JP5268500B2 - 画像記録装置、画像再生装置、並びに画像処理装置および方法 - Google Patents

画像記録装置、画像再生装置、並びに画像処理装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像を撮像し、その画像データを記録媒体に記録する画像記録装置、記録媒体に記録された画像データを再生して出力する画像再生装置、並びに画像処理装置および方法に関する。
近年、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラにおいては、動画像並びに静止画像を撮影できるものがある。このようなデジタルビデオカメラ、デジタルカメラは、動画撮影モード/静止画撮影モードを備え、動画を撮影したい場合、カメラ本体を動画撮影モードにして撮影し、静止画を撮影したい場合、静止画撮影モードにして撮影する。
例えば、静止画を撮影する場合、ブラケット撮影をすることが行われる。これは、1回の撮影指示によって、複数の露出条件で静止画を撮影して記録媒体に記録しておき、その複数の撮影画像の中から、撮影者が自分の意図したものに一番近いものを選択できるというものである。
また、動画撮影において、m種類(mは2以上の整数)の露出条件を準備し、1秒間にm×n(nは2以上の整数)フレームレートで、m種類の露出条件を1フレーム毎に切り替えながら撮影しておく。そして、再生時に同じ露出条件のフレームを1秒間にnフレームレートで再生するということが提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−80376公報
しかしながら、上記従来の画像記録装置および画像再生装置では、再生時に露出条件を変えた画像を得ることは可能であるが、画像の先鋭度(ボケ具合、解像感)を選択することはできなかった。
例えば、スポーツをしているところを、動画あるいは静止画で撮影した場合、後から再生してみると、見たかったシーンがボケていたり、ブレていたりしても、選択する余地がなかった。ましてや撮影し直すことはできなかった。
そこで、本発明は、撮影者が記録時に意図していた先鋭度で再生できるばかりでなく、解像度が足りなくてボケていた場合でも、撮影後に記録時の先鋭度を変更して再生することが可能である画像記録装置画像再生装置、並びに画像処理装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像記録装置は、動画像を撮像し、その画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、動画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段からフレーム毎の画像データを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出される画像データの読み出し時間を設定する読み出し時間設定手段と、前記画像データを再生する際の再生レートに基づく1フレーム期間内で有効な画像として撮像される期間を示す画像有効時間を設定する画像有効時間設定手段と、前記設定された読み出し時間毎に前記読出手段によって連続して読み出される画像データとともに、前記読み出し時間および前記画像有効時間を示す情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像再生装置は、記録媒体に記録された画像データを再生し、動画像として出力する画像再生装置であって、前記記録媒体に記録された画像データをフレーム毎に再生する再生手段と、前記フレーム毎に再生される画像データの読み出し時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する読み出し時間設定手段と、再生レートを設定する再生レート設定手段と、前記再生レートに基づく1フレーム期間内で有効な画像として撮像される期間を示す画像有効時間の情報を前記記録媒体から読み込んで設定する画像有効時間設定手段と、前記設定された再生レート毎に前記設定された画像有効時間分に相当するフレーム数の画像データを合成する画像合成手段とを備え、前記合成された画像データを前記動画像として出力することを特徴とする。
本発明の画像記録装置は、静止画像を撮像し、その画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、静止画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段からフレーム毎の画像データを読み出す読出手段と、前記読出手段によって読み出される画像データの読み出し時間を設定する読み出し時間設定手段と、静止画像として取り込む期間を示す画像有効時間を設定する画像有効時間設定手段と、前記記録媒体に記録される画像データの記録時間を設定する撮影時間設定手段と、静止画撮影を開始した時点である撮影点を設定する撮影点設定手段と、前記設定された読み出し時間毎に前記読出手段によって連続して読み出される画像データとともに、前記読み出し時間、前記画像有効時間、前記記録時間および前記撮影点を示す情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像再生装置は、記録媒体に記録された画像データを再生し、静止画像として出力する画像再生装置であって、前記記録媒体に記録された画像データをフレーム毎に再生する再生手段と、前記フレーム毎に再生される画像データの読み出し時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する読み出し時間設定手段と、静止画像として取り込む期間を示す画像有効時間の情報を前記記録媒体から読み込んで設定する画像有効時間設定手段と、前記再生される画像データの記録時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する記録時間設定手段と、静止画撮影を開始した時点である撮影点を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する撮影点設定手段と、前記設定された撮影点から前記設定された画像有効時間分に相当するフレーム数の画像データを合成する画像合成手段とを備え、前記合成された画像データを前記静止画像として出力することを特徴とする。
