JP5242752B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5242752B2
JP5242752B2 JP2011203774A JP2011203774A JP5242752B2 JP 5242752 B2 JP5242752 B2 JP 5242752B2 JP 2011203774 A JP2011203774 A JP 2011203774A JP 2011203774 A JP2011203774 A JP 2011203774A JP 5242752 B2 JP5242752 B2 JP 5242752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limit value
lower limit
image signal
input image
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011203774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012003285A (ja
Inventor
日美生 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2011203774A priority Critical patent/JP5242752B2/ja
Publication of JP2012003285A publication Critical patent/JP2012003285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5242752B2 publication Critical patent/JP5242752B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

本発明は、バックライトにより液晶パネルを照明し画像を表示する画像処理装置に関する。
現在、テレビ、パーソナルコンピュータ、及び携帯電話機などの画像表示手段として液晶表示装置が用いられている。液晶表示装置は、液晶パネルと液晶パネルの背面側に配置されたバックライトとにより構成される。液晶パネルは発光しないため、バックライトが液晶パネルを照明して画像を表示する。
近年、液晶表示装置の画像の品位向上に対する要望は強く、様々な技術が提案されている。バックライトを構成する複数の光源(LED)の発光を個々に制御する技術を利用し、省エネルギー且つ高品位な画像を表示する液晶表示装置が提案されている。その一例として、入力画像信号に基づいて照明部の各照明領域の輝度を制御する表示装置が提案されている(特許文献1参照)。また、別の例として、周囲の環境光の照度を検知し、環境光の照度に応じて透過型表示モードと反射型表示モードとを切り替える電気光学装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−99250号公報 特開2007−219125号公報
上記したように様々な画像品位向上技術が提案されているが、画像品位向上に対する要望は尽きない。
例えば、特許文献1に開示された表示装置は、視聴環境の照度を考慮せずに、各照明領域の輝度を制御している。このため、暗い視聴環境下では表示画像が明るすぎたり、コントラストが高すぎたりすることがある。逆に、明るい視聴環境下では、表示画像が暗すぎたり、コントラストが低すぎたりすることがある。また、特許文献1に開示された表示装置は、入力画像信号の属性を考慮せずに、各照明領域の輝度を制御している。このため、例えば、フィルム画像から変換された入力画像信号に基づく画像を表示する場合に、表示画像が明るすぎたり、コントラストが高すぎたりしてフィルム画像を好適に表示することが難しい。
また、特許文献2に開示された電気光学装置は、視聴環境の照度に応じて透過型表示モードと反射型表示モードとを切り替えているが、表示画像の特性について考慮していないため、やはり表示画像を好適に表示することが難しい。
本発明の目的は、視聴者に好適な画像表示に優れた画像処理装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置は、視聴環境の照度を検出する検出手段の検出結果に基づき輝度の上限値及び下限値を算出する上限下限値算出手段と、前記上限値及び前記下限値の範囲内で、入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出する輝度算出手段と、前記輝度算出手段により算出された前記複数光源の各輝度に基づき、前記入力画像信号を補正する補正手段と、前記補正手段により補正された補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調する光変調手段と、を備え、前記上限下限値算出手段は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、前記第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき前記第1の下限値より小さい第2の下限値とこの第2の下限値に対して前記第1の比率より大きい第2の比率の第2の上限値とを算出する。
