JP5266017B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光を出射する半導体レーザ装置に関するものである。
LD(レーザダイオード)バーやLDチップを備えて構成される半導体レーザ装置は、高出力化、高輝度化、サイズの縮小化などに関する研究が進められている。半導体レーザ装置に用いられるLDバーは、例えばGaAs系やInP系等の化合物半導体で構成されるとともに、その内部にレーザ光を出射する活性層を有している。そして、LDバーを備えた半導体レーザ装置は、LDバーのp側電極およびn側電極、LDバーのp側電極に接合されるサブマウント、LDバーを支えるとともに動作中にLDバーで発生した熱を逃がすヒートシンク、LDバーに電流を流すための給電板などを有しており、ヒートシンク内には冷却水が流される。
このような半導体レーザ装置では、p側電極、ヒートシンク、サブマウント、給電板、n側電極を介して、LDバーに順方向に電流を流すと、活性層にキャリアが注入される。活性層を挟む上下の層は、バンドギャップが大きくかつ屈折率が低い層で構成されているので、活性層に注入されたキャリアは、活性層と上下の層とのバンドギャップ差によるエネルギー障壁によって活性層に閉じ込められ、再結合を起こしやすくなり発光する。そして、発光した光は、活性層と上下の層との間に屈折率差があるので、活性層に閉じ込められる。このようにして、活性層(活性領域)内にキャリアおよび光が閉じ込められるので、注入電流が閾値を越えるとレーザ発振するようになる。このとき、活性領域内で発生した熱は、活性領域とサブマウントとの間の距離が2〜4μm程度しか離れていないように組立てられているので、たやすくヒートシンクへ放散できる。そして、ヒートシンクにたまった熱は、ヒートシンク内を流れる冷却水に伝達し外部に放出される。これにより、半導体レーザ装置では、活性層内に閉じ込められているキャリアが熱エネルギーを得て障壁を飛び越す等の特性悪化を抑えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−344743号公報
しかしながら、上記従来の技術では、LDバーが、異種材料のサブマウントと半田接合されているので、LDバーとサブマウントとの熱膨張率の差によって組立後に残留応力が発生していた。そして、この残留応力がLDバーを構成する化合物半導体結晶に欠陥を生じさせ、その結果、LDバーの寿命低下をもたらすという問題があった。
また、LDバーは、強度を保ち、取扱いを容易にするため厚さが130μm程度あるが、実際にLD光の発振に寄与するのは活性層周辺の数μmである。このため、活性層周辺以外の残りの100μm以上の層は、直接LD光の発振に寄与せず、抵抗成分があるためジュール熱を生じLDの特性劣化をもたらすという問題があった。また、LDバーは130μm程度の厚さが必要なので、高集積化が困難であり、高輝度な発光を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大きな強度を保ちつつ高集積化されて高輝度な発光を行う半導体レーザ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1のレーザダイオードと第2のレーザダイオードとを前記第1のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最上面と前記第2のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最下面との間に配置された導電性のスペーサで接合して、前記第1のレーザダイオードと前記第2のレーザダイオードとを積層させた積層レーザダイオード群を有し、前記第1のレーザダイオードと前記第2のレーザダイオードとは、前記第1のレーザダイオードの最上面に配置された前記第1のレーザダイオード側のスペーサと前記第2のレーザダイオードの最下面に配置された前記第2のレーザダイオード側のスペーサとを接合することによって積層され、前記第1のレーザダイオード側のスペーサと前記第2のレーザダイオード側のスペーサとは、互いに異なるパターン形状を有し、かつスペーサ同士の接合位置が前記第1のレーザダイオードの第1の発光領域および前記第2のレーザダイオードの第2の発光領域と異なる位置になるよう配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、第1のレーザダイオードと第2のレーザダイオードとを導電性のスペーサで接合して積層するので、大きな強度を保ちつつ高集積化することができ高輝度な発光を行うことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る半導体レーザ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1および図2は、本発明の実施の形態1に係る半導体レーザ装置内のLDバーの構成を示す図である。図1は、LDバー1の斜視図であり、図2は、LDバー1の断面図である。
