JP5271831B2 - オルタネータの制御装置及び制御方法 - Google Patents

オルタネータの制御装置及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、オルタネータの制御装置及び制御方法に関する。
従来、オルタネータ(発電機)による発電電圧の設定方法として、移動体の減速度に応じて発電電圧上昇率を設定する方法があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−64811号公報
従来技術において、移動体の減速度によりオルタネータの発電電圧を変化させた場合、減速度が大きい場合には急な電圧変化が起こる。蓄電池への充電電流は蓄電池端子電圧の変化率に応じた値となるため、瞬間的に蓄電池へ100[A]にも及ぶ電流が流れる。
この大電流によって、磁気飽和が起こりオルタネータの効率が悪くなって回生効率が下がる。また蓄電池に大電流が流れた場合、電流の二乗に比例する熱が発生するため、この熱により電解液の蒸発に繋がり、電極が熱で劣化する原因にもなる。しかし、従来の技術ではこの点について十分に配慮されていなかった。
本発明は、移動体の減速度が大きい場合に生じるオルタネータの大電流に起因する問題点を解決する。
本発明は、オルタネータの制御装置であって、充電の開始と終了のタイミングを判定する充電タイミング決定部と、蓄電池のパラメータを推定する蓄電池パラメータ推定部と、蓄電池の充電状態を予測する充電状態推定部と、オルタネータの発電電圧上昇率を決定する発電電圧上昇率決定部と、オルタネータの発電電圧を制御する発電電圧制御部と、を有し、移動体の蓄電池へ充電を開始する際に、オルタネータの発電電圧を上昇させるにあたり、予め推定した蓄電池のパラメータに基づいて、発電電圧上昇率に上限を設けたオルタネータの制御装置またはその制御方法である。
本発明によれば、移動体の減速度が大きい場合に生じるオルタネータの大電流に起因する問題点を解決することができる。
本発明の一実施形態をなすシステム構成を示す。 本発明の一実施形態をなす全体の処理の流れを示す。 本発明の一実施形態をなす蓄電池近似回路を示す。 本発明の一実施形態をなすf(x)の概観と解を示す。 本発明の一実施形態をなす発電電圧時系列プラン設定方法を示す。 本発明の一実施形態をなす発電電圧・充電電流時系列例1を示す。 本発明の一実施形態をなす発電電圧時系列計算を示す。 本発明の一実施形態をなす最大電圧を下げる場合の発電電圧時系列計算を示す。 本発明の一実施形態をなす発電電圧時系列例2を示す。 c,r,Rのテーブル例を示す。
以下、本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、移動体における蓄電池のオルタネータ(発電機)による充電方法の技術に関するものである。
蓄電池は経験的に、定電圧源にコンデンサ成分が直列に接続された回路と近似できるため、発電電圧の変化率に応じた充電電流が流れる。また、オルタネータは電流に応じたトルク負荷となる。このため、減速度に応じて発電電圧を上昇させると、移動体の減速に応じたオルタネータのトルクが発生し、ドライバにとって違和感の無い減速回生が実現する。
減速度によりオルタネータの発電電圧を変化させた場合、減速度が大きい場合には急な電圧変化が起こる。前述したように、蓄電池への充電電流は蓄電池端子電圧の変化率に応じた値となるため、瞬間的に蓄電池へ100[A]にも及ぶ電流が流れる。そして、オルタネータが蓄電池へ大電流を流すことにより、磁気飽和が起こりオルタの効率が悪くなって回生効率が下がる課題がある。
また蓄電池に大電流が流れた場合、電流の二乗に比例する熱が発生するため、この熱により電解液の蒸発に繋がり、電極が熱で劣化する原因にもなる。
以下に示す実施形態は、このような事情を鑑みなされたもので、如何なる速度変化においても蓄電池への充電電流を規定値以内にするオルタネータの電圧を設定する方法を提供する。
本実施形態によれば、蓄電池への最大充電電流をオルタネータの効率が悪くならない範囲に抑えるため、回生効率が向上する。また大電流が流れないため、蓄電池の熱発生が抑えられ、蓄電池の劣化が抑えられる。更には、蓄電池の発熱を抑える範囲にて一時的に発電電圧を上げることにより、蓄電池の回生電荷が増え、回生効率が向上するなどの効果が得られる。
