JP5268399B2 - Tombstone seismic equipment and tombstone with this - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、地震発生時に墓石の石塔部を構成する竿石等の倒壊を防ぐ、墓石の耐震用器具並びにこれを具えた墓石に関するものである。 The present invention relates to a tombstone earthquake-proof device and a tombstone provided with it, which prevent the fall of meteorites and the like constituting the stone tower of the tombstone when an earthquake occurs.
我が国の伝統的な墓石として、石塔状に墓石個材を積み重ねた形態がある。この構成は、具体的には基台部上に石塔部を立てたものであって、この石塔部は、まず基台部上にほぼ平板に広がる芝台を設け、その上に中台、上台、竿石を順次重ねた形態を採る。
これらの個々の部材の組み合わせにあたっては、石材用の接着剤やモルタル等による接着等に留まっているが、これら各構成部材は、それぞれ相応の重量を有することから、この程度の固定手段であっても風雨雪等には充分耐え得る。
As a traditional tombstone in Japan, there is a form in which individual tombstones are stacked in a stone tower shape. Specifically, this structure is a structure in which a stone tower portion is set up on a base portion. This stone tower portion is first provided with a lawn base that spreads almost flat on the base portion, on which a middle base and an upper base are provided. , Take the form of meteorites stacked one after another.
In the combination of these individual members, it is only adhesion with stone adhesive or mortar, etc., but each of these components has a corresponding weight, so this is a fixing means of this level. Can withstand weather and snow.
しかしながら地震発生時、その揺れが過大な時には、墓石の倒壊は、免れ得ない。この倒壊は、当然ながら最も安定を欠く頂部の竿石の倒壊が殆どであるが、その倒壊に繋がる現象としては、竿石が揺れて倒壊に至ることもさることながら、むしろそれを支承する台となっている中台等の構成部材が、枠組状態を維持できず分離してしまい、結果的に竿石あるいはそれを直接支持している上台を支承できない状態となってしまうことが指摘されている。
具体的には、竿石と上台とは、それぞれ単一部材であるが、上台を更に下で支承する中台や芝台については、多くは別体の3片あるいは4片のブロック状の墓石個材を組み合わせて構成されており、これらが地震の揺れ、衝撃により分離し、これによって上台や竿石がその支えを失って倒壊する現象が起きているのである。
However, in the event of an earthquake, if the shaking is excessive, it is inevitable that the tombstone will collapse. Of course, the collapse of the meteorite at the top, which lacks the most stability, is of course most of the collapse, but as a phenomenon that leads to the collapse, the meteorite may be shaken and collapse, but rather the platform that supports it It has been pointed out that the structural members such as the middle platform are separated without being able to maintain the frame state, and as a result, the meteorite or the upper platform directly supporting it cannot be supported. Yes.
Specifically, the meteorite and the upper base are each a single member, but for the middle base and the lawn base that supports the upper base further below, many separate three-piece or four-piece block-shaped tombstones It is made up of a combination of individual materials, which are separated by the shaking and impact of an earthquake, which causes the phenomenon that the upper base and the meteorite lose their support and collapse.
勿論このような倒壊メカニズムに注目して、中台、芝台等の各構成部材をコーナー部等においてL型金具等で固定する対策(特許文献1、特許文献2)が採られている。しかしながらコーナー部にこのような部材を設ける時には、アンカーナット等の取り付けにあたり、墓石個材が充分な強度を発揮せず、割れてしまう等の問題があり、必ずしも充分な対応とはなっていない。
勿論、施工した際には、破損がない状態と見えたとしても、破損に至らないひび割れができてしまっていると地震の揺れ等を受けたときには、その部分が容易に破損し、結果的にそのような補強は役立たないことが指摘されている。
Of course, even if it seems that there is no damage when it is constructed, if it has cracks that do not lead to damage, it will be easily damaged when subjected to earthquake shaking, etc. It has been pointed out that such reinforcement does not help.
本発明は、このような墓石の倒壊のメカニズムの究明とともに従来採られていた対応策が充分ではない点を考慮してなされたものであって、効果的且つ実用的な墓石の耐震用器具並びにこれを具えた墓石の開発を試みたものである。 The present invention has been made in consideration of the investigation of the tombstone collapse mechanism and the fact that the countermeasures conventionally taken are not sufficient. This is an attempt to develop a tombstone with this.
