JP5256113B2 - 定電流駆動式のled照明装置 - Google Patents

定電流駆動式のled照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続したものを定電流で駆動して点灯させる定電流駆動式のLED照明装置に関する。
従来から、複数のLEDを使用した照明装置では、直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続して点灯させる場合が多い(例えば、特許文献1)。図4は、直流電源間に、複数のLED1〜LED9を直列および並列に接続し、各LED直列回路にそれぞれ電流制限抵抗体R1〜R3を直列に接続したLED照明装置を示す回路図である。この場合、各LEDに順方向電圧(Vf)のばらつきがあると、各LED直列回路のLEDを流れる電流にばらつきが生じる。
LED1〜LED9の順方向電圧をそれぞれVf1〜Vf9としたとき、各LEDをそれぞれ流れる電流I1〜I9は、下式で計算される。
I1=I2=I3=(V1−Vf1−Vf2−Vf3)÷R1
I4=I5=I6=(V1−Vf4−Vf5−Vf6)÷R2
I7=I8=I9=(V1−Vf7−Vf8−Vf9)÷R3
上式で例えば、Vf1〜Vf3=2.9(V)、Vf4〜Vf6=3.2(V)、Vf7〜Vf9=3.0(V)のような順方向電圧のばらつきがあり、R1〜R3=100(Ω)、V1=12(V)としたとき、以下のように各電流が大きくばらつく。
I1=I2=I3=(12−2.9−2.9−2.9)÷100=33(mA)
I4=I5=I6=(12−3.2−3.2−3.2)÷100=24(mA)
I7=I8=I9=(12−3.0−3.0−3.0)÷100=30(mA)
この電流のばらつきは、LEDの輝度のばらつきに結びつくため、複数のLEDを用いて均一な照明を得る際の障害となる。
このため、従来から、図5のように、各LED直列回路に定電流回路を接続し、各LEDに流れる電流を定電流にする方法が知られている(例えば、特許文献2)。図5の回路は、直流電源のほかに、直列に接続した複数のLEDとトランジスタとの直列回路を複数並列に接続し、かつ各トランジスタTr1〜Tr3のベース(B)電極を共通に接続して、各トランジスタTr1〜Tr3の直列回路の電流を略一致させる定電流回路(カレントミラー回路)と、直列に接続した2つの分圧抵抗体R4、R5を有しその接続点aをトランジスタTr1〜Tr3のベース電極に接続した分圧回路とを有している。
図5において計算を簡略化するため、トランジスタTr1〜Tr3の直流電流増幅率hFEが十分に大きな値とし、それぞれのベース電流を0として計算する。また、ベース(B)電極−エミッタ(E)電極間電圧は0.6Vとする。この場合、各LEDに流れる電流は下式で計算される。
I1=I2=I3=(V1×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R1
I4=I5=I6=(V1×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R2
I7=I8=I9=(V1×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R3
上式でR1=R2=R3としておけば、LED1〜LED9はすべて同一の電流で駆動でき、均一な照明を得ることができる。例えばR1〜R3=47(Ω)、R4=1000(Ω)、R5=200(Ω)、V1=12(V)として上式に代入すると、各電流は以下のように計算されて同一の電流となる。
I1〜I9=(12×200÷(1000+200)−0.6)÷47
=30(mA)
なお、各LEDの輝度のばらつきを防止するために、ばらつきの少ないLEDを予め選別して使用することも考えられるが、各LEDの順方向電圧を個別に計測して選別する必要があり作業が煩雑になる。
ところで、例えば、画像処理装置用のLED照明装置では、通常点灯時のほかにカメラ撮像の際に高輝度のストロボ点灯が必要になる場合がある。この場合、LEDの点灯と消灯の点灯比率を制限し、高輝度点灯時に通常点灯時よりも高い電圧を印加してLEDに大きな電流を流すことにより、高い輝度を得る方法が知られている。例えば、図4の場合、通常点灯時の印加電圧12Vに対して、ストロボ点灯時には18Vを印加し、点灯比率を10%以下に制限する。その場合、LEDに流れる電流は、以下のように計算される。
I1=I2=I3=(18−2.9−2.9−2.9)÷100=93(mA)
I4=I5=I6=(18−3.2−3.2−3.2)÷100=84(mA)
I7=I8=I9=(18−3.0−3.0−3.0)÷100=90(mA)
ストロボ点灯時には、通常点灯時の12Vを印加した場合の電流30mAに比べておよそ3倍の約90mAの電流が流れるため、短い点灯時間に制限されるものの、高い輝度を得ることができる。一般にこの機能をストロボ点灯機能と呼ぶ。
特開2004−039290号公報 特開2007−096287号公報
しかし、上記ストロボ点灯機能を図5の回路に適用しようとすると、その電流は下式のとおり、上記した図4におけるストロボ点灯時の約90mAの電流に比べて大幅に低下する。