本オルタネータ発電電圧制御方法は、移動体において、減速または蓄電池の充電量が低くなったかの何れかの場合に、オルタネータを起動し、その起動の際に蓄電池へ大電流を流さないように、オルタネータの発電電圧上昇率に上限を設ける方法である。
図1に本発明の一実施形態をなすオルタネータ電圧制御方法の構成を示す。本方法は、移動体(車,電車)内のコントローラ内で動くソフトウエアで実現される。本コントローラは、蓄電池に直結するか、移動体にエンジンコントローラが存在する場合には、エンジンコントローラ内の一機能となる。
本方法では、蓄電池10,オルタネータ(発電機)11,電流計12,電圧計13,温度計14,内部抵抗・容量推定部15,充電量推定部16,充電タイミング決定部17,発電電圧上昇率制限部18,発電電圧制御部19から構成される。内部抵抗・容量推定部15,充電量推定部16,充電タイミング決定部17,発電電圧上昇率制限部18,発電電圧制御部19はコントローラ内のソフトウエアである。各部,各装置の詳細については後述する。
蓄電池10は、鉛蓄電池,リチウム電池,ニッケル水素電池が対象となる。オルタネータは、移動体の車軸、またはエンジンに接続されている発電機であり、発電電圧は界磁電流、またはDC−DCコンバータによりコントロールされる。オルタネータの一実現方法としては特開昭60−102826号公報に示される、界磁電流を制御して発電電圧を設定する方法がある。電流計としては、非接触式のデバイスで磁束を計測した後に、磁束を元に電流を計算するデバイスと方法を用いてもよい。
続いて、本方法の処理を、図2を用いて説明する。まず本処理では、ステップ21において、蓄電池への充電開始を判定決定する(充電タイミング決定部17)。充電開始条件は移動体が減速に入るかまたは蓄電池の充電量が閾値以下になった場合とし、ステップ22の処理を行う。充電量は充電量推定部16にて推定する。この充電量の推定方法として、移動体が始動する前の蓄電池の端子電圧を測って初期の充電量を推定し、その後には蓄電池電流の積算値より充電量を時々刻々推定する方法を用いる。ここで、電流計12が存在しない場合には、予め決めた充電時の充電電流,放電時の放電電流により充電量を時々刻々予測する方法を用いても良い。また蓄電池が鉛蓄電池の場合には、別途蓄電池に取り付けた硫酸比重計により充電量を予測する方法を用いても良い。
充電終了条件は、減速終了か、蓄電池の充電量が閾値以上となった場合とする。それ以外では充電を実施せずに終了する。本プログラムは終了しても定期的(例として1秒おき)にプログラムを再起動する。
次に、充電開始の場合、ステップ22において、発電電圧上昇率制限を計算する。本処理は、蓄電池への充電電流を制限するために、図1の発電電圧上昇率制限部18にて、別途推定した蓄電池の時定数により発電電圧上昇率の制限を計算する。本処理の詳細については後述する。
次に、ステップ23において、充電終了タイミングと、発電電圧上昇率に基づいて、発電電圧時系列プランを計算する。これは、図1の発電電圧制御部19にて行われる。この処理の詳細については後述する。
最後に、ステップ24において、充電開始から終了まで、オルタネータを発電電圧時系列プランに従い制御する。これは、図1の発電電圧制御部19にて行われる。終了後は本プログラムを停止するが、本プログラムは終了しても定期的(例として1秒おき)にプログラムを再起動する。
次に、ステップ22における発電電圧上昇率制限計算の詳細について説明する。発電電圧上昇率計算は、図1の内部抵抗・容量推定部15で推定した、充電時の内部抵抗r,R,容量Cを元に計算する。図3に蓄電池の近似等価回路を示す。蓄電池はベースとなる電圧源31,充電抵抗R32,充電抵抗r33,分極容量c34から構成される。r,R,Cの計算方法については後述する。図3の回路より、蓄電池端子電圧(発電電圧)をV、蓄電池へ充電される電流Iとすると、数1が成立する。
(数1)
V−E+cr×dV/dt=(r+R)I+crR×dI/dt
E:ベースとなる電圧源31の電圧
