JP5262443B2 - Grain discharge control device for dryer - Google Patents
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Abstract
Description
乾燥機の穀粒貯留室に穀粒量センサを吊して、穀粒量を検出しながら、この乾燥後の穀粒を取出排出する穀粒排出制御装置に関する。 The present invention relates to a grain discharge control device that suspends a grain quantity sensor in a grain storage chamber of a dryer and takes out and discharges the grain after drying while detecting the grain quantity.
重錘紐形態の穀粒量センサを穀粒貯留室に吊して、貯留室、乃至乾燥室内の穀粒量を計測して、排出に要する時間を算出する技術(例えば、特許文献1参照)がある。
乾燥施設、乃至乾燥機では、収穫時期に入ると、乾燥作業が長期にわたって連続的に行われるため、各乾燥行程間における乾燥機における穀粒の入れ替え等を効率的に行う必要がある。又、特にこの乾燥機内の貯留される穀粒量を計測するために、重錘紐形態の穀粒量センサを乾燥室内に吊して計測する方法では、この重錘紐が貯留室下部の乾燥室内、乃至繰出ロータリバルブ等の回転部に接触したり、巻込まれることがあり、計測の自動化が難しい。 In the drying facility or dryer, since the drying operation is continuously performed for a long time when the harvesting period starts, it is necessary to efficiently replace grains in the dryer during each drying process. In particular, in order to measure the amount of stored grain in the dryer, in the method of measuring by hanging a weight sensor in the form of a weight string, the weight string is dried in the lower part of the storage chamber. It is difficult to automate measurement because it may come into contact with or be involved in a rotating part such as a room or a feeding rotary valve.
請求項1に記載の発明は、穀粒貯留室1に重錘紐2を吊して穀粒量を検出する穀粒量センサ3を有する乾燥機において、前記貯留室1の穀粒を機外へ取出排出するとき、排出開始後所定時間毎にこの穀粒量センサ3により測定して残存穀粒量、又は排出完了に要する排出時間を表示することを特徴とする穀粒排出制御装置の構成とする。穀粒乾燥後の貯留室1の乾燥穀粒を機外へ取出排出するときは、この穀粒量や、排出に要する時間等予め知っておくために、乾燥仕上り量と排出設定能力とによって排出時間等を算出して、表示窓に表示させることができるが、この穀粒の排出時にはこれらを穀粒量センサ3によって計測する。しかも、この計測は、排出開始後において、所定の時間毎に間歇的に行われて、残存穀粒量や、排出完了に要する排出時間等を、その計測毎にコントロールパネルの表示窓等に更新表示する。
The invention described in claim 1 is a dryer having a
また、前記貯留室1の穀粒張込量が設定量以下の場合、又は排出残存穀粒量が設定以下に減少すると、穀粒量センサ3による測定を停止することを特徴とする。乾燥機の貯留室1に張込まれた張込穀粒量が一定の設定基準以下の少い場合、又は、この排出時における排出残存穀粒量が一定の設定基準以下に減少するとき、穀粒量センサ3の計測作動を行わせると、前記重錘紐2が乾燥室内や、繰出バルブ等の回転域に接触するおそれがあるため、これ以降でのこの重錘紐2の吊下げを行わせない。
In addition, when the amount of grain in the storage chamber 1 is less than or equal to the set amount, or when the amount of remaining discharged grain is reduced to less than or equal to the set value , the measurement by the
請求項2に記載の発明は、前記貯留室1の穀粒を繰出バルブ4の駆動で繰出して循環搬送しながらこの穀粒水分値を検出する水分センサ5によって、排出初期の張込穀粒の有、無を検出し、この張込穀粒の有りを検出するときは、前記繰出バルブ4を駆動して、前記穀粒量センサ3による測定を行わせ、張込穀粒が無いことを検出するときは、前記繰出バルブ4を駆動しないか、又は、穀粒量センサ3による測定を行わないことを特徴とする。穀粒量センサ3他に、乾燥中の穀粒水分を検出計測する水分センサ5を設ける形態では、この水分センサ5によって貯留室1の穀粒の有、無を検出することができる。乾燥機の貯留室1の穀粒を取出排出するとき、この排出初期の張込穀粒の有りを検出するときは、重錘紐2を吊しても繰出バルブ4等に接触することはないため、この繰出バルブ4を駆動して、穀粒量センサ3を作動させて計測作用を行わせる。又、張込穀粒が無いことを検出するときは、繰出バルブ4を駆動しないで、穀粒量センサ3の計測作用を行わせるようにする。このとき、重錘紐2が繰出バルブ4に接触しても巻付くことは少く、計測することができる。又、この重錘紐2を有する穀粒量センサ3による計測を行った後に、繰出バルブ4を駆動して繰出排出を行わせることも可能である。又、この張込穀粒が無いことを検出するときは、穀粒量を計測する必要のないことが多く、重錘紐2の吊しを止めることによって、繰出バルブ4に対する接触によるトラブル発生をもなくすることができる。
In the invention according to
請求項1に記載の発明は、乾燥後の貯留室1内の穀粒量、及び排出時の残量を、排出時の経過と共に順次間歇的に計測、表示するため、計測表示を正確に維持し、精度を高めることができる。又、排出行程度にわたる定期的計測によって排出及び計測状況等を継続的に知り、鑑視することができる。 The invention according to claim 1 accurately maintains the measurement display in order to intermittently measure and display the grain amount in the storage chamber 1 after drying and the remaining amount at the time of discharge intermittently with the progress of the discharge. And accuracy can be improved. In addition, it is possible to continuously know and check the discharge and measurement status by periodic measurement over the discharge line.
