JP5264836B2 - 発光ユニット及び発光装置 - Google Patents

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Description

この発明は、発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を光源とした発光ユニット及びこの発光ユニットを使用した照明装置等の使用装置に関する。
これまで異なる光色の複数LED光源を用い、それらを調光制御して光色や色温度を変える構成の技術提案は少なくない。最も基本的な構成は光色の異なる2種光源を用いた構成である。例えば特許文献1や特許文献2のような先行文献が公開されている。特許文献1は、色温度の異なる2種の面発光LEDを対に配置した構成のものであり、特許文献2は、同じく光色の異なる2種の砲弾型LEDを用いて構成したものである。
特開平2007−265818号公報 特開平2004−103443号公報
特許文献1では、色温度の異なる2種の拡散面発光タイプLEDを対に配置した照明器具構造としているが、両者LEDの直接光がぞれぞれのLED前面方向に強く照射されるため、器具を見込んだ際にその2色光源配置が色むらとなって現れやすい。また、その器具が表面カバーを有する場合、LEDと表面カバー配置位置とが近ければ、やはり同様に色むらを生じやすい。さらに同じ要因により被照面上においても2LEDの光色が分離する場合が多く、また、それは被照面までの距離が短いほど顕著になるという課題があった。
特許文献2の場合も同様に、2色LEDを組み合わせた構成であるが、この例では両者とも狭配光特性を有する砲弾型LEDであり、さらに光源の頂点から装置の表面カバーまでの距離がかなり短い。このために、やはり装置を見込んだ際の表面色むらが大きく、また被照面での色むらも認識されやすいといった課題があった。
この発明は、装置(発光ユニット)を見込んだ際の色むらや、装置(発光ユニット)を照明装置として利用した場合の被照面での色むらを抑えることを目的とする。
この発明の発光ユニットは、
基板に配置され、所定の発光色を有する少なくとも一つの第一光源と、
前記基板に前記第一光源に隣接して配置されると共に前記第一光源と異なる発光色を有する第二光源であって、前記基板表面に対する垂直方向よりも前記基板表面に対する平行方向に近い方向に光放射量の大きい偏角配光特性を有する第二光源と、
前記基板において前記第一光源と第二光源とが配置された領域を示す光源配置領域の周囲の少なくとも一部から起立する反射面を有する起立反射部と
を備えたことを特徴とする。
この発明により、偏角配光特性の第二光源からの側面方向(基板表面に対して平行な方向)への放射光と、第一光源の直接光とが交差する機会が増えるため、発光ユニットの混色性を高めることができる。
実施の形態1の発光ユニット110を示す図。 実施の形態1の第二LED(2)として使用されるLEDの配光特性を示す図。 実施の形態1の発光ユニット110の配光特性を説明するための模式図。 実施の形態1の発光ユニット110の他の構成例を示す図。 実施の形態1の発光ユニット120を示す図。 実施の形態1の発光装置1010の構成を示す図。 実施の形態1の発光装置1020の構成を示す図。 実施の形態2の発光ユニット210を示す図。 実施の形態3の第二LED(2)の構成を示す図。 実施の形態4の第二LED(2)の構成を示す図。 実施の形態4のLED19の構成を示す図。 実施の形態5の発光制御装置1050のブロック図。
実施の形態1.