I1〜I9=(18×200÷(1000+200)−0.6)÷47
=51(mA)
このように、図5の回路により、LEDの通常点灯(V1=12V)時には輝度を均一にできるが、ストロボ点灯の高輝度(V1=18V)時には所望の電流が得られず、通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を保つことができないという問題があった。この場合、高輝度点灯用に別途回路を用意する必要があり煩雑となる。
本発明は、前記の問題点を解決して、複数のLEDに輝度のばらつきがあっても均一な照明が可能であるとともに、通常点灯時と共通の回路で高輝度点灯が可能な定電流駆動型のLED照明装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る定電流駆動型のLED照明装置は、LEDの通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を選択して供給可能な直流電源と、直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続して構成される発光部と、前記直列接続された複数のLEDとそれぞれ直列に接続され、かつ各ベース電極が共通に接続されたトランジスタを有し、各LEDの電流を略一致させて定電流とする定電流回路と、第1の分圧抵抗体と第2の分圧抵抗体とが直列に接続されて、その接続点がトランジスタのベース電極に接続され、かつ、前記第1の分圧抵抗体がトランジスタのコレクタ電極側に接続された前記複数のLEDと前記接続点との間に接続されて、トランジスタのベース電圧を分圧する分圧回路と、前記第1の分圧抵抗体と直列に接続されて、前記通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を降伏電圧分だけそれぞれ下げる定電圧ダイオードを有し、各LEDにそれぞれ所望の定電流が流れるように、各印加電圧をそれぞれ所定電圧に調整する分圧回路調整手段とを有している。
この構成によれば、定電流回路は各直列接続された複数のLEDの電流を略一致させて定電流とし、分圧回路調整手段は、分圧回路の第1の分圧抵抗体と直列に接続されて、LEDの通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を降伏電圧分だけそれぞれ下げる定電圧ダイオードを有し、各LEDにそれぞれ所望の定電流が流れるように、各印加電圧をそれぞれ所定電圧に調整する。これにより、複数のLEDに輝度のばらつきがあっても均一な照明が可能であるとともに、通常点灯時と共通の回路で高輝度点灯が可能となり、容易に通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を確保できる。
好ましくは、前記定電圧ダイオードの降伏電圧と、前記分圧回路の分圧比とがそれぞれ複数の任意の値に設定可能であり、前記分圧回路調整手段は、これら降伏電圧と分圧比の任意の値を組み合わせて調整することができる。したがって、上記組み合わせによってより容易に通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を確保できる。
好ましくは、前記第1分圧抵抗体が温度によって抵抗値が変化する特性を持つ抵抗体からなる。したがって、この第1分圧抵抗体の使用により、一般に温度が上昇すると輝度が低下するLEDの温度特性を補償することが可能となる。
好ましくは、前記高輝度点灯時がカメラ撮像の際に使用されるストロボ点灯時である。したがって、画像処理装置におけるストロボ点灯をより容易に使用することができる。
本発明の第1実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。 第2実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。 第3実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。 従来のLED照明装置を示す回路図である。 従来のLED照明装置を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。この定電流駆動型のLED照明装置1は、例えば搬送される製品をカメラで撮像し、製品の撮像データを画像処理する画像処理装置用に使用される。本LED照明装置1は、直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続したものを定電流で駆動して点灯させるものであり、直流電源2、発光部3、定電流回路5、分圧回路6および分圧回路調整手段7を備えている。
