JP5244625B2 - 画像圧縮伸張装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像圧縮伸張装置に係り、特に、イントラ予測部と、動き補償予測部とを適応的に切替えて参照予測画像を生成する画像圧縮伸張装置に関する。
映像監視分野では、昼間、夜間を問わず監視映像を24時間、遠隔モニタするようなシステムが普及している。
例えば、交通状況を監視する交差点や夜間人通りのまばらな場所に設置された監視カメラから、モニタリングを行うセンタに監視映像を送信する場合、監視映像はFPU(Field Pickup Unit)等の中継伝送装置、あるいはネットワーク等の伝送路を使ってセンタに送信される。
このような中継伝送装置、あるいはネットワーク等の伝送路は、送信されるチャンネルで使用可能な伝送路の帯域幅が制限されているため、監視カメラ側で撮影した映像を中継伝送装置、あるいは伝送路が許容する伝送ビットレートまで圧縮して送っているのが一般的である。
これら監視映像の圧縮にはMPEG−2やH.264符号化方式が採用されている。
MPEG−2やH.264符号化方式は符号化の際、イントラ予測部と、動き補償予測部とを使って参照予測画像を生成する。イントラ予測とは、フレーム間予測を用いないマクロブロックに対して、上側や左側に隣接する隣接画素をもとに予測画像信号を生成し、その予測画像信号との差分を符号化する予測方法である。
また、動き補償予測とは、時間軸方向に前後するフレームを探索して必要な予測画像信号を生成し、入力画像とその予測画像信号との差分を符号化する方法である。
イントラ予測による符号化ピクチャをIピクチャ、また、動き補償予測を使って符号化したピクチャをPピクチャ、Bピクチャ(時間軸方向に前後の参照予測画像をもとに符号化したピクチャをBピクチャ、それ以外をPピクチャ)と呼び、IPBと呼ばれる符号化ピクチャ構造を持つ上記符号化方式は、動画に適した符号化方式とされている。
符号化ピクチャ構造を決定するイントラ予測部と、動き補償予測部との切替え制御は、設定ビットレートをもとに、一定の周期でイントラピクチャが挿入されるようにイントラ予測部を周期的に選択したり、あるいは入力画像をもとに動きベクトルを算出し、動きが少ないシーンでは優先的に前後のフレームを使った長い予測間隔(動き補償予測部)を、一方、動きが激しいシーンでは、フレーム内の短い予測間隔(イントラ予測部)を優先的に選択し、入力画像のシーンに合わせて効率的に符号化ピクチャ構造を変更する方法がとられている。
また、受信側の復号化においては、参照予測画像の生成の際に、選択される予測部が送信側と一致するように受信した符号化ストリームのヘッダ解析を行い、イントラ予測部と動き補償予測部とを適応的に切替えている。
このように、MPEG−2やH.264符号化方式を使った遠隔監視システムでは、監視時の画像変化を検知するために、一度、受信側で復号処理を行っており、監視映像の保存を行う場合には、目視確認後に、データ量の削減のため再び圧縮した符号化ストリームに圧縮処理を行い、データーサーバーに保存している。
特開2002−26273号公報
例えば、このような監視カメラシステムの例として、特許文献1には、ディジタルデータ圧縮を使用したディジタル監視システムにおいて、映像信号をデータ圧縮するデータ圧縮部に、侵入者または進入物を検知する検出手段と、映像信号のデータ圧縮時のフレームレートおよびピクチャ構成を変更できる可変データ圧縮手段と、前記検出手段の信号に応じて前記可変データ圧縮手段のエンコード形式を変更する制御手段と、を設け、前記検出手段により侵入者又は侵入物が検出されない場合に、前記可変データ圧縮手段のデータ圧縮のフレームレートを下げ、このフレームレートに最適なピクチャ構成によりデータ圧縮を行うように制御し、前記可変データ圧縮手段により出力されるデータ圧縮後の映像データを記録手段に供給して、記録するように構成したディジタル監視システムが、特許文献1に提案されている。
前述した従来例の構成では、何らかのイベントが発生し、監視映像に変化があったとしても、受信側でそれを検知するには、圧縮された符号化ストリームを復号化してからでないと確認することが難しいという問題があった。また、特許文献1においても、圧縮後のデータを記録した記録手段からの映像を再生する際には、復号化してからでないと確認することが難しく、直ぐには受信側で確認することができない。
