JP5242211B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来より、パンティーライナー、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品としては、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性バックシートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性トップシートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体を介在したものが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ種々の工夫が成されている。例えば、図13及び図14に示される吸収性物品50では、ポリエチレンシートなどからなる不透液性バックシート52と、経血等を速やかに透過させる透液性トップシート53と、これら両シート52,53間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体54とから主に構成され、前記吸収体54の周囲においては、その前後端縁部では前記不透液性バックシート52と透液性トップシート53との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側部(サイドフラップ部分)においては、吸収体54よりも側方に延出している前記不透液性バックシート52とサイド不織布55とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、これら不透液性バックシート52とサイド不織布55とによる積層シート部分によって側方に突出するウイング状フラップW、Wが形成されているとともに、これよりも後側部分にヒップホールド用フラップHF、HFが形成された構造となっている。前記ウイング状フラップW、Wは該生理用ナプキン50をショーツにきっちりと固定するためのものであり、前記ヒップホールド用フラップHF、HFは臀部側において生理用ナプキン50の横ズレと体液漏れを防止するためのものである。
前記ウイング状フラップW、Wおよびヒップホールド用フラップHF、HFの裏面側にはそれぞれ粘着剤層57…、58…が設けられ、前記生理用ナプキン50を下着30に装着するには、図15に示されるように、生理用ナプキン50を局所にあてがい、側方に突出する前記ウイング状フラップW、Wを下着30より外に出し、ウイング状フラップW基端の折返し線RL、RLにて折返し、下着30のクロッチ部分を巻き込むようにしながら下着30の股間部外面に貼着するようにする。
このような吸収性物品において、下記特許文献1では、前記ウイング状フラップW、Wを、使用目的に応じて所定の位置に設けるようにしたものが提案されている。具体的には、図17に示されるように、夜用生理用ナプキンに係る本構造の前漏れ防止効果の高い吸収性物品60として、ウイング状フラップWの中心より腹側前端部までの長さFLよりもウイング状フラップ中心より背側後端部までの長さBLを長くしたもの、及び図18に示されるように、昼用生理用ナプキンに係る本構造の前漏れ防止効果の高い吸収性物品61として、ウイング状フラップWの中心より腹側前端部までの長さFLをウイング状フラップ中心より背側後端部までの長さBLよりも長くしたものが開示されている。
特開2001−276123号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発明では、夜用および昼用などの使用目的に応じて、図17及び図18に示されるように、それぞれウイング状フラップの位置を前寄りあるいは後寄りとした種々のタイプの製品を製作しなければならず製造コストが嵩む原因になるとともに、使用者にとっても使用状況に応じた製品を選択する手間とコストがかかっていた。
また、前述の通り、ウイング状フラップW、Wは下着30のクロッチ部分より外側に出して下着30の外側に貼着して使用されるものであるので、従来の吸収性物品50は、図16(A)に示されるように、ウイング状フラップの形成位置に対応して、ある程度決まった位置でしかショーツに固定することができなかった。すなわち、同図(B)に示されるように、装着者の経血量の程度や、昼間・就寝時などの使用状況、又はショーツの形状や体型などに応じて吸収性物品の下着30への固定位置を変えようとすると(図示例では前側に移動すると)、ウイング状フラップW、Wを下着30のクロッチ部分を巻き込んで固定させることができず、使用中の位置ズレやヨレ、さらにこれに伴う経血等の漏れや違和感などが生じていた。
一方、前記ヒップホールド用フラップHFは、就寝時や経血量が多いときなどにおいては後漏れを効果的に防止できる点で有効であるが、昼間や経血量の少ないときなどにおいてはムレやゴワ付き感などの原因となっていた。
