JP5255571B2 - バルブアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、医療器具を通じる流体の流れを制御するためのバルブアセンブリに関し、より詳細には、流体の流れを制御するためのアイリスバルブを組み込んだ止血バルブアセンブリに関する。
周知されている様々な医療手技は、カテーテル、套管針、及びシースなどの介入器具を患者の体内の血管に導入することによって開始される。介入器具を血管に導入するための典型的な手技としては、周知のセルディンガー(Seldinger)技法が挙げられる。セルディンガー技法では、針が血管に刺入され、その針の穴を通じてワイヤガイドが血管に挿入される。針は引き抜かれ、ワイヤガイド上に拡張器が挿入される。拡張器は典型的にはイントロデューサシースの内部に位置し、このイントロデューサシースもまた血管に挿入される。イントロデューサシースは典型的には止血バルブを備え、拡張器はその止血バルブを通過する。イントロデューサシースが適切に配置されると、拡張器は取り出される。次に介入器具が該シース及び止血バルブを通じて血管に挿入され得る。
介入器具が血管に導入されるとき、望ましくない血管への空気の混入又は漏出がないよう、注意を払わなければならない。同様に、望ましくない患者からの血液若しくは他の体液、又は腔内加圧ガスの漏出がないようにも注意を払わなければならない。カテーテル及び他の介入器具を導入するための手技がより広く受け入れられるようになるにつれ、それらの使用に伴う手技もより多様化するようになっており、様々なサイズ及びタイプのかかるイントロデューサ器具が劇的に増加している。結果として、流体が体内に、又は体外に漏出するリスクが高まっており、それに伴いかかる漏出の可能性を最小限に抑えるための警戒を怠らない必要性も高まっている。
漏出を最小限に抑えるための公知のある方法は、器具の細長通路に1つ又は複数のディスク状ガスケットを設けることであり、流体はその細長通路を制御可能な形で通過して体内に入ったり、又は体内から出たりし得る。かかるディスクは相対する表面を有し、多くの場合に、表面の各々を部分的に横切るように、且つディスクの内部に向かって内側に延在する1本又は複数のスリットを備える。スリット間に略軸方向開口部が設けられ、それによりディスクを通じて介入器具を挿入する際の封止可能な経路が提供される。かかるディスクの例が、例えば、参照によって本明細書に援用される米国特許第5,006,113号及び米国特許第6,416,499号に記載されている。これらのディスクは、概して大きい直径の器具の封止に効果的であるが、より小さい直径の器具の封止にはそれほど効果的でない可能性もある。これは特に、先により大きい直径の器具が通過した後のディスクを通じてより小さい直径の器具が導入される場合に当てはまり得る。
医療器具において細長通路を封止して流体の通過を防止するため現在使用されている別のタイプのバルブは、一般にアイリスバルブと称される。アイリスバルブは、例えば、参照によって本明細書に援用される米国特許第5,158,553号及び米国特許第7,172,580号に記載されている。アイリスバルブは、カテーテル型器具と連係されるバルブハブと、ハブと回転可能に係合されるノブとを含み得る。細長通路が貫通している弾性スリーブが、バルブ本体の内部に通じる開口部に位置決めされる。弾性スリーブの相対する軸方向端部は、それぞれハブ及び回転可能ノブと連係される。回転可能ノブが第1の方向に回転されると、弾性スリーブの通路は完全に開放される。ノブが第1の方向と反対の第2の方向に回転されると、弾性スリーブが2つの端部の中間で捻られて細長通路の全部又は一部が閉鎖する。
先行技術のアイリスバルブは、概して特定のサイズ及び構成のシースの封止には効果的であるが、かかるバルブはいくつかの欠点を有する。例えば、米国特許第5,158,553号のバルブの両端部の、それぞれハブ及びノブに対する係合のし方は、決して最適とはいえない。かかる端部は離脱する可能性があり、離脱すればバルブの封止部を形成する能力は無効となる。加えて、このバルブの外側ハウジングは、医師が使用中に把持し易いものではない。
