JP5245788B2 - 反応処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は生物学的分析、生化学的分析、又は化学分析一般の分野において、医療や化学の現場において各種の解析や分析を行なうのに適する反応容器プレートを用いて反応処理を行なう反応処理装置に関するものである。
生化学的分析や通常の化学分析では、例えば平板状の基板表面に複数のウエルを形成したマイクロタイタープレートなどのマイクロウエル反応容器プレートが用いられている(例えば特許文献1参照。)。しかし、従来のマイクロウエル反応容器プレートは、使用時には反応容器プレートの上面は大気に開放された状態となる。そのため、サンプルに外部から異物が進入する恐れがあるし、逆に反応生成物が外部の環境を汚染することもありうる。
そこで、本発明者らは、反応容器、サンプルを収容しておくサンプル容器、反応容器とサンプル容器とを接続するための流路、その流路を介して反応容器にサンプルを送るためのシリンジなどを1枚のプレートに集積し、反応容器へのサンプル分注から反応容器内での反応処理までを密閉系で行なうことができるようにすることを提案している(特許文献2参照)。
特開2005−177749号公報 WO2008/96492号公報
上記のような密閉系の反応容器プレートは、分析すべきサンプルの情報を分析者が装置に入力し、そのサンプルを注射器などを用いて反応容器プレートのサンプル容器に注入した後、反応処理装置に設置して反応処理装置内で反応容器へのサンプルの分注や反応容器の加熱などを行なうといった手順で処理が行なわれる。
上記の処理では、分析すべきサンプルを注入した反応容器プレートとは異なる反応容器プレートを誤って反応処理装置に設置してしまうこともありうる。しかし、従来では、分析者がそのミスに気付かない限りは、誤った反応容器プレートが設置された状態で反応処理が開始されてしまっていた。
そこで本発明は、装置に設置すべき反応容器プレートとは異なる反応容器プレートが設置された状態で反応処理が進行されないようにすることを目的とするものである。
本発明の反応処理装置が対象とする反応容器プレートは、サンプルに反応を起こさせるための反応容器及び反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器を備えるとともに、外部から読み取ることができる位置に識別情報が付されている。この反応処理装置の本体ユニットは上記の反応容器プレートを設置するためのプレート設置部を備えているが、プレート設置部に設置される反応容器プレートは、サンプル容器内に分析すべきサンプルが注入されたものである。該反応処理装置は、プレート設置部に設置される前の反応容器プレートの識別情報(設置前プレート識別番号)を読み取るための例えばバーコードリーダからなる第1識別情報読取り部を備え、第1識別情報読取り部で読み取った設置前プレート識別情報は識別情報登録部に登録される。また、本体ユニットにはプレート設置部に設置された反応容器プレートの識別情報(設置後プレート識別情報)を読み取る第2識別情報読取り部が設けられている。設置後プレート識別情報は、識別情報照合部によって識別情報登録部に登録されている設置前プレート識別情報と照合される。該反応処理装置は、その照合結果に基づいて以降の処理進行の可否の判断を行なう進行制御手段を備えており、進行制御手段は両識別情報が一致したときは以降の処理の進行を可能にし、一致しなかったときは以降の処理の進行を阻止する。
設置後プレート識別情報と設置前プレート識別情報とが一致しないときは、プレート設置部に設置した反応容器プレートが間違っているということである。したがって、そのまま以降の処理を進行すると、装置や分析者が認識しているサンプルとは異なったサンプルが注入された反応容器プレートを処理したり、サンプルが注入されていない未使用状態の反応容器プレートを処理してしまったりすることになる。本発明の反応処理装置は、設置された反応容器プレートが事前に登録されたものでないときは、以降の処理の進行を阻止する機能を備えている。
ここで、「以降の処理の進行を阻止する」とは、以降の処理を進行しないように促す表示を分析者に対して行なうことや以降の処理の進行に関わる機構を動作できない状態に制御することなどであり、それらが同時になされてもよい。
ところで、該反応処理装置にはサンプルに関する情報も入力されるが、そのサンプルに関する情報は分析者による手入力によって入力されてもよいし、バーコードなどの識別情報を読み取ることによって入力されてもよい。識別情報を読み取ることによって入力される場合には、第1識別情報読取り部はプレート設置部に設置される反応容器プレートに注入されるサンプルに付された識別情報であるサンプル識別情報も読み取るものであることが好ましい。その場合、識別情報登録部はプレート設置部に設置される反応容器プレートの設置前プレート識別情報とその反応容器プレートに注入されるサンプルのサンプル識別情報とを対応させて登録するものであることが好ましい。
