JP5238709B2 - 梱包用延伸バンド及び自動梱包機 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を梱包するために使用される熱可塑性合成樹脂製の梱包用延伸バンド及び自動梱包機に関するものである。
従来、熱可塑性合成樹脂製の梱包用延伸バンドについては数多くの発明がなされており、例えば特許文献1には、以下のような梱包用延伸バンドが開示されている。
すなわち、1種類以上のポリマーからなる不織布に、該不織布を構成する各ポリマーの配合比に応じた高分子原料を混入して、ペレットを製造し、次いで、前記ペレットを押出機にて押し出して合成樹脂帯とし、更に、前記合成樹脂帯に対して、冷却、延伸、エンボス、アニーリング及び冷却を順次施すようにして構成した合成樹脂製の梱包用延伸バンドである。
日本国特開平5−170258号公報
そして、梱包用延伸バンドは被梱包物を梱包するのに用いられるわけであるが、それに加えて、数種類の色の梱包用延伸バンドを用いることにより、被梱包物を容易に識別すると言う使われ方がなされる場合があり、梱包用延伸バンドの色を替える際には、梱包作業を停止し、梱包機に装着した梱包用延伸バンドコイルを所望の色のものに交換する必要があり、数多くの色の梱包用延伸バンドを使用するとなると、交換作業が煩雑なものとなり、また梱包用延伸バンドの色毎に必要となってくる発注作業や在庫管理も煩雑なものとなり、管理工数がかかってしまうものであった。
そこで本発明は上記の如き問題点を解消し、梱包作業の際の梱包用延伸バンドの色替え作業や梱包用延伸バンドの各色毎の発注作業・在庫管理工数を低減できる梱包用延伸バンド及び自動梱包機を提供せんとするものである。
本発明は、表面層と裏面層とを備えると共に、前記表面層と裏面層とは互いに異なる色に着色された熱可塑性合成樹脂製の梱包用延伸バンドを使用した梱包機であって、バンド巻物を梱包用延伸バンドに展開するための展開装置から被梱包物に至る経路に梱包用延伸バンドの表裏を反転させる反転装置を備え、これにより前記表面層と裏面層とを表裏反転自在として、被梱包物の周囲に当該梱包用延伸バンドを巻回して結束する際に、前記梱包用延伸バンドの表面層を上面にして結束する場合と、表面層と異なる色に着色された裏面層を上面にして結束する場合とのいずれかを選択可能としたことを特徴としている。
また、反転装置は、梱包用延伸バンドをその長手方向で挿通可能な一対の反転ガイドを備え、一対の反転ガイドは、梱包用延伸バンドを挿通した状態で、反転ガイドどうしを相対的に回転させることで、挿通された梱包用延伸バンドをねじるよう構成された構成を採用することができる
本発明によれば、表面層と裏面層とが、互いに異なる色に着色されていることから、被梱包物を梱包用延伸バンドの色により識別している場合、2種類の被梱包物を1つの梱包用延伸バンドで梱包することができるので、梱包機を用いて被梱包物を梱包する際のバンド色替えのための梱包用延伸バンドのコイル交換作業を低減することができる。
例えば、新聞社等においては、仕向け先に応じて梱包用延伸バンドの色を変えて梱包しているが、上記のように表裏が異なる色に着色されていれば、これを反転して使用することにより、1つの梱包用延伸バンドで2つの仕向け先に対応することができ、又梱包作業においても、梱包機に当該梱包用延伸バンドのバンドリールを取り付けたままで、反転して逐次表裏いずれかで梱包すればよいので、梱包作業も容易となる。
また本発明に係る梱包用延伸バンドの自動梱包機においては、展開装置から被梱包物に至る経路において、上記梱包用延伸バンドの表裏を反転させる反転装置を設けられているので、梱包作業において、梱包機に梱包用延伸バンドのバンドリールを取り付けたままで、反転装置によりバンドの表裏を反転することができるので、梱包作業が容易となる。
本発明に係る梱包用延伸バンドの実施の一形態を示す部分斜視図である。 本発明に係る梱包用延伸バンドの実施の他の形態を示す部分斜視図である。 本発明に係る梱包用延伸バンドの評価結果を示す表である。 本発明に係る梱包用延伸バンドの他の評価結果を示す表である。 本発明に係る梱包用延伸バンドの評価結果を示す表である。 本発明に係る梱包用延伸バンドの他の評価結果を示す表である。 本発明に係る自動梱包機の実施の一形態を示す概略正面図である。 図7に示した反転装置の概略正面図である。 図8に示した反転固定ガイドA−A’の断面図である。 図8に示した反転固定ガイドB−B’の断面図である。 図8に示した反転可動ガイドC−C’の断面図である。 図8に示した反転可動ガイドD−D’の断面図である。 図8で示した反転装置の概略斜視図である。 図7で示した本発明の一実施例による反転装置を付設した自動梱包機におけるバンド排出動作の説明概略正面図である。 図14で示したバンド排出動作終了時のバンド先端の位置を示した説明概略正面図である。 図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図である。 図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図である。 図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図である。 図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図である。 図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図である。 従来の自動梱包機の概略正面図である。 反転装置を付設した自動梱包機の概略正面図である。 反転装置を付設した自動梱包機の概略正面図である。 反転装置を付設した自動梱包機の概略正面図である。
