JP5262145B2 - クラスタシステムおよび情報処理方法 - Google Patents

クラスタシステムおよび情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5262145B2
JP5262145B2 JP2008023724A JP2008023724A JP5262145B2 JP 5262145 B2 JP5262145 B2 JP 5262145B2 JP 2008023724 A JP2008023724 A JP 2008023724A JP 2008023724 A JP2008023724 A JP 2008023724A JP 5262145 B2 JP5262145 B2 JP 5262145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual
server
transfer device
physical server
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008023724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009187090A (ja
Inventor
義雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008023724A priority Critical patent/JP5262145B2/ja
Publication of JP2009187090A publication Critical patent/JP2009187090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5262145B2 publication Critical patent/JP5262145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、クラスタシステムに関する。
サーバを複数台使用して冗長化することによりシステムの可用性を向上させるクラスタシステムが知られている。クラスタシステムは、運用系のサーバと待機系のサーバを備え、運用系のサーバに障害が生じたときに、運用系のサーバの業務を待機系のサーバに引き継がせることによりサービスの継続性を図る。クラスタシステムの性能を良くするために、様々な視点から試みがなされている。
例えば、特許文献1に開示されたシステムは、運用系の物理サーバと待機系の物理サーバを備え、運用系の物理サーバに仮想サーバが設けられている。運用系の物理サーバと待機系の物理サーバが仮想サーバの業務を代行可能に構築されている。通常、運用系の物理サーバにより仮想サーバの業務を代行してサービスを行い、運用系の物理サーバに障害が生じたときに、待機系の物理サーバは運用系に昇格して仮想サーバの業務を代行する。クライアントは、接続先のサーバアドレスを仮想サーバのアドレスに設定すれば、物理サーバが切り替わっても接続先のサーバアドレスの再設定を行わずにサービスを継続的に受けることができる。
また、特許文献2に開示されたシステムは、複数の運用系の物理サーバと、1つの待機系の物理サーバを備え、各運用系の物理サーバには複数の仮想サーバが設けられている。いずれかの運用系の物理サーバに障害が生じたときに、待機系の物理サーバにより、障害が生じた運用系の物理サーバ上の仮想サーバを稼動させる。こうすることにより、複数の運用系の物理サーバに対して1つの待機系の物理サーバのみを用意すればよいので、サーバの数を減らすことができ、システムの規模を小さくできる。
特許文献3に開示されたシステムは、バスを介して接続された、同時に同じ処理を行う3つ以上の処理装置を備える。これらの処理装置の結果が一致すれば、すべての処理装置が正常であると判断する。一方、結果が他の処理装置の結果と一致しない処理装置があれば、該処理装置を切り離し、他の処理装置により処理を続行する。こうすることにより、信頼性の高い処理システムを実現する。
特許文献4にも相似したシステムが開示されている。
特開2003−228527号公報 特開2007−148839号公報 特開平9−311844号公報 特開平9−325899号公報
特許文献1と特許文献2に開示されたシステムは、運用系の物理サーバに仮想サーバを構築し、運用系の物理サーバに生じたときに待機系の物理サーバにより仮想サーバを稼動させるため、運用系の物理サーバに障害が生じ、仮想サーバの動作が停止したことを検出してから、再起動するまで時間がかかるという問題がある。また、運用系の物理サーバが停止したときに、該物理サーバ上で処理され、まだ出力されていない内容が破棄されてしまうため、待機系の物理サーバにより仮想サーバを起動させた後、データの整合性を確認するなど煩雑の処理が必要である。
