JP5258619B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の構成を模式的に示す概略構成図である。図1に基づいて、空気調和装置100の構成について説明する。この空気調和装置100は、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用して、冷房運転又は暖房運転を実行できるものである。併せて、空気調和装置100は、除湿運転を実行できるようになっている。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
第1送風手段5が駆動することにより室内空気が第1取込口20aから吸着風路20内に取り込まれる。この空気は、冷却器4で冷却・除湿されて相対湿度の高い空気となり、第1ローター7に導かれる。この相対湿度の高い空気中に含まれている水分は、第1ローター7の吸着面で毛管凝縮作用により吸着された後、第2ローター8で同様に吸着される。吸着風路20に取り込まれた空気は、第1ローター7及び第2ローター8で水分吸着されることで、水分量の少ない空気として第1吹出口20bから室内に供給される。このようにして、空気調和装置100では、室内の除湿運転を実行している。
[同方向回転パターン]
周囲の相対湿度が高い場合、空気中の水分量が多く、ローターが飽和吸着量に早く到達するため、早めの脱着が効果的であり、高速回転がよい。また、相対湿度が高いと第1ローター7及び第2ローター8に吸着されている水分量が多く、脱着時に第2ローター8を通過した空気は相対湿度が高い。第1ローター7と第2ローター8を逆回転とすると、第2ローター8で脱着して相対湿度が高く水分量が多い空気が、第1ローター7で脱着完了間際の水分量の少ない部分に到達し、第1ローター7では十分脱着できない可能性がある。脱着性能の低下はローターの吸着容量を低下させることにより吸着性能を悪化させることになる。以上により、同方向回転がよい。
周囲の相対湿度が低い場合、空気中の水分量は少なく、ローターが飽和吸着量に到達するのにある程度の時間が必要であり、比較的にゆっくりと回転させることでも性能を確保できる。そのため低速回転でよい。また、相対湿度が低いと第1ローター7及び第2ローター8に吸着されている水分量が少なく脱着時に第2ローター8を通過した空気もそれほど相対湿度が高くない。第1ローター7と第2ローター8を逆回転とすることでも脱着は十分に可能である。
図10は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100aの構成を模式的に示す概略構成図である。図10に基づいて、空気調和装置100aの構成について説明する。この空気調和装置100aは、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用して、冷房運転又は暖房運転を実行できるものである。併せて、空気調和装置100aは、除湿運転を実行できるようになっている。なお、この実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
第1送風手段5が駆動することにより室内空気が第1取込口20aから吸着風路20内に取り込まれる。この空気は、冷却器4で冷却・除湿されて相対湿度の高い空気となり、エリア40に流入する。この空気は、第1ローター7に導かれ、第1ローター7で水分が吸着されて低湿となる一方で吸着熱により温度上昇してからエリア41に流入する。エリア41に流入した空気は、エリア40aの低温度の空気と熱交換する。つまり、金属材料で構成されている第1連通管30aを介してエリア41を低温環境(エリア40a)に曝すのである。こうすることによって、エリア41の空気の温度を低下させ、相対湿度を上昇させることができる。
Claims (11)
- 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び冷却器が直列に接続される冷凍サイクルと、
前記冷却器が風上側に配置された水分吸着風路と、
前記凝縮器が風上側に配置された水分脱着風路と、
吸着剤が担持され、前記水分吸着風路と前記水分脱着風路とに跨るように回転自在に配置されており、回転することで前記水分吸着風路に位置する領域と前記水分脱着風路に位置する領域とが変更する2つの水分吸着手段と、を有し、
前記2つの水分吸着手段が、空気の流れ方向に直列に配置された第1水分吸着手段と第2水分吸着手段とで構成され、
前記第1水分吸着手段及び前記第2水分吸着手段は、
それぞれの周辺空気に応じて回転速度及び回転方向が決定され、
前記第1水分吸着手段の回転と前記第2水分吸着手段の回転とが、それぞれ個別に実行される
ことを特徴とする空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段が前記水分吸着風路において風上側に配置されており、
前記第1水分吸着手段及び前記第2水分吸着手段を同方向又は逆方向に回転させる
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段を前記第2水分吸着手段よりも高速で回転させる
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。 - 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び冷却器が直列に接続される冷凍サイクルと、
前記冷却器が風上側に配置された水分吸着風路と、
前記水分吸着風路に取り込んだ空気を前記冷却器側に戻らないようにする吸着側風路仕切と、
前記凝縮器が風上側に配置された水分脱着風路と、
前記水分脱着風路に取り込んだ空気を前記凝縮器側に戻らないようにする脱着側風路仕切と、
吸着剤が担持され、前記水分吸着風路と前記水分脱着風路とに跨るように回転自在に配置されており、回転することで前記水分吸着風路に位置する領域と前記水分脱着風路に位置する領域とが変更する2つの水分吸着手段と、
金属材料で構成され、前記2つの水分吸着手段の間の連通路を形成する連通管と、を有し、
前記吸着側風路仕切が前記水分吸着風路における前記連通管の風下側端部に、前記脱着側風路仕切が前記水分脱着風路における前記連通管の風下側端部に、それぞれ設けられており、
前記水分吸着風路における前記連通路を流れる空気と前記冷却器出口の空気とで熱交換させ、前記水分脱着風路における前記連通路を流れる空気と前記凝縮器出口の空気とで熱交換させる
ことを特徴とする空気調和装置。 - 前記吸着側風路仕切及び前記脱着側風路仕切の近傍にそれぞれ断熱材を設けた
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和装置。 - 前記連通管にフィンを取り付けた
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調和装置。 - 前記2つの水分吸着手段が、空気の流れに対して直列に配置された第1水分吸着手段と第2水分吸着手段とで構成されており、
前記第1水分吸着手段の回転と前記第2水分吸着手段の回転とが、それぞれ個別に実行される
ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段及び前記第2水分吸着手段は、
それぞれの周辺空気に応じて回転速度及び回転方向が決定される
ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段が前記水分吸着風路において風上側に配置されており、
前記第1水分吸着手段及び前記第2水分吸着手段を同方向又は逆方向に回転させる
ことを特徴とする請求項8に記載の空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段を前記第2水分吸着手段よりも高速で回転させる
ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和装置。 - 前記第1水分吸着手段及び前記第2水分吸着手段に担持される吸着剤を、活性炭、シリカゲル、ゼオライトあるいはメソポーラス無機材料、又は、それらの組み合わせで構成した
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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