JP5254759B2 - 無線通信システム、無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局及び通信制御方法 Download PDF

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本発明は、所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、通信サービスを行う無線通信システム、当該通信システムにおける無線基地局、及び、当該無線基地局における通信制御方法に関する。
セルラー方式の無線通信システムは、サービスエリアが各無線基地局によって提供される複数のセルに分割されている。このような構成の無線通信システムでは、位置登録サーバが、無線端末からの位置登録要求に応じて、当該無線端末の位置を登録する。登録される位置は、無線端末が存在するセルや、当該周辺のセルによって構成される呼び出しエリアである。更に、無線端末への着信時には、交換機は、位置登録サーバに登録された呼び出しエリアを構成するセルを提供する無線基地局にのみ、無線端末への呼び出しを要求する(例えば、特許文献1参照)。
また、2.5GHzの周波数帯を利用する新たなセルラー方式である次世代PHS(Next Generation Personal Handy-phone System:XGP)の通信サービスの開始が予定されている。更には、XGPの通信サービスと、1.9GHzの周波数帯を利用する既存のセルラー方式であるPHSの通信サービスとの双方の提供も検討されている。
無線通信システムが、このようなXGPの通信サービスとPHSの通信サービスとの双方を行う場合、位置登録サーバに位置が登録された無線端末は、一方の通信サービスを利用して通信中の場合でも、他方の通信サービスにおける着信を受けることが可能である。
特開2006−210987号公報
しかしながら、XGPの通信サービスとPHSの通信サービスとの双方を行う無線通信システムでは、以下のような問題がある。
具体的には、無線端末は、一方の通信サービスを利用して通信を行いつつ移動する場合、他方の通信サービスにおける呼び出しエリアを跨ぐ場合がある。しかし、このような場合、無線端末は、呼び出しエリアを跨いだことを認識することができない。このため、他方の通信サービスにおける位置登録サーバは、当該他方の通信サービスにおける新たな呼び出しエリアを登録することができない。
この結果、他方の通信サービスにおける位置登録サーバに登録されている呼び出しエリアと、無線端末が実際に存在する呼び出しエリアとが一致しなくなる。このため、無線端末が、他方の通信サービスにおいて呼び出しエリアを跨いだ後に、他方の通信サービスにおいて、無線端末に対する着信が発生した場合、交換機は、無線端末が存在しない呼び出しエリアに対応する無線基地局に対して、呼び出しを要求することになり、無線端末は着信を受けることができなくなる。
上記問題点に鑑み、本発明は、複数の通信方式の通信サービスを行う場合に、呼び出しエリアを適切に登録することが可能な無線通信システム、無線基地局、及び、通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明の第1の側面は、所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムであって、前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局と、前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置とを備え、前記無線基地局は、前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する第1受信部と、前記第1受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する第1記憶部と、前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記第1記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を前記登録装置へ送信する送信部とを備え、前記登録装置は、前記無線基地局からの前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する第2受信部と、前記第2受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する第2記憶部とを備えることを要旨とする。
このような無線通信システムによれば、第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局は、第2通信方式用無線基地局から受信した第2呼び出しエリアの識別情報を記憶しておく。更に、無線基地局は、第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の無線端末が移動することによって、当該無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、記憶している第2呼び出しエリアの識別情報を、無線端末が存在する可能性が高い第2呼び出しエリアの識別情報として、登録装置へ送信する。そして、登録装置は、無線基地局からの第2呼び出しエリアの識別情報を受信し、記憶する。