ここで、数1の微分方程式の時定数τを数2とする。
(数2)
τ=cr′
τ:時定数
r′=r×R/(r+R)
r′:rとRの合成抵抗(蓄電池を低電圧源に接続した場合の内部抵抗)
充電電流は、充電電流初期条件としてI(0)=0、発電電圧上昇率λ(λ=dV/dt)とした場合、数1,数2より数3と示される。
(数3)
I(t)=λ×(cr−τ)×{1−exp(−t/τ)}/(r+R)+
λ×t/(r+R)
t:時間(充電開始を0)
数3で、充電電流のランプ応答(0[A]より一定の上昇率で電流を上昇させる応答)を終了させ、発電電圧を一定電圧にしたときには、数1よりその後の充電電流が低下する。このため、t0にてランプ応答を終了させたときの電流、即ち充電電流の最大値Imaxは、数3を元に、数4で示される。
(数4)
Imax=I∞×{f(x)×r/R+1}
I∞=(E∞−E)/(r+R):発電電圧一定にした場合の最終充電電流
f(x)={1−exp(−x)}/x
x=t0/τ
E∞=最終発電電圧
λ=(E∞−E)/t0
E:初期蓄電池電圧。充電開始直前(電流0時)の蓄電池端子電圧
ここで、充電電流を許容充電電流Ia内に抑えるためには、数4で表される充電電流の最大値ImaxをIaとすれば良い。このため、数5の方程式の解x(時定数補正倍率)を求めた後、数6より発電電圧上昇率の上限λが計算される。
(数5)
f(x)=R/r×(Ia/I∞−1)={1−exp(−x)}/x
x:時定数補正倍率
(数6)
λ=(E∞−初期電圧)/(x×τ)
次に、数5の方程式を求める方法について述べる。数5の解を求めるには、f(x)をテーブルで持たせるかまたは、数値的に解く(例えば知られている二分法を用いる)。数値的に求めたf(x)の概観と、xと数5の関係を図4に示す。例として、数5の右辺が0.5であった場合、図的には41のf(x)の値より、解x42である1.6が求められる。ここで、解xを求めることが、コントローラの処理性能より困難である場合には、x=1の固定値を使用しても良い。
ここで、数2で求めたτが2秒、端子初期電圧が13[V]、E∞=14[v]としたとき、数5,6より発電電圧上昇率λは0.3125[V/s]と計算される。
上記で求めたλを用いても良いが、バッテリのみにより計算されたものであるため、以下、別要因を考慮した発電電圧上昇率λを設定する方法について述べる。
移動体が減速を開始した場合の充電開始では、減速より大きなオルタネータのトルクが発生すると、移動体の乗り心地に影響を及ぼす。このため、オルタ発電によるオルタトルクアップを、減速によりオルタネータへ影響するトルク減少率η以下とする。トルク減少率ηは、「α/移動体のタイヤ径×移動体ギア比」と計算される(αは移動体の減速度)。
また、オルタネータの電流はオルタネータのトルクに比例する。このため、ηに、オルタネータの電流とトルクの比例定数κ(κはオルタネータの回転数の関数)をかけて、オルタネータ電流上昇率が決定される。この電流上昇率より、発電電圧上昇率λが計算できる。この計算を以下説明する。数1の微分方程式を解くことにより数7として発電電圧時系列が決定される。
(数7)
V(t)=exp(−t/cr)×{E+η×κ×c×r×r}
+(R+r)I(t)−η×κ×c×r×r
E:開放時の蓄電池電圧
η:トルク減少率[Nm/s]
κ:オルタネータのトルク−電流比例定数[A/Nm]
I(t)=η×κ×t
数7を時間微分すると数8となるため、数8を発電電圧上昇率λとする。このとき、発電電圧上昇率λは時間と共に変化することになる。更には、数8の代わりに、数8の下限値であるRηκ−E/cr(一定値)をλとしても良い。
(数8)
λ=(R+r)ηκ−exp(−t/cr)×{E+η×κ×c×r×r}/cr
ライトを点灯させた場合には、ライトの増光が人間に気づかない定数とする。この値の例として、λ=0.5[V/s]を用いる。
ここで、数6で計算されたλ、減速度に応じて数8で計算されたλ、ライトの増光により決定されたλの中で最も小さな値を選んでも良い。
次に、充電開始が蓄電池の充電不足であった場合を説明する。