識別情報登録部が設置前プレート識別情報とサンプル識別情報とを対応させて登録するようになっていれば、複数のサンプルが存在する場合に、各サンプルのサンプル識別情報とそのサンプルを注入する反応容器プレートの設置前プレート識別情報の組合せを先に登録しておくことで、設置後プレート識別情報を読み取ることによってその反応容器プレートに注入されているサンプルを割り出すことができる。したがって、多くのサンプルを連続的に分析する場合にも正確な分析が可能である。
本発明の反応処理装置の具体的な構成として、反応処理時はプレート設置部を覆う反応処理位置に配置され、反応容器プレートの着脱時はプレート設置部を開放するプレート着脱位置に配置されるカバー体と、カバー体をプレート着脱位置で固定し、及びその解除を行なうカバー体固定部と、を備えている場合が挙げられる。この場合の進行制御手段の一例として、反応容器プレートのプレート設置部への設置後、識別情報照合部による照合で両識別情報が一致するまでカバー体をプレート着脱位置に固定し続けるようにカバー体固定部を制御することが挙げられる。反応容器プレートの着脱時はカバー体が開けられるが、反応処理はカバー体は閉じた状態で行なわれる。したがって、カバー体固定部による固定を解除せずにカバー体を閉じることができないようにすれば、以降の処理を進行することができなくなる。
上記のカバー体が反応処理位置とプレート設置位置との間を水平方向に移動するものである場合は、カバー体固定部は、プレート設置位置においてカバー体の水平移動を阻止することによりカバー体の固定を行なう。
本発明者らが提案している反応容器プレートには、反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器及びサンプル容器と反応容器とを接続するためのサンプル注入流路を備え、サンプル注入流路の一端はサンプル容器の下方で上向きに突出した突起流路であり、サンプル容器の使用時にサンプル容器が下降して突起流路がサンプル容器の底面を貫通することでサンプル容器にサンプル注入流路が接続される構造のものがある。そして、そのような反応容器プレートを扱う装置として、カバー体が水平方向へ移動することによって開閉するようになっており、カバー体に、カバー体の反応処理位置への移動に伴なって下降して反応容器プレートのサンプル容器を下方へ押し込んでサンプル容器とサンプル注入流路とを接続するサンプル容器押込み機構が設けられている反応処理装置を提案している。
そのような反応処理装置では、反応容器プレートを設置してカバー体を閉じるだけで、自動的にサンプル容器が下方へ押し込まれてサンプル容器の底面を突起流路が貫通するようになっているため、誤った反応容器プレートを設置してカバー体を閉じてしまった場合は、その反応容器プレートが未使用状態であったとしてもサンプル容器の底部が貫通されて再度利用することができなくなってしまう。そこで、カバー体にサンプル容器押込み機構が設けられている装置においては、カバー体を閉じる前に設置した反応容器プレートが処理すべき反応容器プレートであるか否かを確認し、誤った反応容器プレートであればカバーを閉じることができないようにする。そうすることで、上記の問題を解決できる。
本発明の反応処理装置によれば、設置前プレート識別番号を読み取る第1識別情報読取り部と、その設置前プレート識別情報を登録する識別情報登録部と、設置後プレート識別情報を読み取る第2識別情報読取り部と、設置後プレート識別情報を識別情報登録部に登録された設置前プレート識別情報と照合する識別情報照合部と、両プレート識別情報が一致した場合は以降の処理の進行を可能にし、一致しなかったときは以降の処理の進行を阻止する進行停止制御部と、を備えているので、誤った反応容器プレートが設置された状態でその反応容器プレートを用いた処理が進行してしまうことを防止できる。
図1は反応処理装置の一実施例を示す側面図であり、(A)はカバー体を閉じた状態、(B)はカバー体を開けた状態を示している。
この実施例の反応処理装置1は本体ユニット1aとカバー体1bからなる。カバー体1bは本体ユニット1a上で水平方向に移動することによって開閉するものである。本体ユニット1aやカバー体1bには反応容器プレート3の反応容器温度を調節するための温度調節機構など種々の機構が設けられている。反応容器プレート3はカバー体1bを開けた状態で本体ユニット1aの上面に設置するようになっている。
