JP5257284B2 - Ventilation hood - Google Patents
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Description
本発明は、建物の壁面に設置する換気フードに関するものである。 The present invention relates to a ventilation hood installed on a wall surface of a building.
換気フードは住宅の室外側に設置されるため、風や雨などが室内に浸入しない構造が求められている。このような中で通気用の開口部にフィンを備え耐外風、耐雨性を向上させた換気フードとして特許第3414116号に記載のようにフード部の左右側面と下面に開口部を設け、左右側面の開口部には壁面と垂直方向に排気流を壁から離れる方向に案内する複数枚のフィンを形成した構造が示されている。また、特開2005−043004号のようなフード前面側に風雨防止板を設け、その裏側壁方向に設けた角形の筒体を設け、その上下左右4面の外周面に複数のフィンを形成した通気口を形成した構造が提案されている。 Since the ventilation hood is installed outside the house, there is a demand for a structure that prevents wind and rain from entering the room. Under such circumstances, as described in Japanese Patent No. 3414116, openings are provided on the left and right side surfaces and the lower surface of the hood portion as a ventilation hood having fins in the ventilation opening portion and improved outside wind resistance and rain resistance. A structure in which a plurality of fins for guiding the exhaust flow in the direction away from the wall in the direction perpendicular to the wall surface is formed in the opening on the side surface is shown. Further, a wind and rain prevention plate is provided on the front side of the hood as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2005-043004, a rectangular cylinder provided in the direction of the back side wall is provided, and a plurality of fins are formed on the outer peripheral surface of the upper, lower, left and right surfaces. A structure in which a vent is formed has been proposed.
特許文献1、2に示されるような従来の構造においては、フード上面に降った雨水がフード表面に流れ、フード表面に生じる筋状の汚れや、壁伝いに流れる雨水による壁汚れが生じやすいものであった。また、風向き、風速など設置される環境条件によっては、複数枚のフィンの間にある隙間より、フード内部や通気用のダクト内部に雨水が浸入するなどの課題があった。また、施工時のフランジ部とフード部の固定において、フード左右側面のネジ固定部は、壁面に近い位置にあるうえに、ネジをフード側面に対し垂直に締める構造であるため、ネジ穴の位置が目視しにくく、また、壁などが邪魔となりネジが締めにくいという課題があった。また、フードの固定は左右に備えたネジだけであることから、ネジが腐食してフード部が落下しないようネジの耐食性を向上させる必要があった。また、特許文献2の構成では、フードの上部に取り付け金具を備え、この取り付け金具の先端を筐体に挿入しフードの落下防止をしているが、この取り付け金具はフードより外部に露出しており、取り付け金具自体を腐食しないよう耐食性を向上させる必要があった。さらには、フード上面の形状によっては、鳥などが飛来し巣を作ることや、この巣のため、フィンとフィンの間の隙間を塞ぎ換気不足になることや、あるいは、糞などにより壁、フードを汚すといった課題があった。
In the conventional structure as shown in
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、フードの固定構造を改善し施工性がよく、また、雨水が浸入しにくく外観が汚れにくい換気フードを得ることである。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to obtain a ventilation hood that improves the fixing structure of the hood, has good workability, and that rainwater does not easily enter and the appearance does not get dirty.
通気用ダクトを接続するダクト接続口と、前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、前記フードは、前記フードの側面と前記フードの前面を一枚板で形成した前面板と、前記フードの天面を形成する天板と、前記フードの底面を形成する底板と、を別部材で組み合わせて構成し、前記天板の前面側端部に雨水を排出する開口部を備えたものである。 A duct connection port for connecting a duct for ventilation, a plate-like flange provided with the duct connection port, a hood provided with a ventilation port for covering the outer periphery and one surface side of the flange, and the hood, A front plate in which the side surface of the hood and the front surface of the hood are formed as a single plate, a top plate that forms the top surface of the hood, and a bottom plate that forms the bottom surface of the hood are combined in separate members. In addition, an opening for discharging rainwater is provided at the front side end of the top plate .
この換気フードによれば、雨水がフード内部の通気用ダクトに浸入しにくく、また、フード前面及び壁面が汚れにくく、施工性にも優れた換気フードが得られる。 According to this ventilation hood, it is difficult for rainwater to enter the ventilation duct inside the hood, and the front surface and the wall surface of the hood are not easily contaminated, and a ventilation hood excellent in workability can be obtained.