そこで、本発明の目的は、イントラ予測部と、動き補償予測部を適応的に切替えて参照予測画像を生成する符号化方式を用い監視映像を遠隔監視するシステムにおいて、受信した符号化ストリームを復号処理することなく、監視画像の時間軸方向の変化(動き)の有無を検出し、変化が認められた場合には、以降受信する符号化ストリームをアラーム画像として記録可能な画像圧縮伸張装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像圧縮伸張装置は、イントラ予測部と、動き補償予測部とを適応的に切替えて参照予測画像を生成する画像圧縮伸張装置において、所定単位時間内に生成される前記参照予測画像が上記どちらの予測部を用いて生成されたものかを示す識別フラグを累積し、その増減を予測選択情報として符号化ストリームのヘッダに付加して送信することを特徴とするものであり、次のような構成を有している。
本発明に係る画像圧縮伸張装置では、送信側における符号化部は、映像データをマクロブロックに分割するマクロブロック分割部と、上記マクロブロックに分割された映像データと予測画像信号との差分画像を直交変換する直交変換部と、上記直交変換された差分画像を符号化する符号化部と、上記直交変換された差分画像を逆直交変換する逆直交変換部と、上記逆直交変換部の出力と上記予測画像信号とを加算し復号画像を生成する加算部と、上記加算部の出力から上記予測画像信号を生成するイントラ予測部とを有し、上記イントラ予測部は、上記復号画像データから複数の予測画像信号を生成し、上記マクロブロックに分割された映像データに基づいて所定の予測画像信号を選択する予測モード選択部および、上記復号画像データを上記複数の画素ブロック分割部のいずれの画素ブロック分割部に供給するかを制御する切替え部を有するように構成されている。
また、図1に示すように符号化部100は、動き補償予測部13および動き検出部16を有し、上記動き検出部16は、図5に示すように、上記マクロブロックに分割された映像データを複数の画素ブロックに分割する複数の画素ブロック分割部131〜137と、上記複数の画素ブロックに分割された画素ブロックと上記復号画像データとを比較し、所定の予測画像信号を探索する動きベクトル探索部138および、上記動きベクトル探索部の出力を選択する動き最適予測画像信号選択部139を有し、上記動き補償予測部13は、上記予測画像信号選択部の出力に基づいて上記復号画像データから上記所定の予測画像信号を出力するように、構成される。
さらに、符号化部100は、所定単位時間内に予測モード選択部106から出力される参照予測画像が、上記どちらの予測部を使って生成されたものかを示す識別フラグを累積し、その増減を予測選択情報として出力する予測モード累積部104を有し、上記予測選択情報を圧縮符号化ストリームのヘッダに付加して送信する機能を有する可変長符号化部7に出力するように構成される。
一方、本発明に係る画像圧縮伸張装置の受信側における復号化部は、図2に示すように入力端子120で受信した圧縮符号化ストリームをバッファリングする受信バッファ20と、受信バッファでバッファリングされた圧縮符号化ストリームからストリームヘッダを抽出し解析を行うヘッダ抽出解析部105と、上記ヘッダを取り除いた符号化ストリームに対し復号処理を行う可変長復号化部22と、上記可変長復号化処理された予測差分画像信号PΔV1を逆量子化する逆量子化部8と、その結果を逆直交変換する逆直交変換部9と、上記逆直交変換部9の出力と後述する予測モード選択部から出力される予測画像信号を加算し復号画像信号を生成する加算部10と、上記加算部の出力から上記予測画像信号を生成するイントラ予測部14と、デブロッキングフィルタ部でフィルタリングしたマクロブロック単位の上記復号画像信号を、記憶部の参照ピクチャバッファにてバッファリングし、規格で定められた所定のブロックサイズごとに、動きベクトルの探索を行い予測画像の生成を行う動き補償予測部を有する。これら、イントラ予測部14と動き補償予測部13の切替えは、上記ヘッダ抽出解析部105から出力される予測モードに従って行われる。
