JP5271805B2 - 標準時系列データ算出方法、異常検出方法、標準時系列データ算出装置、異常検出装置、標準時系列データ算出プログラム、および異常検出プログラム - Google Patents
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Description
1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、この1つの系の複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得ステップと、
上記データ取得ステップで取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換することにより各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、これら複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化ステップと、
上記データ正規化ステップで生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置しこれら複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータと各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出ステップと、
上記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することによりこのワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出ステップとを有することを特徴とする。
請求項1から3のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出方法で算出された標準時系列データを用いて上記系の異常を検出する異常検出方法であって、上記1つの系の上記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得する異常検出対象データ取得ステップと、
上記異常検出対象時系列データを構成する各変量ごとの複数のデータに上記データ正規化ステップで採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、この異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換する異常検出対象データ正規化ステップと、
上記標準時系列データを一軸に配置し上記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとこの各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、この複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいて上記標準時系列データと上記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出ステップと、
上記総距離算出ステップで算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に上記系が異常であることを検出する異常検出ステップとを有することを特徴とする。
1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、この1つの系のこの複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得部と、
上記データ取得部で取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換を行い、この各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、この複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化部と、
上記データ正規化部で生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置しこの複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとこの各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、この複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出部と、
上記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することによりこのワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出部とを有することを特徴とする。
請求項5から7のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出装置を備え、
上記データ取得部が、さらに、上記1つの系の上記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得するものであり、
上記データ正規化部が、さらに、上記異常対象時系列データを構成する各変量ごとの複数データに上記データ正規化部で採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、この異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換するものであって、さらに、
上記標準時系列データを一軸に配置し上記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとこの各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、この複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいて上記標準時系列データと上記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出部と、
上記総距離算出部で算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に異常であることを検出する異常検出部とを有することを特徴とする。
プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、この演算処理装置を、
1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、この1つの系のこの複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得部と、
上記データ取得部で取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換を行い、この各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、この複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化部と、
上記データ正規化部で生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置しこの複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとこの各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、この複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出部と、
上記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することによりこのワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出部とを有する標準時系列データ算出装置として動作させることを特徴とする。
