JP5245442B2 - 消費電力表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、消費電力量を表示装置に表示できるようにする消費電力表示システム及び消費電力表示方法に関する。
現在、集合住宅の各住戸、一戸建て住宅等の住宅における月々の使用電力量は、電力会社が一般に屋外に設置する電力量計で測定されている。この電力量計は、屋外の引込口配線に接続されるものであるから、当該住宅の居住者にとって見やすい場所に設置されるものではない。
ところで、電力需要の増加や環境問題への配慮から、使用電力量の削減が求められている。このため、家庭内では、例えば、家庭電気機器のスイッチのオンオフをこまめに行ったりして省エネルギーに貢献するようにしている。居住者は、どの程度省エネルギーを達成できたかを、電力会社から提供される検針票の電力使用量や電気料金の金額をもって確認することができる。しかしながら、検針は、原則として、月単位で行われるものであって、居住者は、検針票を見ることによって先月の省エネルギーの程度等を知ることはできても、現在の電力使用量を知ることはできない。現在の電力使用量を知るには、検針のための電力量計を見る他にないが、電力量計は、屋外で軒先等見づらい場所に設置されており、電力使用量を頻繁に確認するには不便である。
下記特許文献1には、家庭内に設置された各電気機器による電力消費の状況を、居住者が明確に知ることができるようにするシステムが記載されている。具体的に、この特許文献1では、家屋内に設置された各電気機器に係る電気料金を、電力会社から家屋へ請求される電力料金と各電気機器の消費電力をもとに算出して、テレビジョン受像機の画面上に表示することが記載されている。しかしながら、この特許文献1のシステムも電気料金に基づいて過去の電力使用量を確認するものであって、今現在の電力使用量を確認するものではない。
各家庭の単位で省エネルギーの意識を更に向上させるには、過去の電力使用量を確認するだけでは不十分であって、更に、現在の電力使用量を確認できるようにすることも重要である。現在の電力使用量を確認する専用端末は存在するが、汎用性に乏しく、各家庭にまでは普及しづらい状況にある。
特開2002−40055号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な方法で、現在の電力使用量を確認できる消費電力表示システムを提供することを目的とする。
本発明に係る消費電力表示システムは、各住宅への引込口配線に接続された電力量計又は住宅の分電盤と言った電力供給部に接続され、現在の消費電力量を示す消費電力量データをデータ生成部で生成し、生成した消費電力量データを送信部より送信する消費電力量データ生成ユニットと、上記電力供給部と屋内配線を介して接続されたコンセントに接続され、上記消費電力量データ生成ユニットから送信された消費電力量データを受信するアダプタとを備える。そして、上記アダプタは、上記消費電力量データ生成ユニットから送信された消費電力量データを受信する受信部と、この受信部で受信した消費電力量データに基づいてビデオデータを生成するビデオ生成部と、このビデオ生成部で生成されたビデオデータを表示装置のビデオ入力部に出力するビデオ出力部とを有し、上記表示装置に、消費電力量を表示できるようにした。上記消費電力量データ生成ユニットは、上記電力供給部となる各住宅への引込口配線に接続された電力量計又は住宅の分電盤に設けられ、上記アダプタは、上記コンセントに着脱可能であり、上記コンセントの挿入孔に差し込まれるプラグと、このプラグと接続され上記表示装置のプラグが差し込まれる挿入孔とを有し、この挿入孔に接続された表示装置に電力を供給できるようにした。
本発明によれば、各住宅への引込口配線に接続された電力量計又は住宅の分電盤と言った電力供給部に接続された消費電力量データ生成ユニットで現在の消費電力量を示す消費電力量データを生成し、生成した消費電力量データをコンセントに接続されたアダプタに送信し、アダプタで消費電力量データに基づいたビデオデータを生成し、これを表示装置に消費電力量を表示できるようにしたので簡単な方法で、ほぼリアルタイムに電力使用量を確認でき、省エネルギーの意識の向上を図ることができる。また、現在使用されている検針に用いられている電力量計の機能を消費電力量データ生成ユニットに設けることで、現在屋外等に設置されている検針に用いられている電力量計を設置するためのスペースを不要とすることができ、また、今まで電力量計にかかっていた製造、設置、維持のための費用を削減することができ、更に、検針結果の明確な表示を表示装置で行うことができるようになり、居住者(需要家)が容易に確認できるようになる。
図1に示すように、本発明が適用された消費電力量表示システム1は、集合住宅の各住戸、一戸建て住宅等の住宅2において、現在の消費電力量を、各家庭に普及しているテレビジョン受像機といった表示装置に表示させるようにして、各家庭の単位で省エネルギーの意識を向上させようとするものである。
通常、各住宅2には、図1に示すように、電柱3から引込線4で電力が供給される。更に、引込線4は、住宅2の軒先等に取り付けられている引込線取付点5で引込口配線6に接続され、引込口配線6は、検針等に用いられている電力量計7を介して分電盤8に接続される。そして、分電盤8では、引込口配線6から供給された電気を屋内配線9を介して住宅2内の各部屋の壁等に設けられたコンセント21a,21b,21c,21d,・・・(以下、複数のコンセントをまとめてコンセント21ともいう。)に分配するようになっている。