本発明によれば、視聴者に好適な画像表示に優れた画像処理装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す図である。 視聴環境の照度値に基づく複数の光源の輝度の上限値設定の一例を示す図である。 視聴環境の照度値に基づく複数の光源の輝度の下限値設定の一例を示す図である。 視聴環境の照度値に基づく複数の光源の輝度の下限値に対する上限値の比率設定の一例を示す図である。 フィルム画像に該当する入力画像信号又はフィルム画像に該当しない入力画像信号に対応するための上限値設定の一例を示す図である。 フィルム画像に該当する入力画像信号又はフィルム画像に該当しない入力画像信号に対応するための下限値設定の一例を示す図である。 フィルム画像に該当する入力画像信号又はフィルム画像に該当しない入力画像信号に対応するための下限値に対する上限値の比率設定の一例を示す図である。 図1又は図2に示す液晶表示装置のバックライトと液晶パネルの構成を示す分解斜視図である。 バックライトを構成する光源の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置(画像表示装置)の概略構成を示す図である。図1に示すように、液晶表示装置100は、照度検出モジュール11、輝度上限下限値算出モジュール12、輝度算出モジュール13、発光モジュール14、光変調モジュール15、画像信号補正モジュール16を備えている。
発光モジュール14は、点灯制御部及びバックライトにより構成され、バックライトは、複数の光源(例えばLED)により構成されている。点灯制御部は、輝度算出モジュール13からの各光源に対する輝度値(光源点灯値)に基づき、各光源の発光輝度を制御する。光変調モジュール15は、液晶制御部及び液晶パネルにより構成され、液晶制御部は、画像信号補正モジュール16からの補正画像信号に基づき、液晶パネルによる各光源からの光の変調を制御する。つまり、液晶制御部は、液晶パネルの透過率を制御する。これにより、液晶パネルで補正入力画像信号に基づく画像が表示される。液晶表示装置100は、液晶パネルによる画像の表示タイミングと各光源の点灯タイミングとを適合させている。
ここで、図9及び図10を参照して、図1及び図2に示す液晶表示装置100を構成するバックライト140と液晶パネル150の詳細について説明する。図9は液晶表示装置100のバックライト140と液晶パネル150の構成を示す分解斜視図、図10はバックライト140を構成する光源の構成を示す斜視図である。
バックライト140は、発光部141と、発光部141の前面に配置されたプリズムシート143を挟む一対の拡散板142、144とを有する。発光部141は、パネル形状を有しており、複数の光源領域145がM行N列の縦横規則的に配置されたマトリクス構造を有している。なお、図9では、一例として5行8列の光源領域145を備えた発光部141を示している。
光源領域145は、図10に示すように、拡散板142等との重なり方向に延びる隔壁146によって四方を囲まれている。また、各光源領域145には、RGB三原色の3個のLED161,162,163からなる光源148が配置されている。光源148は、赤色LED161、緑色LED162、及び青色のLED163によって構成され、赤緑青の3色を混ぜながら前面(液晶パネル150)に向けて光を出射する。各光源領域145からの出射光によって液晶パネル150の背面側が照明され、出射光の液晶パネル150の透過を調整して映像が表示される。
そして、液晶表示装置100は、各光源領域145に配置されている複数の光源148によってバックライト140が全面発光して、液晶パネル150に背面から光を照明する直下型方式になっている。液晶パネル150は一対の偏光板155、157と、その偏光板155、157の間に挟まれた液晶156とを有している。
再び図1に戻り、液晶表示装置の概略構成について説明する。輝度算出モジュール13は、各光源に対応する空間的位置の入力画像信号から各光源の輝度値を算出し、各光源に算出輝度値を入力し、各光源の輝度を制御する。例えば、各光源に対応する空間的位置の入力画像信号の最大値(最大輝度値)を求め、その最大値が大きいほど最大値に対応する光源の輝度を高くする。このようにすると、表示画像のコントラストを高めることができる。ただし、輝度算出モジュール13は、後述する輝度上限下限値算出モジュール12からの上限値と下限値の間で光源の輝度値を算出する。
画像信号補正モジュール16は、輝度算出モジュール13からの各光源の輝度値に応じて、空間的位置の入力画像信号を補正する。例えば、画像信号補正モジュール16は、ある画素位置に対応する光源の輝度値を輝度算出モジュール13からの各光源の輝度値から求める。さらに、画像信号補正モジュール16は、その画素位置に対応する光源の輝度値が低いほどその画素位置に対応する信号レベルを増幅する。このようにすると、表示画像の階調を良好にすることができる。画像信号補正モジュール16の出力は光変調モジュール15(液晶制御部)に入力される。
照度検出モジュール11は、視聴環境の照度を検出して、検出照度値を輝度上限下限値算出モジュール12に入力する。例えば、視聴環境の照度値が高い(明るい)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の上限値を大きい値に設定する(図3参照)。つまり、輝度上限下限値算出モジュール12は、第1の照度値検出に基づき第1の上限値を算出し、第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき第1の上限値より大きい第2の上限値を算出する。これにより、入力画像の明るい部分を視聴環境の明るさに負けないように明るく表示することができる。
或いは、視聴環境の照度値が高い(明るい)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の下限値を大きい値に設定する(図4参照)。つまり、輝度上限下限値算出モジュール12は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値を算出し、第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき第1の下限値より大きい第2の下限値を算出する。これにより、入力画像の暗い部分を、人の視覚特性によって黒つぶれしないように(暗くなりすぎないように)適切に表示することができる。
なお、視聴環境の照度値が高い(明るい)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の上限値を大きい値に設定するとともに、複数の光源の輝度の下限値も大きい値に設定してもよい。
