JP5258925B2 - 食材加工用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、おろし器を用いて野菜をすりおろしたり、スライサーを用いて野菜をスライスしたりする際に使用する食材加工用補助具に関するものである。
野菜などの食材をすりおろしたりスライス(薄切り)する際には、食材を手で掴んでおろし器やスライサーに押し付けながら摺動させるが、食材が小さくなるにつれておろし器やスライサーで指先を傷付けてしまい易くなる。
そこで従来、特開平10−216028号(特許文献1)のように、すりおろしやスライスを行う際に食材を掴むための補助具が提案されている。
この特許文献1は、U字状をなす手持握り部の両先端部が屈曲自在な押当部に形成されると共に、この各押当部の内面に食材に食い込ませる多数の突起が設けられた構成で、両先端の押当部で食材を掴むようにすることで、おろし器やスライサーに押し付けても直接手がおろし器やスライサーに触れることを防止して安全にすりおろしたりスライスすることができる。
特開平10−216028号公報
本発明は、前記特許文献1のような食材を掴むための補助具の実用性を更に追求したもので、指先を保護しつつ様々な形状の食材を挟持若しくは押さえ付けてすりおろしたり、スライスすることができる実用性に優れた食材加工用補助具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
すりおろし部や薄切り部などの食材加工部1に対して被加工食材2を摺動する際に、この被加工食材2を挟持若しくは押さえ付ける食材加工用補助具であって、基端側に枢着部3若しくはヒンジ部若しくは折返し屈曲部を設けて先端側を開閉挟持部4とするトング様体Aで構成し、このトング様体Aの前記開閉挟持部4を構成する一対の各開閉可動部5に、前記摺動面方向と直交する方向に立設し対向内面を挟持面6とする挟持用立設部7と、前記食材加工部1と対向する対向面を押さえ付け面8とした押圧用底部9とを設けて、前記挟持用立設部7に指を掛けて前記開閉可動部5を閉動操作することで、この挟持用立設部7の前記挟持面6でこの開閉可動部5間に貫通配設させた被加工食材2を挟持すると共に、被加工食材2をこの開閉可動部5間に貫通配設させない場合には被加工食材2を上方から前記押圧用底部9の押さえ付け面8で押さえ付けるように構成し、この開閉可動部5の各先端部の対向内面に、前記トング様体Aの基端側を前記食材加工部1に対して上にしこの先端部を下にした際、この食材加工部1上の被加工食材2を挟持しつつ食材加工部1へ押さえ付ける挟持押さえ付け用先端挟持面10を設けたことを特徴とする食材加工用補助具に係るものである。
また、前記挟持押さえ付け用先端挟持面10は、前記各開閉可動部5の前記各挟持用立設部7の先端部に対向状態に夫々形成され、先端側程対向間隔が広くなるハ字状に対向する傾斜面11としたことを特徴とする請求項1記載の食材加工用補助具に係るものである。
また、対向内面を前記挟持面6とした前記開閉可動部5の前記挟持用立設部7の外面を指掛け面12とし、この指掛け面12に指を掛けて閉動操作若しくは把持したこの指の下部に前記押圧用底部9を配設した構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の食材加工用補助具に係るものである。
また、基部同士を枢着した前記開閉可動部5の対向内側に前記挟持用立設部7を設けると共に、この挟持用立設部7に連設して外側へ突出状態に前記押圧用底部9を設け、この押圧用底部9の外端部に折り返し立設部13を連設した構成として、前記挟持用立設部7の外面に指を掛けて把持したこの指を覆う指保護凹部14を前記開閉可動部5に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食材加工用補助具に係るものである。
