JP5245979B2 - ふるい分け装置 - Google Patents

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本発明は、粉状体または粒状体の搬送物を粒度毎にふるい分けるためのふるい分け装置に関する。
従来から、スクリーン上に粉状体または粒状体の搬送物を配置させて振動させることで、スクリーンの目の大きさに応じて、搬送物の内の粒度の小さいものをスクリーンから下方の空間に落下させてふるい分けを行うふるい分け装置が知られている。具体的には、細長のケーシングの内部にスクリーンを設けけるとともに、スクリーンの配設方向及び配設方向と直交する方向にケーシングに対して振動を与える起振手段と、ケーシングを支持する支持部とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭52−58806号公報
しかしながら、特許文献1のふるい分け装置では、スクリーンの配設方向と直交する方向の成分を有して振動することで、この成分振動の反力が支持部を介して外部に伝達されてしまう問題があった。また、搬送物の粒度が小さい場合には、この成分の振動によって搬送物が舞い上がってしまう問題があり、舞い上がらないように低速度で振動させた場合には、ふるい分けを効率良く実施することができなくなってしまう問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、搬送物を舞い上がらせないように効率良くふるい分けできるとともに、外部への振動の伝達を抑えることが可能なふるい分け装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のふるい分け装置は、粉状体もしくは粒状体の搬送物を内部に投入するケーシングと、該ケーシングの底面に設けられ前記搬送物を振動搬送するトラフと、該ケーシングの内部に少なくとも一つ設けられて、内部空間を上下に区画しつつ、前記搬送物をふるい分けるスクリーンと、前記ケーシングに固定され、該スクリーン及び前記トラフと略平行な振動方向に沿って往復振動するリニアモータと、前記ケーシングを前記振動方向に揺動可能に支持する支持部とを備えたふるい分け装置において、前記振動方向への振動の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度を別々に設定するようにリニアモータを駆動して、前記ケーシング内の前記搬送物の搬送を制御することが可能な制御部を備えることを特徴としている。
この構成によれば、リニアモータを駆動させると、ケーシング及びトラフにはスクリーンに略平行な振動方向に沿う振動が与えられ、ケーシング及びトラフは、支持部に振動方向に揺動可能に支持されていることで、該振動方向に振動することとなる。このため、スクリーン上に配置された搬送物は、スクリーンの目の大きさに応じて、粒度が小さいものがスクリーンで区画された内部空間の内の下方の空間へ落下し、ふるい分けられることとなる。ここで、リニアモータによる振動が、スクリーンに略平行な振動方向への振動であることで、搬送物は、スクリーンに沿って移動するのみであり、スクリーンに対して垂直な力が与えられないので舞い上がることがない。このため、搬送物の量及び粒度に応じて、必要な振動数及び振幅でリニアモータにより振動させて、舞い上がるおそれなく効率的に搬送物のふるい分けを行うことができる。また、支持部が、上記のとおりリニアモータによる振動方向に揺動可能にケーシングを支持しているので、振動の反力が支持部に伝えられることを抑えることでき、これにより支持部を介して外部へ振動が伝えられるのを抑制することができる。
また、この構成によれば、制御部によってリニアモータによる振動の速度をケーシングが振動方向一方側へ向かう時と他方側へ向かい時とで別々に設定することができる。これにより、例えば、ケーシングが振動方向一方側へ向かう時と他方側へ向かい時とで速度を略等しくすれば、搬送物を移動させずにその場で振動させるのみであり、また、いずれかの速度を高くすれば、搬送物を振動させながら対応する側に向かって移動させることができる。
また、前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを略等しくして振動して、搬送物をふるい分けるふるい分けモードで所定時間動作させた後に、前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを異なるものとして振動して、搬送物が搬送する搬送モードで動作するように、前記制御部で前記リニアモータの駆動を制御することがより好ましい。
この構成によれば、制御部によりふるい分けモードでリニアモータを振動させることで、ケーシングが振動方向一方側へ向かう時と他方側へ向かう時とで速度が略等しいので、スクリーン上の搬送物を移動させずにその場で振動させてふるい分けを行うことができ、一方に偏るように移動してふるい分けが阻害されてしまうのを防ぐことができる。そして、ふるい分けモードを所定時間動作させた後に、搬送モードでリニアモータを振動させることで、ケーシングが振動方向一方側へ向かい時と他方側へ向かう時とで速度が異なるので、ふるい分けが完了した搬送物を、高速度となる側へ向かって搬送することができる。