米国特許第7,172,580号のバルブは、概して多くの適用に効果的であることが分かっている。このバルブは、長手方向溝と、それに対応する隆起部とを備え得るもので、ノブがハブに対して回転している間、これらが協働することによって医師に対しバルブの閉鎖量についてのフィードバックを提供する。このバルブの特殊な設計は、それぞれのバルブ部品がノブをハブに対し容易に回転可能にするのに十分な撓曲性を有することであると考えられる。しかしながら、このバルブの外側外形は略円筒形であり、医師による最適な操縦をもたらす人間工学的な表面は提供しない。
米国特許第5,006,113号明細書 米国特許第6,416,499号明細書 米国特許第5,158,553号明細書 米国特許第7,172,580号明細書
先行技術のアイリスバルブに付随する問題点を克服するバルブアセンブリを提供することが望ましいであろう。
先行技術の問題点は、本発明の特徴によって対処される。その一形態において、本発明は流体の流れを制御するためのバルブアセンブリを含む。このバルブアセンブリは、バルブカラーと、回転可能なバルブ制御部材と、開口部が貫通している可撓性バルブ部材とを備える。回転可能なバルブ制御部材とバルブカラーとが整列すると細長通路が画定され、その通路に沿って可撓性バルブ部材が配置される。バルブカラーは近位端と遠位端とを有し、近位端の少なくとも一部分が半径方向に撓曲可能であるような構造とされる。回転可能なバルブ制御部材は近位端と遠位端とを有し、人間工学的な外表面を備える。回転可能なバルブ制御部材の遠位端は、バルブ制御部材がバルブカラーに対して少なくとも部分的に回転可能であるような形でバルブカラーの近位端と係合される。回転可能なバルブ制御部材は、回転可能なバルブ制御部材が回転するとバルブカラーの一部分と係合する機構を備える。可撓性バルブ部材は、近位端と遠位端とを有する。バルブ部材の遠位端はバルブカラーに固定され、バルブ部材の近位端は回転可能なバルブ制御部材に固定される。回転可能なバルブ制御部材がバルブカラーに対し第1の方向に回転すると、バルブカラーの一部分が半径方向に撓曲し、それによって触覚を生じさせるような形で、且つ可撓性バルブ部材の長手方向開口部が、開放位置から、可撓性バルブ部材の開口部が少なくとも部分的に閉鎖される位置に収縮するような形で、回転可能なバルブ制御部材の機構がバルブカラーの一部分に係合する。
その別の形態において、本発明は、流体の流れを制御するためのバルブアセンブリを含む。このバルブアセンブリは、近位端と遠位端とを有するバルブチャンバと、近位端と遠位端とを有するをバルブカラーとを含む。バルブカラーの遠位端は、バルブチャンバの近位端と係合する。バルブカラーの近位部分は、半径方向に撓曲可能な半径方向隆起部分を画定する少なくとも1つの略U字型カットアウトを含む。近位端と遠位端とを有する回転可能なバルブ制御部材は、人間工学的に構成された外表面を備える。この外表面は、より小さい直径の近位端からより大きい直径の遠位端へと緩やかに湾曲する外側外形を含み、さらに、回転可能なバルブ制御部材の把持及び制御を容易にするよう外形に沿って配置された1つ又は複数の外部部材を含む。回転可能なバルブ制御部材の遠位端は、バルブ制御部材がバルブカラーに対して少なくとも部分的に回転可能であるような形で前記バルブカラーの近位端と係合される。回転可能なバルブ制御部材は、バルブ制御部材がバルブカラーに対して回転する間、隆起部が撓曲するような形で、バルブカラー隆起部と係合するサイズ及び形状の少なくとも1つの内側部材を備える。バルブチャンバとバルブカラーと回転可能なバルブ制御部材とがバルブアセンブリにおいて整列すると、それらを貫通する細長通路が画定される。可撓性バルブ部材は近位端と遠位端とを有し、ここで遠位端はバルブカラーに固定され、近位端は回転可能なバルブ制御部材に固定される。可撓性バルブ部材は通路に沿って配置され、長手方向開口部が貫通している。回転可能なバルブ制御部材がバルブカラーに対して第1の方向に回転すると、バルブカラーの一部分が半径方向に撓曲し、それによって触覚を生じさせるような形で、且つバルブ部材の長手方向開口部が、開放位置から、開口部が少なくとも部分的に閉鎖される位置に収縮するような形で、回転可能なバルブ制御部材の内側部材がそれぞれのバルブカラー隆起部と係合する。
