JP5271151B2 - 訪問パターン抽出サーバ、訪問パターン抽出システム及び訪問パターン抽出方法 - Google Patents

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本発明は、訪問パターン抽出サーバ、訪問パターン抽出システム及び訪問パターン抽出方法に関するものである。
近年、地図共有サービスや施設・店舗に関する口コミサイト等、他人の訪問活動の体験を参照するサービスが実現されている(例えば、非特許文献1〜3参照)。また、このようなサービスの中には、旅行雑誌等のおススメコース紹介のように、より詳細な情報をユーザに提供するために訪問スポットおよびその訪問順序を訪問パターンとして推薦するものもある。例えば、特許文献1には、移動体の行動履歴から多くの移動体に共通する行動パターン(滞在時間と関連付けされた訪問パターン)を抽出する装置が開示されている。
特開2005−56022号公報
"ワイワイマップ"、[online]、ヤフー株式会社、[2009年4月27日検索]、インターネット〈URL:http://waiwai.map.yahoo.co.jp/〉 "PetaMap"、[online]、ソニースタイル・ジャパン株式会社、[2009年4月27日検索]、インターネット〈URL:http://petamap.jp/home〉 "ドコイク?"、[online]、株式会社リクルート、[2009年4月27日検索]、インターネット〈URL:http://www.doko.jp/〉
ところで、特許文献1記載の装置のように、複数ユーザの位置情報の履歴から、ユーザに共通した訪問パターンを抽出するには、例えば、同一スポットを同一順序で訪問するユーザ数をカウントし、所定の閾値以上のユーザが同一スポットを同一順序で訪問した場合には、当該スポットの遷移を訪問パターンとして抽出する手法が考えられる。
しかしながら、エリアによって位置情報のログの蓄積度合いが異なる場合がある。この場合、ユーザの位置情報のログが少ないエリアについては、同一スポットを同一順序で訪問したユーザ数が所定の閾値以上とならず、結果として当該エリアについては訪問パターンを抽出することができないおそれがある。
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたもので、携帯端末の位置情報の蓄積量が少ないエリアでも訪問パターンを抽出することができる訪問パターン抽出サーバ、訪問パターン抽出システム及び訪問パターン抽出方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る訪問パターン抽出サーバは、ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記スポットである訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして当該訪問スポットの概念レベル別に格納される概念別訪問パターンデータベースと、前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースと、前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納するサーバ側受信部と、前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出部と、前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出部により抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出部と、前記訪問概念抽出部により抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出部と、前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する前記訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出部と、前記エリアデータベース、及び前記位置情報受信部により対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報を参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定部と、前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出部と、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するサーバ側送信部とを備えて構成される。
本発明に係る訪問パターン抽出サーバでは、訪問概念抽出部によりユーザの訪問スポットが概念として抽象化され、概念別訪問パターン抽出部により一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして抽出される。このため、例えば、訪問スポットそのものの遷移は異なるが、訪問スポットの概念の遷移は同一である訪問パターンを抽出することができる。よって、ユーザの位置情報が少ないエリアであっても、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移に含まれる訪問パターンをユーザに提示することが可能となる。また、訪問概念抽出部により、訪問活動の特徴(概念別訪問パターン)が抽象化のレベル(概念レベル)と関連付けられて取得される。このため、ユーザ側で設定された概念レベルに対応させて訪問活動の特徴を提示することができる。
また、本発明に係る訪問パターン抽出システムは、携帯端末、及び前記携帯端末へ訪問パターンを配信する訪問パターン抽出サーバを備えて構成される訪問パターン抽出システムであって、前記携帯端末は、訪問パターンのスポットの概念レベルを設定する概念レベル設定部と、前記携帯端末の位置情報及び前記概念レベルを前記訪問パターン抽出サーバに送信する端末側送信部と、前記訪問パターン抽出サーバにより抽出された前記訪問パターンを受信する端末側受信部と、前記端末側受信部により受信された前記訪問パターンを表示する訪問パターン表示部と、を有し、前記訪問パターン抽出サーバは、ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、前記訪問スポットの遷移が当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられて訪問パターンとしてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースと、前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納するサーバ側受信部と、前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出部と、前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出部により抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