図1〜図7を参照して、実施の形態1を説明する。実施の形態1は、サイドエミット特性のLEDを用いた発光装置に関する。サイドエミットLEDを用いることで混色性を向上する。以下では、LEDを光源とする発光ユニットと、この発光ユニットを使用する装置(例えば照明装置)とを説明する。発光ユニットを使用する装置を「使用装置」という場合がある。
(LED点灯装置の構成)
図1は、実施の形態1の発光ユニット110の構成図である。図1の(a)は、発光ユニット110の上面図である。図1の(b)は、(a)のA−A断面である。発光ユニット110は、LED実装基板3(単に基板3ともいう場合もある)と、その上に実装された第一LED(1)と、LED実装基板3の上に設けられた第二LED取付台4の上部に配置された第二LED(2)と、第一LED(1)の外側に、第一LED(1)を囲むように配置された反射板5とを備えている。第二LED(2)は、第二LED取付台4を介して基板3に配置されている。第一LED(1)(第1光源)と第二LED(2)(第2光源)とは発光色が異なる。なお、「基板3に配置される」とは、LEDが直接に基板3に配置される場合と、第二LED取付台4を介して基板3に取り付けられる場合の両方を含む。また、図1の(a)、(b)では、基板3上の電気配線等は省略している。
図1の(a)では、第一LED(1)が4つ、第二LED(2)が1つの場合を示しているが、個数は限定されない。
(第二LED(2)の特性)
ここで第二LED(2)は、「サイドエミット」と呼ばれる側方への相対的光放射量の大きいLEDである。第二LED(2)の特徴は、配光特性(サイドエミット特性)にある。第二LED(2)は、光を発するチップと、チップの発した光を透過及び反射させて前記偏角配光特性を生じさせるレンズとを備えている。図1の(a),(b)のように、第二LED(2)は、基板3に第一LED(1)に隣接して配置される。第一LED(1)は、基板3の表面に対する垂直方向(X方向)よりも基板3の表面に対する平行方向(Y方向)に近い方向に光放射量の大きい偏角配光特性(サイドエミット特性)を有する。
(サイドエミットLEDの具体例)
図2の(a),(b),(c)は、サイドエミット特性を有する既存LED製品の配光特性(角度光放射分布特性特性)を示す。
(a)は、サンケン電気製(SELT1WA13CM)LEDの配光特性を示す。(a)では、LEDの放射中心を0度方向(LEDの真上方向)として、それより側方の放射角度でどれくらいの割合の光が放射されているかを示している。
(b)は、Philips Lumiled社製(Luxeon Emitter)のLEDの特性を示している。(b)では横軸の放射角度に対して、縦軸に相対強度がとられている。
(c)は、オスラム製(LW W5KM)のLED特性を示す。この(c)では、(a)及び(b)の両形式のグラフで配光特性が示されている。
(b)及び(c)も、(a)と同様に、側方放射比率が非常に大きい。
図2に挙げたLEDは、その備え持つ光線制御レンズ形状自体は同じものでないが、全て樹脂レンズ界面での「フレネル透過/反射則」にしたがって光線方向が決定される。そして、図2のようにLED中心方向では光の放射が抑えられ、LED側面方向でLED周囲全方向に対し側方放射成分の放射量が大きくなるように設計されている。
(第一LED(1)の配光特性)
発光ユニット110を照明器具などの目的で使用するような場合には、使用装置の前面側へ放射する、ある一定の光量が必要である。サイドエミット特性の第二LED(2)は、光制御機能(サイドエミット特性)を有する一方で、発光効率損実を招く傾向にある。そのため、発光ユニット110の発光効率を重視したい際には、構成上(構造上)から数量を多くできる第一LED(1)は、第二LED仕様(サイドエミット特性)のものではなく、発光効率低下の少ない拡散面発光型LEDや、それより照射角度を狭めたような砲弾型LEDを用いることが好ましい。
(サイドエミット特性の効果)