つまり、無線端末が第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の場合であっても、登録装置は、無線端末が存在する可能性の高い第2呼び出しエリアの識別情報を記憶することができる。更には、第2通信方式の通信サービスにおいて、無線端末に対する着信が発生した場合、交換機は、無線端末が存在する可能性の高い第2呼び出しエリアに対応する無線基地局に対して、呼び出しを要求することができるようになり、無線端末は、着信を受ける可能性が高まる。
本発明の第2の側面は、所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムに構成され、前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局であって、前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する記憶部と、前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置へ送信する送信部とを備えることを要旨とする。
本発明の第3の側面は、前記送信部によって送信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末へ通知する通知部(呼び出しエリアID通知部166)を備えることを要旨とする。
このような無線基地局によれば、無線端末は、自無線端末が存在する可能性の高い第2呼び出しエリアを認識することができる。
本発明の第4の側面は、前記無線基地局は、前記無線端末が存在する呼び出しエリアとして、前記無線端末に記憶されている前記第2呼び出しエリアの識別情報を取得する取得部(呼び出しエリアID受信部154)を備え、前記送信部は、前記取得部により取得された前記第2呼び出しエリアの識別情報と、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報とが異なる場合にのみ、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記登録装置へ送信する。
無線基地局が記憶している第2呼び出しエリアの識別情報と、無線端末が記憶している第2呼び出しエリアの識別情報とが一致する場合は、無線基地局は、既に、記憶している第2呼び出しエリアの識別情報を登録装置へ送信済みであるとともに、無線端末へ通知済みであり、再度の登録装置への送信は必要ない。したがって、無線基地局は、自無線基地局が記憶している第2呼び出しエリアの識別情報と、無線端末が記憶している第2呼び出しエリアの識別情報とが異なる場合にのみ、自無線基地局が記憶している第2呼び出しエリアの識別情報を登録装置へ送信することで、不要な送信を減らし、処理負担の軽減と、回線の有効利用とを図ることが可能となる。
本発明の第の側面は、前記記憶部は、前記受信部により複数の前記第2呼び出しエリアの識別情報が受信された場合に、受信時の電力が最も大きい前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶することを要旨とする。
無線基地局によって受信される第2呼び出しエリアの識別情報のうち、無線基地局に最も近い第2呼び出しエリアに対応する第2通信方式用無線基地局からの第2呼び出しエリアの識別情報は、受信電力が最も大きいと想定される。したがって、無線基地局は、複数の第2呼び出しエリアの識別情報が受信された場合に、受信時の電力が最も大きい第2呼び出しエリアの識別情報を記憶することにより、当該無線基地局に最も近い第2呼び出しエリアの識別情報を記憶することが可能となる。
本発明の第の側面は、所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムに構成され、前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局における通信制御方法であって、前記無線基地局が、前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信するステップと、前記無線基地局が、前記受信された第2呼び出しエリアの識別情報を記憶部に記憶するステップと、前記無線基地局が、前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置へ送信するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、複数の通信方式の通信サービスを行う場合に、呼び出しエリアを適切に登録することが可能となる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線通信システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成について、(1.1)無線通信システムの各部の配置及び全体概略構成、(1.2)無線基地局の構成、(1.3)位置登録サーバの構成、(1.4)無線端末の構成の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの各部の配置及び全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の各部の配置を示す図である。