特許文献3と特許文献4に開示されたシステムをサーバシステムに適用すると、実質的には、複数の物理サーバを同時に稼働させることになる。そのため、障害が生じたサーバのサービスを受けていたクライアントは、該サーバがバスから切り離された後に正常のサーバへの再接続手続きが煩雑であると共に、アドレスの再設定などにより再びサービスを受けることができるまで時間がかかることである。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、上記問題を解決し、可用性の高いクラスタシステムを提供する。
本発明の一つの態様は、クラスタシステムである。このクラスタシステムは、2つの物理サーバと、該2つの物理サーバにそれぞれ設けられた2つの仮想サーバと、仮想サーバが動作するためのソフトウェアを格納するストレージと、物理サーバとストレージ間でデータ転送を行うストレージ転送装置と、物理サーバと外部との間でデータ転送を行う外部データ転送装置を備える。
2つの仮想サーバは、それぞれプライマリ/セカンダリとして動作し、I/O処理を含む同じ処理を行う。
ストレージ転送装置と外部データ転送装置は、プライマリとして動作する仮想サーバがある物理サーバに転送するデータを、セカンダリとして動作する仮想サーバがある物理サーバにも転送する。
物理サーバは、ストレージ転送装置と、自身に設けられた仮想サーバとの間でデータ転送を行う仮想ストレージ転送装置と、外部データ転送装置と、自身に設けられた仮想サーバとの間でデータ転送を行う仮想外部データ転送装置とを備える。


仮想ストレージ転送装置と仮想外部データ転送装置は、同物理サーバ内の仮想サーバ宛てのデータを該仮想サーバに転送し、該仮想サーバから前記ストレージまたは外部に出力するデータについては、該仮想サーバがプライマリとして動作する場合にはデータをストレージ転送装置または外部データ転送装置に転送する一方、該仮想サーバがセカンダリとして動作する場合にはデータを破棄する。
なお、上記態様のクラスタシステムを装置や方法として置き換えて表現したものも、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる技術によれば、クラスタシステムにおいて、サーバの切替え時にサービスが再稼働するまでの時間を短縮できる。
図1は、本発明の実施の形態にかかるクラスタシステム100を示す。クラスタシステム100は、物理サーバ200と、物理サーバ300と、ネットワークスイッチ(以下LANスイッチという)120と、ストレージスイッチ(以下SANスイッチという)140と、ストレージ160を備える。
ストレージ160は、複数のハードディスクHDD((図示の例では3つ:HDD162、HDD164、HDD166)を備え、物理サーバ200と物理サーバ300に構築された後述する仮想サーバのOS(以下ゲストOSという。OS:オペレーティング システム)のソフトウェアを格納している。物理サーバ200と物理サーバ300は、SANスイッチ140を介してストレージ160に格納されたゲストOSソフトウェアを実行させることにより仮想サーバを実現する。
SANスイッチ140は、ストレージ160と接続されていると共に、そのポート142が物理サーバ200に接続され、ポート144が物理サーバ300に接続される。
LANスイッチ120は、外部ネットワーク(以下外部LANという)400と、物理サーバ200および物理サーバ300との間のパケット転送を行う。
物理サーバ200は、ハードウェア240と、ハードウェア240を制御する仮想マシンモニタ(以下ハイパーバイザという)230を有する。LANスイッチ120は、外部ネットワーク400と接続されていると共に、そのポート122が物理サーバ200に接続され、ポート124が物理サーバ300に接続される。
ハードウェア240は、SANスイッチ140におけるポート142と接続するホストバスアダプタ(以下HBAという)242と、LANスイッチ120におけるポート122と接続するネットワークインタフェースコントローラ(以下NICという)244を備える。HBA242とNIC244は、物理インタフェースである。
ハイパーバイザ230上に、複数のゲストOS(図示の例では2つ:ゲストOS210、ゲストOS220)が稼動しており、それぞれ仮想サーバを構成する。なお、前述したように、ゲストOS210とゲストOS220のソフトウェアは、ストレージ160に格納されている。
ハイパーバイザ230は、仮想インタフェースとして、ストレージ160と通信するための仮想HBA231と、LAN通信を行うための仮想NIC233と、SANスイッチをエミュレートした仮想SANスイッチ232、LANスイッチをエミュレートした仮想LANスイッチ234を備える。仮想SANスイッチ232はハードウェア240におけるHBA242と接続され、仮想LANスイッチ234はハードウェア240におけるNIC244と接続される。
ゲストOS210は、仮想HBA212と仮想NIC214を備え、ゲストOS220は、仮想HBA222と、仮想NIC224を備える。