前記直流電源2は、LEDの通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を選択して供給可能になっている。例えば12Vは通常点灯時であり、18Vの高輝度点灯時は前記画像処理装置においてカメラ撮像の際に使用されるストロボ点灯時である。この場合、印加電圧が12Vと18Vの2つの直流電源2を切り替え可能としてもよいし、直流電源2に電力変換器を設けて12Vと18Vの印加電圧に変換して選択供給するようにしてもよい。発光部3は、直流電源2間に直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続して構成され、例えば3個直列に接続されたLED1〜LED3、LED4〜LED6およびLED7〜LED9のLED直列回路が3つ並列に接続されたものである。
前記定電流回路5は、前記直列接続された複数のLEDとそれぞれ直列に接続され、かつ各ベース電極が共通に接続されたトランジスタを有し、各LEDの電流を略一致させて定電流とする。
この定電流回路5は、例えば、トランジスタTr1のコレクタ(C)電極にLED1〜LED3のLED直列回路が、エミッタ(E)電極にエミッタ抵抗体R1がそれぞれ接続された第1の直列回路、トランジスタTr2のコレクタ電極にLED4〜LED6のLED直列回路が、エミッタ電極にエミッタ抵抗体R2がそれぞれ接続された第2の直列回路、およびトランジスタTr3のコレクタ電極にLED7〜LED9のLED直列回路が、エミッタ電極にエミッタ抵抗体R3がそれぞれ接続された第3の直列回路を有して、これら3つの直列回路が並列に接続されており、かつトランジスタTr1〜Tr3の各ベース(B)電極は共通に接続されている(カレントミラー回路)。トランジスタは例えばNPN形のバイポーラトランジスタが使用される。
前記分圧回路6は、第1の分圧抵抗体R4と第2の分圧抵抗体R5とが直列に接続され、その接続点aがトランジスタTr1〜Tr3のベース電極に接続されて、トランジスタTr1〜Tr3のベース電圧を分圧する。第1の分圧抵抗体R4は、トランジスタTr1〜Tr3のコレクタ電極側に接続されたLED直列回路と前記接続点aとの間に接続される。つまり、第1の分圧抵抗体R4は、分圧計算において、その抵抗値を小さくすることで、分圧回路6によるトランジスタTr1〜Tr3のベース電圧の分圧によって前記第1〜第3の直列回路の各LEDの定電流を上昇させる側の分圧抵抗体である。
前記分圧回路調整手段7は、前記分圧回路6の第1の分圧抵抗体R4と直列に接続されて、前記通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を降伏電圧(逆電圧)分だけそれぞれ下げる定電圧(ツェナー)ダイオードZD1を有して、各LEDにそれぞれ所望の定電流が流れるように、各印加電圧をそれぞれ所定電圧に調整する。
また、定電圧ダイオードZD1の降伏電圧の値に加えて、分圧回路6の分圧比も第1分圧抵抗体R4および第2分圧抵抗体R5の抵抗値を変化させることにより複数の任意の値に設定可能である。前記分圧回路調整手段7は、これら降伏電圧と分圧比の任意の値を組み合わせて調整することができる。
上記構成を有する定電流駆動型のLED照明装置の動作について以下に説明する。
図1において計算を簡略化するため、上記と同様に、トランジスタTr1〜Tr3の直流電流増幅率hFEが十分に大きな値とし、それぞれのベース電流を0として計算する。また、ベース電極−エミッタ電極間電圧は0.6Vとする。この場合、LED1〜LED9をそれぞれ流れる電流I1〜I9は、分圧回路6の第1の分圧抵抗体R4および第2の分圧抵抗体R5、エミッタ抵抗体R1〜R3の抵抗値および印加電圧V1のほかに定電圧ダイオードZD1の降伏電圧を用いて、次式(1)に示される。
I1=I2=I3=((V1−ZD1)×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R1
I4=I5=I6=((V1−ZD1)×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R2
I7=I8=I9=((V1−ZD1)×R5÷(R4+R5)−0.6)÷R3 ………(1)
例えば、定電圧ダイオードZD1では降伏電圧=8(V)で、分圧回路6ではR4=200(Ω)、R5=200(Ω)に設定される。この場合、分圧回路6の抵抗体R5における分圧比は1/2である(図5の同分圧比は1/6)。また、R1=R2=R3=47(Ω)で、通常点灯時におけるV1=12(V)のとき、(1)式にこれらの数値を代入すると、各電流は以下のように計算される。
I1〜I9=((12−8)×200÷(200+200)−0.6)÷47
=30(mA)
高輝度点灯時におけるV1=18(V)のとき、各電流は以下のように計算される。
I1〜I9=((18−8)×200÷(200+200)−0.6)÷47
=94(mA)
図1の回路では通常点灯時の電圧V1を印加したとき各LEDに所望の定電流が得られるとともに、高輝度点灯時の電圧V1を印加したときに、従来の図5ではなく図4の回路における各LEDを流れる電流に近づけることができ、ストロボ点灯のような高輝度点灯に所望の定電流が得られる。したがって、通常点灯時および高輝度点灯時に、図1の共通の回路で、各LEDにそれぞれ所望の定電流を流すことができる。