この場合、オルタネータの発電開始により、エンジンは発電に要するトルク分だけトルクを上昇させる必要がある。ここで、エンジンのトルクを上昇させる際には、エンジンへの空気量を増やすが、空気の移動には遅れがあるため、エンジントルク増加率には上限値ηがある。このエンジントルク増加率上限ηより大きなオルタネータトルク変動が発生するとエンジンが停止する恐れがあるため、オルタ発電によるオルタトルクアップをこの増加率(η)以下とする。この場合のλの計算は、同様に、数8として計算できる。
ここで、数6で計算されたλ、上記のエンジントルク増加率アップ上限を元に数8で計算されたλ、ライトの増光により決定されたλの中で最も小さな値を選んでも良い。
次に、λは発電電圧上昇率の上限値であるため、この値以下となるように発電電圧を変化させても良い。具体的には、充電電流の目標値を電流上限Iaとして発電電圧を制御する。具体的には数1の微分方程式により、オルタネータ充電電圧を数値的に求めるか、または{Ia−現在の充電電流}に比例した値だけ発電電圧を更新させても良い(Iaは、予め設定した最大充電電流。詳細は後述。)。この場合の発電電圧変化量(dV/dt)を数9とする。数値的に求める方法としては、例として数1をオイラー法にて解いても良い。
(数9)
発電電圧変化量=min(λ,{Ia−I(t)}×定数)
Ia:最大充電電流
λ:発電電圧上昇率上限
定数:予め決めた定数
次に、充電終了時の発電電圧減少率(電圧を下げる場合の上限設定)について述べる。この場合には、充電終了によりオルタネータのトルクが0になるため、エンジンとしてはオルタネータのトルク負荷分を減少させる。従い、エンジンコントロールとしてはエンジンへの空気を減らすことになる。ここで空気の移動には遅れがあるため、エンジントルクの減少率には下限が存在することになる。この下限値の絶対値をηとする。そして、発電電圧減少率−Aをηにより数10で値を設定する(数1により導かれる)。
(数10)
−A=−(R+r)ηκ+exp(−t/cr)×{E+η×κ×c×r×r}/cr
η:トルク減少率上限値[Nm/s]
κ:オルタネータのトルク−電流比例定数[As/Nm]
ライトを点灯させた場合には、ライトの減光が人間に気づかない発電電圧減少率−Aを設定する(例としてA=0.5[V/s])。
次に、発電電圧制限部19における発電電圧時系列のプラン決定方法を図5で述べる。発電電圧時系列プランとしては、まずステップ51で充電電流の上限Iaを決定する。上限充電電流Iaはオルタネータの効率を保てる範囲と、オルタネータに接続されている他の電子機器の電流需要を元に、予め値を設定する(例としてオルタネータの効率を保てる範囲を60[A]、電子機器の電流需要が40[A]の場合、Ia=60−40=20[A])。続いて、ステップ52で発電電圧の上限Emaxを決める。Emaxの決め方は後述する。ここで、Emaxは、蓄電池の発熱状態、オルタネータの発熱状態により途中で値を下げても良い。詳細については後述する。
次に、ステップ53で蓄電池の開放電圧(充電電流0時の蓄電池の電圧)を決定する。これは、充電前の電流0[A]時における蓄電池電圧を図1の電圧計13により測定する。
次に、ステップ54で、充電終了時まので時間Tを得る。減速時における充電終了時間は、減速終了を予測して決定する。具体的には、車速により車の平均減速度を予測し、現在の速度よりTを決定する。減速時以外の充電では、現在の充電量とターゲットとなる充電量より決定する。この場合は「T=(ターゲット充電量−現在の充電量)/I∞」とする(I∞は数4で計算される値)。
最後にステップ55で発電電圧上昇率λ、発電電圧減少率−Aより発電電圧時系列を計算する。この計算としては、開始時間をスタートとして発電電圧上昇率λより、発電電圧の上昇をストップさせる時間を決定する。次に、終了時間より、発電電圧減少開始時間を計算する。この例を、図6の発電電圧波形を用いて説明する。図6は、充電開始61の時間から、充電終了62の時間までの発電電圧波形63(実線)と充電電流波形64(破線)を示す。充電開始から充電電流が上限値Iaまでの間65では、発電電圧上昇率をλとする。最後に、充電終了時に電流が0となるように、発電電圧減少開始から充電終了時までの間66では発電電圧減少率を−Aとする。発電電圧減少開始時刻はT−(Emax−E)/Aとなる。
