JP5261403B2 - 喫煙品の製造方法および製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙巻きタバコなどの喫煙品ならびにその製造方法および装置に関する。
紙巻きタバコまたは他の喫煙品に添加剤を加えることは知られている。添加剤は、種々の目的を果たすことができ、例えば風味剤(例えばメンソール)、接着剤(例えばスターチ)または紙巻きタバコの燃焼特性を制御するためのいくつかの物質などを含む。
英国のシェフィールド所在のC.B.Kaymich & Co社は、フィルター、ラッパーおよびタバコなどの紙巻きタバコの様々な部分に添加剤を加えるための種々のシステムを製造している(www.kaymich.co.uk参照)。Kaymich CSS100システムは、シガレットペーパーに接着剤を塗布するのに用いることができる。国際公開第WO2006/010895号(Kaymich)には紙巻きタバコのフィルターに添加剤を加える方法が開示されている。Kaymich UFA100システムは、メンソールなどの風味剤をシガレットペーパーおよびタバコストリーム(ロッド)などの紙巻きタバコの種々の部材に塗布するように設計されている。
タバコロッドに風味剤を加えるための知られているシステムの1つとして、通過するタバコロッドに隣接して位置する噴霧アプリケーターヘッドを含むものがある。溶剤または希釈されていない状態の風味剤がアプリケーターヘッドから一定の速度で通過するタバコロッドに分散される。アプリケーターヘッドは、機械が停止している間は後退し、余分な風味剤がタバコロッドの特定の部分に塗布されるのを防ぐ。
タバコロッドに塗布される風味剤または他の添加剤の量は、配合量(loading)として知られている。実際には、染みなどを防ぐためにメンソールなどの風味剤の最大配合量には限界がある。従って配合量が多すぎると、過剰のメンソールが紙巻きタバコのペーパーラッパーに溜まり、(黄色い)染みを形成してしまう。これとは別に(または加えて)、風味剤または他の添加剤が過剰に塗布されると、タバコからペーパーラッパー上にタンニンなどの物質が染み出すことによって(茶色)の染みを形成してしまう。
このような染みの存在は、製品の見栄えを著しく損なうことになる。染みを防ぐために上述の塗布方法による安全なメンソールの最大配合量は、紙巻きタバコ1本当たり5−6mgであるが、これは湿度および温度などの要因に依存する(高い温度および/または湿度では、染みが発生しやすくなる)。
ここ数年、一般的にタバコ業界では、紙巻きタバコのメンソールの量を増やす傾向にある。タバコロッド自体に加えることができる最大配合量は、染みの発生によって限定されるので、紙巻きタバコ1本当たりのメンソールの量をタバコロッド以外の紙巻きタバコの部分、即ちフィルターおよび/またはシガレットペーパーに別に風味付けすることによって増加させるという選択肢がある。しかしながら、これには別の不利な点がある。例えば紙巻きタバコのパッケージにメンソール処理された箔を含ませることが知られている。このような箔からメンソールがタバコおよび/またはフィルターに移動するのに約14−21日かかる。このように時間が掛かると、ストックの調整および製造量の管理が難しくなってしまう。
また別の選択肢として、ばらの状態のタバコにメンソールを加える、つまりタバコロッドを形成する前に加える方法がある。しかしながら、ばらのタバコに風味剤を加える場合には、大量処理を必要とし、従って特に短いプロダクションランには必ずしも費用的に有効であるとは言えない。さらに製造装置にタバコが入る前にばらの状態のタバコに風味剤を加えることは、製造ライン全体が風味剤で汚染されてしまう。これは特定の機械に問題であり、かつ、別の風味剤(または風味剤を使わないように)に切り替える必要がある場合、製造ラインを清掃するのにかなりの時間と資源を要することになる。
本発明の1つの態様では、喫煙品の製造装置を提供する。この装置は、タバコロッド用のコンベアを含み、その搬送方向は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行である。さらにこの装置は、メンソールなどの液状添加剤をコンベア上のタバコロッドに添加するためのアプリケーターを含む。このアプリケーターは、タバコロッドに内に入った液状の添加剤がタバコロッドの中央長手方向軸を中心に実質的に対称なこの長手方向軸に垂直な横断面に分布するような構成になっている。
