JP5248964B2 - ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメント又はデータ・オブジェトを生成する方法及びシステム - Google Patents

ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメント又はデータ・オブジェトを生成する方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般的には、ワイヤレス・デバイスのユーザー・インターフェースにおける
ワイヤレス・アプリケーションの表示に関する。
携帯電話、ワイヤレス・コミュニケーション機能を有するPDF、双方向ポケベルのよ
うに今日使用されているワイヤレス・デバイスの数は増加し続けている。これらのデバイ
スで作動するソフトウエア・アプリケーションの実用性が高まっている。例えば、携帯電
話が、ある範囲の都市の天気を検索するアプリケーションを含んでいることもあり、ある
いはPDFが、ユーザーが食料雑貨類の買い物をできるようにするアプリケーションを含
んでいることもある。これらのソフトウエア・アプリケーションは、ユーザーにタイムリ
ーで有用なサービスを提供するために、ネットワークとの接続性を活用している。しかし
、ある種のデバイスは供給源が限定されており、またそれらのデバイスに大量のデータを
転送するのが複雑であるため、種々のデバイスに対するソフトウエア・アプリケーション
を開発するのは、相変わらず困難でかつ時間を要する仕事である。
現在では、 デバイスは、インターネット・ベース・ブラウザー及び/又はネイテイブ
・アプリケーションによってウエブ・サービスとコミュニケーションするように構成され
ている。ブラウザーは、種々の異なるデバイスに対して、クロスプラットフォーム・ベー
スで動作するように適合しうる利点を有しているが、ウエブ・サービスからページ(HT
MLでのスクリーン定義)を要請するので、それがスクリーンに含まれたデータの持続を
妨げるという難点がある。ネイテイブ・アプリケーションは、デバイス・プラットフォー
ムのタイプに対して特別に開発され, 各ランタイム環境に対して比較的最適化されアプリ
ケーション・プログラムを提供するという利点を有する。しかし、ネイテイブ・アプリケ
ーションは、プラットフォーム非依存でないので、同じアプリケーションの多数のバージ
ョンを開発する必要があるとともに、サイズが比較的大きく、デバイスのメモリ資源に重
い負担をかけることになるという難点を有する。さらに、アプリケーション・デベロッパ
ーは、スクリーン・エレメントとデータ・エェメントとのハードコードされた静的相互作
用を含むハードコードされたネイテイブ・アプリケーションを構成するためには、Jav
a(登録商標)やC++のようなプログラム言語の経験を必要とする。データとスクリーン
・エレメントとの間の動的相互作用を利用して種々のランタイム環境を有するとともに、
デバイス資源の消耗の少ないクライアント・デバイスで作動し得るアプリケーション・プ
ログラムが必要とされる。
本明細書で開示されるシステム及び方法は、上述した難点の少なくとも幾つかを排除ま
たは軽減するためのリンクしたスクリーン及びデータ・コンポーネント定義環境を提供す
る。
明示的コード化を行う必要性を軽減するとともに、組み入れ時にアプリケーションによ
って利用されるデバイス資源を軽減することによって、ワイヤレス・アプリケーションの
開発時に伴う複雑性を少なくすることが望ましい。アプリケーション・データ・ドメイン
とユーザー・インタフェース(UI)スクリーン及びコントロールとの間で直接のマッピ
ングを実行することによる、ワイヤレス・デバイスのユーザー・インタフェース(UI)
の効果的な管理のためのシステム及び方法について記述する。デバイスは、一連のリンク
したスクリーン及びデータ・コンポーネント定義を含むワイヤレス・アプリケーションを
管理するための1つの組の基本サービスを提供するインテリジェントなワイヤレス・デバ
イス・ランタイム環境 (デバイス・ランタイム)を有しており、かつそれらの相互作用が
、開発努力を単純化させ、そして資源の割り当てを少なくすることができる。このカテゴ
リのアプリケーションに対するデータ・メインは、アトミック・データ・コンポーネント
定義を用いて定義される。デバイス・ユーザー・インタフェースとデータ・コンポーネン
トの間のコミュニケーションは、アトミック・スクリーン・コンポーネント定義を用いて
定義される。 スクリーンとデータのコンポーネント定義の両方とも、XMLのような体
系的な定義言語を用いてメタデータで記述される。スクリーン及びデータ・コンポーネン
ト定義の間の関係は、スクリーン/データ・マッピングの形でXML定義で具現化される
。通常は、表示のための描画スクリーンは、ある基調をなすデータ・コンポーネントから
得られ、かつユーザー事象によって影響されるスクリーン・コントロールがアプリケーシ
ョンの現在の状態(またはデータ表示)に影響を与える。アプリケーション・ドメイン・
データに対する変化は、ユーザー・インタフェースと自動的に同期化され、ユーザーが入
れたデータがアプリケーション・ドメイン・データに自動的に反映される。この同期化の
背後における主要な機構は、スクリーン及びデータのマッピングである。この機構が、動
的でかつ対話的なスクリーンの生成を可能にする。データ・コンポーネントの変化はすべ
て、スクリーンに直ちに反映され、またその逆のこともなされる。 このモデルは、サー
バーとデバイスとの通知に基づいて、効果的なワイヤレス・アプリケーションを構築する
ことを可能にする。サーバーから非同期的に押されるデータ更新は即時にUIスクリーン
に反映される。
本発明によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有するデータ・コンポー
ネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスクリーン・コンポー
ネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現されているワイヤレス
・アプリケーションのスクリーン・エレメントをワイヤレス・デバイスのユーザー・イン
タフェースに表示されるデータ・オブジェクトに基づいて生成する方法であって、表示の
ために選択されるスクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コンポーネントを選択
するステップと、スクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも1つのマッピングで
あって、マッピングを表わす識別子によって定義されるスクリーン・コンポーネントとデ
ータ・コンポーネントとの間の関係を指定するためのマッピングを識別するステップと、
前記マッピング識別子に従って前記マッピングによってマップされたデータ・コンポーネ
ントを選択するステップと、マップされたデータ・コンポーネントのデータ・フィールド
定義に対応するデータ・オブジェクト・フィールド値を取得するステップと、マップされ
たデータ・コンポーネントで定義されたデータ・フィールド定義のフォーマットに従って
フィールド値を含むように、スクリーン・エレメント定義からスクリーン・エレメントを
生成するステップとを含む、ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントを
生成する方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有するデータ
・コンポーネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスクリーン
・コンポーネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現されている
ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントをワイヤレス・デバイスのユー
ザー・インタフェースに表示されるデータ・オブジェクトに基づいて生成するシステムで
あって、前記スクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コンポーネントを選択しか
つ前記スクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも1つのマッピングを識別するマ
ッピング・マネージャであり、前記マッピングはスクリーン・コンポーネントと前記マッ
ピングを表わす識別子によて定義されたデータ・コンポーネントとの間の関係を特定し、
前記マッピング・マネージャはマッピング識別子によるマッピングによってマップされた
データ・コンポーネントを選択するマッピング・マネージャと、マップされたマッピング
・マネージャのデータ・フィールド定義に対応したデータ・オブジェクト・フィールド値
を取得するデータ・マネージャと、マップされたデータ・コンポーネントで定義されたデ
ータ・フィールド定義のフォーマットによるデータ・オブジェクト・フィールド値を含む
ように、スクリーン・エレメント定義からスクリーン・エレメントを生成するスクリーン
マネージャとを具備する、ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントを
生成するシステムが提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有する
データ・コンポーネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスク
リーン・コンポーネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現され
ているワイヤレス・アプリケーションのデータ・オブジェクトをワイヤレス・デバイスの
ユーザー・インタフェースに表示されるスクリーン・エレメントの変化に基づいて生成す
る方法であって、スクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コンポーネントを選択
するステップと、スクリーン・コンポーネントとデータ・コンポーネントとの間の関係を
指定するためのマッピングであって、スクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも
1つのマッピングを識別するステップと、マッピングによってマップされたデータ・コン
ポーネントを選択するステップと、マップされたデータ・コンポーネントに対応するスク
リーン・エレメントから変化した値を取得するステップと、前記マップされたデータ・コ
ンポーネントで定義されたデータ・フィールド定義のフォーマットに従ってデータ・オブ
ジェクトのデータ・フィールド値に、前記変化した値を割り当てるステップとを含む、ワ
イヤレス・アプリケーションのデータ・オブジェクトを生成する方法が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有する
データ・コンポーネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスク
リーン・コンポーネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現され
ているワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントをワイヤレス・デバイス
のユーザー・インタフェースに表示されるデータ・オブジェクトに基づいて生成する装置
であって、表示のために選択されるスクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コン
ポーネントを選択する手段と、スクリーン・コンポーネントとマッピングを表わす識別子
によって定義されるデータ・コンポーネントとの間の関係を指定するためのマッピングで
あって、スクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも1つのマッピングを識別する
手段と、前記マッピングによってマップされたデータ・コンポーネントを選択する手段と
、マップされたデータ・コンポーネントのデータ・フィールド定義に対応するデータ・オ
ブジェクト・フィールド値を取得する手段と、マップされたデータ・コンポーネントで定
義されたデータ・フィールド定義のフォーマットに従ってフィールド値を含むように、ス
クリーン・エレメント定義からスクリーン・エレメントを生成する手段と、を含む、ワイ
ヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントを生成する装置が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有する
データ・コンポーネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスク
リーン・コンポーネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現され
ているワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントをワイヤレス・デバイス
のユーザー・インタフェースに表示されるデータ・オブジェクトに基づいて生成するコン
ピュータ・プログラム製品であって、コンピュータ可読媒体と、前記コンピュータ可読媒
体に格納され、前記スクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コンポーネントを選
択しかつスクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも1つのマッピングであって、
マッピングを表わす識別子によって定義されるスクリーン・コンポーネントとデータ・コ
ンポーネントとの間の関係を指定するためのマッピングを識別し、マッピング識別子に従
ってマッピングによってマップされたデータ・コンポーネントを選択するマッピング・モ
ジュールと、前記コンピュータ可読媒体に格納され、前記マップされたデータ・コンポー
ネントのデータ・フィールド定義に対応したデータ・オブジェクト・フィールド値を取得
するデータ・モジュールと、前記コンピュータ可読媒体に格納され、前記マップされたデ
ータ・コンポーネントで定義されたデータ・フィールド定義のフォーマットに従ってデー
タ・オブジェクト・フィールド値を含むように前記スクリーン・エレメント定義からスク
リーン・エレメントを生成するスクリーン・モジュールと、
を備えるコンピュータ・プログラム製品が提供される。
これらの及び他の特徴は、例示のためのみに添付図面を参照してなされる下記の詳細な
説明において、さらに明らかとなるであろう。
図1を参照すると、ネットワーク・システム10は、インタネットのようなものである
が、それに限定されない結合広域ネットワーク(WAN)104を経由して、1またはそ
れ以上のジェネリック・サービス106と相互作用するための複数のワイヤレス・デバイ
ス100を含んでいる。 これらのデバイス100は、PDA、ポケベル、携帯電話等の
ようなものでありうるが、それらに限定されない。サービス106によって提供されるジ
ェネリック・サービスは、SQLデータベース、IDLベースCORBA及びRMI/I
IOPシステム、レガシー・データベース、J2EE、SAP RFC、及びCOM/D
COMコンポーネントのようなものであるが、それらに限定されないウエブ・サービス及
び/又は他のサービスでありうる。さらに、システム10は、ワイヤレス・デバイス10
0をWAN104に接続するためのワイヤレス・ネットワーク102を有していてもよい
。他のデバイス(図示せず)がWAN104及び図1に示されているもの以外の関連ネッ
トワークを経由してウエブ・サービス106に接続されうることが分かる。システム 1
0についての下記の説明では、簡単のために、スキーマに従って定義されたウエブ・サー
ビス106が選択される。しかし、もし所望されれば、そのウエブ・サービス106を他
のサービスに置き換えてもよいことが認めされている。さらに、システム10のネットワ
ーク102、104を、以後簡単のために、ネットワーク104と呼ぶことにする。
図1を再び参照すると、デバイス100は、ウエブ・サービス106とコミュニケーシ
ョンしているときに、リクエスト/レスポンス・メッセージ105をそれぞれ送信しかつ
受信する。デバイス100は、例えば製品価格及びオンライン・マーチャントからの入手
可能性を要求して受信するように、メッセージ・ヘッダー情報及び関連したデータ内容の
形態でのリクエスト/レスポンス・メッセージを用いることによってウエブ・サービス1
06のウエブ・クライアントとして動作することができる。ウエブ・サービス106は、
コミュニケーション・デバイス100のユーザーに便益を提供するために、コミュニケー
ション・デバイス100におけるクライアント・アプリケーション・プログラム302(
図2参照)が、ネットワーク104を介して、相互作用するシステムの一例である。
適切なリクエスト/レスポンス・メッセージ105を充足させるために、ウエブ・サー
ビス106は、デバイス100にいったん搭載されたクライアント・アプリケーション・
プログラム302(図2参照)に、該当するビジネス・ロジック(方法)を顕在化させるた
めの種々のプロトコル(HTTP及びコンポーネントAPIのようなものであるが、それ
らに限定されない)を介してアプリケーション・サーバー110とコミュニケートするこ
とができる。アプリケーション・サーバー110は、ウエブ・サービス106がアプリケ
ーション・サーバー110のサブセットと認定できるように、ウエブ・サービス106ソ
フトウエアを含んでいてもよい。 デバイス100のアプリケーション・プログラム30
2は、オブジェクト(又は機能)についての方法を呼び出すために、アプリケーション・
サーバー110のビジネス・ロジックをどうように使用することができる。クライアント
・アプリケーション・プログラム302は、ネットワーク104を経由してメッセージ1
05を通じて、アプリケーション・サーバー110に関連して、デバイス100に直接に
ダウンロード/ダウンロードすることができることが分かる。デバイス100は、ネット
ワーク104を経由して、1つまたはそれ以上のウエブ・サービス106及び関連するア
プリケーション・サーバー110とコミュニケートできることがさらに分かる。
サーバー環境
図1を参照すると、ウエブ・サービス106は、デバイス100上のクライアント・ア
プリケーション・プログラム(図2参照)によって同期的にまたは非同期的に使用される
情報メッセージ105を提供する。 あるいは、またはさらに、ウエブ・サービス106
は、デバイス100で実行されるクライアント・アプリケーション・プログラム320に
よって提供される情報メッセージ105を受信かつ使用してもよく、あるいはデバイス1
00で実行されるクライアント・アプリケーション・プログラム302のためにタスクを
行ってもよい。ウエブ・サービス106は、ウエブ・サービス・レジストリにおけるユニ
バーサル・デイスカバリ・デスクリプション・アンド・インテグレーション(UDDI)
に登録されたウエブ・サービス記述言語(WSDL)を用いて表現されるようなインタフ
ェースを実行可能なソフトウエア サービスとして定義することができ、かつシンプル・
オブジェクト アクセス プロトコル(SOAP)のような適切なプロトコルによりネット
ワーク104上に露呈されることによって、メッセージ105を介してクライアント・デ
バイス100とコミュニケートすることができる。ある種の実行場面では、SOAPが、
SOAPエレメントに封入された適格なXMLフラグメントを含むメッセージ105のた
めのXMLフォーマットを定義する規格である。SOAPはまた、SOAPメッセージ1
05がXML文書のまわりのラッパーである文書形式のアプリケーションをサポートする
。SOAPの他の任意の部分がHTTPバインデイング(すなわち、ヘッダー)を定義し
、他方、あるSOAP実行がMSMQ、MQシリーズ、SMTP、又はTCP/IPトラ
ンスポート・プロトコルをサポートする。 あるいは、ウエブ・サービス106は、他の
既知のコミュニケーション・プロトコル、メッセージ105フォーマットを使用してもよ
く、かつインタフェースは、上述した以外のウエブ・サービス言語で表現されてもよい。
クライアント環境
図2を参照すると、コンポーネント・アプリケーション302は、ネットワーク104
を経由して伝送され、そしてデバイス100のデバイス・インフラストラクチャー204
のメモリ・モジュール210にロードされる。あるいは、コンポーネント アプリケーシ
ョン302は、シリアル接続、USB接続、あるいはIR,802.11(x)ブルーツ
ースTM(図示せず)のような短距離ワイヤレス・コミュニケーション・システムを介し
てロードされてもよい。デバイス100にいったんロードされると、コンポーネント・ア
プリケーション302は、デバイス100におけるインテリジェント・ランタイム・フレ
ームワーク206によって実行することができ、それでコンポーネント・アプリケーショ
ン302をネイテイブ・コードに変換することができ、そのネイテイブ・コードがデバイ
ス・インフラストラクチャー204におけるプロセッサ208によって実行される。 あ
るいは、アプリケーション302は、デバイス100における他のソフトウエア・モジュ
ール又はオペレーテイング・システムによって解釈されてもよい。いずれにしても、コン
ポーネント・アプリケーション302は、デバイス100によって提供されるターミナル
・ランタイム環境で作動され、ランタイム環境が典型的なアプリケーション302動作(
例えば、持続、メッセージング、スクリーン、ナビゲーションおよびデイスプレイ)を管
理しかつ実行する1つの組のベーシック・サービスを提供するインテリジェント・ソフト
ウエア・フレームワーク206である。
図1を再び参照すると、デバイス100によって提供されるクライアント・ランタイム
環境は、デバイス100をウエブ・サービス106のウエブ・クライアントとして動作さ
せるように構成されうる。クライアント・ランタイム環境は、他の任意のジェネリック・
スキーマ定義されたサービスのデバイス100クライアントをネットワーク104上で作
成することもできることが分かる。 デバイス100のクライアント・ランタイム環境は
、デバイス100上でクライアント・アプリケーション・プログラム302(データ40
0及びスクリーン402コンポーネント定義を含む‐図4及び下記の説明を参照)を生成
し、ホステイングし、かつ実行できることが好ましい。さらに、クライアント・ランタイ
ム環境の特定の機能は、言語に対するサポート、メモリ割り当ての調整、ネットワーキン
グ、I/O動作時におけるデータの管理、デバイス100のうちの1つの出力デバイスに
おけるグラフィックスの調整、コア・オブジェクト・オリエンテッド・クラスへのアクセ
スの提供、及びファイル/ライブラリのサポート等を含むが、それらに限定されない。デ
バイス100によって実行されるランタイム環境の例は、マイクロソフトの共通言語ラン
タイム(CLR)およびサン・マイクロ・システムのJava(登録商標)ランタイム環
境(JRE)を含んでいてもよいが、それらに限定されない。
デバイス100のターミナル・ランタイム環境は、クライアント・アプリケーション・
プログラム302(図2参照)の常駐実行可能バージョンに対する下記のような、ただし
それらに限定されない基本機能をサポートすることが好ましい。すなわち、
メッセージ105をウエブ・サービス106に、あるいはネットワーク104を経由し
てデバイス100に接続された任意の他のジェネリック・スキーマ定義サービスにメッセ
ージ105を送るためのコミュニケーション機能を提供すること;
ウエブ・サービス106発信メッセージ105(そのサービスへのメッセージ)に対す
るデータ部分を供給するための入力デバイスに対するユーザーによるデータ入力機能を提
供すること;
ウエブ・サービス106レスポンス・メッセージ105(着信メッセージ)又は出力デ
バイスにおける無相関の告知のためのデータ・プレゼンテーション又は出力機能を提供す
ること;
デバイス100のメモリ・モジュール210(図2参照)にローカル・クライアント・
データを維持するためのデータ格納サービスを提供すること;
クライアント・アプリケーション・プログラム302のコンポーネント400、402
(図4参照)の動作を調整するためのスクリプト言語に対する実行環境を提供することで
ある。
図2、4及び5を参照すると、クライアント・ランタイム(例えばコンポーネント・フ
レームワーク206によって提供される)が、コンポーネント400、402定義に含ま
れたメタデータをロードし、そしてまた、例えば実行環境300を介してデバイス100
上のアプリケーション・プログラム302の実行可能バージョンを構成する。クライアン
ト・ランタイムに対しては、テンプレート・ベース・ネイテイブ実行とメタデータ・ベー
ス実行との2つのオペレーショナル・モードがあるが、それらには限定されない。完全に
定義されたコンポーネント・ベース・アプリケーション302(データ400、スクリー
ン402、メッセージ4040、及びワークフロー406コンポーネントを有する‐図4
参照)の場合には、フレームワーク206は、データ、メッセージ、及びネイテイブ・コ
ードを用いてデバイス100上に予め構築されたスクリーン・テンプレート500をホス
テイングするためのテンプレート・ベース・ネイテイブ実行モデルを実行することができ
る。アプリケーション・プログラム302定義がロードされる場合には、フレームワーク
206によって提供されるクライアント環境が、コンポーネント400、402、404
からのメタデータ定義パラメータをテンプレート500に充填し、そして実行可能なクラ
イアント・アプリケーション・プログラム302をネイテイブ・フォーマットで構築する
。ワークフロー・コンポーネント406のワークフロー・スクリプト(例えばECMAS
スクリプト)は、ネイテイブ・コードに変換されるか、あるいはネイテイブ・コード・リ
デイレクタ504に適当なスクリプト・インタプリタ502(例えばECMASスクリプ
ト・インタプリタ)を用いて実行されてもよく、この場合、リデイレクタ504は、ネイ
テイブ・ランタイム・エンジン506を介して、ネイテイブ・コンポーネントにおける動
作内でのスクリプト言語への呼びかけを解釈する。メタデータ・ベース実行では、フレー
ムワーク206のランタイム環境は、実行時間の間に解析されるXML(例えば)でのコ
ンポーネント400、402、404、406定義を保持するか、あるいはXML(例え
ば)ノードのネイテイブ・リプレゼンテーションを用いる。実行時には、ネイテイブ・ラ
ンタイム・エンジン506が、ネイテイブ・コンポーネント・エンテイテイに対してでは
なくて、コンポーネント400、402、404、406の定義に対して動作する。他の
形式の実行モデルは、データとスクリーンに対してコンポーネント定義400、402を
有するアプリケーションを含んでいるとともに、アプリケーション302の他のメッセー
ジ及びワークフロー要素に対する、よりハード・コードされた405アプローチを有する
であろうことが分かる。
従って、ネイテイブ・クライアント・ランタイム環境は、デバイス・インフラストラク
チャー204のプロセッサ208及び関連オペレーテイング・システムのデバイス100
機能性にクライアント・アプリケーション・プログラム302に対するインタフェースを
提供する。ランタイム環境は、コンポーネント・アプリケーション・プログラム302が
実行するコントロールされた確実で安定した環境をデバイス100上に供給することが好
ましい。デバイス100の各デバイス・インフラストラクチャー204に固有の事実上の
ウエブ・クライアントを生成するために、ランタイム環境は、コンポーネント400、4
02の定義(及び使用されておれば、定義404、406)を供給する。簡単のために、
下記の説明では、一例のみとして、フレームワーク206によって提供されているクライ
アント・ランタイム環境 について述べる。
コミュニケーション・デバイス
図2を再び参照すると、デバイス100は、携帯電話、PDA、双方向ポケベル、ある
いはデユアル・モード・コミュニケーション・デバイス等のデバイスであるが、それらに
限定されない。デバイス100は、コネクション218を介してデバイス・インフラスト
ラクチャー204に接続されたワイヤレス・トランシーバー204のようなネットワーク
・コネクション・インタフェース200を含んでいる。コネクション・インタフェース2
00は、デバイス100の動作時に、ネットワーク104を介してデバイス100を互い
にかつ外部システム(ウエブ・サービス106のような)コミュニケートさせ、かつクラ
イアント・アプリケーション・プログラムs302とサービス106(図一参照)との間
のリクエスト/レスポンス・メッセージ105を調和させるワイヤレス・ネットワーク1
02のようなネットワーク 104にワイヤレス・リンク(例えば、FR、IR、等)に
よって接続可能である。ネットワーク104は、このネットワーク104に接続されるデ
バイスと外部システムとの間のリクエスト/レスポンス・メッセージ105におけるデー
タの伝送をサポートする。ネットワーク104はまた、デバイスとこのネットワークの外
部のデバイスとの間の電話呼び出しのための音声コミュニケーションをもサポートするこ
とができる。DataTAC、GPRSあるいはCDMAのような、しかしそれらに限定
されないワイヤレス データ伝送 プロトコルが、ワイヤレス・ネットワーク102によっ
て使用できる。
図2を再び参照すると、デバイス100はまた、ユーザー100(図示せず)と通話す
るために、ユーザー・インタフェース202をコネクション222によってデバイス・イ
ンフラストラクチャー204に結合されている。ユーザー・インタフェース202は、Q
WERTYキーボード、キーパッド、トラックホイール、スタイラス、マウス、マイクロ
ホン、及びLCDスクリーン・デイプレイ及び/又はスピーカーのようなユーザー出力デ
バイスのような、しかしそれらに限定されない1つ又はそれ以上のユーザー入力デバイス
を具備している。スクリーンがタッチセンシテイブである場合には、デイスプレイは、デ
バイス・インフラストラクチャー204によって制御されるユーザー入力デバイスとして
も使用されうる。ユーザー・インタフェース202は、さらに後述するように、フレーム
ワーク206のクライアント・アプリケーション・プログラム302によって用いられる
システム10(図1参照)上でリクエスト/レスポンス・メッセージ105を調整するた
めに、デバイス100のユーザーによって使用される。
図2を再び参照すると、デバイス100の動作が、デバイス・インフラストラクチャー
204によって可能とされる。デバイス・インフラストラクチャー204は、コンピュー
タ・プロセッサ208及び関連したメモリ・モジュール201を具備している。コンピュ
ータ・プロセッサ208は、メモリ・モジュール210内に配置されたオペレーテイング
・システム及びクライアント・アプリケーション・プログラム302によって与えられる
関連する命令を実行することによって、コミュニケーション・デバイス100のネットワ
ーク・インタフェース200、ユーザー・インタフェース202及びフレームワーク20
6の動作を操作する。 さらに、デバイス・インフラストラクチャー204は、プロッセ
さに及び/又はメモリ・モジュール210におけるロード/更新クライアント・アプリケ
ーション・プログラム302に命令を与えるためにプロッセに結合されたコンピュータ可
読記憶媒体212を含んでいてもよいことが分かる。コンピュータ可読媒体212は、例
示としてのみの磁気デイスク、磁気テープ、CD/DVD ROMSのような光学的に読
み取り可能な媒体、及びメモリ・カードのようなハードウエア及び/又は ソフトウエア
を含んでいてもよい。それぞれの場合において、コンピュータ可読媒体212は、小型デ
イスク、フロッピー(登録商標)・デイスケット、カセット、ハード・デイスク・ドライ
ブ、固体メモリ・カード、あるいはメモリ・モジュール210で提供されるRAMの形態
をなしうる。上記に例示したコンピュータ可読媒体212は、単独でまたは組み合わせで
使用できることに注目すべきである。
コンポーネント間のマッピング関係
実際には、通常、デベロッパーによるコンポーネント400、402の表現は重複した
内容を有していてもよいが、アプリケーション320の各コンポーネント400、402
の動作は異なっている。従って、ユーザー・インタフェース202(図1参照)内容があ
る種の基調をなすデータ・エレメントから生成されることが多いことを認識し、かつこれ
らのコンポーネント400、402の表現間の類似性を考慮すると、後述するように、ス
クリーン・コンポーネント402の表現に所定のマッピング804(図8参照)を導入す
るのが好都合である。図4及び8を参照すると、これらのマッピング804は、スクリー
ン・コンポーネント402に関連したスクリーン・エレメント802(スクリーン・エレ
メント定義)の表現への、及びアプリケーション302の実行時のランタイムで、スクリ
ーン・コンポーネント402がどのように動作するかへの、本質的にショートカットであ
る。マッピング804は、スクリーン・コンポーネントのスクリーン・エレメント定義と
データ・コンポーネント400定義の間の規定された関係である。スクリーン・コンポー
ネント402の表現との関連では、マッピング804を用いると、コンポーネント402
を記述するために要するメタデータ402の量を軽減することができる。従って、マッピ
ング804を使用することは、アプリケーション302を記述するのに要する「コード」
の量に直接の影響を及ぼしうる。コンポーネント402がランタイムでどのように動作す
るかに関連して、リンクしたデータ・エレメント(データ・コンポーネント400によっ
て記述された)がスクリーン・エレメント802状態によって、どのように解決されかつ
影響されるかを、マッピング804が指定する。この関連で、マッピング804を指定す
ると、デベロッパーがアプリケーション302に付加的な特定のスクリーン処理コードを
提供する必要性を軽減することができる。
図8を参照すると、スクリーン・コンポーネント402(図4参照)のスクリーン・リ
プレゼンテーションは、ユーザー・インタフェース202上に表示されかつ対応するデー
タ・オブジェクト800のデータ・フィールド事例に関連したUIコントロールのような
、しかしそれに限定されないスクリーン・エレメント802よりなる。従って、各スクリ
ーン・エレメント802は、該当するデータ・オブジェクト800のフィールドにバイン
ドまたはマップ804される。アプリケーション302のユーザーは、ユーザー・インタ
フェース202(図1参照)におけるスクリーン・エレメント802を選択し、かつそれ
ら内の、すなわちユーザー事象によるコントロールを編集することができる。スクリーン
・エレメント802の修正は、スクリーン・エレメント802にマップされるデータ・オ
ブジェクト800に伝播される。同様に、データ・オブジェクト800に対する全ての修
正(アプリケーション302ロジック又は着信サーバー・メッセージ105によって駆動
される)は、これらのデータ・オブジェクト800に対してマッピングされるスクリーン
・エレメント802に反映される。ユーザー事象及びデータ・オブジェクト800に対す
る直接の修正の追跡は、後述するように、マッピング・マネージャ312を介してモニタ
ーされる。マッピング804は、このマッピング804によって影響されるデータ・オブ
ジェクト800の同定及び修正を規定する。マッピング804は、対応するスクリーン・
コンポーネント404のスクリーン・エレメント802がリンクされるデータ・コンポー
ネント400のデータ・オブジェクト800を隔離する。
スクリーン・コンポーネント402又はデータ・コンポーネント400定義が、データ
・オブジェクト800とスクリーン・エレメント802の間の関係又はデータ・オブジェ
クト800の個々のデータ・フィールド(又はデータ・フィールドのグループ)とスクリ
ーン・エレメント802との間の関係を定義するマッピング800を含んでいることが分
かる。データ・オブジェクト800は、パラメーターとしてユーザー・インタフェース2
02に通過されてもよいことが分かる。この場合には、スクリーン・エレメント804に
マップされたデータ・オブジェクト800のデータ・フィールド値が、通過されたパラメ
ーターから抽出されるであろう。例えば、スクリーン・コンポーネント402のスクリー
ン・フィールド定義で定義された編集コントロール(スクリーン・エレメント802)が
、リンクされたデータ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義内に(すなわち
1対1マッピング804)マッピングされうるか、あるいはスクリーン・コンポーネント
402のスクリーン・フィールド定義で定義された選択コントロール(スクリーン・エレ
メント802)が、データ・コンポーネント400のコレクションの特定のデータ・フィ
ールド 定義内に(すなわち、1対多数マッピング804)マップされうる。
図4及び8を参照すると、スクリーン・コンポーネント・メタデータが、それの他の属
性に加えて、リンクされたデータ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義への
マッピングを記述することができる。例えば、単一のスクリーン・エレメント802は下
記に対してマップできる:
・データ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義の1つ
・プライマリ・キー(又はマッピング識別子)によるデータ・コンポーネント400の全
てのデータ・フィールド定義‐この場合には、マッピング804はプライマリ・キー・フ
ィールドに帰着する。
選択/リスト・スクリーン・エレメント802は下記に対してマップできる:
・データ・コンポーネント400の全ての事例のコレクション、又は
・コレクションであるデータ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義の1つ。
「ユーザー」データ・コンポーネント400の特定のデータ・オブジェクト800の「
ネーム」フィールドに対してマップされたエデイット・スクリーン・エレメント802「
ebName」の一例と、「ユーザー」データ・コンポーネント400の全てのデータ・
オブジェクト800の「ネーム」フィールドに対してマップされた選択スクリーン・エレ
メント804「cbNames」の一例に対しては、下記の例示コンポーネント アプリ
ケーション302を参照されたい。
デバイスのフレームワーク
図2を参照すると、デバイス100のフレームワーク206が、コネクション220に
よって、デバイス・インフラストラチャー204に接続されている。デバイス100のク
ライアント・ランタイム環境は、フレームワーク206によって提供され、かつメタデー
タ定義からクライアント・アプリケーション・プログラム302(コンポーネント定義を
含む‐下記を参照)を生成し、ホステイングし、そして実行できることが好ましい。デバ
イス・ランタイムは、持続、提供、メッセージング、スクリーン・ナビゲーション、及び
ユーザー・インタフェース/スクリーン・サービスのような、しかしそれらに限定されな
い典型的なアプリケーション302動作を管理しかつ実行するための1つの組の基本サー
ビス304を提供するインテリジェント・ソフトウエア・フレームワーク206と考える
ことができる。 従って、フレームワーク206は、クライアント・アプリケーション・
プログラム302に対するネイテイブ・クライアント ランタイム環境を提供し、かつデ
バイス・インフラストラクチャー204のプロセッサ208および関連したオペレーテイ
ング・システムのデバイス100機能性に対するインタフェースである。フレームワーク
206は、好ましくはデバイス100上にコントロールされた確実で安定した環境を供給
することによってランタイム環境を提供し、この場合には、コンポーネント・アプリケー
ション・プログラム302が、例えばアプリケーション・コンナテナ又は実行環境300
で実行する。
図3を参照すると、フレームワーク206は、ターミナル・ランタイム環境内でクライ
アント・アプリケーション・プログラム302(ウエブ・サービス・クライアント・アプ
リケーションのような)を実行するために使用することができ、かつネットワーク104
上でリクエスト/レスポンス・メッセージ105を経由してのウエブ・サービス106及
び関連アプリケーション・サーバー110(図1参照)へのアクセスをサポートする。コ
ンポーネント・アプリケーション・プログラム302は、フレームワーク206によって
実行されるソフトウエア・アプリケーションを含んでいる。フレームワーク206は、ア
プリケーション・プログラム302が実行されるごとに、アプリケーション・プログラム
302の各コンポーネント400、402(及びもし使用されておれば定義404、40
6- 図4参照)に対する実行環境300を生成する。実行環境300は、アプリケーショ
ン・プログラム302のコンポーネント400、402(もし使用されていれば定義40
4、406)をロードし、かつデバイス・インフラストラクチャー 204におけるプロ
セッサ208によって実行されるネイテイブ・コードを生成する。従って、フレームワー
ク206は、コンポーネント400、402の定義(もし使用されていれば定義404、
406)を提供するためのホスト実行環境300を提供して、コミュニケーション・デバ
イス100の各該当するデバイス・インフラストラクチャー204に固有の実際のウエブ
クライアントを生成する。実行環境300は、例示のみとして上述したテンプレート・
ベース・ネイテイブ実行モデル及びメタデータ・ベース実行モデルによって、アプリケー
ション302を提供することができる。実行環境300は、クライアント・アプリケーシ
ョン・プログラム302のためのスマート・ホスト・コンテナを称することができ、かつ
スクリーン値(スクリーン・エレメント802の、図8参照)を解析すること及びメモリ
・モジュール210における値(データ・オブジェクト800)の表示を更新することを
受け持つことができる。
図3を再び参照すると、フレームワーク206はまた、ある種のサービスがコンポーネ
ント400、402(もし使用されていれば定義404、406‐図4参照)の一部とし
て含まれていないか、あるいはコンポーネント・アプリケーション・プログラム302の
一部としての個別のコンポーネント(図示せず)として受け取られなり場合には、クライ
アント・アプリケーション・プログラム302にフレームワーク・サービス304(標準
の組のジェネリック サービス)を提供する。アプリケーション・プログラム302は、
実行環境300を伴うコミュニケーション214を有しており、それで必要に応じて、フ
レームワーク・サービス304とのコミュニケーション216を調整することができる。
フレームワーク206のフレームワーク・サービス304は、デバイス・インフラストラ
クチャー204とのコネクション220を介してのコミュニケーションを調整する。従っ
て、デバイス・インフラストラクチャー204、ユーザー・インタフェース202及びネ
ットワーク・インタフェース200に対するアクセスが、フレームワーク206及び関連
サービス304によって、クライアント・アプリケーション・プログラム302に与えら
れる。デバイス・インフラストラクチャー204(図2参照)のオペレーテイング・シス
テムは、フレームワーク・サービス304の実行環境300及び選択されたサービス/マ
ネージャを表わしうることが分かる。
図3及び8を参照すると、フレームワーク・サービス304は、コミュニケーション・
マネージャ306、プレゼンテーション・マネージャ308、データ・マネージャ310
を含むが、それらに限定されるものではなく、またアクセス・サービス、提供サービス及
び実用サービスを含む。アクセス・サービス(図示せず)は、コミュニケーション・デバ
イス100上に存在する他のソフトウエア・アプリケーションにアプリケーション・プロ
グラム302アクセスを提供する。提供サービス(図示せず)は、コミュニケーション・デ
バイス100でのソフトウエア・アプリケーション302の提供を管理する。 アプリケ
ーション提供は、新規の及び更新されたプリケーション・プログラム302を要請しかつ
受け取ること、ネットワーク104を介してアクセス可能なサービスへのアクセスのため
のアプリケーション・プログラム302を構成すること、アプリケーション・プログラム
302及びサービス302の構成を修正すること、アプリケーション・プログラム302
及びサービスを削除することを含むことができる。実用サービス(図示せず)は、種々の
フォーマットの変換においてデータ操作を行うような種々の一般的なタスクを達成するた
めに用いられる。
図3、8及び9を参照すると、コミュニケーション・マネージャ306は、アプリケー
ション302のためにウエブ・サービス106に関して(コミュニケーション・マネージ
ャ306によって)送信され/受信されるメッセージ105及び関連データ306のよう
なアプリケーション・プログラム302と外部システム10との間の接続性を管理する。
下記にさらに説明されるように、コミュニケーション・マネージャ306は、一連のマッ
ピング804を実行するために用いることができる。プレゼンテーション・マネージャ3
08は、ユーザー・インタフェース202(図2参照)の出力デバイスに出力されるとき
に、アプリケーション・プログラム302のリプレゼンテーションを管理する。データ・
マネージャ310は、コンポーネント・アプリケーション・プログラム302が、デバイ
ス・インフラストラクチャー204(図2参照)のメモリ・モジュール210にデータを
格納できるようにする。データ・マネージャ310は、マッピング804を介してスクリ
ーン・コンポーネント402にリンクされたデータ・コンポーネント400のデータ事例
の修正/生成を調整するために用いることができる。フレームワーク206は、各データ
・オブジェクト800とスクリーン・エレメント802の間の個々の関係(マッピング)
を追跡するマッピング・マネージャ312をも有している。マッピングは、マッピング・
マネージャ312に連結されたマッピング・テーブル309に格納される。スクリーン・
エレメント802がユーザー・インタフェース202で初期化されると、プレゼンテーシ
ョン・マネージャ308が、スクリーン・エレメント802と表示された対応するデータ
・オブジェクト800との間に動的な一体性を維持するために、the マッピング・マネー
ジャ312を用いる。スクリーン・エレメント802の1つが、ユーザー・インタフェー
スを介してユーザーによって修正された場合には、マッピング・マネージャ312が、メ
モリ210における正しいデータ・オブジェクト800に対する変化を、データ・マネー
ジャ310を通じて伝搬させるようにする。メモリ210内のデータ・オブジェクト80
0のうちの1つが修正された場合には、マッピング・マネージャ312は、オブジェクト
800がユーザー・インタフェース202に現在表示されているかどうかを見るためにチ
ェックし、もし表示されていれば、プレゼンテーション・マネージャ308を通じて、対
応するスクリーン・エレメント802を更新させて、テーブル409における対応マッピ
ング804のエントリを参照することによって、データ・オブジェクト800の変化を反
映させるひょうにする。コミュニケーション・デバイス100のフレームワーク・サービ
ス304が、上述したマネージャを含む機能性をコンポーネント・アプリケーション・プ
ログラム302に提供することが分かる。
従って、フレームワーク206が、通常アプリケーション302ドメインからの情報を
提示するユーザー・インタフェース202における対話型アプリケーション302の表示
を可能にするとともに、ユーザーが関連したデータ・オブジェクト800及びスクリーン
・エレメント802を入力しかつ修正できるようにする。フレームワーク206は、アプ
リケーション・データ・ドメイン(データ・オブジェクト800)とUIスクリーン・エ
レメント802(例えば、UIコントロール)との間での直接マッピング800を実行す
ることによって、ユーザー・インタフェース202の効果的な管理のためのシステムを提
供する。アプリケーション・ドメイン・データ・オブジェクト800の変化が、ユーザー
・インタフェース202と自動的に同期化され、かつユーザー入力データが、アプリケー
ション・ドメイン・データ・オブジェクト800に自動的に反映される。この同期化の背
後における主要なメカニズムは、対をなすスクリーン・エレメント802及びデータ・オ
ブジェクト800の間のマッピング804である。このマッピング・システムは、XML
のような構造化言語で表現されたメタデータを用いて定義されたワイヤレス・アプリケー
ション302に関係する。このマッピング804メカニズムは、ユーザー・インタフェー
ス202上での動的で対話型のスクリーンの生成を可能にする。データ・オブジェクト8
00に対する全ての変化が、ユーザー・インタフェース上に同期的に反映されることがで
き、またその逆もありうる。このマッピング804の実行が、サーバー対デバイス通知に
基づいたワイヤレス・アプリケーション302の構築を容易にする。サーバー(ウエブ・
サービス106)から非同期的にプッシュされるデータ・オブジェクト800更新は、リ
ンクされたUIスクリーン・エレメント802によってユーザー・インタフェース202
上に非同期的に反映される。これらのマッピング800は、株式取引、ニュース更新、警
報、天気予報更新等の種々のワイヤレス・アプリケーション302に適用可能である。
アプリケーション・コンポーネント
図2を参照すると、クライアント・アプリケーション・プログラム302が、フレーム
ワーク206のターミナル・ランタイム環境内で実行され、そしてサービス106(図1
参照)へのアクセスをサポートする。WSDL及びSOAPプロトコル定義が、メッセー
ジ/データ・パターンを明確に示す。WSDLウエブ・サービス定義では、ウエブ・サー
ビス クライアント・アプリケーション・プログラム302を関連データ400とメッセ
ージ404コンポーネントの1つの組として(図4参照)定義するために使用できるメッ
セージとデータ部分の概念を用いて、動作が定義される。
図4を参照すると、コンポーネント・アプリケーション・プログラム302のブロック
図は、データ・コンポーネント400と、プレゼンテーション・コンポーネント402を
含んでいる。アプリケーション302の他のメッセージ/ワークフロー部分405は、実
行環境300を有するコミュニケーション214を介してワークフロー・コンポーネント
406によって調整されるメッセージ・コンポーネント404によって提供されることが
できるが、アプリケーション302のハード・コードされたエレメント405(アプリケ
ーション・デベロッパーによって定義された)として提供されることもできる。 各エレ
メントが1つ又はそれより多い値を有しうるように1つのリソースの固有の属性を表す多
数の予め定義されたエレメントよりなる一連のメタデータ・レコードとしてコンポーネン
ト400、402(及びもし使用されていれば404)を構成するために、構造化定義言
語を用いることができる。各メタデータ スキーマは、通常、限定された数のエレメント
、各エレメントのネーム、及び各エレメントの意味のような、しかしそれらに限定されな
い定義された特徴を有する。例示メタデータ・スキーマとしては、ダブリン・コア(Du
blin Core (DC))、アングロ・アメリカン・カタロギング・ルールズ(Ang
lo−American Cataloging Rules (AACR2))、ガバメント
・インフォーメイション・ロケータ・サービス(Government Informa
tion Locator Service(GILS))、エンコーデッド・アーカイブ
ス・デイスクリプション(Encoded Archives Description
(EAD))、アイエムエス・グローバル・ラーニング・コンソーテイウム(IM Gl
obal Learning Consortium (IMS))、及びオーストラリア
ン・ガバメント・ロケータ・サービス(Australian Government
Locator Service (AGLS))等があるが、それらに限定されない。コ
ード化構文は、コンポーネント400、402(及びもし使用されていれば、404)の
メタデータをデバイス・インフラストラクチャー204(図2参照)によって処理できる
ようにし、コード化スキームとしては、XML、HTML、XHTML、XSML、RD
F、マシーン・リーダブル・カタロギング(Machine Readable Cat
aloging (MARC))、及びマルチパーパス・インターネット・メール・エクス
テンションズ(Multipurpose Internet Mail Extens
ions (MIME))等があるが、それらに限定されない。
図4及び8を参照すると、データ・コンポーネント400が、例えばネイテイブ・コー
ド又はXMLで表されたアプリケーション・データを含むコンポーネント・アプリケーシ
ョン・プログラム302によって使用さsれるデータ・オブジェクト800を定義する。
データ・コンポーネント400が記述しうるデータ・オブジェクト800の例は、オー
ダー、ユーザー、及び金融取引である。データ・コンポーネント400は、データ・オブ
ジェクト800を記述するためにどのような情報が必要とされるか、およびその情報がど
のようなフォーマットで表現されるかを定義する。 例えば、データ・コンポーネント4
00は、番号としてフォーマット化されたオーダーに対する固有の識別子、文字列としれ
フォーマット化されたアイテムのリスト、日付・時刻フォーマットを有するオーダーが生
成された時刻、文字列としてフォーマット化されたオーダーの状況、データ・コンポーネ
ント400の他の1つの定義に従ってフォーマット化されたオーダーを入れたユーザーで
構成されたオーダーを定義するが、それに限定はされない。データ部分(エレメント)は
通常、ウエブ・サービスの106の振り付けルールに従ってメッセージ105からメッセ
ージ105へと転送されるので、データ・オブジェクト800の持続が存在することが好
ましい。データ・オブジェクト800は、ウエブ・サービスの106の振り付けルール定
義(もしあれば)に従って動的に生成されてもよく、あるいは複合型定義及び/又はメッ
セージ相互関係情報に基づいてアプリケーション設計者によって定義されてもよい。後述
するように、スクリーン・コンポーネント402は、マッピング804を介して、データ
・コンポーネント400(図9参照)にリンクされうることが分かる。
さらに、データ・コンポーネント400は、HTML、XHTML、XMLおよび構造
か定義言語のような、しかしそれに限定されない言語で書かれた一連のデータ・フィール
ド定義で構成されることができ、データ・オブジェクト800(図9参照)は、データ・
フィールド定義に従ったデータ事例である。データ・オブジェクト定義が、データ・フィ
ールドの構造の定義及びそれらの対応するデータ形式を提供し、データ・オブジェクト8
00は、特定のデータ・オブジェクト定義の事例である。データ・フィールドは、データ
・オブジェクト定義よりなり、かつすべてのデータ・フィールドは、関連するデータ形式
を有する。さらに、複合データ・フィールドは、サブ・データ・フィールドの構造を含む
。データ・オブジェクト800の定義は、アプリケーション302のデータ・コンポーネ
ント400スキーマに含まれる。これらの定義が、アプリケーション302によって使用
されるようなデータ・オブジェクト800を定義するためのデータ・モデルを提供する。
従って、データ・コンポーネント400は、データ・オブジェクト800として例示化さ
れた場合に対応するデータ・フィールド値のフォーマットを定義するためにグループ分け
された1つの組の1つまたはそれより多いデータ・フィールド定義である。データ・コン
ポーネント400定義は、基本キー又は複合キーを有していてもよく、あるいは必要に応
じてキーを伴いことなしに定義されてもよい。これらのキーは、1対のマップ化されたデ
ータ400とスクリーン402コンポーネントとの間に固有のリンクを提供するために、
マッピング804と一緒に使用されうる。
図4を再び参照すると、プレゼンテーション/スクリーン・コンポーネント402は、
ユーザー・インタフェース202によって表示された場合のアプリケーション・プログラ
ム302の外観と動作を定義する。プレゼンテーション・コンポーネント402は、GU
Iスクリーン及びコントロール、そしてを特定することができ、かつユーザーがユーザー
・インタフェース202を用いてコンポーネント・アプリケーション302と対話する場
合に実行されるべき動作を特定することができる。例えば、プレゼンテーション・コンポ
ーネント402は、スクリーン、ラベル、エデイット・ボックス、ボタン及びメニュー、
及びユーザーがエデイット・ボックスにタイプする場合又はボタンを押す場合行われるべ
き動作を定義しうる。ウエブ・サービス需要者の大部分が、ウエブ・サービス動作結果の
視覚的プレゼンテーションを使用し、従って、ユーザー・インタフェース・スクリーンを
表示することができる、それらのデバイス100上にランタイム環境を提供する。
スクリーン・コンポーネント402にパラメータを送る例示アプリケーション302と
、その送られたパラメータを受け取るスクリーン・コンポーネント402について、下記
に例示する。
下記の事項、
・データ・コンポーネント400「ユーザー」
・選択されたユーザーの詳細を表示するためのボタン/メニュー・アイテムと一緒にての
ユーザーの選択ボックスを列挙するスクリーン・コンポーネント402「scrAllユ
ーザー」
・パラメータとして送られたユーザーに対する詳細を表示するスクリーン・コンポーネン
ト402「scrUserInfo」
を有するアプリケーションについて検討する。
例示XMLデータ・コンポーネント400
基本キー・フィール「ネーム」を有するデータ・コンポーネント400「ユーザー」は
、下記のメタデータを用いて定義することができる:
Figure 0005248964
例示XMLプレゼンテーション コンポーネント402
「scrAllUsers」スクリーンは、ユーザー・データ・コンポーネント400の全ての事
例の「ネーム」フィールドにマップされた選択コントロール「cbNames」を定義す
ることができる。スクリーン メタデータ定義は、ユーザー・インタフェース202に対
するパラメーターとして選択され、送られるパラメーター「ユーザー」を有するデイスプ
レイ・スクリーン「scrUserInfo」に対する動作とともにボタン又はメニュー・アイテム
を含む。
Figure 0005248964
スクリーン「scrUserInfo」は、パラメーターとして送られる固有の事例の「ネーム」
フィールドに対してマップされたエデイット・コントロール「ebName」を定義する
:
Figure 0005248964
図4を再び参照すると、他のメッセージ及びアプリケーション302の他のワークフロ
ー部分105が、ハードコードされたハードコードされたアプリケーション302エレメ
ントによって提供されことができ、及び/又は構造化定義言語及びコード/スクリプトで
それぞれ記述された他のコンポーネント404、406として提供されることができる。
アトミック・メッセージ・コンポーネント404を用いる場合には、これらは、ウエブ・
サービス106のような外部システムとコミュニケートするためのコンポーネント・アプ
リケーション・プログラム302によって使用されるメッセージ105のフォーマットを
定義し、かつ例えばネイテイブ・コード又はXMLで表示されたメッセージ・データを含
む。例えば、メッセージ・コンポーネント404の1つは、オーダーのための固有の識別
子を含むオーダーを入れるためのメッセージ、そのオーダーの状況、及びそのオーダーに
関連するノートを記述できるが、それらに限定されない。構造化定義言語で書かれたメッ
セージ・コンポーネント404定義が、WSDLメッセージ(及びそれに対するマッピン
グ)を固有に表示することができ、かつランタイムで動的に生成されうる。従って、例え
ばWSDL及びBPELのような、しかしそれらに限定されないウエブ・サービス・イン
タフェースを表現するために用いられる定義言語での標準的なウエブ・サービス・メタデ
ータから、クライアント・アプリケーション・メッセージ105に対するコンポーネント
及び関連するデータ内容の動的生成が行われうる。ウエブ・サービス・メッセージ105
は、動作の範囲内で定義され、かつコンポーネント・アプリケーション・プログラム30
2定義のメッセージ コンポーネント404の間の交互関係が定義される。この相互関係
は、さらに後述するように、予め定義されたメッセージ・パラメーターを用いて及び/又
は個別のワークフロー・コンポーネント406を通じて行われうる。
図4を再び参照すると、コンポーネント・アプリケーション・プログラム302のアト
ッミク・ワークフロー・コンポーネント406を用いる場合には、これらが、上述したよ
うにプレゼンテーション・コンポーネント402によって特定された動作のような動作、
あるいはシステム10からメッセージ105(図1参照)が到着するときに行われるべき
動作が行われるべき場合に生ずる処理を定義する。プレゼンテーション・ワークフロー及
びメッセージ105処理は、ワークフロー・コンポーネント406によって定義されうる
。ワークフロー・コンポーネント406は、プログラミング言語で又はECMAScri
ptのような、しかしそれに限定されないスクリプト言語で書かれ、そして上述のように
、ネイテイブ・コードに編集され、実行環境300によって実行されうる。ワークフロー
・コンポーネント406の一例は、データに値を割り当てること、スクリーンを操作する
こと、あるいはメッセージ105を送ることでありうる。ワークフロー・コンポーネント
406は、メッセージ105の間の相関関係をサポートし、かつアプリケーション・フロ
ーを他のコンポーネント400、402、404における動作のために1つの組のルール
として定義する。
一般に、ECMA(European Computer Manufacturer
s Association)スクリプトは、標準のスクリプト言語であり、この場合ん、スクリプト
は、コンピュータ・プロセッサによってではなくて他のプログラムによって解釈されるか
あるいは実行される命令のシーケンスと呼ばれうる。スクリプト言語の幾つかの他の例は
、Perl、Rexx、VBScript、Java(登録商標)Script、及びT
cl/Tkである。一般に、スクリプト言語は、デバイス100のような既存のシステム
の機能を操作し、カストマイズし、そして自動化するために用いられる命令言語である。
このようなシステムでは、有用な機能性がユーザー・インタフェース202(図2参照)
を通じて既に利用可能であり、かつスクリプト言語は、その機能性をプログラム・コント
ロールに顕在化させるための機構である。このようにして、デバイス100は、オブジェ
クトのホスト・ランタイム環境及びスクリプト言語の能力を完成する機能を提供すると言
われている。
コンポーネント・ベース・アプリケーション302に対する例示コンポーネント404
、406は、下記のようでありうる:
例示XMLメッセージ コンポーネント404
Figure 0005248964
例示ECMAScriptワークフロー コンポーネント406
Figure 0005248964
XML又はそれの派生語を用いてデータ400、メッセージ4004、プレゼンテーシ
ョン402コンポーネントを表現すること及びECMAスクリプト言語又はそれのサブセ
ットを用いてワークフロー・コンポーネント406を表現することは、アプリケーション
・デベロッパーに任意固有のプラットフォーム又は環境からウエブ・サービス・クライア
ントを抽出することができるようにし、かつ原理的に「一度作成すれば、どこでも動く」
アプリケーション('develop once run everywhere' ap
plications)を実行できるようにさせる。下記の例は、ウエブ・サービス・ク
ライアント・アプリケーション・プログラムXMLのような、しかしそれに限定されない
構造化定義言語及びECMAScript定義コンポーネントのような、しかしそれに限
定されないプラットフォーム・ニュートラル・スクリプト/プログラミング言語を用いて
どのようにして表現できるかを示している。
さらに、図4を参照すると、上述のように、メッセージ・コンポーネント404が、メ
ッセージ105の入力及び出力のための所要データを中継することができることが分かる
。対応するデータ・コンポーネント400が、プレゼンテーション・コンポーネント40
2によるユーザー・インタフェース202(図2参照)における爾後のプレゼンテーショ
ンに対するデバイス100のメモリ・モジュール210(図2参照)におけるデータの格
納を調整する。ワークフロー・コンポーネント406は、データ400、プレゼンテーシ
ョン402、及びメッセージ404コンポーネント間のデータの転送を調整する。クライ
アント・ランタイムは、アトミック・データ・オブジェクト800を直接格納しかつ更新
することができる。
コンポーネント・ベース・アプリケーションの例示基本動作
マッピング804を処理の詳細な動作について、図9、10、及び11を参照して下記
に説明することに注目すべきである。
例えば、図1、3及び6を参照すると、動作600は、デバイス100がメッセージ・
データを含むレスポンス・メッセージ105を受信602するときに、該当ワークフロー
・コンポーネント406が該当メッセージ・コンポーネント404に従ってメッセージ1
05のデータ内容を解釈する604ことを示している。次に、ワークフロー・コンポーネ
ント406がデータ内容を処理606し、そしてメモリ・モジュール210(図2参照)
に爾後に格納612するために、そのデータを対応するデータ・コンポーネント400内
に挿入910する。さらに、必要であれば、ワークフロー・コンポーネント406はまた
、ユーザー・インタフェース202(図2参照)における爾後の表示614のために該当
プレゼンテーション・コンポーネント402にデータを挿入608する。
図1、3及び7を参照すると、動作700は、ユーザーがユーザー・インタフェース2
02(図2参照)を通じてユーザー・インタフェース・エレメントに対して実行702し
たボタンを押したりあるいはメニュー・アイテムを選択したりするような動作のための入
力702を示している。該当ワークフロー・コンポーネント406が、該当プレゼンテー
ション・コンポーネント404に従って入力データを解釈704し、そして該当データ・
コンポーネント400によって定義されたデータ・エンテイテイを生成706する。次に
、ワークフロー コンポーネント406が、メモリ・モジュール210(図2参照)に爾
後に格納712するためにユーザーによって提供される入力データをデータ・コンポーネ
ント400に投入710する。さらに、ワークフロー・コンポーネント406はまた、メ
ッセージ・コンポーネント404によって定義されるように、メッセージ105における
ウエブ・サービスに対するデータ・エンテイテイのような入力データを爾後に送る714
ために入力データを該当メッセージ・コンポーネント404に挿入708する。
上記の動作では、ワークフロー406及びメッセージ404コンポーネントの動作が、
アプリケーション302のハードコードされた部分405として含まれている場合には、
それに対応して異なった動作となるであろうことが分かる。
予め定義された動的なスクリーン生成
ワイヤレス・アプリケーション302は、スクリーン・エレメント802及びデータ・
オブジェクト800の予め定義された組を有していてもよく、その場合、これらの組の間
の関係は、データ・コンポーネント400及びスクリーン・コンポーネント404のフィ
ールド定義におけるアプリケーション設計フェーズで確認される。このモデルは、予め定
義されたスクリーン及びデータ関係モデルと呼ぶことができ、ユーザーに提示されるスク
リーン・エレメント802とデータ・オブジェクトとの間のマッピング804が、XML
のような構造化言語を用いてコンポーネント・フィールド定義においてメタデータで表
現できるようになされる。
ユーザー・インタフェース202のスクリーンはまた、スクリーン・エレメント802
に関連したデータ・オブジェクト800の構造に基づいて動的に生成できる。 ある状況
では、メッセージ105(図1参照)を介してサーバー(ウエブ・サービス106)から
入力として受信されたデータ・ストリームのフォーマットは、前もって予想することはで
きない(例えば、ウエブ・サービス106動作が任意のXMLを戻す)。受信されたデー
タ・ストリームが構造化されたフォーマット(例えばXML)で提示される場合には、デ
バイス100が、データ・ストリームによって表示されたデータ・オブジェクト800を
提示するために、スクリーン・フォーマット(例えば、UIコントロール、レイアウト等
)で、定義された翻訳ルールを用いてフレームワーク206によって知的予想を行うこと
ができる。これは、データ・ストリームにおいてXML(例えば)ノードで動作して対応
するデータ・コンポーネント400を構築することによって行うことができ、その対応す
るデータ・コンポーネント400が次にマッピング・マネージャ312(図8参照)によ
って解釈され、フレームワーク206によって最も良く決定されたマップされたスクリー
ン・コンポーネント402を介して対応するスクリーン・エレメント802を割り当てて
、変換されデータ・ストリームのデータ・コンテンツを処理する。XMLコンテンツのた
めのスキーマは、そのスキーマに基づいたデータ・ストリームをマッピング・マネージャ
312及び翻訳ルールのデベロッパーによって良く理解されるコンポーネント定義フォー
マットに翻訳するために、ワイヤレス・アプリケーション302及びルールの開発時に予
め定義される。翻訳ルールは、マッピング・マネージャ312の一部分であり、最も普通
に出会うXML(例えば)構造化データ・ストリーム・コンテンツを翻訳するように設計
されるであろう。さらに、ユーザーは、UIフィールドを、それがデバイス100に格納
されるか又はサーバーに送り戻される前に、更新しかつそのデータを修正する機会を持つ
ことができる。
下記の例は、XMLスキーマの任意のXMLデータ・ストリーム・フラグメントを示し
ている:
Figure 0005248964
マッピング・マネージャ312は、データ・フィールド定義を含むアプリケーション・
デベロッパーによって提供されるスキーマ定義を用いる:
Figure 0005248964
そして翻訳ルールを動的に適用して、XMLデータ・ストリームをアプリケーション許容
フォーマット(提供されるスキーマにつき)に変換し、そして適格なXMLデータ・オブ
ジェクト400を生成する:
Figure 0005248964
ユーザー・インタフェースにおけるデータ・オブジェクトのプレゼンテーション
ユーザー・インタフェース202のスクリーンが描画されると、マップされたスクリー
ン・エレメント802に対して表示されるデータ・オブジェクト800は分解される必要
がある。初期値に対して用いられるべき特定のデータ・オブジェクト800を分解するた
めの異なるオプションは下記のとおりである:
スクリーン・パラメーターに基づいた初期化
通常、データ・コンポーネント400のデータ・オブジェクト800が、マップされた
スクリーン・エレメント802の値とともに、パラメーターとして、ユーザー・インタフ
ェース202のスクリーンに送られる。上記の例示スクリーン・コンポーネント404で
は、スクリーン‘scrUserInfo’が、パラメーターとして、ユーザーのデータ
・オブジェクト800を受信した。ユーザー・データ・コンポーネント400のデータ・
フィールド定義400に対してマップされた、このスクリーン上のスクリーン・エレメン
ト802は、このパラメーターからデータ値を表示するであろう。
分解されていない初期値
スクリーンに対してマッピング804が定義されるが、関連データ・コンポーネント4
00の初期データ・オブジェクト800が分解されていない場合には、マップされたスク
リーン・エレメント802に対しては初期データ値は表示されない。これの一例は、新し
いユーザーに対するデータ値を入力するために定義されたスクリーンであろう。初期ユー
ザー・データ・コンポーネント400は適切ではないだろう。ユーザーがスクリーン・エ
レメント802のデータ・フィールドに新しい値を入れた後で、ユーザー・データ更新に
関して後述するように、このデータ・コンポーネント400の当たらしデータ・オブジェ
クト800を生成するために、マッピング 定義が用いられる。
すべてのデータ・オブジェクトのリスト
スクリーン・エレメント820の選択コントロール/リスト・タイプに対して、マッピ
ング804は、上記の例示スクリーン・コンポーネント404で示されたように、すべて
の生成されたデータ・オブジェクトが使用されるべきことを指定することができる。
スクリーン・プレゼンテーション
図3、8、及び9を参照すると、このシナリオ850は、新しいスクリーンがユーザー
・インタフェース202上に描かれた場合にスクリーン・エレメント820に対して実行
されるステップを記述する。ステップ852で、マッピング・マネージャ312が、デー
タ・コンポーネント400フィールドにマップされたスクリーン・エレメント802を検
知する。ステップ854で、このタイプのデータ・オブジェクト800が、スクリーンに
付着されたかどうか、すなわち、パラメーターとして送られたかどうかを、マッピング・
マネージャ312がチェックする。もし肯定(yes)であれば、マッピング・マネージ
ャが、ステップ858で、データ・オブジェクト800のデータ・フィールド値を取り出
し、そしてそれをプレゼンテーション・マネージャ308に送って、スクリーン上に表示
させる。もし否定(no)であれば、フィールド・タイプに対するデフォルト値が、ステ
ップ856で、スクリーン202上に表示される(例えば、スクリーンは空白、数は0、
のように)。
データの更新に対するコントロール
図3及び8を参照すると、マッピング804メタデータに基づいて、ユーザーが入力す
る値が、メモリ210の該当データ・オブジェクト800のフィールド値に反映される。
このプロセスは下記の機能性を含む:
・入力検証
・データ作成
・データ更新
入力検証
ユーザーが入力したデータの検証は、データcmp(例えば、電話番)に基づいて自動的
に行われうるであろう。
データ作成
新しいデータ・キー値に遭遇した場合には、入力値に基づいて、新しいデータ・オブジェ
クト800が作成される。上記の例示データ・コンポーネント400では、前に定義され
ていないネームが入力された場合には、新しいユーザー・データ・オブジェクト800が
作成される。
データ更新
既存のデータ・コンポーネント400に対するデータ・オブジェクト800のフィールド
値が、ユーザー・インタフェース202に対してユーザーが入力した結果として、更新さ
れうる。
更新動作
2方向更新モデルが2つのモードで作用すであろう:
・自動コミット(Automatic commit)
ユーザーがスクリーンを離れると、データがコミットされる(comitted)。
・管理されたトランザクション・モード(Managed transaction m
ode)
特定のメニュー動作(スクリーン・エレメント802)がデータを処理するためにマッピ
ングされる。例えば、マルチプル・オーダー・スクリーンの場合には、最後のスクリーン
上の「サブミット」(‘submit’)メニュー・アイテムが、得られたデータ・オブ
ジェクト800を更新/作成するであろう。他のメニュー・アイテム(例えば、「キャン
セル」(‘cancel’)は、入力されたデータを廃棄することになるであろう。
図3、8及び10を参照すると、下記のシナリオが、ユーザー・インタフェース202
におけるマッピング・ユーザー入力データ(ユーザー事象)の、データ・オブジェクト80
0内へのフロー(流れ)を記述する。ステップ872において、ユーザーがスクリーン・
エレメント802でデータを入力/更新すると、UIマネージャ308が、その値をマッ
ピング・マネージャ312に送る。 ステップ874において、もしこれがマップされた
スクリーン・エレメント802であれば、マッピング・マネージャ312が、該当データ
・コンポーネント400を分解し、データ・マネージャ310からのデータ・オブジェク
ト800を要請する。ステップ876において、データ・コンポーネント400のフィー
ルド・タイプに合致したスクリーン・エレメント802に対して入力された値に、このス
クリーン・エレメント802がマッピングされることを、データ・マネージャ312が検
証する。ステップ878において、データ・マネージャ310が、修正されたデータ値を
一時的記憶器内に、付託されていない「汚い」データとして保持する。データ・マネージ
ャはまた、これが既存のデータ・オブジェクト800の更新であるか、あるいは新しいデ
ータ・オブジェクトの作成であるかを判定する。ステップ880において、ユーザー事象
が、コミットされた(comitted)(オプションA)又はアボーテッド(abor
ted)(オプションB)として認定される。
コミットされた判定の場合:
オプションA:コミット、
1)ユーザーがコミット・アクションにマップされたボタン又はメニュー・アイテムを選
択する;
2)UIマネージャ308が、アクションについてマッピング・マネージャ312に通知
する;
3)マッピング・マネージャ312がデータ・マネージャ310に変化をコミットするよ
うに要請する;
4)データ・マネージャ 310が、変化をコミットし、そしてデータ・オブジェクト8
00をメモリ210に格納する。
アボートされた認定の場合:オプションB ロールバック、
1)ユーザーが、コミット・アクションに対してマップされていないボタン又はメニュー
・アイテム(スクリーン・エレメント802)を選択することによって、スクリーンを離
れることを選ぶ;
2)UIマネージャ308が、アクションについてマッピング・マネージャ312に通知
する;
3)マッピング・マネージャ312が、変化をロールバックするようにデータ・マネージ
ャ310に要請する;
4)データ・マネージャ312が変化を廃棄する−これは、個々のフィールドに対する変
化だけを廃棄すること意味するか、あるいは、スクリーン・コンポーネント402対デー
タ・コンポーネント400マッピング804の結果として新しい変化が生成された場合に
は、全データ・オブジェクト800を除去することを意味する。
更新をコントロールするためのデータ
デバイス100が外部ソース(例えば、ウエブ・サービス106)データ更新を非同期
的に受信できる場合には、クリーン・エレメント802に関連したデータ値の変化が、新
しい情報を有するスクリーン・リフレッシュを生ずるであろう。図3、8、及び11を参
照すると、メッセージ・マネージャ312は、サーバー106からメッセージ105を受
信952すると、このメッセージ105がフレームワーク206における現在実行してい
るアプリケーション302のデータ・コンポーネント400に対してマップされるかどう
かを認定954する。もしそうである場合には、下記の他のステップが行われる:ステッ
プ956、デバイス・フレームワーク206が、データ変更についてのサーバー106か
らの通知を受け取る;ステップ958、メッセージ・マネージャ306が、データ・オブ
ジェクト800に対して任意の該当するデータ更新を行うようにデータ・マネージャ31
0に通知する;ステップ960、メッセージ・マネージャ306はまた、データ変更をマ
ッピング・マネージャ312に通知する;ステップ962、マッピング 804メタデー
タを用いて、データ変更が現在のスクリーンに該当するかどうかを、マッピング・マネー
ジャ312が検証する;ステップ964、変更が現在表示されている情報に関係していれ
ば、マッピング・マネージャ312が、スクリーンをリフレッシュするように、UIマネ
ージャ308に要請する;そしてステップ966、スクリーンが、更新されたデータ・オ
ブジェクト800を表示するようにリフレッシュされる。そうでないと、ステップ968
では、メッセージ105は、ユーザー・インタフェース202に表示されるスクリーン・
エレメント802の現在値に影響しない。
本明細書での開示は1つまたは複数の例示的なシステムと方法について記述したもので
あるが、この分野に精通した人には、多くの変更が明らかとなるであろうし、そのような
変更は本願の範囲内にある。例えば、XML及びECMAScriptのサブセット実施
例で用いられたが、コンポーネント・アプリケーション302を定義するためには、他の
言語及び言語変形を用いてもよい。さらに、上述したマッピング804に対する代替とし
て、データ・フィールドの定義をスクリーン・コンポーネント402(図4参照)に含ま
せてもよいことが分かる。従って、スクリーン・エレメント802の生成は、スクリーン
・コンポーネント402定義に含まれたデータ・フィールド定義に基づくことになり、そ
してデータ・コンポーネント400が、データ・フィールド定義を含んだ対応するスクリ
ーン・コンポーネント402に対してマップされるであろう。従って、データ・オブジェ
クト800の生成は、マップされたスクリーン・コンポーネント402に含まれたデータ
・フィールド定義に依存するであろう。
ネットワーク・システムのブロック図である。 図1のワイヤレス・デバイスのブロック図である。 図2のデバイスのインテリジェント・フレームワークのブロック図である。 図2のコンポーネント・アプリケーション・プログラムのブロック図である。 図4の例示コンポーネント・アプリケーションに対する代表的なアプリケーション・パッケージング及びホステイング・モデルを示している。 図5のコンポーネント・アプリケーション・プログラムを実行する例示方法を示している。 図5のコンポーネント・アプリケーション・プログラムを実行する他の例示方法を示している。 図2のアプリケーションのためのデータとスクリーン・コンポーネントの間のマッピングを示している。 図8のマッピングに対する初期スクリーン・デイスプレイの動作を示している。 図8のマッピングに対するユーザー事象によるデータ・オブジェクトの更新を示している。 図8のマッピングに対する非同期メッセージによるデータ・オブジェクトの更新を示している。
符号の説明
10 ネットワーク・システム
100 ワイヤレス・デバイス
102 ワイヤレス・ネットワーク
104 広域ネットワーク
105 リクエスト/レスポンス・メッセージ
106 ウエブ・サービス
110 アプリケーション・サービス

Claims (46)

  1. データオブジェクトに基づいて、コンポーネントアプリケーションのスクリーン要素を生成する方法であって、前記方法は、ワイヤレスデバイス上で動作するプロセッサによって実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、前記ワイヤレスデバイスのユーザインタフェース上に表示するために、前記ワイヤレスデバイス上で実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、少なくとも1つのデータフィールド定義を有するデータコンポーネントと、少なくとも1つのスクリーン要素定義を有するスクリーンコンポーネントとを含み、前記コンポーネントは、構造化定義言語で定義され、
    前記方法は、
    表示のために選択された前記スクリーン要素に対応する前記スクリーンコンポーネントを選択するステップと、
    前記スクリーンコンポーネント内に存在する少なくとも1つのマッピングを識別するステップであって、前記マッピングは、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングを表す識別子によって定義される前記データコンポーネントとの間の動的関係を特定するためのものであり、マッピングマネージャは、動的なデータの一体性を維持し、ランタイム環境において、前記スクリーンコンポーネントと対応するデータコンポーネントとの間の変化およびその逆の変化を自動的に同期する、ステップと、
    マッピング識別子に従って前記マッピングによってマッピングされた前記データコンポーネントを選択するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義に対応するデータオブジェクトフィールド値を取得するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントにおいて定義された前記データフィールド定義のフォーマットに従って、前記データオブジェクトフィールド値を含むように、前記スクリーン要素定義からスクリーン要素を生成するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記データコンポーネントの複数の前記データフィールド定義は、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングによって表されるデータコンポーネントとの間で共有される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のデータフィールド定義を、前記識別子によって表される前記スクリーンコンポーネントの複数の前記スクリーン要素定義のうちの対応するスクリーン要素定義にリンクするステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記スクリーン要素に関連する前記ユーザインタフェースのユーザ事象を検出するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 影響されるスクリーン要素のリンクされたデータコンポーネントに対応する前記スクリーンコンポーネント内のマッピングを識別するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記リンクされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義を用いて、メモリ内の前記データオブジェクトを更新するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記リンクされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義を用いて、メモリ内の前記データオブジェクトの新しいデータオブジェクトを作成するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記データオブジェクトフィールド値は、パラメータとして前記ユーザインタフェースに伝えられることによって取得される、請求項2に記載の方法。
  9. 第1のスクリーン要素定義は、前記複数の識別子のうちの第1の識別子によって前記複数のデータコンポーネントのうちの第1のデータコンポーネントにマッピングされ、第2のスクリーン要素定義は、前記複数の識別子のうちの第2の識別子によって、前記第1のデータコンポーネントとは異なる、前記複数のデータコンポーネントのうちの第2のデータコンポーネントにマッピングされる、請求項2に記載の方法。
  10. 前記第1のスクリーン要素定義および前記第2のスクリーン要素定義は、前記第1の識別子を用いて同一のデータコンポーネントにマッピングされる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記構造化定義言語は、XMLベースである、請求項2に記載の方法。
  12. 前記識別子は、単純なプライマリキーである、請求項2に記載の方法。
  13. 前記識別子は、複合キーである、請求項2に記載の方法。
  14. 前記デバイスに結合されたネットワークを経由して、前記デバイスによって、非同期通信メッセージを受信するステップをさらに含み、前記メッセージはメッセージデータオブジェクトを含む、請求項2に記載の方法。
  15. 前記メッセージ内で受信された前記メッセージデータオブジェクトのフォーマットに応答して、ランタイムにおいて前記データフィールド定義を動的に定義することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記デバイス上に提供された前記アプリケーションの前記データコンポーネントに対応するマッピングについて、前記非同期通信メッセージをチェックするステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記メッセージに従って前記データコンポーネントを更新し、その後、前記データコンポーネントにリンクされた前記スクリーン要素に前記更新を反映するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記データコンポーネントの前記データフィールド定義を用いてメモリ内の前記メッセージに対応する前記データオブジェクトを作成するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記マッピングの使用は、前記スクリーンコンポーネントを定義すること、または、スクリーン処理を行うことの命令の量を低減する、請求項1に記載の方法。
  20. データオブジェクトに基づいて、コンポーネントアプリケーションのスクリーン要素を生成するシステムであって、前記コンポーネントアプリケーションは、ワイヤレスデバイスのユーザインタフェース上に表示するために、前記ワイヤレスデバイス上で実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、少なくとも1つのデータフィールド定義を有するデータコンポーネントと、少なくとも1つのスクリーン要素定義を有するスクリーンコンポーネントとを含み、前記コンポーネントは、構造化定義言語で定義され、
    前記システムは、コンピュータ読み取り可能な命令を格納するメモリと、前記命令を実行するように構成されたプロセッサとを有し、前記命令は、