配光特性の異なる2種類のLEDである第一LED(1)と第二LED(2)とを隣接配置させた場合、第一LED(1)を拡散配光特性とした場合には、第一LED(1)の光はあらゆる方向に広がる。しかし第二LED(2)の光は、側方放射特性により、第一LED(1)側に向けて照射される。そのため、とくに第一LED(1)表面付近で、第一LED(1)の光色と第二LEDの光色とが混色されやすくなる。
図3は、第二LED(2)を用いることで混色されやすくなることを模式的に示した図である。図3の(a)は、すべてを非サイドエミット特性のLEDとした場合の配光特性を示し、図3の(b)は、図1の(b)の場合の配光特性を示している。図3の(b)は、すべてを非サイドエミット特性のLEDとした場合の(a)に比べ、サイドエミット特性の第二LED(2)を使用することで、第二LED(2)と第一LED(1)との放射範囲の重なる領域が増加するため、混色性が向上する。
さらに第一LED(1)、第二LED(2)から放射された各々の光は、図3の(b)(及び図1の(b))に示すように、それらを囲む高反射性の反射板5内で、主に発光ユニット110の前面方向(図1に示す矢印Xの方向)に反射されるのであるが、図1の(b)において範囲51として示す発光ユニット110の空間内では、第二LED(2)と第一LED(1)との2つのLEDの相当量の発光光が交差する。そして反射板5によって反射された発光光が発光ユニット110の前面方向(図1(b)のX方向)に照射されることとなる。このため、結果として、第一LED(1)及び第二LED(2)の放射した2色の混色性を高めることができる。ここでは、第一LED(1)は第二LED(2)のような発光効率低減へ影響する偏角レンズ(サイドエミット特性を出すためのレンズ)を備えていないことを想定している。すなわち、ここでは第一LED(1)はサイドエミット特性でないことを想定している(なお、第一LED(1)もサイドエミット特性の場合は、図4で後述する)。このため、結果的に混色性、発光効率がともに良好な発光ユニット、あるいは発光装置(使用装置)を得ることができる。
(反射板5)
反射板5(起立反射部)は、図1に示すように、基板3において第一LED(1)と第二LED(2)とが配置された光源配置領域55の周囲の少なくとも一部から起立する反射面5−1を有する。以下の説明では反射面5−1を単に「反射板5」という。反射板5は鏡面性でもよいし拡散性でもよい。反射板5の反射特性及び形状は、使用用途に合わせて選定すればよい。また反射板5は、構成上必ずしもユニット側に備える必要はない。発光ユニット110を図1の反射板5を除く部分に限定して、発光ユニット110を組み込む使用装置側に反射板5を備えるような構成としてもかまわない。なおこの場合は、使用装置側の反射板も含めて、第一LED(1)、第二LED(2)で広い意味での発光ユニットとみることができる。
図1では反射板形状をその底面(実線)がおよそ4つの半円をつなげたような形をしている。すなわち、第1LED間での反射領域を広げているため、各第1LED上部での第2LED光との混色性を高め、さらに、ユニットの利用効率も高めることができる。
(第二LED(2)の高さ方向の位置)
図1の構成では、第二LED(2)を第二LED取付台4の上面に配置することで第二LED(2)の発光面を、第一LED(1)を発光面よりも高い位置とした。このように、第二LED取付台4を用いることで、第二LED(2)の側方発光領域が、第一LED(1)の発光面位置に対して上側になるように構成している。このような構成により、図1に示すように、第二LED(2)の放射光のうち第一LED(1)の側面(パッケージ筐体部)に直接照射され、直接混色に寄与しない光成分(発光効率ロスの要因)を抑えることができる。図1の(b)では第二LED取付台4を使用する場合を示したが、上記の理由により、第二LED取付台4の有無によらず、第二LED(2)の発光領域が相対的に第一LED(1)の発光面位置より高い位置にあることが望ましいが、同じ位置でも構わない。
(第一LED(1)もサイドエミット特性の場合)