そこで本発明の主たる課題は、1つの吸収性物品で、種々の使用条件に合わせて下着への固定位置やヒップホールド用フラップの有無を任意に設定できるようにすることにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部に、左右一対で配置されたウイング状フラップが、本体部分の長手方向に沿って少なくとも3組以上配置されるとともに、これらウイング状フラップの内、少なくとも最後部に位置する左右一対のウイング状フラップには吸収体が介在されたヒップホールド用ウイング状フラップとされ、かつ前記本体部分の長手方向に隣接する各ウイング状フラップ間は、ミシン目によって分割可能とされており、
使用前の製品状態で、各ウイング状フラップは、基端部で前記裏面シート側に折り畳まれるとともに、この折り畳まれた内の先端側部分がさらに反対側に折り返され、かつこれら各折り畳み部分が仮止めされることにより前記本体部分に固定されることにより、前記ウイング状フラップのすべてが裏面シート側に折り畳まれているとともに、前記折り畳み部分の最外面となる裏面シート部分にズレ止め粘着剤層が形成されており、
使用時に下着への固定位置に応じて、適合する位置の任意の前記ウイング状フラップをミシン目から引き裂いて分割して拡げ、下着のクロッチ部分に巻き込ませて固定可能とされ、前記ヒップホールド用ウイング状フラップをミシン目から引き裂いて分割して拡げ、下着に固定可能とされていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記本体部分の両側部に、左右一対で配置されたウイング状フラップが、本体部分の長手方向に沿って少なくとも3組以上配置される。使用前の製品状態で、前記ウイング状フラップのすべてが裏面シート側に折り畳まれているため、ウイング状フラップ無しの状態で使用できる他、吸収性物品の下着への固定位置に応じて、適合する位置のウイング状フラップを下着のクロッチ部分に巻き込ませて固定することができ、1つの吸収性物品で、種々の使用条件に合わせて下着への固定位置が任意に設定できるようになっている。
さらに、前記のように配置されたウイング状フラップの内、少なくとも最後部に位置する左右一対のウイング状フラップには吸収体が介在されたヒップホールド用ウイング状フラップとされ、使用前の製品状態で、前記ウイング状フラップのすべてが裏面シート側に折り畳まれているため、ヒップホールド用ウイング状フラップ無しの状態で使用できる他、ヒップホールド用ウイング状フラップを任意に拡げて使用することができ、1つの吸収性物品で種々の使用条件に合わせてヒップホールド用フラップの有無が任意に設定できるようになっている。
また、上記請求項記載の発明では、前記本体部分の長手方向に隣接する各ウイング状フラップ間を、ミシン目によって分割可能とすることにより、適合する部分のウイング状フラップのみを展開できるようになっている。
さらに、上記請求項記載の発明は、使用前の製品状態におけるウイング状フラップの折り畳み状態を規定したものであり、基端部で裏面シート側に折り畳まれるとともに、この折り畳まれた内の先端側部分がさらに反対側に折り返され、かつこれら各折り畳み部分が仮止めされることにより前記本体部分に固定されている。そして、前記ウイング状フラップには、前記折り畳み部分の最外面となる裏面シート部分にズレ止め粘着剤層が形成されている。このため、拡げて使用しないウイング状フラップは、吸収性物品の本体部分に固定されるとともに折り畳み部分の最外面に形成されたズレ止め粘着剤層によって実質的に本体部分にズレ止め粘着剤層を形成し、一方前記仮止めを解除して拡げて使用するウイング状フラップは、その先端部分の裏面シート側の面に形成されるズレ止め粘着剤層によって下着に固定できるようになっている。
請求項に係る本発明として、前記ウイング状フラップのうち、最後部に位置する左右一対のウイング状フラップは、他のウイング状フラップよりも大きく形成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項記載の本発明では、前記ウイング状フラップのうち、最後部に位置する左右一対のウイング状フラップを他のウイング状フラップよりも大きく形成することにより、このウイング状フラップをヒップホールド用として利用でき、後漏れが確実に防止できるようになっている。
請求項に係る本発明として、前記本体部分は、全長に亘って略同幅で形成されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項記載の発明では、前記本体部分を、全長に亘って略同幅に形成することにより、下着への固定位置を任意に変化させても、本体部分が下着からはみ出したりすることなく、確実に下着に固定できるようになっている。
請求項に係る本発明として、前記ウイング状フラップの基端部には、本体部分の長手方向に沿ってエンボス線が施してある請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項記載の発明では、前記ウイング状フラップの基端部に、本体部分の長手方向に沿ってエンボス線を施すことにより、折り返しを容易にしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、1つの吸収性物品で、種々の使用条件に合わせて下着への固定位置やヒップホールド用フラップの有無を任意に設定できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図、図2はそのII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図である。