また、前ふるい分けモードで動作させる前に、前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを異なるものとして振動して、搬送物がケーシング内で拡散する拡散モードで所定時間動作するように、前記制御部で前記リニアモータの駆動を制御するより好ましい。
この構成によれば、制御部によりふるい分けモードの前に、拡散モードでリニアモータを所定時間振動させることで、ケーシングが振動方向一方側へ向かう時と他方側へ向かう時とで速度が異なるので、スクリーン上の搬送物を移動させ、集積した状態から拡散させることができる。このため、その後のふるい分けモードによっては、より効率的にスクリーン上の搬送物のふるい分けを行うことができる。
本発明のふるい分け装置によれば、スクリーンに略平行な振動方向に沿って振動可能なリニアモータと、該振動方向にケーシングを揺動可能に支持する支持部を備えることで、搬送物を舞い上がらせないように効率良くふるい分けできるとともに、外部への振動の伝達を抑えることができる。
この発明の実施形態のふるい分け装置の全体を示す断面図である。 図1の切断線A−Aでの断面図である。 この発明の実施形態のふるい分け装置でのふるい分けの手順を示すフロー図である。 この発明の実施形態の第1の変形例のふるい分け装置の全体を示す断面図である。 この発明の実施形態の第2の変形例のふるい分け装置の全体を示す断面図である。
図1から図3は、この発明に係る実施形態を示している。図1及び図2に示すように、この実施形態のふるい分け装置1は、粉状体または粒状体の搬送物Wを、所定の粒度毎にふるい分けるものであり、搬送物Wが投入されるケーシング2と、ケーシング2の底面に設けられ前記搬送物を振動搬送するトラフ2Aと、ケーシング2に固定されたリニアモータ3と、ケーシング2を支持する支持部4と、リニアモータ3を制御する制御部10とを備える。
ケーシング2は、細長略箱状で、内部空間2aを上下に第一のエリア2bと、第二のエリア2cとに区画するスクリーン23が設けられている。より詳しくは、ケーシング2は、第一のエリア2bを構成し、上側に天板211を有するとともに、下側が開口して第一のエリア2bを構成する第一の箱体21と、上側が開口するとともに、下側に底板221を有して第二のエリア2cを構成する第二の箱体22とで構成されている。そして、スクリーン23は、第一の箱体21と、第二の箱体22とに挟み込まれて一体となっている。そして、本実施形態では、スクリーン23及びケーシング2の底板221は、略水平に設けられており、底板221上にトラフ2Aが設けられて、載置される搬送物を振動搬送することが可能となっている。また、ケーシング2の天板211において、後述するようにリニアモータ3の振動方向Xとなる細長なケーシング2、トラフ2A及びスクリーン23の配設方向の一方側X1には、上側の第一のエリア2bにふるい分けの対象となる搬送物Wを投入可能な投入口212が設けられている。また、他方側X2には、内部空間2aに位置する搬送物Wを排出可能な排出口213、222が設けられている。排出口213、222は、第一のエリア2bと第二のエリア2cとのそれぞれに設けられており、ふるい分けられた第一のエリア2bの搬送物Wと、第二のエリア2cの搬送物Wとを別々に排出させることが可能となっている。また、本実施形態において、最上部となる第一のエリア2bと、対応する排出口213との間には開閉可能なダンパ214が設けられている。ダンパ214には図示しない開閉駆動部が設けられており、制御部10による制御のもと駆動し、ダンパ214を開閉することが可能となっている。
リニアモータ3は、ケーシング2の底板221の下面に固定されており、底板221及びスクリーン23と略平行に、これらが配設される方向を振動方向Xとして往復振動することが可能となっている。また、支持部4は、床面F上に固定される支持板42と、支持板42上でケーシング2を支持する上部支持体43とを有する。上部支持体43は、支持板42からケーシング2の底板221に向かって立設された本体部431と、本体部431上端に設けられて底板221を支持する支持体であるローラ432とを有する。ケーシング2の底板221の下面には、振動方向Xに沿ってレール221aが設けられており、ローラ432は、レール221aに当接した状態で、ケーシング2に対して相対的にレール221aに沿って振動方向Xに転動可能となっている。すなわち、ケーシング2は、支持部4によって振動方向Xに揺動可能となっており、リニアモータ3が振動方向Xに往復振動することで、その反力により支持部4上でスクリーン23とともに振動方向Xに往復振動することが可能である。