以上、予め発電電圧を決定する方法を示したが、充電電流を監視しながら発電電圧を調整してもよい。この流れを図7のフロチャートを用いて説明する。
初めに、ステップ701にてオルタネータの発電電圧をE(充電電流0時の蓄電池電圧)とする。次にステップ702にてタイマー時刻tを0に設定する。
次にステップ703にて現在のオルタネータ発電電圧Vが最大電圧Emaxになるか、充電電流Iが電流上限Iaになるかを判定する。もし、発電電圧V≧最大電圧Emaxかまたは、充電電流I≧電流上限Iaになった場合、発電電圧を一定に保持する(ステップ706)。もしこの条件を満たさない場合には、発電電圧をλ×δt(δtは時刻ステップ。例として10ms)だけ増加させ(ステップ704)、時刻をδtだけ進めた後(705)、ステップ703の判定を行う。
ステップ706の後ステップ708にて、発電電圧減少開始時刻かを判定する。もし、発電電圧減少開始時刻ならば、ステップ709へ処理を移す。もし、発電電圧減少開始時刻でなければ、ステップ707にて時刻をδtだけ進める。
ステップ709では、発電電圧を減少率−Aだけ小さくする。その後、ステップ710で充電電流が0かどうかを判定する。充電電流が0で無い場合には、ステップ711にて時刻をδtだけ進める。充電電流が0の場合、処理を終了させる。
図7では、発電電圧上昇率をλ一定としたが、前述した数9のmin{λ,定数×(Ia−充電電流)}となる発電電圧変化量を用いても良い。
次に、途中で最大電圧Emaxが途中で変化する場合を、図8のフロチャートと図9の発電電圧時系列を用いて説明する。これは、一時的に発電電圧を上昇させ回生効率を上げる場合に、オルタネータの熱または蓄電池の温度が危険レベルに達しないように監視するためである。もし、温度が予め設定された上限値に到達しそうな場合にEmaxを下げる。
まず、ステップ81において現在の蓄電池温度を計測する。次にステップ82においてオルタネータの温度を計測する。次にステップ83において、蓄電池温度の時間差分により蓄電池温度上昇率を計算する。次にステップ84において、オルタネータ温度の時間差分によりオルタネータ温度上昇率を計算する。ステップ85において、充電終了までにオルタまたは蓄電池の温度上昇見積もり「温度上昇率×(T−現時刻)」が予め設定された温度(例として45℃。またはエンジンルーム温度)より大きくなる場合に、ステップ86にてEmaxをΔEmaxだけ下げる。ここで、ステップ86にてΔEmaxだけ発電電圧を下げる場合には、発電電圧減少率−Aにて発電電圧を下げる。このときの電圧は、図9の発電電圧91を発電電圧92まで下げる動作に対応する。
なお、オルタネータに温度計が無い場合には、ステップ82,84とステップ85のオルタネータ温度判定を省略する。
このステップ81からステップ86までの動作を、ステップ87の終了条件を満たすまで継続する。ステップ87の終了条件とは、発電電圧を減少させるタイミングに到達したかどうか、即ち現時刻から発電電圧減少率−Aで発電電圧を減少させ始めたとき、時刻Tにて充電電流0となる条件である。
ステップ87の終了条件が成立した後には、ステップ88にて発電電圧減少率−Aにて、充電電流が0になるまで(図9では93)発電電圧を減少させる。
次に、発電電圧の上限Emaxの初期値設定方法について述べる。発電電圧は、オルタネータに接続されている電子機器の耐圧より決定する(例として15V)。
次に、c,r,Rの推定方法について述べる。推定には、前回の充電時の充電電流、発電電圧波形により求める方法、現在の充電量と温度によりテーブルを参照して決める方法の何れかの方法を使う。もし、電流計が無い構成であるならば、充電量を発電電圧と温度で推定し、温度と充電量をテーブル参照して決める方法を採用する。以下、それぞれについて述べる。