前記生理用ナプキン1は、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って形成されたサイド不織布6,6とから構成されている。前記吸収体4の周囲において、その上下端縁部では、前記裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記裏面シート2と前記サイド不織布6とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。
特に、本発明に係る生理用ナプキン1では、前記表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の両側部に、左右一対で配置されたウイング状フラップW、Wが、本体部分の長手方向に沿って少なくとも3組以上、図示例では最前部のウイング状フラップW1、W1から順に最後部のウイング状フラップW4、W4まで4組配置されている。また図示例では、これらウイング状フラップW、W…の内、前側3組のウイング状フラップW1〜W3は、下着のクロッチ部分を巻き込むように固定するためのウイング状フラップとされ、最後部に位置する左右一対のウイング状フラップW4、W4は、クレープ紙5Aに囲繞されたフラップ用吸収体4A、4Aが介在されたヒップホール用ウイング状フラップHF、HFとされている。なお、前記フラップ用吸収体4Aは、他のウイング状フラップW1〜W3にも任意に介在させることができる。
前記本体部分の長手方向に隣接する各ウイング状フラップW、W間は、図1に示されるように切込み線20によって予め分割されているか、図9に示されるようにミシン目21によって分割可能とされているか、又は図12に示されるように切込み線20によって予め分割された部分とミシン目21によって分割可能とされた部分とが組み合わされたものとされている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法、エアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。
前記裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4及びウイング状フラップWの裏面シート2とサイド不織布6との間に介在されるフラップ用吸収体4Aは、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。
一方、本生理用ナプキン1の表面がわ両側部にはそれぞれ、長手方向に沿ってかつナプキン1のほぼ全長に亘ってサイド不織布6,6が設けられ、このサイド不織布6,6の一部が側方に延在されるとともに、同じく側方に延在された裏面シート2の一部とにより、外方に延在するウイング状フラップW、W…が形成されている。
前記サイド不織布6は、各ウイング状フラップWの機能の点から、各ウイング状フラップWごとに撥水処理不織布または親水処理不織布を使用することができる。たとえば、下着のクロッチ部分を巻き込んで固定するためのウイング状フラップW、図1に示される例では前側3組のウイング状フラップW1〜W3は、経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの機能を重視するならば、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いることが望ましい。また、ヒップホール用ウイング状フラップHFとされるウイング状フラップW、図1に示される例では最後部に位置する左右一対のウイング状フラップW4、W4は、サイド不織布6における経血等の吸収性が重視され、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるようにすることが望ましい。なお、前記サイド不織布6は、各ウイング状フラップWの機能ごとに異ならせなくても、すべてのウイング状フラップWに対して同一の不織布素材とすることもできる。
図1に示されるように、前記透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の非肌当接面には、下着に対する固定のために適宜の塗布パターンによって1又は複数条の、図示例では生理用ナプキン1の中央長手方向に1条の本体ズレ止め粘着剤層9が形成されている。また、前記ウイング状フラップW、W…の裏面シート2側の面には、ウイングズレ止め粘着剤層10、10…が形成されている。
前記ズレ止め粘着剤層9,10を形成する粘着剤としては、たとえばスチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが好適に使用される。前記スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体等が挙げられるが、これらのうち1種のみを使用しても、二種以上のポリマーブレンドであってもよい。この中でも熱安定性が良好であるという点で、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、前記粘着付与剤および可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤ではたとえばC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられ、前記可塑剤では例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルのようなポリマー可塑剤が挙げられる。