また、貯留室1の穀粒を検出するとき、この貯留室1の張込穀粒量が少い場合や、排出中の排出残存穀粒量が減少して、穀粒量センサ3の検出作用が難しい状態となったときは、この穀粒量センサ3の測定を停止することによって、重錘紐2の繰出バルブ4に対する接触をなくし、穀粒量センサ3の損傷を少くすることができる。
Moreover, when detecting the grain of the storage chamber 1, when the amount of squeezed kernel in the storage chamber 1 is small, or the amount of discharged residual kernel being discharged is reduced, the detection action of the
請求項2に記載の発明は、貯留室1内の穀粒を取出排出する排出初期は、乾燥行程から既に作用していた水分センサ5によって、穀粒の有、無を検出させて、その水分センサ5による穀粒の存在を確認してから穀粒量センサ3を作用させることができるため、構成を簡単にして排出開始時の穀粒量を知ることができ、穀粒量センサ3を損傷することなく安全に働かせることができる。
In the invention according to
図例に基づいて、穀粒乾燥機は、箱形乾燥槽の下部中央部に、下部オーガ6と、この上側に沿う繰出バルブ4を設け、この繰出バルブ4上には、左右両側に目抜板成形等からなる通風板7、8を形成した正面視V字形態の乾燥室9を構成し、この繰出バルブ4をモータ10によって駆動回転することによって、この乾燥室9の穀粒を流下させて、下方の下部オーガ6上に繰出すことができる。この乾燥室9の上側に貯留室1を連通し、乾燥室9へ流下供給する穀粒を収容する。このV字形断面形態の乾燥室9間中央部に熱風室11を形成して、乾燥機正面側に設けるバーナ12から生成した熱風を送る構成とし、この熱風室11から、通風板7、8を経て乾燥室9を横断して、外側の排風室13へ通風案内させるように構成している。左右両側の通風板8の外側にV字形態の流穀板14を形成して、前記下部オーガ6上にのぞませている。この排風室13の背面側に吸引ファンからなる排風機15を設け、乾燥風をこの排風機15から機外へ排風させる。
Based on the illustrated example, the grain dryer is provided with a
乾燥機の正面側には、前記バーナ12の他に、下部オーガ6から搬送される穀粒を受けて揚穀する昇穀機16、各種操作系を配置するコントロールボックス17等を配置する。この昇穀機16の昇穀途中位置に水分センサ5を設け、昇穀中の穀粒の一部を所定時間間隔毎に採取して、粉砕しながら穀粒水分を検出し、コントロールボックス17のコントロールパネル18に水分値を液晶表示させる形態である。また、穀粒の有無を検出する構成である。
On the front side of the dryer, in addition to the
この昇穀機16の上端は、貯留室1の上端中央部に沿って形成の上部オーガ19にのぞませて、受継搬送する穀粒をこの終端部の拡散盤20を供給して、この拡散盤20の回転によって貯留室1内へ拡散供給することができ、循環搬送しながら乾燥することができる。又、前記昇穀機16の下部には供給ホッパを設けて、外側から持込まれる収穫穀粒の供給を受けることができる。又、この乾燥機で乾燥した後の穀粒を機外へ取出排出するときは、上部オーガ19の正面側に設ける排出口21の切替弁22を開くことによって、昇穀機16を搬送される穀粒を排出口21から機外へ排出することができる。
The upper end of the
貯留室1内の穀粒量を検出する穀粒量センサ3は、重錘23を有した重錘紐2を吊して、リールのモータ回転によって巻き下したり巻き上げることにより、この重錘23を穀粒層の上面Aに受けさせたときの重錘紐2の長さを読み取って、この貯留室1内に供給収容されている穀粒量をコントローラ24によって算出することができる。この穀粒量センサ3は、検出時毎にリールモータの電動によって重錘紐2を下降させて、重錘23が穀粒上面Aに着置することによって重錘紐2の緩みを検出すると、この重錘紐2をリールモータによって巻上げることによって、これらリールモータの回転数、重錘紐2の解降し長さ、又は巻上長さ等の検出に基づいて、貯留室1内の穀粒量を算出するものである。このような穀粒量センサ3の検出作動は、乾燥前の穀粒張込行程や、乾燥開始直前、乾燥終了時、又は、排出時等において、適宜行程において行われるが、各行程の制御操作によって自動的に行う形態としている。
The