本発明の実施形態に係る止血バルブアセンブリの斜視図である。 図1の止血バルブアセンブリの分解図である。 図1のバルブアセンブリの一部分の長手方向拡大断面図である。 バルブカラーの側面図である。 図4のカラーの断面図である。 別の回転方向から見た図4のカラーの別の側面図である。 図6のカラーの断面図である。 カラー14の遠位端の端面図である。 回転可能なバルブ制御部材の遠位端面図である。 回転可能なバルブ制御部材の側面図である。 回転可能なバルブ制御部材の近位端面図である。 図10に図示されるとおりの回転可能なバルブ制御部材の断面図である。 本発明の一実施形態に係るアイリスバルブシースの斜視図である。 図13のアイリスバルブシースの断面図であり、介入器具の周囲に封止部を形成しているときのバルブシースを示す。
本発明の原理についての理解を促す目的から、ここで図面に例示される実施形態が参照され、それらが特定の用語を使用して説明される。それでもなお、それによる本発明の範囲の限定は意図されず、本発明の関わる当該技術分野の当業者に通常想起されるであろうような、例示される器具のかかる変更及びさらなる修正、並びにここで例示されるとおりの本発明の原理のかかる別の適用が企図されることは理解されたい。
以下の論考では、用語「近位」及び「遠位」は、バルブアセンブリの相対する軸方向端部、並びにその様々な構成部品の軸方向端部を記載するために使用される。用語「近位」は従来どおりの意味で用いられ、アセンブリの使用中、操作者に最も近接したアセンブリ(又はその構成部品)の端部を指す。用語「遠位」は従来どおりの意味で用いられ、最初に患者に挿入されるか、又は使用中に患者に最も近接するアセンブリ(又はその構成部品)の端部を指す。
図1は、本発明の実施形態に係る止血バルブアセンブリ10の斜視図を示す。図2は、図1の止血バルブアセンブリ10の分解図を示し、図3は、図1の止血バルブアセンブリの一部分の長手方向拡大断面図である。
図示される好ましい実施形態において、止血バルブアセンブリ10は、バルブチャンバ12と、バルブカラー14と、回転可能なバルブ制御部材16とを備える。1枚又は複数のバルブディスクを含むチェックバルブが、バルブチャンバ12とバルブカラー14との間に長手方向に配置される。図示される実施形態において、チェックバルブは3枚の長手方向に並べられたバルブディスク18を含む(図2)。「アイリス」型の可撓性バルブシース20が、バルブカラー14と回転可能なバルブ制御部材16との間に配置される。アイリスバルブは当該技術分野において公知であり、例えば、参照によって援用される米国特許第5,158,553号及び米国特許第7,172,580号に記載されている。カラー封止体21が提供され、アイリスバルブのフランジ端部をバルブカラー14に固定する。カラー封止体21には開口59が貫通しており、アイリスバルブの端部を受け入れる。端部キャップ56がスナップ嵌めなどによって回転可能なバルブ制御部材16の近位端に係合され、それによりアイリスバルブの他方のフランジ端部が回転可能なバルブ制御部材16に固定される。
バルブチャンバ12は外側ハウジング29を含み、そこからは側腕スパウト22が横方向に伸張している。スパウト22は、従来の方式で流体又は薬物を送達又は排出するための管又は他の器具(図示せず)と係合するようなサイズ及び形状とされる。図示される好ましい実施形態において、バルブチャンバ12の近位部分27は、バルブカラー14の遠位端と従来の手段によって係合するようなサイズである。バルブチャンバ12の遠位端は、従来の方式でバルブアセンブリ10をイントロデューサシース23(図1)などの器具に取り付けるためのより小さい直径の部分24を含む。イントロデューサシース23は、周知の方式で流体状の薬剤又は医療器具を患者の体内の標的領域に送り込むために提供される。好ましくは、縮径した外側部材26が提供され、それにより器具の人間工学的特性が向上し、且つ周知の方式による負担緩和が提供される。
バルブディスク18は、好ましくは従来のディスク型バルブである。かかるバルブディスクは、例えばインディアナ州ブルーミントン(Bloomington,Indiana)のクック社(Cook Incorporated)から、商標CHECK−FLO(登録商標)バルブとして市販されている。バルブディスク18は、介入器具(図示せず)を通過させるサイズの1本又は複数のスリット19を備える。好ましくは、バルブディスク18はその各面にスリットを有する。スリットはディスクを部分的に貫通しても、又は完全に貫通してもよい。このタイプのバルブディスクは当該技術分野において周知であり、本明細書でこれ以上説明する必要はない。好ましくは、3枚のバルブディスクが、図2に図示されるとおりスリットが整列するように積み重ねて配置される。しかしながら、当業者は、他の枚数のディスクが利用されてもよく、且つディスクにおけるスリットの整列状態が図に示されるとおりでなくともよいことを理解するであろう。好ましくは、相補的な形状のリング部材28(図2)が、少なくともディスク18のうち最遠位のものを受け入れるための溝が設けられているか、又は他の方法で付形されている表面37(図3)を有する。