さらに、上記構成に加え、所定単位時間内に予測モード選択部15を切替えて生成される参照予測画像のうちイントラ予測部を使って生成される参照予測画像と動き補償とを使って生成される参照予測画像の生成割合比を算出する予測モード情報蓄積部106を有し、例えば、上記イントラ予測部14による生成参照予測画像の割合比が急激に増加し、予め設定しておいた割合比を超えた場合には、上記予測モード情報蓄積部からアラーム検知部に対し、アラーム信号を発し、アラーム信号を受けたアラーム検知部は、それ以降に受信する符号化ストリームをアラーム画像として、アラーム画像記録部25に記録を開始させる構成とする。
本発明によれば、圧縮符号化ストリームのままの状態で、入力側の監視画像の変化を受信側で直ぐに検知可能となる。
本発明におけるH。264符号化部の実施例のブロック図。 本発明の圧縮伸張装置におけるH.264復号化部を説明する為のブロック図。 従来のH.264符号化部を説明する為のブロック図。 従来のH.264符号化部を説明するためのブロック図。 H.264の復号化方式の動き検出部のブロック図。
本発明を説明する前に、H.264符号化方式の従来例について図3、図4を用いて説明する。図3、図4は、H.264符号化部を説明するためのブロック図である。
はじめに、H.264符号化部について説明する。図3において、102は符号化部であり、1は入力端子である。この入力端子には、カメラ等で撮像された監視映像が入力され、輝度信号成分Yと2種類の色差信号成分CbとCrの映像データが、分離され入力される。これら入力された輝度信号成分Yと2種類の色差信号成分CbとCrの映像データはMB分割部3でMB(マクロブロック)16×16画素ブロックの輝度信号Yと8×8画素ブロックの色差信号CbとCrをそれぞれ、マクロブロック単位の符号化対象信号MBSに変換する。輝度信号成分Yと2種類の色差信号成分CbとCrの映像データは、MB分割部3でMB16×16画素ブロックの輝度信号Yとマクロブロック単位の符号化対象信号MBSに変換する。これらマクロブロック単位の符号化対象信号MBSは、減算部4で後述する予測画像信号PVと減算され、予測差分画像信号PΔV1が直交変換部5に供給される。
なお、入力映像データは16×16画素ブロックの輝度信号Yと8×8画素ブロックの色差信号CbとCrそれぞれのマクロブロック単位のMBSは、説明を簡単にするために以下の説明では16×16画素ブロックの輝度信号Yのみを符号化対象として説明する。
直交変換部5では水平、垂直方向の画像輝度データを水平方向、垂直方向の周波数スペクトルに変換するものであり、空間周波数スペクトルに変換された映像データを量子化部6で量子化する。量子化部6では、人の視覚特性が高周波成分に鈍感である特性を利用し、高周波成分側と低周波成分側とで量子化の荒さを変え、データ量の削減を行っている。量子化部6で量子化された映像データは、可変長符号化部7に供給される。
可変長符号化部7では、量子化部6で量子化されたデータを符号化し、マクロブロック単位の符号化対象信号MBSは、符号量を減少させることができ、画像データの圧縮が行われ、出力端子2から次段の信号処理装置へと伝達される。
一方、量子化部6からの空間周波数スペクトルに変換された映像データは、逆量子化部8で輝度信号Yと色差信号CbとCrの変換係数に対し逆量子化処理を行い、さらに後段の逆直交変換部9で再生予測差分信号PΔV2を復元し、加算部10に出力される。加算部10では、この再生予測信号PΔV2と後述する予測画像信号PVを加算部10で加算することにより、復号画像信号RVを再生し、デブロッキングフィルタ部11を介して記憶部12に供給される。復号画像信号RVはイントラ予測部14、予測モード選択部15を介して減算部4に供給され、減算部4では、前述した予測差分画像信号PΔV1が出力される。
次に、動き補償予測部13と動き検出部16について説明する。加算部10からの復号画像信号RVは、動き補償を行うためにブロックひずみを除去するデブロッキングフィルタ部11で、ブロックひずみを除去された復号信号が記憶部12に記憶される。この記憶部12に記憶された復号画像信号RVは、参照画像として動き補償予測部13および動き検出部16に供給される。