LDバー1は、レーザ光を出射する活性層5を有しており、この活性層5が複数の層によって挟まれている。LDバー1は、下層側から下部電極14U、基板16、バッファ層15、下層側のクラッド層12、下層側の光ガイド層11、活性層5、上層側の光ガイド層11、上層側のクラッド層12、コンタクト層13、上部電極14Tの順番で積層された構造を有している。
下部電極14Uは、p側の電極であり、例えば上層側からオーミックメタル(AuZnなど)、バリアメタル(Ptなど)、最表面メタル(Auなど)の順番で積層された構造を有している。上部電極14Tは、n側の電極であり、例えば下層側からオーミックメタル(AuGeなど)、バリアメタル(Ptなど)、最表面メタル(Auなど)の順番で積層された構造を有している。
基板16は、例えばGaAs系やInP系等の化合物半導体であり、バッファ層15は、基板16上に下層側のクラッド層12を積層しやすくするための層である。クラッド層12および光ガイド層11は、活性層5に注入されたキャリアを活性層5内に閉じ込めるための層である。クラッド層12および光ガイド層11は、活性層5よりも小さな屈折率を有するとともに、大きなバンドギャップを有している。コンタクト層13は、上部電極14Tと上層側のクラッド層12とを電気的に接続するための層(GaAsなど)である。
LDバー1は、長手方向に延びる側面からレーザ光を出射する。LDバー1の主面は、例えば長手方向の寸法が約10mmであり、短手方向の寸法が約1mmである。また、本実施の形態のLDバー1は、基板16を薄く形成することによって、約10〜20μm程度の厚さで構成されている。
なお、図2に示したLDバー1は、一例であり、LDバー1は他の構成であってもよい。また、半導体レーザ装置は、LDバー1の代わりにLDチップを有する構成であってもよい。
図3〜図5は、実施の形態1に係る半導体レーザ装置の構成を示す図である。図3は、半導体レーザ装置の斜視図であり、図4は、半導体レーザ装置の正面図(背面図)であり、図5は半導体レーザ装置の側面図である。
半導体レーザ装置10は、複数枚(複数本)のLDバー1を有しており、各LDバー1の主面が平行になるよう積み重ねられている。各LDバー1には、それぞれ上面側および下面側に熱圧着用の1〜複数のAuメタル(導電性のスペーサである接合メタル8)が配設されており、上側のLDバー1に配設されている接合メタル8と、下側のLDバー1に配設されている接合メタル8と、が熱圧着によって接合されている。半導体レーザ装置10内では、各LDバー1が接合メタル8を介して接合されることにより、複数枚のLDバー1からなるLDバー群(積層レーザダイオード群)2を構成している。
LDバー群2の上部側および下部側には、導電性のサブマウント3が配置されており、LDバー群2がサブマウント3によって挟持されている。サブマウント3は、CuW、Si、AlN等の材料で構成されており、Auの熱圧着等でLDバー群2に接合されている。
LDバー群2を挟持したサブマウント3は、パッケージ(筐体)21内に格納されている。パッケージ21は、サブマウント3を介してLDバー群2を固定するとともに、LDバー群2を保護する。パッケージ21には、リード端子24a,24bと、LDバー群2を冷却するための不活性ガスを導入、導出させる出入り口(出入筒22a,22b)が取り付けられている。出入筒22aは、パッケージ21の底面側の壁面を貫通するようパッケージ21に取り付けられ、出入筒22bは、パッケージ21の上面側の壁面を貫通するようパッケージ21に取り付けられている。また、リード端子24aは、パッケージ21の側面側の壁面を貫通するようパッケージ21に取り付けられており、リード端子24bは、パッケージ21に突き刺さるようパッケージ21に取り付けられている。
出入筒22aには、LDバー群2を冷却するための冷却用不活性ガス(N2やCO2など)が入れられ、パッケージ21内が冷却用不活性ガスによって充填させられる。また、出入筒22bは、パッケージ21内の冷却用不活性ガスを送出する。
リード端子24aは、パッケージ21内でAuワイヤ(給電用ワイヤ)25に接続されており、Auワイヤ25が上側のサブマウント3に接続されている。パッケージ21は、内壁面と外壁面との間に隙間が設けられた2重構造の壁面を有しており、この2重構造の壁面によってLDバー群2などを包囲している。リード端子24bは、パッケージ21の内壁面と外壁面との間に設けられた隙間を通る配線(図示せず)によって、下側のサブマウント3に接続されている。リード端子24a,24bは、パッケージ21の外部で電源(図示せず)に接続されており、電源からリード端子24a,24bに電流が流される。また、パッケージ21の1つの側面には透明窓ガラス23が設けられており、この透明窓ガラス23からレーザ光(LD光)Lが出射される。