出部と、前記訪問概念抽出部により抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出部と、前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出部と、前記位置情報受信部により対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報、及び前記エリアデータベースを参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定部と、前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出部と、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを、前記訪問パターンとして前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するサーバ側送信部とを有することを特徴として構成される。
本発明に係る訪問パターン抽出システムでは、訪問パターン抽出サーバにより、ユーザの訪問スポットが概念として抽象化され、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして抽出される。このため、例えば、訪問スポットそのものの遷移は異なるが、訪問スポットの概念の遷移は同一である訪問パターンを抽出することができる。よって、ユーザの位置情報が少ないエリアであっても、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移に含まれる訪問パターンをユーザに提示することが可能となる。また、訪問パターン抽出サーバにより、概念別訪問パターンが抽象化のレベルと関連付けて取得される。このため、ユーザの携帯端末により設定された概念レベルに対応させて訪問活動の特徴を提示することできる。よって、ユーザの要求に応じた概念のレベルで訪問活動の特徴を提供することが可能となる。
また、本発明に係る訪問パターン抽出方法は、ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、前記ユーザにより訪問された前記スポットである訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして当該訪問スポットの概念レベル別に格納される概念別訪問パターンデータベースと、前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースとを備える訪問パターン抽出サーバで実行される訪問パターン抽出方法であって、前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納する位置情報受信ステップと、前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出ステップと、前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出ステップにより抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出ステップと、前記訪問概念抽出ステップにより抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出ステップと、前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出ステップと、前記エリアデータベース、及び前記位置情報受信ステップにより対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報を参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定ステップと、前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出ステップと、前記エリア内訪問パターン抽出ステップにより抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出ステップにより抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するエリア内訪問パターン送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る訪問パターン抽出方法では、訪問概念抽出ステップでユーザの訪問スポットが概念として抽象化され、概念別訪問パターン抽出ステップで一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして抽出される。このため、例えば、訪問スポットそのものの遷移は異なるが、訪問スポットの概念の遷移は同一である訪問パターンを抽出することができる。よって、ユーザの位置情報が少ないエリアであっても、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移に含まれる訪問パターンをユーザに提示することが可能となる。また、訪問概念抽出ステップで、訪問活動の特徴が抽象化のレベルと関連付けられて取得される。このため、ユーザ側で設定された概念レベルに対応させて訪問活動の特徴を提示することができる。
本発明によれば、携帯端末の位置情報の蓄積量が少ないエリアでも訪問パターンを抽出することができる。
実施形態に係る訪問パターン抽出システムの構成概要図である。 実施形態に係る訪問パターン抽出システムの機能を示すブロック図である。 実施形態に係る訪問パターン抽出サーバのハードウェア構成図である。 実施形態に係る訪問パターン抽出サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る訪問パターン抽出サーバの動作を説明する概要図である。 実施形態に係る訪問パターン抽出サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る訪問パターン抽出サーバの動作を説明する概要図である。 実施形態に係る訪問パターン抽出システムに備わる携帯端末の画面表示の一例である。 実施形態に係る訪問パターン抽出システムに備わる携帯端末の画面表示の一例である。 実施形態に係る訪問パターン抽出システムに備わる携帯端末の画面表示の一例である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る訪問パターン抽出サーバ、訪問パターン抽出システム及びその方法の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る訪問パターン抽出サーバ、訪問パターン抽出システム及びその方法は、例えば、ある地域(エリア)のお勧め訪問コース等、ユーザに訪問スポットの種別およびその訪問順序を他人の体験として参照させる場合に好適に採用されるものである。