本発明では、例えば動画像撮影の場合、読み出し時間毎に連続して読み出される画像データとともに、読み出し時間および画像有効時間を示す情報を記録媒体に記録する。これにより、撮影者が意図する画像有効時間(シャッタ速度)をデータとして記録することができる。そして、再生時、そのデータを利用することで、撮影後の動画像の先鋭度を変更して視ることが可能となる。このように、撮影者が記録時に意図していた先鋭度で再生できるばかりでなく、解像度が足りなくてボケていた場合でも、撮影後に記録時の先鋭度を変更して再生することが可能である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係わる画像記録装置および画像再生装置は画像記録再生装置に適用される。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、動画像データの記録および再生について説明する。始めに、動画像データを記録する場合を示す。図1は第1の実施形態における画像記録再生装置内の画像記録回路の構成を示すブロック図である。画像記録再生装置として、デジタルビデオカメラ等が挙げられる。
この画像記録回路は、撮像回路101、信号処理回路102、バッファ103、記録回路104、記録媒体105、読み出し制御回路106、管理情報生成回路107および制御回路108を有する。また、画像記録回路は、仮想再生レート設定回路109、読み出し時間設定回路110、記録画像有効時間設定回路111および入力端子112、113、114、115を有する。
撮像回路101は撮像素子と、撮像画像の読出部とを有し、撮像素子によって動画像を撮像し、読出手段によって設定された読み出し時間毎にフレーム毎の画像データを読み出し、信号処理回路102に出力する。信号処理回路102は、カメラ信号処理のほか、必要に応じて画像圧縮等を行う。バッファ103は、信号処理回路102から出力される画像データを一時的に記憶する(バッファする)。記録回路104は信号処理回路102からの画像信号(画像データ)を記録媒体105に記録する。記録媒体105には画像データが記録される。
読み出し制御回路106は撮像回路101を制御する。管理情報生成回路107は、記録媒体105に記録される画像データの管理情報を生成する。仮想再生レート設定回路109は再生時の再生レートを設定する。読み出し時間設定回路110は撮像回路101における画像データの読み出し時間を設定する。記録画像有効時間設定回路111は再生レートに基づく1フレーム期間内で有効な画像として撮像される期間を示す画像有効時間を設定する。
上記構成を有する画像記録回路の記録動作を示す。図2は画像データの記録動作を示すタイミングチャートである。読み出し時間設定回路110は、撮像素子からフレーム画像として読み出すための読み出し時間Dt(図2では1/1200秒)を制御回路108に設定する。
仮想再生レート設定回路109は、再生対象となるフレームレートFt(秒)を制御回路108に設定する。図2では、フレームレートFt=1/30秒およびフィールドレートVt=1/60秒が設定される。
記録画像有効時間設定回路111は、撮影者による設定、システムのモード(Tvモードなど)設定等により、画像有効時間St(図2では、St=1/100秒)を制御回路108に設定する。
制御回路108は、読み出し時間設定回路110により設定された読み出し時間Dtを読み出し制御回路106に設定する。読み出し制御回路106は、フレーム画像としての読み出し時間Dt(図2では、1/1200秒)で撮像回路101を駆動し、撮像回路101から撮像データを出力させる。
信号処理回路102は、撮像回路101から出力される撮像データに、色抽出、γ補正などのカメラ信号処理を施し、画像データとして出力する。
撮影者がユーザインタフェース(図示せず)を介して記録開始を指示すると、その指示信号は入力端子115から制御回路108に入力される。制御回路108は、記録を開始する記録開始タイミングP(0)(図2参照)を各ブロックに指示する。信号処理回路102は、カメラ信号処理を行った画像データに対し、必要に応じて画像圧縮を行い、バッファ103に供給する。
制御回路108は、さらに、仮想再生レート設定回路109に設定されている再生レートであるフレームレートFt(フィールドレートVt)に従って、記録タイミングPq(0)、P(1)、Pq(1)、P(2)、……を管理情報生成回路107に供給する。
制御回路108は、さらに、記録画像有効時間設定回路111から供給された画像有効時間Stを管理情報生成回路107に供給する。
管理情報生成回路107は、制御回路108から供給された記録タイミングPq(0)、P(1)、Pq(1)、P(2)、……を、対応する各フレーム画像データに一致させ、フラグを付加する。さらに、管理情報生成回路107は、各フレーム画像データに、読み出し時間Dt、フレームレートFt(フィールドレートVt)、画像有効時間St等の管理情報を付加し、バッファ103に一時的に記憶(バッファ)されている画像データを多重化する。
管理情報が多重化された画像データはバッファ103から記録回路104に供給される。記録回路104は、記録媒体105に記録するために必要な誤り訂正処理、変調等を施し、処理等が施された画像データを記録媒体105に記録する。
管理情報生成回路107は、記録回路104を介して記録媒体105に記録される各フレーム画像データに対し、図3に示すように、記録開始タイミングP(0)からのオフセットアドレスを生成する。管理情報生成回路107は、このオフセットアドレスに、撮像回路101からの読み出し時間Dt、再生対象となるフレームレートFt、フィールドレートVt、画像有効時間Stの情報を加えて管理情報データとする。そして、管理情報生成回路107は、記録媒体105に画像データを記録していない時、バッファ103および記録回路104を介して管理情報データを記録媒体105に記録する。
図3は管理情報データを示すテーブルである。このテーブルには、読み出し時間Dt、フレームレートFt、フィールドレートVt、画像有効時間(期間)St、記録タイミングPq(0)、P(1)、……、が示されている。さらに、このテーブルには、各フレーム画像データ毎の記録開始タイミングP(0)からのオフセットアドレス(address1、2、……、N)が示されている。なお、管理情報データは、前述したように、画像データに付加して記録されてもよいし、画像データとは別ファイルで記録されてもよい。