また、前記開閉可動部5の前記挟持用立設部7の対向内面に夫々設けた前記挟持面6は、対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面15を有する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食材加工用補助具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、例えば、長ネギやキュウリなどの細長い被加工食材は、各開閉可動部間に確実に挟持して食材加工部で加工することができ、大根などの太くて開閉可動部間に挟持することが困難な被加工食材は、上方から押圧用底部の押さえ付け面で押さえ付けて食材加工部で加工することができ、各開閉可動部間で挟持しにくかったり挟持できても食材加工部で加工しづらいような非常に細い被加工食材や非常に小さい被加工食材は、トング様体の基端側を食材加工部に対して上にしこの先端部を下にして、開閉可動部の各先端部の対向内面に設けた挟持押さえ付け用先端挟持面で挟持しつつ食材加工部へ押さえ付けて加工することができ、しかも、上記いずれの使用態様での食材加工も、指が押圧用底部によって保護された状態若しくは指を食材加工部から離した状態で安全に行うことができ、従って指先を保護しつつ様々な形状の食材を挟持若しくは押さえ付けてすりおろしたり、スライスすることが可能となる極めて実用性に優れた食材加工用補助具となる。
また、請求項2記載の発明においては、ハ字状に対向する挟持押さえ付け用先端挟持面によって、この挟持押さえ付け用先端挟持面で挟持した被加工食材を食材加工部へ押さえ付けた際の押さえ付け力が被加工食材に良好に加わるために、非常に細い被加工食材や非常に小さい被加工食材であっても良好に食材加工部で加工可能となる一層実用性に優れた構成の食材加工用補助具となる。
また、請求項3,4記載の発明においては、指掛け面に掛けた指が押圧用底部によって確実に保護される構成を簡易に設計実現可能となり、特に請求項4記載の発明によれば、指を指保護凹部内に配設して保護することができるので、極めて高い安全性を発揮することになる。
また、請求項5記載の発明においては、ショウガやニンニクなどの丸い形をした被加工食材を、対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面で安定的に押さえ付けて食材加工部で加工することができる一層実用性に優れた構成の食材加工用補助具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例を示す側面図である。 本実施例の開閉可動部間に、太めの被加工食材を貫通配設して挟持した使用状態を示す説明平面図である。 本実施例の開閉可動部間に、細めの被加工食材を貫通配設して挟持した使用状態を示す説明正面図である。 本実施例の押さえ付け面で、被加工食材を横設状態にして上方から食材加工部に押さえ付けた使用状態を示す説明正面図である。 本実施例のトング様体を、その基端側を食材加工部に対して上にし先端部を下にして開閉挟持部で小さな被加工食材を挟持した使用状態を示す説明正面図である。 本実施例の傾斜挟持面で、丸形の被加工食材を上方から食材加工部に押さえ付けた使用状態を示す説明正面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のトング様体Aは、一対の開閉可動部5に設けた挟持用立設部7に指を掛けて片手で開閉挟持部4を閉動操作できる。
例えば、長ネギやキュウリのような細長い被加工食材2の場合は、一対の開閉可動部5の対向間隔を開き、この各開閉可動部5間に被加工食材2を貫通配設して閉動操作すると、挟持用立設部7の対向内面の挟持面6で被加工食材2を挟んで各開閉可動部5間に被加工食材2を挟持することができる。
また、この際、開閉挟持部4は、トング様体Aの基端側に設けた枢着部3若しくはヒンジ部若しくは折り返し屈曲部を介して一対の開閉可動部5が開閉可能であるので、開閉可動部5間の間隔を被加工食材2の形や大きさに応じて調整して被加工食材2を確実に挟持可能である。
このようにして各開閉可動部5間に貫通配設して挟持した被加工食材2を、すりおろし部や薄切り部などの食材加工部1で摺動して加工できる。
また、例えば、大根などの太くて各開閉可動部5間に貫通配設して挟持することが困難な被加工食材2の場合は、例えば食材加工部1上に載置した被加工食材2を、この食材加工部1との対向面である押圧用底部9の押さえ付け面8で上方から押さえ付けることができる。
このようにして押さえ付け面8で押さえ付けた被加工食材2を、すりおろし部や薄切り部などの食材加工部1で摺動して加工できる。
また、被加工食材2の食材加工部1での加工に際しては、食材加工部1と対向するようにして各開閉可動部5に設けられている押圧用底部9の存在によって挟持用立設部7に掛けた指が直接食材加工部1に触れることはない。
従って、指が押圧用底部9によって保護された状態で被加工食材2を食材加工部1で安全に加工することができる。