動き検出部16では、符号化対象信号MBSを動き検索の対象とする16×16、16×8、8×16、8×8、8×4、4×8、4×4画素ブロックに分割し、各々のブロックに対し探索を行う。図5は、動き検出部16の構成例を示すブロック図である。130は入力端子、140は出力端子、131は16×16ブロック分割部、132は16×8ブロック分割部、133は8×16ブロック分割部、134は8×8ブロック分割部、135は8×4ブロック分割部、136は4×8ブロック分割部、137は4×4ロック分割部、138は動きベクトル探索部である。例えば、16×16の符号化対象信号MBSは8×8画素ブロック部134では、4個のブロックに分割され、その4個のブロックについて参照画像と比較され一致するブロックあるいは類似するブロックを探索する。例えば、16×16の符号化対象信号MBSを中心として、縦横16画素±16画素の範囲を探索範囲とした場合には、分割した8×8画素のブロック探索範囲の中を順次画素単位に移動して一致するブロックあるいは最も類似するブロックを探索する。つまり、分割した8×8画素ブロックの各画素の輝度値と探索範囲の中の8×8画素ブロック中の各画素の輝度値との差分値を演算し、8×8のブロックの各画素の差分値が最小のものを選択する。このようにして、4個のブロックの全てについて探索を行う。上記のような方法で、動きベクトル探索部138では、それぞれの画素ブロック分割部131〜137での各画素ブロックごとに、最小の輝度の差分値が算出されるので、その出力が動き最適画像選択部139に供給される。つまり、動きベクトル探索部138で、それぞれ探索された7個のブロックが、動き最適画像選択部139に供給され、動き最適画像選択部139では、これら7個のブロックから最も差分値の小さい分割ブロックを最適予測画像信号として選択する。
動き最適画像選択部139の出力は、動き補償予測部13および予測モード選択部15に供給される。動き補償予測部13では、動き最適画像選択部139の検出結果に基づいて最適予測画像信号が選択され、予測モード選択部15を介して減算部4及び加算部10に供給される。
予測モード選択部15では、先に説明したように動き検出部16の動きベクトル探索部138での差分値が前もって実験的に設定していた閾値よりも大きければ、探索範囲内に対象とする符号化対象信号MBSと一致するブロックあるいは、類似するブロックはないと判断し、この場合は、動き検出部16から出力信号は出ないこととなる。つまり、不審物侵入などによりフレーム間に相関のない画像が監視映像として入力された時に、イントラ予測部14が選択されやすい傾向にあり、この場合は先に説明したイントラ予測部14の出力が予測モード選択部15で選択され、減算部4および加算部10に供給される。
また、不審物侵入がなく、背景を含め動きがほとんどない、或いは、あったとしても部分的な画像が監視映像として入力された時には、動き補償部15が選択されやすい傾向にある。この場合は、動き検出部16の動きベクトル探索部138で最も小さい差分値の小さい分割ブロックが選択され、予測モード選択部15は動き補償予測部13の出力を選択し、減算部4および加算部10に供給する。なお、上記説明は、輝度信号Yについてのみ説明したが、色差信号については、4×4の固定画素に分割する場合を除き、輝度信号と同様の処理を行っているので、詳細な説明は省略する。
次に、本発明に係る画像圧縮伸張装置における符号化部の一実施例について説明する。
図1は、本発明におけるH.264符号化部の実施例のブロック図である。図1において、参照符号100は、符号化部を示し、106は予測モード選択部であり、104は予測モード累積部である。図3と共通のブロックには、同じ参照符号を付してある。
ここで、図1に示す本発明の基本的な原理について説明する。H.264符号化方式における予測モード選択部15の動作については、上記図3で説明した通りであり、予測モード選択部15の出力は、入力画像によって適応的に切換わり、例えば、動き検出部16の動きベクトル探索部138での差分値が前もって実験的に設定して閾値よりも大きい場合には、探索範囲内に対象とする符号化対象信号MBSと一致するあるいは、類似するブロックはないと判断し、イントラ予測部14の出力が選択され、減算部4及び加算部10に供給する。また逆に、動き検出部16の動きベクトル探索部138で最も小さい差分値の小さい分割ブロックが選択された場合には、動き補償予測部13の出力を選択し、減算部4及び加算部10に供給する。