バルブカラー14の好ましい実施形態が、図4〜8にさらに詳細に図示される。バルブカラー14はより大きい直径の略円筒形部分30と、大きい直径の部分30から近位方向に延在するより小さい直径の略円筒形部分32とを備える。好ましくは、外部スナップリング34がより小さい直径の部分32から半径方向外側に突出し、回転可能なバルブ制御部材16の相補的構造と係合する。図示される好ましい実施形態では、内部スナップリング38(図3、5)が大きい直径の部分30から半径方向内側に突出し、バルブチャンバ12と係合する。フィンガ36がバルブカラー14から遠位方向に、軸方向に突出し、これがバルブチャンバ12の協働するスロット13に受け入れられることで、バルブチャンバ12とバルブカラー14とが、バルブチャンバとバルブカラーとの間の相対的な回転が妨げられる形で一体に係止される。
図示される好ましい実施形態において、バルブカラーのより小さい直径32は、その表面に沿って1つ又は複数のU字型カットアウト33を備える。U字型カットアウト33は、ブリッジ41を画定するようなサイズ及び形状とされる。ブリッジ41は、バルブカラー14の表面15から略近位方向に延在し、外側隆起部39を終端とする。外側隆起部39はブリッジ41から半径方向に延在し、後述するように、カラーの穴の中に内側に撓曲することが可能である。この実施形態において、各ブリッジ41は1つの側面だけで支持され、他の3つの側面はU字型カットアウト33によって画定される。
回転可能なバルブ制御部材16の好ましい実施形態が、図9〜12にさらに詳細に示される。回転可能なバルブ制御部材16は、より小さい直径の近位端47からより大きい直径の遠位端48にかけて緩やかに湾曲した形状を有する本体46を備える。回転可能なバルブ制御部材に湾曲した外側形状を設けることで、略円筒形の外表面を備え得る先行技術の設計に見られるものと比べ、より人間工学的な外表面が作り出される。結果として、医師は器具をより容易に把持し、制御することができる。
図示される好ましい実施形態において、バルブ制御部材16はまた、緩やかな曲率に従い本体46の外表面上に離間された複数の任意のリブ50も備える。リブ50は、さらなる人間工学的な利益をもたらし、医師による把持及び制御を促進する。図面に示される実施形態は、本体46の外表面に沿って等間隔で離間された6個のリブを備える。当業者は、このリブ50の数及び間隔が例示に過ぎず、任意の数及び間隔のリブに代えてもよいことを理解するであろう。加えて、リブ50には数多くの断面形状が考えられ得るとともに、図示されるような略直線状の方式で位置決めされる必要はない。むしろ、人間工学的な利益を提供する任意の構成に代えてもよい。リブの代替例として、外側本体表面には、突出部、及び溝などの1つ又は複数の他の公知の人間工学的表面が提供されてもよい。当業者は、代替となる十分な人間工学的機構を容易に設けることができる。
回転可能なバルブ制御部材16はまた好ましくは、リブ51などの、バルブ制御部材の内表面に沿って配置された複数の部材も備える。リブ51は、後述するように、器具の使用中にカラー14の外側隆起部39を係合するように構成される。図示される実施形態では、8個のリブ51が制御部材の内表面に沿って設けられている。当業者は、この数が例示に過ぎず、それより多い、又は少ないリブに代えてもよいことを理解するであろう。加えて、リブ51は必ずしもここに示されるとおりの形状を有する必要はなく、外側隆起部39と係合する他の部材に代えてもよい。
