JP5239978B2 - センサおよびシーケンサー - Google Patents

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Description

本発明は核酸やタンパク質などを測定するセンサおよび核酸配列を解析するシーケンサーに関するものである。
従来のセンサとして、例えば図8に示すようなDNAセンサがある。このDNAセンサは、基板1と、この基板1上に固定された機能性分子2としてのDNAプローブからなる。この機能性分子2は、リガンド分子である相補的DNA3と二本鎖を形成するものであり、この機能性分子2に各種DNA3を含んでいる可能性のある、血液、唾液、河川水、農産加工物等の被験体材料を暴露した後、二本鎖形成の有無を検知することで、これらの被験体材料中に検知対象のDNA3が存在しているかどうかを検出出来る。
分析方法としては、例えば予め暴露する各種DNA3に蛍光物質4を標識しておき、それぞれを前述の機能性分子2と反応させた後、この反応領域の蛍光を測定することによって、機能性分子2と相補的DNA3との二本鎖形成領域を検出する方法がある。
このようなDNAセンサに類似する例は、下記の特許文献1、2に開示されている。
また従来のシーケンサーは、基板上に測定したい核酸を固定し、増幅させて、核酸配列を読み取るものである。このようなシーケンサーに関連する例は、下記の特許文献3に開示されている。
特表平4−505763号公報 特開2007−285927号公報 特表2002−525125号公報
従来のセンサやシーケンサーでは、測定感度が低くなることがあった。
その理由は、基板1の表面積が小さいからである。
すなわち従来は、基板1の表面積を増やすため、基板1として例えば多孔質アルミナを用いていたが、それでもその表面積の拡大には不十分であった。したがって基板1の所定領域に十分な量の機能性分子2(DNAプローブ)や核酸を固定することができず、機能性分子2とリガンド分子(DNA3)との結合により発する信号や、拡散配列を読み取る際の検出信号が小さかった。そしてその結果、測定感度が低下するのであった。
そこで、本発明の目的は、測定感度を向上させたセンサおよびシーケンサーを提供することである。
そしてこの目的を達成するため本発明は、基材と、この基材上に枝分かれするように積み重なり、一体的に結合した複数の粒子からなる蒸着層と、それぞれの粒子の表面に接合した複数の機能性分子とを備え、それぞれの粒子の表面は、酸化アルミニウムを主成分とするセンサ、あるいは基材と、この基材上に枝分かれするように積み重なり、一体的に結合した複数の粒子からなる蒸着層とを備え、それぞれの粒子の表面は、酸化アルミニウムを主成分とし、これらの粒子の表面に核酸を固定して増幅させ、その核酸配列を測定するシーケンサーとした。
これにより本発明は、センサまたはシーケンサーの測定感度を向上させることができる。
その理由は、蒸着層の表面積が大きいからである。
したがって狭いスペースにも機能性分子や核酸を高密度に固定することができ、各機能性分子とリガンド分子との反応信号や核酸配列を読み取る際の検出信号を増大させることができる。そしてその結果、センサあるいはシーケンサーの測定感度を向上させることができる。
(実施の形態1)
実施の形態1では、本発明の一実施の形態としてDNAセンサを例に挙げ説明する。
本発明のDNAセンサは、図1に示すように、基材5と、この基材5の表面に形成された蒸着層6と、この蒸着層6の表面に接合された複数のDNAプローブ(図2の符号7)とを備えている。このDNAプローブ7は、測定したいDNAと相補的塩基配列を有し、このDNAとハイブリタイゼーションを起こす機能性分子である。
蒸着層6は、図1に示すように、基材5から表層に向かって立ち上がるツリー状の柱が多数密集し、霜柱状になっている。そして夫々のツリー状の柱は、複数の粒子8が一体に結合して、海ぶどう状に枝分かれしながら積み重なった形状である。なお、図3は蒸着層6をSEM(走査電子顕微鏡)で3万倍に拡大して撮影した写真である。
粒子8は核となる部分がアルミニウムで構成され、その上に陽極酸化膜(酸化アルミニウムの膜)が形成されている。微小な粒子8には、全体が酸化アルミニウムで構成されているものもある。
そして図1に示すように、この蒸着層6は、基材5の表面と接する第一の蒸着層6aと、この第一の蒸着層6a上に積層された第二の蒸着層6bとで構成されている。また第一の蒸着層6aの粒子径は、第二の蒸着層6bの粒子径よりも大きくなるように形成されている。第一の蒸着層6aは、厚みが数μmであり、第二の蒸着層6bの厚み(数十μm)よりも薄くした。