図1に示す無線通信システム10は、第1通信方式としてのXGPと、第2通信方式としてのPHSとにより、無線端末3に対して通信サービスを行う。この無線通信システム10は、XGPによる通信サービスを行うXGP基地局1A及びXGP基地局1Bと、PHSによる通信サービスを行うPHS基地局2A、PHS基地局2B及びPHS基地局2Cとを含む。
XGP基地局1AはXGPセル5Aを提供する。XGP基地局1BはXGPセル5Bを提供する。XGPセル5AとXGPセル5Bとによって、XGPによる通信サービスにおける呼び出しエリア(XGP呼び出しエリア)11が構成される。PHS基地局2AはPHSセル7Aを提供する。PHS基地局2BはPHSセル7Bを提供する。PHSセル7AとPHSセル7Bとによって、PHSによる通信サービスにおける呼び出しエリア21が構成される。PHS基地局2CはPHSセル7Cを提供する。PHSセル7CによってPHS呼び出しエリア22が構成される。
XGP呼び出しエリア及びPHS呼び出しエリアは、それぞれ識別情報としてのIDが付与されている。図1では、XGP呼び出しエリアの11のIDは「11」、PHS呼び出しエリア21のIDは「21」、PHS呼び出しエリア22のIDは「22」である。
図2は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図2に示すように、無線通信システム10は、上述したXGP基地局1A及びXGP基地局1Bと、PHS基地局2A、PHS基地局2B及びPHS基地局2Cとに加えて、XGPセンタ装置23、XGP位置登録サーバ24、有線回線30、PHSセンタ装置33及びPHS位置登録サーバ34を含む。
XGPセンタ装置23は、交換機であり、XGP基地局1A及びXGP基地局1Bを接続する。XGPセンタ装置23は、XGP基地局1A及びXGP基地局1Bを制御する。XGP位置登録サーバ24は、XGPセンタ装置23に接続される。XGP位置登録サーバ24は、無線端末3に対してXGPの通信サービスを提供する際に、当該無線端末3への着信時に呼び出しエリアとなるXGP呼び出しエリアの識別情報(XGP呼び出しエリアID)を登録する。
PHSセンタ装置33は、交換機であり、PHS基地局2A、PHS基地局2B及びPHS基地局2Cを接続するとともに、有線回線30を介して、XGP基地局1A及びXGP基地局1Bを接続する。PHSセンタ装置33は、PHS基地局2A、PHS基地局2B及びPHS基地局2Cを制御する。PHS位置登録サーバ34は、PHSセンタ装置33に接続される。PHS位置登録サーバ34は、無線端末3に対してPHSの通信サービスを提供する際に、当該無線端末3への着信時の呼び出しエリアとなるPHS呼び出しエリアの識別情報(PHS呼び出しエリアID)を登録する。
(1.2)無線基地局の構成
次に、XGP基地局1Aの構成について、(1.2.1)XGP基地局1Aの概略構成、(1.2.2)XGP基地局1Aの詳細構成の順に説明する。なお、XGP基地局1B及びXGP基地局1Cは、XGP基地局1Aと同様の構成であるため、その説明は省略する。
(1.2.1)XGP基地局1Aの概略構成
図3は、XGP基地局1Aの概略構成図である。図3に示すように、XGP基地局1Aは、制御部102、記憶部103、有線通信部104、無線通信部106及びアンテナ108を含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、XGP基地局1Aが具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、XGP基地局1Aにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部104は、XGPセンタ装置23に接続されるとともに、上述した有線回線30を介して、PHSセンタ装置33に接続される。有線通信部104は、XGPセンタ装置23を介して、XGP位置登録サーバ24との間で通信を行う。また、有線通信部104は、有線回線30及びPHSセンタ装置33を介して、PHS位置登録サーバ34との間で通信を行う。
無線通信部106は、アンテナ108を介して、無線端末3に無線信号を送信するとともに、当該無線端末3からの無線信号を受信する。また、無線通信部106は、アンテナ108を介して、PHS基地局2A乃至2Cからの無線信号を受信する。
(1.2.2)XGP基地局1Aの詳細構成
次に、XGP基地局1Aの詳細構成、具体的には、制御部102の機能ブロック構成について説明する。図4は、XGP基地局1Aの制御部102の機能ブロック構成図である。
図4に示すように、制御部102は、呼び出しエリアID受信部154、受信電力測定部156、書き込み部158、ハンドオーバ判定部160、読み出し部162、呼び出しエリアID送信部164及び呼び出しエリアID通知部166を含む。