回転可能なバルブ制御部材16をカラー14に対して回転させるため、操作者は回転可能なバルブ制御部材16を回転させて、それにトルクをかける。回転する間に制御部材16の内側リブ51がカラー14のそれぞれの外側隆起部39に係合し、それによりブリッジ41及び外側隆起部39が内側に撓曲してバルブの内部空間に入る。外側隆起部は、そのように係合及び撓曲する際にラチェット式に動作するため、それぞれのリブ51と係合した結果として外側隆起部が撓曲すると、医師には触知性のクリック音がするタイプの感覚が感じられ得る。制御部材16がさらに回転されると、各リブ51は続いて次の外側隆起部39に係合し、それによって医師には、バルブの回転、及び閉鎖が行われた量に対応する一連の触覚がもたらされる。8個のリブ51を有する好ましい設計では、制御部材16を8分の1回転させるごとに外側隆起部39との係合が生じ、従って医師が感じることのできる触知性のクリック音が発生する。
先行技術の器具のなかには、バルブ器具に内蔵型ラチェット機構を有するものもあるが、かかる器具は典型的には、回転可能部材及びカラー部材、或いはそのどちらか一方が最小限の厚さしかなく、且つ略円筒形の外側本体を有することが要件となっている。結果としてこれらの部材は、それぞれのラチェット機構が係合するとき互いに対し撓曲可能なため、相対的な回転を行うことが可能となる。かかる表面は、人間工学的に望ましいものとはいえず、医師による最適な操縦をもたらすものではない。記載されるような、より厚く、且つより曲線的な回転可能なバルブ制御部材を提供することにより、人間工学的特性が向上し、医師はバルブ器具をより容易に把持し、制御できるようになる。しかしながら、厚いバルブ制御部材が利用されると、厚さが増すことで回転可能部材の撓曲能力が妨げられるため、部材間の相対的な回転が抑制されたり、又は完全に阻止されたりする。本明細書に記載される構成は、外側隆起部が撓曲する結果としてかかる相対的な回転が起こることを可能にし、また、医師に触知性のフィードバックを提供するラチェット動作も可能にする。
回転可能なバルブ制御部材16はまた、その遠位端に、内側に向いたスナップリング52も備える。スナップリング52は、バルブカラー14の外部スナップリング34とスナップ嵌めを形成するサイズ及び構成とされる。これは図3に最も良く図示される。回転可能なバルブ制御部材16はまた、その近位端にスナップリング54も備える。スナップリング54は、端部キャップ56にある相補的なスナップリングを固定的に係合するサイズ及び構成とされる。回転可能なバルブ制御部材16及び端部キャップ56は、それらの間の相対的な回転が不可能な形で係合される。
図13は、可撓性バルブシース20の好ましい実施形態を示す。シース20は、本体60の遠位端及び近位端にそれぞれ配置された環状フランジ62、64を有する略円筒形本体60を含む。図示される好ましい実施形態において、フランジの一方(この場合、近位のフランジ64)がより大きい直径を有し、他方のフランジ(この場合、遠位のフランジ62)がより小さい直径を有する。
図ではバルブシース20は略円筒形の主要本体60を有するものとして示されるが、主要本体は他の形態、例えば、参照によって援用される米国特許第7,172,580号の図16及び17に示される蛇腹状の形状及び砂時計の形状を有することもできる。必要に応じてさらに他の幾何形状断面が利用されてもよい。かかる形状の非限定的な例としては、矩形形状、三角形形状又は菱形形状が挙げられる。
バルブチャンバ12、バルブカラー14、回転可能なバルブ制御部材16、カラー封止体21、及び端部キャップ56は、好ましくは、機械加工されるか、又は射出成形された比較的硬質のポリマー材料、例えば、アセタール、ポリプロピレン、ABS、ナイロン、PVC、ポリエチレン又はポリカーボネートなどで形成される。当業者は、本明細書に指定されるものを他の好適な組成物に代えてもよいことを理解するであろう。示されるとおり、前述の構成要素の各々は、中空にくり貫かれた中心部分を備え、従って器具が完全に組み立てられると、介入器具を通過させることが可能な通路が画定される。
バルブシース20は好ましくは弾性であり、より好ましくは、射出成形シリコーンから形成される。バルブ部材の形成に用いられる他の好適な材料の非限定的な列挙としては、イソプレン、ラテックス及び様々なゴム又はポリマー組成物が挙げられる。本発明の目的上、バルブシースのデュロメータ値は、本体、基部及び回転可能なバルブ制御部材のデュロメータ値より大幅に低く、結果として残りの部分の構造と比べて柔軟でより可撓性の高いバルブシースをもたらすものでなければならない。必要に応じて、バルブシースの全ての部分をパリレン又はシリコーン潤滑剤(例えば、ダウコーニング(登録商標)(Dow Corning)360医療用流体)などの潤滑コーティングで被膜することにより、表面の潤滑性を向上させ、器具の通過を促進してもよい。