図4は、発光ユニット110において、第一LED(1)もサイドエミット特性LEDとした構成を示す図である。図4は図1に対応する。すなわち、図4の(a)、(b)は、図1の(a)、(b)に対応する。図4に示したように、第一LED(1)を第二LED(2)と同様にサイドエミットLEDとしてもよい。その場合には、第一LED(1)、第二LED(2)とも、側方放射成分が強いことになる。このような場合には、第一LED(1)がサイドエミットレンズを備えている分、レンズ損失により発光効率がやや低減するが、図1よりもさらに重複する領域が増すため、周囲のリフレクタ(反射板5)の反射機能と合わせ、さらに混色性を高めることが可能となる。
(第一LEDの光色)
ここで第一LED(1)と第二LED(2)との光色について説明する。例えば実装面積比率(あるいは投入電力または使用個数)の大きい第一LED(1)は、JIS(Japanese Industrial Standards )規格(所定の規格の一例)の白色範囲内にあるLEDを用いて構成する。これにより、第二LED(2)との混色を行わない場合(第二LED(2)が消灯状態の場合)にも、白色照明装置として使用することが可能である。
(第一LEDと第二LEDとの色温度)
発光ユニット110においては、第一LED(1)の発光色と第二LED(2)の発光色との合成色を作りだすことができる。第一LED(1)、第二LED(2)とも光色をJIS(所定の規格の一例)の照明色範囲とする。そして、さらに、第一LED(1)よりも第二LED(2)の方を低色温度の色光にする。
すなわち、
「第一LED(1)の色温度>第二LED(2)の色温度」
とする。このような構成にすれば、例えば第一LED(1)の光色による照明を標準として、それよりも赤みのある第二LED(2)の光を連続的に調光して加えることができる。混色光の色度としては、第二LED(2)の調光量増加に応じてxy色度座標上でそれら2種類のLEDの色度点を結ぶ直線上で、低色温度側にシフトする形で相関色温度を可変させることが可能である。例えば第一LED(1)を昼光色、第二LED(2)を電球色とした場合は、その間の昼光色、白色、温白色、あるいはその領域と同じ相関色温度の発光色を作り出すことができる。また、色合いによっては、その演色性も改善することが可能である。この際、制御する色度幅、あるいは色温度幅に応じて、2種LED(第一LED、第二LED)の入力電力仕様などの設定を行えばよい。したがって2種LEDの入力電力仕様は同じものでなくてもかまわない。
また第一LED(1)として、その光色がJIS(所定の規格の一例)の白色範囲内にあるLEDを用いる。第二LED(2)を、例えば主波長が「600〜650nm程度」の「赤橙、赤、深紅」の発光色を持つLEDで構成してもよい。これらの混色により第一LED(1)の白色成分に第二LED(2)の赤みを有する光を加えることで、やはりその2種LEDの色度点を結ぶ直線上で相関色温度を変更することが可能である。また第二LED(2)として蛍光体を用いないLED(純粋に長波長発光ダイオード)を用いることで、その狭波長閾(半値幅15nm程度)の効果によって、その演色性も改善することが可能である。
(発光ユニット120)
図5は、図1の発光ユニット110と同様の構成を持つ発光ユニット120を示す図である。図1の発光ユニット110は円形ユニットの構成であるのに対し、図5の発光ユニット120は長方形ユニットの構成である。このような長方形の構成の場合にも、第二LED(2)はLED取付台4の上部に配置される構成としている。また発光ユニット120では、4辺に反射板5を設ける形としているが、これは一例である。目的に応じて対向する2辺に設ける構成としても構わないし、4辺の一部に設けても構わない。なお、LED取付台4はあった方が好ましいがなくても構わない。
以上のような構成の発光ユニット110、120は、例えば、使用装置として、一般照明やタスク照明、あるいはダウンライトといった汎用照明器具(照明装置)の光源部や広告灯などの光源として用いることができる。使用装置に小型の発光ユニット110、120を採用することで、ユニット単位での混色性を向上することができる。目的とする使用装置の仕様に応じて発光ユニット110、120を複数個、様々な配置で使用することが可能である。
(使用装置の例)