また、画像記録回路では、画像有効時間Stだけでなく読み出し時間Dtについても設定変更可能であるが、少なくとも数式(1)の関係を満たす必要がある。
Dt < St ……(1)
また、フレームレートFt、フィールドレートVtについても設定変更が可能である。例えば、Ft=1/25秒、Vt=1/50秒、あるいはFt=1/60秒、Vt=1/60秒等に設定が変更可能である。
つぎに、記録媒体105に記録された動画像データを再生する場合を示す。図4は画像記録再生装置内の画像再生回路の構成を示すブロック図である。この画像再生回路は、記録媒体105に記録された画像データを再生するものである。画像再生回路は、再生回路401、バッファ402、出力画像生成回路403、出力端子404および管理情報抽出回路405を有する。また、画像再生回路は、記録画像レート設定回路406、画像有効時間設定回路407、再生レート設定回路408、再生制御回路409および入力端子410を有する。
前述したように、記録媒体105には、画像データおよび管理情報データが記録されている。再生回路401は記録媒体105に記録されている画像データを再生する。バッファ402は再生回路401で再生された画像データを一時的に記憶する(バッファする)。出力画像生成回路403(画像合成手段)は、バッファ402から出力される画像データに対し、合成等を行って出力する。
管理情報抽出回路405は、再生回路401から出力される画像データに多重化されている管理情報を抽出して記憶する。記録画像レート設定回路406は、管理情報抽出回路405からの情報に従って、記録媒体105に記録されている画像データの記録時のフレームレート(読み出し時間Dt)を再生制御回路409に設定する。画像有効時間設定回路407は、管理情報抽出回路405からの情報に従って、画像有効時間Stを再生制御回路409に設定する。
再生レート設定回路408は、管理情報抽出回路405からの情報に従って、再生レートを再生制御回路409に設定する。再生制御回路409は、再生回路401、バッファ402、出力画像生成回路403等の各ブロックを、設定されたパラメータに従って制御し、再生画像を生成させる。入力端子410は再生条件などのパラメータを再生制御回路409に入力するためのものである。
上記構成を有する画像再生回路の再生動作を示す。再生時、再生制御回路409は、再生回路401を制御し、記録媒体105に記録されている管理情報データを読み出し、再生回路401を介して管理情報抽出回路405に供給する。管理情報抽出回路405は、供給された管理情報データを記憶するとともに、記録時に記録された読み出し時間Dt(図2の1/1200秒)を抽出し、記録画像レート設定回路406に供給する。
また、管理情報抽出回路405は、画像有効時間St(図2のSt=1/100秒)を画像有効時間設定回路407に供給する。さらに、管理情報抽出回路405は、再生レート(図2のFt=1/30秒、Vt=1/60秒)を再生レート設定回路408に供給する。
再生制御回路409は、管理情報データの読み出しを終えると、再生回路401を制御する。すなわち、再生制御回路409は、記録媒体105に記録されている画像データの再生を、管理情報抽出回路405に記録されている管理情報を基に、記録開始タイミングP(0)のフレームから開始する。例えば、図3に示すように、記録開始タイミングP(0)として記録されているアドレス(address)の「0」を基に、再生が開始される。図5および図6は再生時における記録媒体からの画像データの読み出しを示すタイミングチャートである。
再生時、再生制御回路409は、記録画像レート設定回路406に設定されている読み出し時間Dtに基づき、再生回路401を制御する。つまり、再生回路401は、図5(a)に示すように、1フレームの画像データを、少なくとも読み出し時間Dtに間に合うレートで記録媒体105から読み出し、バッファ402に供給する。
また、再生制御回路409は、画像有効時間設定回路407に設定されている画像有効時間Stおよび記録画像レート値(読み出し時間)Dtを基に、数式(2)に従ってフレーム数Fp(画像有効時間分に相当するフレーム数)を計算する。
Fp = St /Dt ……(2)
再生制御回路409は、図5(b)に示すように、記録開始タイミングP(0)から再生された再生フレームのうち、数式(2)で計算されたフレーム数Fpに相当するフレーム([ta0,ta1]の区間のフレーム)をバッファ402から読み出す。そして、再生制御回路409は読み出したフレームを出力画像生成回路403に供給する。
出力画像生成回路403は、バッファ402から供給されたフレーム数Fpの画像データを合成し、1枚の画像データPr0を作成する。図5(c)に示すように、記録開始タイミングP(0)時点から再生レートVt(秒)の代表画像として、画像データPr0が出力端子404から出力される。
同様に、図5(b)に示すように、記録タイミングPq(0)において、[ta2,ta3]区間のフレーム数Fpの画像データが出力画像生成回路403で合成される。図5(c)に示すように、記録タイミングPq(0)時点から再生レートVt(秒)の代表画像として、画像データPr1が出力端子404から出力される。同様に、画像データPr2、Pr3、Pr4が出力端子404から出力され、出力端子404に接続されるモニタ(図示せず)等で視ることができる。
ここで、ユーザは、モニタで視た際、再生画像がボケているので、もう少し先鋭な画像、つまり時間的な解像度(時間方向の解像度)が欲しいと思った場合、メニュー、ボタン等のユーザインタフェース(図示せず)から指示することが可能である。すなわち、時間方向の解像度を変更する指示が入力端子410から再生制御回路409に入力される。再生制御回路409は、時間方向の解像度を上げる指示が行われると、画像有効時間設定回路407に対し、画像有効時間Stsを新たに設定する(図6(d)参照)。新たに設定された画像有効時間Stsは、それ以前に設定された画像有効時間Stに対して数式(3)の関係を満たすものであり、例えば1/200秒である。
Sts < St ……(3)
再生制御回路409は、画像有効時間設定回路407に設定された画像有効時間Sts、および記録画像レート設定回路406に設定されている記録画像レート値(画像読み出し時間)Dtを基に、数式(4)に従って新たなフレーム数Fpsを計算する。
Fps = Sts /Dt ……(4)