電流計と電圧計が付加されている場合には、c,r,Rを充電電流と発電電圧の時系列データより求める。求め方としては、初めに{蓄電池の端子電圧−蓄電池の充電電流0時の端子電圧}をフーリエ変換したV(s)を計算し、次に充電電流をフーリエ変換したI(s)を計算する(sとはラプラス演算子のsを示す)。次にz(s)=V(s)/I(s)として内部インピーダンスz(s)を求める。求めたz(s)より、1/z(s)sをフーリエ逆変換することにより、発電電圧が1Vのステップ応答と仮定した場合の充電電流波形を求めることができる。フーリエ変換としては高速フーリエ変換の数値解放を用いても良い(参考文献「佐川雅彦,貴家仁志:高速フーリエ変換とその応用、昭晃堂」)。
数1を解くことにより、充電電流の初期値が1/Rと計算されるため、発電電圧ステップ応答の初期充電電流よりRが求められる。同様に、発電電圧ステップ応答の充電電流の定常値は、数1を解くことにより1/(R+r)と計算されるため、rの値を求めることができる。次に、次に電流は指数関数exp(−t/k)であり、定数kは、微分方程式数1より数11と示される。また、「発電電圧ステップ応答の充電電流−(Emax−E)/(R+r)」の対数を取ることにより、kを求めることができる。
(数11)
k=c×r′
r′=r×R/(r+R)
r′:rとRの合成抵抗(蓄電池を低電圧源に接続した場合の内部抵抗)
数11とkよりcを求めることができる。このR,r,Cの値は、充電するタイミングにおいて計算し、次回の充電で使用する。蓄電池を交換した直後の場合には、次に述べるテーブルによる推定値を用いる。
次に、テーブルを用いてc,r,Rを求める方法について述べる。概要としては、蓄電池の充電量,劣化度,温度毎に集計されているc,r,Rのテーブルを、充電量,劣化度,温度を元に参照する。このテーブル例を図10に示す。充電量は、前述したように図1の充電量推定部14にて推定する。温度は、温度計14を使用する。図10におけるSOC101とは、充電量[Ah]を蓄電池のカタログ容量[Ah]で割った比率[%]を示し、図1の充電量推定量16にて推定した値を示す。図10におけるSOH102とは、劣化度を示し、現在使用できる蓄電池の容量をカタログ容量[Ah]で割った比率[%]を示す。図10ではSOH毎に用意された、温度SOC表を用意している。ここで、温度が40℃、SOCが40%、SOHが100%の場合には、SOH100%に対応する表を選び出し、図10の103の欄に記載されているc,r,Rの値を用いる。図10では、例としてSOC50%の欄が存在していないが、SOC40%と60%の値より補間して推定する。
SOHの推定方法は、放電時の蓄電池電流と蓄電池電圧の相関より求めた放電抵抗の値より求める。ここで、電流計が設置されていない場合には、クランキング(エンジンの有る移動体の場合、蓄電池によるエンジン始動時)にてエンジン始動の際、蓄電池電圧の降下量により放電抵抗を推定すれば良い。具体的な推定方法として、蓄電池電圧の降下量×定数とする(定数は予め設定した値とする)。
本オルタネータ発電電圧制御方法では、充電開始のタイミングを、満充電でなくかつ蓄電池の温度が低い場合に充電を開始しても良い。これは、蓄電池の温度が低い場合、一般的に充電抵抗の値が大きく、充電効率が下がるためである。このとき、発電電圧の制御を開始し、蓄電池の温度を上昇させる。この終了条件は、満充電になるかまたは、蓄電池の温度が、蓄電池の周囲気温に到達するまでとする。
最後に、本オルタネータ発電電圧制御方法は、充放電を行わない場合には、蓄電池の充電電流を0となるような制御を行う。この制御としては、数11のIaを0として、発電電圧を変化させる。
10 蓄電池
11 オルタネータ
12 電流計
13 電圧計
14 温度計,カーブ前警報,制動
15 内部抵抗・容量推定部
16 充電量推定部
17 充電タイミング決定部
18 発電電圧上昇率制限部
19 発電電圧制御部
21 充電開始判定
22 発電電圧上昇率制限計算
23 発電電圧時系列プラン計算
24 発電電圧制御
31 陽極
32 内部抵抗r
33 内部抵抗R
34 コンデンサc
35 ベース電圧
36 陰極
41 f(x)
42 解x
51 充電電流上限Ia決定
52 電圧上限Emax決定
53 蓄電池開放電圧E測定
54 充電終了時間T決定
55 発電電圧時系列計算
61 充電開始時刻
62 充電終了時刻
63 オルタネータ発電電圧時系列
64 充電電流
65 オルタネータ発電電圧上昇中区間
66 オルタネータ発電電圧減少中区間