止血バルブアセンブリ10は以下のように組み立てられ得る。最初に、バルブディスク18を上記のとおり整列させ、バルブカラーの大きい直径の部分30か、又はリング部材28のフード部分の中に装填する。次に、図3に示されるとおりバルブディスク18をバルブチャンバ12とバルブカラー14との間の空間に圧縮する形で、バルブカラーの大きい直径の部分30をバルブチャンバ12と、例えば先述されたスナップ嵌めによって係合する。リング部材28は、ディスク18を受け入れるための嵌め込み式表面を提供する。好ましくは、リング28とバルブチャンバ12との間にRTVシリコーンなどのシール潤滑剤の薄い層を入れて、それらの界面間に封止部を設ける。この場合、シール潤滑剤は性質上、ガスケットとして働く。
当業者は、バルブカラー14及びバルブチャンバ12が記載される方法によって取り付けられなくともよく、2つの部品を固着する他の周知の方法に代えてもよいことを理解するであろう。しかしながら、2つの部品間の相対的な回転が阻止されるときに最良の結果が得られる。2つの基材間にバルブディスクを挿入して拘束することは、医療技術においては周知であり、当業者は、記載される方法を、これらのバルブディスクを拘束する他の好適な方法に代えてもよいことを理解するであろう。
カラー封止体21は、弾性バルブシース20の略円筒形本体60に被せるようにして、任意の好都合な方法によって、例えば、軸方向環状フランジ64を一時的に圧縮し、その一時的に圧縮された端部をカラー封止体の開口59に通過させるなどして嵌め込まれる(図2)。バルブシース20の遠位フランジ62は、バルブカラー14のバルブ受容表面15と軸方向に整列させる。次に、カラー封止体21が遠位方向に、バルブ受容表面15に向かって遠位フランジ62に対し押し付けられる。好ましくは、バルブカラー14は、カラー封止体21の対応する隆起部31と嵌合するサイズ及び位置のスロット25を備え、それによってそれらの間にスナップ嵌めが生じる。共にスナップ留めされると、カラー封止体21がフランジ62をバルブ受容表面15に対して圧迫し、それによってフランジ62が、通常の使用条件下においてフランジ62の回転、離脱又は他の方法によるバルブカラー14からの分離が阻止される形でバルブカラー14に固定される。
バルブカラー14及び回転可能なバルブ制御部材16は、バルブカラーのスナップリング34と回転可能なバルブ制御部材のスナップリング52とを互いに緩くスナップ留めすることで、それらの間に緩いスナップ嵌めを確立することによって係合される。バルブカラー14と回転可能なバルブ制御部材16との係合は、それらの間の相対的な回転を可能にする程度に緩く、但し使用中の離脱は防止する程度に強固でなければならない。この係合は図3に最も良く図示される。当業者は、バルブカラーと回転可能なバルブ制御部材との間に相対的な回転が維持され、且つ部材が器具の通常の使用中に離脱しないように整列する限り、記載される機構を他の取り付け機構に代えてもよいことを認識するであろう。
弾性バルブ部材の近位フランジ64は、ピンセットなどの好適な道具を用いてフランジ64を穴から引っ張るなど、任意の好都合な手段で回転可能なバルブ制御部材16の中心開口17(図9、11)を通じて近位方向に引き抜かれる。近位フランジ64を回転可能なバルブ制御部材のバルブ受容表面57上に載置しておきながら、端部キャップ56を、例えばスナップ嵌めによって回転可能なバルブ制御部材16と係合させる。上述されるスナップ嵌めは、小型のハンドプレスを使用することによるか、又は単に端部キャップを回転可能なバルブ制御部材16の近位端の適所にスナップ留めすることによるなど、任意の好都合な方式で達成できる。或いは当業者は、スナップ嵌めではなく、嵌合ねじ又は摩擦嵌めなど、当該技術分野において公知の他の係合手段に代えてもよいことを理解するであろう。器具が組み立てられると、弾性バルブフランジ64が、先述されたバルブカラー14のバルブ受容表面15に対する弾性バルブフランジ62の圧迫と同様の形で、回転可能なバルブ制御部材16のバルブ受容表面57に対して圧迫される。