このため、スクリーン23上に搬送物Wが配置されれば、搬送物Wはスクリーン23によって振動させられ、これによりスクリーン23の目よりも小さい粒度のものはスクリーン23の下方の第二のエリア2cに、また、大きい粒度のものはスクリーン23上、すなわち第一のエリア2bに留まり、ふるい分けを行うことができる。ここで、リニアモータ3は、上記のとおり、スクリーン23及び底板221に略平行な振動方向Xに振動するのみで、スクリーン23及び底板221に垂直な方向には振動しない。このため、搬送物Wは、スクリーン23に沿って移動するのみであり、スクリーン23に対して垂直な力が与えられないので舞い上がることがない。このため、搬送物Wの量及び粒度に応じて、必要な振動数及び振幅でリニアモータ3により振動させて、舞い上がるおそれなく効率的に搬送物Wのふるい分けを行うことができる。また、支持部4が、上記のとおりリニアモータ3による振動方向Xに揺動可能にケーシング2を支持しているので、振動の反力が支持部4に伝えられることを抑えることでき、これにより支持部4を介して外部へ振動が伝えられるのを抑制することができる。特に本実施形態では、ローラ432によってケーシング2を支持していることで、リニアモータ3によってケーシング2が振動方向Xに振動したとしても、ローラ432が転動することにより、ローラ432の転がり摩擦による反力以外が支持部4に伝達されることがない。これにより、リニアモータ3による振動が外部に伝達されてしまうのをより確実に防ぐことができる。
また、制御部10は、リニアモータ3の速度を、ケーシング2の振動が振動方向X一方側X1へ向かう時と他方側X2へ向かうとで、別々に設定することが可能である。より具体的には、本実施形態では、制御部10は、リニアモータ3に振動を、拡散モードと、ふるい分けモードと、搬送モードとの三種類のモードに設定することが可能である。拡散モードは、投入口212から排出口213、222へ向かう他方側X2へ向かう時の速度を、一方側X1へ向かう時の速度よりも高く設定している。また、ふるい分けモードは、ケーシング2の振動が振動方向X一方側X1へ向かう時と他方側X2へ向かい時との速度を略等しくしている。また、搬送モードでは、拡散モードと同様に投入口212から排出口213、222へ向かう他方側X2へ向かう時の速度を、一方側X1へ向かう時の速度よりも高く設定しており、その差が拡散モードよりも大きくなっている。
以下に、この制御部10の制御に基づく搬送物Wのふるい分けの詳細について説明する。
図3に示すように、搬送物Wが投入口212から投入されると制御部10は、まず、拡散モードに設定してリニアモータ3を所定時間駆動させる。なお、拡散モードの開始は、例えば投入口212に搬送物Wの投入を検知するセンサを設けておき、若しくは、ケーシング2内の搬送物Wの重量を測定する重量計を設けておき、上記センサまたは重量計での検知に基づいて判断するものとすれば良い。また、単に操作者が図示しない操作部を操作し、該操作に基づくものとしても良い。
そして、拡散モードでは、上記のとおり、ケーシング2の振動が振動方向X他方側X2へ向かう時の速度が高くなっているので、投入口212から投入されて直下に集積された搬送物Wは、次第に振動方向X他方側X2の排出口213、222へ向かって移動し、スクリーン23全体に拡散させられることとなる。ここで、この拡散モードでは、ダンパ214を閉状態としておくことで、移動した搬送物Wが排出口213、222から排出されてしまうことがない。なお、拡散モードでは、上記のとおり、搬送物Wは移動し、拡散することとなるが、さらに、搬送物Wの内でスクリーン23の目よりも小さい粒度のものは、順次下方へ落下していくこととなる。そして、制御部10は、所定時間動作させたら拡散モードを終了させて、ふるい分けモードに移行する。ここで、所定時間とは、拡散モードによって搬送物Wを十分に拡散可能な時間であり、投入される搬送物Wの重量、粒度によって異なり、予め搬送物Wの投入重量や種類を制御部10に入力することで、制御部10によって自動的に動作時間を決定するものとしても良いし、操作者が図示しない操作部によって必要な動作時間を設定するものとしても良い。
次に、ふるい分けモードでは、上記にとおり、ケーシング2の振動が振動方向X一方側X1へ向かう時と他方側X2へ向かう時とで、リニアモータ3による振動の速度が略等しく設定されているので、スクリーン23上の搬送物Wを移動させずにその場で振動させてふるい分けを行うことができ、一方に偏るように移動してふるい分けが阻害されてしまうのを防ぐことができ、効果的にふるい分けを行うことができる。特に、本実施形態では、本ふるい分けモードに先立って拡散モードを実施し、搬送物Wをスクリーン23上で拡散させているので、スクリーン23全体を利用してより効果的にふるい分けを行うことができる。そして、制御部10は、ふるい分けモードを所定時間動作させた後に、搬送モードに移行する。ここで、所定時間とは、ふるい分けモードによって投入された搬送物Wの全てのふるい分けを完了可能な時間であり、投入される搬送物Wの重量、粒度によって異なり、予め搬送物Wの投入重量や種類を制御部10に入力することで、制御部10によって自動的に動作時間を決定するものとしても良いし、操作者が図示しない操作部によって必要な動作時間を設定するものとしても良い。
次に、搬送モードでは、制御部10は、上記のとおりリニアモータ3を振動させるとともに、ダンパ214の図示しない開閉駆動部を駆動させて、ダンパ214を開状態にさせる。そして、ケーシング2の振動が振動方向X他方側X2へ向かう時の速度が高くなっているので、ふるい分けられて第一のエリア2bのスクリーン23上に位置し、あるいは、第二のエリア2cの底板221上に位置する搬送物Wのそれぞれは、振動方向X他方側X2の排出口213、222へ向かって移動し、それぞれ対応する排出口213、222から排出させることができる。