物理サーバ200における全ての仮想HBAは、仮想SANスイッチ232に接続され、仮想SANスイッチ232、HBA242、SANスイッチ140を介してストレージ160とデータの送受信を行う。また、物理サーバ200における全ての仮想NICは、仮想LANスイッチ234に接続され、仮想LANスイッチ234、NIC244、LANスイッチ120を介して外部ネットワーク400と通信を行う。
ハイパーバイザ230は、さらにリソース監視部235を備える。リソース監視部235は、各ゲストOSに割り当てたリソースの監視を行うものであり、具体的にはゲストOSに割り当てたCPUリソース、割当時間、割込処理数、I/O処理数などのリソースを監視する。
物理サーバ300は、HBA342とNIC344を有するハードウェア340と、ハードウェア340上で動作するハイパーバイザ330と、ハイパーバイザ330上で動作する複数のゲストOSを備え、物理サーバ200と同じ構成である。なお、ハイパーバイザ230のリソース監視部235と、ハイパーバイザ330のリソース監視部335は、例えば図示しないインターコネクトを介して互いに通信可能である。
前述したように、ハイパーバイザがハードウェア上で動作し、ゲストOSがハイパーバイザ上で動作することにより仮想サーバが実現される。以下において、説明上の便宜のため、ゲストOSを仮想サーバとして説明する。
本実施の形態において、ゲストOS210とゲストOS310は、プライマリ/セカンダリの関係を有し、I/0処理を含め、同様の処理を行う。ここで、例として、ゲストOS210がプライマリで動作し、ゲストOS310がセカンダリで動作することにして詳細に説明する。
LANスイッチ120において、プライマリゲストOSがある側に接続されるポート(以下プライマリ側ポート)は通常の通信を行い、セカンダリゲストOSがある側に接続されるポート(以下セカンダリ側ポートという)は、外部ネットワーク400からプライマリ側ポートに転送されるパケットをコピーしてセカンダリ側の物理サーバに転送する。
ゲストOS210がプライマリであり、ゲストOS310がセカンダリであるため、LANスイッチ120のポート122はプライマリ側ポートになり、ポート124は、セカンダリ側ポートになる。例えば、外部ネットワーク400から受信し、ポート122から物理サーバ200のNIC244に向けてパケットが送出されたとする。ポート124は、このパケットをコピーして物理サーバ300のNIC344に送出する。すなわち、外部ネットワーク400からポート122を介してNIC244に転送される全てのパケットについて、同様なパケットがポート124を介してNIC344にも転送される。
NIC244とNIC344は、プロスミスキャスモード(無差別モード)で動作し、受信したすべてのパケットを仮想LANスイッチ234と仮想LANスイッチ334にそれぞれ転送する。
仮想LANスイッチ234と仮想LANスイッチ334は、受信したパケットの宛先MACアドレスを参照し、このMACアドレスに対応する仮想NICにパケットを転送する。
LAN通信について、ゲストOS210の仮想NIC214と、ゲストOS310の仮想NIC314は同じMACアドレスを有する。そのため、ゲストOS210とゲストOS310は、同様なパケットを受信する。
ゲストOS210とゲストOS310は、受信したパケットに応じて処理を行う。前述したように、ゲストOS210とゲストOS310は、同じ処理を行う。
また、仮想NIC214は、ゲストOS210から出力したパケットを仮想SANスイッチ232に転送する。仮想NIC314も、ゲストOS310から出力したパケットを仮想LANスイッチ334に転送する。
仮想SANスイッチ232は、仮想NIC214から転送されてきたパケットの宛先MACアドレスに応じて転送を行う。仮想LANスイッチ234は、仮想NIC324から転送されてきたパケットの宛先MACアドレスが、同じ物理サーバ300内の仮想NIC宛てのものであればMACアドレスに応じて転送を行うが、このパケットがNIC344を介して外部に出力するパケットであればそれを破棄する。また、仮想NIC214からブロードキャストでパケットが送出された場合、このパケットはLANスイッチ120、NIC344を介して仮想LANスイッチ334に到達するが、仮想NIC314のMACアドレスが、パケットの送信元のMAC(すなわち仮想NIC214のMACアドレス)と同じであるため、このパケットは仮想NIC314に転送されない。
このように、ゲストOS210とゲストOS310は、同じパケットが入力され、同じ処理を行うが、物理サーバ200と物理サーバ300の外部には、プライマリ側のゲストOS210からのみパケットの出力がなされる。