この消費電力量表示システム1は、上述のように、現在の消費電力量を、各家庭に普及しているテレビジョン受像機といった表示装置に表示させるものであり、このため、電力量計7又は分電盤8に、消費電力量データ生成ユニット11が設けられ、住宅2の全体で使用される消費電力量を測定するようにしている。なお、ここで説明する消費電力量データ生成ユニット11は、電力量計7が通常屋外に設置されていることが多いことに鑑み、屋内の分電盤8に設けるようにしている。この消費電力量データ生成ユニット11では、詳細は後述するが、分電盤8内で、消費電力量を測定し、測定した消費電力量のデータをコンセント21aに接続されたアダプタ31に送信する。そして、アダプタ31は、消費電力量データを受信し、該アダプタ31に電気的に接続されたテレビジョン受像機41に、消費電力量データが表示されるようにする。
すなわち、住宅2内のコンセント21には、様々な電気機器等の負荷22が接続されるが、図1の例では、コンセント21aに、アダプタ31を介して表示装置であるテレビジョン受像機41が接続され、その他のコンセント21b,21c,21d,・・・には、照明器具、冷蔵庫、洗濯機といった電気機器等の負荷22が接続されている。
分電盤8に設けられる消費電力量データ生成ユニット11は、図2に示すように、分電盤8に入力される電力を測定する電力量測定部12と、この電力量測定部12で測定された消費電力量に基づいた消費電力量データを生成するデータ生成部13と、データ生成部13で生成された消費電力量データを送信する送信部14とを備える。
電力量測定部12は、分電盤8内において、電圧と住宅全体に供給される電流を測定して住宅2の全体の消費電力を測定する。具体的に、分電盤8は、一般に、アンペアブレーカ、次に漏電遮断器が設けられ、最後に各部屋のコンセントに電流を分配する配電用遮断器が設けられている。したがって、電力量測定部12は、漏電遮断器の前又は後の電流をCT(Current Transformer)等の電流センサで測定すると共に、分電盤8内の電圧線と中性線又は電圧線間の電圧を電圧測定器で測定して、これらを乗算することによって住宅2の全体の消費電力を測定する。
ここで、住宅2には、検針用の電力量計7が設けられているが、この電力量計7は、検針に用いられることから、公的試験機関で認証された精度の高いものが用いられている。これに対して、消費電力量データ生成ユニット11の電力量測定部12は、テレビジョン受像機41に現在の消費電力量を表示するために用いられるものであるから、検針用の電力量計7に比べ精度が低く、簡易なものであっても良い。また、この電力量測定部12は、住宅2の全体の消費電力量が測定できれば良いことから、電力量計7と分電盤8の間のどの位置に接続しても良く、また、省略して、電力量計7を用いても良い。また、電力量測定部12に精度が高い装置を用いる場合には、電力量計7を省略し、この電力量計7の機能を電力量測定部12に設けるようにしても良い。これにより、電力量計7を設置するためのスペースを不要とすることができ、また、今まで電力量計7にかかっていた製造、設置、維持のための費用を削減することができる。
データ生成部13は、電力量測定部12で測定された消費電力量に基づいて送信部14よりアダプタ31に送信するための消費電力量データを生成する。そして、データ生成部13は、送信部14よりアダプタ31に消費電力量データを送信するための変調処理等を施して送信データを生成する。これにより、例えば、電力量測定部12で測定された消費電力量を、略実時間で、アダプタ31に送信し、テレビジョン受像機41に表示できるようにすることができる。
ここで、消費電力量データ生成ユニット11とアダプタ31との間の通信には、有線でも良いが、ここでは無線、特に省電力の短距離無線通信、例えばIEEE802.15.4規格に準拠したZigBee(登録商標)が用いられる。この場合、データ生成部13では、このZigBeeに準拠した送信データを生成し、アンテナ等で構成された送信部14より消費電力量データを送信できるようにする。なお、ここで用いる通信には、ZigBeeのように、省電力の短距離無線通信機能に加え、ネットワークの自動構築機能を付加することによって、消費電力量データ生成ユニット11とアダプタ31とで構成される消費電力量表示システム1の住宅2への取付工事を容易に行うことができる。
なお、消費電力量データ生成ユニット11とアダプタ31との間の通信には、ZigBeeの他に、ブルートゥース、赤外線を利用したIrDA(Infrared Data Association)等を用いても良く、また、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、IEEE802、PLC(Power Line Communications)等を用いても良い。
消費電力量データ生成ユニット11とアダプタ31との間の通信に省電力の短距離無線通信を用いる場合、データ生成部13のタイマ13aが5秒、10秒、1分といった比較的短い単位で所定時間間隔を計時し、データ生成部13は、省電力のため、所定時間間隔で消費電力量データを生成し、この消費電力量データに基づいた送信データを生成し、リアルタイムに近い状態で送信部14より送信する。なお、データ生成部13のメモリ13bには、所定時刻からの電気の使用量を表す積算消費電力量データ等も格納し、消費電力量データと共に積算消費電力量データを送信部14より送信するようにしても良い。また、タイマ13aで、時刻を計時し、現在時刻データを、アダプタ31に送信するようにしても良い。