本体ユニット1aに設置される反応容器プレート3はサンプルを収容するためのサンプル容器を備えたものである。サンプルは本体ユニット1aに反応容器プレート3を設置する前に分析者が事前にサンプル容器に注入する。反応容器プレート3とそのサンプル容器に注入するサンプルにはそれぞれバーコードからなる識別情報が付されている。本体ユニット1aは本体ユニット1aに設置される前の反応容器プレート3のバーコード(設置前プレート識別情報)とその反応容器プレート3に注入されるサンプルのバーコード(サンプル識別情報)を読み取るためのバーコードリーダ(第1識別情報読取り部)8を外部に備えている。
反応処理装置1には該装置1の動作管理や測定データに基づいた演算などを行なうためのソフトウェアを備えたPC(パーソナルコンピュータ)が接続される。
図2は同実施例の反応処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。
反応処理装置1は、制御部2、プレート検知部6、第1識別情報読取り部8、識別情報登録部10、識別情報照合部12及び第2識別情報読取り部14を備えている。
制御部2は該反応処理装置1に設けられた各機構の動作を制御するものである。
第1識別情報読取り部8は、分析者が手作業でサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を読み取るために外部に設けられたバーコードリーダである。識別情報登録部10はサンプル識別情報と設置前プレート識別情報とを対応させて登録するものである。識別情報登録部10は、図1の本体ユニット1a内に設けられた記憶装置又は装置1に取り付けられたPCの記憶装置によって実現することができる。識別情報登録部10は複数のサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を登録しておくこともできる。なお、識別情報登録部10に登録されるサンプル識別情報は、装置1に取り付けられたPCなどから入力できるようになっていてもよい。
第2識別情報読取り部14は本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3の識別情報(設置後プレート識別情報)を読み取るために本体ユニット1aに設けられている。プレート検知部6は本体ユニット1aへの反応容器プレート3の設置を検知するために本体ユニット1aに設けられている。プレート検知部6は反応容器プレート3の設置を検知すると制御部2へプレート検知信号を送信し、制御部2はプレート検知部6からのプレート検知信号を受信して、第2識別情報読取り部14に設置後プレート識別情報の読取りを指示する。第2識別情報読取り部14で読み取られた設置後プレート識別情報は識別情報照合部12へ送信される。
識別情報照合部12は第2識別情報読取り部14からの設置後プレート識別情報を識別情報登録部10に登録されている設置前プレート識別情報と照合し、その照合結果を制御部2へ送信する。制御部2は識別情報照合部12による照合結果に基づいて以降の処理の進行を制御するための進行制御手段2aを備えている。進行制御手段2aは識別情報照合部12において両プレート識別情報が一致したときは以降の処理の進行を可能にするが、両プレート識別情報が一致しなかったときは以降の処理の進行を阻止し、分析者に本体ユニット1aに設置されている反応容器プレート3の交換を促す。以降の処理の進行を阻止するとは、例えばカバー体1bを閉じることができないようにして以降の処理を進行できないようにすることである。反応容器プレート3の交換を促すとは、例えば装置1に接続されているPCのモニタに反応容器プレート3の交換を促すメッセージを表示することである。設置後プレート識別情報と設置前プレート識別情報とが一致しなかったときにカバー体1bを閉じることができないようにすることは、次に説明するような反応容器プレートを処理する場合において特に有効である。
反応処理装置で処理する反応容器プレートの一例を説明する。図3は反応容器プレートの一例を示す図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は(A)のA−A位置における断面図であり、(B)はサンプル容器が独立した状態、(C)はサンプル容器がサンプル流路に接続された状態である。
この例の反応容器プレート3は、複数の反応容器20が配列された領域をもち、それら反応容器20に主流路22とエアー抜き流路24が接続されている。反応容器20が配列されている領域とは異なる領域にロータ32が平面内方向に回転可能に取り付けられており、ロータ32の下部上面が該反応容器プレート3の下面に接している。ロータ32はその回転中心にシリンジポンプのシリンダとなる空間32aを備えている。シリンダ32aはシリンジ接続流路32bによって反応容器プレート3の下面との接触面まで引き出されている。また、シリンダ32a内にはプランジャ32cが摺動可能に配置されている。
ロータ32の周囲にサンプル容器26、試薬容器28、エアー吸引用容器30及びベローズ34が配置されている。主流路22とベローズ34はそれぞれ流路22a,34aによって該反応容器プレート3の下面側のシリンジ接続流路32cに接続されうる位置に引き出されている。