上記標準時系列データ算出部で算出された標準時系列データを上記第1の正規化時系列データに代わる新たな第1の正規化時系列データとして一軸に配置し、上記データ正規化部で正規化された複数の正規化時系列データのうちの第3の正規化時系列データを上記第2の正規化時系列データに代わる新たな第2の正規化時系列データとして他軸に配置したDTW表記において、順次新たな第3の正規化時系列データを用い、かつ上記標準時系列データ算出部に、一軸に配置した新たな第1の時系列データに過去の繰り返し数に応じた重みを付した平均化を実行させながら、上記ワーピングパス算出部と上記標準時系列データ算出部とを交互に繰り返し動作させることにより、最終的な標準時系列データを算出させる動作制御部を備えたものであることが好ましい。
請求項9から11のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出プログラムをプログラム部品として含む異常検出プログラムであって、上記演算処理装置を、
上記データ取得部が、さらに、上記1つの系の上記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得するものであり、
上記データ正規化部が、さらに、上記異常対象時系列データを構成する各変量ごとの複数データに上記データ正規化部で採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、この異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換するものであって、さらに、
上記標準時系列データを一軸に配置し上記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとこの各マスに対応する他軸上の上記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、この複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、この距離に基づいて上記標準時系列データと上記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出部と、
上記総距離算出部で算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に異常であることを検出する異常検出部とを有する異常検出装置として動作させることを特徴とする。
また、図12(ABC)には、図11で示されたワーピングパスを形成する各マスに関わる仮の標準時系列データABおよび正規化時系列データCについての’time’,’value1’,および’value2’のそれぞれの加重平均値が示されている。
110 本体部
111 FD装填口
112 CD−ROM装填口
113 CPU
114 主メモリ
115 ハードディスク装置
116 FDドライブ
117 CDドライブ
118 入力インターフェース
119 出力インターフェース
120 ディスプレイ
121 表示画面
130 キーボード
140 マウス
150 バス
300 FD
310 CD−ROM
320 CD−ROM
311 標準時系列データ算出プログラム
312 データ取得部
313 データ正規化部
314 ワーピングパス算出部
315 標準時系列データ算出部
316 動作制御部
321 異常検出プログラム
327 総距離算出部
328 異常検出部
410 標準時系列データ算出装置
411 異常検出装置
420 温度センサ
421 圧力センサ
500 データ取得部
501 データ正規化部
502 ワーピングパス算出部
503 標準時系列データ算出部
504 動作制御部
505 記憶装置
515 総距離算出部
516 異常検出部
517 表示部
Claims (12)
- 1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、該1つの系の該複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得ステップと、
前記データ取得ステップで取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換することにより該各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、該複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化ステップと、
前記データ正規化ステップで生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置し該複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出ステップと、
前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することにより該ワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出ステップとを有することを特徴とする標準時系列データ算出方法。 - 前記標準時系列データ算出ステップで算出された標準時系列データを前記第1の正規化時系列データに代わる新たな第1の正規化時系列データとして一軸に配置し、前記データ正規化ステップで正規化された複数の正規化時系列データのうちの第3の正規化時系列データを前記第2の正規化時系列データに代わる新たな第2の正規化時系列データとして他軸に配置したDTW表記において、順次新たな第3の正規化時系列データを用い、かつ前記標準時系列データ算出ステップの実行にあたっては一軸に配置した新たな第1の時系列データに過去の繰り返し数に応じた重みを付した平均化を実行しながら、前記ワーピングパス算出ステップと前記標準時系列データ算出ステップを繰り返すことにより、最終的な標準時系列データを算出することを特徴とする請求項1記載の標準時系列データ算出方法。
- 前記標準時系列データ算出ステップは、前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で、サンプリング時刻どうしの平均的な値と各変量ごとの平均的な各値とを算出することにより、該ワーピングパス上の各マスごとの平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出するステップであることを特徴とする請求項1又は2記載の標準時系列データ算出方法。
- 請求項1から3のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出方法で算出された標準時系列データを用いて前記系の異常を検出する異常検出方法であって、前記1つの系の前記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得する異常検出対象データ取得ステップと、
前記異常検出対象時系列データを構成する各変量ごとの複数のデータに前記データ正規化ステップで採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、該異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換する異常検出対象データ正規化ステップと、
前記標準時系列データを一軸に配置し前記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいて前記標準時系列データと前記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出ステップと、
前記総距離算出ステップで算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に前記系が異常であることを検出する異常検出ステップとを有することを特徴とする異常検出方法。 - 1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、該1つの系の該複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換を行い、該各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、該複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化部と、