以下に、本発明にかかる換気フードの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。 Embodiments of a ventilation hood according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments.
実施の形態1.
まず、本発明に係る換気フードの構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る換気フードを斜め上方より見た分解斜視図である。
First, the structure of the ventilation hood which concerns on this invention is demonstrated.
1 is an exploded perspective view of a ventilation hood according to
図1において、換気フード50は、建物の屋外と屋内とを隔てる壁に形成された穴(図示しない)の室外側の開口部に取り付けられ、屋内から屋外へと室内空気を排気したり、屋外から屋内へと外気を取り入れ給気を行うダクトの端末に設けられる部材である。換気フード50は、換気のための開口を覆うフード1と、換気フード50を建物外壁に取り付けるための平板状で形成した四角形のフランジ2と、換気設備とつながる換気用ダクトを接続し、フード1へ連通させるダクト接続口3から構成される。フランジ2は外周を壁面側に3〜5ミリ程度屈曲させた縁部2aを形成し、また、フランジ2の中央部には、フランジ2の面2bを貫通する形でダクト接続口3が配設されている。ダクト接続口3は、フード1内に納まる側のフランジ2の面2bに端部3aが突出して取り付けられており、フランジ2の裏側の壁面側端部3bは換気設備とつながる換気ダクトと接続可能となっている。ダクト接続口3の端部3aはダクト接続口の外周につば状に突出して形成されている。これは、フード1内部に浸入した外風や雨水がフランジ2の面2bに反射してダクト接続口3の筒状部内に浸入することを防止している。フランジ2と外壁との固定は左右側面付近に設けられた取り付け穴(図示しない)により固定ネジで建物外壁に固定される。換気用ダクトは主に鋼板や樹脂で形成したパイプが用いられ、円筒形のダクト接続口3をパイプ内に挿入して接続する。また、フランジ2の外周の縁部2aと壁との隙間は、雨水が浸入し換気用ダクトと壁に設けた穴との隙間より壁内に雨水が浸入しないよう、縁部2aの内周にシール材を貼ることや、外周に沿って壁面との間にコーキングをすることで確実に密閉される。
In FIG. 1, a
次にフード1の構成について説明する。
図2はフード1の構成を示す斜視図、図3は、フード1の天板19を接合した組立て状態を示す斜視図である。
図2に示すように、フード1は概略箱形をなしておりフード前面1cと、左右のフード側面1a、1bは前面板18の一枚板で一体に形成している(以下説明において、上下、左右は本換気フードの建物設置状態での屋外側から見た位置を意味する)。また、フード側面1a、1bには通気口7が設けられ、その開口部にフィン8が切起こしで一体に形成されている。また、フード上面1dを構成する天板19および、フード底面1fを構成する底板20は各々別部品で形成している。図2、図3に示すように、前面板18のフード側面1a、1bは、上部と下部に天板19、底板20を接合する接合片25を備え、この接合片25と天板19、底板20はスポット溶接などにより接合部21にて一体化している。天板19は換気フード50の上方からの外風や雨水の浸入を防止し、底板20は、換気フード50の下方からの外風、雨水の浸入を防止する。
Next, the configuration of the
FIG. 2 is a perspective view showing the configuration of the
As shown in FIG. 2, the
このように換気フード1の前面板18と、天板19、底板20とを別部材化し、前面板18の上下にて接合したことから、フード前面1c、フード側面1a、1bに接合箇所がなく面一にでき、後述するフード1内に浸入した雨水が途中で留まることがなく良好に排出できる。また、フード1の意匠として重要なフード前面1cおよびフード側面1a、1b部分に接合部21が現れず意匠性がよい。
Thus, since the
図4はフード1の内側を見た斜視図である。
図1〜4に示すように、通気口7の複数枚のフィン8は気流を壁から離れる方向に案内するよう、フード上面1dから見て、フィン8の先端がフランジ2の方向にフード内側へ切起こして傾斜させている(図7参照)。前面板18はフード前面1cが膨れるようにR形状で形成し、フード側面1a、1bへと繋がっている。また、底板20のフード前面1c側の端部は、通気用の通気口11が設けられる。この通気口11は、前面板18のR部と底板20との隙間で形成される半月状の形状である。また、この通気口11は、フード側面1a、1bに設けた通気口7からの換気風量を補うとともに、後述する天板19やフード1内部の水抜きとして機能する。