請求項1記載の墓石の耐震用器具は、固定枠と開放枠とが連環状に構成されて成り、この状態で中央部に中空部を確保するように枠組みされた墓石個材に対し、前記固定枠が中空部の周囲に内嵌め状に固定されるものであり、前記固定枠と開放枠とは、それぞれ調節機構を有し、枠寸法を調節自在としていることを特徴として成るものである。
The seismic instrument for a tombstone according to
請求項2記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1記載の要件に加え、前記墓石個材については、墓石における中台を構成するものであり、中台を構成する横台石、裏挟石とに対し、前記固定枠が内嵌め状に固定され、前記開放枠は、中台の裏挟石と対向する正面に配された水鉢に臨む面に配設されていることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of
請求項3記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記固定枠については、左右一対の側背部連結板と一対の奥行設定板とが組み合わされて成り、前記各側背部連結板は、墓石個材における固定部材との固定位置を選択できるように長孔状としたボルト孔により、前記調節機構を構成し、更に奥行設定板は、その前方寄りに開放枠との接続部を具えるとともに、奥部側に墓石個材における固定部材との固定位置を選択することができるように長孔状としたボルト孔を有し、このボルト孔により前記調節機構を構成していることを特徴として成るものである。
Seismic instrument tombstone according to
請求項4記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項3記載の要件に加え、前記一対の側背部連結板の相互、並びに側背部連結板と各奥行設定板との相互については、それぞれのボルト孔を重ね合わせて、墓石個材における固定部材に対して共締め状に固定されることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of
請求項5記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項4記載の要件に加え、前記一対の側背部連結板の相互、並びに側背部連結板と各奥行設定板との相互が共締め状に固定されるにあたっては、座金板が設けられるものであり、この座金板は、側背部連結板と各奥行設定板との高さ寸法に近い高さ寸法を具え、一方長さ寸法は、高さ寸法より大きく設定した帯板状部材であることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of
請求項6記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、前記固定枠については、後背部固定片と側面部固定片とを具えた側背部連結板を左右一対に組み合わせることによって構成され、且つ側背部連結板に設けられた墓石との固定用ボルト孔は、長孔状に構成されていることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of
請求項7記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1、2、3、4、5または6記載の要件に加え、前記開放枠については、ユニオンネジ機構を有し、幅寸法の調節機構とすることを特徴として成るものである。
Seismic instrument of claim 7, wherein the gravestone has
請求項8記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1、2、3、4、5、6または7記載の要件に加え、前記開放枠と、固定枠とは、遊接構造を具えた遊接用接続部を介して接続されていることを特徴として成るものである。 Seismic instrument tombstone according to claim 8, said claims 1, 2, 3, 4, in addition to the requirements of 6 or 7 wherein said open frame, the fixed frame, equipped with遊接structure It is characterized by being connected via a connection part for loose contact.
請求項9記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の要件に加え、前記開放枠と、固定枠とについては、遊接構造を具えた遊接用接続部を介して接続されていることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of
請求項10記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の要件に加え、前記開放枠には、更に水鉢との固定構造を具えていることを特徴として成るものである。
In addition to the requirements of the first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh, eighth, or ninth aspect , the gravestone earthquake-resistant instrument according to
請求項11記載の墓石の耐震用器具は、前記請求項3、4、5、6、7、8、9または10記載の要件に加え、前記側背部連結板と、座金とのいずれか一方または双方には、それぞれが接触状態であることが好ましい対応部材に対し、接触状態を見掛け上維持するようにする空隙押さえボルトが設けられていることを特徴として成るものである。
Seismic instrument tombstone according to
請求項12記載の墓石の耐震用器具を具えた墓石は、基台部と石塔部とを具え、前記石塔部は、中央部に中空部を有する中台または芝台を具えるものであり、この中台又は芝台を構成する墓石個材に対し、中空部周縁に嵌まり合うように前記請求項1〜11のいずれか1項に記載の墓石の耐震用器具を嵌込固定したことを特徴として成るものである。
Tombstone equipped with
まず請求項1記載の発明によれば、固定枠と開放枠とが連環状に組み合わされて、それ自体十分な強度を発揮した状態で、このものが中空部を確保するように枠組みされた墓石個材に対し固定されるから、それらの枠組み状態を充分に維持することができる。結果的に地震の揺れ・衝撃が生じた場合であっても、その枠組状態を維持し、その上方において支承する竿石等の石塔部を構成する部材の倒壊を防止する。 また墓石の耐震用器具は、その枠寸法を調節自在としており、墓石の寸法が異なった場合でも、汎用的に適用し得るものである。 First, according to the first aspect of the present invention, the tombstone is structured such that the fixed frame and the open frame are combined in a continuous ring shape, and the frame is secured so as to secure a hollow portion in a state where the frame itself exhibits sufficient strength. Since they are fixed to the individual materials, their frame state can be sufficiently maintained. As a result, even when an earthquake shakes or impacts, the framework state is maintained, and collapse of members constituting the stone tower such as meteorites supported above the frame is prevented. In addition, the gravestone seismic equipment has adjustable frame dimensions and can be applied universally even when the gravestone dimensions are different.
