JP5242245B2 - 波長変換光デバイスおよび波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ファイバモジュールを模式的に表した平面概略図である。また、図2は、図1に示す光ファイバモジュールに備えられたボビンを模式的に表した側面概略図である。図1、2に示すように、この光ファイバモジュール10は、コア部の周囲にクラッド部を備える光ファイバ11と、光ファイバ11を巻きつける胴部12aを有するボビン12とを備える。
ただし、A:クラッド部外径またはコア部直径の変化率(%)、a:光ファイバの伸び率(%)、である。
Δ2={(ns−n0)/ns}×100 (%) ・・・ (3)
ただし、nfは中心コア部11aの屈折率最大部の屈折率、nsは低屈折率コア部11bの屈折率最小部の屈折率、n0はクラッド部11cの屈折率である。
本発明の実施例1、2として、図1に示すような構造の光ファイバモジュールを作製した。図8は、各実施においてボビンに巻きつける光ファイバの特性を示した図である。実施例1、2においては、それぞれ図8における「ファイバA」、「ファイバB」の光ファイバを使用した。なお、図8においては、クラッド部外径については、光を入射させる側のクラッド部外径を「クラッド部外径(IN)」で示し、光が出射する側のクラッド部外径を「クラッド部外径(OUT)」で示している。「ファイバA」、「ファイバB」のいずれも、光を入射させる側から光が出射する側に向かってクラッド部外径が連続的に減少している。なお、中心コア部直径D1、低屈折率コア部外径D2も長手方向に対してクラッド部外径と同じ割合で変化している。また、「クラッド部外径」以外の各項目は長手方向での平均の特性、または両端(INとOUT)の平均の特性を示している。
次に、本発明の実施の形態2に係る光デバイスについて説明する。本実施の形態2に係る光デバイスは、信号光とポンプ光とが入力されると、非線形光学効果であるFWMにより発生した波長変換光を出力する波長変換光デバイスである。
本発明の実施例3、比較例3として、それぞれ実施例1、比較例1の光ファイバモジュールを用いた波長変換光デバイスを作製した。そして、各光ファイバモジュールに、信号光として波長1564nmで強度0dBmの光を入力し、それと同時にポンプ光として実施例1の光ファイバモジュールの零分散波長と同一の波長1559nmの光を、その強度を変えながら入力し、波長変換光デバイスの変換効率を測定した。なお、変換効率とは、波長変換光デバイスに入射時の信号光の強度に対する出射時の波長変換光の強度の比で示されるものである。
本発明の実施例4、比較例4として、それぞれ実施例2、比較例2の光ファイバモジュールを用いた波長変換光デバイスを作製した。そして、各光ファイバモジュールに、信号光として波長1564nmで強度0dBmの光を入力し、それと同時にポンプ光として実施例2の光ファイバモジュールの零分散波長と同一の波長1533nmの光を、その強度を変えながら入力し、波長変換光デバイスの変換効率を測定した。
11、14a、14b、30〜36、40〜46 光ファイバ
11a 中心コア部
11b 低屈折率コア部
11c クラッド部
11d 被覆部
12 ボビン
12a 胴部
12b 鍔部
12c 引き出し穴
13 接続部
15a、15b 穴部
16 接合剤
20 光合波器
50、60 光ファイバ母材
50a、50b 端部母材
51、61 コア母材
52、62 クラッド形成部
100 波長変換光デバイス
200 巻きつけ装置
201 ボビン
202、204、205 ガイドロール
203 引っ張り応力印加機構
203a、203c 軸
203b ダンサロール
203d 接続アーム
A1〜A3 屈折率プロファイル
L1〜L15 線
L15a〜L15f、L16a〜L16f 線分
Pth1、Pth2 閾値
Sc 波長変換光
Sin 信号光
Sp ポンプ光
Claims (7)
- 長手方向に対して連続的に変化する波長分散特性を有する連続した1本の光ファイバと、
前記光ファイバに前記長手方向に対して連続的に変化する応力を加えて長さを伸ばし、前記波長分散特性を前記長手方向にわたって略一定にした状態で前記光ファイバを保持する保持手段と、
を備える光ファイバモジュールと、
入力された信号光とポンプ光とを合波して前記光ファイバモジュールに出力する光合波器と、を備え、
前記保持手段は、前記光ファイバを巻きつける胴部を有するボビンと、前記ボビンに前記光ファイバを固着する固着手段とを有し、
前記光ファイバは、石英系ガラスからなり、
中心コア部と、前記中心コア部の周囲に設けられ前記中心コア部より屈折率が低い低屈折率コア部と、を有するコア部と、
前記低屈折率コア部の周囲に設けられ前記低屈折率コア部より屈折率が高く前記中心コア部より屈折率が低いクラッド部と、
を備え、前記中心コア部の直径と前記低屈折率コア部の外径との比は0.3以上0.85以下であり、前記中心コア部とクラッド部との比屈折率差は1.6%以上3.0%以下であり、前記低屈折率コア部とクラッド部との比屈折率差は−1.2%以上−0.2%以下であり、
前記クラッド部の外径が30μm以上80μm以下であり、
前記クラッド部の周囲に外径が70μm以上100μm以下の被覆部を備え、
前記光ファイバは、直径20mmで16回巻いたときに発生する波長1550nmにおける曲げ損失が0.01dB以下であることを特徴とする波長変換光デバイス。 - 前記光ファイバの伸び率の最大値は1%以下であることを特徴とする請求項1に記載の波長変換光デバイス。
- 前記光ファイバは、前記ボビンの胴部に一層巻きにされていることを特徴とする請求項1または2に記載の波長変換光デバイス。
- 請求項1〜3のいずれか一つに記載の波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法であって、
光ファイバ母材を、長手方向に対して、クラッド部の外径が連続的に変化するように線引きする工程を含むことを特徴とする波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法。 - 前記光ファイバ母材を、長手方向に対して、クラッド部の外径が一定のピッチで周期的に変化するように線引きすることを特徴とする請求項4に記載の波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法。
- 前記光ファイバ母材を、長手方向に対して、クラッド部の外径が異なるピッチで周期的に変化するように線引きすることを特徴とする請求項4に記載の波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか一つに記載の波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法であって、
コア母材を形成する工程と、
前記コア母材に対してOVD法によりクラッド部を合成し光ファイバ母材を形成する工程と、
前記光ファイバ母材の端部を外径が長手方向にわたって略一定になるように延伸する工程と、
前記延伸した光ファイバ母材の端部を線引きする工程と、
を含むことを特徴とする波長変換光デバイスに用いる光ファイバの製造方法。
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