また、被加工食材2が非常に細いものであったり、非常に小さいものであった場合には、開閉可動部5の各先端部の対向内面に設けた挟持押さえ付け用先端挟持面10で挟持すると、被加工食材2を挟持し易い。そして、トング様体Aの基端側を前記食材加工部1に対して上にし先端部を下にして、この挟持押さえ付け用先端挟持面10で挟持した被加工食材2を食材加工部1へ押さえ付けて摺動して加工することができ、また、この際、トング様体Aの各挟持用立設部7に掛けた指は、食材加工部1から離れた位置に存することになるので、このようにして使用した場合においても、指が直接食材加工部1に触れずに安全に加工することができる。
また、例えば、前記挟持押さえ付け用先端挟持面10は、前記各開閉可動部5の前記各挟持用立設部7の先端部に対向状態に夫々形成され、先端側程対向間隔が広くなるハ字状に対向する傾斜面11とすれば、ハ字状に対向する挟持押さえ付け用先端挟持面10で被加工食材2を挟持しつつ食材加工部1へ押さえ付けた際の押さえ付け力が被加工食材2に良好に加わることになる。
また、例えば、対向内面を前記挟持面6とした前記開閉可動部5の前記挟持用立設部7の外面を指掛け面12とし、この指掛け面12に指を掛けて閉動操作若しくは把持したこの指の下部に前記押圧用底部9を配設した構成とすれば、指掛け面12に指を掛けると、その下部に押圧用底部9が配設しているので、加工時に指が直接食材加工部1に触れることが防止される。
また、例えば、基部同士を枢着した前記開閉可動部5の対向内側に前記挟持用立設部7を設けると共に、この挟持用立設部7に連設して外側へ突出状態に前記押圧用底部9を設け、この押圧用底部9の外端部に折り返し立設部13を連設した構成として、前記挟持用立設部7の外面に指を掛けて把持したこの指を覆う指保護凹部14を前記開閉可動部5に設ければ、挟持用立設部7の外面に指を掛けると、この指を指保護凹部5内に配設することができるので、加工時に指が直接食材加工部1に触れることが防止される。
また、例えば、前記開閉可動部5の前記挟持用立設部7の対向内面に夫々設けた前記挟持面6は、対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面15を有する形状に形成すれば、例えば、被加工食材2がショウガやニンニクなどの丸い形をしたものであった場合に、この丸形の被加工食材2を対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面15で安定的に押さえ付けることができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、おろし器のすりおろし部やスライサーの薄切り部などの食材加工部1に対して被加工食材2を摺動して加工する際に、この被加工食材2を挟持若しくは押さえ付ける食材加工用補助具であって、基端側に枢着部3を設けて先端側を開閉挟持部4とするトング様体Aで構成している。
本実施例のトング様体Aは、図1,図2に示すような左右一対の開閉可動部5から成り、一方(図2中右側)の開閉可動部5の基端部には枢着軸16を一体的に設け、他方(図2中左側)の開閉可動部5の基端部には筒状の軸受17を一体的に設けて、この枢着軸16を軸受17に軸支した前記枢着部3を構成し、この枢着部3を介して左右一対の開閉可動部5が開閉回動する前記開閉挟持部4を構成している。
また、枢着部3は、筒状の前記軸受17の一部を切欠してこの切欠部18に前記枢着軸16に一体的に連設する一方の開閉可動部5の基端部を挿通配設する構成としている。この切欠部18は開閉回動ストッパとして機能するもので、この切欠部18に一方の開閉可動部5の基端部の移動が許容される範囲内で開閉挟持部4(一対の開閉可動部5)の開閉回動するように構成している。また、本実施例では、この回動ストッパ機能により、トング様体Aが片手で閉動操作しづらくなるほど各開閉可動部5が開動しないように開動範囲を規制している。
また、本実施例の各開閉可動部5は合成樹脂製とし、その対向内側に前記挟持用立設部7を設けると共に、この挟持用立設部7は、前記食材加工部1上部の摺動面の面方向(食材加工部1上での被加工食材2の摺動方向)と直交する方向に立設する形状として、この挟持様立設部7の対向内面を被加工食材2を挟持するための挟持面6としている。
具体的には、前記枢着部3の回転軸方向と直交する方向に帯板状の前記挟持用立設部7を突設して、この挟持用立設部7の対向内面を前記挟持面6とし対向外面を指掛け面12としている。