まず、本実施形態に係る訪問パターン抽出システム1の構成の概要について、図1を参照して説明する。図1は、訪問パターン抽出システム1の構成概要図である。
図1に示すように、訪問パターン抽出システム1は、訪問パターン抽出サーバ10及び携帯端末30を備えている。訪問パターン抽出サーバ10及び携帯端末30は、通信ネットワークNにより互いに接続されており、互いに通信可能に構成されている。通信ネットワークNとして、例えば、移動通信網や無線LAN通信網などが用いられる。
携帯端末30は、ユーザにより携帯される移動端末であって、例えば、無線によるデータ通信機能を持った端末である。携帯端末30は、当該携帯端末30の位置情報を取得可能に構成されている。例えば、携帯端末30は、GPS[Global Positioning System]システムを利用可能に構成されている。携帯端末30として、例えば、携帯電話やPHS、無線通信カードを備えたPDA[Personal Digital Assistant]等が用いられる。なお、訪問パターン抽出システム1は、複数の携帯端末30を備えても良い。
訪問パターン抽出サーバ10は、データベース群20を備えており、データベース群20に格納されたデータ、及び携帯端末30と通信したデータに基づいて、携帯端末30へスポット別訪問パターン(訪問パターン)やスポット概念別訪問パターン(概念別訪問パターン)を送信可能に構成されている。スポット別訪問パターン及びスポット概念別訪問パターンは、訪問スポットの種別及び訪問順序を示す情報である。スポット概念別訪問パターンは、スポット別訪問パターンに係る訪問スポットの概念を抽象化して上位の概念として表したものである。
データベース群20には、ユーザに対してスポット別訪問パターン又はスポット概念別訪問パターンを提供するために用いられるデータが格納されている。例えば、データベース群20は、携帯端末30のGPS情報、地図上のスポットを示すスポット情報、スポットの種別や意味を示す概念情報、スポットの概念情報別の訪問パターンに係る情報、スポット別訪問パターンの情報、エリアを定義するエリア定義の情報等が格納されたデータベース群である。なお、以下では、説明理解の容易性を考慮して、格納される情報ごとにデータベースを分けて説明するが、データベース群20は、1のデータベースとして構成してもよいし、要求される性能に応じて適宜分割してもよい。例えば、エリア定義の情報が格納されたデータベースとスポット情報が格納されたデータベースは1つのデータベースとしてもよい。
次に、訪問パターン抽出システム1の各構成について詳細を説明する。図2は、訪問パターン抽出システム1の機能を示すブロック図である。最初に、訪問パターン抽出サーバ10のハードウェア構成について説明する。図3は、訪問パターン抽出サーバ10のハードウェア構成図である。図3に示すように、訪問パターン抽出サーバ10は、物理的には、CPU11、ROM12及びRAM13等の主記憶装置、キーボード及びマウス等の入力デバイス14、ディスプレイ等の出力デバイス15、携帯端末30との間でデータの送受信を行うためのネットワークカード等の通信モジュール16、ハードディスク等の補助記憶装置17などを含む通常のコンピュータシステムとして構成される。後述する訪問パターン抽出サーバ10の各機能は、CPU11、ROM12、RAM13等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御の元で入力デバイス14、出力デバイス15、通信モジュール16を動作させるとともに、ROM12、RAM13や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図2に戻り、訪問パターン抽出サーバ10は、データベース群20を構成するGPS情報DB(位置情報データベース)201、スポットDB(スポットデータベース)202、スポット概念DB(概念データベース)203、スポット概念別訪問パターンDB(概念別訪問パターンデータベース)204、スポット別訪問パターンDB(訪問パターンデータベース)205及びエリアDB(エリアデータベース)206を備えている。
GPS情報DB201は、各ユーザの携帯端末30で定期的に測位されたGPS情報が格納されるデータベースである。GPS情報DB201には、ユーザごとに測位されたGPS情報、測位日時、測位誤差、測位誤差を段階的に区分した測位精度等が格納される。
スポットDB202は、店舗・施設の情報が格納されるデータベースである。スポットDB202には、店舗・施設名、その店舗・施設のGPS情報等が格納される。
スポット概念DB203は、スポットDB202に格納されたスポットごとに、スポットの概念の情報が格納されるデータベースである。スポットの概念は、抽象化の程度を示す概念レベルと関連付けされて格納される。例えば、ABCカフェの概念は、カフェであり、カフェの上位概念は飲食店だとする。そして、カフェを飲食店として抽象化した場合の程度は、例えば、概念レベル2であるとする。スポット概念DB203には、このような概念の従属関係が概念レベルに関連付けされて概念レベル別に格納される。
スポット概念別訪問パターンDB204は、一定人数以上(一定閾値以上)のユーザにより訪問されたスポットの概念の遷移がスポットの概念レベル別にスポット概念別訪問パターンとして格納されるデータベースである。
スポット別訪問パターンDB205は、ユーザの訪問スポットの遷移が、スポット別訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致するスポット概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納されるデータベースである。
エリアDB206は、エリアの定義情報が格納されるデータベースである。
また、訪問パターン抽出サーバ10は、機能的には、GPS情報受信部(サーバ側受信部)101、訪問スポット抽出部102、訪問スポット概念抽出部(訪問概念抽出部)103、スポット概念別訪問パターン抽出部(概念別訪問パターン抽出部)104、スポット別訪問パターン抽出部(訪問パターン抽出部)105、現在エリア判定部(エリア判定部)106、エリア内スポット別訪問パターン抽出部(エリア内訪問パターン抽出部)107及びエリア内スポット別訪問パターン送信部(サーバ側送信部)108を備えている。
GPS情報受信部101は、携帯端末30で測位したGPS情報を携帯端末30から受信し、GPS情報DB201に格納する機能を有している。また、GPS情報受信部101は、携帯端末30から受信したGPS情報を現在エリア判定部106へ出力する機能を有している。なお、GPS情報受信部101は、携帯端末30の識別番号、ユーザID、設定情報(概念レベルの設定情報を含む)等を、GPS情報に含ませて受信する機能を有していても良い。
訪問スポット抽出部102は、GPS情報DB201及びスポットDB202を参照可能に構成されており、GPS情報DB201に格納された各ユーザのGPS情報とスポットDB202に格納されたスポットのGPS情報とを比較して、各ユーザにより訪問された訪問スポットを抽出する機能を有している。また、訪問スポット抽出部102は、抽出した訪問スポットを訪問スポット概念抽出部103へ出力する機能を有している。