更に、消費電力量データ生成ユニット11には、操作を行う操作部15と、消費電力量データ生成ユニット11の周辺の温度を測定する温度検出部16とが設けられている。操作部15は、例えば筐体に設けられた押しボタン等でなり、電源ボタン、積算消費電力量のリセットボタン等で構成されている。
温度検出部16は、熱電対等で形成されており、消費電力量データ生成ユニット11の周辺の温度を測定する。温度検出部16で測定された温度データは、データ生成部13に入力され、略実時間又は所定時間間隔で消費電力量データをアダプタ31に送信するとき、温度データの送信データも生成する。なお、温度検出部16は、消費電力量データ生成ユニット11を分電盤8に設けた場合、分電盤8は屋内に設けられていることが多いことから室温を測定することになるが、消費電力量データ生成ユニット11を屋外の電力量計7に設けた場合には、外気温を測定することができる。また、この温度検出部16は、後述する変形例のように、アダプタ31に設け、アダプタ31が置かれた環境の温度を測定するようにしても良い。
なお、この消費電力量データ生成ユニット11の電源は、分電盤8の配線より供給されるようにしても良く、また、電池によって供給されるようにしても良い。
図3に示すように、コンセント21は、屋内配線9に接続され、負荷22のプラグが差し込まれる挿入孔23が設けられている。図1の例では、コンセント21aにアダプタ31を介して負荷となるテレビジョン受像機41が接続されている。コンセント21aに接続されるアダプタ31は、図3に示すように、コンセント21aの挿入孔23に差し込まれるプラグ32とアダプタ31の更に先に接続される負荷、ここではテレビジョン受像機41のプラグ42が差し込まれる挿入孔33とが設けられ、プラグ32と挿入孔33内のプラグの刃受けとが電気的に接続されている。
このアダプタ31は、更に、消費電力量データ生成ユニット11から送信された消費電力量データ等を受信する受信部34と、テレビジョン受像機41に消費電力量データ等を表示するためのビデオデータを生成するためのビデオ生成部35と、このビデオ生成部35に接続されるビデオ出力端子36とを備えている。
受信部34は、アンテナや復調手段等を備えており、消費電力量データ生成ユニット11の送信部14から短距離無線通信で送信されたデータを受信すると、復調処理等を行ってビデオ生成部35に出力する。ビデオ生成部35は、受信部34より入力された消費電力量データ、温度データ、現在時刻データ等に基づいて、テレビジョン受像機41に表示するためのビデオデータを生成する。具体的に、ビデオ生成部35は、キャラクタジェネレータ等を有しており、受信部34より入力された消費電力量データ、温度データ、現在時刻データ等に応じた英数字・カナ文字・記号等の文字データを生成し、ビデオ出力端子36より、NTSC等の方式でアナログ出力されるようにする。なお、ビデオ生成部35は、これらのデータを文字の他に、表やグラフで表示するようにしても良い。ビデオ出力端子36は、有線のAVケーブル37によってテレビジョン受像機41のビデオ入力端子45に接続される。なお、テレビジョン受像機41には、ディジタル出力するようにしても良く、また、無線で接続されても良い。また、アダプタ31の電源は、プラグ32と挿入孔33内のプラグの刃受けの間から供給されるようにしても良い他、電池によって供給されるようにしても良い。
以上のように構成されたアダプタ31には、テレビジョン受像機41が接続される。具体的に、アダプタ31の挿入孔33には、テレビジョン受像機41のプラグ42が接続されてテレビジョン受像機41の電源部43に電源が供給されるようになっている。また、このアダプタ31は、ビデオ出力端子36によってテレビジョン受像機41と接続される
ことになる。
アダプタ31に接続されるテレビジョン受像機41は、図3に示すように、プラグ42と接続された電源部43の他に、テレビジョン信号を受信するためのチューナ44と、ビデオデータが入力されるビデオ入力端子45と、チューナ44とビデオ入力端子45とを選択的に切り換えるスイッチ46と、テレビジョン映像、ビデオ映像等を表示するブラウン管、液晶表示装置、プラズマ表示装置、有機ELディスプレイ(ElectroLuminescent Display)を用いた表示装置といった表示部47と、チャンネル等を切り換えるための操作部48と、操作部48からの入力に応じて全体の動作を切り換える制御部49とを備えている。
チューナ44は、アナログ放送及び/又はディジタル放送において、ユーザの操作に応じたチャンネルを選択し、選択されたチャンネルのテレビジョン信号を受信し、これを表示部47に表示する。
ビデオ入力端子45は、通常、テレビジョン受像機41には複数設けられたアナログの入力端子である。ここでは、複数のビデオ入力端子45の中の一がアダプタ31のビデオ出力端子36と接続されている。ビデオ入力端子45は、電源部43に電力を供給するアダプタ31のビデオ入出力端子36とAVケーブル37で接続されたとき、このAVケーブル37の長さを短くすることができる。なお、その他のビデオ入力端子45は、VTR、ゲーム機等の映像再生装置と接続されている。