また請求項2記載の発明によれば、耐震用器具を地震の揺れが激しいときに最も分離する傾向のある中台に適用するものであり、結果的に墓石の倒壊を効果的に防止することができる。
According to the invention described in
また請求項3記載の発明によれば、固定枠が側背部連結板と、奥行設定板とより構成され、より合理的な寸法設定調整が可能な形態を採る。
According to the invention described in
また請求項4記載の発明によれば、構成部材が共締め状態に墓石個材に対し、固定されるので、固定作業にあたっての作業個所が少なく、作業能率が高く且つ合理的な固定がなし得る。
According to the invention described in
また請求項5記載の発明によれば、共締め状態に固定されるにあたっては、更に座金が設けられるから、固定部における強度がより強化される。 Further, according to the fifth aspect of the present invention, since the washer is further provided when being fixed in the co-tightened state, the strength at the fixing portion is further strengthened.
また請求項6記載の発明によれば、現存の墓石における寸法ムラ等の種々の実情に合わせて、実際に作業する場合も考慮した現実的な構造のものが得られる。 Further, according to the invention described in claim 6, a realistic structure can be obtained in consideration of the actual work according to various situations such as dimensional unevenness in the existing tombstone.
また請求項記7載の発明によれば、開放枠は、ユニオンネジ機構を採用するものであり、その幅方向の寸法調節を極めて容易に行うことができる。 According to the seventh aspect of the present invention, the open frame employs a union screw mechanism, and dimension adjustment in the width direction can be performed very easily.
また請求項8記載の発明によれば、現存の墓石における寸法ムラ等の種々の実情に合わせて、実際に作業する場合も考慮した現実的な構造のものが得られる。 According to the eighth aspect of the present invention, a realistic structure can be obtained in consideration of actual work according to various situations such as dimensional irregularities in existing tombstones.
また請求項9記載の発明によれば、開放枠と、固定枠の手前側の固定部位とがほぼ一直線状に配置されることとなり、開放枠による補強作用が合理的に発揮される。 According to the ninth aspect of the present invention, the open frame and the fixed portion on the near side of the fixed frame are arranged substantially in a straight line, and the reinforcing action by the open frame is rationally exhibited.
また請求項10記載の発明によれば、開放枠には、更に水鉢との固定手段を具えるものであり、地震発生時に水鉢が離脱することも確実に防止することができる。
According to the invention described in
また請求項11記載の発明によれば、耐震用器具を設置するにあたり、設置個所において好ましくない空隙部が生じた場合に、ボルトであたかも空隙部を埋めるように調節し、見掛け上空隙部を排除して、より安定した耐震作用を発揮させることができる。
According to the invention of
また請求項12記載の発明によれば、充分耐震補強された墓石を提供することができ、防災面でも効果を発揮する。
According to the invention described in
本発明を実施するための最良の形態は、以下述べる実施例をその一つとすると共に、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。 The best mode for carrying out the present invention includes an embodiment described below, and includes various improved embodiments based on this technical idea.
以下、本発明に係る墓石の耐震用器具1を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
このものは、墓石10に組み込まれてその倒壊を防ぐものであり、主要部材として固定枠2と開放枠3とを有するものである。