図6は、図1の発光ユニット110を用いた発光装置1010(使用装置)である。
図7は、図5の発光ユニット120を用いた発光装置1020(使用装置)である。
図6、図7の(a)、(b)とも、上側が装置上面図、下側は装置上面図におけるD−D断面図、E−E断面図である。図6、図7の例では複数の発光ユニットを用いているが、一つの発光ユニットのみを用いてもよい。この場合は装置構成によっては発光ユニット自体を発光装置して取り扱うこともできる。なお発光ユニットで用いるLEDの数や入力電力にはとくに制限を与えるものではない。
(配光制御レンズ10)
図6に示す発光装置1010では、円形装置筐体8に4つの発光ユニット110が組み込みこまれている。また、円形装置筐体8の背面には放熱用のフィン9が配置されている。また、装置発光面側には、それぞれの発光ユニット110の照射位置に対応して配光制御レンズ10が外付けされている。発光装置(使用装置)を図6のような構成にすることで、LEDの放熱性を高めて安定した光出力を得ながら、目的に応じた配光制御レンズ10(凹面、凸面、フレネルレンズなど)を用いることにより、照明光の照射方向の制御を行うことができる。
また、図7に示す発光装置1020では、図5の長方形の発光ユニット120を長方形装置筐体11内に4つ並べ、表面には表面カバー12を配置したライン照明装置(使用装置)の構成例である。
図6、図7に示したように、発光ユニットを複数個用いて任意の形態の大光束放射装置を構成することが可能である。
以上のように実施の形態1の発光ユニットによって、第二LEDであるサイドエミットLEDからの側面放射光と、第一LED(例えば拡散面発光)の直接光とがユニット開口部(図1の範囲54)に向かう方向で交差する機会が増え、さらに2種LEDの周囲に設けたリフレクタ(反射板5)による反射光も生じるため、発光ユニット内での混色性が向上する。
実施の形態2.
図8を参照して実施の形態2を説明する。実施の形態2は、LED間反射板13を備えた発光ユニット210を説明する。図8は、実施の形態2の発光ユニット210の構成を示す図である。発光ユニット210は、実施の形態1の発光ユニット110と同様の円形ユニットの他の構成例である。発光ユニット210は、発光ユニット110から第二LED取付台4をなくし、代わりに「LED間反射板13」を設けた。図8の(a)は、発光ユニット210の上面図であり、図8の(b)は(a)のF−F断面図である。図8の発光ユニット210は、第一LED(1)、第二LED(2)とも共通のLED実装基板3上に実装している。すなわち、発光ユニット110に対して発光ユニット210は、第2LED取付台4を持たない。さらに2種LED配置位置の間には、第二LED(2)の底面側から第一LED(1)の発光面側に向けて傾斜面を有するような表面反射率の高い「LED間反射板13」を設けている。
図8の(b)に示すように、LED間反射板13(斜面反射部)は、所定の第一LED(1)と所定の第二LED(2)との間において基板3に配置され、前記所定の第二LED(2)から前記所定の第一LED(1)の方向に向かうにしたがって基板3に対する垂直方向(X方向)に高さが高くなる斜面状の反射面である。LED間反射板13は、前記所定の第二LED(2)から放射された光のうち基板3の表面に対する垂直方向(X方向)よりも基板3の表面に対する平行方向(Y方向)に近い方向の光を反射する反射面を有する。
LED間反射板13がない場合、第一LED(1)と第二LED(2)との間の間隔や反射特性次第では、その領域に入り込んだ光は多重反射等によりその多くが失われ、結果、ユニットの発光効率の低下を招く場合がある。そこでLED間反射板13を設けることで2種LEDの間での光の損失を抑えることができる。このため、ユニットとしての発光効率を高めることができる。また、そのLED間反射板13を第二LED(2)の中心から第一LED(1)側に向けて全方位に同じ傾斜を持たせたように構成すれば、第二LED(2)の光を全方位に均等に放射させることができる。したがって第二LED(2)周囲に位置する第一LED(1)の色光との混色性を高めることができる。
実施の形態3.