公知のアプリケーターは、一方の側からタバコロッド内に添加剤を分散する。このように分散されるとタバコロッド内の添加剤の分布が非対称になってしまう。一方、タバコロッド内に添加剤を対称に分布させることによって均一性が向上し、染みになる可能性がある添加剤濃度のピークを避ける役割を果たす。従ってこれにより公知のアプリケーターで得られるものよりもより多くの添加剤を配合することができる(染みが発生する可能性を増加させずに)。タバコロッドにこのように多くの添加剤を配合できることによって、コストがかかり、かつ、製造工程を複雑にするフィルターまたはパッケージへの(余分な)添加剤の塗布の必要がなくなる。
1つの態様では、アプリケーターはタバコロッドに液状の添加剤を塗布するための複数の分散ヘッドを含む。これらの分散ヘッドは、タバコロッドに所望の添加剤を対称的に分布するためにタバコロッドの中央長手方向軸を中心に回転対称な構造を有する。例えば一組の分散ヘッドは、タバコロッドの対向側部に水平に配置してもよい。他の態様では異なる数および/または形状のヘッドを含んでもよい。
1つの態様では、アプリケーターは、鍬を含み、この鍬は、その下流のタバコロッドに轍を形成し、さらにアプリケーターはタバコロッドに液状の添加剤を分散させるヘッドを含む。このヘッドは、作動時にタバコの轍の内に位置し、この轍は、タバコロッドの中心長手方向軸に近接して延びる。この構成によりヘッドが液状添加剤をより深くタバコロッド内に分散させることができ、タバコロッドの表面に染みができる可能性を低減させる役割を果たす。さらにタバコロッドの中心から分散させることによってタバコロッド内に液体をより均一に分布させることができる。
1つの態様では、鍬は固定されている。このような鍬は、通常、接近してくるタバコロッドに向くように上流に向けられた先のとがったヘッドを有する。これにより近づいてくるタバコストリーム内に鍬が割入することができ、タバコロッドを完全に崩壊させずに轍を開くことができる。別の態様では、鍬は回転式であってもよく、例えばタバコロッド内まで延びる切断ホイールの形状であってもよく、タバコロッド内で切断ホイールの回転軸は、タバコロッドの長手方向軸に垂直になる。切断ホイールはタバコロッドと実質的に同じ線速度で動くように回転してもよい。
1つの態様では、鍬とヘッドは、上方からタバコロッド内に入るように配置されている。しかしながら、例えば鍬とヘッドが下方または横からタバコロッドに入り込むような他の構成も可能である。
1つの態様では、アプリケーターの各ヘッドは、コンベアが停止した際にタバコロッドから後退するように構成されている。これは静止したタバコロッドの特定の位置内に過剰の添加剤が分散される危険性を低減する役割を果たす。
本発明の別の態様は、喫煙品を製造するための装置を提供し、この装置は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行な方向にタバコロッドを搬送するためのンベアと、コンベア上のタバコロッドに液状の添加剤を加えるためのアプリケーターとを含む。アプリケーターは、タバコロッドに液状の添加剤を同時に分散する複数のヘッドを有する。当然のことながら、このような装置は、上述の態様に対して説明したような特定の特徴を同じように有する。
本発明の別の態様は、喫煙品を製造するための装置を提供し、この装置は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行な方向にタバコロッドを搬送するためのンベアと、コンベア上のタバコロッドに液状の添加剤を加えるためのアプリケーターとを含む。このアプリケーターは、下流に進んだタバコロッドに轍を形成するための鍬と、タバコロッド内に液状の添加剤を分散させるヘッドを含む。このヘッドは、タバコロッドの轍内に位置するように配置される。またここでも当然のことながら、この装置も上述の態様に対して説明したような特定の特徴を同じように有する。
本発明の別の態様は、喫煙品の製造方法を提供し、この方法は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行な方向にタバコロッドを搬送する工程と、搬送されているタバコロッドに液状の添加剤をアプリケーターで加える工程とを含み、タバコロッドに内に入った液状の添加剤がタバコロッドの中央長手方向軸を中心に実質的に対称なこの長手方向軸に垂直な横断面に分布する。
本発明の別の態様は、喫煙品の製造方法を提供し、この方法は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行な方向にタバコロッドを搬送する工程と、搬送されているタバコロッドに液状の添加剤をアプリケーターで加える工程とを含み、このアプリケーターは、タバコロッド内に液状の添加剤を同時に分散する複数のヘッドを有する。