まず本発明の墓石の耐震用器具1の説明に先立ち、伝統的な墓石10の形態について説明する。墓石10は、図1に示すように基台部11と、石塔部12とが組み合わされて成る。因みに強い地震の揺れを受けた際には、積み重ね状に設けられた石塔部12の倒壊事故が発生することがある。基台部11は、図示の実施例では墓苑の地面上に形成された状態を採るが、墓苑敷地の状況、地域、個々の家族のしきたり・宗派等により、基台部11がそのものは地中に収められるような形態を採るものなどの種々形態が存在する。基台部11は、その内部を石室110とし、その上面は均し石111によりほぼ平面状に形成される。一方、石塔部12は、前記基台部11における均し石111上に個々の墓石個材を積み重ねて搭状に形成するものである。
なお、特許請求の範囲及びこの実施例の説明中において、「墓石個材」と称する場合、墓石10を構成する個々の部位あるいは、それぞれの部位において幾つかの石材が組み合わされている場合における個々の石材を含む構成要素を総称する意味として用いるものである。
Hereinafter, the tombstone earthquake-
This is incorporated in the
First, prior to the description of the tombstone earthquake-
In addition, in the description of the claims and the description of this embodiment, when the term “gravestone individual material” is used, individual portions constituting the
まず石塔部12の最も下方には芝台13が設けられるものであって、この芝台13は、前記基台部11の上面を構成する均し石111上にを設けられる。このものは比較的広い面を有する平板状の部材である。この芝台13の上方には、中台14が設けられ、更に中台14の前面側には、水鉢15が配され、更に中台14の上方には、上台16が重ねられ、更にその上に碑銘等が書き込まれる竿石17が立設される。
このうち前記芝台13と、中台14とについては、石室110への納骨等の作業に具えて、石室110と連通する開口が中央に区画されるものである。具体的には、前記芝台13については、前棚石131、横挟石132、奥押石133により、ほぼ矩形の枠組状に構成され、中央部に中空部13Sが形成される。
一方中台14は、左右一対の横台石141と、それらに挟まれるように構成される裏挟石142と、により平面視でコ字状に形成され、その中央部に中空部14Sが区画されるものであり、前記石室110まで連通している。
このようなコ字状配置の中台14の前面の開口部は、水鉢15によって塞がれた状態となっている。そして一般的には各墓石個材は、相応の重量があることから、石材用接着剤、あるいはモルタル材等の接着剤を利用した目地仕上げによって、接着状態を維持している。そしてこのような中空部13S、中空部14Sに対して、本発明の耐震用器具1を適用する。
First, a
Of these, the lawn table 13 and the middle table 14 are provided with an opening communicating with the
On the other hand, the
The opening on the front surface of the
以下本発明の耐震用器具1について具体的に説明する。
この耐震用器具1は、主要部材である固定枠2と、開放枠3とが一例として平面視ほぼ正方形の枠状となるように連環状に組み合わされたものである。このものが一例として前記中台14に固定されるものであり、具体的には横台石141、裏挟石142に対して固定して取り付けられる。
耐震用器具1の主要の構成部材の一つである固定枠2は、図1、2、3、4に示すように側背部連結板20と、奥行設定板21と、これら各部材を連結するために用いられる座金22と、連結部位を調整し、耐震用器具1の枠寸法を変更する調整機構23とを有する。
Hereinafter, the earthquake-
This earthquake-
As shown in FIGS. 1, 2, 3, and 4, the fixed
まず側背部連結板20は、左右一対のものでありこれらを区別して説明する場合には、図面に向かって左側ものを左側背部連結板20Lと、右側のものを右側背部連結板20Rとして表示する。各側背部連結板20は、それぞれL字状に屈曲した金属製の例えばステンレスの帯板状部材であり、屈曲した一方を後背部固定片201とし、他方を側面部固定片202とする。
これらのものは、一対に組み合わせられて全体としてコ字状となるものであるが、特に後背部固定片201においては、一方の右側背部連結板20Rについては、合わせ用逃げ部203を構成するように途中から幾分内側にずれるように構成されている。これにより、左右の左側背部連結板20L、右側背部連結板20Rが後背部固定片201の部位において重なり合った場合であっても、その外側端面が連続した面を維持するように構成されているものである。
なお合わせ用逃げ部203は、側面部固定片202の部位においては左側背部連結板20L、右側背部連結板20Rともに形成されるものであり、この部位は、奥行設定板21を受け入れるために構成されているものである。
First, the side-
These are combined in a pair to form a U-shape as a whole. In particular, in the rear back fixing
The
そして前記後背部固定片201には、後背部のボルト孔204、がそれぞれ形成されるものであり、いずれも長孔状に構成されている。このボルト孔204の構成によりボルトの受け入れ位置を適宜移動できるようにして、図4に示すように墓石10における中空部13S、14Sの寸法等に合わせられるように枠寸法を調整自在に構成している。なおこのような長孔状のボルト孔が実質的に調整機構23を構成している。
And the back part fixing | fixed