図9を参照して実施の形態3を説明する。実施の形態3は、第二LED(2)のレンズ上部の光学的な処理によってサイドエミット特性を高める場合を説明する。
実施の形態1、2で説明した発光ユニットにおける第二LED(2)の側面からの光取り出し効率を高ること、また、色むら低減のため第一LED(1)の光とは異なる色の第二LED(2)の直接前面放射を抑えることを目的に、第二LED(2)のレンズ上部に光学的な処理を施してもよい。
図9は、その構成例を示す図である。
(反射材 その1)
図9の(a)は、高反射材16を備えた第二LED(2)の断面図である。この図9の(a)は、第二LED光源部14の上部に、高反射材16を備えたレンズ部15が配置された状態を示している。第二LED(2)のレンズ頂点部52の近傍のレンズ側表面に、高反射性の高反射材料16を配置した例である。「矢印53と×印」は、光が透過できないことを示している。このような構成とすることで、第二LED(2)の光が直接直上に放射されることはなく、全て第二LED(2)側方から放射されるようになる。このため、第二LED(2)から放射される光は、第一LED(1)の光線とより交差しやすくなるため、混色性を高めることができる。よって外部から光源側を見込んだ際に、色むらが認識されにくくなる。
(反射材 その2)
また、図9の(b)は、レンズ部15の上部表面に、直接、高反射材料17を印刷や蒸着により付加した構成を示す。
図9の(b)は、第二LED光源部14の上部に、高反射材17を備えたレンズ部15が配置された状態を示している。高反射材料17は、レンズから空気側へ抜けようとする光を鏡面反射させる機能を有する。高反射材料16、17は拡散性のものでもよいし鏡面性のものでもよい。拡散性、鏡面性の何れもLED前面への光放射を防ぐ効果を有するが、鏡面性の方が正反射に従い光線を制御できるため、拡散性のものに比較してレンズ内の光拡散を抑えることができる。
このように、高反射材料(反射部材)は、偏角配光特性を生じさせるレンズに配置されて、レンズに入射したLEDチップの光のうち基板3の表面に対する平行方向(図1のY方向)よりも基板3の表面に対する垂直方向(X方向)に近い方向に進む光を反射する。
以上のように構成することで、第二LED(2)の光が直接直上に放射されることがなくなり、放射光は全て第二LED(2)側方から放射されるようになる。このため、外部から光源側を見込んだ際に、色むらが認識されにくくなる。
なお、図4のように、第一LED(1)、第二LED(2)両者とも側方放射タイプのLEDとする場合にも、上記構成のようにレンズ上部表面に高反射材を配置し、両者の光の側方放射比率を高めてもよい。この場合、側方に放射された2色のLED光線は互いにますます交差しやすくなり、さらにそれがリフレクタ内で反射を繰り返しながら発光ユニットから放射されるので、発光ユニットの混色性を高めることができる。
実施の形態3の発光ユニットでは、第二LEDであるサイドエミットLEDの上部に反射材を設けることにより、側方放射の比率を高めることができるため、さらに混色性を高めることができる。このとき、サイドエミットLED上から真上に直接放射される第二LEDの発光を消すことができるため、装置発光面を見込んだ際の色むら感を極力抑えることができる。また、この機能によって、本発光ユニットで照明された被照面の色むらも抑えることができる。
実施の形態4.