必要に応じて、器具には、回転可能部材16のカラー14に対する回転量を制限する機構を設けることができる。図示される実施形態において、カラー14はタブ35を備え、これは、回転可能部材16の対応するストッパ55を係合して、回転可能部材の回転を360°の完全旋回より少ない量に制限するようなサイズ及び位置とされる。バルブが反動で戻るのを防ぎ、その現在位置を維持するには、ラチェット作用を生じさせるのと同じ機構が役立つ。
止血バルブアセンブリ10のアイリスバルブ部分の動作は、操作者が回転可能なバルブ制御部材16を把持し、この部材をバルブカラー14に対して回転させると始まる。バルブシース20の遠位フランジ62及び近位フランジ64は、記載されるとおり、バルブアセンブリのそれぞれ遠位端及び近位端に固定的に拘束されているため、バルブ制御部材16を回転させると、バルブ部材20のうち軟質ポリマー材料である軸方向中間部分(固定された遠位フランジ62と近位フランジ64との間に存在する)が、図に示される開放された位置から捻り上げられ、閉鎖された、すなわち収縮した位置となる。この位置では、バルブの中心開口部は捻られ、従って収縮している。図14は、介入器具、この場合拡張器75の周囲でのバルブ部材の収縮を示す。介入器具が存在しないとき、回転可能部材16はバルブを完全に閉鎖するように回転し得る。記載されるようなアイリスバルブの中心通路の収縮は、当該技術分野において周知であり、参照によって援用される文献中にさらに説明及び例示されている。かかる収縮によって、結果としてバルブと、そこに挿入されている介入器具との間に封止部が形成されるか、又はその代わりに、介入器具が存在しないときにはバルブが閉鎖状態となる。
本発明の器具に利用されるアイリス型の閉鎖は、イントロデューサシース又は同様の医療器具に対し、そこに様々な直径のカテーテル又は他のイントロデューサ器具が導入されるときに、及びまたカテーテルが導入されず、イントロデューサのルーメンが閉鎖され密封状態に維持されなければならないときにも、特に効果的な封止を提供する。この封止は、大きい直径のカテーテルが貫通するときの破断に対する高い抵抗力も有し、且つ繰り返されるカテーテルの挿入及び引出しにも、封止部又はバルブの性能上の特性をそれほど低下させることなく耐えることができる。
本発明の止血バルブアセンブリ10の好ましい実施形態は好ましくは、バルブシース20との組み合わせで1枚又は複数のバルブディスク18を備えるが、こうしたバルブディスクなどの二次的なバルブ機能源の存在は必ずしも必要ではない。この場合、バルブチャンバ12は省略されてもよく、その機能が別個のバルブカラー14に統合されてもよい。必要に応じて、バルブカラー14がイントロデューサシースに取り付けられるように付形されるか、又は他の方法で構成されてもよく、及び記載されたような流体又は薬物の送達又は排出用の側腕スパウトを備えてもよく、或いはそのどちらか一方であってもよい。さらに別の代替策として、バルブディスク以外の二次的なバルブ機能源が提供されてもよい。かかるバルブは周知であり、当業者は、本明細書に例示及び説明されるバルブディスクの代替となるバルブ機能源を容易に選択できる。
本発明は、その好ましい実施形態を参照して詳細に図示及び説明されているが、当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、そこに様々な形態及び詳細の変更を加え得ることを理解するであろう。当業者は、日常の域を出ない実験を用いて、本明細書に具体的に説明される本発明の特定の実施形態の多くの等価物を認識し、又は確認できるであろうとともに、そうした等価物は本発明の範囲に包含されることが意図される。

Claims (12)

  1. 近位端と遠位端とを有するバルブカラーであって、前記近位端の少なくとも一部分が半径方向に撓曲可能であるような構造を有するバルブカラーと、
    近位端と遠位端とを有する回転可能なバルブ制御部材であって、前記回転可能なバルブ制御部材が人間工学的に構成された外表面を備え、前記回転可能なバルブ制御部材遠位端が、前記バルブ制御部材が前記バルブカラーに対して少なくとも部分的に回転可能であるような形で前記バルブカラー近位端と係合され、前記回転可能なバルブ制御部材が、前記回転可能なバルブ制御部材が回転されると前記バルブカラーの一部分と係合するような機構を備え、前記回転可能なバルブ制御部材及び前記バルブカラー整列されて細長通路画定る、回転可能なバルブ制御部材と、