該反応容器プレート3が未使用の状態では、図(B)に示されているように、各容器26,28,30の底部が浮いた状態で保持され、流路26a,28a,30aの一端が各容器26,28,30の下方から上方へ突起した突起流路となっている。そして、同図(C)に示されているように、各容器26,28,30が下方へ押し込まれると各突起流路が各容器26,28,30の底面を貫通して接続され、サンプル容器26、試薬容器28及びエアー吸引用容器30がそれぞれ流路26a,28a,30aによって該反応容器プレート3の下面側のシリンジ接続流路32cに接続されうる位置に引き出される。
図2(C)の状態でロータ32を回転させることにより、シリンダ32aを主流路22、サンプル容器26、試薬容器28及びエアー吸引用容器30のいずれかに接続し、プランジャ32aを上下駆動することにより、これらの容器26,28,30との間で液体や気体を流通させることができる。
上記の反応容器プレート3を処理する反応処理装置の具体的な構造の一例を図4を用いて説明する。図4は反応処理装置の構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は側面図である。同図においては、カバー体の内側部分のみを図示しており、(C)ではさらに外側フレームや内側フレームを透明に図示している。
本体ユニット1aの最上部に反応容器プレート3を設置するためのプレート設置部が設けられている。本体ユニット1aの側方にプレート設置部を挟んでガイドレール106が互いに平行に配置されている。本体ユニット1aのガイドレール106よりもさらに外側に1つずつ計2つのカム108が設けられている。
本体ユニット1a上にカバー体1bが配置されている。カバー体1bを支持している外側フレーム102はガイドレール106に沿って水平方向にのみ移動することができ、これによってカバー体1bを水平方向へ開閉することができる。図示は省略されているが、カバー体1bには、反応容器プレート3のプランジャ32cを駆動するためのプランジャ駆動機構や反応容器20内の反応を光学的に測定するための光学測定部などが搭載されている。
外側フレーム102の内側にジョイント114、シャフト118を介して内側フレーム104が取り付けられている。外側フレーム102のガイドレール106に平行な2つの外側側面にジョイント114と回転軸を共有するアーム110がそれぞれ取り付けられており、各アーム110の先端にカムフォロア112が取り付けられている。これら2つのカムフォロア112は外側フレーム102が所定の位置にきたときに同時にカム108に接触し、カム108に追従するようになっている。
アーム110とジョイント114は回転軸111を共有し、互いが一定角度をなした状態で固定されている。ジョイント114はアーム110が回転すると一定角度を維持するように同じ方向に回転する。シャフト118はジョイント114の回転軸111とは異なる位置に取り付けられており、ジョイント114の回転によって円弧を描くように移動する。シャフト118は内側フレーム104内側を通って反対側側面を貫通し、その端部にジョイント114と同様のジョイント116が取り付けられている。ジョイント116はジョイント114と同様に回転中心が外側フレーム102に固定されている。内側フレーム104は前後2本のシャフト118によって支持されており、水平状態を維持した状態でジョイント114,116の動作に応じて水平方向又は回転方向に移動する。
また、外側フレーム102と内側フレーム104の間には垂直な方向に弾性力を発生させるように圧縮バネ128が挿入されている。
内側フレーム104の内側にガイドレール106と平行に配置された2本のスライドレール122が設けられている。スライドレール122上に、反応処理時に反応容器プレート上に配置されるプレート上面ブロック120がスライド可能に配置されている。プレート上面ブロック120はサンプル容器26、試薬容器28、エアー吸引用容器30の底面を流路26a,28a,30aの一端がそれぞれ貫通して接続されるまでこれらの容器26,28,30を下方へ押し込む封止容器押込み部を構成する。
プレート上面ブロック120はバネ124によってスライドレール122上でのスライドが弾性的に固定されている。本体ユニット1aにはプレート上面ブロック120を反応容器プレート3上の位置で停止させるためのストッパ126が設けられている。