ゲストOS210の仮想HBA212と、ゲストOS310の仮想HBA312も、同じアドレスを有する。たとえば、HBAのインタフェースとしてFC(ファイバチャネル)が使用される場合には、仮想HBA212と仮想HBA312は同じWWN(World Wide Name)を有する。また、HBAのインタフェースとしてIP−SANが使用される場合には、仮想HBA212と例えば、このパケットの宛先が仮想NIC224のMACアドレスであればそれをNI213は、同じMACアドレスを有する。
SANスイッチ140、HBA242、仮想SANスイッチ232、仮想HBA212、HBA342、仮想SANスイッチ332、仮想HBA312も、LAN通信と同じように、ストレージ160からゲストOS210とゲストOS310に同じデータが入力されるが、ストレージ160には、プライマリ側のゲストOS210からのみデータが出力されるように構成されている。
上記のように、HBA、NICのI/Oについて、プライマリ側のゲストOS210とゲストOS310は同じI/O処理を行う。ただし、送受信するI/Oは、セカンダリの方がプライマリより遅れて処理されるため、ハイパーバイザ230とハイパーバイザ330は、リソース監視部235とリソース監視部335を介して相互に通信を行い、I/Oの順序が逆転しないように調整を行う。また、2つのハイパーバイザは、それぞれのゲストOSにCPUリソースの割当てを行うが、この割当ても、ハイパーバイザ230とハイパーバイザ330間で調整しながら行われる。ゲストOSのCPU処理についても、I/O処理と同じように、プライマリの方が先行し、セカンダリの方はプライマリより遅れて処理を行う。
このように、物理サーバ200におけるゲストOS210はプライマリとして動作し、物理サーバ300におけるゲストOS310はセカンダリとして動作する。2つのゲストOSは、LAN通信について外部ネットワーク400から同じパケットが入力され、ストレージアクセスについてストレージ160から同じデータが入力され、同じ処理を行う。また、外部ネットワーク400とストレージ160へは、ゲストOS210からの出力のみが転送される。
ハイパーバイザ230とハイパーバイザ330は、死活監視のためにインターコネクトを介して通信を行い、プライマリ側のハイパーバイザ230からの通信が途切れた場合、ハイパーバイザ330は、物理サーバ200に故障が生じたとして、ゲストOS310がプライマリに昇格するように下記の処理を行う。
LANスイッチ120は、仮想NIC214と仮想NIC314のMACアドレスを宛先とするパケットをポート122に転送するようになっていた。LANスイッチ120が、受信したパケットにあるMACアドレスを学習して保管するFDB(Forwarding Database)に基づいてパケットを転送するため、ハイパーバイザ330は、ダミーのARP(Address Resolution Protocol)を発行して、仮想NIC214と仮想NIC314のMACアドレスを宛先とするパケットの転送先をポート124になるようにFDBを変更する。そして、ポート122からポート124にパケットをコピーする設定を、ポート124からポート122にコピーするように変更する。
SANスイッチ140のポート142とポート144について、ポート142からポート144へコピーする設定を、ポート144からポート142にコピーするように変更する。
また、仮想LANスイッチ334において、仮想NIC314からNIC344に向けて送出したパケットを破棄する設定を、NIC344に転送するように変更する。
また、仮想SANスイッチ332において、仮想HBA312からHBA342に向けて送出したデータを破棄する設定を、HBA342に転送するように変更する。
上記設定の終了をもって、ゲストOS310は、プライマリに昇格する。
その後、物理サーバ200が復旧すると、ハイパーバイザ230は、ハイパーバイザ330との通信を再開すると共に、ハイパーバイザ330から、ゲストOS310のメモリデータをインターコネクトを介してコピーする。その後、ハイパーバイザ330は、一旦ゲストOS310の処理を止め、上記コピー後のメモリデータの差分、ページテーブル情報、リソース監視部335で保管しているリソース情報もハイパーバイザ230にコピーする。そして、ハイパーバイザ230は、ゲストOS210をセカンダリとして動作させるため、ゲストOS210から外部へ送出するパケットやデータを破棄するように、仮想SANスイッチ232と仮想LANスイッチ234の設定を行う。これらの準備が終了すると、ハイパーバイザ230は、ハイパーバイザ330に通知をし、ハイパーバイザ330は、プライマリとして再びゲストOS310を動作させる。ハイパーバイザ230も、ゲストOS310のセカンダリとしてゲストOS210を動作させる。
このように、本実施の形態のクラスタシステム100によれば、2つの異なる物理サーバに仮想サーバをそれぞれ設け、I/O処理を含めた同じ処理をほぼ同時に2つの仮想サーバに行わせる。外部からの入力については、同じパケットやデータを2つの仮想サーバに入力し、外部への出力については、プライマリ側の出力のみが送出される。そして、プライマリの仮想サーバがある物理サーバに障害が生じたときに、セカンダリの仮想サーバがプライマリに昇格し、外部への出力ができるようになる。また、障害が生じた物理サーバが復旧した後は、プライマリに昇格した仮想サーバのセカンダリとして、同様の処理を行う。