周辺のPHS基地局2A乃至2Cは、自身に対応するPHS呼び出しエリアのID、換言すれば、自身が提供するPHSセルによって構成されるPHS呼び出しエリアのIDを送信する。
呼び出しエリアID受信部154は、PHS基地局2A乃至2CからのPHS呼び出しエリアIDを受信する。
受信電力測定部156は、PHS基地局2A乃至2CからのPHS呼び出しエリアIDの受信時の電力を測定する。
書き込み部158は、PHS基地局2A乃至2CからのPHS呼び出しエリアIDのうち、受信時の電力が最も大きいPHS呼び出しエリアIDを記憶部103に書き込み、記憶させる。
ハンドオーバ判定部160は、XGPによる通信サービスを利用して通信中の無線端末3の接続先が他のXGP基地局からXGP基地局1Aに切り替わったか否か、換言すれば、他のXGP基地局からXGP基地局1Aへのハンドオーバが発生したか判定する。
他のXGP基地局からXGP基地局1Aへのハンドオーバが発生した場合、読み出し部162は、記憶部103に記憶されたPHS呼び出しエリアIDを読み出す。
呼び出しエリアID送信部164は、読み出し部162によって読み出されたPHS呼び出しエリアIDを、有線回線30とPHSセンタ装置33とを介して、PHS位置登録サーバ34へ送信する。また、他のXGP基地局からXGP基地局1Aへのハンドオーバが発生したことに応じて、呼び出しエリアID送信部164は、XGP基地局1Aに対応するXGP呼び出しエリアID(ここでは、XGP呼び出しエリアID「11」)を、XGPセンタ装置23を介してXGP位置登録サーバ24へ送信する。XGP呼び出しエリアIDは、記憶部103に記憶されている。
呼び出しエリアID送信部164によってPHS呼び出しエリアIDが送信された場合、呼び出しエリアID通知部166は、当該PHS呼び出しエリアIDを、無線端末3へ送信する。
(1.3)位置登録サーバの構成
次に、PHS位置登録サーバ34の構成について、(1.3.1)PHS位置登録サーバ34の概略構成、(1.3.2)PHS位置登録サーバ34の詳細構成の順に説明する。
(1.3.1)PHS位置登録サーバ34の概略構成
図5は、PHS位置登録サーバ34の概略構成図である。図5に示すように、PHS位置登録サーバ34は、制御部202、記憶部203、有線通信部204を含む。
制御部202は、例えばCPUによって構成され、PHS位置登録サーバ34が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、PHS位置登録サーバ34における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部204は、PHSセンタ装置33に接続される。有線通信部204は、PHSセンタ装置33に接続される。有線通信部204は、PHSセンタ装置33及び有線回線30を介して、XGP基地局1A乃至1Cとの間で通信を行う。また、有線通信部204は、PHSセンタ装置33を介して、PHS基地局2A乃至2Cとの間で通信を行う。
(1.3.2)PHS位置登録サーバ34の詳細構成
次に、PHS位置登録サーバ34の詳細構成、具体的には、制御部202の機能ブロック構成について説明する。図6は、PHS位置登録サーバ34の制御部202の機能ブロック構成図である。
図6に示すように、制御部202は、呼び出しエリアID受信部252及び書き込み部254を含む。
呼び出しエリアID受信部252は、PHSによる通信サービスを利用して通信中の無線端末3の接続先のPHS基地局が切り替わった場合、換言すれば、PHS基地局2A乃至2Cの何れかからPHS基地局2A乃至2Cの他の何れかへのハンドオーバが発生した場合、ハンドオーバ先である、PHS基地局2A乃至2Cの他の何れかからのPHS呼び出しエリアIDを受信する。
また、呼び出しエリアID受信部252は、XGPによる通信サービスを利用して通信中の無線端末3の接続先のXGP基地局が切り替わった場合、換言すれば、XGP基地局1A及び1Bの一方からXGP基地局1A及び1Bの他方へのハンドオーバが発生した場合、ハンドオーバ先である、XGP基地局1A及び1Bの他方からのPHS呼び出しエリアIDを受信する。
書き込み部254は、呼び出しエリアID受信部252により受信されたPHS呼び出しエリアIDを記憶部203に書き込み、記憶させる。
(1.4)無線端末の構成
(1.4.1)無線端末3の概略構成
図7は、無線端末3の概略構成図である。図7に示すように、無線端末3は、制御部302、記憶部303、デュアルバンド無線通信部306、アンテナ308を含む。
制御部302は、例えばCPUによって構成され、無線端末3が具備する各種機能を制御する。記憶部303は、例えばメモリによって構成され、無線端末3における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
デュアルバンド無線通信部306は、XGPによる通信サービスを利用した通信と、PHSによる通信サービスを利用した通信とを択一的に選択して、その選択した通信方式により通信を行う。
具体的には、デュアルバンド無線通信部306は、XGPによる通信サービスを利用した通信を行う場合には、アンテナ308を介して、XGP基地局1Aまたは1Bとの間で通信を行う。また、デュアルバンド無線通信部306は、PHSによる通信サービスを利用した通信を行う場合には、アンテナ308を介して、PHS基地局2A乃至2Cの何れかとの間で通信を行う。