本体ユニット1aの上面に、本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3に付された識別情報を読み取るためのバーコードリーダ(第2識別情報読取り部)130が設けられている。図示されていないが、本体ユニット1aの反応容器プレート3の設置部分に反応容器プレート3の設置を検知するセンサが設けられており、そのセンサが反応容器プレート3の設置を検知したときにバーコードリーダ130が作動して反応容器プレート3の識別情報を読み取るようになっている。反応容器プレート3の設置を検知するセンサとしては光学センサや磁気センサを用いることができる。
図4はカバー体1bを少し開いた状態を示している。この状態からカバー体1bを閉じていくと、カムフォロア112がカム108に接触し、さらにカバー体1bを閉じるように外側フレーム102を移動させることによって、アーム110及びジョイント114が回転軸111を中心に反時計方向に回転する。ジョイント114の回転により、シャフト118を介してジョイント114に固定されている内側フレーム104も水平姿勢を保ちながら反時計方向に円弧を描くように下降する。
このとき、プレート上面ブロック120はバネ124の弾性力によって内側フレーム104とともに水平方向や回転方向への移動を行なうものの、カバー体1bを閉じている途中でプレート保持部上の位置に到達するとストッパ126に接触して水平方向への移動を停止し、内側フレーム104のさらなる回転移動によってスライドレール122上をスライドしながら垂直下降する。
さらにカバー体1bを閉じていくと、カムフォロア112がカム108に乗り上げてアーム110及びジョイント114が反時計回りにさらに回転し、内側フレーム104は円弧を描くようにさらに下降する。プレート上面ブロック120は垂直に下降して反応容器プレート3の各容器26,28,30を下方に押し込んで流路26a,28a,30aを接続する。
上記の図4の反応処理装置では、反応容器プレート3を設置した後、カバー体1bを閉じるだけで流路26a,28a,30aの一端が各容器26,28,30の底部を貫通するまで自動的に下方に押し込まれる。そのため、本体ユニット1aに間違った反応容器プレート3が設置された状態でカバー体1bが閉じられると、その反応容器プレート3の各容器26,28,30の底部が流路26a,28a,30aの一端で貫通されてしまい、その反応容器プレート3を再度利用することができなくなる。間違った反応容器プレート3が未使用の状態であった場合はその反応容器プレート3が無駄になってしまう。
そこで、本体ユニット1aにはカバー体固定部132が設けられている。カバー体固定部132は、例えば、図5に示されているように、円筒形ソレノイドコイル132aの内側に金属製のロックピン132bが挿入されているものである。ロックピン132bはバネなどの弾性体132cによって常時上方へ押されて一部が突出しているが、ソレノイドコイル132aに電圧が印加されたときは発生した電場の影響により突出部がソレノイドコイル132aの内部側へ引き込まれるものである。カバー体1bには、カバー体1bが完全に開いたときにロックピン132bが挿入される位置に穴が設けられており、ロックピン132bがその穴に挿入されることによってカバー体1bが完全に開いた状態で固定され、分析者が閉じることができなくなる。カバー体1bの固定はソレノイドコイル132aに電圧が印加されてロックピン132bが穴から引き抜かれることによって解除される。このカバー体固定部132によるカバー体1bの固定及び解除の動作も制御部2(図2参照)によって制御される。
制御部2は、図2に示したように、進行制御手段2aを備えている。カバー体固定部132を備えたこの例の反応処理装置では、進行制御手段2aは識別情報照合部12での照合結果に応じたカバー体固定部132の制御を行なうようになっている。具体的には、設置後プレート識別情報と識別情報登録部10に登録されている設置前プレート識別情報とが一致したときはカバー体1bの固定を解除してカバー体1bを閉じることができる状態にし、両識別情報が一致しなかったときはカバー体1bを固定し続けて閉じることができない状態にする。
上記の反応処理装置における処理の流れを図1〜図6を用いて説明する。図6は図5を用いて説明した反応処理装置を用いた処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
分析者は、まず、外部に取り付けられた第1識別情報読取り部(バーコードリーダ)8を用いて、サンプルに付されたバーコードシールとそのサンプルを注入する反応容器プレート3に付されたバーコードシールからそれぞれサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を読み取る(ステップS1)。なお、サンプル識別情報は装置1に接続されたPCから入力してもよい。読み取った(入力された)サンプル識別情報と設置前プレート識別情報は対応した状態で識別情報登録部10に登録される(ステップS2)。分析者は、サンプル識別情報と設置前プレート識別情報を登録した後、サンプルを反応容器プレート3のサンプル容器26に注入する(ステップS3)。サンプルが複数ある場合には、上記ステップS1〜S3を各サンプルについて行ない、サンプル識別情報と設置前プレート識別情報との複数の組合せを識別情報登録部10に登録して、各サンプルを収容した反応容器プレート3を用意しておく(ステップS4)。
