JP5242021B2 - 胃腸バイパスを実行するための器具 - Google Patents
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Description
一般的に言えば、本発明は胃腸バイパスを実行するための器具および方法に関する。
第一の腸組織部分12を第二の胃組織部分14に近接させ、胃と第一の腸組織部分との間に第一の腸ループAを実現するための手段と、
これら二つの近接組織部分間に胃腸吻合部16を作製し、胃腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
腸管に沿った自然の流れを基準として、胃腸吻合部16に対して遠位部または下流に配置された第一の追加的腸組織部分18と、腸管に沿った自然の流れに対して近位部または上流に配置された第二の追加的腸組織部分20とを互いに近接させ、胃腸吻合部16に対して遠位部にある第二の腸ループBを実現して、胃腸吻合部16に対して近位部に配置された当該第二の追加的腸組織部分20を胃腸吻合部16に近接させるための手段と、
これら二つの近接腸組織部分間に腸腸吻合部22を作製し、腸腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
胃腸吻合部16と腸腸吻合部22との間の腸を切断するための手段と
が含まれる。
本発明の好ましい実施態様は以下の通りである。
(1) 胃腸バイパスを実行するための器具において、
第一の腸組織部分(12)を第二の胃組織部分(14)に近接させ、当該胃と当該第一の組織部分との間に第一の腸ループ(A)を実現するための手段と、
当該二つの近接組織部分間に胃腸吻合部(16)を作製し、当該胃腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
腸管に沿った自然の流れを基準として、当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部または下流に配置された第一の追加的腸組織部分(18)と、当該腸管に沿った自然の流れを基準として、当該胃腸吻合部(16)に対して近位部または上流に配置された第二の追加的腸組織部分(20)とを互いに近接させ、当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある第二の腸ループ(B)を実現して、当該胃腸吻合部(16)に対して近位部にある当該第二の追加的腸組織部分(20)を当該胃腸吻合部(16)に近接させるための手段と、
当該二つの近接腸組織部分間に腸腸吻合部(22)を作製し、当該腸腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
当該胃腸吻合部(16)と当該腸腸吻合部(22)との間の腸を切断するための手段と、を含む、器具。
(2)実施態様1に記載の器具において、
前記器具が、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)との間の腸の切断の前に、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)との両方のシールテストを実行するための手段を含む、器具。
(3)実施態様2に記載の器具において、
前記シールテストを実行するための手段が、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)の両方を同時テストできるようになっている、器具。
(4)前記実施態様の1つに記載の器具において、
前記胃腸吻合部(16)を作製するための手段が、前記第一の腸部分と前記第二の胃部分とにそれぞれ作製された胃切開部の弁部と腸切開部の弁部とを部分的に連結することができるようになっている線状ステープラーを含む、器具。
(5)実施態様4に記載の器具において、
前記胃腸吻合部(16)を作製するための手段が、更に、前記線状ステープラーの使用後、まだ開放している弁部を再閉鎖することにより胃腸吻合部を完成するための手段であって、当該手段が、当該胃腸吻合部の実現後、腸管の連続性を回復することができるようになっている手段を含む、器具。
(6)前記実施態様の1つに記載の器具において、
前記腸腸吻合部を作製するための手段が、第一の追加的腸部分および第二の追加的腸部分でそれぞれ作製された腸切開部の弁部を部分的に連結することができるようになっている線状ステープラーを含む、器具。
(7)実施態様6に記載の器具において、
前記腸腸吻合部を作製するための手段が、更に、前記線状ステープラーの使用後、まだ開放している弁部を再閉鎖することにより腸腸吻合部を完成するための手段であって、当該手段が、当該腸腸吻合部の実現後、腸管の連続性を回復することができるようになっている手段を含む、器具。
(8)実施態様4〜7の1つに記載の器具において、
前記器具が、前記第二の胃組織部分(14)を配置した胃嚢(gastric pouch)を事前に作製するための手段を含む、器具。
(9)実施態様4〜8の1つに記載の器具において、
使用されるこれらの手段が、腹腔鏡下に胃腸バイパスを実現することができるようになっている、器具。
(10)実施態様1〜3の1つに記載の器具において、
組織部分を互いに近接させるための前記手段が、管腔内で当該組織を互いに近接させることができるようになっている吻合デバイスを含む、器具。
(11)実施態様1〜3の1つに記載の器具において、