FIG. 4 is a perspective view of the inside of the
As shown in FIGS. 1 to 4, the plurality of
次に、フランジ2とフード1の固定について図1〜図7を用い説明する。
図5は、施工時にフード1をフランジ2に引っ掛ける状態を示した斜視図であり、図6はフード1側に設けた舌状部13と、フランジ2側に設けた引っ掛け部4の関係を示す斜視図である。また図7はフード1とフランジ2側に設けたフード固定板5とをネジ22で係合した場合を示す断面図である。
なお、フード1はフランジ2に着脱自在に固定し、通気口7の清掃など定期的にメンテナンスが行える構造となっている。
Next, fixation of the
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the
The
図1において、フランジ2の建物設置状態で上側となる部分には、フード1を一時的に支持するための引っ掛け部4と引っ掛け穴4aが設けられている。引っ掛け部4はフランジ2の面2bに左右一対で備え、面2bから垂直にフード1側に突出している。一方、図4に示すようにフード1の内側には、フード上面1d側の左右に、フランジ2に備えた引っ掛け部4に相当した位置に舌状部13を備えている。この舌状部13はフード側面1a、1bの上部に設けた接合片25のフランジ2側の端部にフード底面1f側に向けて舌状に形成される。なお、引っ掛け部4の引っ掛け穴4aは舌状部13よりも数ミリ大きい角穴で形成し舌状部13を挿入しやすい形状としている。
In FIG. 1, a hooking
フード1をフランジ2に固定する場合は、図5、図6に示すようにフード1の内側に設けた舌状部13をフランジ2の引っ掛け穴4aに引っ掛けるため、フード1を斜め上方よりフランジ2に接近させ、舌状部13を引っ掛け穴4aに挿入する。フード1下端を下ろし、フランジ2側に接触させることで、一時的にフランジ2がフード1を保持する。この構造は後述するネジ22で固定を行うまでの仮固定が図られることと、ネジ22による固定が万一不全となった場合に、フード1が落下するのを防止する効果も奏する。
When the
図1に示すように、フランジ2の面2bの左右には、フード1を固定するためのフード固定板5が面2bより垂直にフード1側に立設し、その先端部はフード固定穴5aを有しフランジ2の内側方向に屈曲している。このフード固定板5にフード1を固定するために、フード1の通気口7のフランジ2側の端部にはフード固定板5の先端部に合うように底面を有する凹部形状のネジ取り付け面10を設けている。このネジ取り付け面10は、フード固定板5の先端屈曲角度と同じく傾斜させており、また、その中央に締結部材通し穴となるネジ穴10aを設けている。図7に示されるように、フランジ2がフード1を正常に保持した状態で、フード1のネジ穴10aとフランジ2のフード固定穴5aは中心が一致し、ネジ22で左右二ヶ所固定される。フード1のネジ取り付け面10は傾斜によりフード手前側に向いており、フード1をネジ22で固定する際に、ネジ穴10aが認識しやすく作業性がよい。また、従来の側方からネジ締め作業となっていたのに対し、斜め前方側から作業が可能となるため、ドライバーをネジに垂直に当てて締め上げることが容易となり、またフード左右側面の近くに壁面の張り出しなどがあっても、ネジ締めが容易にできる。
As shown in FIG. 1, on the left and right sides of the surface 2b of the
フランジ2の下部には左右一対の引っ掛け部4と対向する位置にそれぞれ逆取り付け防止板6を設けている。この逆取り付け防止板6は、フランジ2の面2bからフード1側の方向に垂直に突出している。また、フード上面1dから引っ掛け部4までの距離とフード底面1fから逆取り付け防止板6までの距離はほぼ等しくなるよう配置されている。この逆取り付け防止板6は、フード1を天地逆でフランジ2に取り付けようとすると、上述したフード内側の舌状部13と逆取り付け防止板6とが干渉し、フード1がフランジ2に一時的に保持されないことと、フード1のネジ穴10aとフランジ2のフード固定穴5aの位置がずれ、フード1の逆取り付けが防止されるものである。
A reverse
次に外風や、雨水がフード内部のダクト接続口3の筒状部内に浸入しない構造について説明する。
図1、図5において、フランジ2の中央に突出した筒状のダクト接続口3の左右と、フード1の通気口7との間には、通気口7の開口面と平行に風雨防止板9を設けている。風雨防止板9は、フランジ2の面2bから垂直にフード1側に突出させている。また、風雨防止板9のフード1側の長四角部9aは、フード1側からフランジ2側の幅が概略20〜30mm程度で、フード上面1d側からフード底面1f側までの縦の長さはダクト接続口3の内径とほぼ同じ長さとなるように形成している。
Next, a structure in which outside wind and rainwater do not enter the cylindrical portion of the
1 and 5, a wind and