こうすることにより、まず、サーバの切替えがあっても、クライアントは接続先のサーバのアドレスなどを気にせずにサービスを受けることができる。
また、プライマリ/セカンダリの仮想サーバは、ほぼ同時に同じ処理を行うので、サーバ切替時に、サービスの再稼働までの時間を短縮することができる。
さらに、プライマリ/セカンダリの仮想サーバは、ほぼ同時に同じ処理を行うので、プライマリの方が処理してまだ出力していない内容は、セカンダリの方で得られており、破棄されることが無い。
また、従来ではクラスタシステムを構築する際に、OS毎のクラスタ用ソフトウェアの開発が必要である。それに対して、本実施の形態では、2つの仮想化サーバによりクラスタシステムを構成するので、OS毎に対応しなくてよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、さまざまな変更、増減を加えてもよい。これらの変更、増減が加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施の形態にかかるクラスタシステムを示す図である。
符号の説明
100 クラスタシステム 120 LANスイッチ
122 ポート 124 ポート
140 SANスイッチ 142 ポート
144 ポート 160 ストレージ
162 HDD 164 HDD
166 HDD 200 物理サーバ
210 ゲストOS 212 仮想HBA
214 仮想NIC 220 ゲストOS
222 仮想HBA 224 仮想NIC
230 ハイパーバイザ 231 仮想HBA
232 仮想SANスイッチ 233 仮想NIC
234 仮想LANスイッチ 235 リソース監視部
240 ハードウェア 242 HBA
244 NIC 300 物理サーバ
310 ゲストOS 312 仮想HBA
314 仮想NIC 320 ゲストOS
322 仮想HBA 324 仮想NIC
330 ハイパーバイザ 331 仮想HBA
332 仮想SANスイッチ 333 仮想NIC
334 仮想LANスイッチ 335 リソース監視部
340 ハードウェア 342 HBA
344 NIC 400 外部ネットワーク

Claims (3)

  1. 2つの物理サーバと、
    該2つの物理サーバにそれぞれ設けられた2つの仮想サーバと、
    前記仮想サーバが動作するためのソフトウェアを格納するストレージと、
    前記物理サーバと前記ストレージ間でデータ転送を行うストレージ転送装置と、
    前記物理サーバと外部との間でデータ転送を行う外部データ転送装置とを備え、
    前記2つの仮想サーバは、それぞれプライマリ/セカンダリとして動作し、I/O処理を含む同じ処理を行い、
    前記ストレージ転送装置と前記外部データ転送装置は、プライマリとして動作する仮想サーバがある物理サーバに転送するデータを、セカンダリとして動作する仮想サーバがある物理サーバにも転送し、
    前記物理サーバは、
    前記ストレージ転送装置と、自身に設けられた仮想サーバとの間でデータ転送を行う仮想ストレージ転送装置と、
    前記外部データ転送装置と、自身に設けられた仮想サーバとの間でデータ転送を行う仮想外部データ転送装置とを備え、
    前記仮想ストレージ転送装置と前記仮想外部データ転送装置は、同じ物理サーバ内の仮想サーバ宛てのデータを該仮想サーバに転送し、該仮想サーバから前記ストレージまたは外部に出力するデータについては、該仮想サーバがプライマリとして動作する場合には前記データを前記ストレージ転送装置または前記外部データ転送装置に転送する一方、該仮想サーバがセカンダリとして動作する場合には前記データを破棄することを特徴とするクラスタシステム。
  2. 前記外部データ転送装置は、外部ネットワークと、前記物理サーバとの間でデータ転送をLAN(Local Area Network)スイッチであり、
    前記仮想外部データ転送装置は、仮想LANスイッチであり、
    前記物理サーバは、前記LANスイッチのポートと前記仮想LANスイッチとの間に接続され、プロミスキャスモードで動作するNIC(Network Interface Controller)をさらに備え、
    前記LANスイッチは、外部ネットワークから、プライマリとして動作する仮想サーバがある物理サーバの前記NICと接続されたポートに転送するデータをコピーして、セカンダリとして動作する仮想サーバがある物理サーバの前記NICと接続されたポートに転送し、
    前記NICは、プロミスキャスモードで動作し、
    前記2つの仮想サーバは、同じMAC(Media Access Control)アドレスを有する仮想NICを備えることを特徴とする請求項1に記載のクラスタシステム。
