり易く、また、隔壁7に応力が集中して亀裂の入り易いことが分かった。そこで、本発明では、圧力導入管4の中心線に沿って設けられるスリット20によって真円度を確保し、隔壁7に入る亀裂の発生を防止している。特に圧力導入管4の先端部では真円度を確保するために隔壁7を設けていない。一方で、スリット20で分離されている隔壁7は前記圧力導入管4の一端から他端の間のいずれかの位置に連結部21を備えることにより圧力導入管4の強度を高めている。
さらに、隔壁7の下端部3a(圧力導入口2側)でサーミスタの振動抑制を目的としてサーミスタヘッド1を接触させる。サーミスタヘッド1は前記隔壁7の下端部3aに接触させるために、サーミスタ端子15から延び、サーミスタヘッド1に接続されるリード線17を圧力導入管4に差し込む際に、折り曲げ角度を直角ではなく、100度程度の角度にすることが好ましい。さらにまた、サーミスタの振動を抑えるために、前述のように、前記隔壁7の下端部3aに直接接触させるのではなく、前記隔壁の下端部3aから、さらに前記圧力導入口方向に延びる隔壁突起3を設け、この隔壁突起3にサーミスタヘッド1を接触させる構成とすることも好ましい。
この隔壁突起3について、さらに説明する。図6に示すように、隔壁7は圧力導入口2から圧力導入管4の内部に入ったところの壁面と接触するに留めることにより、先端部の真円度を高めている。隔壁7の下端部3aから圧力導入口2方向に延びる隔壁突起3は、圧力導入管4の先端部では壁面に接触しないように、隔壁7の中央部のみから延長された形状で設置されている。この隔壁突起3が圧力導入管4の先端部の壁面に接触させないように肉抜きされている形状は、圧力導入管4の先端部分、特に隔壁突起3が設置されている部分で、空気の流れを良くするように作用させるためである。さらに、隔壁7の形状を圧力導入管4の先端まで壁面に接触した状態を延長すると、応力により圧力導入管4の先端部の真円度が損なわれる惧れがあるので、これを防ぐことがもう一つの目的である。
次に、図7を参照して、隔壁7の変形例について説明する。図7(a)はスリット20で分離された隔壁7の連結部21を隔壁7の下端部3aに設けた構造であり、連結部21とサーミスタヘッド1との接触部とが一体化されている構造である。(b)は連結部21を隔壁7の上端に設けた構造であり、この場合のサーミスタヘッド1との接触部はスリット20で分離された隔壁7の下端部3aである。(c)は連結部21を隔壁7の中間に設けた構造である。いずれの構造でも、サーミスタヘッド1との接触は隔壁7の下端部3aで行われ、圧力導入管4の先端部には、真円度を保ち、通気口の空気の流れをよくするために隔壁7が設けられていない。
サーミスタヘッド1と隔壁7の下端部3aまたは隔壁突起3とが接触することによってサーミスタへの熱伝導性を高め精度良く温度を検出することができる。サーミスタヘッド1を隔壁7の下端部3aまたは隔壁突起3に上手に接触させる構造および方法について説明する。図5に示すような方法でサーミスタのリード線17をフォーミングすることでサーミスタヘッド1と隔壁7の下端部3aまたは隔壁突起3の接触を実現させている。図5(a)では、先端にサーミスタヘッド1が取り付けられたサーミスタに対し、リード線17を直角に折り曲げて圧力導入管4のサーミスタポート口16に差し込んだ時の断面図を示す。(b)はサーミスタのリード線17の折り曲げ角度を直角(90度)より大きくして隔壁7に接触させるようにした構造と方法を示す。またこのときのサーミスタのリード線17の折り曲げ角度は、前述したように100度としている。
樹脂パッケージ18にインサートモールドされた圧力センサ端子14及びサーミスタ端子15にはそれぞれ圧力センサセル9の出力端子及びサーミスタ端子15が溶接されており、その上から樹脂接着剤にてモールドされている。これは溶接部をモールドすることで腐食性物質から溶接部を保護するためと、モールドすることで接合部自体の強度を高めることを目的としている。圧力センサセル9自体は樹脂パッケージ18に対して樹脂接着剤8を用いて接着されている。このような構造にすることにより圧力導入口2より印加された圧力が樹脂パッケージ18内部に拡散することなく圧力センサセル9へ圧力を印加することができる。また、図1に示すように、圧力導入管4の一端側(上端側)に樹脂接着剤8で接着により配置されている圧力センサセル9の上側には、樹脂キャップ10が樹脂パッケージ18の凹部に蓋をするように気密に覆っている。これは仮に圧力センサセル9と樹脂パッケージ18間の樹脂接着剤8に異常が発生し気密を保てなくなってしまっても、樹脂キャップ10が代わりに気密を保つことで樹脂パッケージ18外部に圧力が漏れてしまうのを防ぐことができるためである。これによって圧力漏れといった圧力センサにとって最悪の故障発生確率を下げることができる。
また、内燃機関の振動に起因するサーミスタの振動に対しては、圧力導入口2内に隔壁7及び振動抑止のための隔壁突起3を設けてリード線17を接触させる。サーミスタフォーミング時に図5に示すようにわずかに角度をつけて曲げ角度を90度以上にフォーミングすることでリード線17と隔壁7の下端部3aまたは隔壁突起3を接触させることが好ましい。ここではサーミスタ挿入の容易さと隔壁突起3への接触の兼ね合いよりサーミスタフォーミング角度を100度としている。この角度に折り曲げることによりサーミスタが振動しても隔壁の下端部3aまたは隔壁突起3に接触することで振幅を低減させることができ、リード線17にダメージが入り断線することを防いでいる。サーミスタヘッド1を前述のようにして樹脂パッケージ18の一部に接触させることにより、サーミスタヘッド1に樹脂パッケージ18の熱が伝わりやすくなる。従ってこの構造により樹脂パッケージ18及び内包される圧力センサセル9の温度を精度良く温度を測定することができる。