前記コントロールパネル18には、LCDの表示画面25を設けて、タッチスイッチ形態の各設定スイッチ部26、27、28等を配置する。又、乾燥風の熱風温や、穀粒の水分値、乾燥等の残時間等を表示する表示窓29を配置する。又、押ボタン形態の運転スイッチとして、乾燥機に乾燥しようとする穀粒を張込むための張込スイッチ30、排風機15を駆動して乾燥室9等に通風する通風スイッチ31、バーナ12を燃焼させて乾燥を行わせる乾燥スイッチ32、乾燥後の穀粒を貯留室1等乾燥機外へ排出する排出スイッチ33、乾燥作用を停止させる停止スイッチ34、及び、緊急的に停止させる緊急停止スイッチ35等を配置している。そして、張込スイッチ30、乾燥スイッチ32、又は排出スイッチ33等を操作して、穀粒張込中、乾燥作用中、又は排出するとき、張込量スイッチ26を「自動」に操作しておくときは、前記穀粒量センサ3による検出作動が自動的に出力制御される構成としている。
The
又、前記LCD表示窓25には、前記排出スイッチ33のON操作によって、前記穀粒量センサ3の計測による貯留室1の穀粒の排出状況を、図3例のように表示して、現状の残存張込量や、排出終了の予測時間等を表示する。この表示例における「排出時間」は、排出開始時以降の現在までの排出経過時間を示し、「残存張込量」は、現在排出中の貯留室1内に残存している穀粒量を示し、「排出終了予測時間」は、現在時刻から排出完了に入たるまでに要する時間を示し、又、「次回張込量予測時間」は、現在排出の行われている排出行程中において、次に間歇的測される穀粒量センサ3による穀粒(残存)量検出測定までの時間を示すものである。
In addition, on the
ここにおいて、前記穀粒排出制御装置は、穀粒貯留室1に重錘紐2を吊して穀粒量を検出する穀粒量センサ3を有する乾燥機において、前記貯留室1の穀粒を機外へ取出排出するとき、排出開始後所定時間毎にこの穀粒量センサ3により測定して残存穀粒量、又は排出完了に要する排出時間を表示することを特徴とする穀粒排出制御装置の構成とする。穀粒乾燥後の貯留室1の乾燥穀粒を機外へ取出排出するときは、この穀粒量や、排出に要する時間等予め知っておくために、乾燥仕上り量と排出設定能力とによって排出時間等を算出して、表示窓に表示させることができるが、この穀粒の排出時にはこれらを穀粒量センサ3によって計測する。しかも、この計測は、排出開始後において、所定の時間毎に間歇的に行われて、残存穀粒量や、排出完了に要する排出時間等を、その計測毎にコントロールパネルの表示窓(図7参照)に更新表示する。
Here, the grain discharge control device has a
又、前記貯留室1の穀粒張込量が設定量以下の場合、又は排出残存穀粒量が設定以下に減少することにより、前記穀粒量センサ3の作動を停止することを特徴とする。乾燥機の貯留室1に張込まれた張込穀粒量が一定の設定基準以下の少ない場合、又は、この排出時における排出残存穀粒量が一定の設定基準以下に減少するとき、穀粒量センサ3の計測作動を行わせると、前記重錘紐2が繰出バルブ4の回転域に接触するおそれがあるため、これ以降でのこの重錘紐2の吊下げを行わせない。
Further, the operation of the
更に、前記貯留室1の穀粒を繰出バルブ4の駆動で繰出して循環搬送しながらこの穀粒水分値を検出する水分センサ5によって、排出初期の張込穀粒の有、無を検出し、この張込穀粒の有りを検出するときは、前記繰出バルブ4を駆動して、前記穀粒量センサ3の計測を行わせ、張込穀粒が無いことを検出するときは、前記繰出バルブ4を駆動しないか、又は、穀粒量センサ3の計測を行わないことを特徴とする。穀粒量センサ3他に、乾燥中の穀粒水分を検出計測する水分センサ5を設ける形態では、この水分センサ5によって貯留室1の穀粒の有、無を検出することができる。乾燥機の貯留室1の穀粒を取出排出するとき、この排出初期の張込穀粒の有りを検出するときは、重錘紐2を吊しても繰出バルブ4に接触することはないため、この繰出バルブ4を駆動して、穀粒量センサ3を作動させて計測作用を行わせる。又、張込穀粒が無いことを検出するときは、繰出バルブ4を駆動しないで、穀粒量センサ3の計測作用を行わせるようにする。このとき、重錘紐2が繰出バルブ4に接触しても巻付くことは少なく、計測することができる。又、この重錘紐2を有する穀粒量センサ3による計測を行った後に、繰出バルブ4を駆動して繰出排出を行わせることも可能である。又、この張込穀粒が無いことを検出するときは、穀粒量を計測する必要のないことが多く、重錘紐2の吊しを止めることによって、繰出バルブ4に対する接触によるトラブル発生をもなくすることができる。
In addition, the
穀粒乾燥作用が完了して後に、貯留室1の穀粒を取出排出するときは、排出スイッチ33をONする。この排出スイッチ33のONによって、前記排風機15が駆動されると共に、切替弁22が排出口21側へ排出するように切替えられる。更に、繰出バルブ4や、上、下部オーガ19、6、及び昇穀機16等を駆動して、貯留室1の穀粒を乾燥室9から下部オーガ6へ流下繰出して、昇穀機16を経て上部オーガ19へ搬送し、この始端部の排出口21が機外へ排出させる。