また、挟持用立設部7は、その長さ方向の中間部が最も外方へ向かって凹となる湾曲板形状に形成して、この挟持用立設部7の対向内面の前記挟持面6も、その長さ方向の中間部が最も外方へ向かって凹となる凹湾曲面形状に形成している。
従って、この挟持面6の長さ方向の中間部付近では、比較的太いものや幅のあるものを挟持できる前記開閉挟持部4を構成している(図4参照)。
また、各開閉可動部5の対向外側に、前記食材加工部1と対向する対向面を押さえ付け面8とした押圧用底部9を設けている。
具体的には、挟持用立設部7の下部に、この挟持用立設部7と略直角に連設して外側へ突出する平帯板状の前記押圧用底部9を一体的に設け、この帯板状の押圧用底部9の下面を押さえ付け面8として、この押さえ付け面8で食材加工部1上に載置した被加工食材2を上方から押さえ付けて摺動し加工できるように構成している。
また、この押圧用底部9の、前記挟持用立設部7との連設部を除いた外端部の全範囲に、上方へ折り返したような形状の折り返し立設部13を一体的に連設した構成として、この連設する挟持用立設部7(の指掛け面12)と押圧用底部9(の上面)と折り返し立設部13とが上部開口型の箱形をなすように構成し、この箱形部分を前記挟持用立設部7の指掛け面12に指を掛けて把持したこの指を覆う指保護凹部14としている。従って、指を指保護凹部14内に収容しつつ挟持用立設部7の指掛け面12に掛けることができ、この指保護凹部14内に指が収容保護された状態で安全に食材加工部1での加工を行えるようにしている。
また、前記挟持面6と、前記押さえ付け面8には、被加工食材2に対して食い込み係止する係止突起19を多数散在状態にして一体的に突設して、この係止突起19が被加工食材2に食い込み係止することにより、挟持面6若しくは押さえ付け面8に対する被加工食材2の位置ズレが防止されて挟持若しくは押さえ付けた被加工食材2を食材加工部1上で良好に摺動し加工し得るように構成している。
また、本実施例では、前記開閉可動部5の前記挟持用立設部7の対向内面に夫々設けた前記挟持面6は、対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面15を有する形状に形成している。
具体的には、挟持用立設部7の挟持面6は、中ほどより上側は鉛直方向に立設し、中ほどより下側は、対向間隔が下端側程広がる前記傾斜挟持面15となる形状に形成している。
また、傾斜挟持面15は、対向外側に向かって凹となる凹湾曲面に形成し、これによりショウガやニンニクなどの丸い形をした被加工食材2を挟持したり押さえ付けたりし易い構成としている。
また、この傾斜挟持面15にも、被加工食材2に食い込み係止する係止突起19を一体的に突設して、被加工食材2の位置ズレを防止できる構成としている。
また、本実施例では、この開閉可動部5の各先端部の対向内面に、前記トング様体Aの基端側を前記食材加工部1に対して上にしこの先端部を下にした際、この食材加工部1上の被加工食材2を挟持しつつ食材加工部1へ押さえ付ける挟持押さえ付け用先端挟持面10を設けている。
具体的には、前記各開閉可動部5の前記各挟持用立設部7の挟持面6の先端部を、その先端側程対向間隔が広くなる平面視ハ字状に対向する傾斜面11に形成し、この対向する各傾斜面11を前記挟持押さえ付け用先端挟持面10としている。
また、この傾斜面11には、開閉可動部5の長さ方向に沿った長さを有する複数本(図面では三本)の滑り止め突起20を一体的に突設している。
従って、前記トング様体Aの基端側を前記食材加工部1に対して上にし先端部を下にして、食材加工部1上の被加工食材2を挟持押さえ付け用先端挟持面10で挟持しつつ食材加工部1へ押さえ付けて摺動すると、この被加工食材2の摺動方向に対して複数の滑り止め突起20が滑り止め作用を発揮して、被加工食材2に対し挟持押さえ付け用先端挟持面10が滑りにくく、被加工食材2を良好に摺動操作して加工できる構成としている。
次に、本実施例の使用方法を説明する。
被加工食材2が長ネギやキュウリなどの長細いものの場合は、図4,図5に示すように、一対の各開閉可動部5に対し、被加工食材2を立設状態にして各開閉可動部5間に貫通配設し、挟持用立設部7の指掛け面12に指を掛けて摺動操作することにより各挟持面6間に挟持し、食材加工部1上で摺動操作し加工すると良い。