本発明の別の態様は、喫煙品の製造方法を提供し、この方法は、タバコロッドの中央長手方向軸と平行な方向にタバコロッドを搬送する工程と、鍬でその下流でタバコロッドに轍を形成することによって搬送されているタバコロッドに液状の添加剤をアプリケーターで加える工程と、液状の添加剤をヘッドからタバコロッド内に分散させる工程とを含む。ヘッドは、タバコロッドの轍内に位置するように配置される。
当然のことながら、本発明の種々の方法は、本発明の装置の態様と同じ特定の特徴を有する。
本発明の別の態様は、上述の方法および装置によって製造される紙巻きタバコ、シガーまたはシガリロなどの喫煙品を提供する。
ここで説明した提案により風味剤または他の添加剤を多量に配合することができ、よってフィルターおよび/またはパッケージに風味剤を添加する必要がなくなり、時間と資源を節約することができる。このことは、処理を簡略化し、品質を向上させ(処理の1つの工程だけで風味剤を添加することになるので)、さらに清掃も簡単になり、処理される材料の量を減らすことができ、無駄を省くことにもなる。
本発明の種々の態様を添付の図面を参照し、以下に詳述する。
本発明の一態様による紙巻きタバコ製造装置の略式平面図である。 本発明の一態様による図1の紙巻きタバコ製造装置の一部の略式断面図である。 本発明の種々の態様による図1の製造装置におけるヘッド位置を略式に例示している。 本発明の種々の態様による図1の製造装置におけるヘッド位置を略式に例示している。 本発明の種々の態様による図1の製造装置におけるヘッド位置を略式に例示している。 本発明の別の態様による紙巻きタバコ製造装置の略式平面図である。 本発明の一態様による図4の紙巻きタバコ製造装置の動作を例示する略図である。 本発明の一態様による図5の略式断面図である。 本発明の一態様による図5の略式断面図である。 本発明の一態様による図5の略式断面図である。 本発明の一態様による図5の略式断面図である。
図1は本発明の一態様による紙巻きタバコ製造装置の略式平面図(縮尺は合っていない)である。この装置は、吸引ベルト60によって形成されるタバコロッド(またはタバコストリーム)65にタバコをばらの状態で供給するホッパー40を含む。吸引ベルト60の真空作用によって搬送される際のストリーム65内のタバコは、図1の矢印Aで示す方向に流れる。
タバコロッド65は、一組のエクレーター(ecreteur)ディスク70によってトリミングされる。従ってエクレーターディスクを通過したタバコロッド65は、エクレーターディスクに入ったときより僅かに小さくなっている。エクレーターディスク70を通過した後、タバコロッド65は、風味剤添加器72に到達する。風味剤添加器72は、従来の紙巻きタバコ製造システムの吸引チャンバー(図示せず)内に位置してもよい。その後メンソールなどの風味剤が添加されたタバコロッド65は、ガーニチャー領域80内へと進んでいき、そこでタバコロッドは、切断され、その後の梱包のためにフィルターが装着される。
ここで注目すべきことは、風味剤添加器を製造ラインのこの位置に配置することで、上流の装置(エクレーターディスク70など)が風味剤で汚されるのを防ぐことができる。これにより異なる風味が加えられる(または風味が加えられない)紙巻きタバコを製造するために製造ラインを容易に切り替えることができる、なぜなら実質的に製造ラインの装置の殆どを清掃する必要がなくなり、および/またはこのような変更を行うために調整する必要がなくなるからである。さらに比較的遅い製造段階で風味剤を加えることによって、廃棄物を減らすことができる(ばらのタバコに風味剤を加えることに較べて、なぜなら一般的な製造工程では特定の割合のばらのタバコが消費されるが、それら全てが最終製品にはならないからである)。
風味剤を添加する現在のシステムとは対照的に、風味剤添加器72は、タバコロッド65の両側に配置された一組のヘッド75A、75Bを含む。1つの態様では、これら2つのヘッドは、実質的に円錐状(または針状)である。
これら2つのヘッド75A、75Bは、これらヘッドの両方からタバコロッド内に噴射される風味剤を霧状にするために使用される。2つのヘッド75A、75Bは、溜め部(図1には示していない)から形成される流体状の風味剤が供給される。1つの態様では、各ヘッドにはそれぞれ独自の溜め部(それぞれ別個に補充する必要がある)が設けられている。これとは別に両方のヘッドが風味剤流体用の1つの溜め部を共有してもよい。1つの態様では、これら2つのヘッドを僅かに加熱して、風味剤を分散しやくしてもよい(この加熱が採用されるか否かは、使用される特定の風味剤の特性によって決まる)。