また、下限値に対する上限値の比が大きいほど表示画像のコントラストを高くすることが可能になる。そこで、視聴環境の照度値が高い(明るい)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、下限値に対する上限値の比を大きくする(図5参照)。つまり、輝度上限下限値算出モジュール12は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき第2の下限値とこの第2の下限値に対して第1の比率より大きい第2の比率の第2の上限値とを算出する。下限値に対する上限値の比を大きくする手法としては、例えば、下限値だけを低い値に設定してもよいし(第2の下限値<第1の下限値、第1の上限値=第2の上限値)、上限値だけを高い値に設定してもよい(第2の下限値=第1の下限値、第1の上限値<第2の上限値)。また、下限値及び上限値の両者を変更して下限値に対する上限値の比を大きくすることもできる。これにより、表示画像のコントラストを高くし、人の視覚特性によってコントラストが低く感じられないように画像を表示することができる。
一方、視聴環境の照度値が低い(暗い)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の上限値を小さい値に設定する(図3参照)。これにより、入力画像の明るい部分の明るさを落として入力画像の明るい部分をまぶしすぎないように表示することができる。
或いは、視聴環境の照度値が低い(暗い)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の下限値を小さい値に設定する(図4参照)。これにより、入力画像の暗い部分をより暗く表示することができる。
なお、視聴環境の照度値が低い(暗い)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、複数の光源の輝度の上限値を小さい値に設定するとともに、複数の光源の輝度の下限値も小さい値に設定してもよい。
また、下限値に対する上限値の比が小さいほど表示画像のコントラストを低くすることができる。そこで、視聴環境の照度値が低い(暗い)場合には、輝度上限下限値算出モジュール12は、下限値に対する上限値の比を小さくする(図5参照)。下限値に対する上限値の比を小さくする手法としては、例えば、下限値だけを高い値に設定してもよいし、上限値だけを低い値に設定してもよい。また、下限値及び上限値の両者を変更して下限値に対する上限値の比を小さくすることもできる。これにより、表示画像のコントラストを低くし、人の視覚特性によってコントラストが高すぎると感じられないように画像を表示することができる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置(画像表示装置)の概略構成を示す図である。図2に示すように、液晶表示装置100は、照度検出モジュール11、輝度上限下限値算出モジュール12、輝度算出モジュール13、発光モジュール14、光変調モジュール15、画像信号補正モジュール16、フィルム素材信号検出モジュール17を備えている。図1に示す液晶表示装置100の構成と図2に示す液晶表示装置100の構成との大きな違いは、図2に示す液晶表示装置100が、フィルム素材信号検出モジュール17を備えている点である。
フィルム素材信号検出モジュール17は、入力画像信号の属性を検出するモジュールであり、例えば入力画像信号が、映画フィルムに記録された画像から生成された信号(フィルム画像信号)であるか否かの属性を検出する。検出手法の一例として、フィルム素材信号検出モジュール17は、入力画像信号のフレーム間の動きのパターンから、入力画像信号が2−3プルダウン信号であるか否かを検出する。フィルム素材信号検出モジュール17は、入力画像信号が2−3プルダウン信号であることを検出すると、この入力画像信号の属性をフィルム画像信号と判定し、フィルム画像信号の判定結果を輝度上限下限値算出モジュール12に入力する。
ここで2−3プルダウン信号について補足する。2−3プルダウンとは、映画フィルムなど毎秒24コマで記録された画像を、テレビ放送用の毎秒30フレーム(60フィールド)の映像信号に変換(プルダウン)する手法である。例えば、映画フィルムの奇数番目のコマを2フィールド又は3フィールドに変換し、偶数番目のコマを3フィールド又は2フィールドに変換する。つまり、映画フィルムの奇数番目のコマと偶数番目のコマの2コマを5フィールドに変換する。即ち、24コマを60フィールドに変換する。これにより、映画フィルムの画像をテレビ放送用の毎秒30フレーム(60フィールド)の映像信号に変換することができる。つまり、2−3プルダウン信号とは、映画フィルムに記録された画像からテレビ放送用に生成された画像信号である。
輝度上限下限値算出モジュール12は、検出照度値とフィルム画像信号ではない旨の判定結果とに基づき第1の上限値を設定し、検出照度値とフィルム画像信号である旨の判定結果とに基づき第1の上限値より小さい第2の上限値を設定する(図6参照)。図6に示すように、フィルム画像信号でない場合の上限値U0に対して、フィルム画像信号である場合の上限値U1又は上限値U2を設定することができる。つまり、上限値U0に対して、一律に低い上限値U1を設定してもよいし、上限値U0に対して、照度値が高くなるにつれて減少幅が大きくなる上限値U2を設定してもよい。
或いは、輝度上限下限値算出モジュール12は、検出照度値とフィルム画像信号ではない旨の判定結果とに基づき第1の下限値を設定し、検出照度値とフィルム画像信号である旨の判定結果とに基づき第1の下限値より小さい第2の下限値を設定する(図7参照)。図7に示すように、フィルム画像信号でない場合の下限値L0に対して、フィルム画像信号である場合の下限値L1又は下限値L2を設定することができる。つまり、下限値L0に対して、一律に低い下限値L1を設定してもよいし、下限値L0に対して、照度値が高くなるにつれて減少幅が大きくなる下限値U2を設定してもよい。