訪問スポット概念抽出部103は、スポット概念DB203を参照可能に構成されており、訪問スポット抽出部102により出力された訪問スポットに基づいて、ユーザにより訪問された訪問スポットの概念情報を概念レベル別にスポット概念DB203から抽出する機能を有している。また、訪問スポット概念抽出部103は、抽出した概念レベル別の訪問スポットの概念情報をスポット概念別訪問パターン抽出部104へ出力する機能を有している。
スポット概念別訪問パターン抽出部104は、スポット概念別訪問パターンDB204を変更及び参照可能に構成されている。スポット概念別訪問パターン抽出部104は、訪問スポット概念抽出部103が出力した概念レベル別の訪問スポットの概念情報に基づいて、ユーザにより訪問されたスポットの概念の遷移を概念レベル別に抽出する機能を有している。そして、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、抽出した概念レベル別のスポットの概念の遷移に基づいて、同じ遷移をしたユーザ数をカウントする機能を有している。そして、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、所定人数以上(所定の閾値以上)のユーザにより訪問されたスポットの概念の遷移を、スポット概念別訪問パターンとして抽出する機能を有している。すなわち、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、ユーザにより訪問されたスポットの概念の遷移に基づいて、スポット概念別訪問パターンを抽出する機能を有している。また、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、抽出したスポット概念別訪問パターン及び当該スポット概念別訪問パターンのユーザ数をスポット概念別訪問パターンDB204に格納する機能を有している。
スポット別訪問パターン抽出部105は、スポット概念別訪問パターンDB204を参照可能に構成されている。スポット別訪問パターン抽出部105は、訪問スポットの概念の遷移がスポット概念別訪問パターンと一致する訪問スポットの遷移をスポット別訪問パターンとしてエリアごとに抽出し、概念の遷移が一致したスポット概念別訪問パターンと対応付けてスポット別訪問パターンDB205にエリアごとに格納する機能を有している。
現在エリア判定部106は、エリアDB206を参照可能に構成されており、GPS情報受信部101により出力された携帯端末30のGPS情報、及びエリアDB206に格納されたエリア定義の情報を参照し、ユーザが現在滞在するエリアを判定する機能を有している。
エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、スポット別訪問パターンDB205を参照可能に構成されており、現在エリア判定部106で判定されたエリア内におけるスポット別訪問パターンを抽出する機能を有している。そして、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、エリア内のスポット別訪問パターンのうち、スポット別訪問パターンに対応したスポット概念別訪問パターンに係る訪問スポットの概念の概念レベルが携帯端末30側で設定された概念レベルと同一であるスポット別訪問パターンを絞り込み、エリア内スポット別訪問パターンとして抽出する機能を有している。また、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、スポット概念別訪問パターンDB204を参照可能に構成されており、抽出したエリア内スポット別訪問パターンに対応するスポット概念別訪問パターンを抽出する機能を有している。そして、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、抽出したエリア内スポット別訪問パターン、及び、抽出したエリア内スポット別訪問パターンに対応するスポット概念別訪問パターンをエリア内スポット別訪問パターン送信部108へ出力する機能を有している。
エリア内スポット別訪問パターン送信部108は、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107により抽出されたエリア内スポット別訪問パターン、および当該エリア内スポット別訪問パターンと対応するスポット概念別訪問パターンを携帯端末30へ送信する機能を有している。
以上、訪問パターン抽出サーバ10において、訪問スポット抽出部102、訪問スポット概念抽出部103、スポット概念別訪問パターン抽出部104及びスポット別訪問パターン抽出部105は、データ集約や訪問パターンの生成等を行う蓄積部110として機能し、現在エリア判定部106、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107及びエリア内スポット別訪問パターン送信部108は、ユーザが所望する訪問パターンの配信等を行う配信部111として機能する。
次に、携帯端末30の構成について詳細を説明する。携帯端末30は、機能的には、GPS情報送信部(端末側送信部)301、概念レベル設定部302、エリア内スポット別訪問パターン受信部(端末側受信部)303及びエリア内スポット別訪問パターン表示部(訪問パターン表示部)304を備えて構成されている。
GPS情報送信部301は、定期的に現在地のGPS情報を測位し、測位したGPS情報を、訪問パターン抽出サーバ10のGPS情報受信部101へ送信する機能を有している。なお、GPS情報送信部301は、携帯端末30の識別番号、ユーザID、設定情報(概念レベルの設定情報を含む)等を、GPS情報に含ませて送信する機能を有していても良い。
概念レベル設定部302は、訪問パターン抽出サーバ10のエリア内スポット別訪問パターン抽出部107においてスポット別訪問パターン抽出を行う際のスポットの概念レベルを設定する機能を有している。
エリア内スポット別訪問パターン受信部303は、訪問パターン抽出サーバ10からエリア内スポット別訪問パターンを受信する機能を有している。また、エリア内スポット別訪問パターン受信部303は、訪問パターン抽出サーバ10からスポット概念別訪問パターンを受信する機能を有していてもよい。そして、エリア内スポット別訪問パターン受信部303は、受信したエリア内スポット別訪問パターン又はスポット概念別訪問パターンをエリア内スポット別訪問パターン表示部304へ出力する機能を有している。
エリア内スポット別訪問パターン表示部304は、エリア内スポット別訪問パターン受信部303により出力されたエリア内スポット別訪問パターン又はスポット概念別訪問パターンを携帯端末30上に表示する機能を有している。