When the grain drying operation is completed and the grain in the storage chamber 1 is taken out and discharged, the
前記穀粒量センサ3による張込穀粒量の初期検出は、この排出スイッチ33のON操作と同時に、又は、排出スイッチ33のON操作の前行程において行わせる。この穀粒量の計量は、前記のように重錘紐2を吊して、重錘23を貯留室1の穀粒層上面Aに着置させて、この重錘紐2の吊下長さを読取って、初期の張込穀粒量を算出し(図5S1)、この穀粒量を排出するに要する時間を繰出バルブ4の回転数等による排出能力に基づいて算出して、表示画面25に表示する。この張込穀粒量を検出した後、設定時間を経過すると(図5S2)、この排出中の貯留室1内の残存穀粒量の検出作用が、同じ穀粒量センサ3によって、重錘紐2の昇降作用によって行われる。表示画面25の残存穀粒量の検出値は、この計測によって順次更新される。このような穀粒量センサ3による穀粒量の検出、及びこの検出による排出完了に要する予測時間の算出が繰返し行われて、貯留室1の残存穀粒量が設定以下に減少すると(図5S3)、次回の計測からの計測作用を停止して、重錘紐2の吊下し作用を行わせない。
The initial detection of the amount of stretched grain by the
このような穀粒の排出作用において、例えば電源を切ったりすることによって、乾燥終了時の張込穀粒量データがないか、又は、全く穀粒が張込まれていない場合等があるが、このようなとき、繰出バルブ4を駆動しながら測定作用を行わせると、重錘紐2が吊下げられたとき繰出バルブ4に巻込まれて損傷することがある。このような場合に、繰出バルブ4の駆動を止めると、穀粒の排出開始するまでの時間を要するため適切ではない。そこで、このような場合は、前記水分センサ5によって、昇穀穀粒の有、無を検出しているため、この水分センサ5によって穀粒有りの検出が行われたときは、繰出バルブ4の駆動を行わせて、穀粒量センサ3による穀粒量測定を行わせる(図5S4)。乾燥室9、乃至貯留室1に穀粒量が有れば、重錘紐2を吊しても、重錘23が回転する繰出バルブ4に直接に接触するおそれは少なく、安全である。
In such a grain discharging action, for example, by turning off the power, there is no data on the amount of squeezed grain at the end of drying, or there may be no grain squeezed at all, In such a case, if the measuring action is performed while the feeding
穀粒乾燥作用中においても、前記穀粒量センサ3によって穀粒量を検出することがあるが、これは乾減率のチェック等の為にあって、初期表示の目安でしかない。従って、これとは別に穀粒排出開始時には、前記のようにして、乾燥終了時に検出した張込量、又は、この張込量に基づいて排出能力設定値等による排出終了時間を算出する。又、この排出途中では、定期的に張込残量を測定し、この残量に対する排出終了時間を算出し、図7に示すように更新表示させる。これら、排出初期と、排出途中での測定による更新の間は、減算処理し、刻々表示が減っていく表示とする(減算処理しないこともある)。このように排出途中で複数回にわたり残量を検出しながら、排出完了時間を補正、更折するため、正確な時間表示を行わせることができ、精度を高めることができる。又、前記乾燥形態では、排出時に繰出バルブ4を駆動するため、排出によって貯留室1の穀粒量が減少すると、重錘紐2の吊下げによって、この繰出バルブ4に巻込れるおそれがあるが、間歇的穀粒量の測定において、この排出残量が一定量以下になると、この穀粒量センサ3による検出測定作用は行わないで、排出残量については、繰出バルブ4の回転等による設定繰出能力によって、コントローラ24による機械的な減算処理により排出完了時間を表示させる。このとき、表示時間は更新しなくても、例えば「残り何分で排出完了」等のように表示することも可能である。
Even during the grain drying operation, the