或いは、輝度上限下限値算出モジュール12は、検出照度値とフィルム画像信号ではない旨の判定結果とに基づき第1の上限値及び第1の下限値を設定し、検出照度値とフィルム画像信号である旨の判定結果とに基づき第1の上限値より小さい第2の上限値及び第1の下限値より小さい第2の下限値を設定する。
或いは、輝度上限下限値算出モジュール12は、検出照度値とフィルム画像信号ではない旨の判定結果とに基づき下限値に対する上限値を第1の比率に設定し、検出照度値とフィルム画像信号である旨の判定結果とに基づき下限値に対する上限値を第1の比率より小さい第2の比率に設定する(図8参照)。下限値に対する上限値の比率を小さくする手法としては、例えば、下限値を高い値に設定してもよいし、上限値を低い値に設定してもよい。また、下限値及び上限値の両者を変更して下限値に対する上限値の比率を小さくすることもできる。図8に示すように、フィルム画像信号でない場合の下限値に対する上限値の比率R0に対して、フィルム画像信号である場合の下限値に対する上限値の比率R1又は比率R2を設定することができる。つまり、比率R0に対して、一律に低い比率R1を設定してもよいし、比率R0に対して、照度値が高くなるにつれて減少幅が大きくなる比率R2を設定してもよい。
以上により、フィルム画像信号である場合には、明るさをやや下げた画像を表示することができる。これは、フィルム画像信号である場合は、フィルム画像信号ではない場合に比べて、明るさを下げて画像を表示した方が映写機による画像表示に近くなるためである。つまり、このように表示した方が視聴者に好まれる傾向があるからである。
従来の液晶表示装置は、視聴環境の照度を考慮せずに複数の光源の輝度を決定する。このため、暗い視聴環境下では表示画像が明るすぎたり、コントラストが高すぎたりすることがある。逆に、明るい視聴環境下では、表示画像が暗すぎたり、コントラストが低すぎたりすることがある。また、従来の液晶表示装置は、入力画像信号の属性を考慮せずに、複数の光源の輝度を決定する。例えば、従来の液晶表示装置は、フィルム画像信号であるか否かに関係なく、複数の光源の輝度を決定する。このため、表示画像が明るすぎたり、コントラストが高すぎたりしてフィルム画像を好適に表示できない。
本実施形態の液晶表示装置100は、視聴環境の照度を考慮して各光源の輝度を制御する。このため、人の視覚特性に適した明るさやコントラストで画像を表示することができる。つまり、明るすぎたり暗すぎたりすることなく、また、コントラストが高すぎたり低すぎたりすることなく、画像を好適に表示することができる。さらに、本実施形態の液晶表示装置100は、入力画像信号がフィルム画像信号であるか否かを考慮して、各光源の輝度を制御する。このため、フィルム画像を好適に表示することができる。
なお、上記したモジュールとは、ハードウェアで実現するものであっても良いし、CPU等を使ってソフトウェアで実現するものであってもよい。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本出願の原出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
視聴環境の照度を検出する検出手段と、
前記照度検出結果に基づき輝度の上限値及び下限値を算出する上限下限値算出手段と、
前記上限値及び前記下限値の範囲内で、入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出する輝度算出手段と、
前記算出輝度に基づき前記入力画像信号を補正する補正手段と、
前記算出輝度に基づき発光する前記複数光源により構成された発光手段と、
前記補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調し画像を表示する光変調手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。
[2]
前記入力画像信号の属性を検出する属性検出手段を備え、
前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性及び前記照度検出結果に基づき輝度の上限値及び下限値を算出することを特徴とする[1]に記載の画像表示装置。
[3]
前記上限下限値算出手段は、第1の照度値検出に基づき第1の上限値を算出し、前記第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき前記第1の上限値より大きい第2の上限値を算出することを特徴とする[1]に記載の画像表示装置。
[4]
前記上限下限値算出手段は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値を算出し、前記第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき前記第1の下限値より大きい第2の下限値を算出することを特徴とする[1]に記載の画像表示装置。
[5]
前記上限下限値算出手段は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、前記第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき第2の下限値とこの第2の下限値に対して前記第1の比率より大きい第2の比率の第2の上限値とを算出することを特徴とする[1]に記載の画像表示装置。
[6]
前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号でないことを示す場合に第1の上限値を算出し、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号であることを示す場合に前記第1の上限値より小さい第2の上限値を算出することを特徴とする[2]に記載の画像表示装置。
[7]