    近位端と遠位端とを有する可撓性バルブ部材であって、前記バルブ部材遠位端が前記バルブカラーに固定され、且つ前記バルブ部材近位端が前記回転可能なバルブ制御部材に固定され、当該可撓性バルブ部材が前記通路に沿って配置され、且つ中に長手方向開口部が貫通している、可撓性バルブ部材と、
    を備え、前記回転可能なバルブ制御部材を前記バルブカラーに対して第1の方向に回転させると、前記バルブカラーの一部分が半径方向に撓曲し、それによって触覚を生じさせるような形で、且つ前記可撓性バルブ部材の長手方向開口部が、開放位置から、当該長手方向開口部が少なくとも部分的に閉鎖される位置に収縮するような形で、前記回転可能なバルブ制御部材の前記機構が前記バルブカラーの一部分に係合する、バルブアセンブリであって、
    前記バルブカラーの一部分が半径方向内側に向かって撓曲可能であり、
    前記バルブカラーが少なくとも1つの略U字型カットアウトを備え、前記バルブカラーの撓曲可能な一部分が前記略U字型カットアウトによって画定される、バルブアセンブリ。
  2. 前記バルブカラーが複数の略U字型カットアウトを備え、バルブカラーの撓曲可能な一部分が前記略U字型カットアウトの各々によって画定される、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  3. 前記バルブカラーの一部分が、前記U字型カットアウトによって画定される少なくとも1つのブリッジと、前記ブリッジの終端から半径方向外側に向かって突出している外側隆起部とを備える、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  4. 前記回転可能なバルブ制御部材の前記人間工学的に構成された外表面が、前記外表面から半径方向外側に突出する複数の部材を備える、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
  5. 前記回転可能なバルブ制御部材は、より小さい直径の近位端からより大きい直径の遠位端にかけて緩やかに湾曲した外面形状とされた、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
  6. 前記回転可能なバルブ制御部材は、回転する間、前記バルブカラーに対する撓曲が実質的に阻止されるような厚さを有する、請求項に記載のバルブ制御アセンブリ。
  7. 前記人間工学的に構成された外表面が、前記外表面に沿って配置された複数のリブを備える、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  8. 前記人間工学的に構成された外表面が、前記外表面に沿って配置された複数のリブを備える、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  9. 前記回転可能なバルブ制御部材の前記機構が、前記バルブ制御部材が前記バルブカラーに対して回転する間に前記バルブカラーの一部分が撓曲可能となるように前記バルブカラーの一部分と係合するサイズ及び形状の、それにより前記回転が容易になる少なくとも1つの内側部材を備える、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  10. 前記回転可能なバルブ制御部材の前記機構が、前記外側隆起部と係合するサイズ及び形状の、少なくとも1つの内側部材を備える、請求項に記載のバルブアセンブリ。
  11. 近位端と遠位端とを有するバルブチャンバを備え、前記バルブチャンバ近位端は前記バルブカラー遠位端と、それらの間に通路が配置される形で係合し、前記バルブアセンブリが、前記バルブチャンバと前記バルブカラーとの間の前記通路に配置されるバルブ部材をさらに備える、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
  12. 前記バルブ部材が、少なくとも1枚のバルブディスクを備える、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
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