本実施の形態では、LDバー1とLDバー1とを固定(接合)する際に、LDバー1の最表面メタルと同じ材料(Au)の接合メタル8を用いる。また、LDバー1とサブマウント3とを固定する際に、LDバー1とサブマウント3との接合面(サブマウント3の最表面)と同じ材料の接合メタル8を用いる。また、LDバー1の発光に寄与しない基板16を研磨やエッチングなどによって除去し、LDバー1の薄膜化を行なっている。さらに、LDバー1の強度確保のため、接合メタル8のパターンを表裏(上面側と下面側)で異なるようにしてLDバー1同士をスタックにしている。接合メタル8のパターンは、島状のパターンであってもよいし、線状のパターンであってもよい。なお、接合メタル8は、Auに限らずAlでもよい。
つぎに、半導体レーザ装置10の製造方法の一例について説明する。まず、基板16(ウエハ)の上層側にバッファ層15、下層側のクラッド層12、下層側の光ガイド層11、活性層5、上層側の光ガイド層11、上層側のクラッド層12、コンタクト層13の順番で各層を積層していく。この後、ウエハ(基板16)の底面を研磨やエッチングによって10〜20μm程度になるまで薄くする。そして、薄くなったウエハの上面側に上部電極14Tおよび接合メタル8を形成し補強する。このとき、接合メタル8(Auメタルなど)は、蒸着やメッキによって数μm厚となるようにしておく。さらに、薄くなったウエハの下面側に下部電極14U等を形成する。この後、ウエハを切り出してLDバー1にする。次に、複数のLDバー1を重ね合わせるとともに、2枚のサブマウント3によってLDバー群2を挟み込む。このサブマウント3の上面側と下面側から、荷重および熱を加えることによって、LDバー1やサブマウント3表面のAuメタル同士を熱圧着させる。複数本のLDバー1およびサブマウント3をスタックしたものをAuSnハンダ等によってパッケージ21内に固定する。さらに、給電用のAuワイヤ25をサブマウント3およびリード端子24a,24bに熱圧着で接合する。最後に、出入筒22a,22bの部分を除いてパッケージ21をシームレス溶接で密閉する。
つぎに、半導体レーザ装置10の動作について説明する。パッケージ21内には、液体窒素などの冷却用不活性ガスを入れ、パッケージ21内を冷却用不活性ガスで満たすことによってLDバー1が冷却用不活性ガスに浸るようにしておく。これにより、LDバー群2のLDバー1とLDバー1との間に冷却用不活性ガスが送り込まれる。
LDバー1は直列に接合されているので、リード端子24a,24bの順方向に電流を流すと、個々のLDバー1が発光し、レーザ光Lの発振を行う。発振したレーザ光Lは、透明窓ガラス23を通して外部に出される。個々のLDバー1で発生した熱は、直接液体窒素などの冷却用不活性ガスに吸収されてパッケージ21外に送り出される。このように、LDバー1がスタックされることによって半導体レーザ装置10の動作時の発熱量が大きくなった場合であっても、LDバー1は十分に冷却されるので、LDの特性を劣化させることなく動作を継続できる。
なお、本実施の形態では、冷却用不活性ガスとして液体窒素を用いたが、不活性なガスであればヘリウムなどでもよく、また、ガスに限らず液体であってもよい。また、冷却用不活性ガスの温度や流量は、LDバー1の発熱量に合わせて調節すればよい。
また、本実施の形態では、接合メタル8を介してLDバー1同士を接合する場合について説明したが、下側のLDバー1の上部電極14Tと上側のLDバー1の下部電極14Uとを直接接合してもよい。この場合、上部電極14Tや下部電極14Uを本実施の形態の接合メタル8と同程度の厚さにしておく。上部電極14Tや下部電極14Uは、平面状の上部電極14Tや下部電極14Uに接合メタル8の形状をパターニングして構成してもよいし、平面状の上部電極14Tや下部電極14Uのみによって構成してもよい。
このように実施の形態1によれば、LDバー1が異種材料と接合することがないのでLDバー1に残留応力が無く、結晶欠陥が発生しにくい。また、LDバー1の活性領域以外の発光に寄与しない層(従来、強度補強などに用いていた層)を除去することによってLDバー1を薄膜化しているので、ジュール熱の発生を抑えることができる。したがって、信頼度の高い半導体レーザ装置10を得ることが可能となる。
また、LDバー1の厚さを従来の1/10以下に縮小できるのでLDバー群2を高集積にスタックでき、出射ビームの高輝度化が可能となる。また、冷却水を使用する必要が無いので、ヒートシンクが不要となる。したがって、ヒートシンクの腐食が原因でLDパッケージの信頼性が低下することはない。また、ヒートシンクが不要となるので、半導体レーザ装置10の構成が小さくなる。
実施の形態2.