81 蓄電池温度計測
82 オルタネータ温度計測
83 蓄電池温度上昇率計算
84 オルタネータ温度上昇率計算
85 最大電圧減少判定
86,88,709 発電電圧減少
87,708 発電電圧減少開始判定
91 最大電圧減少開始
92 最大電圧減少終了
93 充電終了
101 充電量(SOC)
102 劣化度(SOH)
103 SOC40%,温度40℃のときのR,r,C
701 発電電圧初期値設定
702 時刻初期化
703 発電電圧上昇停止判定
704 発電電圧上昇
705,707,711 時刻更新
706 発電電圧保持
710 充電終了判定

Claims (21)

  1. オルタネータの制御装置であって、
    充電の開始と終了のタイミングを判定する充電タイミング決定部と、蓄電池のパラメータを推定する蓄電池パラメータ推定部と、蓄電池の充電状態を予測する充電状態推定部と、オルタネータの発電電圧上昇率を決定する発電電圧上昇率決定部と、オルタネータの発電電圧を制御する発電電圧制御部と、を有し、
    移動体の蓄電池へ充電を開始する際に、オルタネータの発電電圧を上昇させるにあたり、予め推定した蓄電池のパラメータに基づいて、発電電圧上昇率に上限を設けたオルタネータの制御装置。
  2. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記充電タイミング決定部は、充電開始のタイミングを、前記移動体の減速時、または前記蓄電池の充電量が許容値以下になった場合の何れかとするオルタネータの制御装置。
  3. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記蓄電池パラメータ推定部は、前記蓄電池の電圧と電流の時系列データにより、前記蓄電池のコンデンサ容量と抵抗を計算するオルタネータの制御装置。
  4. 請求項3記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記蓄電池パラメータ推定部は、前回の充電時における蓄電池の電圧と電流の時系列データから前記蓄電池のコンデンサ容量と抵抗を推定するオルタネータの制御装置。
  5. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記蓄電池パラメータ推定部は、予め集計した前記蓄電池のコンデンサ容量と抵抗のテーブルにより前記蓄電池のコンデンサ容量と抵抗を推定するオルタネータの制御装置。
  6. 請求項5記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記テーブルとして、温度と充電量毎に集計したテーブルを用いたオルタネータの制御装置。
  7. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記発電電圧上昇率の上限を、予め与えた前記蓄電池の最大許容充電電流、および前記蓄電池のコンデンサ容量と抵抗により計算するオルタネータの制御装置。
  8. 請求項7記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記発電電圧上昇率の上限値を、予め与えた最大発電電圧と初期蓄電池電圧との差を、蓄電池コンデンサと抵抗値で計算される時定数で割った値とするオルタネータの制御装置。
  9. 請求項8記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記時定数として、充電時の前記蓄電池を直流電圧源に繋いだと仮定した場合の前記蓄電池の内部抵抗とコンデンサの容量の積とするオルタネータの制御装置。
  10. 請求項9記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記時定数として、最大許容充電電流、最大発電電圧で充電したと仮定した場合に計算される定常的な充電電流、前記蓄電池の内部抵抗で計算される倍率で補正するオルタネータの制御装置。
  11. 請求項8または10記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記最大発電電圧の設定方法として、オルタネータに接続された電子機器の耐圧とするオルタネータの制御装置。