一方側面部固定片202には、同様に側面部のボルト孔205が長孔状に形成されているものである。この実施例ではボルト孔205については、側面部固定片202の自由端まで延長され、孔部の一部が開放された状態となっているが、後背部固定片201のボルト孔204と同様に両側が塞がった長孔状としてもよい。更にまたその奥部寄りに空隙押さえボルト206が設けられる。
なお側背部連結板20を墓石10における墓石個材に固定するにあたり、例えば図1、2、3、4に示すように中台14に取り付ける場合に、固定部材であるアンカーナット14Nを中空部14Sを区画している横台石141、裏挟石142の内壁面に設ける。
本発明の目的に照らすと、アンカーナット14Nのサイズは、M10×1.5からM8×1.25の規格が適しているが、これに限られるものではない。
On the other hand, the side
When the side back connecting
In light of the purpose of the present invention, the size of the
このアンカーナット14Nの配設位置は、中台14を構成している墓石個材である横台石141、裏挟石142のそれぞれほぼ中心部に設けられていることから、アンカーナット14Nを設置するにあたってドリル下穴に固定する場合、墓石の割れが殆んどない。因みにこのようなアンカーナット14Nの形成が隅部あるいは端部で行われた場合には、打込作業時にそこからの欠損が生じやすい。
勿論アンカーナット14Nを固定部材として適用した場合、耐震用器具1を固定するにあたってボルトが締め込まれるものであるが、アンカーナット14Nに変えて、墓石個材側にスタッドボルト状にアンカーボルトを立ち上げるようにしてもよい。
The
Of course, when the
次に奥行設定板21について説明する。
このものは、一対の側背部連結板20が組み合わされて全体としてほぼコ字状の枠を形成した際、その自由端側の側面部固定片202の、一例として外側に沿って配設されるものであり、ほぼ一枚の金属部材により構成される。
このものは、その前端側に開放枠3との接続部211を形成するものであり、この実施例では、強度等を考慮し、奥行設定板21の端部を折り返して平面視で袋状に構成している。そして、接続部211の内側面に、接続用スリット212をその上方を開放させた状態でほぼ垂直に形成する。なおこの接続用スリット212は、後述する開放枠3の両端部を受入接続するものであり、この目的を達成できるかぎりにおいて、このようなスリット状以外の例えば丸穴状や凹状等適宜の形状を採り得る。
一方奥行設定板21の奥部側端部には、長孔状のボルト孔213を設けるものであり、このものも一例としてボルト孔213の奥行側端部は開放されている。
なおこの奥行設定板21が、側背部連結板20に対し接続され場合において前記側面部固定片202は、合わせ用逃げ部203が形成されていることより、奥行設定板21が重なり状態で組み合わされても、その外側の接続端面が平面状を維持している。
Next, the
In this case, when the pair of side back connecting
In this embodiment, a connecting
On the other hand, a long hole-
When the
次に、一対の側背部連結板20の後背部ボルト孔204における接続部、及び側面部固定片202における奥行設定板21との接続部の固定ボルト4に対して適用される座金22について説明する。
このものは、側背部連結板20と奥行設定板21との結合をより強固にするものであり、単なる平丸板状のワッシャではなく、充分な高さ、長さ、を有する素材を用い、このもの自体強度メンバとして寄与するものようにしている。具体的には、ほぼ平板状の座金22は、その高さ寸法を側背部連結板20又は奥行設定板21の高さ寸法と同じで、且つ長さ寸法はそれよりも充分長くしたいわば短寸帯板状のものである。そしてこの座金22は、その中央部に下端側を切り離し状態に開放した長孔状のボルト孔221を有する。更にその上縁部は、一部僅かに折り曲げて被せ縁222を構成し、アングル状断面として、その強度を向上させている。また座金22には、その前端寄りに空隙押さえボルト223が設けられる。
なお調整機構23は、このような前記側背部連結板20の長孔状のボルト孔204、205、前記奥行設定板21における長孔状のボルト孔213をその実質的構成とするものである。
Next, the
This is to strengthen the connection between the side back connecting
The
次に固定枠2に対して、その前面側の開放端に設けられる開放枠3について説明する。
このものは、いわゆるユニオンネジ機構により左右幅が同時に調整できるような構成を採ることが好ましい。符号31は、両端ロッドであり、実質的にはそれぞれ左右逆ネジのボルトにより構成されている。そして両端ロッド31は、中央のバックルナット32において接続されるような構成を採る。両端ロッド31におけるボルト頂部311は、奥行設定板21における接続部211に係止し、更にその係止状態をロックナット312で確保しているものである。
一方の両端ロッド31とバックルナット32とのネジ合わせ部位には、その状態を確保するためロックナット321設けている。
なお作業上の便を考慮し、ロックナット312、ロックナット321については、いずれか一方または双方を、蝶ネジ状としてスパナ等の工具がない場合であっても操作できるようにしておくこと好ましい。
Next, the
It is preferable to adopt a configuration in which the lateral width can be adjusted simultaneously by a so-called union screw mechanism.