但し、映像遮断などの伝送トラブルによりエラーが発生した場合でも、エラー伝播を食い止め復帰できるように、周期的にイントラ予測部の出力を選択しなければならないことが規格上決まっており、この周期的な動作をリフレッシュと呼ぶ。
そこで、本発明では、例えば、監視被写体が通常は人や生物の出入りが禁じられた立ち入り禁止区域である場合、侵入物体がなく、前後のフレームで大きな画像変化がないと、符号化装置における予測モード選択部15は、動き検出部16の動きベクトル探索部138での差分値が前もって実験的に設定していた閾値以内に収まるため、探索範囲内に対象とする符号化対象信号MBSと一致するブロック或いは類似するブロックがあると判断し、動き検出部16から出力信号を出し、動き補償予測部13の出力が選択され、一方、立ち入り禁止区域にも関わらず、何らかの侵入物体があった場合には、符号化装置における予測モード選択部15は、動き検出部16の動きベクトル探索部138での差分値が前もって実験的に設定していた閾値を超え、探索範囲内に対象とする符号化対象信号MBSと一致するブロック、或いは類似するブロックがないと判断し、動き検出部16から出力信号を止め、イントラ予測部14の出力が選択される傾向のある予測モード選択部15の動作に着目して、本発明の画像圧縮伸張装置では上記リフレッシュレートを所定単位時間とし、この間に予測モード選択部15が選択するイントラ予測部と動き補償予測部を使って生成される予測参照画像の占める生成割合比率を上記予測モード累積部104で算出し、イントラ予測部を使った生成参照画像の占める割合比が急激に増減し、予め設定しておいた割合比を超えた場合には、監視被写体に何らかの変化があったものと判断し、予測選択情報を可変長符号化部7へ送り、ユーザーが使用可能な符号化ストリームヘッダのユーザー領域に付加して、受信側の複号化部へ送るようにする。
次に、図4を用いてH.264の復号化部103(従来例)について説明した後に、本発明における受信側復号化部の一実施例を、図2を用いて説明する。
120は、受信側における圧縮符号化ストリームを受信する入力端子である。受信した圧縮符号化ストリームをバッファリングする受信バッファ20と、受信バッファ20でバッファリングされた圧縮符号化ストリームからストリームヘッダを抽出し解析を行うヘッダ抽出解析部21と、上記ヘッダを取り除いた符号化ストリームに対し復号処理を行う可変長復号化部22と、上記可変長復号化処理された予測差分画像信号を逆量子化する逆量子化部8と、その結果を逆直交変換する逆直交変換部9と、上記逆直交変換部の出力と、後述する予測モード選択部15から出力される予測画像信号PVを加算し復号画像信号RVを生成する加算部10と上記加算部10の出力から上記予測画像信号PVを生成するイントラ予測部14と、デブロッキングフィルタ部11で、フィルタリングしたマクロブロック単位の上記復号画像信号を、記憶部の参照ピクチャバッファにてバッファリングし、上記符号化部における動き検出部16と同様に所定のブロックサイズごとに、動きベクトルの探索を行う動き検出部16と、動き検出部16の出力に従い予測画像の生成を行う動き補償予測部13を有する。
また、上記復号画像信号RVはスキャン変換部23にも出力され、マクロブロックをラインスキャンにスキャン変更したのち、モニタ出力部24を通して所定のフォーマットに戻した復号化ストリームが出力端子27から出力される。従来の遠隔監視者は、上記復号化ストリームを目視確認し、何らかの問題を発見した時には、アラーム検知部26よりアラームを出し、アラーム画像記録部に記録し、監視画像を保存している。なお、図4において、送信側の符号化部102(図3)と同一の機能のものには同じ参照符号を付してある。次に、本発明の復号化部の特徴となるブロックについて本発明の一実施例である図2を用いて説明する。