但し、デュアルバンド無線通信部306は、XGPによる通信サービスを利用した通信を行っている間に、通信チャネルを用いる位置登録はできないが、PHSによる通信サービスにおける着信を制御チャネルで受けることが可能である。また、デュアルバンド無線通信部306は、PHSによる通信サービスを利用した通信を行っている間に、通信チャネルを用いる位置登録はできないが、XGPによる通信サービスにおける着信を制御チャネルで受けることが可能である。
(2)無線通信システムの動作
まず、XGP基地局1AがPHS呼び出しエリアIDを取得する際の動作を説明する。
図8は、無線通信システム10において、XGP基地局1AがPHS呼び出しエリアIDを取得する際の動作を示すシーケンス図である。なお、XGP基地局1BがPHS呼び出しエリアIDを取得する際にも、同様の動作を行う。
XGP基地局1Aが新たに設置されたような場合、ステップS101において、XGP基地局1Aは起動する。
ステップS102において、PHS基地局2A乃至2Cは、それぞれ対応するPHS呼び出しエリアIDをXGP基地局1Aへ送信する。具体的には、PHS基地局2Aは、当該PHS基地局2Aによって提供されるPHSセル7Aによって構成されるPHS呼び出しエリア21のID「21」を送信する。PHS基地局2Bは、当該PHS基地局2Bによって提供されるPHSセル7Bによって構成されるPHS呼び出しエリア21のID「21」を送信する。PHS基地局2Cは、当該PHS基地局2Cによって提供されるPHSセル7Cによって構成されるPHS呼び出しエリア22のID「22」を送信する。なお、PHS基地局2A乃至2Cは、同一の送信電力でPHS呼び出しエリアIDを送信しているものとする。XGP基地局1Aは、これらPHS基地局2A乃至2CからののPHS呼び出しエリアIDを受信する。
なお、XGP基地局1Aは、ステップS101における起動後に、必要に応じて、周辺にPHS呼び出しエリアID要求を送信してもよい。図1に示すように、XGP基地局1Aの周辺には、PHS基地局2A乃至2Cが設置されている。これらPHS基地局2A乃至2Cは、XGP基地局1AからのPHS呼び出しエリアID要求を受信する。そして、PHS基地局2A乃至2Cは、要求に応じて、それぞれ対応するPHS呼び出しエリアIDをXGP基地局1Aへ送信する。
次に、ステップS103において、XGP基地局1Aは、PHS基地局2A乃至2CからのPHS呼び出しエリアIDの受信時の電力を測定する。
更に、ステップS104において、XGP基地局1Aは、受信時の電力が最大であるPHS呼び出しエリアIDを記憶部103に記憶する。
図1では、PHS基地局2A乃至2Cのうち、XGP基地局1Aに最も近いPHS基地局は、PHS基地局2Aである。また、上述のように、PHS基地局2A乃至2Cは、同一の送信電力でPHS呼び出しエリアIDを送信している。この場合、XGP基地局1Aにおける受信電力は、PHS呼び出しエリア21のID「21」に対応するPHS基地局2Aからの信号が最も大きい。したがって、XGP基地局1Aは、PHS基地局2A乃至2Cのうち、当該XGP基地局1Aに最も近いPHS基地局2AからのPHS呼び出しエリア21のID「21」を記憶部103に記憶することになる。
XGP基地局1Aが、当該XGP基地局1Aに最も近いPHS基地局2AからのPHS呼び出しエリア21のID「21」を記憶するということは、XGP基地局1Aに最も近いPHS呼び出しエリア(XGP基地局1Aが含まれるPHS呼び出しエリアも含む)がPHS呼び出しエリア21であることを意味する。
次に、PHS位置登録サーバ34がXGP基地局1AからのPHS呼び出しエリアIDを登録する際の動作を説明する。
図9は、無線通信システム10において、PHS位置登録サーバ34がXGP基地局1AからのPHS呼び出しエリアIDを登録する際の動作を示すシーケンス図である。なお、PHS位置登録サーバ34がXGP基地局1BからのPHS呼び出しエリアIDを登録する際にも、同様の動作を行う。
図1に示すように、無線端末3は、XGPによる通信サービスを利用して通信中であって、且つ、XGP基地局1Bによって提供されるXGPセル5B内からXGP基地局1Aによって提供されるXGPセル5A内に向かって移動中であるものとする。この場合、無線端末3は、XGP基地局1B及びXGP基地局1Aからのパイロット信号を受信し、当該パイロット信号の受信電力を測定する。
無線端末3がXGPセル5B内からXGPセル5A内に向かって移動すると、無線端末3において、XGP基地局1Bからのパイロット信号の受信電力は、徐々に小さくなり、XGP基地局1Aからのパイロット信号の受信電力は、徐々に大きくなる。
そして、XGP基地局1Aからのパイロット信号の受信電力が、XGP基地局1Bからのパイロット信号の受信電力よりも大きくなると、ステップS201において、無線端末3は、接続先をXGP基地局1BからXGP基地局1Aに切り替えるためのハンドオーバ処理を開始する。