図10、図11を参照して実施の形態4を説明する。実施の形態4は、サイドエミット特性の第二LED(2)を、サイドエミット特性ではない通常の(市販の)LEDと、レンズとを用いて、所望のサイドエミット特性の第二LED(2)を構成する実施形態である。すなわち、下記のLED19は基板表面に対する平行方向よりも基板表面に対する垂直方向に近い方向に光放射量の大きい非偏角(非サイドエミット)配光特性である。また、下記の外付けレンズ18は、LED19に外付けされ、LED19から放射された光を透過させて偏角配光特性を生じさせる。
これまでサイドエミット特性の第二LED(2)は既存構成のLEDを前提としてきた。しかし、既存品LEDに適当な光仕様(光色、色温度等)のものが存在しない場合には、別の既存LEDを用い、その上部に光線方向を側方に制御する外付けレンズを用いて、第二LED(2)を構成してもよい。
図10は、LED基板3に汎用の面実装拡散タイプのLED19を実装し、さらに光線制御効果を有する外付けレンズ18を配置したLED構成の断面図である。外付けレンズ18は、例えば表面に円錐凹部18−1を有するもので、その凹部条件により、側方照射量が制御されるものを適用する。
図11は、一般的な面実装拡散発光タイプのLED19の断面図である。図11を参照して一般的な面実装拡散発光タイプのLED19の構成を簡単に説明する。図11に示すように、一般的な面実装拡散発光タイプのLED19では、LEDパッケージ基板20にLEDチップ21を実装し、それを蛍光体の含まれるおよそ平坦な封止樹脂22あるいはドーム形の封止樹脂で封止したようなものが主流である。
表面がおよそ平坦な面実装拡散タイプのLED19は蛍光体を含んだタイプのため、外付けレンズ18に対して、できるだけ発光面積が小さい方が光の方向性を制御しやすい。したがって、ここではそのような観点からLED19を選定する。なお、表面がドーム形のものに対しては、その形状に配慮して外付けレンズ18を用いればよい。また例えば第二LED(2)用のLED19として、蛍光体を用いない、例えば赤色LED(チップLEDのみで構成)を用いる場合、このLED19は、蛍光体を含むLEDに対して拡散性が低く正面強度が高いので、蛍光体適用のLEDよりもレンズの選定条件が緩やかになる傾向にある。
以上のようなサイドエミットではない汎用のLED19と、サイドエミットに配光制御可能な外付けレンズ18とを組合せて第二LED(2)を構成した場合にも、第二LED(2)からの側面発光光と、第一LED(1)からの発光光とが交差するので、混色性のよい発光ユニットを提供できる。
実施の形態5.
図12を参照して、実施の形態5を説明する。実施の形態5は、実施の形態1〜4で述べた発光ユニットの点灯状態を制御する発光制御装置1050に関する。実施の形態1〜4で述べた発光ユニットを使用した使用装置では、2種のLEDである第一LED(1)と第二LED(2)との光強度を調節して光色を変えることができる。その場合、図12のような制御系を構成することで自動制御を行うことが可能である。発光制御装置1050は、発光ユニット110(あるいは発光ユニット120、210)、制御部101、色温度設定部102、状態検出部103を備えている。
図12で示す制御系は、色温度設定部102、状態検出部103を有し、それら情報を用いて第一LED(1)、第二LED(2)を調光可能とする制御部101を有する。
色温度設定部102は、外部から手動設定可能なスイッチや外部入力信号を用いて光色や光強度を設定する。状態検出部103は、カラーセンサなどにより光色や、光色を含めた光強度の検出を行う。制御部101は、色温度設定部102により設定された設定値、及び状態検出部103から検出される信号に基づき、予め組み込んだ制御アルゴリズムに従って、2種LEDの調光状態をフィードバック制御する。
なお、状態検出部103を設けずに、予め目的の色温度を実現するための調光情報(例えば目標色温度に対する光強度に応じた2種LEDの調光比率)を制御部101にデータとして格納することで、色温度設定部102の設定情報に基づき2種LEDの光強度を調整する構成も可能である。
以上のような発光制御装置1050により、色可変あるいは相関色温度可変な装置を提供できる。
以上の実施の形態1〜5の発光ユニット、使用装置及び発光制御装置は、一般照明や演出照明などの照明器具の他、美術館や医療用などの特殊照明、また、ショーケースや冷蔵庫などへの機器組み込み照明装置、またはサイン灯や表示用バックライト用として利用することができる。
110,120,210 発光ユニット、1 第一LED、2 第二LED、3 LED基板、4 第二LED取付台、5 反射板、8 装置筐体、9 フィン、10 配光制御レンズ、11 装置筐体、12 表面カバー、13 LED間反射板、15 レンズ部、16,17 反射材、18 外付けレンズ、18−1 円錐凹部、19 LED、20 LEDパッケージ基板、21 LEDチップ、22 封止樹脂、51 範囲、52 頂点部、53 矢印、55 光源配置領域、1010,1020 発光装置、1050 発光制御装置。