計算された新たなフレーム数Fpsは、それ以前に設定されたフレーム数Fpに対して数式(5)の関係を満たすものである。
Fps < Fp ……(5)
再生制御回路409は、図6(d)に示すように、記録開始タイミングP(0)の時点から再生された再生フレームのうち、数式(4)で計算されたフレーム数Fpsに相当するフレームをバッファ402から読み出し、出力画像生成回路403に供給する。このフレーム数Fpsに相当するフレームは、図6(d)に示す[ta0,tb0]の区間のフレームである。
出力画像生成回路403は、バッファ402から供給されたフレーム数Fpsのフレームを合成し、1枚の画像データPrs0を作成する。図6(e)に示すように、記録開始タイミングP(0)から再生レートVtの代表画像として、画像データPrs0が出力端子404から出力される。
同様に、図6(d)に示すように、記録タイミングPq(0)において、[ta2,tb1]区間のフレーム数Fpsのフレームが出力画像生成回路403で合成される。そして、記録タイミングPq(0)の代表画像として、画像データPrs1が出力端子404から出力される。以降同様に、画像データPrs2、Prs3、Prs4が出力され、出力端子404に接続されたモニタ(図示せず)等で視ることができる。
これにより、ユーザは、画像データPr0、Pr1、Pr2、Pr3、Pr4、……よりもボケの少ない、時間的に解像度の高い画像を視ることができる。
また、画像記録再生装置は、上記のように記録することで、再生時、再生レートFtに合わせて、記録されている画像データの画像有効時間St分のフレームを使って再生画像を生成する。このとき、再生画像がボケていたり、ブレている場合、画像有効時間Stを短く設定して再生することで、より先鋭な画像が得られる。逆に、動きが少ない画像で、ノイズ感をもっと小さくしたいような場合、画像有効時間Stを長くして再生することも可能である。
第1の実施形態の画像記録再生装置は、動画像データを記録する際、高速な読み出し時間Dtで撮像を行い、撮像された画像を全て記録すると共に、再生レートFt(Vt)、読み出し時間Dtおよび画像有効時間Stを画像データと共に記録媒体に記録する。そして、画像記録再生装置は、動画像データの再生時、再生レートに合わせて、画像有効時間St内で記録されている画像データを元に再生する。これにより、撮影者の意図した再生を行うことができる。また、先鋭度を変更したい場合、画像有効時間Stを再生時に変更することで、先鋭度の異なる再生画像を得ることができる。
このように、動画像撮影の場合、読み出し時間毎に連続して読み出される画像データとともに、読み出し時間および画像有効時間を記録媒体に記録する。これにより、撮影者が意図する画像有効時間(シャッタ速度)をデータとして記録することができる。そして、再生時、そのデータを利用することで、撮影後の動画像の先鋭度を変更して視ることが可能となる。すなわち、撮影者が記録時に意図していた先鋭度で再生できるばかりでなく、解像度が足りなくてボケていた場合でも、撮影後に記録時の先鋭度を変更して再生することが可能である。また、再生時、再生レートを記録媒体から読み出して利用することができる。また、画像テータおよびその管理情報を1つのファイルとして取り扱うことができる。また、飛び越し走査による画像データの再生にも対応することができる。また、読み出し時間を有効な範囲内で任意に設定することができる。また、再生時、再生レートに合わせて、画像有効時間内に記録されている画像データを再生することで、撮影者の意図した動画像の再生を行うことができる。また、合成されるフレーム数を容易に調整することができる。また、再生時に設定する操作を行うことなく、撮影時に撮影者の意図した先鋭度で記録した再生画像を得ることができる。また、再生される動画像の再生レートが変更可能である。また、再生される動画像がブレていたり、ボケていたりして、先鋭度を変更したい場合、画像有効時間を再生時に変更することで、より先鋭な再生画像を得ることが可能になる。
なお、本実施形態では、再生レートFt(Vt)、読み出し時間Dtおよび画像有効時間Stは画像データに多重化されて記録媒体に記録されたが、これらの情報は画像データのメタデータとして記録媒体に記録されるようにしてもよい。
また、再生レート毎に合成される画像データの開始フレーム位置は変更可能であってもよい。これにより、再生される動画像のシーンをずらすことができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、静止画像データの記録および再生ついて説明する。始めに、静止画像データを記録する場合を示す。図7は第2の実施形態における画像記録再生装置内の画像記録回路の構成を示すブロック図である。画像記録再生装置として、デジタルSLR(一眼レフカメラ)が挙げられる。
画像記録回路は、撮像回路601、信号処理回路602、バッファ603、記録回路604、記録媒体605、読み出し制御回路606、管理情報生成回路607および制御回路608を有する。また、画像記録回路は、撮影時間設定回路610、撮影点設定回路612、読み出し時間設定回路614、記録画像有効時間設定回路616および入力端子609、611、613、615、617を有する。
撮像回路601は撮像素子と、撮像画像の読出部とを有し、撮像素子によって静止画像を撮像し、読出手段によって設定された読み出し時間毎に撮像された静止画像を表わすフレーム画像データを読み出し、信号処理回路602に出力する。信号処理回路602はカメラ信号処理のほか、必要に応じて画像圧縮等を行う。バッファ603は信号処理回路602からの出力を一時的に記憶する(バッファする)。記録回路604は信号処理回路602からの画像信号を記録媒体605に記録する。読み出し制御回路606は撮像回路601を制御する。
管理情報生成回路607は記録される画像データの管理情報を生成する。入力端子609には、制御回路608への制御パラメータが入力される。撮影時間設定回路610は1回の撮影で記録される画像データの撮影時間を設定する。撮影点設定回路612は撮影時間設定回路610で設定された撮影時間内で記録される画像データのうち、撮影者がシャッタを押して静止画として取り込む時点(撮影点)を示す時間を設定する。
読み出し時間設定回路614は撮像回路601における画像データの読み出し時間を設定する。記録画像有効時間設定回路616は、撮影者がシャッタを押して静止画として取り込んだ期間を示す画像有効時間を設定する。また、記録画像有効時間設定回路616は、撮影者による設定、システムのモード(Tv、Av、AUTOモードなど)設定等により、画像有効時間Ctを制御回路608に設定する。