スイッチ46は、チューナ44と表示部47との間及びビデオ入力端子45と表示部47との間に設けられており、チューナ44とビデオ入力端子45とを選択的に切り換える。
操作部48は、テレビジョン受像機41の筐体の一部や遠隔操作装置で構成されており、電源のオンオフ、チューナ44のチャンネル選択、チューナ44とビデオ入力端子45との切換のための操作を行うものであり、制御部49は、操作部48からの入力に基づいてチューナ44やスイッチ46を切り換える。例えば、ユーザが現在の消費電力量を見るときには、操作部48でアダプタ31と接続されたビデオ入力端子45が選択されることによって、ビデオ入力端子45と表示部47とが接続され、アダプタ31で生成されたビデオデータが表示されるようになる。
すなわち、このテレビジョン受像機41は、VTR、ゲーム機等の映像再生装置が接続されていない空きのビデオ入力端子45にアダプタ31のビデオ出力端子36を接続するようにして、ユーザが現在の消費電力量を見ることができるようにする。
次に、本発明が適用された消費電力量表示システム1の動作について図4を参照して説明する。
先ず、消費電力量データ生成ユニット11では、ステップS1において、分電盤8内に設けられた電力量測定部12で現在の消費電力量を常時測定している。そして、データ生成部13は、所定時間からの電気使用量を示す積算消費電力量データを生成し、生成した積算消費電力量データをメモリ13bに順次格納し又は更新する。ステップS2において、データ生成部13は、タイマ13aで計時することによって、5秒、10秒、1分といった短い単位で所定時間を経過したかどうかを判断し、所定時間を経過したとき、ステップS3に進み、経過していないとき、ステップS2を繰り返す。
所定時間を経過したとき、ステップS3において、データ生成部13は、所定時間経過時点の電力量測定部12が測定した消費電力量データ、メモリ13bに格納された単位時間当たりの積算電力量データ、現在時刻データ、温度検出部16が検出した温度データ等に対して変調処理等の送信処理を行って送信データを生成し、ステップS4において、アダプタ31に短距離無線通信で送信する。すなわち、消費電力量データ生成ユニット11は、所定時間毎に、これらのデータを送信部14よりアダプタ31に送信する。
アダプタ31では、ステップS11において、消費電力量データ生成ユニット11からの送信データを受信部34で受信すると、受信処理を行って、受信処理されたデータをビデオ生成部35に出力する。ステップS12において、ビデオ生成部35では、消費電力量データ生成ユニット11から送信された電力量測定部12が測定した消費電力量データ、メモリ13bに格納された単位時間当たりの積算電力量データ、現在時刻データ、温度検出部16が検出した温度データ等を文字等で表示するためのビデオデータを生成する。
テレビジョン受像機41において、操作部48を操作することによって、アダプタ31と接続されたビデオ入力端子45が選択されているとき、表示部47には、図5に示すように、消費電力量データ生成ユニット11から送信された電力量測定部12が測定した消費電力量データ(図5中「5121W」)、メモリ13bに格納された積算電力量データ(図5中「596kW」)、現在時刻データ(図5中「DATE:06/11/16 TIME: 13:03:55)、温度検出部16が検出した温度データ(図5中「20℃」)等を文字が表示されることになる。かくして、ユーザは、現在の電力使用量を確認できる。
以上のような消費電力量表示システム1では、住宅2の電力量計7又は分電盤8に消費電力量データ生成ユニット11を取り付けることによって、住宅2の全体の消費電力量を測定することができ、また、IEEE802.15.4規格に準拠したZigBee(登録商標)を用いることによって取付工事を容易に行うことができる。また、アダプタ31は、単に、コンセント21に接続するものであるから、取付が極めて容易である。更に、アダプタ31は、テレビジョン受像機41の空きのビデオ入力端子45にアダプタ31のビデオ出力端子36を接続すれば良いことから、既にテレビジョン受像機41のビデオ入力端子45に接続されている映像再生装置を取り外すことなく、テレビジョン受像機41のビデオ入力端子45に接続することができ、アダプタ31と接続されたビデオ入力端子45を選択するだけで、表示部47で現在の電力使用量を確認できる。
以上のように、消費電力量表示システム1は、簡単に、既存の住宅設備に付加することができ、そして、現在の消費電力量をテレビジョン受像機41に表示するようにして、ユーザの省エネルギーの意識の向上を図ることができる。
なお、以上の例では、アダプタ31をテレビジョン受像機41が接続されるコンセント21aに接続する場合を説明したが、この他に、テレビジョン受像機41のプラグ42をコンセント21aに直接接続し、コンセント21b〜21dの何れかにアダプタ31を接続し、アダプタ31のビデオ出力端子36とテレビジョン受像機41のビデオ入力端子45とを有線又は無線で接続するようにしても良い。また、アダプタ31は、コンセント21に対して外付けではなく、壁付きのコンセント21に内蔵されるものであっても良い。更に、アダプタ31は、コンセント21aに直接的にプラグ32を接続する他に、電源コードによってコンセント21aと接続するようにし、例えば、コンセント21aと離れた
位置で、例えばテレビジョン受像機41のより近くに配置できるようにしても良い。