反応容器プレート3を本体ユニット1aに設置するために分析者が反応処理装置1のカバー体1bを開けると(ステップS5)、カバー体固定部132のロックピン132bがカバー体1bに設けられた穴に嵌まり、カバー体1bが開いた状態で閉じられないように固定される(ステップS6)。
分析者が反応容器プレート3を本体ユニット1aに設置すると(ステップS7)、プレート検知部6が反応容器プレート3を検知し、制御部2にプレート検知信号を発信する(ステップS8)。プレート検知信号を受けた制御部2は第2識別信号読取り部14に本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3の識別情報の読取りを指示し、第2識別信号読取り部14が本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3の識別情報(設置後プレート識別情報)を読み取る(ステップS9)。
識別情報照合部12は第2識別情報読取り部14が読み取った設置後プレート識別情報を識別情報登録部10に登録されている設置前プレート識別情報と照合する(ステップS9)。複数の設置前プレート識別情報が識別情報登録部10に登録されている場合は、設置後プレート識別情報と一致する設置前プレート識別情報が識別情報登録部10に登録されているか否かを照合する。制御部2は識別情報照合部12での照合結果に応じてカバー体固定部130によるカバー体1bの固定を解除するか否かを判断する(ステップS11)
識別情報照合部12による照合の結果、両識別情報が一致したときは、カバー体固定部130のソレノイドコイル132aが作動してロックピン132bがカバー体1bの穴から引き抜かれ、カバー体1bの固定が解除される(ステップS12)。分析者はカバー体1bを閉じ、以降の処理の進行を装置に指示する(ステップS13)。分析者がカバー体1bを閉じることにより、反応容器プレート3の各容器26,28,30に各流路26a,28a,30aがそれぞれ接続される。そして、反応処理を開始することにより(ステップS14)、ロータ32の回転駆動とプランジャ32cの上下駆動によって各反応容器20へのサンプルの分注がなされ、サンプルが各反応容器20内に予め収容された反応試薬と混合されて反応が行なわれ、その反応がカバー体1bに設けられた光学的測定部によって測定される。
なお、識別情報照合部12による照合の結果(ステップS10)、両識別情報が一致したときには、例えば反応処理装置1に接続されたPC4のモニタや反応処理装置1に設けられた表示部などに、設置された反応容器プレート3が正しいことを示す表示やカバー体1bを閉じることができることを示す表示がなされるようになっていてもよい。
また、識別情報照合部12による照合(ステップS10)の結果、両識別情報が一致しなかったときはカバー体1bの固定は解除されない。分析者はカバー体1bを閉じることができず、例えばPC4のモニタに反応容器プレート3が間違っていることを示す表示がなされる。分析者は、別の反応容器プレート3を本体ユニット1aに設置し直すことにより(ステップS7)、新たな反応容器プレート3の設置後プレート識別情報について設置前プレート識別情報との照合がなされ、カバー体1bの固定を解除するか否かについて同様の判断がなされる(ステップS8〜11)。
本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3でのサンプルの反応処理が終了した後、登録した反応容器プレートがまだ存在する場合はそれらの反応容器プレート3について上記ステップS7〜S14の工程を行なう(ステップS15)。
上記の処理手順において、識別情報登録部10にはサンプルとそのサンプルを収容する反応容器プレート3とが対応して登録され、登録された反応容器プレートであれば本体ユニット1aに設置された反応容器プレートの識別情報からその反応容器プレート3に収容されているサンプルを割り出すことができるので、サンプルが複数存在する場合であっても識別情報登録部10に登録するサンプル及び反応容器プレート3の順序と本体ユニット1aに設置する反応容器プレートの順序を一致させる必要はなく、任意の順序で反応容器プレート3を設置しても正確に分析することができる。