A
In consideration of work convenience, it is preferable that one or both of the
本発明の耐震用器具1は、以上述べたような具体的な構成を有するものを一実施例とするものであり、このものを墓石10に組み付ける状態を説明しながらその作用を説明する。
まず墓石10を新規に組み立てる場合においては、この耐震用器具1を中台14に適用するときには、その上部の墓石個材たる上台16、竿石17がない状態で作業が行われる。具体的には、分解状態の横台石141、裏挟石142に対し、これを作業工場等の段階で所定の位置にアンカーナット14Nを打ち込む。このような状態で現場において中台14を仮組みした状態で、まず固定枠2における側背部連結板20を横台石141、裏挟石142に固定してゆく。この作業にあたっては、当初、固定ボルト4を完全に締め込まないような仮組みを行い、後調整ができる状態に取り付けておく。この際左右の側背部連結板20における後背部固定片201は、共締め状態となっている。
次いで前記奥行設定板21を側面部固定片202に外側に沿うように差込み、同様に側面部固定片202と共締め状態に仮止めする。
The earthquake-
First, in the case of newly assembling the
Next, the
このような状態で一対の側背部連結板20は、中台14における中空部14Sの横寸法いっぱいに拡げた状態で座金22を当てがいながら固定していく。従って作業としては、側面部固定片202における固定ボルト4をまず締め込み、一対の側背部連結板20の幅寸法を決めた状態で、後背部固定片201において固定ボルト4を締め込み、その位置を決定する。その後再度側面部固定片202を幾分か緩め、前記奥行設定板21の前後への移動を許容するような状態としておく。一方このこの状態で開放枠3は、両端ロッド31におけるボルト頂部311を、側背部連結板20の接続部211における接続用スリット212の内側に係止するものであって、この両端が係止できる状態をバックルナット32のねじ込み加減により調整する。このような一連の作業において、前記奥行設定板21、座金22は、それぞれボルト孔213、221が、その一端を開放状態としていることから、まず固定ボルト4を仮ねじ込みした時点で、上記各部材を後挿入して設定することができ、作業が極めて行い易い。このような状態で寸法設定が成された後は、適宜位置決めのために完全な締め込みがなされていなかった固定ボルト4、開放枠3の両端ロッド31におけるロックナット312、バックルナット32におけるロックナット321を本締めすることにより設定状態を固定する。この作業により、実質的に中台14における横台石141と裏挟石142とが一体に組み付けられた状態となる。
In this state, the pair of side back connecting
ところでこの際に、例えば比較的奥行設定板21が前方手前側に張り出しているような状態の時、その前端部において押さえが充分でない状況が生じる。このような状況に対しては、前記座金22における空隙押さえボルト223を締め込むことにより、対応する部材である奥行設定板21を外側に張り出すように押さえ込む。これによって奥行設定板21の接続部211寄りの部位が中台14の横台石141から浮いているような場合において、これを密着させるような作用をすることになり、ここに生じた空隙を排除した状態となっている。同様に側背部連結板20においてこのような空隙が生じた場合には、前記側背部連結板20における空隙押さえボルト206の締め込みにより同様の作業で対応する部材である中台14を構成する墓石個材との間の空隙を排除する。
そしてこのような状態で、中台14がセットされた後は、その前方に水鉢15を配すると共に、上台16と竿石17とを立設する。
By the way, at this time, for example, when the
In this state, after the
また新たな納骨が行われる場合には、前記中台14の前面における水鉢15を取り外すとともに、その開口部を塞ぐように形成されている開放枠3のロックナット312、ロックナット321を解除し、更にバックルナット32の締め込みを緩めて、開放枠3を固定枠2から上にずらすように外して納骨作業を行うのである。
勿論この際に、例えば側背部連結板20の側面部固定片202を押さえている固定ボルト4を緩めれば、奥行設定板21を伴って開放枠3ごと引き出すようにする操作も可能である。
When a new ossicle is performed, the
Of course, at this time, for example, if the fixing
また墓石10の形態としては、例えば水鉢15を外して納骨する形態のほか、基台部11に納骨用の扉を形成し、そこから納骨作業ができるような形態のものが存在する。このような場合には、更に積極的に水鉢15についても固定することができる。この場合、実質的な製品構成を考慮すると汎用性を持ったことが好ましいから、図5に示すように別途奥行設定板21に係止できるような水鉢固定板35を任意部品として用意する。そして、水鉢15の内側にアンカーナット15Nを設けておき、それを水鉢固定ボルト36をボルト孔37から差込み、これによって固定するような構成をとってもよい。
As a form of the
勿論、このような水鉢固定板35のほか、既に述べたターンバックル状の開放枠3の場合には、バックルナット32の中心には、固定ナット受け入れ得るような間隔があることから、この部位を利用してナットを固定してもよい。
Of course, in addition to the water
〔他の実施の形態〕