該当ブロックは、ヘッダ抽出解析部105、予測モード情報蓄積部106、アラーム検知部26とアラーム画像記録部25である。(図4と同じものには同じ参照符号を付してある)上記のように、送信側から送られてくる圧縮符号化ストリームは、入力端子120で受信されたのち、受信バッファ20を介し、ヘッダ抽出解析部105に入力される。ヘッダ抽出解析部105では、上記送信側の可変長符号化部7で付加された予測選択情報を、符号化ストリームヘッダのユーザー領域から抽出し、解析を行い、抽出した予測選択情報を予測モード情報蓄積部106に送る。予測モード情報蓄積部106では、予測選択情報を累積し、リフレッシュ間隔毎の増減を予め設定してあった閾値レベルを超えるかどうか判定を行い、閾値レベルを超えた場合、すなわちイントラ予測部14を使った生成参照画像が続き、大半を占める場合には、送信側の監視モニタ画像に何らかのイベントが発生したと判断し、アラーム検知部107に対し、アラーム信号を発する。
アラーム検知部107では、アラーム信号を受けると、その受信頻度に従い、以降受信する符号化ストリームをアラーム画像として、アラーム画像記録部108に記録開始するアラームトリガ信号を出力するように構成される。アラーム画像記録部108では、上記アラームトリガ信号に従い、ヘッダ抽出解析部105から出力される符号化ストリームを復号することなく記録し始める。
以上説明したように、本発明の符号化装置では、上記リフレッシュレートを所定単位時間とし、この間に予測モード選択部106が選択するイントラ予測部と動き補償予測部を使って生成される予測参照画像の閉める割合比を超えた場合には、監視被写体に何らかの変化があったものと判断し、予測選択情報を可変長符号化部へ7へ送り、ユーザーが使用可能な符号化ストリームヘッダのユーザー領域に付加して、受信側の復号部へ送るようにする。
一方、受信側の復号化部では、圧縮ストリームのヘッダ情報の解析を行い、抽出した予測選択情報を予測モード情報蓄積部106に送る。予測モード情報蓄積部106では予測選択情報を累積し、リフレッシュ間隔の増減を予め設定してあった閾値レベルを超えるかどうか判定を行い、閾値レベルを超えた場合、すなわちイントラ予測部14を使った生成参照画像が続き大半を占める場合には、送信側の監視モニタ画像に何らかのイベントが発生したと判断し、アラーム検知部107に対しアラーム信号を発する構成である。
本発明は画像圧縮伸張装置に利用できる。
1,120…入力端子、2…出力端子、3…MB分割部、4…減算部、5…直交変換部、6…量子化部、7…可変長符号化部、8…逆量子化部、9…逆直交変換部、10…加算部、11…デブロッキングフィルタ部、12…参照ピクチャバッファ、13…動き補償予測部、14…イントラ予測部、15,106…予測モード選択部、16…動き検出部、20…受信バッファ、22…可変長復号化部、23…スキャン変換部、24…モニタ出力部、
108…アラーム画像記録部、26…アラーム検知部、104…予測モード累積部、
100,102…符号化部、101,103…復号化部、PV…予測画像信号、
PΔV1…予測差分画像信号、PΔV2…再生予測差分信号、
RV…復号画像信号、105…へッダ抽出解析部。

Claims (1)

  1. イントラ予測部と、動き補償予測部とを適応的に切替えて参照予測画像を生成する遠隔監視システムの画像圧縮伸張装置において、リフレッシュレートを所定単位時間とし、所定単位時間内に生成される前記参照予測画像が前記どちらの予測部を用いて生成されたものであるかを示す前記参照予測画像の占める生成割合比率算出し、前記イントラ予測部を使った参照予測画像の占める生成割合比率が予め設定しておいた割合比を超えた場合には、監視被写体に何らかの変化があったものと判断し、予測選択情報を送る予測モード累積部と、前記予測選択情報符号化ストリームのヘッダに付加して送信する可変長符号化部と、送信された前記符号化ストリームを受信し、受信した符号化ストリームから、前記可変長符号化部で付加された予測選択情報を抽出するヘッダ抽出解析部と、抽出した予測選択情報を累積し、累積した予測選択情報から前記イントラ予測部を使った生成参照画像が続き、前記イントラ予測部を使った生成参照画像が閾値を超えるかどうか判定を行い、該閾値を超えた場合にはアラーム信号を発する予測モード情報蓄積部と、前記アラーム信号を受けると以降受信する符号化ストリームをアラーム画像として記録開始するアラームトリガ信号を出力するアラーム検知部と、前記アラームトリガ信号に従い前記ヘッダ抽出解析部から出力される符号化ストリームを復号することなく記録し始めるアラーム記録部とを具備することを特徴とする画像圧縮伸張装置。
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