ヘッドから放出される風味剤の量は、コンベア60の速度に関連して調整される。つまり、コンベアが早く動く場合には、ヘッド75A、75Bからより多く噴射され、コンベアが遅く動く場合には、少ない量の風味剤が噴射される。これにより所定の重量または長さのタバコロッド65に一定量のメンソールを供給しやすくなる。1つの態様では、ヘッド75A、75Bは、引き込み可能であり、吸引ベルトが切り替えられるなどの理由でタバコロッド65が止まった場合にタバコロッド65から引き上げることができる。
図1の態様では、ヘッド75A、75Bは、それぞれタバコロッド65内に僅かに挿入される。これによりタバコ内に直接噴射することができる。挿入される距離は、実質的にタバコロッド65の半径未満である(タバコロッド65の分裂や崩壊を防ぐために)。
図2は本発明の一態様による図1の装置の一部の略式断面図である(縮尺は合っていない)。この断面はタバコロッド65の長手方向軸に対して垂直である、即ち図2の面は、図1の矢印Aに直交する。図2ではタバコロッド65は、ほぼ正方形の断面を有するように示されているが、他の態様ではこの断面は、タバコロッドがどのように形成されて、トリミングされるかによって、円形、矩形、楕円形またはその他好適な形状であってもよい。
図2は、風味剤添加器72の2つのヘッド75A、75Bも示している。これら2つのヘッドは、溜め部120からタバコロッド65に添加される風味剤が重力によって供給される。いくつかの態様において、ヘッドへの供給は、(好適な形状のポンプによって)動力補助される、および/または各ヘッドに上述したような別個の溜め部を設けてもよい。
タバコロッド65内へのヘッド75Aからの風味剤のおおよその噴射形状を図2の影が掛かった領域110Aで示している。同様にタバコロッド65内へのヘッド75Bからの風味剤のおおよその噴射形状を図2の影が掛かった領域110Bで示している。ここで注目すべき点は、風味剤の分散は、図2の符号115を付した「+」の印で示すタバコロッド65の中央長手方向軸を中心に実質的に対称であるということである。これはヘッド75A、75Bが同様にタバコロッド65の中央長手方向軸を中心に実質的に対称であることを反映している。
図2のヘッドの構成によってタバコロッド65の断面に亘ってより均一な風味剤の分散を可能にする(タバコロッド65に風味剤を添加するためのヘッドを1つ使用している公知の装置と比較して)。これによりメンソールなどの風味剤を高濃度で染みが発生する危険性を増加させずにタバコロッド65内に供することが可能になる。これは最も濃度の高い領域で最も染みが発生しやすいからである。しかしながら、タバコロッド65内に風味剤をより均一に(そしてより対称的に)分布させることによって(従来の装置と比較して)、タバコロッド65内への風味剤の総配合量は、特定の箇所で最大濃度を増加させることなく、増加させることができるので、染みの発生の可能性を抑えることができる。
図2の態様において、2つのヘッド75A、75Bはタバコロッド65の中央長手方向軸の中心に平行に配置されている。ここで注目すべき点は、この態様では風味剤分散領域110の重力の影響は、ヘッド75A、75Bの両方に対して同じであり、均一性および対称を補助することができる。他の態様では幾分異なる構成のヘッドを使用してもよい。例えば、ヘッドをタバコロッド65の中心長手方向軸の上方または下方にオフセットしてもよく、または水平位置から回転させてもよく、例えば1つのヘッドをタバコロッド65の中央長手方向軸の下方から上向きにしてもよく、1つのヘッドをタバコロッド65の中央長手方向軸の上方から下向きにしてもよい。
他の態様では、タバコロッド65内に風味剤を注入するためのヘッドを3つ以上設けてもよい。図3A−3Cは、このような態様の種々の変形例を示している。図3Aの態様では、図2の態様からの2つの水平に向けられたヘッド75A、75Bにタバコロッド65の上に位置する下方に向けられた第3のヘッド75Cが追加されている。図3Bの態様でも3つのヘッドが設けられているが、この態様ではタバコロッド65の両側の2つのヘッド75A、75Bが下方に移動され、僅かに上方に向いた方向に回転している。これはタバコロッドの中心長手方向軸を中心に回転対称(次数3の)を有する構成となる。図3Cの態様では、図2の態様からの2つの水平に向けられたヘッド75A、75Bにタバコロッド65上に位置する下方に向けられた第3のヘッド75Cとタバコロッド65の下方に位置し、上方に向けられた第4のヘッド75が追加されている。図3Cの構成は、タバコロッドの中心長手方向軸を中心に回転対称(次数4の)を有する構成となる。