つぎに、図6〜図8を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。図6は、実施の形態2に係る半導体レーザ装置の構成を示す図である。図6では、半導体レーザ装置10の側面図を示している。図6の各構成要素のうち図5に示す実施の形態1の半導体レーザ装置10と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
本実施の形態では、接合メタル8の厚さをレーザ光Lの出射側で厚くし、その反対側で薄くしておく。換言すると、LDバー1をスタックする際に、接合メタル8の厚みをレーザ光出射端面側(先端面)で後端面(背面)側より厚くしておく。例えば、LDバー1とLDバー1とを、LDバー1の一方の端部(出射側)と他方の端部(奥側)との2箇所で接合メタル8を介して接合する場合、出射側(透明窓ガラス23側)の端部に配置する接合メタル8を、奥側の端部に配置する接合メタル8よりも厚くしておく。この場合、例えば、奥側の端部に配置する接合メタル8を4μmの厚さにし、出射側の端部に配置する接合メタル8を6μmの厚さにしておく。また、サブマウント3は、出射側を薄くし、奥側で厚くしている。これにより、レーザ光Lは、LDバー1の積層方向に向かって広がるよう透明窓ガラス23から出射する。換言すると、レーザ光Lは、LDバー1のスタック接合面と垂直な方向(スタック方向)に拡散させられ、レーザ光Lが所定の角度で広がっていく。
なお、図6ではレーザ光LをLDバー1の積層方向に拡散させる場合について説明したが、レーザ光LをLDバー1の積層方向に垂直な平面内(LDバー1のスタック接合面と平行な面内)で拡散させてもよい。図7は、レーザ光をLDバーのスタック接合面内で拡散させる場合の半導体レーザ装置の構成を示す図である。図7では、スタックされたLDバーを上面から見た図を示している。
図7に示すLDバー群2は、LDバー1の各主面が平行となるよう積層されるとともに、各LDバー1は、水平方向(LDバー1の主面と平行な面内)で順次角度がつけられて接合されている。換言すると、各LDバー1の長手方向を、各LDバー1の主面と平行な面内で、上側のLDバー1から下側のLDバー1に向かって所定の角度ずつずらしてLDバー1を積層していく。このとき、各LDバー1の中心部が1つの軸上(LDバー1の主面と垂直な方向)に並ぶように各LDバー1を積層し、LDバー1の端部を少しずつずらしておく。例えば、上側のLDバー1の端部と、下側のLDバー1の端部と、を0.5mmずつずらしておく。これにより、最上層(第1層目)のLDバー1の端部と、最下層(第N層目)(Nは自然数)のLDバー1の端部と、が0.5×Nmmだけずれることとなり、LDバー群2の形状は2つの扇型を要の部分で接合させた構造となる。
このように、各LDバー1の主面と平行な面内で、各LDバー1の長手方向を少しずつずらしているので、レーザ光Lをスタック接合面と水平な面内で拡散させることが可能となる。図6や図7に示す半導体レーザ装置10は、例えば熱アニールなど広範囲にレーザ光Lを照射する場合に用いられる。
また、図6および図7では、レーザ光Lを拡散させる場合のLDバー群2の構成について説明したが、レーザ光Lが収束するようLDバー群2を構成してもよい。図8は、レーザ光をLDバーの積層方向で収束させる場合の半導体レーザ装置の構成を示す図である。図8では、半導体レーザ装置10の側面図を示している。図8の各構成要素のうち図6に示す半導体レーザ装置10と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