本発明は以上述べた実施の形態を一つの好適な技術思想の具現例とするものであるが、最も基本的な技術思想は、固定枠2と開放枠3とが組み合わされているものである。まず別途墓石10における中空部13S、14Sの寸法に合わせるべくスペーサーを用意することも可能である。また先に述べた実施例にはおいては、墓石10の中空部13Sあるいは14Sは、矩形状であることから矩形枠状に構成されているが、骨壷P等の挿入が可能な寸法が確保できる範囲において図6に示すように、一部のコーナー部において、これを斜設するようなブレース状に配することも可能である。
[Other Embodiments]
The present invention uses the above-described embodiment as a preferred embodiment of the technical idea, but the most basic technical idea is that the fixed
更に、既存の墓石10に補強工事のために耐震用器具1を取り付ける場合の実情に合わせた実施例が、図7から図9に示すものである。
既存の墓石10は、実際には中台14の形状を見ても、横台石141、裏挟石142、水鉢15などが、必ずしも正確に矩形状に配されているわけではなく、例えばいわゆるピン角が出ていなかったり、あるいは横台石141の平行が出ていなかったり、更にはアンカーナット14Nが設けられる中空部14Sの互いに対向する内壁面が平行でないなどの種々の状況が存在している。これらの状況を考慮すると、更に固定枠2と開放枠3との間で墓石の仕上がりが不正確な状況であっても、耐震用器具1の取り付けを可能とする接続手法が求められており、これに対応したものである。
Furthermore, the Example matched with the actual condition at the time of attaching the earthquake-
In the existing
即ち、まず固定枠2についてみると、先に述べた実施例と異なり、左右一対の側背部連結板20が固定されて固定枠2を構成されている。先の実施例のような奥行設定板21は、具えていない。従って、このものは、それぞれ左右の側背部連結板20L、20Rは、ともに後背部固定片201において長穴状のボルト孔204によって互いの幅寸法を調節できるように構成されている。
また、側面部固定片202のボルト孔205については、同様に長穴状に構成されるものであり、後背部固定片201に近い側と、開放枠3に近い側とに奥行方向前後に片側に2カ所構成されている。また図示の実施例では、固定枠2の上下端辺部を覆うようにいわゆる溝ゴム等を適用した保護カバー2Cを設けている。この保護カバー2Cは、実用上は持ち運び時あるいは取り付け作業時の作業者の手の保護として効果的であり、墓石10に取り付けるにあたっては、取り外してもよい。もちろん図示のようにそのまま利用すれば墓石10との密着と緩衝的な取り付け仕上がりが可能となる。なお、符号20Bは、後背部固定片201と側面部固定片202とを結ぶブレースロッドである。
That is, first, regarding the fixed
Further, the
そして、固定枠2と開放枠3との固定にあたっては、遊接用接続部25を介して両者が接続れていることが特徴である。このものは、比較的板厚の厚い側面視L字状に曲げられた接続片本体250を基礎部材とするものであり、立ち上げられられた一片を墓石固定片251とし、この下端側から内側に張り出す部位を開放枠接続片252とし、これらが一体に形成されている。
そして前記墓石固定片251には、一例として高ナット状のメネジ253が固定されるとともに、その上方には、位置決めボルト254が設けられている。このメネジ253によって、接続片本体250を墓石個材に固定するものであり、従って、対応する墓石個材側の固定部材としては、先に述べた実施例のようなアンカーナット14Nではなく、アンカーボルト14Bを横台石141の中空部14S側の側壁部に植設している。
When the fixed
For example, a high nut-shaped
一方開放枠接続片252に対しては、開放枠受けボルト255をスタッドボルト状に上方に立ち上げており、この設置位置の中心は、一例として前記メネジ253中心を通っている。ちなみにメネジ253と開放枠受けボルト255との中心が合致していることは、開放枠3を固定した際に、開放枠3の延長上に前記アンカーボルト14Bが位置することとなり、これらが一直線上に並んで保持強度を高めることができるためである。
On the other hand, with respect to the open
この開放枠受けボルト255には、開放枠接続片252の上面に乗るようにクッションベース256が嵌め込まれるものであり、適宜の厚さのゴム等が用いられるものである。
そして、このクッションベース256上には、ワッシャ257が一対設けられており、このものが、後述する開放枠3における両端ロッド31のアイ型頂部313を挟み込んだ上で固定ボルト258により両端ロッド31を固定する構造となっているものである。
A
A pair of
一方、この両端ロッド31におけるアイ型頂部313は、前記開放枠受けボルト255の直径より充分径の大きな開口部を具えているものであり、この構造と、前記クッションベース256の構造との作用により、この接続形態が種々の姿勢を採り得る。この形態を遊接構造Uという。この遊接構造Uは、いわばユニバーサルジョイント状のものであり、この構成以外にも、接続姿勢等の融通性が利くものであれば、適宜のボールジョイント状のものなどを適用できることは言うまでもない。
以下、この実施例における固定枠2と開放枠3との取り付け施工並びに両者の固定について更に説明する。
On the other hand, the eye-shaped
Hereinafter, the installation construction of the fixed