この穀粒量センサ3による穀粒量の初期検出測定は、穀粒排出開始後、排出終了までの間の排出時間を表示するためのものであり、先ずは、この排出開始時の張込量を測定する。従って、乾燥終了時の正確な穀粒量データがあれば、この初期測定を省略することができる。乾燥機内に穀粒が有るか、無いかは、判り難く、排出時は繰出バルブ4が駆動されるため、もし、穀粒のない状態の空運転状態での穀粒量検出測定を行うことになると、重錘紐2が繰出バルブ4に巻込まれるおそれがある。従って、この穀粒排出初期には水分センサ5の駆動によって、穀粒の有、無を判定し、穀粒が有ることを判定した場合は、この穀粒量センサ3による測定作用を開始し、穀粒が無いことを判定した場合は、測定を行わないか、又は繰出バルブ4を駆動しないで計測し、この計測後に繰出バルブ4を駆動して、排出を行わせるようにする。又は、排出開始時には、繰出バルブ4を駆動しないで、穀粒量センサ3による計測を行い、この測定後に繰出バルブ4を駆動して、排出を行わせることもできる。但し、このように繰出バルブ4を駆動しないで計測を行うときは、排出スイッチ33を押しても、穀粒の繰出が直ちには行われないため、この旨の表示、乃至報知を行わせることもできる。
The initial detection measurement of the grain amount by the
乾燥後の乾燥仕上り量測定においても張込穀粒量の測定が行われているが、乾燥終了後に、例えば、電源をOFFする等の事態があるとデータが消えることがあるため、穀粒量センサ3の損傷防止策を講じておく必要性がある。
The measurement of the amount of squeezed kernel is also performed in the dry finish measurement after drying, but the data may disappear if there is a situation such as turning off the power after completion of drying, so the amount of kernel It is necessary to take measures to prevent the
次に、断続的排出時の穀粒量センサ3の測定制御について、排出時の残量と、排出終了までの時間を表示するため、穀粒量センサ3を駆動し、貯留室1内の穀粒量(張込量)を測定するとき、例えば、穀粒を袋詰しながら排出する継続的排出を行わせる場合の測定制御については、前記排出スイッチ33のON、OFFを繰返えすこととなる。このような場合は、この排出スイッチ33の操作毎に排出量が略一定しているため、度々排出量を測定する必要はなく、排出開始時の穀粒量(乾燥終了時のデータ、又は前回測定時の穀粒量)を記憶しておき、これから、排出能力により順次残量を算出し、一定残量間隔、又は一定繰出バルブ4の駆動時間間隔で測定し、残量、又は残時間を更新する。そして、排出残量が少量(設定)に近ずくと、センサ3による測定は行わないこととする。
Next, for the measurement control of the
排出中に袋取りなどで何度も止めて、再度排出を繰り返すような場合は、排出開始の都度、穀粒量(残量)を測定すると、残量が少量になった状態で測定する機会も多くなり、穀粒量センサ3が損傷を受け易くなる。このため、穀粒量を記憶し、排出能力、排出経過時間で順次残量を算出更新して、この穀粒量センサ3による測定は一定時間、又は一定量毎に行わせるが、残量が少量になると測定を停止したり、測定可能条件が確認できたときのみ測定するように制御制限して、重錘紐2の安全を図るものである。
If you stop the bag many times during discharge and repeat the discharge again, the amount of grain (remaining amount) is measured each time the discharge is started. And the
前記のような排出制御途中で、この排出を手動で停止したり、又は異常発生により停止した場合は、穀粒量のデータをクリアして、以降の排出作用再開では、穀粒量センサ3による測定を行わず、穀粒残量や、排出完了時間等の表示をしないように構成することができる。前記間歇的、乃至定期的に穀粒量を測定しながら排出完了時間を更新表示する排出制御形態にあっては、この過程で制御停止した場合にその都度穀粒量測定を行うことになると、測定制御が煩雑化して、センサ2の損傷を起し易くなるため、この測定を行わないこととするものである。