反応処理装置の一実施例を示す側面図であり、(A)はカバー体を閉じた状態、(B)はカバー体を開けた状態を示している。 同実施例の反応処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 反応容器プレートの一例を示す図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は(A)のA−A位置における断面図であり、(B)はサンプル容器が独立した状態、(C)はサンプル容器がサンプル流路に接続された状態である。 反応処理装置の具体的な構造の一例を示す図であり、(A)は平面図、(B)及び(C)は側面図である。 カバー体固定部の構造を示す断面図である。 同実施例の反応処理装置における処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 反応処理装置
1a 本体ユニット
1b カバー体
2 制御部
2a 進行制御手段
3 反応容器プレート
4 PC
6 プレート検知部
8 第1識別情報読取り部
10 識別情報登録部
12 識別情報照合部
14,130 第2識別情報読取り部
132 カバー体固定部

Claims (6)

  1. サンプルに反応を起こさせるための反応容器及び前記反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器を備えた反応容器プレートを処理するための反応処理装置において、
    前記反応容器プレートは外部から読み取ることができる位置に識別情報が付されたものであり、
    前記サンプル容器にサンプルが注入された前記反応容器プレートを設置するためのプレート設置部を備えた本体ユニットと、
    前記プレート設置部に設置される前の前記プレート設置部に設置すべき反応容器プレートの識別情報を設置前プレート識別情報として読み取るための第1識別情報読取り部と、
    前記第1識別情報読取り部で読み取った設置前プレート識別情報を登録する識別情報登録部と、
    前記本体ユニットに設けられ、前記プレート設置部に設置された反応容器プレートの識別情報を設置後プレート識別情報として読み取る第2識別情報読取り部と、
    前記設置後プレート識別情報を前記識別情報登録部に登録されている設置前プレート識別情報と照合する識別情報照合部と、
    前記識別情報照合部による照合で両プレート識別情報が一致したときに以降の処理の進行を可能にし、一致しなかったときに以降の処理の進行を阻止する進行制御手段と、を備えていることを特徴とする反応処理装置。
  2. 前記第1識別情報読取り部は、前記プレート設置部に設置される反応容器プレートに注入されるサンプルに付された識別情報であるサンプル識別情報も読み取るものであり、
    前記識別情報登録部は前記プレート設置部に設置される反応容器プレートの設置前プレート識別情報とその反応容器プレートに注入されるサンプルのサンプル識別情報とを対応させて登録するものである請求項1に記載の反応処理装置。
  3. 前記識別情報はバーコードであり、前記第1識別情報読取り部及び第2識別情報読取り部はバーコードリーダである請求項1又は2に記載の反応処理装置。
  4. 反応処理時は前記プレート設置部を覆う反応処理位置に配置され、反応容器プレートの着脱時は前記プレート設置部を開放するプレート着脱位置に配置されるカバー体と、
    前記カバー体を前記プレート着脱位置で固定し、及びその解除を行なうカバー体固定部と、をさらに備え、
    前記進行制御手段は前記反応容器プレートの前記プレート設置部への設置後、前記識別情報照合部による照合で両プレート識別情報が一致するまで前記カバー体を前記プレート着脱位置に固定し続けるように前記カバー体固定部を制御するものである請求項1から3のいずれか一項に記載の反応処理装置。
  5. 前記カバー体は前記反応処理位置とプレート設置位置との間を水平方向に移動するものであり、
    前記カバー体固定部は、前記プレート設置位置において前記カバー体の水平移動を阻止することにより前記カバー体の固定を行なうものである請求項4に記載の反応処理装置。
  6. 前記反応容器プレートは、前記反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器及び前記サンプル容器と前記反応容器とを接続するためのサンプル注入流路を備え、前記サンプル注入流路の一端は前記サンプル容器の下方で上向きに突出した突起流路であり、前記サンプル容器の使用時に前記サンプル容器が下降して前記突起流路が前記サンプル容器の底面を貫通することで前記サンプル容器に前記サンプル注入流路が接続されるものであり、
    前記カバー体は、前記カバー体の前記反応処理位置への移動に伴なって下降して反応容器プレートの前記サンプル容器を下方へ押し込んで前記サンプル容器と前記サンプル注入流路とを接続するサンプル容器押込み機構を備えている請求項5に記載の反応処理装置。
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