図8は換気フード50の建物設置状態を示す断面図である。図8に示すように、風雨防止板9の長四角部9aは、通気口7の開口面のほぼ中央に位置している。これは、換気フード50の建物設置状態で、フード1の外部から通気口7のフィン8の隙間よりフード1の内部を斜め上方側、斜め下方側、あるいは斜め前面側など様々な方向から見ても、ダクト接続口3の筒状部が直接見えないように配置されている。この風雨防止板9により、フィン8の隙間から吹き込む外風が直接ダクト接続口3へ至ることがないよう遮蔽板として機能し、外風の影響を軽減している。また降雨時においては、フィン8の隙間から吹き込む雨水が一旦は風雨防止板に当たることによりダクト接続口3の筒状部内への雨水の浸入を遮蔽する。
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a building installation state of the
以上のように説明した引っ掛け部4、フード固定板5、逆取り付け防止板6、風雨防止板9は、図9に示されるように、一体で構成して取り付け板12として集約している。取り付け板12はフランジ2の面2bに溶接やネジ止めにより固定される。このように構成することで、各部品を個々に作成して管理する手間や、フランジ2に各部品を固定する手間が省けるとともに、各部品間の位置ずれが防止できることから、組立て性が良く、また信頼性の向上が図られるものである。
The
次にフード1の天板19や、底板20に溜まった雨水の水抜きをする構造について説明する。
図8の断面図に示されるように、天板19には壁面側からフード前面1c側に下がる傾斜部17を設け、その先の先端部15は、フード1の前面板18の上端よりも低くなるよう屈曲させ、さらに先端部15のほぼ中央に切り欠きで形成した水抜き開口14を設けている(図2参照)。
また、底板20はフード前面1c側となる先端部16が直角上向きに曲げられており、またフード前面1c側からフランジ2側の方向へ下がる傾斜部17aが設けられ、この傾斜部17aによりフランジ2側の端部に排水用の開口1gが形成されている。先端部16は、フード前面1c側の斜め下方から吹き込む外風や雨水がダクト接続口3の筒状部内に浸入するのを防ぐ遮蔽壁の目的で設けている。また、このため底面20に溜まった水の水抜きについては、フランジ2側の端部1gにて排出する構造としている。
Next, a structure for draining rainwater collected on the
As shown in the cross-sectional view of FIG. 8, the
Further, the
フード上面1dに降った雨水の水滴23は天板19の傾斜部17によりフード前面1cの方向に流れ、先端部15に集められる。集められた水は前面板18で堰き止められ、水抜き開口14よりフード内側に落下し(水滴23a)、矢印のように前面板18の内側に沿って流れ、底板20と前面板18との間に設けた通気口11よりフード外に排出する。また、底板20の内側に入った水滴23bは底板20に設けられた傾斜部17aにより先端部16側からフランジ2側に流れ、開口1gよりフランジ2の下側に設けられた水切り板24を介して壁から離れて(壁面を伝わらず)下方に落下する(水滴23c)。
以上のような構成により、フード上面1dに降った雨水の水滴23aが前面板18の内側を流れ、表面を流れることがないので、雨だれによる前面板18が汚れるのを防止できる。また、前述したように、換気フード1の前面板18と、天板19、底板20とを別部材化し、前面板18の上下にて接合したことから、フード前面1c、フード側面1a、1bに接合箇所がなく面一にでき、フード1内に浸入した雨水が途中で留まることがなく良好に排出できる。また、水滴23aを換気フード50が設置された壁から離れた位置で落下させることで、水滴23が壁面を伝い壁を汚すのを防止できる。さらに、フード1の内部に吹き込んだ水滴23bも効果的にフランジ2側に流し、水切り板24により壁に伝わらないように落下させ(水滴23c)、壁汚れを防止できる。
With the above-described configuration, rainwater drops 23a that have fallen on the upper surface 1d of the hood flow inside the
実施の形態2
次に、換気フード50の上部に、鳥などの小動物が巣を作らない構成を説明する。
図10は換気フード50の上部に鳥の巣対策を施した側面図である。なお、実施の形態1と同一の構成には、同一の符号を付しており、説明を省略する。
Next, a configuration in which a small animal such as a bird does not form a nest in the upper part of the
FIG. 10 is a side view in which a bird's nest countermeasure is taken on the top of the