なお、本実施の形態においては、基材5として厚みが0.5mm〜1mmのガラス基板を用いた。ガラス以外にも、シリコン基板やアルミ基板などを用いてもよいが、ガラス基板は光を透過するため、DNAプローブ7と測定物質との結合を、基材5を透過した光によって測定することができ、分析が容易である。また基材5の形状は、平板状でなくても、球状や多角形状でもよい。
以下に、本実施の形態における蒸着層6の蒸着方法を説明する。図4、図5は本実施の形態の製造方法によって形成された蒸着層6であって、後述する陽極化成前の状態のSEM写真である。図4は5千倍に拡大したものであり、図5は更に3万倍に拡大して撮影したものである。
1)基材5を蒸着槽内に配置して0.01〜0.001Paの真空に保つ。
2)基材5周辺に酸素ガスに対してアルゴンガスの流量比を4〜6にした不活性ガスを流入して基材5の周辺の圧力を10〜20Paの状態にする。
3)基材5の温度を200〜300℃の範囲に保つ。
4)蒸着源にアルミニウムを配設した状態で真空蒸着により第一の蒸着層6a(陽極化成前)を形成していく。
5)基材5周辺に酸素ガスに対してアルゴンガスの流量比を2〜4にした不活性ガスを流入して基材5の周辺の圧力を20〜30Paの状態にする。
6)基材5の温度を150〜200℃の範囲に保つ。
7)蒸着源にアルミニウムを配設した状態で真空蒸着により第二の蒸着層6b(陽極化成前)を形成していく。
なお、本実施の形態では、1)の工程で、真空雰囲気は0.004Paに調整した。また、第一の蒸着層6aとなる層の形成時において、酸素ガスに対してアルゴンガスの流量比を4とし、基材5周辺の圧力が20Paになるように不活性ガスの流量を調整した。更に、基材5の温度を300℃に設定した。また、第二の蒸着層6bとなる層の形成時において、酸素ガスに対してアルゴンガスの流量比を4とし、基材5周辺の圧力が20Paになるように不活性ガスの流量を調整した。更に、基材5の温度を200℃に設定した。
この結果、第一の蒸着層6aは、この層を構成する粒子8の平均粒子径が0.2μmとなり、第二の蒸着層6bより大きな粒子8で構成されている。また図4からも明らかなように、第一の蒸着層6aは、粒子8が持つエネルギーが大きく、表面の活性度が高いため、粒子8が大きく成長し、基材5と複数のツリー構造体の根元部分の接触面積が大きくなる。そしてその結果、蒸着層6の機械的強度が増し、センサの信頼性を高めることができる。
なお、第一の蒸着層6aの平均粒子径は0.1μm以上であれば、上記のとおりツリー構造体の根元部分と基材5との接触面積を十分大きくすることができる。また、第一の蒸着層6aを形成する前に、例えばO2アッシング処理で基材5の表面を清浄化することで、基材5と第一の蒸着層6aとの密着性が増す。また基材5は、この蒸着工程時での変形を抑制するため、耐熱温度が500度〜600度程度のガラス基板を用いることが好ましい。
なお、第一の蒸着層6aを厚くしても、粒子8の小さい第二の蒸着層6bを厚くする場合と比較して表面積の増大に寄与しにくいことから、第一の蒸着層6aは極力薄い方がよい。
さらに本実施の形態では、平均粒子径の小さい粒子8からなる第二の蒸着層6bを形成したことにより、空孔径の最頻値が約0.03μmと極めて微細なものとなる。これは、比較用に示したエッチングによるアルミニウム箔の空孔径の最頻値である約0.15μmと比較して極めて微細化されたものであり、これにより、表面積を大きく拡大することができる。またこの蒸着層6は、微小な粒子8がランダムに枝分かれして積み重なり、ある程度の厚みを持った層であるから、直線的な穴が規則的に形成された多孔質アルミナと比較して、表面積が大きくなり、センサの感度を向上させることができる。
なお、第二の蒸着層6bの厚みは表面積増大に大きく寄与するため、第一の蒸着層6aより厚く形成することが好ましい。また、第一の蒸着層6aと第二の蒸着層6bとは、同種の金属を用い、同一真空内で形成したため、第一の蒸着層6aと第二の蒸着層6bの境界は明確に現れない。
また、本実施の形態では、上記形成方法5)〜7)に示すように、第二の蒸着層6bを形成する工程では、酸素ガスとアルゴンガスの流量比、周辺の圧力、基材5の温度を、第一の蒸着層6aを形成する工程とは変えたことで、金属粒子8の運動エネルギーおよび粒子8表面の活性度が抑えられ、金属粒子8が成長しにくくなり、第二の蒸着層6bの粒子8を第一の蒸着層6aよりも小さくなるように形成できたと考えられる。
そして本実施の形態では、複数のツリー構造体の第一の蒸着層6aおよび第二の蒸着層6bが基材5から表層に向かってアルミニウムの複数の微粒子8が連なって形成され、かつ、夫々複数の枝に枝分かれして形成されているために、毛細管現象が起こりやすい状態となり、これにより測定したいDNAを含む溶液の含浸性に優れる。