図8に示す半導体レーザ装置10は、図6に示した半導体レーザ装置10とは反対に、接合メタル8の厚さをレーザ光Lの出射側で薄くし、その反対側で厚くしている。換言すると、LDバー1をスタックする際に、接合メタル8の厚みをレーザ光出射端面側で後端面側より厚くしておく。例えば、LDバー1とLDバー1とを、LDバー1の一方の端部と他方の端部との2箇所で接合メタル8を介して接合する場合、出射側の端部に配置する接合メタル8を、奥側の端部に配置する接合メタル8よりも厚くしておく。この場合、例えば、奥側の端部に配置する接合メタル8を6μmの厚さにし、出射側の端部に配置する接合メタル8を4μmの厚さにしておく。また、サブマウント3は、出射側を厚くし、奥側で薄くしている。これにより、各レーザ光Lは、LDバー群2の中心部に配置されたLDバー1からのレーザ光L(LDバー群2の中心部に配置されたLDバー1の主面と平行な面)にぶつかる方向に出射させられる。換言すると、レーザ光Lは、LDバー1のスタック接合面と垂直な方向(スタック方向)に収束させられ、出射後の所定の位置まではレーザ光Lが所定の角度で狭まっていく。図8に示す半導体レーザ装置10は、例えば光ファイバの光結合、核融合など、狭い範囲にレーザ光Lを集める場合に用いられる。
また、図6に示した半導体レーザ装置10の構成と図7に示した半導体レーザ装置10の構成とを組み合わせてもよい。具体的には、接合メタル8の厚さをレーザ光Lの出射側で厚くするとともに、その反対側で薄くし、かつ各LDバー1の主面と平行な面内で各LDバー1の長手方向を少しずつずらしておく。これにより、レーザ光LをLDバー1の積層方向およびスタック接合面と水平な方向の両方向に拡散させることが可能となる。
さらに、図8に示した半導体レーザ装置10の構成と図7に示した半導体レーザ装置10の構成とを組み合わせてもよい。具体的には、接合メタル8の厚さをレーザ光Lの出射側で薄くするとともに、その反対側で厚くし、かつ各LDバー1の主面と平行な面内で各LDバー1の長手方向を少しずつずらしておく。これにより、レーザ光Lを、LDバー1の積層方向に収束させつつ、レーザ光Lをスタック接合面と水平な方向に拡散させることが可能となる。
このように実施の形態2によれば、LDバー1の主面同士を所定の角度をつけて接合しているので、LDバー群2から出射するレーザ光Lを拡散または収束させることが可能となる。
実施の形態3.
つぎに、図9〜図13を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、接合メタル8のパターンを上面側と下面側で異なるように配置するとともに、上面側の接合メタル8と下面側の接合メタル8との接合箇所がストライプ(発光領域)上にならないよう各接合メタル8を配置する。
図9は実施の形態3に係るLDバーの積層構成を説明するための図である。図9では、上側のLDバー1と下側のLDバー1とを接合した場合のLDバー1の上面図を示している。また、図10は上側のLDバーと下側のLDバーとを接合した場合のLDバーの断面構成を模式的に示している。なお、図9では、下側のLDバー1をLDバー1Bで示し、上側のLDバー1をLDバー1Aで示している。また、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとを接合した場合のLDバー1をLDバー1Cで示している。
上側のLDバー1Aの下面側にはN側の金メタルである接合メタル8aが配置され、下側のLDバー1Bの上面側にはP側の金メタルである接合メタル8bが配置される。なお、図9では接合メタル8aの下側にストライプ20を図示しているが、実際には接合メタル8aの上側にストライプ20が形成されている。また、図9ではLDバー1Aが接合メタル8aを有し、LDバー1Bが接合メタル8bを有する場合について図示しているが、LDバー1A,1Bは上面側の接合メタル8bと下面側の接合メタル8aの両方向を有している。LDバー1Aの接合メタル8aとLDバー1Bの接合メタル8bとを接合することによって、LDバー1Cが形成される。図9では、LDバー1Cの上面図として、LDバー1Cの接合メタル8a,8b、ストライプ20を透視した図を示している。
本実施の形態では、接合メタル8a,8bを、それぞれLDバー1の長手方向に延びる波型の複数本の線で構成しておく。換言すると、接合メタル8a,8bは、その主面がLDバー1の主面と平行な板状をなしており、この板状の接合メタル8a,8bを上面から見た場合に、波の振幅方向がLDバー1の短手方向となる波状をなしている。さらに、接合メタル8aの波型の谷の頂点と接合メタル8bの波型の山の頂点とが重なるよう、接合メタル8a,8bを配置しておく。換言すると、接合メタル8aの波型の波長と接合メタル8bの波型の波長とが半波長だけずらすとともに、接合メタル8aの波型から1振幅分だけ接合メタル8bの波型をずらしておく。