前記ウイング状フラップW、W…のすべては、図4及び図5に示されるように、使用前の製品状態で、基端部の折返し線RLから裏面シート2側に折り畳まれている。詳細には、使用前の製品状態で、各ウイング状フラップW、W…は、基端部で裏面シート2側に折り畳まれるとともに、この折り畳まれた内の先端側部分がさらに反対側に折り返され、かつこれら各折り畳み部分が仮止めされることにより前記本体部分に固定されている。前記仮止めは、前記基端部から折り畳んだ部分が、裏面シート2にホットメルトなどの接着剤や超音波などの接着手段によって剥離容易に固定され、さらに前記先端側部分で折り返した部分が、前記基端部から折り畳んだ部分のウイング状フラップWにホットメルトなどの接着剤や超音波などの接着手段によって剥離容易に固定されるものである。そして、この折り畳み部分の最外面となる裏面シート2の部分に前記ウイングズレ止め粘着剤層10、10…が形成されている。これにより、使用前のウイング状フラップW、Wは、生理用ナプキン1の本体部分に固定されるとともに、折り返し部分の外面に形成されたウイングズレ止め粘着剤層10、10…によって実質的に本体部分にズレ止め粘着剤層を形成している。このため、本体部分のズレ止め粘着剤層9は、図示例のように生理用ナプキン1の中央長手方向に1条形成すれば足り、ズレ止め粘着剤の塗布効率が向上する。このような本体部分のズレ止め粘着剤層9の塗布幅を確保するためには、ウイング状フラップWの折返し線RLより外側への延在長さは、その延在長さの1/2が本体部分幅の1/3以下となるようにすることが好ましい。
以上のように構成された本生理用ナプキン1は、下着30への固定に際し、図6に示されるように、生理用ナプキン1を局所にあてがい、任意の左右一対のウイング状フラップW、W、図示例では最前部に位置するウイング状フラップW1、W1の仮止め状態を解除して下着30より外に拡げ、ウイング状フラップW1基端の折り返し線RL、RL(図1参照)にて折返し、下着30のクロッチ部分を巻き込むようにしながら下着の股間部外面に貼着して固定する。また、装着者の経血量の程度や、昼間・就寝時などの使用状況、又は下着の形状や体型などに応じて、生理用ナプキン1の固定位置を、図7に示される例では前寄りに変えたい場合には、第2列目に位置する左右一対のウイング状フラップW2、W2を拡げて下着30に貼着して固定する。このように、本発明に係る生理用ナプキン1は、1つの生理用ナプキンで、種々の使用条件に合わせて下着30への固定位置を任意に設定できるようになっている。このため、本発明に係る生理用ナプキン1の本体部分は、全長に亘って略同幅で形成されるようにすることが好ましい。
このとき、拡げて使用しないウイング状フラップW、W…は、前述の通り本体部分に折り畳まれて、ウイングズレ止め粘着剤層10、10…が実質的に本体部分のズレ止め粘着剤層を形成しているため、本体ズレ止め粘着剤層9とともに本体部分を下着30に固定するズレ止め粘着剤層として使用することができるようになっている。
また、図8に示されるように、ウイング状フラップW4、W4には、それぞれウイング用吸収体4A、4Aが介在されているため、このウイング状フラップW4、W4を拡げてヒップホールド用フラップHF、HFが形成でき、ヒップホールド用フラップHFの有無を任意に設定できるようになっている。なお、前記ヒップホール用ウイング状フラップHFとされるウイング状フラップWの表面側のシート(サイド不織布6)には、肌へのあたりを柔らかくするため、エンボス加工や波加工などを施すことができる。
本生理用ナプキン1は、以下に述べるように種々の形態に変更することが可能である。図9に示される生理用ナプキン1では、各ウイング状フラップW、Wが、ミシン目21によって分割可能とされている。使用前の製品状態では、このミシン目21、21…の部分で、隣接するウイング状フラップW、W同士が接合され、使用時に使用者が任意のウイング状フラップWをミシン目21から引き裂いて分割することができる。
図10に示される生理用ナプキン1では、前側に一対のウイング状フラップW1、W1が形成されるとともに、その後側に離間を開けてミシン目21によって分割可能とされた2列のウイング状フラップW2、W3が形成され、前記2列のウイング状フラップW2、W3のそれぞれにウイング用吸収体4A、4A…が介在されている。前側の一対のウイング状フラップW1、W1は、下着30のクロッチ部分に巻き込んで固定するためのものであり、後側の2列のウイング状フラップW2、W3は、ヒップホールド用フラップHF、HF…として使用するためのものである。
図11に示される生理用ナプキン1では、ミシン目21によって分割可能とされた複数のウイング状フラップW1〜W4が形成されるとともに、最後部に位置する左右一対のウイング状フラップW4、W4が他のウイング状フラップW1〜W3よりも大きく形成され、このウイング状フラップW4、W4には、ウイング用吸収体4A、4Aがそれぞれ介在されている。比較的大型のウイング状フラップW4、W4は、ヒップホールド用フラップHF、HFとして使用することができ、確実に後漏れが防止できるようにしている。
