JP5245788B2 - 反応処理装置 - Google Patents
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Description
ここで、「以降の処理の進行を阻止する」とは、以降の処理を進行しないように促す表示を分析者に対して行なうことや以降の処理の進行に関わる機構を動作できない状態に制御することなどであり、それらが同時になされてもよい。
この実施例の反応処理装置1は本体ユニット1aとカバー体1bからなる。カバー体1bは本体ユニット1a上で水平方向に移動することによって開閉するものである。本体ユニット1aやカバー体1bには反応容器プレート3の反応容器温度を調節するための温度調節機構など種々の機構が設けられている。反応容器プレート3はカバー体1bを開けた状態で本体ユニット1aの上面に設置するようになっている。
反応処理装置1は、制御部2、プレート検知部6、第1識別情報読取り部8、識別情報登録部10、識別情報照合部12及び第2識別情報読取り部14を備えている。
第1識別情報読取り部8は、分析者が手作業でサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を読み取るために外部に設けられたバーコードリーダである。識別情報登録部10はサンプル識別情報と設置前プレート識別情報とを対応させて登録するものである。識別情報登録部10は、図1の本体ユニット1a内に設けられた記憶装置又は装置1に取り付けられたPCの記憶装置によって実現することができる。識別情報登録部10は複数のサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を登録しておくこともできる。なお、識別情報登録部10に登録されるサンプル識別情報は、装置1に取り付けられたPCなどから入力できるようになっていてもよい。
本体ユニット1aの上面に、本体ユニット1aに設置された反応容器プレート3に付された識別情報を読み取るためのバーコードリーダ(第2識別情報読取り部)130が設けられている。図示されていないが、本体ユニット1aの反応容器プレート3の設置部分に反応容器プレート3の設置を検知するセンサが設けられており、そのセンサが反応容器プレート3の設置を検知したときにバーコードリーダ130が作動して反応容器プレート3の識別情報を読み取るようになっている。反応容器プレート3の設置を検知するセンサとしては光学センサや磁気センサを用いることができる。
分析者は、まず、外部に取り付けられた第1識別情報読取り部(バーコードリーダ)8を用いて、サンプルに付されたバーコードシールとそのサンプルを注入する反応容器プレート3に付されたバーコードシールからそれぞれサンプル識別情報と設置前プレート識別情報を読み取る(ステップS1)。なお、サンプル識別情報は装置1に接続されたPCから入力してもよい。読み取った(入力された)サンプル識別情報と設置前プレート識別情報は対応した状態で識別情報登録部10に登録される(ステップS2)。分析者は、サンプル識別情報と設置前プレート識別情報を登録した後、サンプルを反応容器プレート3のサンプル容器26に注入する(ステップS3)。サンプルが複数ある場合には、上記ステップS1〜S3を各サンプルについて行ない、サンプル識別情報と設置前プレート識別情報との複数の組合せを識別情報登録部10に登録して、各サンプルを収容した反応容器プレート3を用意しておく(ステップS4)。
1a 本体ユニット
1b カバー体
2 制御部
2a 進行制御手段
3 反応容器プレート
4 PC
6 プレート検知部
8 第1識別情報読取り部
10 識別情報登録部
12 識別情報照合部
14,130 第2識別情報読取り部
132 カバー体固定部
Claims (6)
- サンプルに反応を起こさせるための反応容器及び前記反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器を備えた反応容器プレートを処理するための反応処理装置において、
前記反応容器プレートは外部から読み取ることができる位置に識別情報が付されたものであり、
前記サンプル容器にサンプルが注入された前記反応容器プレートを設置するためのプレート設置部を備えた本体ユニットと、
前記プレート設置部に設置される前の、前記プレート設置部に設置すべき反応容器プレートの識別情報を設置前プレート識別情報として読み取るための第1識別情報読取り部と、
前記第1識別情報読取り部で読み取った設置前プレート識別情報を登録する識別情報登録部と、
前記本体ユニットに設けられ、前記プレート設置部に設置された反応容器プレートの識別情報を設置後プレート識別情報として読み取る第2識別情報読取り部と、
前記設置後プレート識別情報を前記識別情報登録部に登録されている設置前プレート識別情報と照合する識別情報照合部と、
前記識別情報照合部による照合で両プレート識別情報が一致したときに以降の処理の進行を可能にし、一致しなかったときに以降の処理の進行を阻止する進行制御手段と、を備えていることを特徴とする反応処理装置。 - 前記第1識別情報読取り部は、前記プレート設置部に設置される反応容器プレートに注入されるサンプルに付された識別情報であるサンプル識別情報も読み取るものであり、
前記識別情報登録部は前記プレート設置部に設置される反応容器プレートの設置前プレート識別情報とその反応容器プレートに注入されるサンプルのサンプル識別情報とを対応させて登録するものである請求項1に記載の反応処理装置。 - 前記識別情報はバーコードであり、前記第1識別情報読取り部及び第2識別情報読取り部はバーコードリーダである請求項1又は2に記載の反応処理装置。
- 反応処理時は前記プレート設置部を覆う反応処理位置に配置され、反応容器プレートの着脱時は前記プレート設置部を開放するプレート着脱位置に配置されるカバー体と、
前記カバー体を前記プレート着脱位置で固定し、及びその解除を行なうカバー体固定部と、をさらに備え、
前記進行制御手段は前記反応容器プレートの前記プレート設置部への設置後、前記識別情報照合部による照合で両プレート識別情報が一致するまで前記カバー体を前記プレート着脱位置に固定し続けるように前記カバー体固定部を制御するものである請求項1から3のいずれか一項に記載の反応処理装置。 - 前記カバー体は前記反応処理位置とプレート設置位置との間を水平方向に移動するものであり、
前記カバー体固定部は、前記プレート設置位置において前記カバー体の水平移動を阻止することにより前記カバー体の固定を行なうものである請求項4に記載の反応処理装置。 - 前記反応容器プレートは、前記反応容器に分注するサンプルを収容しておくサンプル容器及び前記サンプル容器と前記反応容器とを接続するためのサンプル注入流路を備え、前記サンプル注入流路の一端は前記サンプル容器の下方で上向きに突出した突起流路であり、前記サンプル容器の使用時に前記サンプル容器が下降して前記突起流路が前記サンプル容器の底面を貫通することで前記サンプル容器に前記サンプル注入流路が接続されるものであり、
前記カバー体は、前記カバー体の前記反応処理位置への移動に伴なって下降して反応容器プレートの前記サンプル容器を下方へ押し込んで前記サンプル容器と前記サンプル注入流路とを接続するサンプル容器押込み機構を備えている請求項5に記載の反応処理装置。
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