Claims (11)

  1. 基板に配置され、所定の発光色を有する少なくとも一つの第一光源と、
    前記基板に前記第一光源に隣接して配置されると共に前記第一光源と異なる発光色を有する第二光源であって、前記基板表面に対する垂直方向よりも前記基板表面に対する平行方向に近い方向に光放射量の大きい偏角配光特性を有する第二光源と、
    前記基板において前記第一光源と第二光源とが配置された領域を示す光源配置領域の周囲の少なくとも一部から起立する反射面を有する起立反射部と
    を備えると共に、
    前記第二光源は、
    光を発するチップと、
    前記チップの発した光を透過及び反射させて前記偏角配光特性を生じさせるレンズと、
    前記レンズに配置され、前記レンズに入射した前記チップの光のうち前記基板表面に対する平行方向よりも前記基板表面に対する垂直方向に近い方向に進む光を反射する反射部材と
    を備え、
    前記第二光源は、
    側方の発光領域が前記第一光源の発光面位置よりも高い位置に存在することを特徴とする発光ユニット。
  2. 前記発光ユニットは、さらに、
    底面側が前記基板上に配置され、上面に前記第二光源が配置される第二光源取付台を備え、
    前記第二光源は、
    前記第二光源取付台の前記上面に配置されることで、
    側方の発光領域が前記第一光源の発光面位置よりも高い位置に存在することを特徴とする請求項1記載の発光ユニット。
  3. 前記発光ユニットは、さらに、
    所定の前記第一光源と所定の第二光源との間において前記基板に配置され、前記所定の第二光源から前記所定の第1光源に向かうにしたがって前記基板に対する垂直方向に高さが高くなる斜面状の反射面であって、前記所定の第二光源から放射された光のうち前記基板表面に対する垂直方向よりも前記基板表面に対する平行方向に近い方向の光を反射する反射面を有する斜面反射部
    を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の発光ユニット。
  4. 前記第一光源は、
    前記偏角配光特性を有さないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光ユニット。
  5. 前記第一光源は、
    拡散面発光型のLEDと、砲弾型LEDとの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項4記載の発光ユニット。
  6. 前記発光ユニットは、さらに、
    前記第一光源と、前記第二光源と、前記反射部の前記反射面とを覆うように配置され、前記第一光源と前記第二光源とから放射された直接光と、前記直接光の反射光とを入射し、入射した直接光と反射光との照射方向を制御する配光制御レンズ
    を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の発光ユニット。
  7. 前記発光ユニットは、
    所定の規格における白色範囲内に含まれる複数の前記第一光源を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の発光ユニット。
  8. 前記第一光源と第二光源とは、
    色度点が所定の規格で定められた照明色範囲に存在し、
    前記第二光源は、
    相関色温度が第一光源の相関色温度よりも低いことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の発光ユニット。
  9. 前記第一光源は
    色度点が所定の規格で定められた照明色範囲に存在し、
    前記第二光源は、
    赤橙色、赤色、深紅色のうちのいずれかの光を発することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の発光ユニット。
  10. 前記発光ユニットは、さらに、
    前記発光ユニットの色温度と光色との少なくともいずれかの設定情報を設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記設定情報に基づいて、前記発光ユニットの前記第一光源と前記第二光源とを個別に調光する制御部と
    を備えたことを特徴とする1〜のいずれかに記載の発光ユニット。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発光ユニットを備えた発光装置。
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