換気フード50のフード上面1dとなる部分には、フード上面1dの幅とほぼ同じ幅で、フランジ2側からフード前面1c側に下り傾斜させた傾斜板26を取り付けられるようになっている。傾斜板26の両側面には下方に延伸させた位置決め板28を備え、この位置決め板には位置決め穴28aを設ける。フード側面1a、1b上部にはこの位置決め穴28aに対応する位置に設けたネジ穴(図示しない)を設け、位置決め板28をフード側面1a,1bをネジで固定する。なお、図10に示すように位置決め穴28aを長穴状に形成することにより、傾斜板26はフード1の天板19上にて前後に若干スライドすることを可能とし、壁からの位置、あるいは住宅の庇からの出っ張りなど調整可能としている。傾斜板26はネジでフード側面1a、1bに仮固定した後、図10の矢印に示すように傾斜板26を壁側にスライドさせて壁と密着させネジを本締めし固定する。傾斜部27の水平面からの角度は概ね30°としているが、鳥が飛来してフード上面1dにとまることを防止するものであり、外観意匠を損ねない程度で設定されている。
これにより傾斜板26を設けた換気フード50は、フード上面1dに鳥が飛来してとまり難くなり、換気フード50に鳥がとまって前面板18や壁などが鳥の糞により汚れることを防止できる。
An inclined plate 26 that is substantially the same as the width of the hood upper surface 1d and is inclined downward from the
As a result, the
以上のように、本発明にかかる換気フードによれば、雨水がフード内部の通気用ダクトに浸入しにくく、また、フード前面及び壁面が汚れにくく、施工性にも優れた換気フードが得られる。 As described above, according to the ventilation hood according to the present invention, it is difficult for rain water to enter the ventilation duct inside the hood, and the front surface and the wall surface of the hood are not easily contaminated.
1 フード、1a、1b フード側面、1c フード前面、1d フード上面、
1f フード底面、1g 開口
2 フランジ、2a 縁部、2b 面
3 ダクト接続口、3a、3b 端部
4 引っ掛け部、4a 引っ掛け穴
5 フード固定板、5a フード固定穴
6 逆取り付け防止板
7 通気口
8 フィン
9 風雨防止板、9a 長四角部
10 ネジ取り付け面(凹部)、10a ネジ穴(締結部材通し穴)
11 通気口
12 取り付け板
13 舌状部
14 水抜き開口
15 先端部
16 先端部
17 傾斜部、17a 傾斜部
18 前面板
19 天板
20 底板
21 接合部
22 ネジ
23、23a、23b、23c 水滴
24 水切り板
25 接合片
26 傾斜板
27 傾斜部
28 位置決め板、28a 位置決め穴
50 換気フード
1 hood, 1a, 1b hood side, 1c hood front, 1d hood top,
1f Hood bottom,
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、
前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、
前記フードは、前記フードの側面と前記フードの前面を一枚板で形成した前面板と、
前記フードの天面を形成する天板と、
前記フードの底面を形成する底板と、
を別部材で組み合わせて構成し、前記天板の前面側端部に雨水を排出する開口部を備えたことを特徴とする換気フード。 A duct connection port for connecting a ventilation duct;
A flat flange having the duct connection port;
A hood provided with a vent for ventilation covering the outer periphery and one surface side of the flange;
The hood is a front plate in which the side surface of the hood and the front surface of the hood are formed as a single plate,
A top plate forming the top surface of the hood;
A bottom plate forming a bottom surface of the hood;
A ventilation hood comprising: an opening for discharging rainwater at a front side end of the top plate .
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