ステップS202において、無線端末3は、XGP基地局1Aに対して、位置登録要求を送信する。この位置登録要求には、無線端末3の記憶部303に記憶されているPHS呼び出しエリアのID(ここでは、PHS呼び出しエリア22のID「22」)が含まれている。記憶部303に記憶されているPHS呼び出しエリアIDは、無線端末3が存在するPHS呼び出しエリアとして、当該無線端末3が認識しているPHS呼び出しエリアのIDである。また、位置登録要求には、無線端末3の識別情報である、端末IDが含まれている。XGP基地局1Aは、無線端末3からの位置登録要求を受信する。
ステップS203において、XGP基地局1Aは、当該XGP基地局1Aに対応するXGP呼び出しエリアのID(ここでは、XGP呼び出しエリア11のID「11」)と、ステップS202において受信された無線端末3の端末IDとを、XGP位置登録サーバ24へ送信する。XGP位置登録サーバ24は、XGP基地局1AからのXGP呼び出しエリア11のID「11」と、無線端末3の端末IDとを受信する。
ステップS204において、XGP位置登録サーバ24は、ステップS203において受信された、XGP呼び出しエリア11のID「11」と、無線端末3の端末IDとを、不図示の記憶部に記憶する。これにより、無線端末3の接続先がXGP基地局1BからXGP基地局1Aに切り替わり、ハンドオーバが終了する。
また、ステップS205において、XGP基地局1Aは、ステップS202において受信されたPHS呼び出しエリアIDと、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリアIDとが不一致であるか否かを判定する。
ここでは、ステップS202において、XGP基地局1Aは、PHS呼び出しエリア22のID「22」を受信している。一方、図8のステップS104において、XGP基地局1Aは、PHS呼び出しエリア21のID「21」を記憶している。したがって、ステップS202において受信されたPHS呼び出しエリアIDと、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリアIDとは、不一致となる。なお、ステップS202において受信されたPHS呼び出しエリアIDと、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリアIDとが一致する場合には、一連の動作が終了する。
ステップS202において受信されたPHS呼び出しエリア22のID「22」と、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリア21のID「21」とが不一致であることに対応して、ステップS206において、XGP基地局1Aは、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリア21のID「21」と、ステップS202において受信された無線端末3の端末IDとを、PHS位置登録サーバ34へ送信する。
ここで、PHS呼び出しエリア21は、XGP基地局1Aに最も近いPHS呼び出しエリアである。したがって、PHS呼び出しエリア21は、ハンドオーバによって接続先がXGP基地局1Aとなった無線端末3が存在する可能性が高いPHS呼び出しエリアである。
PHS位置登録サーバ34は、PHS呼び出しエリア21のID「21」と、無線端末3の端末IDとを受信する。
ステップS207において、PHS位置登録サーバ34は、ステップS206において受信された、PHS呼び出しエリア21のID「21」と、無線端末3の端末IDとを、記憶部203に記憶する。
また、ステップS208において、XGP基地局1Aは、無線端末3に対して、PHS呼び出しエリア変更通知を送信する。このPHS呼び出しエリア変更通知には、ステップS206において送信されたPHS呼び出しエリア21のID「21」が含まれている。無線端末3は、XGP基地局1AからのPHS呼び出しエリア変更通知を受信する。
更に、ステップS209において、無線端末3は、受信されたPHS呼び出しエリア21のID「21」を、記憶部303に記憶する。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、XGPによる通信サービスを行うXGP基地局1Aは、複数のPHS呼び出しエリアのうち、当該XGP基地局1Aに最も近いPHS呼び出しエリア21のID「21」を記憶しておく。更に、XGP基地局1Aは、XGPによる通信サービスを利用して通信中の無線端末3の接続先がXGP基地局1BからXGP基地局1Aに切り替わった場合に、記憶しているPHS呼び出しエリア21のID「21」を、無線端末3が存在する可能性が高いPHS呼び出しエリアのIDとして、PHS位置登録サーバ34へ送信する。そして、PHS位置登録サーバ34は、このPHS呼び出しエリア21のID「21」を受信し、記憶する。
つまり、無線端末3がXGPによる通信サービスを利用して通信中の場合であっても、PHS位置登録サーバ34は、無線端末3が存在する可能性の高いPHS呼び出しエリア21のID「21」を記憶することができる。
更には、PHSの通信サービスにおいて、無線端末3に対する着信が発生した場合、PHSセンタ装置33内の交換機は、PHS位置登録サーバ34に記憶されたPHS呼び出しエリア21のID「21」を参照することによって、無線端末3が存在する可能性の高いPHS呼び出しエリア21に対応するPHS基地局2A及び2Bに対して、呼び出しを要求することができるようになり、無線端末3は、着信を受けることができる。