また、被加工食材2が大根のように太くて各開閉可動部5間に挟持することが困難なもの場合は、図6に示すように、食材加工部1上に横に寝かせて載置した被加工食材2を、この食材加工部1との対向面である押圧用底部9の押さえ付け面8で上方から押さえ付け、挟持用立設部7の指掛け面12に指を掛けてトング様体Aを食品加工部1上で摺動操作し加工すると良い。
この際、図示したように被加工食材2を予め短冊状にカットしておくと、なお加工を行い易くなるので好ましい。
また、被加工食材2が各開閉可動部5の挟持面6間に挟持しにくいような非常に細いものや非常に小さいものの場合は、開閉可動部5の各先端部の対向内面に設けた挟持押さえ付け用先端挟持面10で挟持し易い。そして、トング様体Aの基端側を前記食材加工部1に対して上にし先端部を下にして、この挟持押さえ付け用先端挟持面10で挟持した被加工食材2を食材加工部1へ押さえ付けつつ摺動操作して加工することができる。
また、被加工食材2がショウガやニンニクのように丸い形をしているものの場合は、図8に示すように、挟持面6の下側の傾斜挟持面15で押さえ付け、被加工食材2を食材加工部1へ押さえ付けるようにして摺動し加工すると良い。
従って、本実施例によれば、上記のような四通りの使い方を被加工食材2の大きさ・形状に応じて適当に使い分けでき、しかもどの使い方においても、指先は指保護凹部14内に配設した保護状態で行うことができるので、指先を傷付けることがない。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 食材加工部
2 被加工食材
3 枢着部
4 開閉挟持部
5 開閉可動部
6 挟持面
7 挟持用立設部
8 押さえ付け面
9 押圧用底部
10 挟持押さえ付け用先端挟持面
11 傾斜面
12 指掛け面
13 折り返し立設部
14 指保護凹部
15 傾斜挟持面
A トング様体

Claims (5)

  1. すりおろし部や薄切り部などの食材加工部に対して被加工食材を摺動する際に、この被加工食材を挟持若しくは押さえ付ける食材加工用補助具であって、基端側に枢着部若しくはヒンジ部若しくは折返し屈曲部を設けて先端側を開閉挟持部とするトング様体で構成し、このトング様体の前記開閉挟持部を構成する一対の各開閉可動部に、前記摺動面方向と直交する方向に立設し対向内面を挟持面とする挟持用立設部と、前記食材加工部と対向する対向面を押さえ付け面とした押圧用底部とを設けて、前記挟持用立設部に指を掛けて前記開閉可動部を閉動操作することで、この挟持用立設部の前記挟持面でこの開閉可動部間に貫通配設させた被加工食材を挟持すると共に、被加工食材をこの開閉可動部間に貫通配設させない場合には被加工食材を上方から前記押圧用底部の押さえ付け面で押さえ付けるように構成し、この開閉可動部の各先端部の対向内面に、前記トング様体の基端側を前記食材加工部に対して上にしこの先端部を下にした際、この食材加工部上の被加工食材を挟持しつつ食材加工部へ押さえ付ける挟持押さえ付け用先端挟持面を設けたことを特徴とする食材加工用補助具。
  2. 前記挟持押さえ付け用先端挟持面は、前記各開閉可動部の前記各挟持用立設部の先端部に対向状態に夫々形成され、先端側程対向間隔が広くなるハ字状に対向する傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載の食材加工用補助具。
  3. 対向内面を前記挟持面とした前記開閉可動部の前記挟持用立設部の外面を指掛け面とし、この指掛け面に指を掛けて閉動操作若しくは把持したこの指の下部に前記押圧用底部を配設した構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の食材加工用補助具。
  4. 基部同士を枢着した前記開閉可動部の対向内側に前記挟持用立設部を設けると共に、この挟持用立設部に連設して外側へ突出状態に前記押圧用底部を設け、この押圧用底部の外端部に折り返し立設部を連設した構成として、前記挟持用立設部の外面に指を掛けて把持したこの指を覆う指保護凹部を前記開閉可動部に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の食材加工用補助具。
  5. 前記開閉可動部の前記挟持用立設部の対向内面に夫々設けた前記挟持面は、対向間隔が下端側程広がる傾斜挟持面を有する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の食材加工用補助具。
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