まず固定枠2は、先の実施例と同様、アンカーナット14N、アンカーボルト14Bを利用して適宜例えば中台14の中空部14Sにコ字状の枠として取り付けられる。特にアンカーボルト14Bに対しては、遊接用接続部25を構成する接続片本体250におけるメネジ253をあてがい、前記固定枠2における側背部連結板20を共締めした状態で固定する。もちろん、このような取り付け手法の場合、最も締めこんだ状態で必ずしも接続片本体250が所望の姿勢にならないことも予想されるが、現実にはスプリングワッシャの調整作用により、所望の姿勢を得ながら最も締めこんだ状態で保持し、例えば位置決めボルト254を閉めこんで、その先端を横台石141に当てて一定の姿勢維持、即ち墓石固定片251が上方に向き、開放枠接続片252が水平状態を保つような姿勢を採るのである。もちろん、位置決めボルト254を締めこんでゆくにあたり、その受け位置に予め浅い受け穴を横台石141に設けておくのである。このようにして左右それぞれ、遊接用接続部25を固定した後に、前記開放枠受けボルト255にクッションベース256を嵌め込み、更にワッシャ257を挿入する。
First, the fixed
この状態で、開放枠3を構成する両端ロッド31におけるアイ型頂部313を開放枠受けボルト255に嵌め込み、その上方から別途ワッシャ257をあてがった上、固定ボルト258で締めこんでゆくのである。このとき、アイ型頂部313の平面と開放枠接続片252とが合致していない場合、あるいは左右の接続片本体250の位置がずれていた場合でも、アイ型頂部313の内径が開放枠受けボルト255より充分大きいこと、更にクッションベース256が適宜撓み得ることにより、正確な寸法設定がなされていなくとも固定枠2と開放枠3との接続が成しうるのである。なおこのような遊接用接続部25の構造は、先に述べた実施例のように固定枠2に奥行設定板21を適用したタイプのものであっても、もとより適用が可能である。
In this state, the eye-shaped
更にこれら以外の実施例として図示を省略するが、次のような改変もできる。即ち本発明は、枠状に組み合わされている例えば中台14等の固定を目的としているが、これに加えて上下方向の墓石個材をも接続固定しても差し支えない。例えば、固定ボルト4を利用して、上台16中央を接続する帯金状部材を共締めすることにより、上記手段が実施し得る。
Furthermore, although illustration is abbreviate | omitted as an Example other than these, the following modifications can also be performed. That is, the present invention is intended to fix, for example, the
1 耐震用器具
2 固定枠
2C 保護カバー
3 開放枠
4 固定ボルト
10 墓石
11 基台部
110 石室
111 均し石
12 石塔部
13 芝台
131 前棚石
132 横挟石
133 奥押石
13S 中空部
14 中台
141 横台石
142 裏挟石
14S 中空部
14N アンカーナット
14B アンカーボルト
15 水鉢
15N アンカーナット
16 上台
17 竿石
20 側背部連結板
20L 左側背部連結板
20R 右側背部連結板
20B ブレースロッド
201 後背部固定片
202 側面部固定片
203 合わせ用逃げ部
204 (後背部)ボルト孔
205 (側面部)ボルト孔
206 空隙押さえボルト
21 奥行設定板
211 接続部
212 接続用スリット
213 ボルト孔
22 座金
221 ボルト孔
222 被せ縁
223 空隙押さえボルト
23 調整機構
25 遊接用接続部
250 接続片本体
251 墓石固定片
252 開放枠接続片
253 メネジ
254 位置決めボルト
255 開放枠受けボルト
256 クッションベース
257 ワッシャ
258 固定ボルト
31 両端ロッド
311 ボルト頂部
312 ロックナット
313 アイ型頂部
32 バックルナット
321 ロックナット
35 水鉢固定板
36 水鉢固定ボルト
37 ボルト孔
U 遊接構造
P 骨壷
DESCRIPTION OF
Claims (12)
The遊接connecting portion, the internal thread is provided in the connection pieces constituting this claim 8, characterized in that for fixing the fixing frame to the tightened state the anchor bolt provided in the headstone pieces material by the female screw The tombstone seismic device described.
The gravestone earthquake-proof device according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 or 9 , wherein the open frame further includes a fixing structure with a water basin.
One or both of the side-back connecting plate and the washer are provided with gap holding bolts that apparently maintain the contact state with respect to the corresponding member that is preferably in the contact state. The gravestone earthquake-proof instrument according to claim 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, or 10 .
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