次に、本実施形態に係る訪問パターン抽出サーバ10の動作について説明する。訪問パターン抽出サーバ10の動作は、蓄積部110がオフラインで行う訪問パターン抽出フェーズと、配信部111がオンラインで行うエリア内訪問パターン抽出フェーズからなる。オフラインの訪問パターン抽出フェーズでは、携帯端末30からGPS情報を収集し、ユーザが訪問した訪問スポットを抽出する。抽出された訪問スポットから、一定以上のユーザが訪問したスポットの概念の遷移をスポット概念別訪問パターンとして抽出し、対応するスポット別訪問パターンをスポット別訪問パターンDB205に保存する。一方、オンラインのエリア内訪問パターン抽出フェーズでは、携帯端末30のGPS情報からユーザが現在滞在するエリアを判定し、エリア内に含まれるスポット別訪問パターンを抽出し、携帯端末30に送信する。
最初に、オフラインの訪問パターン抽出フェーズを説明する。図4は、本実施形態に係る訪問パターン抽出サーバ10の訪問パターン抽出動作を示すフローチャートである。図4に示す制御処理は、例えば、訪問パターン抽出サーバ10において制御アプリケーションが起動されたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。
図4に示すように、訪問パターン抽出サーバ10は、訪問スポット抽出処理から開始する(S10)。この訪問スポット抽出処理に用いられるGPS情報DB201及びスポットDB202の例を示す。表1は、GPS情報DB201の一例である。
Figure 0005271151

表1に示すように、GPS情報DB201には、各携帯端末30に対応するユーザIDごとに、GPSにより測位された時刻、緯度・経度が格納されている。訪問パターン抽出サーバ10は、例えば、訪問パターン抽出フェーズ前に、各携帯端末30と通信して得られたユーザID及びGPS情報に基づいて、ユーザIDごとに時刻、緯度・経度をGPS情報DB201に格納する。ユーザIDは、端末識別子であって、例えば、GPS情報受信部101が受信するGPS情報に含まれる情報である。また、例えば、訪問パターン抽出サーバ10は、GPS情報受信部101とは別の独立したユーザID受信用の受信部を備え、携帯端末30と通信してもよい。
続いて表2にスポットDB202の例を示す。
Figure 0005271151

表2に示すように、スポットDB202には、スポットを一意に特定するスポットID、スポットの名称、緯度・経度の情報が格納される。訪問パターン抽出サーバ10は、地図情報等を用いて、例えば、訪問パターン抽出フェーズ前に、スポットDB202を構築する。
訪問スポット抽出部102は、表1に示すGPS情報DB201および表2に示すスポットDB202を参照し、ユーザが訪問したスポットを訪問スポットとして抽出する。例えば、ユーザID:U001が時刻12:30に位置した地点の緯度・経度が、スポットID:S002の緯度・経度と同一である場合には、スポットID:S002を訪問スポットとして抽出する。S10の処理が終了すると、スポット概念抽出処理へ移行する(S12)。
S12の処理は、訪問スポット概念抽出部103が実行し、S10の処理で抽出した訪問スポットに対応する概念を抽出する処理である。このスポット概念抽出処理に用いられるスポット概念DB203の例を表3示す。
Figure 0005271151

表3に示すように、スポット概念DB203には、スポットDB202で定義したスポットごとに、スポットの概念の情報が格納される。スポットの概念は、レベルごとに格納される。例えば、スポットID:S002のABCカフェの概念はカフェであり、カフェの上位概念は飲食店であるとする。このような概念の従属関係を、概念レベルを用いて定義する。例えば、ABCカフェの概念レベル1の概念はカフェであり、概念レベル2の概念は飲食店であるとする。このように、表3の例では、上位概念になるほど概念レベルの値が大きくなるように設定されている。訪問パターン抽出サーバ10は、スポットDB202を用いて、例えば、訪問パターン抽出フェーズ前に、スポット概念DB203を構築する。
訪問スポット概念抽出部103は、S10の処理で訪問スポット抽出部102が抽出した訪問スポットに対応するスポット概念を、表3に示すスポット概念DB203を参照して抽出する。例えば、スポットID:S002が訪問スポットである場合には、概念レベル1のカフェ、概念レベル2の飲食店、…というようにスポット概念を抽出する。S12の処理が終了すると、スポット概念別訪問パターン抽出処理へ移行する(S14)。
S14の処理は、スポット概念別訪問パターン抽出部104が実行し、訪問スポットの概念レベル別にユーザが訪問したスポットの概念の遷移を抽出する処理である。スポット概念別訪問パターン抽出部104は、S12の処理で得られた概念レベルに対応したスポット概念を概念レベルごとにユーザの訪問した順に並べて、概念レベルごとにスポットの概念の遷移として抽出する。そして、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、一定閾値以上のユーザが訪問したスポットの概念の遷移を、スポット概念別訪問パターンとしてスポット概念別訪問パターンDB204に格納する。また、スポット概念別訪問パターン抽出部104は、対象のスポット概念別訪問パターンで訪問したユーザ数を、スポット概念別訪問パターンと同時にスポット概念別訪問パターンDB204に格納する。ここで、スポット概念別訪問パターンDB204の例を表4示す。
Figure 0005271151

表4に示すように、スポット概念別訪問パターンDB204には、スポット概念別訪問パターンを一意に特定するパターンID、スポットの概念レベル、訪問したスポットの概念、対象のスポット概念別訪問パターンを訪問したユーザの数の情報が格納される。訪問したスポットの概念の情報は、その遷移がわかるように、ユーザが訪問した順番に格納される。例えば、表4に示すように、パターンID:PC001は、訪問スポットが概念レベル1で抽出されたものであり、公園、カフェ、アウトレットモールの順に遷移するユーザが10342人抽出されたことを示す。S14の処理が終了すると、スポット別訪問パターン抽出処理へ移行する(S16)。
S16の処理は、スポット別訪問パターン抽出部105が実行し、スポット別訪問パターンを抽出して保存する処理である。スポット別訪問パターン抽出部105は、S10の処理で抽出した訪問スポットに基づいて、訪問スポットの遷移を抽出する。そして、スポット別訪問パターン抽出部105は、抽出したユーザの訪問スポットの遷移のうち、スポット概念別訪問パターンDB204を参照して得られたスポット概念別訪問パターンと訪問スポットの概念の遷移が一致するユーザの訪問スポットの遷移を、スポット別訪問パターンとしてエリアごとに抽出し、スポット概念別訪問パターンと対応付けてスポット別訪問パターンDB205に格納する。また、スポット別訪問パターン抽出部105は、対象のスポット別訪問パターンで訪問したユーザ数を、スポット別訪問パターンと同時にスポット別訪問パターンDB205に格納する。ここで、スポット別訪問パターンDB205の例を表5示す。
Figure 0005271151