また、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、XGP基地局1Aは、PHS位置登録サーバ34へ送信したPHS呼び出しエリア21のID「21」を、無線端末3にも送信する。
このため、無線端末3は、当該無線端末3が存在する可能性の高いPHS呼び出しエリア21を認識することができる。
また、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、XGP基地局1Aは、無線端末3に記憶されているPHS呼び出しエリア22のID「22」と、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリア21のID「21」とが不一致であることに対応して、記憶部103に記憶されているPHS呼び出しエリア21のID「21」をPHS位置登録サーバ34へ送信する。
XGP基地局1Aが記憶しているPHS呼び出しエリアIDと、無線端末3に記憶されているPHS呼び出しエリアのIDとが一致する場合には、XGP基地局1Aは、既に、記憶しているPHS呼び出しエリアIDをPHS位置登録サーバ34へ送信済みであるとともに、無線端末3へ通知済みであり、再度、PHS位置登録サーバ34への送信の必要はない。
したがって、XGP基地局1Aは、当該XGP基地局1Aが記憶しているPHS呼び出しエリアIDと、無線端末3が記憶しているPHS呼び出しエリアIDとが異なる場合にのみ、XGP基地局1Aが記憶している第2呼び出しエリアIDを登録装置へ送信することで、不要な送信を減らし、処理負担の軽減と、回線の有効利用とを図ることが可能となる。
また、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、XGP基地局1Aは、周辺のPHS基地局2A乃至2Cからの、当該PHS基地局2A乃至2Cに対応するPHS呼び出しエリアのIDを受信、記憶する。更には、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、複数のPHS呼び出しエリアIDが受信された場合には、受信時の電力が最も大きいPHS呼び出しエリアIDを記憶する。
したがって、XGP基地局1Aは、当該XGP基地局1Aの周辺のPHS呼び出しエリアのIDを受信、記憶することが可能となる。また、XGP基地局1Aは、受信した複数のPHS呼び出しエリアIDのうち、受信時の電力が最も大きいPHS呼び出しエリアIDを記憶することにより、XGP基地局1Aに最も近いPHS呼び出しエリアのIDを記憶することが可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる 上述した実施形態では、XGP基地局1Aが、PHS呼び出しエリアIDを取得し、無線端末3においてXGP基地局1BからXGP基地局1Aへのハンドオーバが発生したことに応じて、PHS呼び出しエリアIDをPHS位置登録サーバ34へ送信したが、XGP基地局1Bが、PHS呼び出しエリアIDを取得し、無線端末3においてXGP基地局1AからXGP基地局1Bへのハンドオーバが発生したことに応じて、PHS呼び出しエリアIDをPHS位置登録サーバ34へ送信してもよい。
また、PHS基地局2A乃至2Cの何れかが、XGP基地局1A及び1BからのXGP呼び出しエリアIDを取得し、無線端末3におけるPHSの通信サービスでのハンドオーバが発生したことに応じて、XGP呼び出しエリアIDをXGP位置登録サーバ24へ送信してもよい。
更には、上述した実施形態では、無線通信システム10は、XGPによる通信サービスと、PHSによる通信サービスとを行うが、XGP及びPHSの組み合わせでない2つの通信方式による通信サービスを行う場合にも、本発明を適用することができる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの各部の配置を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るXGP基地局の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るXGP基地局における制御部の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るPHS位置登録サーバの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るPHS位置登録サーバにおける制御部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線端末の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて、XGP基地局がPHS呼び出しエリアIDを取得する際の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて、PHS位置登録サーバがXGP基地局からのPHS呼び出しエリアIDを登録する際の