  3. 前記2つの仮想サーバは、互いに死活監視を行い、
    セカンダリとして動作する仮想サーバは、プライマリとして動作する仮想サーバの動作停止を検出した際に、プライマリとして動作することを特徴とする請求項1または2に記載のクラスタシステム。
JP2008023724A 2008-02-04 2008-02-04 クラスタシステムおよび情報処理方法 Expired - Fee Related JP5262145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008023724A JP5262145B2 (ja) 2008-02-04 2008-02-04 クラスタシステムおよび情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008023724A JP5262145B2 (ja) 2008-02-04 2008-02-04 クラスタシステムおよび情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009187090A JP2009187090A (ja) 2009-08-20
JP5262145B2 true JP5262145B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=41070304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008023724A Expired - Fee Related JP5262145B2 (ja) 2008-02-04 2008-02-04 クラスタシステムおよび情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5262145B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8407366B2 (en) * 2010-05-14 2013-03-26 Microsoft Corporation Interconnecting members of a virtual network
JP5285045B2 (ja) * 2010-06-04 2013-09-11 日本電信電話株式会社 仮想環境における故障復旧方法及びサーバ及びプログラム
EP2583417B1 (en) * 2010-06-18 2018-08-29 Nokia Solutions and Networks Oy Server cluster
JP2013540317A (ja) * 2010-09-27 2013-10-31 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド プロセス制御システムを仮想化するための方法および装置
JP5733318B2 (ja) * 2010-11-12 2015-06-10 株式会社日立製作所 計算機システム
US9941680B2 (en) * 2011-07-22 2018-04-10 Hydro-Quebec Switching apparatus, control system and method for varying an impedance of a phase line
JP2013088826A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Hitachi Ltd 冗長系システムにおけるデータ入力方式
US10089200B2 (en) 2014-03-07 2018-10-02 Mitsubishi Electric Corporation Computer apparatus and computer mechanism

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091467A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Hitachi Ltd 多重系計算機およびそのバックアップ方法
JP3082692B2 (ja) * 1996-12-20 2000-08-28 日本電気株式会社 パケット分配装置
JPH1115502A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Mitsubishi Electric Corp ディジタル制御装置
JP3932994B2 (ja) * 2002-06-25 2007-06-20 株式会社日立製作所 サーバ引継システムおよびその方法
JP2006165877A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Oki Techno Creation:Kk 通信システム、通信方法および通信プログラム