以上のように、本実施形態のふるい分け装置1では、スクリーン23に略平行な振動方向Xに沿って振動可能なリニアモータ3と、該振動方向Xにケーシング2を揺動可能に支持する支持部4を備えることで、搬送物Wを舞い上がらせないように効率良くふるい分けできるとともに、外部への振動の伝達を抑えることができる。また、制御部10によって上記のとおり、拡散モードと、ふるい分けモードと、搬送モードとの3つのモードによってリニアモータ3を駆動させることで、より効率良く搬送物Wをふるい分けして回収することができる。なお、リニアモータ3の動作としては必ずしも3つの動作を必要とするものではなく、搬送物Wの量が少ない場合や、ふるい分けがしやすい粒度の場合には、拡散モードまたはふるい分けモードのいずれかのみで搬送物Wをふるい分けすれば良い。また、排出口213、222からの搬送物Wの排出を必要としない場合には、搬送モードを実施する必要はない。
また、本実施形態では、ケーシング2内には、一つのスクリーン23を設けて、内部空間2aを上下に第一のエリア2bと第二のエリア2cの二つのエリアに分けるものとしたが、これに限るものではなく、複数のスクリーンを設けて、内部空間2aを三つ以上に区画しても良い。図4は、この実施形態の第1の変形例を示している。すなわち、図4に示すように、この変形例のふるい分け装置100では、上下に二つのスクリーン23A、23Bを設け、内部空間2aを、上部スクリーン23Aの上側の第一のエリア2bと、上部スクリーン23Aと下部スクリーン23Bとの間の第二のエリア2cと、下部スクリーン23Bの下側の第三のエリア2dとに区画している。両スクリーンは、目の大きさが異なり、上部スクリーン23Aの方が、下部スクリーン23Bよりも目の大きさが大きくなるように設定されている。このようにすることで、上記効果を奏しつつ、搬送物Wを3種類の粒度区分にふるい分けすることができる。なお、本実施形態においても、最上部の第一のエリア2bのみダンパ214を設けるものとしたが、これに限るものではなく、第二のエリア2cや第三のエリア2dにもダンパ214を設ける構造としても良い。
また、上記実施形態において、床面Fとの間にさらに防振構造を設けるようにしても良い。すなわち、図5に示す第2の変形例のふるい分け装置101のように、支持部4において、支持板42を支持バネ412を有する下部支持体41を介して床面F上に支持するものとする。下部支持体41は、床面F上に固定される固定部411と、固定部411上に設けられて支持板42を支持する上記支持バネ412とを有する。このような下部支持体41をさらに備えるようにすることで、支持バネ412によって振動を吸収することができ、これにより、リニアモータ3による振動が外部に伝達されてしまうのをより確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1、 100、101 ふるい分け装置
2 ケーシング
2a 内部空間
23、23A、23B スクリーン
214 ダンパ
213、222 排出口
3 リニアモータ
4 支持部
432 ローラ
W 搬送物
X 振動方向

Claims (3)

  1. 粉状体もしくは粒状体の搬送物を内部に投入するケーシングと、
    該ケーシングの底面に設けられ前記搬送物を振動搬送するトラフと、
    該ケーシングの内部に少なくとも一つ設けられて、内部空間を上下に区画しつつ、前記搬送物をふるい分けるスクリーンと、
    前記ケーシングに固定され、該スクリーン及び前記トラフと略平行な振動方向に沿って往復振動するリニアモータと、
    前記ケーシングを前記振動方向に揺動可能に支持する支持部とを備えたふるい分け装置において、
    前記振動方向への振動の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度を別々に設定するようにリニアモータを駆動して、前記ケーシング内の前記搬送物の搬送を制御することが可能な制御部を備えることを特徴とするふるい分け装置。
  2. 請求項に記載のふるい分け装置において、
    前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを略等しくして振動して、搬送物をふるい分けるふるい分けモードで所定時間動作させた後に、前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを異なるものとして振動して、搬送物が搬送する搬送モードで動作するように、前記制御部で前記リニアモータの駆動を制御することを特徴とするふるい分け装置。
  3. 請求項に記載のふるい分け装置において、
    前ふるい分けモードで動作させる前に、前記振動方向の一方側へケーシングが向かう時の速度と他方側へケーシングが向かう時の速度とを異なるものとして振動して、搬送物がケーシング内で拡散する拡散モードで所定時間動作するように、前記制御部で前記リニアモータの駆動を制御することを特徴とするふるい分け装置。
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