前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号でないことを示す場合に第1の下限値を算出し、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号であることを示す場合に前記第1の下限値より小さい第2の下限値を算出することを特徴とする[2]に記載の画像表示装置。
[8]
前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号でないことを示す場合に第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号であることを示す場合に第2の下限値とこの第2の下限値に対して前記第1の比率より小さい第2の比率の第2の上限値とを算出することを特徴とする[2]に記載の画像表示装置。
[9]
視聴環境の照度を検出し、
前記照度検出結果に基づき輝度の上限値及び下限値を算出し、
前記上限値及び前記下限値の範囲内で、入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出し、
前記算出輝度に基づき前記入力画像信号を補正し、
前記算出輝度に基づき前記複数光源を発光するとともに、前記補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調し画像を表示する、
ことを特徴とする画像表示方法。
11…照度検出モジュール、12…輝度上限下限値算出モジュール、13…輝度算出モジュール、16…画像信号補正モジュール、15…光変調モジュール、14…発光モジュール、17…フィルム素材信号検出モジュール

Claims (4)

  1. 視聴環境の照度を検出する検出手段の検出結果に基づき輝度の上限値及び下限値を算出する上限下限値算出手段と、
    前記上限値及び前記下限値の範囲内で、入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出する輝度算出手段と、
    前記輝度算出手段により算出された前記複数光源の各輝度に基づき、前記入力画像信号を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調する光変調手段と、
    を備え、
    前記上限下限値算出手段は、第1の照度値検出に基づき第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、前記第1の照度値より明るいことを示す第2の照度値検出に基づき前記第1の下限値より小さい第2の下限値とこの第2の下限値に対して前記第1の比率より大きい第2の比率の第2の上限値とを算出する画像処理装置。
  2. 入力画像信号の属性を検出する属性検出手段と、
    前記入力画像信号の属性に基づき輝度の上限値及び下限値を算出する上限下限値算出手段と、
    前記上限値及び前記下限値の範囲内で、前記入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出する輝度算出手段と、
    前記輝度算出手段により算出された前記複数光源の各輝度に基づき、前記入力画像信号を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調する光変調手段と、
    を備え、
    前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号でないことを示す場合に第1の下限値を算出し、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号であることを示す場合に前記第1の下限値より小さい第2の下限値を算出する画像処理装置。
  3. 入力画像信号の属性を検出する属性検出手段と、
    前記入力画像信号の属性に基づき輝度の上限値及び下限値を算出する上限下限値算出手段と、
    前記上限値及び前記下限値の範囲内で、前記入力画像信号に基づく画像表示のための複数光源の各輝度を算出する輝度算出手段と、
    前記輝度算出手段により算出された前記複数光源の各輝度に基づき、前記入力画像信号を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された補正入力画像信号に基づき各光源からの光を変調する光変調手段と、
    を備え、
    前記上限下限値算出手段は、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号でないことを示す場合に第1の下限値とこの第1の下限値に対して第1の比率の第1の上限値とを算出し、前記入力画像信号の属性がフィルム画像から変換された信号であることを示す場合に第2の下限値とこの第2の下限値に対して前記第1の比率より小さい第2の比率の第2の上限値とを算出する画像処理装置。
  4. 前記補正手段は、前記輝度算出手段により算出された前記複数光源の各輝度に基づき、前記複数光源に対応した空間的位置の前記入力画像信号を補正する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
JP2011203774A 2011-09-16 2011-09-16 画像処理装置 Active JP5242752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011203774A JP5242752B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011203774A JP5242752B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 画像処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009113572A Division JP4865005B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 画像表示装置及び画像表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012003285A JP2012003285A (ja) 2012-01-05