さらに、上記複数のツリー構造体が、個々の粒子8が複数に枝分かれして一体に結合した構造に形成されているために、応力負荷が分散され、破壊されにくくなる。そしてその結果、センサの機械的強度を高めることができる。
なお、上記2)の工程では、その他の例として、酸素ガスおよびアルゴンガスを流入させずに蒸着を行ってもよい。
また、別の製造方法として、上記5)〜7)の工程では、第二の蒸着層6bが第一の蒸着層6aの表面から段階的に粒子径が小さくなるように形成するため、上記2)、3)の条件から酸素ガスに対してアルゴンガスの流量比を2〜4、不活性ガスを流入して基材5周辺の圧力を20〜30Pa、基材5の温度を150〜200℃の範囲に段階的に変化させてもよい。
以上のように蒸着層6を形成した後、それぞれの粒子8の表面に酸化被膜を形成する。酸化被膜は自然酸化によっても形成することができるが、本実施の形態では、この蒸着層6を電解液中において陽極で電解し、厚み数nm程度の酸化被膜(陽極酸化膜)を効率よく生成した(図3)。
本実施の形態の陽極化成条件は、化成電圧5V、保持時間20分、7%アジピン酸アンモニウム水溶液、70℃、0.05A/cm2で化成を行い、測定条件としては、インピーダンスアナライザーを用い、8%ホウ酸アンモニウム水溶液、30℃、測定面積10cm2、測定周波数120Hzで行ったものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
そしてさらに図2に示すように、粒子8表面の陽極酸化膜(図示せず)にDNAプローブ7と結合する適当な官能基を導入し、粒子8にDNAプローブ7を固定した。
粒子8とDNAプローブ7との結合反応には、表面にアミノ基を導入した粒子8とDNAプローブ7とをイオン結合させる方法、アルデヒド基を導入した粒子8とアミノ化したDNAプローブ7とを共有結合させる方法、また架橋剤を用いて、粒子8上の官能基とDNAプローブ7に修飾した官能基とを結合させる方法などが知られている。
これらいずれの結合方法においても、DNAプローブ7を適当な水溶液に溶解して粒子8上へスポットし、その微小な液滴中で結合反応を進行させ、その後水洗浄によって余剰のDNAプローブ7を除去してマイクロアレイを作製する。
本実施の形態における効果を以下に説明する。
本実施の形態のDNAセンサは、DNAセンサの感度を向上させることができる。
その理由は、基材5上に機能性分子(DNAプローブ7)を高密度に固定することができるからである。すなわち本実施の形態は、蒸着層6が枝分かれするように積み重なり、一体的に結合した複数の粒子からなるため、表面積が大きくなり、狭いスペースにもDNAプローブ7を高密度に形成することができる。したがって、各DNAプローブ7とリガンド分子である相補的DNAとの反応を十分得ることができ、大きな信号として検出することができる。そしてその結果、センサの感度を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、平均粒子径の小さい第二の蒸着層6bを形成したことにより、図6の空孔径分布を示した特性図から明らかなように、空孔径の最頻値が約0.03μmと極めて微細なものとなる。これは、エッチングしたアルミニウム箔の空孔径の最頻値が約0.15μmであることと比べて分かるように、極めて微細化されたものであり、これにより、表面積を大きく拡大することができる。
また本実施の形態の蒸着層6は、複数の粒子8がランダムに枝分かれしながら成長した形状であるため、直線的な穴が規則的に形成された多孔質アルミナよりも表面積を大きくすることができる。
なお蒸着層6の粒子径は均一でもよいが、本実施の形態では、蒸着層6の根元に粒子径の大きい第一の蒸着層6aを設けたことにより、基材5と蒸着層6の密着性に優れ、剥離を抑制できる。
このように本実施の形態で示す蒸着層6は、表面積が大きく、さらに基材5との密着性も高いことから、この蒸着層6を用いることで、高精度かつ高信頼性のDNAセンサを実現できる。
上記実施の形態では、センサとしてDNAセンサを例に挙げ、機能性分子はDNAプローブ7としたが、機能性分子をRNAにしてもよい。RNAもDNAと同様に、保護基を用いて容易に所定領域に形成することができる。