前記胃腸吻合部(16)および/または腸腸吻合部(22)を作製するための手段が、当該胃腸吻合部(16)および/または腸腸吻合部(22)を管腔内で実現することができるようになっている吻合デバイスを含む、器具。
(12)実施態様10または11に記載の器具において、 前記器具が、前記吻合デバイスをロックするかまたはスライドさせるためのガイド手段であって、当該ガイド手段が、互いに近接させられおよび/または互いに連結されるべき組織部分を通して事前に挿入された、開放ループを形成するガイド手段を含む、器具。
(13)実施態様12に記載の器具において、
前記器具が、前記ガイド手段を挿入する前に前記第二の胃組織部分(14)を配置した胃嚢を部分的に作製するための手段を含む、器具。
(14)実施態様13に記載の器具において、
前記器具が、前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の形成後に胃嚢を完成するための手段を含む、器具。
(15)実施態様12に記載の器具において、
前記器具が、前記胃腸吻合部(16)および腸腸吻合部(22)の形成後に前記第二の胃組織部分(14)を配置した胃嚢を作製するための手段を含む、器具。
(16) 胃腸バイパスを実行する方法において、
第二の胃組織部分(14)に第一の腸組織部分(12)を近接させ、当該胃と当該第一の組織部分との間に第一の腸ループ(A)を実現するステップと、
当該二つの近接組織部分間に胃腸吻合部(16)を作製し、当該胃腸吻合部の実現の後、当該腸管の連続性を維持または回復させるステップと、
当該腸管に沿った自然の流れを基準として当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部または下流に配置された第一の追加的腸組織部分(18)と、当該腸管に沿った自然の流れを基準として当該胃腸吻合部(16)に対して近位部または上流に配置された第二の追加的腸組織部分(20)とを近接させ、当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある第二の腸ループ(B)を実現して、当該胃腸吻合部(16)に対して近位部にある当該第二の追加的腸組織部分(20)を、当該胃腸吻合部(16)に近接させるステップと、
当該二つの近接腸組織部分間に腸腸吻合部(22)を作製して、当該腸腸吻合部の実現後に当該腸管の連続性を維持または回復するステップと、
当該胃腸吻合部(16)と当該腸腸吻合部(22)との間の腸を切断する
ステップと、を含む、方法。
(17)実施態様16に記載の方法において、
前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)の両方のシールテストステップ後に当該胃腸吻合部(16)と当該腸腸吻合部(22)との間の腸を切断する、方法。
(18)実施態様17に記載の方法において、
前記シールテストステップを、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)との両方について同時に行う、方法。
(19)実施態様16〜18の1つに記載の方法において、
前記胃腸吻合部(16)を作製するステップを、線状ステープラーを用いて少なくとも部分的に実現する、方法。
(20)実施態様19に記載の方法において、
前記線状ステープラーの一つの顎部を前記第二の胃組織部分に作製された胃切開部中に挿入し、前記線状ステープラーのもう一つの顎部を前記第一の腸組織部分に作製された腸切開部中に挿入し、胃腸吻合部を部分的に画する少なくとも一連の点を実現する、方法。
(21)実施態様19または20に記載の方法において、
前記線状ステープラーを使用して連結すべき前記二つの組織部分を互いに近接させ、当該線状ステープラーの一つの顎部を前記第一の腸組織部分(12)に作製された腸切開部中に挿入し、前記二つの組織部分を連結する前に、当該線状ステープラーにより、当該第一の腸組織部分(12)を前記第二の胃部分(14)中に作製された胃切開部に対応して移動させる、方法。
(22)実施態様20または21に記載の方法において、
前記胃腸吻合部の実現後に、前記胃切開部の弁部と腸切開部の弁部とを再閉鎖して、腸管の連続性を回復することにより前記胃腸吻合部を完成する、方法。
(23) 実施態様22に記載の方法において、
前記連結すべき第一および第二の追加的組織部分(18,20)を連結した後前記胃腸吻合部を完成する、方法。
(24) 実施態様16〜23の1つに記載の方法において、
線状ステープラーを使用することにより前記腸腸吻合部(22)を作製するステップを少なくとも部分的に実現する、方法。
(25) 実施態様24に記載の方法において、
前記線状ステープラーの一つの顎部を、前記第一の追加的腸組織部分に作製された腸切開部中に挿入し、前記線状ステープラーのもう一つの顎部を、前記第二の追加的腸組織部分に作製された腸切開部中に挿入して、腸腸吻合部を部分的に画する少なくとも一連の点を実現する、方法。
(26) 実施態様24または25に記載の方法において、
前記線状ステープラーを使用して連結すべき前記二つの組織部分を互いに近接させ、当該線状ステープラーの一つの顎部を、前記第一の追加的腸組織部分(18)に作製された腸切開部中に挿入し、前記二つの組織分を連結する前に、当該線状ステープラーにより、前記第一の追加的腸組織部分(18)を前記第二の追加的腸組織部分に作製された腸切開部に対応するように移動させる、方法。
(27) 実施態様25または26に記載の方法において、