JP5242752B2 true JP5242752B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=45535231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011203774A Active JP5242752B2 (ja) 2011-09-16 2011-09-16 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5242752B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4150409B2 (ja) * 2001-04-25 2008-09-17 松下電器産業株式会社 映像表示装置
JP2004177547A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Mitsubishi Electric Corp 液晶ディスプレイ用バックライトの制御方法及びその制御装置
JP2004272156A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Sharp Corp 画像表示装置
US8040341B2 (en) * 2004-01-09 2011-10-18 O2Micro Inc Brightness control system
US8120570B2 (en) * 2004-12-02 2012-02-21 Sharp Laboratories Of America, Inc. Systems and methods for tone curve generation, selection and application
JP2007121953A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nanao Corp 表示方法及び表示装置
KR101367133B1 (ko) * 2007-02-15 2014-02-25 삼성디스플레이 주식회사 액정 표시 장치의 구동 방법 및 구동 장치
JP5045312B2 (ja) * 2007-08-30 2012-10-10 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置、画像表示方法、画像表示プログラム、および画像表示プログラムを記録した記録媒体
JP2009092917A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Panasonic Corp 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012003285A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4011104B2 (ja) 液晶表示装置
US9922602B2 (en) Display device and display method
JP4497212B2 (ja) 光源システム
US7609880B2 (en) Display apparatus and its control method
JP4783468B1 (ja) 輝度制御装置
US7928957B2 (en) Light-emission control device and liquid-crystal display apparatus
JP5092053B2 (ja) 液晶表示装置
WO2010024053A1 (ja) 画像表示装置、テレビジョン受像機、画像表示装置の駆動方法、及び、テレビジョン受像機の駆動方法
US20110115829A1 (en) Image display apparatus and control apparatus thereof
US20090109248A1 (en) Display Apparatus Having a Multiplicity of Pixels and Method for Displaying Images
WO2013157453A1 (ja) 液晶表示装置
US20110285611A1 (en) Liquid crystal display
US20100328361A1 (en) Display Device and Display Method
JP4865005B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
US8026895B2 (en) Backlight controller and liquid crystal display device
US8159451B2 (en) Light-emission control device and liquid crystal display apparatus
JP4892036B2 (ja) 液晶表示装置、及び映像処理装置
US20110254873A1 (en) Liquid crystal display
JP5242752B2 (ja) 画像処理装置
JP2009158275A (ja) 発光制御装置およびそれを備えた液晶表示装置
JP2013134335A (ja) 液晶表示装置及び液晶テレビ
JP2008026349A (ja) 表示装置
JP2011065022A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5242752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250