  12. 請求項8または10記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記最大発電電圧として、蓄電池の温度の上昇率と現在温度により、蓄電池の温度が充電終了までに、予め設定された最大温度以上または気温以上と予測される場合に、最大発電電圧を与えられた初期値より下げるオルタネータの制御装置。
  13. 請求項2記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記充電開始タイミングが移動体の減速時であった場合の発電電圧上昇率の上限として、移動体の減速度により計算される発電電圧上昇率と、予め与えた最大発電電圧と初期蓄電池電圧との差を、蓄電池コンデンサと抵抗値で計算される時定数で割って求めた発電電圧上昇率の上限の小さい方の値を発電電圧上昇率の上限とするオルタネータの制御装置。
  14. 請求項13記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記移動体の減速度により計算される発電電圧上昇率として、予め与えられた移動体のタイヤ径、ギア比と減速度によりエンジンのトルク減少率を計算し、次に、オイルタネータトルクと電流の換算係数をトルク減少率にかけて電流変化率を求め、電流変化率より発電電圧上昇率を計算するオルタネータの制御装置。
  15. 請求項2記載のオルタネータの制御装置であって、
    充電開始タイミングが減速時以外の場合の発電電圧上昇率の上限として、発電開始により移動体のエンジントルクを増加させる時の増加率の上限により計算される発電電圧上昇率と、予め与えた最大発電電圧と初期蓄電池電圧との差を、蓄電池コンデンサと抵抗値で計算される時定数で割って求めた発電電圧上昇率の上限の小さい方の値を発電電圧上昇率の上限とするオルタネータの制御装置。
  16. 請求項15記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記エンジントルク増加率の上限で計算される発電電圧上昇率として、オルタネータトルクとオルタネータ発電電流の換算係数を、エンジントルク増加率の上限にかけて計算される電流変化率により、発電電圧上昇率を計算するオルタネータの制御装置。
  17. 請求項14または16記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記電流変化率から発電電圧上昇率を計算する方法として、予め与えられた蓄電池の回路方程式へ電流変化率を与えた時に得られる蓄電池の電圧時系列データにより、発電電圧上昇率を計算するオルタネータの制御装置。
  18. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記蓄電池の充放電を行わない場合には、前記蓄電池に流れる電流が0となるように発電電圧を制御するオルタネータの制御装置。
  19. 請求項13または15記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記発電電圧上昇率の上限として、オルタネータにライトが接続され、かつライトが点灯している場合には、予め設定した電圧上昇率により上限を設けるオルタネータの制御装置。
  20. 請求項1記載のオルタネータの制御装置であって、
    前記充電開始のタイミングとして、前記蓄電池の充電量が満充電でなく、かつ前記蓄電池の温度が予め設定された温度より低い場合とするオルタネータの制御装置。
  21. オルタネータの制御方法であって、
    充電の開始と終了のタイミングを判定し、蓄電池のパラメータを推定し、蓄電池の充電状態を予測し、オルタネータの発電電圧上昇率を決定し、移動体の蓄電池へ充電を開始する際に、オルタネータの発電電圧を上昇させるにあたり、予め推定した前記蓄電池のパラメータに基づいて、発電電圧上昇率に上限を設けてオルタネータの発電電圧を制御するオルタネータの制御方法。
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