前記腸腸吻合部を実現した後に、前記腸切開部の弁部を再閉鎖して前記腸管の連続性を回復させることにより腸腸吻合部を完成する、方法。
(28) 実施態様19〜27の1つに記載の方法において、
前記胃嚢を作製するための予備ステップであって、前記第二の胃組織部分(14)を前記胃嚢に配置する予備ステップを予測する、方法。
(29) 実施態様19〜28の1つに記載の方法において、
前記方法を腹腔鏡下に実現する、方法。
(30)実施態様29に記載の方法において、
前記腹部の左上部分にトロカールを挿入する初期ステップであって、その一つは上腹部に、一つは左側腹部に、二つは胃間膜に挿入する初期ステップを含む、方法。
(31) 実施態様16〜18の1つに記載の方法において、
組織を一緒にするステップを吻合デバイスを使用して管腔内で実現する、方法。
(32) 実施態様16〜18の1つに記載の方法において、
前記胃腸吻合部(16)および/または腸腸吻合部(22)を作製するステップを、吻合デバイスを使用して管腔内で実現する、方法。
(33) 実施態様31または32に記載の方法において、
前記吻合デバイスを、互いに近接させられおよび/または互いに連結されるべき組織部分を通して事前に挿入し、開放ループを形成したガイド手段に沿ってスライドさせるかロックさせる、方法。
(34) 実施態様33に記載の方法において、
前記ガイド手段を、前記腸に沿い、第一の腸組織部分(12)および第二の胃組織部分(14)を通して挿入し、当該第一および第二の組織部分を互いに近接させおよび/または胃腸吻合部(16)を実現するための第一の開放ループ(C)を形成する形状にする、方法。
(35) 実施態様34に記載の方法において、
次いで、前記胃腸吻合部(16)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある第一の追加的部分(18)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して近位部にある第二の追加的部分(20)を通して前記ガイド手段を挿入し、当該第一および第二の追加的組織部分を互いに近接させおよび/または腸腸吻合部(22)を実現するための第二の開放ループ(D)を形成する、方法。
(36) 実施態様34に記載の方法において、
続いて、前記胃腸吻合部(16)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある第一の追加的部分(18)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して近位部にある第二の追加的部分(20)、再度前記胃腸吻合部(16)を通して前記ガイド手段を挿入し、前記第一および第二の追加的組織部分を互いに近接させおよび/または腸腸吻合部(22)を実現するための第二の開放ループ(D)を形成する、方法。
(37) 実施態様33〜36の1つに記載の方法において、
前記ガイド手段を挿入する前に実行される、胃嚢を部分的に作製するための予備ステップであって、前記第二の胃組織部分(14)を当該胃嚢に配置する予備ステップを予測する、方法。
(38) 実施態様37に記載の方法において、
前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の形成の後に前記胃嚢を完成させる、方法。
(39) 実施態様33〜36の1つに記載の方法において、
前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の実現後に実行される胃嚢(100)の実現ステップを予測する、方法。
(40) 実施態様16〜18の1つに記載の方法において、
互いに近接しおよび/または連結させられ、開放ループの形状を与えられるべき組織部分を通して事前に挿入されたガイド手段に沿ってスライドさせられまたはロックされた吻合デバイスを使用して前記組織を互いに近接させるステップを実現する、方法。
(41) 実施態様16〜18の1つに記載の方法において、
互いに近接しおよび/または連結させられ、開放ループの形状を与えられるべき組織部分を通して事前に挿入されたガイド手段に沿ってスライドさせられまたはロックされた吻合デバイスを使用して、前記胃腸吻合部(16)および/または腸腸吻合部(22)を作製するステップを実現する、方法。
(42) 実施態様40または41に記載の方法において、
前記ガイド手段が、腸に沿って、前記第一の腸組織部分(12)を通り、前記第二の胃組織部分(14)を通って挿入され、前記第一および第二の組織部分を互いに近接させ、および/または前記胃腸吻合部(16)を実現させるための第一の開放ループ(C)を形成する形状を与えられる、方法。
(43) 実施態様42に記載の方法において、
前記ガイド手段が、続いて、前記胃腸吻合部(16)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある前記第一の追加的部分(18)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して近位部にある前記第二の追加的部分(20)を通して挿入され、前記第一および第二の追加的組織部分を互いに近接させおよび/または腸腸吻合部(22)を実現するための第二の開放ループ(D)を形成する、方法。
(44) 実施態様42に記載の方法において、