ある態様において、タバコロッド65に異なる添加剤を分散させるために異なるヘッドを使用してもよい。例えば、図3Cの構成のヘッド75A、75Bがタバコロッド65に1つの添加剤を分散させ、ヘッド75C、75Dが同時に第2の添加剤をタバコロッド65に分散させてもよい。またいくつかの態様では、これら複数の添加剤を互いに相互作用または組み合わせてもよい。例えば1つの添加剤は、風味剤などの第2の添加剤がタバコに接着しやすくなるようにするバインダーであってもよい。
風味剤添加器72にヘッド75を追加することによってタバコロッド65内に供される風味剤の分布の均一性および対称性を向上させることができる(図2の態様で示した一組のヘッドと比較して)。従ってこれにより染みが発生する可能性を(大幅に)増加させることなく、風味剤を多量に配合することができる。一方、風味剤添加器72にヘッド75を追加することによって、風味剤添加器72が複雑になり、コストも大きくなる。
図4は、本発明の別の態様による喫煙品の製造装置を例示している。この態様の部材は、風味剤添加器72に関連したもの以外は、図1のものと同じである。従って図4の態様において、風味剤添加器は、タバコロッド65内に液状の添加剤を分散させるための単独の噴霧ヘッド92を含む。このヘッド92は、図1の態様で説明したヘッド75A、75Bと実質的に同じである。別の態様では、ヘッド92は、注射針(噴霧スプレーではなく)であってもよい。ヘッド92は、液状添加剤の好適な溜め部に接続されてもよい。
図4の風味剤添加器は、ヘッド92の上流に位置する鍬91も含む。ここで注目すべきことは、いくつかの態様において、鍬91とヘッド92は、1つのユニットとして形成してもよい。鍬91は、これを通過したタバコストリームに轍を形成する。ヘッド92は、鍬91によって形成された轍(スリップストリーム)に位置する。
図5は、本発明の一態様による鍬91とヘッド92の作用を略式に示している。図5は、鍬91を過ぎて矢印Aの方向に移動するタバコロッド65を示している。鍬は、タバコロッドに轍または間隙210を形成し、この轍は鍬の下流に延びていく。ここで注目すべきことは、轍210は、タバコロッド65内の天然の動力および圧力により鍬の下流を進むにつれて徐々に狭くなっていくということである。最終的には轍は閉じ(図5の符号211で示すポイントで)、タバコストリーム65は、実質的に元の形状に戻る。
ヘッド92は、鍬によって形成された轍内に位置する。図1の態様で説明したように、ヘッド92(また場合によっては鍬91も)は、コンベア60によるタバコの流れが止まった場合、タバコ流から引き上げられる構造を有する。
図5の構成により、ヘッドは図1の態様よりタバコストリーム内により深く刺さる。これによりヘッド92は、タバコストリームの中心の近くからタバコストリーム内に液状の添加剤を分散することが可能になる。従ってより均一に(回転対称)液状添加剤をタバコロッド65内に分布させることができる。従って染みの発生の危険性を増加させずにタバコロッド内により多くの添加剤を配合することができる。さらに添加剤がタバコロッドの中心により近いところに注入されるので、過剰な濃度の添加剤であっても、表面に染み出るよりも(目に見える染みとして現れることになる)、タバコロッドの胴体内に含まれやすくなる。
図6A−6Dは、本発明の一態様による図5の矢印C1−C4にそれぞれ対応するタバコロッド65の断面の略図である。つまりタバコロッド65の所定の部分がコンベア60に沿って移動する際に連続して図6A、6B、6Cそして6Dの段階を通過する。ここで注目すべきことは、図6A−6Dにおいて、タバコロッド65は、実質的に矩形の断面を有するが、他の態様では異なる断面形状、例えば円形、楕円形などであってもよい。
図6Aは、本発明の一態様による鍬91の上流部分を示す。鍬のこの部分は、比較的狭く、また比較的浅いので、タバコロッド65を切り裂き、開口させて轍210を形成することができる。図6Bは本発明の一態様による鍬91のさらに下流の部分を示す。鍬91の部分は、図6Aより広く、長いので、轍210の幅を広げ、深くすることができる。前方が小さく、後方が大きい鍬91の流線型構造により、鍬を通過して流れるタバコ流65への崩壊(轍210を開口する以外の)を最小限にすることができる。ここで注目すべきことは、図6Bに示す轍210の最も深い部分は、タバコロッド65の中心近くに延びているということである。