表5に示すように、スポット別訪問パターンDB205には、スポット別訪問パターンを一意に特定するパターンID、訪問したスポット、対象のスポット別訪問パターンが含まれるエリアのエリアID、対応するスポット概念別訪問パターンのパターンID、対象のスポット別訪問パターンを訪問したユーザの数の情報が格納される。訪問したスポットの概念の情報は、その遷移がわかるように、ユーザが訪問した順番に格納される。表5に示すように、例えば、スポット別訪問パターンのパターンID:PS001は、対応するスポット概念別訪問パターンのパターンIDがPC001であり、エリアID:A001に含まれることを示している。また、パターンID:PS001を構成するスポットを順番に訪問したユーザの数は3人であることを示している。S16の処理が終了すると、図4に示す制御処理を終了する。
以上で図4に示す制御処理が終了する。図4に示す制御処理を実行することにより、例えば、図5に示すように、GPS情報DB201に格納されたユーザの位置情報及びスポットDB202に格納されたスポットの位置情報に基づいて、訪問スポット抽出部102により訪問スポットが抽出され、抽出された訪問スポット及びスポット概念DB203に格納された概念情報に基づいて、訪問スポット概念抽出部103により訪問スポットのスポット概念が抽出され、抽出された訪問スポットのスポット概念に基づいて、スポット概念別訪問パターン抽出部104によりスポット概念別訪問パターンが抽出されてスポット概念別訪問パターンDB204に格納され、格納されたスポット概念別訪問パターンに基づいて、スポット別訪問パターン抽出部105によりスポット別訪問パターンがスポット概念別訪問パターンと関連付けされてスポット別訪問パターンDB205へ格納される。
ここで、スポット概念別に訪問パターンを抽出せずに、スポット別に訪問パターンを抽出した場合、GPS情報が蓄積されていないエリアでは、訪問パターンの閾値のユーザ数に満たずに訪問パターンが抽出されないおそれがある。例えば閾値が20人とした場合、エリアA001では訪問人数が3人のパターンID:PS001のスポット別訪問パターンを抽出することができない。しかし、スポット概念別に訪問パターンを抽出することで、全国で閾値以上のユーザが訪問するスポットの概念の遷移であれば、対象エリアで同じ遷移をしているユーザ数が少なくてもスポット別訪問パターンとして抽出することができる。
次に、オンラインで行うエリア内訪問パターン抽出フェーズを説明する。図6は、本実施形態に係る訪問パターン抽出サーバ10のエリア内訪問パターン抽出動作を示すフローチャートである。図6に示す制御処理は、例えば、図4に示す制御処理の実行後に、所定のタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。
図6に示すように、訪問パターン抽出サーバ10は、エリア判定処理から開始する(S20)。このエリア判定処理に用いられるエリアDB206の例を表6に示す。
Figure 0005271151

表6に示すように、エリアDB206には、エリアを一意に識別するエリアID、エリア名称、エリアを矩形で表した場合の最北端、最南端、最東端、最西端のGPS情報が格納される。表6の例では、エリアを矩形で定義した場合を示したが、エリアの定義は既存の別の定義方法でも代用可能である。訪問パターン抽出サーバ10は、例えば、エリア内訪問パターン抽出フェーズ前に、地図情報に基づいて、エリアDB206を構築する。
現在エリア判定部106は、エリアDB206を参照し、サービスを提供する対象ユーザの現在の携帯端末30のGPS情報がどのエリアに含まれるかを判定する。S20の処理が終了すると、エリア内スポット別訪問パターン抽出処理へ移行する(S22)。
S22の処理は、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107が実行し、現在エリア(対象ユーザ滞在エリア)に含まれるスポット別訪問パターンを抽出する処理である。エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、S20の処理で抽出したエリア情報、及び、携帯端末30の概念レベル設定部302で設定された概念レベル(設定概念レベル)に基づいて、設定概念レベルと同一の概念レベルとなるスポット概念別訪問パターンに対応するエリア内のスポット別訪問パターンを、エリア内スポット別訪問パターンとして絞り込む。例えば、S20の処理において、現在エリア判定部106が、ユーザの現在エリアを表6に示すエリアDB206におけるエリアID:A001の「横浜駅周辺」であると判定したとする。この場合、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、例えば、表5に示すスポット別訪問パターンDB205を参照して、エリアID:A001の「横浜駅周辺」に含まれるスポット別訪問パターンはパターンID:PS001,PS002であると判定する。そして、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、スポット別訪問パターンのパターンID:PS001,PS002に対応するスポット概念別訪問パターンが、それぞれパターンID:PC001,PC008であると判定する。以後、スポット別訪問パターンと対応するスポット概念別訪問パターンを訪問パターンセット(PS001,PC001)と記述する。ここで、携帯端末30側の概念レベル設定部302で概念レベルが1に設定されていたとする。エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、表4のスポット概念別訪問パターンDB204を参照し、訪問パターンセット(PS001,PC001)、(PS001,PC008)のうちスポット概念別訪問パターンの概念レベルが1となる訪問パターンセット(PS001,PC001)を絞り込む。エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、絞り込まれた訪問パターンセットのスポット別訪問パターンをエリア内訪問パターンとして抽出する。なお、携帯端末30の概念レベル設定部302で設定された設定概念レベルは、例えば、GPS情報受信部101が受信するGPS情報に含まれてもよいし、訪問パターン抽出サーバ10がGPS情報受信部101とは別の独立した設定概念レベル受信用の受信部を備え、当該受信部により携帯端末30から取得してもよい。
ここで、設定された概念レベルでエリア内スポット別訪問パターンが抽出されない場合、概念レベルを上げることで該当するエリア内スポット別訪問パターンが出現する可能性がある。しかし、仮にGPS情報が全く蓄積されていない場合、概念レベルを変更してもエリア内スポット別訪問パターンが抽出されない。このような場合は、エリア内スポット別訪問パターン抽出部107は、スポット概念別訪問パターンの各スポット概念に当てはまるエリア内のスポットをスポットDB202から抽出し、ユーザの現在地に近いスポットの遷移をエリア内スポット別訪問パターンとして抽出してもよい。S22の処理が終了すると、送信処理へ移行する(S24)。
S24の処理は、エリア内スポット別訪問パターン送信部108が実行し、S22の処理で抽出したエリア内スポット別訪問パターンを携帯端末30へ送信する処理である。エリア内スポット別訪問パターン送信部108は、S22の処理で抽出されたエリア内スポット別訪問パターン、及び、対応するスポット概念別訪問パターンを携帯端末30へ送信する。S24の処理が終了すると、図6に示す制御処理を終了する。