また、以上の例では、消費電力量データ生成ユニット11で生成された消費電力量データ、単位時間当たりの積算電力量データ、現在時刻データ、温度データを消費電力量データ生成ユニット11からアダプタ31に送信する場合を説明したが、アダプタ31に送信するデータは、消費電力量データの他は特に限定されるものではない。例えば、地震検知センサ、煙・火災センサ、ドア・窓開閉センサ、漏水センサ、漏電センサ、ガス漏れセンサ等の防災防犯用センサでの検出信号を各検出器からアダプタ31に送信し、これをテレビジョン受像機41の表示部47に消費電力量と共に表示するようにしても良い。この場合、各種センサは、上述のようにZigBee(登録商標)等の短距離無線通信で消費電力量データ生成ユニット11やアダプタ31と通信し、消費電力量データ生成ユニット11、アダプタ31の内で通信状態の良い、すなわち電界強度が高い方と通信を行う。したがって、各種センサが消費電力量データ生成ユニット11と通信を行うとき、各種センサで生成された検出データは、消費電力量データ生成ユニット11を経由してアダプタ31に送信されることになる。消費電力量を含むこのようなデータは、比較的単純な情報であることから、高価な専用の表示装置を用いるまでもなく、住宅2内に既にあるテレビジョン受像機41を用いて表示することができ、このように種々のデータをテレビジョン受像機41に表示するようにしたことで、居住者(需要者)になじみやすくより一層普及させることができる。
更に、以上の例では、表示装置となるテレビジョン受像機41のビデオ入力端子45に入力された消費電力量データ等を、チューナで選択されているチャンネルの番組データ上に重畳して、これを表示部47に表示するようにしても良い。これにより、ユーザは、ビデオ入力に切り換えることなく、現在見ている番組を見ながら現在の消費電力量を確認することができる。更に、表示装置は、テレビジョン受像機41に代わって、チューナを内蔵しない例えばパーソナルコンピュータの表示装置等を用いても良い。
更に、以上の例では、住宅2の全体の消費電力量を分電盤8内で測定する場合を説明したが、これを、住宅2の1階部分と2階部分と言ったようにフロア毎に、又は部屋毎に消費電力量を測定し、住宅2内のテレビジョン受像機41、例えば消費電力量を測定している1階や2階にあるテレビジョン受像機41、消費電力量を測定している部屋にあるテレビジョン受像機41等に表示するようにしても良い。この場合、例えば、アダプタ31は、テレビジョン受像機41の近くのコンセント21に接続されることになる。そして、分電盤8内の測定するフロアや部屋に対応する配電用遮断器の部分の電流を測定することによって、電力量測定部12で、測定するフロアや部屋の消費電力量を測定することができる。
次に、本発明の変形例を図1を参照して説明する。ここで説明する変形例において、アダプタ31は、電源コードによってコンセント21aと接続され、例えばテレビジョン受像機41の近くに配置される。また、テレビジョン受像機41もアダプタ31の電源コードとは別のコンセント21に接続される。そして、アダプタ31とテレビジョン受像機41とは、AVケーブル37で接続される。
また、ここで説明する変形例では、消費電力量データ生成ユニット11が図2で示した消費電力量データ生成ユニット11と異なり、メモリ13bを備えておらず、積算消費電力量データを保存しない。この代わりに、この変形例では、アダプタ31で積算消費電力量データを生成し、メモリに保存するようにしている。
ここで、ここでの変形例で用いられる消費電力量データ生成ユニット11を図6を参照して説明すると、この消費電力量データ生成ユニット11は、分電盤8に入力される電力を測定する電力量測定部12と、この電力量測定部12で測定された消費電力量に基づいた消費電力量データを生成するデータ生成部13と、データ生成部13で生成された消費電力量データを送信する送信部14とを備える。そして、電力量測定部12は、漏電遮断器の前又は後の電流をCT等の電流センサで測定すると共に、分電盤8内の電圧線と中性線又は電圧線間の電圧を電圧測定器で測定して、これらを乗算することによって住宅2の全体の消費電力を測定する。
データ生成部13は、電力量測定部12で測定された消費電力量に基づいて送信部14よりアダプタ31に送信するための消費電力量データを生成する。また、データ生成部13は、電力量測定部12の電流センサが検出した電流量に基づいて電流値データを生成する。
この変形例における消費電力量データ生成ユニット11は、タイマ13aで計時しており、送信部14は、例えば1分間隔で、データ生成部13が生成した消費電力量データと電流値データをアダプタ31に送信する。この際、送信部14は、消費電力量データの計測時の時刻データも消費電力量データ及び電流値データと合わせて送信し、アダプタ31で消費電力量データ及び電流値データを時刻データと関連付けて保存できるようにする。すなわち、消費電力量データ及び電流値データが何時の時点の値であるかを管理できるようにする。
送信部14は、以上のような1分間隔の送信処理に加えて、データ生成部13より入力される電流値データを監視し、電流値データが所定幅(例えば±1A)以上変動したとき、消費電力量データ及び電流値データをその時の時刻データと合わせてアダプタ31に送信する。
なお、この消費電力量データ生成ユニット11の電源は、分電盤8の配線より供給されるようにしても良く、また、電池によって供給されるようにしても良い。
