JP5254528B2 - ガスホース - Google Patents
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Description
このうち無線端末については、様々な無線ネットワークが利用可能となるとともに、通信端末技術の発展により端末自身の小型化おび低消費電力化が進められており、有線ネットワークからの回線への接続も不要なこともあって設置作業負担も少ない。したがって、設置・固定が容易な小型の無線端末の開発が進められている。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、アンテナの大きさに左右されることなく小型化された無線端末を容易に設置・固定できるガスホースを提供することを目的としている。
また、アンテナを壁部の外周面に形成してもよく、あるいは壁部内に埋設してもよい。
また、管に形成されてガスメータから出力された信号を無線端末へ入力する信号配線と、無線端末の信号端子と信号配線とを電気的に接続するための信号接続端子とをさらに備えてもよい。
また、管に形成されて無線端末に対して電源を供給する電源配線と、無線端末の電源端子と電源配線とを電気的に接続するための電源接続端子とをさらに備えてもよい。
これにより、無線周波数に依存するアンテナの大きさに左右されることなく小型化された無線端末を容易に設置・固定できるとともに、無線端末で使用する無線周波数を任意に選択できガス集中管理システム全体の自由度が大きくなる。また、第三者が無線端末を取り外して盗み、ガスメータ以外の通信用途に不正使用しようとしても、アンテナが切り離されるため無線データ通信が行えず不正使用することができない。
[第1の実施の形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるガスホースについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるガスホースの構成を示す外観図である。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるガスホースと無線端末との接続関係を示す回路図である。
LPガスのガス供給設備では、ガスボンベ3に充填されているガスは、圧力調整器4やガスホース1からなる流路を介してガスメータ5へ供給され、ガスメータ5から各種ガス器具6へ供給される。この際、圧力調整器4は、ガスボンベ3内に高圧で充填されているガスを減圧する。ガスメータ5は、ガス器具6へ供給されるガスのガス流量5Aを計測して電気信号により無線端末2へ出力する。
ガスホース1は、主にガスの流路をなす絶縁体の管から構成されており、その管壁部に導体からなる無線端末2用のアンテナ11(ダイポールアンテナ)が設けられている。アンテナ11には、無線端末2のアンテナ端子22とアンテナ11とを電気的に接続するためのアンテナ接続端子12が設けられている。ガスホース1の端部には金属配管、圧力調整器4あるいはガスメータ5と接続するための金属の配管継手7が取り付けられている。
図4に示すように、このガスホース1では、管壁部1Aの外周面に、管の長手方向に形成された線形状の導体からなるアンテナ11が形成されており、アンテナ11には無線端末のアンテナ端子22とアンテナ11とを電気的に接続するためのアンテナ接続端子12が設けられている。
無線端末2には、アンテナ端子22が設けられており、ガスホース1に対してリング部材20を嵌着させることにより、アンテナ端子22とアンテナ接続端子12とが当接して電気的に接続される。
次に、図7および図8を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態にかかるガスホースの構成を示す外観図である。図8は、本発明の第2の実施の形態にかかるガスホースと無線端末との接続関係を示す回路図である。
本実施の形態は、ガスホース1に形成したアンテナ11に接地接続端子13を設け、アンテナ11を接地して用いるようにしたものである(クランドプレーンアンテナ)。通常、アンテナが接地されている場合、使用する無線周波数に対するアンテナ長を短くすることができる。
図9に示すように、図3の無線端末2をガスホース1の外周部に嵌着するよう取り付けた場合、前述と同様にして、アンテナ端子22とアンテナ接続端子12とが当接して電気的に接続される。
図9では、接地接続端子13を配管継手7へ接続する場合について説明したが、配管継手7に代えてガスボンベ3へ接続してもよい。通常、ガスボンベ3は、接地された状態で配置されており、その金属部分と接地接続端子13とを取付金具14Aで電気的に接続すればよい。特に、基地局の方向がわかれば、ガスボンベ3を固定台としてアンテナ11の向きを偏波の向きに合わせることができ、無線端末2の送受信感度を向上させることができる。
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるガスホースについて説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態にかかるガスホースの構成を示す外観図である。
第1の実施の形態では、ガスホース1にアンテナ11のみを形成した場合について説明した。本実施の形態にかかるガスホース1は、アンテナ11に加え、無線端末2に対してガスメータ5の出力を伝達するための信号配線15を設けたものである。
信号配線15は、アンテナ11と同様に、ガスホース1の管壁部の外表面あるいは管壁部内に、管の長手方向に形成された線形状の導体からなり、一端に信号接続端子16が設けられている。
このように、アンテナ11に加えて、信号配線15と信号接続端子16をガスホース1に形成したので、別個の配線を必要とすることなく、無線端末2とガスメータ5とを容易に接続することができる。