このように、本実施の形態では、接合メタル8aと接合メタル8bを波状にし、接合メタル8aと接合メタル8bの配置位置を少しだけずらしているので、LDバー1の長手方向またはLD共振器長方向(短手方向)等の何れの方向にLDバー1への応力が加わった場合であっても接合メタル8a,8bで補強されるようになっている。
また、LDバー1のスタック接合時に、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとが接する箇所(接合メタル8a,8bの接合位置)がストライプ(発光領域)20上にならないようにしている。これにより、接合メタル8a,8bの熱圧着時にLDバー1に荷重が加わっても、活性領域となるストライプ20に応力が加わらない。
さらに、接合メタル8aと接合メタル8bの配置位置を少しだけずらしているので、下側のLDバー1Bの上面、接合メタル8,8b、上側のLDバー1Aの下面によって構成される空間に閉空間が形成されることはない。このため、LDバー群2に冷却用不活性ガスを流した場合、LDバー1とLDバー1との間で、冷却用不活性ガスは滞ることなく一方向(LDバー1の長手方向)に流れ易くなる。また、接合メタル8a,8bがそれぞれ線状のパターンであるので(環状のパターンでないので)、LDバー1の主面のうち接合メタル8a,8bが接合する箇所以外の全ての箇所に冷却用不活性ガスが流れる。
なお、接合メタル8a,8bを図9で説明した以外の構成にしてもよい。図11および図12は実施の形態3に係るLDバーの他の積層構成例を説明するための図である。図11に示すように、接合メタル8a,8bを複数本の斜め方向の線(LDバー1の短手方向および長手方向に平行でない直線)で構成してもよい。この場合、接合メタル8aの延びる方向と、接合メタル8bの延びる方向とを異なる方向としておく。具体的には、接合メタル8aと接合メタル8bとを重ね合わせた場合に、接合メタル8a,8bによって菱形が形成されるよう接合メタル8a,8bを配置する。このときも、LDバー1のスタック接合時に、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとが接する箇所がストライプ20上とならないようにしておく。
また、図12に示すように、接合メタル8aをLDバー1の長手方向に延びる複数本の直線で構成し、接合メタル8bをLDバー1の短手方向に延びる複数本の直線で構成してもよい。換言すると、接合メタル8aと接合メタル8bとを重ね合わせた場合に、接合メタル8a,8bによって矩形が形成されるよう接合メタル8a,8bを配置する。このときも、LDバー1のスタック接合時に、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとが接する箇所がストライプ20上とならないようにしておく。図13は、図12に示したLDバーの断面図である。図13では、上側のLDバー1と下側のLDバー1とを接合した場合のLDバーの断面構成を示している。また、図9、図11、図12に示した上側のLDバー1Aと、図9、図11、図12に示した下側のLDバー1Bとを組み合わせてLDバー1同士を接合してもよい。
このように実施の形態3によれば、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとを接合した場合に、接合メタル8a,8bの接合位置がストライプ20上とならないようにしているので、接合メタル8a,8bの熱圧着時にLDバー1に荷重が加わっても、活性領域となるストライプ20に応力が加わらない。したがって、LDバー1の性能低下を抑止することが可能となる。また、接合メタル8a,8bを、それぞれLDバー1の長手方向に延びる波型の複数本の線で構成しているので、接合メタル8a,8bによってLDバー1を強く補強することが可能となる。また、上側のLDバー1Aと下側のLDバー1Bとを接合した場合に、接合メタル8aの一部と接合メタル8bの一部とが重なるよう、接合メタル8a,8bを配置しているので、LDバー群2内を冷却用不活性ガスが流れ易くなる。
実施の形態4.