以上で図6に示す制御処理を終了する。図6に示す制御処理を実行することにより、例えば、図7に示すように、対象ユーザの現在のGPS情報及びエリアDB206のエリア定義に基づいて、現在エリア判定部106によりエリア情報が出力され、出力されたエリア情報、携帯端末30により設定された概念レベル、スポット概念別訪問パターンDB204に格納されたスポット概念別訪問パターン、及びスポット別訪問パターンDB205に格納されたスポット別訪問パターンに基づいて、エリア内のスポット別訪問パターン及びエリア内のスポット概念別訪問パターンが抽出され、抽出されたエリア内のスポット別訪問パターン及びエリア内のスポット概念別訪問パターンがエリア内スポット別訪問パターン送信部108により携帯端末30へ送信される。
ここで、携帯端末30のエリア内スポット別訪問パターン表示部304の一例を図5,6,7に示す。図5に訪問パターン抽出サーバ10で抽出されたスポット概念別訪問パターンの表示例を示す。図6,7にエリア内スポット別訪問パターンの表示例を示す。図6では訪問パターン抽出サーバ10で抽出された複数のエリア内訪問パターンを別々に表示しているが、図7に示すようにスポット概念ごとにまとめて合計の訪問人数を表示してもよい。
以上、本実施形態に係る訪問パターン抽出システム1によれば、訪問パターン抽出サーバ10により、ユーザの訪問スポットが概念として抽象化され、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして抽出される。このため、例えば、訪問スポットそのものの遷移は異なるが、訪問スポットの概念の遷移は同一である訪問パターンを抽出することができる。よって、ユーザの位置情報のログの蓄積量が少ないエリアであっても、一定人数以上のユーザにより訪問された訪問スポットの概念の遷移に含まれる訪問パターンをユーザに提示することが可能となる。すなわち、ユーザの訪問スポットの遷移の特徴(訪問行動の特徴)を抽出することができる。また、訪問パターン抽出サーバにより、概念別訪問パターンが抽象化のレベルと関連付けて取得される。このため、複数の概念レベルでのユーザの訪問活動の特徴の参照が可能となる。そして、ユーザの携帯端末により設定された概念レベルに対応させて訪問活動の特徴を提示することできる。よって、ユーザの要求に応じた概念のレベルで訪問活動の特徴を提供することが可能となる。
また、本実施形態に係る訪問パターン抽出システム1によれば、ユーザが訪問したスポットそのもの遷移だけでなく、ユーザが訪問したスポットの概念の遷移の特徴を抽出することができるので、他のユーザの特徴を理解しやすい形で提供することも可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、訪問パターン抽出サーバ10のエリア内スポット別訪問パターン送信部108が、S22の処理で抽出されたエリア内スポット別訪問パターン、及び、対応するスポット概念別訪問パターンを携帯端末30へ送信する例を説明したが、S22の処理で抽出されたエリア内スポット別訪問パターン、又は、対応するスポット概念別訪問パターンを携帯端末30へ送信してもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、携帯端末30側で概念レベルを設定する例を説明したが、携帯端末30側で概念レベルを設定することなく、例えば、訪問パターン抽出サーバ10が、エリア内スポット別訪問パターンを抽出可能な概念レベルのうち、最も小さいものを採用するように構成してもよいし、エリア内スポット別訪問パターンを抽出可能な概念レベルで抽出したものを全て携帯端末30へ送信して、携帯端末30で表示する際に、ユーザに概念レベルを選択させてもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、携帯端末30の現在位置に基づいて配信する訪問パターンのエリアを設定していたが、携帯端末30側で設定されたエリアを用いてエリア内スポット別訪問パターンを抽出してもよい。
1…訪問パターン抽出システム、10…訪問パターン抽出サーバ、20…データベース群、30…携帯端末、101…GPS情報受信部(サーバ側受信部)、102…訪問スポット抽出部、103…訪問スポット概念抽出部(訪問概念抽出部)、104…スポット概念別訪問パターン抽出部(概念別訪問パターン抽出部)、105…スポット別訪問パターン抽出部(訪問パターン抽出部)、106…現在エリア判定部(エリア判定部)、107…エリア内スポット別訪問パターン抽出部(エリア内訪問パターン抽出部)、108…エリア内スポット別訪問パターン送信部(サーバ側送信部)、201…GPS情報DB(位置情報データベース)、202…スポットDB、203…スポット概念DB(概念データベース)、204…スポット概念別訪問パターンDB(概念別訪問パターンデータベース)、205…スポット別訪問パターンDB(訪問パターンデータベース)、206…エリアDB。

Claims (3)

  1. ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、
    地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、
    前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、
    一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記スポットである訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして当該訪問スポットの概念レベル別に格納される概念別訪問パターンデータベースと、
    前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、
    前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースと、
    前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納するサーバ側受信部と、
    前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出部と、
    前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出部により抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出部と、
    前記訪問概念抽出部により抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出部と、
    前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する前記訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出部と、