次に、図12および図13を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかるガスホースについて説明する。図12は、本発明の第4の実施の形態にかかるガスホースの構成を示す外観図である。図13は、本発明の第4の実施の形態にかかるガスホースと無線端末との接続関係を示す回路図である。
第1の実施の形態では、ガスホース1にアンテナ11のみを形成した場合について説明した。本実施の形態にかかるガスホース1は、アンテナ11に加え、無線端末2に対して電源を供給するための電源配線17を設けたものである。
したがって、ガスホース1に対してリング部材20を嵌着させることにより、無線端末2の電源端子23と電源接続端子18とが当接して電気的に接続される。これにより、信号配線15の他端を電源装置8と接続することにより、動作電源が無線端末2へ供給される。
無線端末2に対して外部から動作電源を供給する場合、電磁波を利用して動作電源を供給するようにしてもよい。すなわち、図14に示すように、ガス配管7Aを導波管として用い、ガス配管7Aを介して供給された電磁波7Bを、配管継手7と無線端末2との間に配置した電源変換部7Cで受信し、その電磁波7Bから動作電源を出力する。
次に、図15および図16を参照して、本発明の第5の実施の形態にかかるガスホースについて説明する。図15は、本発明の第5の実施の形態にかかるガスホースの構成を示す外観図である。図16は、本発明の第5の実施の形態にかかるガスホースと無線端末との接続関係を示す回路図である。
本実施の形態にかかるガスホース1は、アンテナ11に加え、無線端末に読み出される所定の電子情報を記憶するメモリ9を設けたものである。
予めメモリ9に固有の認証情報を電子情報として保存しておき、無線端末2に設けた認証手段により認証情報を、メモリ9からガスホース1のメモリ接続端子9Aおよび無線端末2のメモリ端子24を介して読み出してその正当性を確認し、認証成功の場合のみアンテナ11と電気的に接続して無線データ通信を行うことにより、無線端末2とアンテナ11との組合せを限定することができる。
次に、図17を参照して、本発明の第6の実施の形態にかかるガスホースについて説明する。図17は、本発明の第6の実施の形態にかかるガスホースの要部を示す説明図である。
第5の実施の形態では、ガスホース1にメモリ9を設けて無線端末2とアンテナ11との組合せを限定する場合について説明したが、本実施の形態にかかるガスホース1は、アンテナ11のアンテナ接続端子12に、無線端末2のアンテナ端子22と勘合する鍵形部材12Aを設け、その勘合可否に応じて無線端末2とアンテナ11との組合せを限定するものである。
以上の各実施の形態において、ガスホース1に形成したアンテナ11、信号配線15、電源配線17などの導体については、銅やアルミなどの金属箔を用いて形成してもよく、金属ペーストを印刷してもよい。また、管壁部を内面ゴム層と外面ゴム層の2層から構成し、これら層間にアンテナ11を形成し、アンテナ接続端子12を管壁部の外表面に露出させればよい。また、無線端末2自体をさらに小型化できれば、管壁部に無線端末2を埋設してもよい。
Claims (9)
- ガスの流路をなす絶縁体の管と、
この管の壁部に形成された導体からなる無線端末用のアンテナと、
前記無線端末のアンテナ端子と前記アンテナとを電気的に接続するためのアンテナ接続端子と、
前記管に形成されて前記無線端末に読み出される所定の電子情報を記憶する記憶部と、
前記無線端末と前記記憶部とを接続する信号接続端子と
を備え、
前記記憶部は、前記無線端末による前記アンテナとの電気的接続の可否判断のための認証情報を前記電子情報として記憶し、
前記無線端末は、前記認証情報を前記記憶部から前記信号接続端子を介して読み出してその正当性を確認し、認証成功の場合のみ前記アンテナと電気的に接続して無線データ通信を行い、
前記認証情報は、前記無線端末が基地局から得て前記記憶部に書き込んだ、当該無線端末の位置情報からなることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記アンテナは、前記管の長手方向に形成された線形状の導体からなることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記アンテナは、前記管の周方向に旋回するよう形成された螺旋形状の導体からなることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記アンテナは、前記壁部の外周面に形成されていることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記アンテナは、前記壁部内に埋設されていることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
接地された外部導体部材と前記アンテナとを電気的に接続するための接地接続端子をさらに備えることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記管に形成されてガスメータから出力された信号を前記無線端末へ入力する信号配線と、前記無線端末の信号端子と前記信号配線とを電気的に接続するための信号接続端子とをさらに備えることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記管に形成されて前記無線端末に対して電源を供給する電源配線と、前記無線端末の電源端子と前記電源配線とを電気的に接続するための電源接続端子とをさらに備えることを特徴とするガスホース。 - 請求項1に記載のガスホースにおいて、
前記管に形成されて受信した電磁波から起電力を発生させる電源配線と、前記無線端末の電源端子と前記電源配線とを電気的に接続するための電源接続端子とをさらに備えることを特徴とするガスホース。
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