また、この変形例におけるアダプタ31は、図7に示すように、消費電力量の目標値や電流の使用量に合わせて警告するためのピーク電流設定値を格納する設定メモリ51と、過去の消費電力量データと電流値データとを時刻データに関連付けて保存する履歴メモリ52と、電気料金体系データを格納する料金体系メモリ53と、アダプタ31が置かれた場所の温度を測定する温度検出部54と、設定値等を入力するための操作部55と、警告等を可聴音で放音するスピーカ56と、一又は複数のLED(Light Emitting Diode)等で構成され電流使用量に応じて複数の色に点灯する点灯部57と、全体の動作を制御する制御部58とを備えている。なお、操作部55は、例えば押しボタンで構成された十字の方向キーと決定キーとで構成され、押されたボタンに応じた操作信号を制御部58に入力する。
また、アダプタ31は、消費電力量データ生成ユニット11から送信された消費電力量データ、電流値データ、時刻データ等を受信する受信部34と、テレビジョン受像機41に消費電力量データ等を表示するためのビデオデータを生成するためのビデオ生成部35と、このビデオ生成部35に接続されるビデオ出力端子36とを備えている。
設定メモリ51は、消費電力量の目標値を格納する。具体的に、月毎の消費電力量の目標値を格納する。この消費電力目標値は、ユーザが操作部55を操作することによって入力されるデータであり、テレビジョン受像機41の表示部47に表示される。
また、設定メモリ51は、ピーク電流設定値が格納される。このピーク電流設定値は、ユーザが操作部55を操作することによって入力されるデータである。このピーク電流設定値は、電流の使用量に合わせて警告する際に用いられるデータである。制御部58は、受信部34から入力される電流値データを監視し受信部34から入力される電流値データのピーク電流設定値に対する割合に応じて点灯部57を点灯する。制御部58は、例えば、電流値データのピーク電流設定値に対する割合20%以下のとき青色で点灯部57を点灯し、40%以下のとき、緑色で点灯部57を点灯し、80%以下のとき黄色で点灯部57を点灯し、100%以下のとき橙色で点灯部57を点灯し、100%を超えるとき赤色で点灯部57を点灯する。また、制御部58は、100%を超えたとき、スピーカ56より「電気の使いすぎです」といった警告メッセージを放音する。なお、警告としては、ビープ音等であってもよい。また、この警告は、テレビジョン受像機41の表示部47に行うようにし、また、テレビジョン受像機41のスピーカから警告音を放音するようにしても良い。
履歴メモリ52は、消費電力量データ生成ユニット11から送信され受信部34で受信した消費電力量データと電流値データとを時刻データに関連付けて保存する。制御部58は、履歴データとなる履歴メモリ52より過去の時刻データに関連付けられた消費電力量データを読み出すことによって、例えば今月の積算消費電力量データを生成し、また、前年同月の積算消費電力量データを生成する。そして、制御部58は、例えば今月の積算消費電力量データと前年同月や指定した月の積算消費電力量データとを折れ線グラフ等で示す比較データを生成し、ビデオ生成部35で比較データに基づいたビデオデータを生成し、テレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにする。また、制御部58は、今年の積算消費電力量データと前年の積算消費電力量データとを折れ線グラフ等で示す比較データを生成し、テレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにする。また、制御部58は、今日とユーザが指定した日の消費電力量データの差を算出し、テレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにする。
また、制御部58は、今月の積算消費電力量データを生成し、二酸化炭素排出量を算出する際に用いられる係数を乗じることによって二酸化炭素排出量データを生成し、ビデオ生成部35で二酸化炭素排出量データに基づいたビデオデータを生成し、テレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにする。また、制御部58は、設定メモリ51に設定されている今月の消費電力目標値と今月の積算消費電力量データとに基づいて省エネルギの程度を示す省エネ度を算出する。この省エネ度は、例えば次の算出式によって算出される。
省エネ度=(今月の消費電力目標値÷今月の積算消費電力量)×100
料金体系メモリ53は、電気料金体系に関するデータを格納している。制御部58は、例えば今月の電気代データを、例えば1か月分の積算消費電力量データを用いて算出し、ビデオ生成部35で電気代データに基づいたビデオデータを生成し、テレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにする。
温度検出部54は、熱電対等で形成されており、アダプタ31の周辺の温度を測定する。温度検出部54で生成された温度データは、ビデオ生成部35を介してテレビジョン受像機41の表示部47に表示される。
なお、制御部58は、タイマ58aを有しており、現在時刻をテレビジョン受像機41の表示部47に表示できるようにもしている。