JP2006189963A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Hitachi Ltd ストレージアクセス制御方法、クラスタシステム、パス接続スイッチおよびストレージアクセス制御プログラム
JP4733399B2 (ja) * 2005-01-28 2011-07-27 株式会社日立製作所 計算機システム、計算機、ストレージ装置及び管理端末
JP4320314B2 (ja) * 2005-08-05 2009-08-26 株式会社日立製作所 計算機システム、同期化処理方法、およびプログラム
JP4544146B2 (ja) * 2005-11-29 2010-09-15 株式会社日立製作所 障害回復方法
JP4622835B2 (ja) * 2005-12-07 2011-02-02 株式会社日立製作所 仮想計算機システム及びそのネットワーク通信方法
JP4519098B2 (ja) * 2006-03-30 2010-08-04 株式会社日立製作所 計算機の管理方法、計算機システム、及び管理プログラム
JP4829670B2 (ja) * 2006-04-28 2011-12-07 株式会社日立製作所 San管理方法およびsan管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009187090A (ja) 2009-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5262145B2 (ja) クラスタシステムおよび情報処理方法
US8429446B2 (en) Method and apparatus for managing virtual ports on storage systems
US8880935B2 (en) Redundancy and load balancing in remote direct memory access communications
KR100992050B1 (ko) 가상화된 네트워크 환경에서 입력/출력 공유를 가지는프로토콜 오프로드 및 다이렉트 입력/출력을 위한 방법 및시스템
EP2361467B1 (en) Redundant intermediary switch solution for detecting and managing fibre channel over ethernet (fcoe) switch failures
US7580415B2 (en) Aggregation of hybrid network resources operable to support both offloaded and non-offloaded connections
WO2017114017A1 (zh) 实现负载均衡的计算机设备、系统和方法
JP5817308B2 (ja) サーバ、サーバシステムおよびサーバの冗長切り替え方法
US8739179B2 (en) Method and system for low-overhead data transfer
US20080263544A1 (en) Computer system and communication control method
JP2013514588A (ja) 仮想記憶ターゲットオフロード技術
JP2005538588A (ja) リモート・ダイレクト・メモリ・アクセス対応ネットワーク・インタフェース・コントローラのスイッチオーバーとスイッチバックのサポート
US11349706B2 (en) Two-channel-based high-availability
US9787590B2 (en) Transport-level bonding
US20130061086A1 (en) Fault-tolerant system, server, and fault-tolerating method
US9906459B2 (en) Socket state transfer
US9558149B2 (en) Dual system
Guay et al. Early experiences with live migration of SR-IOV enabled InfiniBand
JP2011018106A (ja) 通信プロトコル処理装置およびその方法
US9584444B2 (en) Routing communication between computing platforms
JP5170000B2 (ja) 冗長化ペア検出方法、通信装置、冗長化ペア検出プログラム、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5262145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees