JP2012142017A - ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメント又はデータ・オブジェトを生成する方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デバイスが、一連のリンクされたスクリーン及びデータ・コンポーネント定義を含む、ワイヤレス・アプリケーションを管理するための1つの組のベーシック・サービスを提供するインテリジェント・ワイヤレス・デバイス・ランタイム環境(デバイス・ランタイム)を有しており、それらの相互作用が開発努力と資源割り当てを簡単にできる。この範疇のアプリケーションに対するデータ・ドメインは、アトミック・データ・コンポーネント定義を用いて定義される。デバイス・ユーザー・インタフェースとデータ・コンポーネントとの間のコミュニケーションは、アトミック・データ・コンポーネント定義を用いて定義される。
【選択図】図1
Description
・アプリケーションによってウエブ・サービスとコミュニケーションするように構成されている。ブラウザーは、種々の異なるデバイスに対して、クロスプラットフォーム・ベースで動作するように適合しうる利点を有しているが、ウエブ・サービスからページ(HTMLでのスクリーン定義)を要請するので、それがスクリーンに含まれたデータの持続を妨げるという難点がある。ネイテイブ・アプリケーションは、デバイス・プラットフォームのタイプに対して特別に開発され,各ランタイム環境に対して比較的最適化されアプリケーション・プログラムを提供するという利点を有する。しかし、ネイテイブ・アプリケーションは、プラットフォーム非依存でないので、同じアプリケーションの多数のバージョンを開発する必要があるとともに、サイズが比較的大きく、デバイスのメモリ資源に重い負担をかけることになるという難点を有する。さらに、アプリケーション・デベロッパーは、スクリーン・エレメントとデータ・エェメントとのハードコードされた静的相互作用を含むハードコードされたネイテイブ・アプリケーションを構成するためには、Java(登録商標)やC++のようなプログラム言語の経験を必要とする。データとスクリーン・エレメントとの間の動的相互作用を利用して種々のランタイム環境を有するとともに、デバイス資源の消耗の少ないクライアント・デバイスで作動し得るアプリケーション・プログラムが必要とされる。
、開発努力を単純化させ、そして資源の割り当てを少なくすることができる。このカテゴリのアプリケーションに対するデータ・メインは、アトミック・データ・コンポーネント定義を用いて定義される。デバイス・ユーザー・インタフェースとデータ・コンポーネントの間のコミュニケーションは、アトミック・スクリーン・コンポーネント定義を用いて定義される。スクリーンとデータのコンポーネント定義の両方とも、XMLのような体
系的な定義言語を用いてメタデータで記述される。スクリーン及びデータ・コンポーネント定義の間の関係は、スクリーン/データ・マッピングの形でXML定義で具現化される。通常は、表示のための描画スクリーンは、ある基調をなすデータ・コンポーネントから得られ、かつユーザー事象によって影響されるスクリーン・コントロールがアプリケーションの現在の状態(またはデータ表示)に影響を与える。アプリケーション・ドメイン・データに対する変化は、ユーザー・インタフェースと自動的に同期化され、ユーザーが入れたデータがアプリケーション・ドメイン・データに自動的に反映される。この同期化の背後における主要な機構は、スクリーン及びデータのマッピングである。この機構が、動的でかつ対話的なスクリーンの生成を可能にする。データ・コンポーネントの変化はすべて、スクリーンに直ちに反映され、またその逆のこともなされる。このモデルは、サー
バーとデバイスとの通知に基づいて、効果的なワイヤレス・アプリケーションを構築することを可能にする。サーバーから非同期的に押されるデータ更新は即時にUIスクリーンに反映される。
マネージャとを具備する、ワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントを
生成するシステムが提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、少なくとも1つのデータ・フィールド定義を有するデータ・コンポーネント及び少なくとも1つのスクリーン・エレメント定義を有するスクリーン・コンポーネントを含んでいて、コンポーネント定義が構造化定義言語で表現されているワイヤレス・アプリケーションのスクリーン・エレメントをワイヤレス・デバイスのユーザー・インタフェースに表示されるデータ・オブジェクトに基づいて生成するコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータ可読媒体と、前記コンピュータ可読媒体に格納され、前記スクリーン・エレメントに対応するスクリーン・コンポーネントを選択しかつスクリーン・コンポーネントに存在する少なくとも1つのマッピングであって、マッピングを表わす識別子によって定義されるスクリーン・コンポーネントとデータ・コンポーネントとの間の関係を指定するためのマッピングを識別し、マッピング識別子に従ってマッピングによってマップされたデータ・コンポーネントを選択するマッピング・モジュールと、前記コンピュータ可読媒体に格納され、前記マップされたデータ・コンポーネントのデータ・フィールド定義に対応したデータ・オブジェクト・フィールド値を取得するデータ・モジュールと、前記コンピュータ可読媒体に格納され、前記マップされたデータ・コンポーネントで定義されたデータ・フィールド定義のフォーマットに従ってデータ・オブジェクト・フィールド値を含むように前記スクリーン・エレメント定義からスクリーン・エレメントを生成するスクリーン・モジュールと、
を備えるコンピュータ・プログラム製品が提供される。
ようなものでありうるが、それらに限定されない。サービス106によって提供されるジェネリック・サービスは、SQLデータベース、IDLベースCORBA及びRMI/IIOPシステム、レガシー・データベース、J2EE、SAP RFC、及びCOM/DCOMコンポーネントのようなものであるが、それらに限定されないウエブ・サービス及び/又は他のサービスでありうる。さらに、システム10は、ワイヤレス・デバイス100をWAN104に接続するためのワイヤレス・ネットワーク102を有していてもよい。他のデバイス(図示せず)がWAN104及び図1に示されているもの以外の関連ネットワークを経由してウエブ・サービス106に接続されうることが分かる。システム1
0についての下記の説明では、簡単のために、スキーマに従って定義されたウエブ・サービス106が選択される。しかし、もし所望されれば、そのウエブ・サービス106を他のサービスに置き換えてもよいことが認めされている。さらに、システム10のネットワーク102、104を、以後簡単のために、ネットワーク104と呼ぶことにする。
2は、オブジェクト(又は機能)についての方法を呼び出すために、アプリケーション・サーバー110のビジネス・ロジックをどうように使用することができる。クライアント・アプリケーション・プログラム302は、ネットワーク104を経由してメッセージ105を通じて、アプリケーション・サーバー110に関連して、デバイス100に直接にダウンロード/ダウンロードすることができることが分かる。デバイス100は、ネットワーク104を経由して、1つまたはそれ以上のウエブ・サービス106及び関連するアプリケーション・サーバー110とコミュニケートできることがさらに分かる。
サーバー環境
図1を参照すると、ウエブ・サービス106は、デバイス100上のクライアント・アプリケーション・プログラム(図2参照)によって同期的にまたは非同期的に使用される情報メッセージ105を提供する。あるいは、またはさらに、ウエブ・サービス106
は、デバイス100で実行されるクライアント・アプリケーション・プログラム320によって提供される情報メッセージ105を受信かつ使用してもよく、あるいはデバイス100で実行されるクライアント・アプリケーション・プログラム302のためにタスクを行ってもよい。ウエブ・サービス106は、ウエブ・サービス・レジストリにおけるユニバーサル・デイスカバリ・デスクリプション・アンド・インテグレーション(UDDI)に登録されたウエブ・サービス記述言語(WSDL)を用いて表現されるようなインタフェースを実行可能なソフトウエアサービスとして定義することができ、かつシンプル・
オブジェクト アクセス プロトコル(SOAP)のような適切なプロトコルによりネットワーク104上に露呈されることによって、メッセージ105を介してクライアント・デバイス100とコミュニケートすることができる。ある種の実行場面では、SOAPが、SOAPエレメントに封入された適格なXMLフラグメントを含むメッセージ105のためのXMLフォーマットを定義する規格である。SOAPはまた、SOAPメッセージ105がXML文書のまわりのラッパーである文書形式のアプリケーションをサポートする。SOAPの他の任意の部分がHTTPバインデイング(すなわち、ヘッダー)を定義し、他方、あるSOAP実行がMSMQ、MQシリーズ、SMTP、又はTCP/IPトランスポート・プロトコルをサポートする。あるいは、ウエブ・サービス106は、他の
既知のコミュニケーション・プロトコル、メッセージ105フォーマットを使用してもよく、かつインタフェースは、上述した以外のウエブ・サービス言語で表現されてもよい。クライアント環境
図2を参照すると、コンポーネント・アプリケーション302は、ネットワーク104を経由して伝送され、そしてデバイス100のデバイス・インフラストラクチャー204のメモリ・モジュール210にロードされる。あるいは、コンポーネントアプリケーシ
ョン302は、シリアル接続、USB接続、あるいはIR,802.11(x)ブルーツースTM(図示せず)のような短距離ワイヤレス・コミュニケーション・システムを介してロードされてもよい。デバイス100にいったんロードされると、コンポーネント・アプリケーション302は、デバイス100におけるインテリジェント・ランタイム・フレームワーク206によって実行することができ、それでコンポーネント・アプリケーション302をネイテイブ・コードに変換することができ、そのネイテイブ・コードがデバイス・インフラストラクチャー204におけるプロセッサ208によって実行される。あ
るいは、アプリケーション302は、デバイス100における他のソフトウエア・モジュール又はオペレーテイング・システムによって解釈されてもよい。いずれにしても、コンポーネント・アプリケーション302は、デバイス100によって提供されるターミナル・ランタイム環境で作動され、ランタイム環境が典型的なアプリケーション302動作(例えば、持続、メッセージング、スクリーン、ナビゲーションおよびデイスプレイ)を管理しかつ実行する1つの組のベーシック・サービスを提供するインテリジェント・ソフトウエア・フレームワーク206である。
メッセージ105をウエブ・サービス106に、あるいはネットワーク104を経由してデバイス100に接続された任意の他のジェネリック・スキーマ定義サービスにメッセージ105を送るためのコミュニケーション機能を提供すること;
ウエブ・サービス106発信メッセージ105(そのサービスへのメッセージ)に対するデータ部分を供給するための入力デバイスに対するユーザーによるデータ入力機能を提供すること;
ウエブ・サービス106レスポンス・メッセージ105(着信メッセージ)又は出力デバイスにおける無相関の告知のためのデータ・プレゼンテーション又は出力機能を提供すること;
デバイス100のメモリ・モジュール210(図2参照)にローカル・クライアント・データを維持するためのデータ格納サービスを提供すること;
クライアント・アプリケーション・プログラム302のコンポーネント400、402(図4参照)の動作を調整するためのスクリプト言語に対する実行環境を提供することである。
デイレクタ504に適当なスクリプト・インタプリタ502(例えばECMASスクリプト・インタプリタ)を用いて実行されてもよく、この場合、リデイレクタ504は、ネイテイブ・ランタイム・エンジン506を介して、ネイテイブ・コンポーネントにおける動作内でのスクリプト言語への呼びかけを解釈する。メタデータ・ベース実行では、フレームワーク206のランタイム環境は、実行時間の間に解析されるXML(例えば)でのコンポーネント400、402、404、406定義を保持するか、あるいはXML(例えば)ノードのネイテイブ・リプレゼンテーションを用いる。実行時には、ネイテイブ・ランタイム・エンジン506が、ネイテイブ・コンポーネント・エンテイテイに対してではなくて、コンポーネント400、402、404、406の定義に対して動作する。他の形式の実行モデルは、データとスクリーンに対してコンポーネント定義400、402を有するアプリケーションを含んでいるとともに、アプリケーション302の他のメッセージ及びワークフロー要素に対する、よりハード・コードされた405アプローチを有するであろうことが分かる。
コミュニケーション・デバイス
図2を再び参照すると、デバイス100は、携帯電話、PDA、双方向ポケベル、あるいはデユアル・モード・コミュニケーション・デバイス等のデバイスであるが、それらに限定されない。デバイス100は、コネクション218を介してデバイス・インフラストラクチャー204に接続されたワイヤレス・トランシーバー204のようなネットワーク・コネクション・インタフェース200を含んでいる。コネクション・インタフェース200は、デバイス100の動作時に、ネットワーク104を介してデバイス100を互いにかつ外部システム(ウエブ・サービス106のような)コミュニケートさせ、かつクライアント・アプリケーション・プログラムs302とサービス106(図一参照)との間
のリクエスト/レスポンス・メッセージ105を調和させるワイヤレス・ネットワーク102のようなネットワーク 104にワイヤレス・リンク(例えば、FR、IR、等)に
よって接続可能である。ネットワーク104は、このネットワーク104に接続されるデバイスと外部システムとの間のリクエスト/レスポンス・メッセージ105におけるデータの伝送をサポートする。ネットワーク104はまた、デバイスとこのネットワークの外部のデバイスとの間の電話呼び出しのための音声コミュニケーションをもサポートすることができる。DataTAC、GPRSあるいはCDMAのような、しかしそれらに限定されないワイヤレスデータ伝送 プロトコルが、ワイヤレス・ネットワーク102によって使用できる。
さに及び/又はメモリ・モジュール210におけるロード/更新クライアント・アプリケーション・プログラム302に命令を与えるためにプロッセに結合されたコンピュータ可読記憶媒体212を含んでいてもよいことが分かる。コンピュータ可読媒体212は、例示としてのみの磁気デイスク、磁気テープ、CD/DVD ROMSのような光学的に読み取り可能な媒体、及びメモリ・カードのようなハードウエア及び/又はソフトウエア
を含んでいてもよい。それぞれの場合において、コンピュータ可読媒体212は、小型デイスク、フロッピー(登録商標)・デイスケット、カセット、ハード・デイスク・ドライブ、固体メモリ・カード、あるいはメモリ・モジュール210で提供されるRAMの形態をなしうる。上記に例示したコンピュータ可読媒体212は、単独でまたは組み合わせで使用できることに注目すべきである。
コンポーネント間のマッピング関係
実際には、通常、デベロッパーによるコンポーネント400、402の表現は重複した内容を有していてもよいが、アプリケーション320の各コンポーネント400、402の動作は異なっている。従って、ユーザー・インタフェース202(図1参照)内容がある種の基調をなすデータ・エレメントから生成されることが多いことを認識し、かつこれらのコンポーネント400、402の表現間の類似性を考慮すると、後述するように、スクリーン・コンポーネント402の表現に所定のマッピング804(図8参照)を導入するのが好都合である。図4及び8を参照すると、これらのマッピング804は、スクリーン・コンポーネント402に関連したスクリーン・エレメント802(スクリーン・エレ
メント定義)の表現への、及びアプリケーション302の実行時のランタイムで、スクリ
ーン・コンポーネント402がどのように動作するかへの、本質的にショートカットである。マッピング804は、スクリーン・コンポーネントのスクリーン・エレメント定義とデータ・コンポーネント400定義の間の規定された関係である。スクリーン・コンポーネント402の表現との関連では、マッピング804を用いると、コンポーネント402を記述するために要するメタデータ402の量を軽減することができる。従って、マッピング804を使用することは、アプリケーション302を記述するのに要する「コード」の量に直接の影響を及ぼしうる。コンポーネント402がランタイムでどのように動作するかに関連して、リンクしたデータ・エレメント(データ・コンポーネント400によって記述された)がスクリーン・エレメント802状態によって、どのように解決されかつ影響されるかを、マッピング804が指定する。この関連で、マッピング804を指定すると、デベロッパーがアプリケーション302に付加的な特定のスクリーン処理コードを提供する必要性を軽減することができる。
・データ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義の1つ
・プライマリ・キー(又はマッピング識別子)によるデータ・コンポーネント400の全てのデータ・フィールド定義‐この場合には、マッピング804はプライマリ・キー・フィールドに帰着する。
選択/リスト・スクリーン・エレメント802は下記に対してマップできる:
・データ・コンポーネント400の全ての事例のコレクション、又は
・コレクションであるデータ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義の1つ。
ケーション302を参照されたい。
デバイスのフレームワーク
図2を参照すると、デバイス100のフレームワーク206が、コネクション220によって、デバイス・インフラストラチャー204に接続されている。デバイス100のクライアント・ランタイム環境は、フレームワーク206によって提供され、かつメタデータ定義からクライアント・アプリケーション・プログラム302(コンポーネント定義を含む‐下記を参照)を生成し、ホステイングし、そして実行できることが好ましい。デバイス・ランタイムは、持続、提供、メッセージング、スクリーン・ナビゲーション、及びユーザー・インタフェース/スクリーン・サービスのような、しかしそれらに限定されな
い典型的なアプリケーション302動作を管理しかつ実行するための1つの組の基本サービス304を提供するインテリジェント・ソフトウエア・フレームワーク206と考えることができる。従って、フレームワーク206は、クライアント・アプリケーション・
プログラム302に対するネイテイブ・クライアント ランタイム環境を提供し、かつデ
バイス・インフラストラクチャー204のプロセッサ208および関連したオペレーテイング・システムのデバイス100機能性に対するインタフェースである。フレームワーク206は、好ましくはデバイス100上にコントロールされた確実で安定した環境を供給することによってランタイム環境を提供し、この場合には、コンポーネント・アプリケーション・プログラム302が、例えばアプリケーション・コンナテナ又は実行環境300で実行する。
セッサ208によって実行されるネイテイブ・コードを生成する。従って、フレームワーク206は、コンポーネント400、402の定義(もし使用されていれば定義404、406)を提供するためのホスト実行環境300を提供して、コミュニケーション・デバイス100の各該当するデバイス・インフラストラクチャー204に固有の実際のウエブ
クライアントを生成する。実行環境300は、例示のみとして上述したテンプレート・
ベース・ネイテイブ実行モデル及びメタデータ・ベース実行モデルによって、アプリケーション302を提供することができる。実行環境300は、クライアント・アプリケーション・プログラム302のためのスマート・ホスト・コンテナを称することができ、かつスクリーン値(スクリーン・エレメント802の、図8参照)を解析すること及びメモリ・モジュール210における値(データ・オブジェクト800)の表示を更新することを受け持つことができる。
実行環境300を伴うコミュニケーション214を有しており、それで必要に応じて、フレームワーク・サービス304とのコミュニケーション216を調整することができる。フレームワーク206のフレームワーク・サービス304は、デバイス・インフラストラクチャー204とのコネクション220を介してのコミュニケーションを調整する。従って、デバイス・インフラストラクチャー204、ユーザー・インタフェース202及びネットワーク・インタフェース200に対するアクセスが、フレームワーク206及び関連サービス304によって、クライアント・アプリケーション・プログラム302に与えられる。デバイス・インフラストラクチャー204(図2参照)のオペレーテイング・システムは、フレームワーク・サービス304の実行環境300及び選択されたサービス/マネージャを表わしうることが分かる。
ーション提供は、新規の及び更新されたプリケーション・プログラム302を要請しかつ受け取ること、ネットワーク104を介してアクセス可能なサービスへのアクセスのためのアプリケーション・プログラム302を構成すること、アプリケーション・プログラム302及びサービス302の構成を修正すること、アプリケーション・プログラム302及びサービスを削除することを含むことができる。実用サービス(図示せず)は、種々のフォーマットの変換においてデータ操作を行うような種々の一般的なタスクを達成するために用いられる。
図2を参照すると、クライアント・アプリケーション・プログラム302が、フレームワーク206のターミナル・ランタイム環境内で実行され、そしてサービス106(図1参照)へのアクセスをサポートする。WSDL及びSOAPプロトコル定義が、メッセージ/データ・パターンを明確に示す。WSDLウエブ・サービス定義では、ウエブ・サービスクライアント・アプリケーション・プログラム302を関連データ400とメッセ
ージ404コンポーネントの1つの組として(図4参照)定義するために使用できるメッセージとデータ部分の概念を用いて、動作が定義される。
メントが1つ又はそれより多い値を有しうるように1つのリソースの固有の属性を表す多数の予め定義されたエレメントよりなる一連のメタデータ・レコードとしてコンポーネント400、402(及びもし使用されていれば404)を構成するために、構造化定義言語を用いることができる。各メタデータスキーマは、通常、限定された数のエレメント
、各エレメントのネーム、及び各エレメントの意味のような、しかしそれらに限定されない定義された特徴を有する。例示メタデータ・スキーマとしては、ダブリン・コア(DublinCore (DC))、アングロ・アメリカン・カタロギング・ルールズ(Anglo−American Cataloging Rules (AACR2))、ガバメント・インフォーメイション・ロケータ・サービス(Government Information Locator Service(GILS))、エンコーデッド・アーカイブス・デイスクリプション(Encoded Archives Description
(EAD))、アイエムエス・グローバル・ラーニング・コンソーテイウム(IM Global Learning Consortium (IMS))、及びオーストラリアン・ガバメント・ロケータ・サービス(Australian Government Locator Service (AGLS))等があるが、それらに限定されない。コード化構文は、コンポーネント400、402(及びもし使用されていれば、404)のメタデータをデバイス・インフラストラクチャー204(図2参照)によって処理できるようにし、コード化スキームとしては、XML、HTML、XHTML、XSML、RDF、マシーン・リーダブル・カタロギング(Machine Readable Cataloging (MARC))、及びマルチパーパス・インターネット・メール・エクステンションズ(Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME))等があるが、それらに限定されない。
ド又はXMLで表されたアプリケーション・データを含むコンポーネント・アプリケーション・プログラム302によって使用さsれるデータ・オブジェクト800を定義する。
ダー、ユーザー、及び金融取引である。データ・コンポーネント400は、データ・オブジェクト800を記述するためにどのような情報が必要とされるか、およびその情報がどのようなフォーマットで表現されるかを定義する。例えば、データ・コンポーネント4
00は、番号としてフォーマット化されたオーダーに対する固有の識別子、文字列としれフォーマット化されたアイテムのリスト、日付・時刻フォーマットを有するオーダーが生成された時刻、文字列としてフォーマット化されたオーダーの状況、データ・コンポーネント400の他の1つの定義に従ってフォーマット化されたオーダーを入れたユーザーで構成されたオーダーを定義するが、それに限定はされない。データ部分(エレメント)は通常、ウエブ・サービスの106の振り付けルールに従ってメッセージ105からメッセージ105へと転送されるので、データ・オブジェクト800の持続が存在することが好ましい。データ・オブジェクト800は、ウエブ・サービスの106の振り付けルール定義(もしあれば)に従って動的に生成されてもよく、あるいは複合型定義及び/又はメッセージ相互関係情報に基づいてアプリケーション設計者によって定義されてもよい。後述するように、スクリーン・コンポーネント402は、マッピング804を介して、データ・コンポーネント400(図9参照)にリンクされうることが分かる。
ータ400とスクリーン402コンポーネントとの間に固有のリンクを提供するために、マッピング804と一緒に使用されうる。
下記の事項、
・データ・コンポーネント400「ユーザー」
・選択されたユーザーの詳細を表示するためのボタン/メニュー・アイテムと一緒にてのユーザーの選択ボックスを列挙するスクリーン・コンポーネント402「scrAllユーザー」
・パラメータとして送られたユーザーに対する詳細を表示するスクリーン・コンポーネント402「scrUserInfo」
を有するアプリケーションについて検討する。
「scrAllUsers」スクリーンは、ユーザー・データ・コンポーネント400の全ての事
例の「ネーム」フィールドにマップされた選択コントロール「cbNames」を定義することができる。スクリーン メタデータ定義は、ユーザー・インタフェース202に対
するパラメーターとして選択され、送られるパラメーター「ユーザー」を有するデイスプレイ・スクリーン「scrUserInfo」に対する動作とともにボタン又はメニュー・アイテム
を含む。
は、さらに後述するように、予め定義されたメッセージ・パラメーターを用いて及び/又は個別のワークフロー・コンポーネント406を通じて行われうる。
s Association)スクリプトは、標準のスクリプト言語であり、この場合ん、スクリプトは、コンピュータ・プロセッサによってではなくて他のプログラムによって解釈されるかあるいは実行される命令のシーケンスと呼ばれうる。スクリプト言語の幾つかの他の例は、Perl、Rexx、VBScript、Java(登録商標)Script、及びTcl/Tkである。一般に、スクリプト言語は、デバイス100のような既存のシステムの機能を操作し、カストマイズし、そして自動化するために用いられる命令言語である。このようなシステムでは、有用な機能性がユーザー・インタフェース202(図2参照)を通じて既に利用可能であり、かつスクリプト言語は、その機能性をプログラム・コントロールに顕在化させるための機構である。このようにして、デバイス100は、オブジェクトのホスト・ランタイム環境及びスクリプト言語の能力を完成する機能を提供すると言われている。
コンポーネント・ベース・アプリケーションの例示基本動作
マッピング804を処理の詳細な動作について、図9、10、及び11を参照して下記に説明することに注目すべきである。
後に格納712するためにユーザーによって提供される入力データをデータ・コンポーネント400に投入710する。さらに、ワークフロー・コンポーネント406はまた、メッセージ・コンポーネント404によって定義されるように、メッセージ105におけるウエブ・サービスに対するデータ・エンテイテイのような入力データを爾後に送る714ために入力データを該当メッセージ・コンポーネント404に挿入708する。
予め定義された動的なスクリーン生成
ワイヤレス・アプリケーション302は、スクリーン・エレメント802及びデータ・オブジェクト800の予め定義された組を有していてもよく、その場合、これらの組の間の関係は、データ・コンポーネント400及びスクリーン・コンポーネント404のフィールド定義におけるアプリケーション設計フェーズで確認される。このモデルは、予め定義されたスクリーン及びデータ関係モデルと呼ぶことができ、ユーザーに提示されるスクリーン・エレメント802とデータ・オブジェクトとの間のマッピング804が、XML
のような構造化言語を用いてコンポーネント・フィールド定義においてメタデータで表
現できるようになされる。
では、メッセージ105(図1参照)を介してサーバー(ウエブ・サービス106)から入力として受信されたデータ・ストリームのフォーマットは、前もって予想することはできない(例えば、ウエブ・サービス106動作が任意のXMLを戻す)。受信されたデータ・ストリームが構造化されたフォーマット(例えばXML)で提示される場合には、デバイス100が、データ・ストリームによって表示されたデータ・オブジェクト800を提示するために、スクリーン・フォーマット(例えば、UIコントロール、レイアウト等)で、定義された翻訳ルールを用いてフレームワーク206によって知的予想を行うことができる。これは、データ・ストリームにおいてXML(例えば)ノードで動作して対応するデータ・コンポーネント400を構築することによって行うことができ、その対応するデータ・コンポーネント400が次にマッピング・マネージャ312(図8参照)によって解釈され、フレームワーク206によって最も良く決定されたマップされたスクリーン・コンポーネント402を介して対応するスクリーン・エレメント802を割り当てて、変換されデータ・ストリームのデータ・コンテンツを処理する。XMLコンテンツのためのスキーマは、そのスキーマに基づいたデータ・ストリームをマッピング・マネージャ312及び翻訳ルールのデベロッパーによって良く理解されるコンポーネント定義フォーマットに翻訳するために、ワイヤレス・アプリケーション302及びルールの開発時に予め定義される。翻訳ルールは、マッピング・マネージャ312の一部分であり、最も普通に出会うXML(例えば)構造化データ・ストリーム・コンテンツを翻訳するように設計されるであろう。さらに、ユーザーは、UIフィールドを、それがデバイス100に格納されるか又はサーバーに送り戻される前に、更新しかつそのデータを修正する機会を持つことができる。
ユーザー・インタフェース202のスクリーンが描画されると、マップされたスクリーン・エレメント802に対して表示されるデータ・オブジェクト800は分解される必要がある。初期値に対して用いられるべき特定のデータ・オブジェクト800を分解するための異なるオプションは下記のとおりである:
通常、データ・コンポーネント400のデータ・オブジェクト800が、マップされたスクリーン・エレメント802の値とともに、パラメーターとして、ユーザー・インタフェース202のスクリーンに送られる。上記の例示スクリーン・コンポーネント404では、スクリーン‘scrUserInfo’が、パラメーターとして、ユーザーのデータ・オブジェクト800を受信した。ユーザー・データ・コンポーネント400のデータ・フィールド定義400に対してマップされた、このスクリーン上のスクリーン・エレメント802は、このパラメーターからデータ値を表示するであろう。
スクリーンに対してマッピング804が定義されるが、関連データ・コンポーネント400の初期データ・オブジェクト800が分解されていない場合には、マップされたスクリーン・エレメント802に対しては初期データ値は表示されない。これの一例は、新しいユーザーに対するデータ値を入力するために定義されたスクリーンであろう。初期ユーザー・データ・コンポーネント400は適切ではないだろう。ユーザーがスクリーン・エレメント802のデータ・フィールドに新しい値を入れた後で、ユーザー・データ更新に関して後述するように、このデータ・コンポーネント400の当たらしデータ・オブジェクト800を生成するために、マッピング定義が用いられる。
スクリーン・エレメント820の選択コントロール/リスト・タイプに対して、マッピング804は、上記の例示スクリーン・コンポーネント404で示されたように、すべての生成されたデータ・オブジェクトが使用されるべきことを指定することができる。
スクリーン・プレゼンテーション
図3、8、及び9を参照すると、このシナリオ850は、新しいスクリーンがユーザー・インタフェース202上に描かれた場合にスクリーン・エレメント820に対して実行されるステップを記述する。ステップ852で、マッピング・マネージャ312が、データ・コンポーネント400フィールドにマップされたスクリーン・エレメント802を検知する。ステップ854で、このタイプのデータ・オブジェクト800が、スクリーンに付着されたかどうか、すなわち、パラメーターとして送られたかどうかを、マッピング・マネージャ312がチェックする。もし肯定(yes)であれば、マッピング・マネージャが、ステップ858で、データ・オブジェクト800のデータ・フィールド値を取り出し、そしてそれをプレゼンテーション・マネージャ308に送って、スクリーン上に表示させる。もし否定(no)であれば、フィールド・タイプに対するデフォルト値が、ステップ856で、スクリーン202上に表示される(例えば、スクリーンは空白、数は0、のように)。
データの更新に対するコントロール
図3及び8を参照すると、マッピング804メタデータに基づいて、ユーザーが入力する値が、メモリ210の該当データ・オブジェクト800のフィールド値に反映される。このプロセスは下記の機能性を含む:
・入力検証
・データ作成
・データ更新
ユーザーが入力したデータの検証は、データcmp(例えば、電話番)に基づいて自動的に行われうるであろう。
新しいデータ・キー値に遭遇した場合には、入力値に基づいて、新しいデータ・オブジェクト800が作成される。上記の例示データ・コンポーネント400では、前に定義されていないネームが入力された場合には、新しいユーザー・データ・オブジェクト800が作成される。
既存のデータ・コンポーネント400に対するデータ・オブジェクト800のフィールド値が、ユーザー・インタフェース202に対してユーザーが入力した結果として、更新されうる。
2方向更新モデルが2つのモードで作用すであろう:
・自動コミット(Automatic commit)
ユーザーがスクリーンを離れると、データがコミットされる(comitted)。
・管理されたトランザクション・モード(Managed transaction mode)
特定のメニュー動作(スクリーン・エレメント802)がデータを処理するためにマッピングされる。例えば、マルチプル・オーダー・スクリーンの場合には、最後のスクリーン上の「サブミット」(‘submit’)メニュー・アイテムが、得られたデータ・オブジェクト800を更新/作成するであろう。他のメニュー・アイテム(例えば、「キャンセル」(‘cancel’)は、入力されたデータを廃棄することになるであろう。
スクリーン・エレメント802であれば、マッピング・マネージャ312が、該当データ・コンポーネント400を分解し、データ・マネージャ310からのデータ・オブジェクト800を要請する。ステップ876において、データ・コンポーネント400のフィールド・タイプに合致したスクリーン・エレメント802に対して入力された値に、このスクリーン・エレメント802がマッピングされることを、データ・マネージャ312が検証する。ステップ878において、データ・マネージャ310が、修正されたデータ値を一時的記憶器内に、付託されていない「汚い」データとして保持する。データ・マネージャはまた、これが既存のデータ・オブジェクト800の更新であるか、あるいは新しいデータ・オブジェクトの作成であるかを判定する。ステップ880において、ユーザー事象が、コミットされた(comitted)(オプションA)又はアボーテッド(aborted)(オプションB)として認定される。
オプションA:コミット、
1)ユーザーがコミット・アクションにマップされたボタン又はメニュー・アイテムを選
択する;
2)UIマネージャ308が、アクションについてマッピング・マネージャ312に通知
する;
3)マッピング・マネージャ312がデータ・マネージャ310に変化をコミットするように要請する;
4)データ・マネージャ 310が、変化をコミットし、そしてデータ・オブジェクト8
00をメモリ210に格納する。
アボートされた認定の場合:オプションB ロールバック、
1)ユーザーが、コミット・アクションに対してマップされていないボタン又はメニュー・アイテム(スクリーン・エレメント802)を選択することによって、スクリーンを離れることを選ぶ;
2)UIマネージャ308が、アクションについてマッピング・マネージャ312に通知する;
3)マッピング・マネージャ312が、変化をロールバックするようにデータ・マネージャ310に要請する;
4)データ・マネージャ312が変化を廃棄する−これは、個々のフィールドに対する変化だけを廃棄すること意味するか、あるいは、スクリーン・コンポーネント402対データ・コンポーネント400マッピング804の結果として新しい変化が生成された場合には、全データ・オブジェクト800を除去することを意味する。
デバイス100が外部ソース(例えば、ウエブ・サービス106)データ更新を非同期的に受信できる場合には、クリーン・エレメント802に関連したデータ値の変化が、新しい情報を有するスクリーン・リフレッシュを生ずるであろう。図3、8、及び11を参照すると、メッセージ・マネージャ312は、サーバー106からメッセージ105を受信952すると、このメッセージ105がフレームワーク206における現在実行しているアプリケーション302のデータ・コンポーネント400に対してマップされるかどうかを認定954する。もしそうである場合には、下記の他のステップが行われる:ステップ956、デバイス・フレームワーク206が、データ変更についてのサーバー106からの通知を受け取る;ステップ958、メッセージ・マネージャ306が、データ・オブジェクト800に対して任意の該当するデータ更新を行うようにデータ・マネージャ310に通知する;ステップ960、メッセージ・マネージャ306はまた、データ変更をマッピング・マネージャ312に通知する;ステップ962、マッピング804メタデータを用いて、データ変更が現在のスクリーンに該当するかどうかを、マッピング・マネージャ312が検証する;ステップ964、変更が現在表示されている情報に関係していれば、マッピング・マネージャ312が、スクリーンをリフレッシュするように、UIマネージャ308に要請する;そしてステップ966、スクリーンが、更新されたデータ・オブジェクト800を表示するようにリフレッシュされる。そうでないと、ステップ968では、メッセージ105は、ユーザー・インタフェース202に表示されるスクリーン・エレメント802の現在値に影響しない。
100 ワイヤレス・デバイス
102 ワイヤレス・ネットワーク
104 広域ネットワーク
105 リクエスト/レスポンス・メッセージ
106 ウエブ・サービス
110 アプリケーション・サービス
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