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1A、1B…XGP基地局、2A〜2C…PHS基地局、3…無線端末、5A、5B…XGPセル、7A〜7C…PHSセル、23…XGPセンタ装置、24…XGP位置登録サーバ、30…有線回線、33…PHSセンタ装置、34…PHS位置登録サーバ、102…制御部、103…記憶部、104…有線通信部、106…無線通信部、108…アンテナ、152…呼び出しエリアID要求部、154…呼び出しエリアID受信部、156…受信電力測定部、158…書き込み部、160…ハンドオーバ判定部、162…読み出し部、164…呼び出しエリアID送信部、166…呼び出しエリアID通知部、202…制御部、203…記憶部、204…有線通信部、252…呼び出しエリアID受信部、254…書き込み部、302…制御部、303…記憶部、306デュアルバンド無線通信部、308…アンテナ

Claims (6)

  1. 所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムであって、
    前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局と、
    前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置とを備え、
    前記無線基地局は、
    前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する第1受信部と、
    前記第1受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記第1記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を前記登録装置へ送信する送信部とを備え、
    前記登録装置は、
    前記無線基地局からの前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する第2受信部と、
    前記第2受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する第2記憶部とを備える無線通信システム。
  2. 所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムに構成され、前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局であって、
    前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する記憶部と、
    前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置へ送信する送信部とを備える無線基地局。
  3. 前記送信部によって送信された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末へ通知する通知部を備える請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記無線端末が存在する呼び出しエリアとして、前記無線端末に記憶されている前記第2呼び出しエリアの識別情報を取得する取得部を備え、
    前記送信部は、前記取得部により取得された前記第2呼び出しエリアの識別情報と、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報とが異なる場合にのみ、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記登録装置へ送信する請求項3に記載の無線基地局。
  5. 前記記憶部は、前記受信部により複数の前記第2呼び出しエリアの識別情報が受信された場合に、受信時の電力が最も大きい前記第2呼び出しエリアの識別情報を記憶する請求項に記載の無線基地局。
  6. 所定の配置の複数の第1呼び出しエリアが設定される第1通信方式と、前記複数の第1呼び出しエリアとは異なる配置の複数の第2呼び出しエリアが設定される第2通信方式とにより、無線端末に対して通信サービスを行う無線通信システムに構成され、前記第1通信方式による通信サービスを行う無線基地局における通信制御方法であって、
    前記無線基地局が、前記第2通信方式による通信サービスを行う第2通信方式用無線基地局からの、前記第2通信方式用無線基地局に対応する前記第2呼び出しエリアの識別情報を受信するステップと、
    前記無線基地局が、前記受信された第2呼び出しエリアの識別情報を記憶部に記憶するステップと、
    前記無線基地局が、前記第1通信方式による通信サービスを利用して通信中の前記無線端末の接続先が他の無線基地局から自無線基地局に切り替わった場合に、前記記憶部に記憶された前記第2呼び出しエリアの識別情報を、前記無線端末への着信時の呼び出しエリアとしての前記第2呼び出しエリアの識別情報を登録する登録装置へ送信するステップとを備える通信制御方法。
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