    マッピングマネージャであって、前記マッピングマネージャは、前記スクリーンコンポーネント内に存在する少なくとも1つのマッピングを識別することであって、前記マッピングは、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングを表す識別子によって定義される前記データコンポーネントとの間の動的関係を特定する、ことと、マッピング識別子に従って前記マッピングによってマッピングされたデータコンポーネントを選択することとを行うためのものであり、前記マッピングマネージャは、動的なデータの一体性を維持し、ランタイム環境において、前記スクリーンコンポーネントと対応するデータコンポーネントとの間の変化およびその逆の変化を自動的に同期する、マッピングマネージャと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義に対応するデータオブジェクトフィールド値を取得するデータマネージャと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントにおいて定義されたデータフィールド定義のフォーマットに従って、前記データオブジェクトフィールド値を含むように、前記スクリーン要素定義からスクリーン要素を生成するプレゼンテーションマネージャと
    を提供する、システム。
  21. 前記データコンポーネントの複数の前記データフィールド定義は、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングによって表されるデータコンポーネントとの間で共有される、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記複数のデータフィールド定義は、前記識別子によって表される前記スクリーンコンポーネントの前記スクリーン要素定義のうちの対応するスクリーン要素定義にリンクされる、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記プレゼンテーションマネージャは、前記スクリーン要素に関連する前記ユーザインタフェースのユーザ事象を検出するようにさらに構成されている、請求項21に記載のシステム。
  24. 前記マッピングマネージャは、前記関連するスクリーン要素のリンクされたデータコンポーネントに対応する前記スクリーンコンポーネント内のマッピングを識別するようにさらに構成されている、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記データマネージャは、前記リンクされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義を用いて、メモリ内の前記データオブジェクトを更新するようにさらに構成されている、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記リンクされたデータコンポーネントの前記データフィールド定義を用いて、メモリ内の前記データオブジェクトの新しいデータオブジェクトを作成するようにさらに構成されている、請求項24に記載のシステム。
  27. 前記データオブジェクトフィールド値は、パラメータとして前記ユーザインタフェースに伝えられることによって取得される、請求項21に記載のシステム。
  28. 第1のスクリーン要素定義は、前記複数の識別子のうちの第1の識別子によって前記複数のデータコンポーネントのうちの第1のデータコンポーネントにマッピングされ、第2のスクリーン要素定義は、前記複数の識別子のうちの第2の識別子によって、前記第1のデータコンポーネントとは異なる、前記複数のデータコンポーネントのうちの第2のデータコンポーネントにマッピングされる、請求項21に記載のシステム。
  29. 前記第1のスクリーン要素定義および前記第2のスクリーン要素定義は、前記第1の識別子を用いて同一のデータコンポーネントにマッピングされる、請求項28に記載のシステム。
  30. 前記構造化定義言語は、拡張マークアップ言語(XML)ベースである、請求項21に記載のシステム。
  31. 前記識別子は、単純なプライマリキーである、請求項21に記載のシステム。
  32. 前記識別子は、複合キーである、請求項21に記載のシステム。
  33. 前記デバイスに結合されたネットワークを経由して、前記デバイスによって、非同期通信メッセージを受信する通信マネージャをさらに含み、前記メッセージはメッセージデータオブジェクトを含む、請求項21に記載のシステム。
  34. 前記メッセージ内で受信された前記メッセージデータオブジェクトのフォーマットに応答して、ランタイムにおいて前記データフィールド定義を動的に定義するようにさらに構成されている、請求項33に記載のシステム。
  35. 前記マッピングマネージャは、前記デバイス上に提供された前記アプリケーションの前記データコンポーネントに対応するマッピングについてメッセージをチェックするようにさらに構成されている、請求項21に記載のシステム。
  36. 前記データマネージャは、前記メッセージに従って前記データコンポーネントを更新し、その後、前記データコンポーネントにリンクされた前記スクリーン要素に前記更新を反映するようにさらに構成されている、請求項35に記載のシステム。
  37. 前記データマネージャは、前記データコンポーネントの前記データフィールド定義を用いてメモリ内の前記メッセージに対応する前記データオブジェクトを作成するようにさらに構成されている、請求項35に記載のシステム。
  38. 前記マッピングの使用は、前記スクリーンコンポーネントを定義すること、または、スクリーン処理を行うことの命令の量を低減する、請求項20に記載のシステム。
  39. ワイヤレスデバイスのユーザインタフェース上に表示されたスクリーン要素における変化に基づいて、前記ワイヤレスデバイス上で実行されるコンポーネントアプリケーションのデータオブジェクトを生成する方法であって、前記方法は、前記ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、少なくとも1つのデータフィールド定義を有するデータコンポーネントと、少なくとも1つのスクリーン要素定義を有するスクリーンコンポーネントとを含み、前記コンポーネントは、構造化定義言語で定義され、
    前記方法は、
    前記スクリーン要素に対応する前記スクリーンコンポーネントを選択するステップと、
    前記スクリーンコンポーネント内に存在する少なくとも1つのマッピングを識別するステップであって、前記マッピングは、前記スクリーンコンポーネントと前記データコンポーネントとの間の動的関係を特定し、マッピングマネージャは、動的なデータの一体性を維持し、ランタイム環境において、前記スクリーンコンポーネントと対応するデータコンポーネントとの間の変化およびその逆の変化を自動的に同期する、ステップと、
    前記マッピングによってマッピングされたデータコンポーネントを選択するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントに対応するスクリーン要素から、変化した値を取得するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントにおいて定義された前記データフィールド定義のフォーマットに従って、前記変化した値を前記データオブジェクトのデータフィールド値に割り当てるステップと
    を含む、方法。
  40. 前記マッピングの使用は、前記スクリーンコンポーネントを定義すること、または、スクリーン処理を行うことの命令の量を低減する、請求項39に記載の方法。
  41. データオブジェクトに基づいて、コンポーネントアプリケーションのスクリーン要素を生成するプロセッサを有するワイヤレスデバイスであって、前記コンポーネントアプリケーションは、前記ワイヤレスデバイスのユーザインタフェース上に表示するために、前記ワイヤレスデバイス上で実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、少なくとも1つのデータフィールド定義を有するデータコンポーネントと、少なくとも1つのスクリーン要素定義を有するスクリーンコンポーネントとを含み、前記コンポーネントは、構造化定義言語で定義され、
    前記ワイヤレスデバイスは、
    表示のために選択された前記スクリーン要素に対応する前記スクリーンコンポーネントを選択する手段と、
    前記スクリーンコンポーネント内に存在する少なくとも1つのマッピングを識別する手段であって、前記マッピングは、前記スクリーンコンポーネントと前記データコンポーネントとの間の動的関係を特定するためのものである、手段と、
    動的なデータの一体性を維持し、ランタイム環境において、前記スクリーンコンポーネントと対応するデータコンポーネントとの間の変化およびその逆の変化を自動的に同期する、マッピングマネージャと、
    前記マッピングによってマッピングされたデータコンポーネントを選択する手段と、
    前記マッピングされたデータコンポーネントのデータフィールド定義に対応するデータオブジェクトフィールド値を取得する手段と、
    前記マッピングされたデータコンポーネントにおいて定義された前記データフィールド定義のフォーマットに従って、前記データオブジェクトフィールド値を含むように、前記スクリーン要素定義からスクリーン要素を生成する手段と
    を含む、ワイヤレスデバイス。
  42. 前記マッピングの使用は、前記スクリーンコンポーネントを定義すること、または、スクリーン処理を行うことの命令の量を低減する、請求項41に記載のワイヤレスデバイス。
  43. 前記データコンポーネントの複数の前記データフィールド定義は、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングによって表されるデータコンポーネントとの間で共有され、
    前記ワイヤレスデバイスは、
    前記デバイスに結合されたネットワークを経由して、前記デバイスによって、非同期通信メッセージを受信する手段であって、前記メッセージはメッセージデータオブジェクトを含む、手段と、
    前記メッセージ内で受信された前記メッセージデータオブジェクトのフォーマットに応答して、ランタイムにおいて前記データフィールド定義を動的に定義する手段と
    をさらに含む、請求項41に記載のワイヤレスデバイス。
  44. データオブジェクトに基づいて、コンポーネントアプリケーションのスクリーン要素を生成する命令を含コンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、前記コンポーネントアプリケーションはワイヤレスデバイスのユーザインタフェース上に表示するために、前記ワイヤレスデバイス上で実行され、前記コンポーネントアプリケーションは、少なくとも1つのデータフィールド定義を有するデータコンポーネントと、少なくとも1つのスクリーン要素定義を有するスクリーンコンポーネントとを含み、前記コンポーネントは、構造化定義言語で定義され、前記命令は、コンピューティングデバイス上で実行された場合に、
    表示のために選択された前記スクリーン要素に対応する前記スクリーンコンポーネントを選択するステップと、
    前記スクリーンコンポーネント内に存在する少なくとも1つのマッピングを識別するステップであって、前記マッピングは、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングを表す識別子によって定義される前記データコンポーネントとの間の動的関係を特定する、ステップと、
    動的なデータの一体性を維持し、ランタイム環境において、前記スクリーンコンポーネントと対応するデータコンポーネントとの間の変化およびその逆の変化を自動的に同期する、ステップと、
    マッピング識別子に従って前記マッピングによってマッピングされたデータコンポーネントを選択するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントのデータフィールド定義に対応するデータオブジェクトフィールド値を取得するステップと、
    前記マッピングされたデータコンポーネントにおいて定義されたデータフィールド定義のフォーマットに従って、前記データオブジェクトフィールド値を含むように、前記スクリーン要素定義からスクリーン要素を生成するステップと
    を前記コンピューティングデバイスに実行させる、コンピュータ読み取り可能な格納媒体。
  45. 前記マッピングの使用は、前記スクリーンコンポーネントを定義すること、または、スクリーン処理を行うことの命令の量を低減する、請求項44に記載のコンピュータ読み取り可能な格納媒体。
  46. 前記データコンポーネントの複数の前記データフィールド定義は、前記スクリーンコンポーネントと、前記マッピングによって表されるデータコンポーネントとの間で共有され、
    前記命令は、
    前記コンピューティングデバイスに結合されたネットワークを経由して、非同期通信メッセージを受信することであって、前記メッセージはメッセージデータオブジェクトを含む、ことと、
    前記メッセージ内で受信された前記メッセージデータオブジェクトのフォーマットに応答して、ランタイムにおいて前記データフィールド定義を動的に定義することと
    を前記コンピューティングデバイスに行わせる、請求項44に記載のコンピュータ読み取り可能な格納媒体。
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