以上のように構成されたアダプタ31は、例えば図8のような形状をしている。すなわち、アダプタ31は、例えばモールド成型された筐体を有し、この筐体に操作部55やスピーカ56を設けるようにしている。また、筐体は、光透過性を有し、上面の点灯部57がLEDの発光色に応じて光るようになっている。また、アダプタ31には、電源コード59が設けられており、コンセント21と接続されるようになっている。
以上のように変形例として説明した消費電力量表示システムでは、消費電力量データ生成ユニット11において、電力量測定部12で測定された消費電力量データを送信部14より所定間隔毎(1分毎)に、消費電力計測時の時刻データに関連付けて消費電力量データ及び電流値データをアダプタ31に送信する。また、消費電力量データ生成ユニット11は、電流値データが所定幅(例えば±1A)以上変動したとき、そのときの時刻データに関連付けて消費電力量データ及び電流値データをアダプタ31に送信する。
アダプタ31において、制御部58は、受信部34で時刻データに関連づいた消費電力量データ及び電流値データを受信すると、受信したデータを履歴メモリ52に保存する。
また、アダプタ31では、受信部34が受信した消費電力量データ等の各種データを略実時間で表示できるように、受信した各種データに基づいてビデオ生成部35でビデオデータを生成し、アダプタ31がビデオ入力端子45に接続されたテレビジョン受像機41に表示されるようにする。ここで、図9は、テレビジョン受像機41がビデオ入力端子45が選択された状態において、表示部47に表示される表示画面を示す図である。図9では、現在の電気使用量を示している。画面上段部には、タイマ58aが計時した、現在の日時、時刻、更に、温度検出部54が測定した現在の温度が表示される。また、画面上段部には、現在の消費電力が瞬時値で表示され、また、制御部58が算出した省エネ度が表示される。
画面中段部には、制御部58で生成した積算した電力量、二酸化炭素排出量、電気料金のそれぞれについて、制御部58で演算して生成した本日の積算した消費電力量と今月の積算した消費電力量と今月の目標値が表示される。なお、目標値における二酸化炭素排出量と電気料金は、設定メモリ51に設定された消費電力量の目標値に基づいて制御部58で算出さる。
更に、画面下段部には、制御部58が履歴メモリ52にアクセスして生成したで比較データを表示する。ここでは、具体的に、今月と前年同月との比較グラフを表示している。
なお、表示する情報としては、これに限定されるものではなく、この他に、制御部58が履歴メモリ52にアクセスして生成した今日とユーザが指定した日の消費電力量データの差を表示するようにしても良い。また、表示する画面は、今月と前年同月との積算の消費電力や二酸化炭素排出量や電気代を比較して表示するようにしても良い。また、図1に示した電力量計7の値を、アダプタ31の操作部55で入力して、画面に表示するようにしても良い。
以上、本発明の変形例として説明した消費電力量表示システム1では、先に説明した例よりも、消費電力量データ生成ユニット11では、電圧と電流の計測と消費電力の演算を行うのみであるから、構成の簡素化を図ることができる。また、この消費電力量表示システム1では、使用電力量の削減に当たって参考となる情報(電気代、二酸化炭素排出量等)をより多くテレビジョン受像機41に表示することができる。また、アダプタ31では、使用電流について、消費電力量データ生成ユニット11から所定間隔毎についてアダプタ31に送信されるほか、所定幅以上変動があったときにもアダプタ31に送信され、この送信された電流値データに基づいて、ピーク電流設定値に対する割合に応じて点灯部57を点灯してユーザに対して警告を行うようにしたので、一層省エネルギーに対する意識を高めることができる。
本発明が適用された消費電力量表示システムが用いられる住宅の配線を示す図である。 上記消費電力量表示システムに用いられる消費電力量データ生成ユニットのブロック図である。 上記消費電力量表示システムに用いられるアダプタ及びテレビジョン受像機のブロック図である。 本発明が適用された消費電力量表示システムの動作を示すフローチャートである。 テレビジョン受像機での表示例を示す図である。 消費電力量データ生成ユニットの変形例を示すブロック図である。 アダプタの変形例を示すブロック図である。 アダプタの外観を示す斜視図である。 アダプタで生成されたビデオデータの表示画面を示す図である。
符号の説明
1 消費電力量表示システム、2 住宅、3 電柱、4 引込線、5 引込線取付点、6 引込口配線、7 電力量計、8 分電盤、9 屋内配線、11 消費電力量データ生成ユニット、12 電力量測定部、13 データ生成部、13a タイマ、13b メモリ、14 送信部、15 操作部、16 温度検出部、21(21a〜21d) コンセント、22 負荷、23 挿入孔、31 アダプタ、32 プラグ、33 挿入孔、34 受信部、35 ビデオ生成部、36 ビデオ出力端子、37 AVケーブル、41 テレビジョン受像機、42 プラグ、43 電源部、44 チューナ、45 ビデオ入力端子、46 スイッチ、47 表示部、48 操作部、49 制御部、51 設定メモリ、52 履歴メモリ、53 料金体系メモリ、54 温度検出部、55 操作部、56 スピーカ、57 点灯部、58 制御部、58a タイマ、59 電源コード

Claims (12)

  1. 電力供給部に接続され、現在の消費電力量を示す消費電力量データをデータ生成部で生成し、生成した消費電力量データを送信部より送信する消費電力量データ生成ユニットと、