図12に示される生理用ナプキン1では、長手方向に隣接する前側3列のウイング状フラップW1〜W3の間が、切込み線20によって予め分割され、後側2列のウイング状フラップW3、W4の間がミシン目21によって分割可能とされるとともに、後側2列のウイング状フラップW3、W4の基端部には、本体部分の長手方向に沿って各3条のエンボス線22、22…が施されている。すなわち前記エンボス線22を施すことにより、ウイング状フラップWを折り返し易くなっている。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、生理用ナプキン1の表面がわ両側部にサイド不織布6、6を設けるようにしたが、このサイド不織布6、6は無くてもよい。この場合、ウイング状フラップW、W…は、表面シート3の一部を側方に延在させるとともに、同じく側方に延在させた裏面シート2との一部によって形成するようにする。
(2)上記形態例では、生理用ナプキン1の本体部分の構成部材から延在してウイング状フラップW…を構成していたが、ウイング状フラップW…を別部材で構成し、生理用ナプキン1の本体部分の両側に接合するようにしてもよい。
(3)上記形態例では、フラップ用吸収体4Aは、本体部分に介在する吸収体4と同じ素材で構成していたが、これに代えてエアレイド不織布やコットンシートなど吸水性を有する素材で構成してもよい。前記吸水性を有する素材は、装着時の違和感が生じないように200g/m以下、好ましくは80g/m以下の目付量とする。これにより、吸収性能を保持するとともに、ウイング状フラップWの折り畳みを容易にすることができる。
本発明に係る生理用ナプキン1の展開図である。 そのII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 使用前の状態を示す生理用ナプキン1の裏面図である。 そのV−V線矢視図である。 下着30への固定要領を示す下着30の展開図(その1)である。 下着30への固定要領を示す下着30の展開図(その2)である。 下着30への固定要領を示す下着30の展開図(その3)である。 他の形態例(その1)を示す生理用ナプキン1の展開図である。 他の形態例(その2)を示す生理用ナプキン1の展開図である。 他の形態例(その3)を示す生理用ナプキン1の展開図である。 他の形態例(その4)を示す生理用ナプキン1の展開図である。 従来の吸収性物品50の展開図である。 そのXIV−XIV線矢視図である。 従来の吸収性物品50の装着状態を示す下着30の斜視図である。 従来の吸収性物品50の下着30への固定要領を示す下着30の展開図である。 従来の吸収性物品60を示す展開図である。 従来の吸収性物品61を示す展開図である。
1…生理用ナプキン、2…透液性表面シート、3…不透液性裏面シート、4…吸収体、4A…フラップ用吸収体、5…クレープ紙、6…サイド不織布、9…ズレ止め粘着剤層、10…ウイングズレ止め粘着剤層、HF…ヒップホールド用フラップ、RL…折返し線、W…ウイング状フラップ

Claims (4)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部に、左右一対で配置されたウイング状フラップが、本体部分の長手方向に沿って少なくとも3組以上配置されるとともに、これらウイング状フラップの内、少なくとも最後部に位置する左右一対のウイング状フラップには吸収体が介在されたヒップホールド用ウイング状フラップとされ、かつ前記本体部分の長手方向に隣接する各ウイング状フラップ間は、ミシン目によって分割可能とされており、
    使用前の製品状態で、各ウイング状フラップは、基端部で前記裏面シート側に折り畳まれるとともに、この折り畳まれた内の先端側部分がさらに反対側に折り返され、かつこれら各折り畳み部分が仮止めされることにより前記本体部分に固定されることにより、前記ウイング状フラップのすべてが裏面シート側に折り畳まれているとともに、前記折り畳み部分の最外面となる裏面シート部分にズレ止め粘着剤層が形成されており、
    使用時に下着への固定位置に応じて、適合する位置の任意の前記ウイング状フラップをミシン目から引き裂いて分割して拡げ、下着のクロッチ部分に巻き込ませて固定可能とされ、前記ヒップホールド用ウイング状フラップをミシン目から引き裂いて分割して拡げ、下着に固定可能とされていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記ウイング状フラップのうち、最後部に位置する左右一対のウイング状フラップは、他のウイング状フラップよりも大きく形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記本体部分は、全長に亘って略同幅で形成されている請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記ウイング状フラップの基端部には、本体部分の長手方向に沿ってエンボス線が施してある請求項1〜いずれかに記載の吸収性物品。
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