図6Cは、本発明の一態様による轍210内のヘッド92の動作を示す。轍210の一般的な傾向として、タバコが鍬91の下流に進むにつれて閉じていくので、図6Cの轍210は図6Bに示したものより狭くなっている(図6Aに示したものよりは広い)。それでも図6Cの轍210は、図6Cの轍210は、ヘッド92を収容するには充分な幅と深さがあるので、タバコロッド65の内部に溜め部120から液体を分散させることができる。
1つの態様では、ヘッド92は、タバコロッド65の中心長手方向軸にまたはこれに接近して位置する先端部からタバコロッド65内に液体を分散させる。これにより図6Cに示すような分布にほぼ近い形で添加剤を分布させることができる。この図からヘッド92からの注入ポイントが中央に位置しているので、添加剤がタバコロッドの表面から離れたタバコロッド65の中心部分に集中していることが判る。これにより紙巻きタバコの表面に隣接する過剰な添加剤によって生じる染みを最小限にすることに役立つ。
ヘッド92からの内部注入ポイントが中央に位置することによって、タバコロッド65内により均一に(または回転対称)添加剤を分布することが可能になる。またこれも染みにつながる特定の領域に形成される添加剤の集中の可能性が少ないので、タバコロッド内の添加剤を多く配合することを可能にする(一方の側から添加剤を注入する公知の装置と比較して)。
ある態様では、図2に示した状況のようにヘッド92自体がタバコロッド内に僅かに入る(即ち轍210の底部を越えて)。ヘッドがこのように入り込むことによって、タバコ内への添加剤の分散を促進させる(またタバコロッド65の表面に比較的移動しやすくなる轍210内への添加剤の分散を防ぐことにもなる)。
ヘッド92からの分散角は、かなり広い(図2の示したヘッド75Aおよび75Bからの狭い分散角と比較して)。例えば、ヘッド75A、75Bからの分散は、20〜65°の範囲で、例えば30°の(半)角度を有する円錐状になる。一方、ヘッド92からの円錐(半)角度は、120°より大きく、180°近くであってもよい(ヘッド92自体および轍210の大きさおよび形状による)。ヘッド75A、75Bおよび92からの分散角度および形状もヘッドを適宜設計することによって調整することができる(ヘッドを通過するタバコロッドが長手方向への移動することを考慮すると、分散形状は円錐状である必要がない場合がある)。
いくつかの態様において、ヘッド92からの分散の角度は、比較的小さくてもよく、例えば50°以下、30°以下または15°以下の円錐半角であってもよい。ヘッド92からの比較的狭い(制限された)出力は、添加剤を実質的にタバコロッドの中央に限定する必要がある場合に特に適している。この場合、添加剤を含むタバコロッドの部分の半径は、タバコロッドの半径に較べて小さく、例えばタバコロッドの半径の50%、30%または15%である。このタバコロッドの中心長手方向軸に実質的に沿って位置する風味剤による制限された構成により風味剤と紙巻きタバコの外面との間にかなりの隙間を維持することができ、染みつきを防ぐことができる。
図6Dは、ヘッド92の下流のタバコロッドを示す。この位置に来ると、タバコロッドがコンベアに沿って引っ張られるにつれてタバコロッド内の自然な動きによって轍210は閉じ始める。一般的にこのように轍が閉じることによってタバコロッド65内の添加剤の分布220の均一性および対称性を高めることができる。
図4の特定の態様において、鍬91およびヘッド92は、横からタバコロッドに入り込むように示されている。しかしながら、鍬91およびヘッド92は、底部または頂部からタバコロッドに進入してもよい。頂部から進入するとタバコロッドの崩壊を低減させる(轍210の形成とは別の)。
図4−6は、固定式の鍬を例示しているが、他の態様では回転式の鍬を使用することができる。このような鍬の回転軸は、実質的にタバコロッド65の流れる方向に垂直である。この場合、鍬の作動は、タバコロッド65の丸鋸による切断に幾分類似していると考えられる。1つの特定の態様では、鍬切断ホイールの回転速度は、タバコロッドの移動と同調され、ホイール縁部の線速度は、タバコ流の移動の速度と同じまたは同様になる。これにより切断ポイントにおいてホイールとタバコロッド間で殆ど相対移動がなくり、タバコ流への損傷を妨げることになる。
ここで説明した種々の態様は、メンソールなどの風味剤、バインダーまたは接着剤などの広範囲の添加剤を分散させるのに使用することができる。添加剤は、溶液、希釈されていな状態などのあらゆる好適な形態のものを使用することができる。添加剤を分散させるのに使用するヘッドの形状(例えば噴霧スプレー、注射針など)は、所望の添加剤の特定の特性によって変わる。同様に場合によってはヘッドは、添加剤を上手く分散させるために加熱する必要が生じる場合がある(例えば添加剤が室温で粘性がある場合)。