つぎに、図14〜図16を用いてこの発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4では、ストライプ20上の下部電極14Uや上部電極14Tなどを除去しておき、ストライプ20上のクラッド層12を剥き出しにする。
図14は実施の形態4に係るLDバーの構成を示す断面図であり、図15は実施の形態4に係るLDバーの構成を示す上面図である。本実施の形態のLDバー1は、ストライプ20上の、下部電極14U、上部電極14T、コンタクト層13、バッファ層15、基板16などが除去され、ストライプ20上のクラッド層12が剥き出しになった構成を有している。このとき、ストライプ20のうち、光強度の強い中心部(開口部61)が開口していればよく、ストライプ20の全てを開ける必要はない。この状態でLDバー1同士をスタック接合すると、ストライプ20から漏れ出るレーザ光Lが、上層や下層で隣り合うLDバー1との間で光結合を引き起こし、一つの光モードを形成する。これにより、上層や下層で接合するLDバー1との間でレーザ光の発振波長が同じになる。
なお、ストライプ20上の接合メタル8は、除去してもよいし、除去しなくてもよい。例えば、ストライプ20上のうち、上下のLDバー1でレーザ光Lが光結合を行なう箇所のみ接合メタル8を除去し、ストライプ20の外周部(光結合しない領域)の接合メタル8は除去することなく残しておく。
ところで、LDバー1は、ウエハ上で活性層5、光ガイド層11、クラッド層12などが積層されるとともに、ウエハからLDバー1が切り出されて作製される。ウエハ内には活性層5などの組成の面内分布があるので、各ストライプ20から出る光の波長は、ウエハの中心部から周辺部にかけて少しずつ長波長または短波長側へシフトしている。この波長のシフトを補正するために、本実施の形態では、図16に示すように、ウエハ71の中心側にあるストライプ20がウエハ71の周辺側にあるストライプ20と光結合するようにLDバー1をスタック接合させる。
換言すると、上下のLDバー1からレーザ光Lが光結合することによって、上側のLDバー1の各レーザ光出射位置でのレーザ光出射特性と、下側のLDバー1の各レーザ光出射位置でのレーザ光出射特性と、が平均化されるよう、上下のLDバー1の向きが揃えられて上下のLDバー1が積層される。
具体的には、まずウエハ71から2枚のLDバー1を切り出す。切り出したLDバー1のストライプ20は、ウエハ71の中心部から近い順番でLDバー1上に並んでいる。例えば、LDバー1に10個のストライプ20が並ぶ場合、ウエハ71の中心部に1番近いストライプ20がLDバー1の一方の端部となり、ウエハ71の中心部に1番遠いストライプ20がLDバー1の他方の端部となる。LDバー1同士を接合する際には、上側に配置するLDバー1のウエハ71の中心部に1番近いストライプ20と、下側に配置するLDバー1のウエハ71の中心部に1番遠いストライプ20と、で光結合するよう接合する。このように光結合をさせることによって、ストライプ20の平均的な組成に相当する波長で発振させることが可能となる。これにより、LDバー群2の全体で平均的な波長で発振することが可能となり、波長が揃うことによって発振ビームの品質が向上する。
このように、実施の形態4によれば、ストライプ20の下部電極14Uや上部電極14Tなどを除去し、クラッド層12の結晶を剥き出しにしてLDバー1同士をスタック接合しているので、上層のLDバー1と下層のLDバー1との間で光結合が起きる。したがって、各LDバー1から出射されるレーザ光Lの発振波長が揃い、ビーム品質が向上する。
以上のように、本発明に係る半導体レーザ装置は、高輝度なレーザ発光に適している。
実施の形態1に係る半導体レーザ装置内のLDバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置内のLDバーの構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置の構成を示す側面図である。 実施の形態2に係る半導体レーザ装置の構成を示す側面図である。 レーザ光をLDバーのスタック接合面内で拡散させる場合のLDバーを上面から見た図である。 レーザ光をLDバーの積層方向で収束させる場合の半導体レーザ装置の構成を示す側面図である。 実施の形態3に係るLDバーの積層構成を説明するための図である。 実施の形態3に係るLDバーの積層構成を示す図である。 実施の形態3に係るLDバーの他の積層構成例を説明するための図(1)である。 実施の形態3に係るLDバーの他の積層構成例を説明するための図(2)である。 図12に示したLDバーの積層構成を示す図である。 実施の形態4に係るLDバーの構成を示す断面図である。 実施の形態4に係るLDバーの構成を示す上面図である。 LDバーのウエハ面内での特性ばらつきと、LDバーを積層する際のLDバーの向きを説明するための図である。