    前記エリアデータベース、及び前記位置情報受信部により対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報を参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定部と、
    前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出部と、
    前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、
    を備える訪問パターン抽出サーバ。
  2. 携帯端末、及び前記携帯端末へ訪問パターンを配信する訪問パターン抽出サーバを備えて構成される訪問パターン抽出システムであって、
    前記携帯端末は、
    訪問パターンのスポットの概念レベルを設定する概念レベル設定部と、
    前記携帯端末の位置情報及び前記概念レベルを前記訪問パターン抽出サーバに送信する端末側送信部と、
    前記訪問パターン抽出サーバにより抽出された前記訪問パターンを受信する端末側受信部と、
    前記端末側受信部により受信された前記訪問パターンを表示する訪問パターン表示部と、
    を有し、
    前記訪問パターン抽出サーバは、
    ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、
    地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、
    前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、
    前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、
    前記訪問スポットの遷移が当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられて訪問パターンとしてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、
    前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースと、
    前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納するサーバ側受信部と、
    前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出部と、
    前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出部により抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出部と、
    前記訪問概念抽出部により抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出部と、
    前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出部と、
    前記位置情報受信部により対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報、及び前記エリアデータベースを参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定部と、
    前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出部と、
    前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出部により抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを、前記訪問パターンとして前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、
    を有することを特徴とする訪問パターン抽出システム。
  3. ユーザの携帯端末の位置情報が格納される位置情報データベースと、地図上のスポットを示すスポット情報が格納されるスポットデータベースと、前記スポットの概念を示す概念情報が概念レベル別に格納される概念データベースと、前記ユーザにより訪問された前記スポットである訪問スポットの概念の遷移が概念別訪問パターンとして当該訪問スポットの概念レベル別に格納される概念別訪問パターンデータベースと、前記訪問スポットの遷移が、訪問パターンとして、当該訪問スポットの概念の遷移と一致する前記概念別訪問パターンと対応付けられてエリア別に格納される訪問パターンデータベースと、前記エリアの定義情報が格納されるエリアデータベースとを備える訪問パターン抽出サーバで実行される訪問パターン抽出方法であって、
    前記携帯端末から前記位置情報を受信して前記位置情報を前記位置情報データベースに格納する位置情報受信ステップと、
    前記位置情報データベース及び前記スポットデータベースを参照して前記訪問スポットを抽出する訪問スポット抽出ステップと、
    前記概念データベースを参照して前記訪問スポット抽出ステップにより抽出された前記訪問スポットの前記概念情報を抽出する訪問概念抽出ステップと、
    前記訪問概念抽出ステップにより抽出された前記訪問スポットの概念情報に基づいて、一定人数以上の前記ユーザにより訪問された前記訪問スポットの概念の遷移を前記概念別訪問パターンとして概念レベル別に抽出する概念別訪問パターン抽出ステップと、
    前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記概念別訪問パターンと前記訪問スポットの概念の遷移が一致する訪問パターンを抽出し、当該概念別訪問パターンと対応付けてエリアごとに前記訪問パターンデータベースに格納する訪問パターン抽出ステップと、
    前記エリアデータベース、及び前記位置情報受信ステップにより対象ユーザの前記携帯端末から受信された前記位置情報を参照し、前記対象ユーザが滞在している前記エリアである対象ユーザ滞在エリアを判定するエリア判定ステップと、
    前記訪問パターンデータベース及び前記概念別訪問パターンデータベースを参照して、前記対象ユーザ滞在エリア内の前記訪問パターンのうち、当該訪問パターンに対応された前記概念別訪問パターンに係る前記概念レベルと前記対象ユーザの前記携帯端末により事前に設定された前記概念レベルとが一致するものをエリア内訪問パターンとして抽出するエリア内訪問パターン抽出ステップと、
    前記エリア内訪問パターン抽出ステップにより抽出された前記エリア内訪問パターン、又は、前記エリア内訪問パターン抽出ステップにより抽出された前記エリア内訪問パターンと対応する前記概念別訪問パターンを前記対象ユーザの前記携帯端末に送信するエリア内訪問パターン送信ステップと、
    を有する訪問パターン抽出方法。
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