    上記電力供給部と屋内配線を介して接続されたコンセントに接続され、上記消費電力量データ生成ユニットから送信された消費電力量データを受信するアダプタとを備え、
    上記アダプタは、上記消費電力量データ生成ユニットから送信された消費電力量データを受信する受信部と、この受信部で受信した消費電力量データに基づいてビデオデータを生成するビデオ生成部と、このビデオ生成部で生成されたビデオデータを表示装置のビデオ入力部に出力するビデオ出力部とを有し、上記表示装置に、消費電力量を表示できるようにし、
    上記消費電力量データ生成ユニットは、上記電力供給部となる各住宅への引込口配線に接続された電力量計又は住宅の分電盤に設けられ、
    上記アダプタは、上記コンセントに着脱可能であり、上記コンセントの挿入孔に差し込まれるプラグと、このプラグと接続され上記表示装置のプラグが差し込まれる挿入孔とを有し、この挿入孔に接続された表示装置に電力を供給できるようにしたことを特徴とする消費電力表示システム。
  2. 上記消費電力量データ生成ユニットは、更に、上記消費電力量データを積算して、積算消費電力量データを、上記送信部より上記アダプタに送信し、
    上記アダプタは、上記ビデオ生成部で、上記積算消費電力量データに基づいてビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置で表示されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の消費電力表示システム。
  3. 上記消費電力量データ生成ユニットは、更に、温度検出部を有し、この温度検出部で検出された温度データを、上記送信部より上記アダプタに送信し、
    上記アダプタでは、上記ビデオ生成部で、上記温度データに基づいてビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の消費電力表示システム。
  4. 上記ビデオ生成部は、アナログのビデオデータを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
  5. 上記消費電力量データ生成ユニットと上記アダプタとの間のデータ通信は、省電力の短距離無線通信で行われることを特徴とする請求項1乃至請求項の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
  6. 上記消費電力量データ生成ユニットは、上記送信部より上記消費電力量データに加え、電流値データを上記アダプタ装置に送信することを特徴とする請求項1記載の消費電力表示システム。
  7. 上記アダプタは、更に、設定された消費電力量の消費電力目標値を格納する設定メモリを有し、
    上記ビデオ生成部で、この消費電力目標値に基づいたビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項記載の消費電力表示システム。
  8. 上記設定メモリには、更に、ピーク電流設定値が格納され、
    上記アダプタは、更に、上記消費電力量データ生成ユニットから送信された電流値データの上記ピーク電流設定値に対する割合に応じて警告を行う警告部を有することを特徴とする請求項の消費電力表示システム。
  9. 上記アダプタは、更に、過去の電流値データと消費電力量データとを時刻データに関連付けて格納する履歴メモリと、
    消費電力量データを過去の消費電力量データと比較する比較データを生成する比較部とを有し、
    上記ビデオ生成部で、この比較データに基づいたビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項乃至請求項の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
  10. 上記アダプタは、電気料金体系データを格納する料金体系メモリと、
    上記料金体系メモリの電気料金体系データと消費電力量データに従って電気料金データを算出する料金算出手段とを有し、
    上記ビデオ生成部で、この電気料金データに基づいたビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項乃至請求項の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
  11. 上記アダプタは、更に、温度検出部を有し、
    上記ビデオ生成部で、この温度検出部で検出された温度データに基づいてビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項1,請求項乃至請求項10の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
  12. 上記アダプタは、更に、消費電力量データに基づく二酸化炭素の排出量データを算出する算出部を有し、
    上記ビデオ生成部で、この算出部で算出された二酸化炭素の排出量データに基づいてビデオデータを生成し、上記消費電力量データと共に上記表示装置に表示されるようにしたことを特徴とする請求項1,請求項乃至請求項11の内何れか1項記載の消費電力表示システム。
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