符号の説明
1,1A〜1C LDバー
2 LDバー群
3 サブマウント
5 活性層
8,8a,8b 接合メタル
10 半導体レーザ装置
11 光ガイド層
12 クラッド層
13 コンタクト層
14T 上部電極
14U 下部電極
15 バッファ層
16 基板
20 ストライプ
21 パッケージ
22a,22b 出入筒
23 透明窓ガラス
24a,24b リード端子
25 Auワイヤ
71 ウエハ
L レーザ光

Claims (4)

  1. 第1のレーザダイオードと第2のレーザダイオードとを前記第1のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最上面と前記第2のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最下面との間に配置された導電性の第1のスペーサで接合して、前記第1のレーザダイオードと前記第2のレーザダイオードとを積層させた積層レーザダイオード群を有し、
    前記第1のレーザダイオードと前記第2のレーザダイオードとは、前記第1のレーザダイオードの最上面に配置された前記第1のレーザダイオード側の第1のスペーサと前記第2のレーザダイオードの最下面に配置された前記第2のレーザダイオード側の第1のスペーサとを接合することによって積層され、
    前記第1のレーザダイオード側の第1のスペーサと前記第2のレーザダイオード側の第1のスペーサとは、互いに異なるパターン形状を有し、かつ第1のスペーサ同士の接合位置が前記第1のレーザダイオードの第1の発光領域および前記第2のレーザダイオードの第2の発光領域と異なる位置になるよう配置されていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 前記第1のレーザダイオードは、第1の上部電極および第1の下部電極に挟まれた第1の活性層を備え、
    前記第2のレーザダイオードは、第2の上部電極および第2の下部電極に挟まれた第2の活性層を備え、
    前記第1および前記第2のレーザダイオードは、前記第1のレーザダイオードの第1の発光領域および前記第2のレーザダイオードの第2の発光領域が重なるよう積層されるとともに、
    前記第1のレーザダイオードのうちの前記第1の発光領域よりも上層側の層および前記第2のレーザダイオードのうちの前記第2の発光領域よりも下層側の層は、前記第1および前記第2の発光領域からレーザ光が漏れ出して光結合するよう開口させられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 第3の上部電極および第3の下部電極に挟まれた第3の活性層を備えた第3のレーザダイオードと、前記第2のレーザダイオードと、を前記第2のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最上面と前記第3のレーザダイオードを形成する各層の積層方向の最下面との間に配置された導電性の第2のスペーサで接合して、前記第2のレーザダイオード上に前記第3のレーザダイオードをさらに積層させ、
    前記第2および前記第3のレーザダイオードは、前記第2のレーザダイオードの第2の発光領域および前記第3のレーザダイオードの第3の発光領域が重なるよう積層されるとともに、
    前記第2のレーザダイオードのうちの前記第2の発光領域よりも上層側の層および前記第3のレーザダイオードのうちの前記第3の発光領域よりも下層側の層は、前記第2および前記第3の発光領域からレーザ光が漏れ出して光結合するよう開口させられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記第1および前記第2のレーザダイオードは、ウエハから切り出された第1のLDバーおよび第2のLDバーであり、
    前記第1および前記第2のLDバーから前記レーザ光が漏れ出して光結合することによって、前記第1のLDバーの各レーザ光出射位置でのレーザ光出射特性と、前記第2のLDバーの各レーザ光出射位置でのレーザ光出射特性と、が平均化されるよう、前記第1および前記第2のレーザダイオードが前記ウエハから切り出された位置に基づいて、前記第1のLDバーおよび前記第2のLDバーの向きが揃えられて前記第1のLDバーおよび前記第2のLDバーが積層されることを特徴とする請求項2に記載の半導体レーザ装置。
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