前記データ正規化部で生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置し該複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出部と、
前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することにより該ワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出部とを有することを特徴とする標準時系列データ算出装置。 - 前記標準時系列データ算出部で算出された標準時系列データを前記第1の正規化時系列データに代わる新たな第1の正規化時系列データとして一軸に配置し、前記データ正規化部で正規化された複数の正規化時系列データのうちの第3の正規化時系列データを前記第2の正規化時系列データに代わる新たな第2の正規化時系列データとして他軸に配置したDTW表記において、順次新たな第3の正規化時系列データを用い、かつ前記標準時系列データ算出部に、一軸に配置した新たな第1の時系列データに過去の繰り返し数に応じた重みを付した平均化を実行させながら、前記ワーピングパス算出部と前記標準時系列データ算出部とを交互に繰り返し動作させることにより、最終的な標準時系列データを算出させる動作制御部を備えたことを特徴とする請求項5記載の標準時系列データ算出装置。
- 前記標準時系列データ算出部は、前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で、サンプリング時刻どうしの平均的な値と各変量ごとの平均的な各値とを算出することにより、該ワーピングパス上の各マスごとの平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出するものであることを特徴とする請求項5又は6記載の標準時系列データ算出装置。
- 請求項5から7のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出装置を備え、
前記データ取得部が、さらに、前記1つの系の前記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得するものであり、
前記データ正規化部が、さらに、前記異常対象時系列データを構成する各変量ごとの複数データに前記データ正規化部で採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、該異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換するものであって、さらに、
前記標準時系列データを一軸に配置し前記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいて前記標準時系列データと前記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出部と、
前記総距離算出部で算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に異常であることを検出する異常検出部とを有することを特徴とする異常検出装置。 - プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、該演算処理装置を、
1つの系を定める複数の変量を互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる時系列データであって、該1つの系の該複数の変量について順次異なるサンプリング時間帯に採取された複数の時系列データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部で取得した複数の時系列データに跨る各変量ごとの複数のデータに各変量ごとの係数を掛けてスケール変換を行い、該各変量ごとの複数のデータを変量に因らずに互いに同一の数値範囲内に分布させる正規化を行うことにより、該複数の時系列データがそれぞれ正規化された複数の正規化時系列データを生成するデータ正規化部と、
前記データ正規化部で生成された複数の正規化時系列データのうちの第1の正規化時系列データを一軸に配置し該複数の正規化時系列データのうちの第2の正規化時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの正規化時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいてマスを選択することによりワーピングパスを求めるワーピングパス算出部と、
前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で各変量ごとの平均的な値を算出することにより該ワーピングパス上の各マスごとの複数の平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出する標準時系列データ算出部とを有する標準時系列データ算出装置として動作させることを特徴とする標準時系列データ算出プログラム。 - 前記標準時系列データ算出部で算出された標準時系列データを前記第1の正規化時系列データに代わる新たな第1の正規化時系列データとして一軸に配置し、前記データ正規化部で正規化された複数の正規化時系列データのうちの第3の正規化時系列データを前記第2の正規化時系列データに代わる新たな第2の正規化時系列データとして他軸に配置したDTW表記において、順次新たな第3の正規化時系列データを用い、かつ前記標準時系列データ算出部に、一軸に配置した新たな第1の時系列データに過去の繰り返し数に応じた重みを付した平均化を実行させながら、前記ワーピングパス算出部と前記標準時系列データ算出部とを交互に繰り返し動作させることにより、最終的な標準時系列データを算出させる動作制御部を備えたことを特徴とする請求項9記載の標準時系列データ算出プログラム。
- 前記標準時系列データ算出部は、前記ワーピングパス上の各マスに対応する一軸上の複数のデータと他軸上の複数のデータとの間で、サンプリング時刻どうしの平均的な値と各変量ごとの平均的な各値とを算出することにより、該ワーピングパス上の各マスごとの平均的な値の時系列的な集合からなる標準時系列データを算出するものであることを特徴とする請求項9又は10記載の標準時系列データ算出プログラム。
- 請求項9から11のうちのいずれか1項記載の標準時系列データ算出プログラムをプログラム部品として含む異常検出プログラムであって、前記演算処理装置を、
前記データ取得部が、さらに、前記1つの系の前記複数の変量を異常検出対象のサンプリング時間帯における互いに同一のサンプリング時刻にサンプリングして得られた複数のデータの時系列の集合からなる異常検出対象時系列データを取得するものであり、
前記データ正規化部が、さらに、前記異常対象時系列データを構成する各変量ごとの複数データに前記データ正規化部で採用した各変量ごとの係数を掛けることにより、該異常検出対象時系列データを正規化異常検出対象時系列データに変換するものであって、さらに、
前記標準時系列データを一軸に配置し前記異常検出対象データ正規化ステップで正規化された異常検出対象時系列データを他軸に配置したDTW表記において、一軸および他軸に配置した2つの時系列データのサンプリング時刻毎に区画された各マスに対応する一軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータと該各マスに対応する他軸上の前記複数の変量に対応する複数のデータとの間の、該複数の変量についての総合的な距離を各マスごとに計算し、該距離に基づいて前記標準時系列データと前記正規化された対象時系列データとの間の総距離を算出する総距離算出部と、
前記総距離算出部で算出された総距離が所定の閾値よりも大きい場合に異常であることを検出する異常検出部とを有する異常検出装置として動作させることを特徴とする異常検出プログラム。
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