If the discharge is manually stopped or stopped due to an abnormality during the discharge control as described above, the grain amount data is cleared and the subsequent discharge action is resumed. It is possible to configure such that the measurement is not performed and the remaining amount of grain, the discharge completion time, and the like are not displayed. In the discharge control mode in which the discharge completion time is updated and displayed while measuring the grain amount intermittently or periodically, when the control is stopped in this process, the kernel amount measurement is performed each time, Since measurement control becomes complicated and damage to the
前記重錘紐2を有する穀粒量センサ3の巻き上げ処理を、電源投入初期において、各運転起動開始時において、又は、穀粒(張込)量測定開始時において行うように構成する。重錘23は、紐2の下端部に吊されているが、何らかの原因で紐2が長く引出されて緩み、重錘23による正規の垂下状態が維持されていない場合は、穀粒量の正確な検出、測定を行うことができないことがある。このため、前記のように、測定時に一旦重錘紐2を上方へ巻き上げてから、穀粒層上面Aに重錘23を正しく接置させるように下降させて、測定させることによって、この重錘紐2の異常な緩みや、重錘の接置姿勢の乱れ等を少くして、正確で、安定した穀粒量の測定を行うことができる。
The process for winding up the
次に、主として図6に基づいて、前記穀粒量センサ3を作動させて、現在穀粒量を検出する場合に、他の各アクチュエータが作動停止中に検出作動させる(図6S6)構成としたものである。他のアクチュエータが作動中に穀粒量センサ4が働くと、モータの誘導ノイズや、ファンによる風圧等の影響を受けて、穀粒量を誤検出することが多いが、他のアクチュエータが停止中であるときは、このような誤検出を少なくし、検出精度を高めることができる。又、表示画面25には、穀粒量センサ3が検出作動中であることを表示し、各運転スイッチ30〜35上のパイロットランプを点灯させるように構成すると便利であり、操作性を高めることができる。
Next, mainly based on FIG. 6, when the said
1 貯止室
2 重錘紐
3 穀粒量センサ
4 繰出バルブ
5 水分センサ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
前記貯留室(1)の穀粒張込量が設定量以下の場合、又は排出残存穀粒量が設定以下に減少すると、穀粒量センサ(3)による測定を停止することを特徴とする乾燥機の穀粒排出制御装置。 In the dryer having the grain amount sensor (3) for detecting the grain amount by suspending the weight string (2) in the grain storage chamber (1), the grain in the storage chamber (1) is taken out of the machine. When taking out and discharging, it is configured to display the remaining grain amount, or the discharge time required for completion of discharge, measured by this grain amount sensor (3) every predetermined time after the start of discharging ,
Drying characterized in that the measurement by the grain amount sensor (3) is stopped when the amount of grain in the storage chamber (1) is less than or equal to the set amount, or when the amount of remaining discharged grain is reduced to less than or equal to the set amount. Machine grain discharge control device.
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