最後に当業者は、今まで説明してきた態様に多くの変形または変更が可能であることはを認識するはずである。例えばここでは紙巻きタバコの製造について説明してきたが、他のタバコ製品、例えば葉巻にも適用可能である。従って本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその同等物によって定義される。

Claims (14)

  1. タバコロッド(65)の中央長手方向軸に対して平行な方向にタバコロッドを搬送するためのコンベア(60)と、
    該コンベア上のタバコロッド液状の添加剤を加えるためのアプリケーター(72)とを含む喫煙品の製造装置において
    前記アプリケーターが前記タバコロッドに液状の添加剤を加えるための複数の分散ヘッド(75A、75B)を備え、これら複数の分散ヘッドが前記タバコロッドの中央長手方向軸に関して対称に配置され、しかもそれら個々の分散ヘッドが、前記タバコロッドの中央長手方向軸と対向している
    ことを特徴とする喫煙品の製造装置。
  2. タバコロッド内に入った液状の添加剤のタバコロッド横断面における分布タバコロッドの中央長手方向軸に関して対称であるように、前記アプリケーターが構成されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記複数の分散ヘッドがタバコロッドの中央長手方向軸を中心に回転対称な構造を有することを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 前記アプリケーターが前記タバコロッドの両側に配置された一組の分散ヘッドを備え、それらの分散ヘッドが前記タバコロッドに対して水平に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の装置。
  5. 前記ヘッドそれぞれがタバコロッド内に侵入し、その侵入距離がタバコロッドの断面寸法より短いことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の装置。
  6. 前記ヘッドのそれぞれが独自に、タバコロッドに加える液状添加剤の溜め部(120)を備えていることを特徴とする請求項1乃至いずれか1項記載の装置。
  7. 前記アプリケーターが、タバコロッドに轍(210)を形成するための鍬(91)を有し、前記ヘッドの1つがタバコロッドに形成される轍内に位置し、鍬によって形成された轍がタバコロッドの中央長手方向軸近くまで延びていることを特徴とする請求項1乃至いずれか1項記載の装置。
  8. 前記鍬が静止していることを特徴とする請求項記載の装置。
  9. 前記鍬が回転式であり、鍬縁部の線速度が搬送されるタバコロッドの速度にほぼ等しいことを特徴とする請求項記載の装置。
  10. 前記ヘッドが液状添加剤を分散させるために前記轍の底部に隣接していること、及び/
    又は前記の鍬とヘッドの両方が、タバコロッドに上から入り込める位置にあることを特徴とする請求項乃至いずれか1項記載の装置。
  11. 前記添加剤がタバコロッドの中央領域に限定的に分散され、この中央領域の半径がタバコロッドの半径より小さいことを特徴とする請求項乃至10いずれか1項記載の装置。
  12. 前記複数のヘッドがタバコロッド内に液状の添加剤を同時に分散させることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の装置。
  13. 前記コンベアが停止した際に、前記アプリケーターの各ヘッドが後退するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載の装置。
  14. タバコロッド(65)をその中央長手方向軸に平行に搬送する工程と、
    搬送されているタバコロッドに液状の添加剤を加える工程と、
    を含む喫煙品の製造方法において前記液状の添加剤がタバコロッドに複数の分散ヘッド(75A、75B)によって添加されこれら複数の分散ヘッドそれぞれが、前記タバコロッドの中央長手方向軸と対向し、前記複数の分散ヘッドが前記タバコロッドの中央長手方向軸に関して対称に配置されていることを特徴とする喫煙品の製造方法。
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