上記構成を有する画像記録回路の記録動作を示す。図8は画像データの記録動作を示すタイミングチャートである。図8では、画像有効時間Ct=1/200秒に設定されている。読み出し時間設定回路614は、図8に示すように、撮像素子からのフレーム画像としての読み出し時間Dt(秒)を制御回路608に設定する。図8では、読み出し時間Dt=1/1200秒に設定されている。
撮影時間設定回路610は、図8に示すように、静止画撮影を行った時に記録される画像データの撮影時間Rt(秒)を制御回路608に設定する。図8では、撮影時間Rt=1/12秒に設定されている。
撮影点設定回路612は、撮影者がシャッタを押した時、静止画撮影を行った時点(図8の時点S(1))から遡ってどの時点から記録するかを示す撮影点Ptを制御回路608に設定する。つまり、撮影点Ptは、記録された画像データのどの時点から撮影者が静止画として取り込んだ画像データであるかを示す。図8では、Pt=1/24秒に設定されている。このように、撮影開始時、撮影点からオフセット時間だけ遡った時点からの画像データが記録媒体に記録される。さらに、記録時間からオフセット時間だけ差し引いた時間分の画像データが記録媒体に記録される。
上記パラメータは設定変更であるが、少なくとも数式(6)に示す関係を満たす必要がある。
Dt ≦ Ct < Rt ……(6)
制御回路608は、読み出し時間設定回路614に設定された読み出し時間Dtを読み出し制御回路606に設定する。読み出し制御回路606は、撮像回路601を読み出し時間Dt(図8では、1/1200秒)で駆動し、撮像回路601から撮像データ(画像データ)を出力させる。
信号処理回路602は、撮像回路601から出力される撮像データに、色抽出、γ補正などのカメラ信号処理を施し、画像データとして出力する。さらに、信号処理回路602は、必要に応じて、カメラ信号処理を行った画像データに対し、画像圧縮を行い、バッファ603に供給する。バッファ603は信号処理回路602から供給される画像データを蓄積していく。
ここで、撮影者が静止画を撮影しようとしてシャッタ(図示せず)を押した時、その記録開始の指示情報が入力端子609から制御回路608に入力される。
制御回路608は、記録開始指示情報を受け取ったタイミングで撮像回路601から読み出される画像データに対し、時点S(1)のマーキングを行う。制御回路608は、バッファ603に蓄積されている画像データに対し、マーキングが行われた時点S(1)から撮影点Pt(図8では、Pt=1/24秒)遡った時点S(0)から、記録回路604を介して記録媒体605に記録していくように、制御する。
記録を開始すると、記録回路604は、記録媒体605に記録するために必要な誤り訂正処理、変調等を施し、記録媒体605に記録する。制御回路608は、撮影点Pt、撮影時間Rt、読み出し時間Dtおよび画像有効時間Ctを管理情報生成回路607に供給する。
管理情報生成回路607は、読み出し時間Dt、撮影点Pt、撮影時間Rt、画像有効時間Ct等を含む管理情報データを作成する。図9は管理情報データを示すテーブルである。管理情報生成回路607は、撮影時点S(1)の画像データのオフセットアドレスaddressS1、各フレーム画像データのオフセットアドレスaddress1、addrees2、……、を作成する。そして、管理情報生成回路607は、作成したこれらのデータをバッファ603に管理情報データとしてバッファしていく。ここで、撮影時点S(1)の画像データのオフセットアドレスaddressS1とは、記録される画像データの、記録を開始した時点S(0)のアドレスからのオフセットアドレスである。
画像データの記録が記録時間(撮影時間)Rtで終えた後、記録回路604は、一連の画像データに対し、この管理情報データを付加データとして記録する。
なお、記録回路604は、撮影時間Rtの間、画像データをバッファ603に蓄積し、管理情報データを先に記録媒体605に記録してから、画像データを記録するようにしてもよい。あるいは、記録回路604は、管理情報データを別ファイルとして記録媒体605に記録するようにしてもよい。
つぎに、記録媒体605に記録された静止画像データを再生する場合について説明する。図10は画像記録再生装置における画像再生回路の構成を示すブロック図である。この画像再生回路は、再生回路701、バッファ702、出力画像生成回路703、出力端子704および管理情報抽出回路705を有する。また、画像再生回路は、記録時間設定回路706、再生開始点設定回路707、記録画像レート設定回路708、画像有効時間設定回路709、再生制御回路710および入力端子711を有する。
ここで、前述したように、記録媒体605には、画像データおよび管理情報データが記録されている。再生回路701は記録媒体605に記録されている画像データを再生する。バッファ702は再生回路701で再生された画像データを一時的に記憶する(バッファする)。
出力画像生成回路703は、バッファ702から出力される画像データを合成して出力用の画像データとする。出力端子704には、画像データが出力される。管理情報抽出回路705は、再生回路701で再生される管理情報を抽出し、記憶する。記録時間設定回路706は、管理情報抽出回路705からの情報に従って、記録媒体605に記録されている画像データの撮影時間を設定する。
再生開始点設定回路707は撮影点を設定する。記録画像レート設定回路708は記録時のレート(読み出し時間)を設定する。画像有効時間設定回路709は画像有効時間を設定する。再生制御回路710は、設定されたパラメータに従って、再生回路701、バッファ702、出力画像生成回路703等の各ブロックを制御し、再生画像を生成させる。入力端子711には、再生制御回路710への再生条件などのパラメータが入力される。
上記構成を有する画像再生回路の再生動作を示す。再生時、再生制御回路710は、再生回路701を制御し、記録媒体605に記録されている管理情報データを読み出し、再生回路701を介して管理情報抽出回路705に供給する。
管理情報抽出回路705は、供給された管理情報データを記憶するとともに、記録時に記録された読み出し時間Dt(図8の1/1200秒)を抽出し、記録画像レート設定回路708に供給する。また、管理情報抽出回路705は、画像有効時間Ct(図8のCt=1/200秒)を画像有効時間設定回路709に供給する。また、管理情報抽出回路705は、撮影時間Rt(図8のRt=1/12秒)を記録時間設定回路706に供給する。また、管理情報抽出回路705は、撮影点Pt(図8のPt=1/24秒)を再生開始点設定回路707に供給する。
管理情報データの読み出しが終わると、再生制御回路710は、管理情報抽出回路705に記憶された管理情報データを基に、数式(7)に従って有効なフレーム枚数Gpを計算する。
Gp = Ct/Dt ……(7)
再生制御回路710は、管理情報抽出回路705に記憶された管理情報データを基に、数式(7)で計算されるフレーム枚数Gpの画像データを、再生回路701を介してマーキングされた時点S( 1 )の画像データから連続して読み出す。そして、再生制御回路710は、読み出された画像データをバッファ702に供給する。つまり、再生制御回路710は、図8の[ts0,ts1]区間のフレーム画像データを読み出し、バッファ702に記憶する。
なお、本実施形態では、有効なフレーム枚数Gpを、数式(7)に従った計算により求めたが、記録時に管理情報データとして記録しておき、再生時に読み出すようにしてもよい。また、記録媒体605に記録された画像データから、数式(8)に従って、静止画撮影時までのフレーム数を計算し、管理情報抽出回路705に記憶されている各フレーム画像データのテーブルから時点S(0)の記録位置を知るようにしてもよい。
Cpf = Pt/Dt ……(8)
再生制御回路710は、バッファ702に記憶されたフレーム枚数Gpのフレーム画像データを出力画像生成回路703に出力する。出力画像生成回路703は、図8のフレーム枚数Gpのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成し、出力端子704から出力させる。図11はフレーム枚数Gpのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成する様子を示す図である。フレーム画像データは、出力端子704に接続されたモニタ、プリンタ等に出力される。ユーザはモニタの出力画像あるいは印刷された画像を視ることができる。
このとき、ユーザは、画像がブレているので、もう少し先鋭にしたいと思った場合、メニュー、ボタン等のユーザインタフェース(図示せず)からその指示を行う。そして、時間方向の解像度を変更する指示が入力端子711から再生制御回路710になされる。
図12は画像データの再生動作を示すタイミングチャートである。再生制御回路710は、時間方向の解像度を上げる指示がなされると、画像有効時間設定回路709に対し、新たな画像有効時間Ctsを設定する。この新たな画像有効時間Ctsは、数式(9)を満たすように設定され、例えばCts=1/400秒である。
Cts < Ct ……(9)
再生制御回路710は、画像有効時間設定回路709に設定された画像有効時間Ctsと記録画像レート設定回路708に設定されている記録画像レート値(画像読み出し時間)Dtを基に、数式(10)に従って、新たな有効なフレーム枚数Gpsを計算する。計算された新たな有効なフレーム枚数Gpsは、数式(11)を満たす。
Gps = Cts/Dt ……(10)
Gps < Gp ……(11)
再生制御回路710は、管理情報抽出回路705に記憶された管理情報データを基に、数式(10)で計算されるフレーム枚数Gpsの画像データを、再生回路701を介して時点S( 1 )の画像データから連続して読み出し、バッファ702に供給する。つまり、再生制御回路710は、図12の[ts0,tsq0]の区間のフレーム画像データを読み出し、バッファ702に記憶させる。
再生制御回路710は、バッファ702に記憶された新たな有効なフレーム枚数Gpsのフレーム画像データを出力画像生成回路703に出力する。出力画像生成回路703は、図12のフレーム枚数Gpsのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成し、出力端子704から出力させる。図13はフレーム枚数Gpsのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成する様子を示す図である。フレーム画像データは、出力端子704に接続されたモニタ、プリンタ等に出力される。ユーザはモニタの出力画像あるいは印刷された画像を視ることができる。
このように、画像記録再生装置は、静止画像データを記録する際、高速な読み出し時間Dtで撮像を行い、静止画を撮影するタイミング(撮影点)Ptの前後の期間の画像データを記録する。さらに、画像記録再生装置は、静止画を撮影したタイミングと撮影時の画像有効期間Ctを一緒に記録する。そして、画像記録再生装置は、静止画像データの再生時、記録した画像データに対し、静止画を記録したタイミングから画像有効時間(期間)Ct分のフレーム画像データを使って、再生画像を生成(合成)する。
このとき、再生画像がブレていた場合、画像有効期間Ctを短く設定して再生することで、より先鋭な画像を得ることができる。また、再生画像がボケていり、撮影時の思惑とは違ったシーンだった場合、静止画を撮影したタイミング(撮影点)Ptをずらして再生画像を生成することで、所望のシーンを得ることができる。
第2の実施形態の画像記録再生装置は、高速な読み出し時間Dtで撮像を行い、静止画を撮影するタイミング(撮影点)Ptの前後の期間の画像データを記録する。さらに、画像記録再生装置は、静止画を撮影したタイミング(撮影点)Ptと撮影時の画像有効時間(期間)Ctを一緒に記録する。これにより、再生時、撮影者が意図した記録時のタイミングで再生することが可能である。また、先鋭度や撮影タイミングを変更して、再生することも可能である。
このように、静止画撮影の場合、読み出し時間毎に連続して読み出される画像データとともに、読み出し時間、画像有効時間、記録時間および撮影点を記録媒体に記録する。再生時、撮影者が意図した記録時のタイミングで再生することが可能である。また、画像有効時間を変更することで、先鋭度、すなわちボケ具合を変えて再生することが可能となる。さらに、撮影したタイミングを変更することで、撮影点を変えた再生も可能となる。
すなわち、再生画像がボケていたり、ブレている場合、画像有効時間を短く設定して再生することで、より先鋭な画像が得られる。逆に、動きが少ない画像で、ノイズ感をもっと小さくしたいような場合、画像有効時間を長くして再生することも可能である。また、先鋭度を変更したい場合、画像有効時間を再生時に変更することで、先鋭度の異なる再生画像を得ることができる。このように、撮影者が記録時に意図していた先鋭度で再生できるばかりでなく、解像度が足りなくてボケていた場合でも、撮影後に記録時の先鋭度を変更して再生することが可能である。
また、撮影点の前後のフレーム画像を画像データとして記録することができる。また、画像テータおよびその管理情報を1つのファイルとして取り扱うことができる。また、読み出し時間、画像有効時間、記録時間および撮影点を有効な範囲内で任意に設定することができる。また、再生時、画像有効時間内に記録されている画像データを再生することで、撮影者の意図した静止画像の再生を行うことができる。また、合成されるフレーム数を容易に調整することができる。また、再生時に設定する操作を行うことなく、撮影時に撮影者の意図した先鋭度で記録した再生画像を得ることができる。また、再生される画像がブレていたり、ボケていたりした場合、先鋭度の調整を簡単に行うことができる。また、再生画像がボケていり、撮影時の思惑とは違ったシーンだった場合、静止画を撮影したタイミング(撮影点)をずらして再生画像を生成することで、所望のシーンを得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、撮像素子としてCCD素子が用いられたが、CMOS素子が用いられてもよいことは勿論である。
また、上記実施形態の画像記録再生装置は、出力端子を介して外部のモニタなどの表示装置に出力していたが、表示装置を内蔵している場合、内蔵する表示装置に出力してもよい。表示装置としては、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ、表面電界ディスプレイ(SED)、プラズマディスプレイなどを用いてもよい。
また、画像記録再生装置としては、デジタルビデオカメラ、デジタルコンパクトカメラ、デジタルSLR(一眼レフカメラ)等に適用可能である。
第1の実施形態における画像記録再生装置内の画像記録回路の構成を示すブロック図である。 画像データの記録動作を示すタイミングチャートである。 管理情報データを示すテーブルである。 画像記録再生装置内の画像再生回路の構成を示すブロック図である。 再生時における記録媒体からの画像データの読み出しを示すタイミングチャートである。 図5につづく再生時における記録媒体からの画像データの読み出しを示すタイミングチャートである。 第2の実施形態における画像記録再生装置内の画像記録回路の構成を示すブロック図である。 画像データの記録動作を示すタイミングチャートである。 管理情報データを示すテーブルである。 画像記録再生装置における画像再生回路の構成を示すブロック図である。 フレーム枚数Gpのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成する様子を示す図である。 画像データの再生動作を示すタイミングチャートである。 フレーム枚数Gpsのフレーム画像データから1枚のフレーム画像データを生成する様子を示す図である。
符号の説明
101、601 撮像回路
104 記録回路
105、605 記録媒体
106、606 読み出し制御回路
107、607 管理情報生成回路
108、608 制御回路
109 仮想再生レート設定回路
110、614 読み出し時間設定回路
111、616 記録画像有効設定回路
401 再生回路
403 出力画像生成回路
405、705 管理情報抽出回路
406、708 記録画像レート設定回路
407、709 画像有効時間設定回路
408 再生レート設定回路
409、710 再生制御回路
610 撮影時間設定回路
612 撮影点設定回路
706 記録時間設定回路
707 再生開始点設定回路

Claims (18)

  1. 動画像を撮像し、その画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、
    動画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段からフレーム毎の画像データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出される画像データの読み出し時間を設定する読み出し時間設定手段と、
    前記画像データを再生する際の再生レートに基づく1フレーム期間内で有効な画像として撮像される期間を示す画像有効時間を設定する画像有効時間設定手段と、
    前記設定された読み出し時間毎に前記読出手段によって連続して読み出される画像データとともに、前記読み出し時間および前記画像有効時間を示す情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記再生レートを設定する再生レート設定手段を備え、
    前記記録手段は、前記設定された再生レートの情報を、前記読み出し時間および前記画像有効時間を示す情報とともに、前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記再生レートは、フレームレートおよびフィールドレートの情報を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像記録装置。
  4. 記録媒体に記録された画像データを再生し、動画像として出力する画像再生装置であって、
    前記記録媒体に記録された画像データをフレーム毎に再生する再生手段と、
    前記フレーム毎に再生される画像データの読み出し時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する読み出し時間設定手段と、
    再生レートを設定する再生レート設定手段と、
    前記再生レートに基づく1フレーム期間内で有効な画像として撮像される期間を示す画像有効時間の情報を前記記録媒体から読み込んで設定する画像有効時間設定手段と、
    前記設定された再生レート毎に前記設定された画像有効時間分に相当するフレーム数の画像データを合成する画像合成手段とを備え、
    前記合成された画像データを前記動画像として出力することを特徴とする画像再生装置。
  5. 前記画像合成手段は、前記設定された読み出し時間と前記設定された画像有効時間とから、前記画像有効時間分に相当する画像データとして、前記画像有効時間を前記読み出し時間で除したフレーム数の画像データを前記記録媒体から読み出し、前記再生レート毎に合成することを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。
  6. 前記読み出し時間設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記読み出し時間を抽出して設定し、
    前記画像有効時間設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記画像有効時間を抽出して設定し、
    前記再生レート設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記再生レートを抽出して設定することを特徴とする請求項4または5記載の画像再生装置。
  7. 前記再生レート設定手段は、再生時に前記再生レートを設定することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  8. 前記画像有効時間設定手段は、再生時に前記画像有効時間を変更可能であることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  9. 前記画像合成手段は、前記再生レート毎に合成する画像データの開始フレーム位置を変更可能であることを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  10. 静止画像を撮像し、その画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、
    静止画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段からフレーム毎の画像データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出される画像データの読み出し時間を設定する読み出し時間設定手段と、
    静止画像として取り込む期間を示す画像有効時間を設定する画像有効時間設定手段と、 前記記録媒体に記録される画像データの記録時間を設定する撮影時間設定手段と、
    静止画撮影を開始した時点である撮影点を設定する撮影点設定手段と、
    前記設定された読み出し時間毎に前記読出手段によって連続して読み出される画像データとともに、前記読み出し時間、前記画像有効時間、前記記録時間および前記撮影点を示す情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  11. 前記撮影点は、前記記録媒体に記録される画像データの記録開始からのオフセット時間であり、
    前記記録手段は、撮影開始時、前記撮影点から前記オフセット時間だけ遡った時点からの画像データを前記記録媒体に記録するとともに、前記記録時間から前記オフセット時間だけ差し引いた時間分の画像データを前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項10記載の画像記録装置。
  12. 前記記録手段は、前記読み出し時間、前記画像有効時間、前記記録時間および前記撮影点を示す情報を前記画像データに多重化して記録することを特徴とする請求項10または11記載の画像記録装置。
  13. 前記読み出し時間をDtとし、前記画像有効時間をCtとし、前記記録時間をRtとし、前記撮影点をPtとした場合、Dt≦Ct<Pt<Rtの関係を満たすことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  14. 記録媒体に記録された画像データを再生し、静止画像として出力する画像再生装置であって、
    前記記録媒体に記録された画像データをフレーム毎に再生する再生手段と、
    前記フレーム毎に再生される画像データの読み出し時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する読み出し時間設定手段と、
    静止画像として取り込む期間を示す画像有効時間の情報を前記記録媒体から読み込んで設定する画像有効時間設定手段と、
    前記再生される画像データの記録時間を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する記録時間設定手段と、
    静止画撮影を開始した時点である撮影点を示す情報を前記記録媒体から読み込んで設定する撮影点設定手段と、
    前記設定された撮影点から前記設定された画像有効時間分に相当するフレーム数の画像データを合成する画像合成手段とを備え、
    前記合成された画像データを前記静止画像として出力することを特徴とする画像再生装置。
  15. 前記画像合成手段は、前記設定された読み出し時間と前記設定された画像有効時間とから、前記画像有効時間分に相当するフレーム数の画像データとして、前記画像有効時間を前記読み出し時間で除したフレーム数の画像データを合成することを特徴とする請求項14記載の画像再生装置。
  16. 前記読み出し時間設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記読み出し時間を抽出して設定し、
    前記画像有効時間設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記画像有効時間を抽出して設定し、
    前記記録時間設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記記録時間を抽出して設定し、
    前記撮影点設定手段は、前記再生手段によって再生され、前記記録媒体に記録された画像データから前記撮影点を抽出して設定することを特徴とする請求項14または15記載の画像再生装置。
  17. 前記画像有効時間設定手段は、再生時に前記画像有効時間を変更可能であることを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  18. 前記撮影点設定手段は、再生時に前記撮影点を変更可能であることを特徴とする請求項14から17のいずれか1項に記載の画像再生装置。
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