前記ガイド手段が、続いて、前記胃腸吻合部(16)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある前記第一の追加的部分(18)、前記腸管中の自然の流れを基準として前記胃腸吻合部(16)に対して近位部にある前記第二の追加的部分(20)、再度前記胃腸吻合部(16)を通して挿入され、前記第一および第二の追加的組織部分を互いに近接させおよび/または腸腸吻合部(22)を実現するための第二の開放ループ(D)を形成する、方法。
(45) 実施態様40〜44の1つに記載の方法において、
前記組織を互いに近接させ、および/または、前記胃腸吻合部(16)および/または前記腸腸吻合部(22)を作製するステップを、少なくとも部分的に管腔内で実現する、方法。
(46) 実施態様45に記載の方法において、
前記ガイド手段を挿入する前に実行される、胃嚢を部分的に作製するための予備ステップであって、前記第二の胃組織部分(14)を当該胃嚢に配置する予備ステップを予測する、方法。
(47) 実施態様46に記載の方法において、
前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の形成後に前記胃嚢を完成する、方法。
(48) 実施態様45に記載の方法において、
前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の実現後に実行される、胃嚢(100)を実現するステップを予測する、方法。
Claims (6)
- 胃腸バイパスを実行するための器具において、
第一の腸組織部分(12)を第二の胃組織部分(14)に近接させ、当該胃と当該第一の組織部分との間に第一の腸ループ(A)を実現するための手段と、
当該二つの近接組織部分間に胃腸吻合部(16)を作製し、当該胃腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
腸管に沿った自然の流れを基準として、当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部または下流に配置された第一の追加的腸組織部分(18)と、当該腸管に沿った自然の流れを基準として、当該胃腸吻合部(16)に対して近位部または上流に配置された第二の追加的腸組織部分(20)とを互いに近接させ、当該胃腸吻合部(16)に対して遠位部にある第二の腸ループ(B)を実現して、当該胃腸吻合部(16)に対して近位部にある当該第二の追加的腸組織部分(20)を当該胃腸吻合部(16)に近接させるための手段と、
当該二つの近接腸組織部分間に腸腸吻合部(22)を作製し、当該腸腸吻合部の実現後に腸管の連続性を維持または回復するための手段と、
当該胃腸吻合部(16)と当該腸腸吻合部(22)との間の腸を切断するための手段と、
を含み、
前記胃腸吻合部(16)を作製する手段及び前記腸腸吻合部(22)を作製する手段は、円形ステープラー及びアンビルを含み、
前記第一の腸ループ(A)及び第二の腸ループ(B)を実現するための手段は、
食道と胃と腸を通って第一の腸組織部分(12)まで、第一の腸組織部分(12)の壁を横切って第二の胃組織部分(14)まで、第二の胃組織部分(14)の壁を横切って胃まで、そして、食道を通して元に戻る第1のガイドケーブル開放ループ(C)と、
食道と胃と腸を通って第一の腸組織部分(12)の上流の第二の追加的腸組織部分(20)まで、第二の追加的腸組織部分(20)の壁を横切って第一の腸組織部分(12)の下流の第一の追加的腸組織部分(18)まで、第一の追加的腸組織部分(18)の壁を横切って腸まで、更に腸を通って胃腸吻合部(16)を横切って胃まで、そして、食道を通して元に戻る第2のガイドケーブル開放ループ(D)と、
を規定する所定長さを有して構成されたガイドケーブル(200)を有し、
前記円形ステープラーは、前記ガイドケーブル(200)上をスライドするように構成され、
前記アンビルは、前記ガイドケーブル(200)上にロックされ得るように構成され、円形ステープラーと協働して、前記組織を腔内で近接させると共に胃腸吻合部(16)及び腸腸吻合部(22)を実現させ、
前記アンビルは、ガイドケーブル(200)によって、第1のガイドケーブル開放ループ(C)に沿って第一の腸組織部分(12)まで移動可能であり、第2のガイドケーブル開放ループ(D)に沿って第一の追加的腸組織部分(18)まで移動可能である、器具。 - 請求項1に記載の器具において、
前記器具が、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)との間の腸の切断の前に、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)との両方のシールテストを実行するための手段を含む、器具。 - 請求項2に記載の器具において、
前記シールテストを実行するための手段が、前記胃腸吻合部(16)と前記腸腸吻合部(22)の両方を同時にテストできるようになっている、器具。 - 請求項1に記載の器具において、
前記ガイドケーブル(200)を挿入する前に前記第二の胃組織部分(14)を配置した胃嚢を部分的に作製するための手段を含む、器具。 - 請求項4に記載の器具において、
前記胃腸吻合部および腸腸吻合部の形成後に胃嚢を完成するための手段を含む、器具。 - 請求項4に記載の器具において、
前記胃腸吻合部(16)および腸腸吻合部(22)の形成後に前記第二の胃組織部分(14)を配置した胃嚢を作製するための手段を含む、器具
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