圧力導入口2の目詰まりについては、図2に示す従来の一体型センサで示されるような通気口18aとサーミスタポート口18bを分ける構造と同様の構造とすることによってサーミスタポート口18bで目詰りが発生しても残りの通気口18aで通気を確保することができる。
次に、熱による樹脂パッケージ18の成型時の応力歪みが圧力センサセル9に伝わりセンサ特性が損なわれる問題に対して、本発明では熱膨張時の縦横伸び比率がほぼ同じである前記熱可塑性のPBT樹脂を用いて樹脂パッケージ18を成型することで対策している。この樹脂パッケージ18を用いることにより後収縮による歪み(変形)が抑制できる。すなわち、樹脂パッケージ18に熱膨張時の縦横伸び比率がほぼ同じである熱可塑性のPBT樹脂を用いるので、成型直後から樹脂パッケージの歪みが少なく、周囲温度が変化しても樹脂パッケージ18の形状が極端に変形し過大応力が発生するといったことが無い。従って、どの温度帯でも樹脂パッケージ18が変形することなく、高い精度で圧力を測定することができる。また後収縮による歪み(変形)が抑制できることにより成型後の形状精度が要求される圧力導入管4や通電用のコネクタ端子を精度よく成型することができる。ただしこの熱可塑性樹脂特有の問題もある。すなわち、圧力導入管4内部には隔壁7が圧力導入口2の目詰まり防止機能の他にサーミスタの安定挿入や圧力導入管4のパイプ強度を高めるといった目的のために設置されている。しかしながら、本発明にかかる樹脂パッケージ18に使用している前述の熱可塑性樹脂のPBT樹脂の低反りグレード品は従来の標準的な熱可塑性樹脂よりも引っ張り強さが低い特性も有する。その結果、樹脂パッケージ18に熱履歴を繰り返し加えられると、隔壁7に縦方向の亀裂が入り易い。その理由は歪みが少ない樹脂を使用しても樹脂パッケージ18の成型時の収縮により隔壁7中に外側へ引っ張る向きの応力が存在し、繰り返し熱を加え伸縮させることにより引っ張り強さが限界を超え亀裂が入るのだと推測される。そこで隔壁7に亀裂発生方向と同じ向きにスリット20を入れることで成型時の収縮応力を小さくし、隔壁7の下端部及びその先に延長される隔壁突起3に亀裂が入るのを抑止している。しかし、このスリット20を設けることにより隔壁7には過度な応力がかからないので、亀裂発生は抑制されるが、強度が低下する。そこで、スリット20には連結部21を設けることにより、サーミスタ安定挿入の機能維持や隔壁が無い場合よりは強度を高めることができる。
1 サーミスタヘッド
2 圧力導入口
3 隔壁突起
3a 下端部
4 圧力導入管
4a 壁面
5 通気口
7 隔壁
8 樹脂接着剤
9 圧力センサセル
10 樹脂キャップ
14 圧力センサ端子
15 サーミスタ端子
16 サーミスタポート口
17 リード線
18 樹脂パッケージ
20 スリット
21 連結部
100 温度センサ一体型半導体圧力センサ

Claims (7)

  1. インサートモールドされた圧力センサ端子及び温度センサ端子を有する樹脂パッケージと、該樹脂パッケージの一部を構成し筒状内部空間を有する圧力導入管の一端に配置される圧力センサセルと、前記圧力導入管の他端にある圧力導入口と、前記圧力導入管内部には、前記温度センサ端子にリード線を介して取り付けられる温度センサのヘッドが配置される温度センサ一体型半導体圧力センサにおいて、前記圧力導入管が前記筒状内部空間を二分する隔壁を備え、該隔壁が、前記圧力導入管の壁面から前記筒状内部空間の中心線に向かって延びる形状と、該中心線の長さ方向の下端部が前記温度センサのヘッドの位置に達する形状と、前記中心線に沿うスリットにより分離される形状と、該分離される形状を部分的に連結する連結部とを備え、前記隔壁の下端部と前記温度センサのヘッドとが前記圧力導入管内部で接触する構成を有することを特徴とする温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  2. 前記隔壁の下端部が前記圧力導入口方向へ延びる隔壁突起を有し、該隔壁突起と前記温度センサのヘッドとが前記圧力導入管内部で接触する構成を有していることを特徴とする請求項1記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  3. 前記連結部が前記隔壁の端部または中間部のいずれかに配置されていることを特徴とする請求項1記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  4. 前記リード線を前記隔壁の下端部に接触させるための折り曲げ角度を90度より大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  5. 前記樹脂パッケージ材料が熱膨張時の縦横伸び比率の差が小さい熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  6. 前記熱可塑性樹脂がポリブチレンテレフタレート樹脂であることを特徴とする請求項記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
  7. 前記筒状内部空間を有する圧力導入管に対して気密に接着される圧力センサセルが、前記圧力センサセルを前記圧力導入管とは反対側で密封する樹脂キャップを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の温度センサ一体型半導体圧力センサ。
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