これは、定電圧ダイオードZD1の降伏電圧を所定の大きさの値にすることにより、高輝度点灯時における高い電圧V1でのLED1〜LED9に流れる電流と、通常点灯時における低い電圧V1でのLED1〜LED9に流れる電流との比が大きくなることによる。また、定電圧ダイオードZD1の降伏電圧だけでなく、分圧回路6の分圧比を選択して組み合わせることにより、通常点灯時と高輝度点灯時において任意の前記電流比が得られる。
以上のように、本発明では、定電流回路5は各直列接続された複数のLEDの電流を略一致させて定電流とし、分圧回路調整手段7は、分圧回路6の第1の分圧抵抗体R4と直列に接続されて、LEDの通常点灯時と高輝度点灯時の印加電圧を降伏電圧分だけそれぞれ下げる定電圧ダイオードZD1を有し、各LEDにそれぞれ所望の定電流が流れるように、各印加電圧をそれぞれ所定電圧に調整する。これにより、複数のLEDに輝度のばらつきがあっても均一な照明が可能であるとともに、通常点灯時と共通の回路で高輝度点灯が可能となり、通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を確保できる。
また、定電圧ダイオードZD1の降伏電圧と分圧回路6の分圧比の任意の値を組み合わせることによって、より容易に通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を確保できる。
図2は第2実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。図2のように、第2実施形態は、第1実施形態のトランジスタTr1〜Tr3がNPN形であるのと異なり、PNP形のバイポーラトランジスタを使用している。このPNP形のバイポーラトランジスタの使用に伴い、発光部3、分圧回路6および定電流回路5の構成が、図1と上下逆の配置になっている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、複数のLEDに輝度のばらつきがあっても均一な照明が可能であるとともに、通常点灯時と共通の回路で高輝度点灯が可能となり、通常点灯時と高輝度点灯時の回路の互換性を確保できる。
図3は第3実施形態に係る定電流駆動型のLED照明装置を示す回路図である。図3のように、第3実施形態は、第1実施形態の第1分圧抵抗体R4に温度によって抵抗値が変化する特性を持った例えばサーミスタのような抵抗体を使用している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。第3実施形態では、第1実施形態と同様の効果に加えて、この第1分圧抵抗体R4(サーミスタ)の使用により、一般に温度が上昇すると輝度が低下するLEDの温度特性を補償することが可能となる。
なお、上記各実施形態では、定電圧ダイオードZD1の降伏電圧と分圧回路6の分圧比の任意の値を組み合わせて調整しているが、降伏電圧のみで分圧比を省略して調整するようにしてもよい。
1:定電流駆動型のLED照明装置
2:直流電源
3:発光部
5:定電流回路
6:分圧回路
7:分圧回路調整手段
Tr1〜Tr3:トランジスタ
R1〜R3:エミッタ抵抗体
R4:第1の分圧抵抗体
R5:第2の分圧抵抗体
ZD1:定電圧(ツェナー)ダイオード

Claims (4)

  1. LEDの通常点灯時と高輝度点灯時の2つの供給電圧を選択して供給可能な直流電源と、
    直列に接続された複数のLEDを複数並列に接続して構成される発光部と、
    前記直列接続された複数のLEDとそれぞれ直列に接続され、かつ各ベース電極が共通に接続されたトランジスタを有し、各LEDの電流を略一致させて定電流とする定電流回路と、
    前記直流電源と並列に接続される分圧回路であって、第1の分圧抵抗体と第2の分圧抵抗体とが直列に接続されて、その接続点がトランジスタのベース電極に接続され、かつ、前記第1の分圧抵抗体がトランジスタのコレクタ電極側に接続された前記複数のLEDと前記接続点との間に接続されて、トランジスタのベース電圧を分圧する分圧回路と、
    前記第1の分圧抵抗体と直列に前記直流電源と前記接続点との間に接続されて、前記通常点灯時と高輝度点灯時の2つの供給電圧を降伏電圧分だけそれぞれ下げる定電圧ダイオードを有し、各LEDにそれぞれ所望の定電流が流れるように、両点灯時における前記トランジスタのベース電圧に供給される2つの電圧を前記2つの供給電圧の電圧比とは異なる電圧比に調整する分圧回路調整手段と、
    を備えた定電流駆動式のLED照明装置。
  2. 請求項1において、
    前記定電圧ダイオードの降伏電圧と、前記分圧回路の分圧比とがそれぞれ複数の任意の値に設定可能であり、前記分圧回路調整手段は、これら降伏電圧と分圧比の任意の値を組み合わせて調整することができる、定電流駆動式のLED照明装置。
  3. 請求項1において、
    前記第1分圧抵抗体が温度によって抵抗値が変化する特性を持つ抵抗体からなる、定電流駆動式のLED照明装置。
  4. 請求項1において、
    前記高輝度点灯がカメラ撮像の際に使用されるストロボ点灯である、定電流駆動式のLED照明装置。
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