さらにセンサとしては、DNAセンサ以外にも、タンパク質センサや糖センサ、抗原抗体センサ等の各種センサに用いることが出来る。これら各種センサに用いる機能性分子としては、それぞれ検出したいリガンド分子を捕捉可能な受容体や反応性物質を選択すればよい。また場合によっては測定したい物質を機能性分子として蒸着層6に固定し、これらの物質と特異的に結合する受容体や反応性物質を蒸着層6上に注入して反応をセンシングすることもできる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、本発明の一実施の形態として、DNAやRNAなどの核酸配列を測定するシーケンサーを例に挙げ説明する。
図7に示すように、本実施の形態のシーケンサーも、実施の形態1のDNAセンサと同様に、基材9と、この基材9の表面に接合された蒸着層10とを備えている。なお、基材9は複数の領域11〜13に区分けされており、蒸着層10は、この領域11〜13毎に形成されている。
そして蒸着層10は、実施の形態1と同様に、複数の粒子14が一体的に結合したツリー状の構造体であり、すくなくともその表面は酸化アルミニウム膜で被覆されている。
また本実施の形態における蒸着層10は、実施の形態1と同様に、基材9と接する第一の蒸着層10aと、この第一の蒸着層10a上に形成された第二の蒸着層10bを有し、第一の蒸着層10aを構成する粒子14の平均粒子径は、第二の蒸着層10bを構成する粒子14の平均粒子径より大きいものとした。
本実施の形態では、まず配列を測定したいDNAやRNAなどの核酸を複数に分断した核酸鋳型を、基材9の各領域11〜13に一つずつ固定する。そしてこの固定された核酸鋳型をもとに核酸を増幅させ、これらの増幅した核酸鎖(核酸鋳型)とヌクレオチド前躯体とのハイブリタイズによる蛍光を分析するか、あるいは固定された核酸鎖とヌクレオチド前駆体とのハイブリタイズ反応によって変化する電磁場状態を、光、あるいは電気的な信号の変化として分析し、核酸配列を読み取っていく。
本実施の形態のシーケンサーは単位領域における核酸の密度が増し、核酸配列の測定精度を高めることができる。
その理由は、基材9上に、複数の粒子14が海ぶどう状に積み重なって一体化した蒸着層10を形成し、この粒子14上で核酸を増幅させたからである。
これにより本実施の形態では、基材9の表面積が増え、一領域における核酸の増幅量が多くなる。そしてその結果、核酸コロニー全体から検出できる信号が大きくなり、核酸配列の測定精度を高めることができる。
また本実施の形態では、蒸着層10の根元は、粒子径の大きい粒子14からなる第一の蒸着層10aで構成したため、蒸着層10と基材9との密着性が高まり、信頼性の高いシーケンサーを実現できる。
本発明によるセンサおよびシーケンサーは、測定精度の高いDNAセンサあるいはDNAシーケンサー等に用いられる。
本発明の一実施の形態におけるセンサの模式断面図 同DNAセンサの要部を拡大した模式断面図 同DNAセンサの陽極化成後の蒸着層を示したSEM写真 同DNAセンサの陽極化成前の蒸着層を示したSEM写真 図4の要部を拡大したSEM写真 本発明の一実施の形態における蒸着層の空孔径分布を示した特性図 本発明の一実施の形態におけるシーケンサーの模式断面図 従来のDNAセンサの模式断面図
5 基材
6 蒸着層
6a 第一の蒸着層
6b 第二の蒸着層
7 DNAプローブ(機能性分子)
8 粒子
9 基材
10 蒸着層
10a 第一の蒸着層
10b 第二の蒸着層
11〜13 領域
14 粒子

Claims (2)

  1. 基材と、
    この基材上に枝分かれするように積み重なり、一体的に結合した複数の粒子からなる蒸着層と、
    それぞれの前記粒子の表面に接合した複数の機能性分子とを備え、
    前記蒸着層は、
    前記基材と接する第一の蒸着層と、
    前記第一の蒸着層上に形成された第二の蒸着層とを有し、
    前記第一の蒸着層を構成する粒子の平均粒子径は、
    前記第二の蒸着層を構成する粒子の平均粒子径より大きく、
    それぞれの前記粒子の表面は、酸化アルミニウムを主成分とする
    センサ。
  2. 基材と、
    この基材上に枝分かれするように積み重なり、一体的に結合した複数の粒子からなる蒸着層とを備え、
    前記蒸着層は、
    前記基材と接する第一の蒸着層と、
    前記第一の蒸着層上に形成された第二の蒸着層とを有し、
    前記第一の蒸着層を構成する粒子の平均粒子径は、
    前記第二の蒸着層を構成する粒子の平均粒子径より大きく、
    それぞれの前記粒子の表面は、酸化アルミニウムを主成分とし、
    これらの粒子の表面に核酸を固定して増幅させ、その核酸配列を測定するシーケンサー。
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