符号の説明
1 梱包用延伸バンド
11 表面層
12 裏面層
13 内部層
2 バンド巻物
21 バンド
22 バンドリール
23 ねじれ部
24 バンド先端
31 プリフィードロール
32 プールボックス
33 送りロール
34 1次引締めロール
35 2次引締めロール
36 アーチ
37 シーリングユニット
38 バンド挿入口
39 送りロールガイド
4 反転装置
41 補助ロール(駆動)
42 補助ロール(従動)
43 反転固定ガイド
44 反転可動ガイド
45 バンド先端検出センサ
46 バンド通過部
47 センサ用穴
M 従来の自動梱包機
P 自動梱包機
本発明に係る実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は本発明に係る梱包用延伸バンドの実施の一形態を示す斜視図、図2は本発明に係る梱包用延伸バンドの実施の他の形態を示す斜視図、図3は本発明に係る梱包用延伸バンドの評価結果を示す表、図4は本発明に係る梱包用延伸バンドの他の評価結果を示す表、図5は本発明に係る梱包用延伸バンドの評価結果を示す表、図6は本発明に係る梱包用延伸バンドの他の評価結果を示す表である。
なお、以下に示す形態において、熱可塑性合成樹脂とは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の延伸性に優れた熱可塑性合成樹脂のことを表し、回収合成樹脂とは、前記熱可塑性合成樹脂が成形されたものを市場から回収したものを表す。したがって、回収合成樹脂は、青、黄、赤、緑等の種々の色が混在したものとなる。
また、主として梱包用延伸バンドの巾は、9.0〜19.0mm、その厚みは0.5〜0.7mmのものである。
まず図1に示す梱包用延伸バンドについて説明する。
この形態の梱包用延伸バンド1は、表面側に形成された表面層11と、裏面側に形成された裏面層12とを備え、前記表面層11と裏面層12とは、互いに異なる色に着色されている2層構造のものである。そしてその製造方法としては、一般的な合成樹脂製バンドと同様に、熱可塑性合成樹脂が配合された合成樹脂原料が所定の幅及び厚みで帯状に押出されると共に、冷却、延伸工程で加熱延伸され、しかる後、表裏両面にシボ付けされると共に、アニーリング、冷却工程、巻取工程を経て製造されるものであるが、表面層11と裏面層12とを互いに異なる色とし、又構成する組成の異なる原料を使用する場合も有ることから、表面層11を形成する合成樹脂原料と裏面層12を形成する合成樹脂原料とが、別の押出成形機を用いクロスヘッドと呼ばれる金型の内部において融合一体化なされるように、一般的には所謂「多層押出」により製造されるものである。尚、前記延伸工程における延伸倍率は、一般的には7倍〜15倍となされる。
表面層11と裏面層12に着色する色は、互いに異なる色であれば特に限定されるものではないが、従来の単色の色として青色、赤色、緑色、黄色などが使用されていることから、これらの色の組合せ、すなわち、表面層11に青色、裏面層12に赤色としたり、表面層11に青色、裏面層12に黄色とし、又表面層11に青色、裏面層12に緑色にしたり、表面層11に黄色、裏面層12に緑色、さらに表面層11に黄色、裏面層12に赤色などにしてもよい。
そして、上記梱包用延伸バンド1において、表面層11及び裏面層12に着色する色目によっては、表面層11及び裏面層12の少なくともいずれか一方に、熱可塑性合成樹脂に有色顔料と酸化チタンとを配合した合成樹脂原料を使用することにより、酸化チタンの有する隠蔽性により表面層11及び裏面層12の色目をより鮮明に発現させることができる。
この場合、表面層11及び裏面層12に使用される熱可塑性合成樹脂において、表面層11及び裏面層12のいずれもに未使用の熱可塑性合成樹脂を使用する場合は、いずれか一方に酸化チタンを配合すれば、酸化チタンを配合した層のみならず、酸化チタンを配合していない層においても、当該層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現させることができる。
また、表面層11及び裏面層12のいずれか一方の層に回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂を使用すると共に、他方の層に未使用の熱可塑性合成樹脂を使用する場合は、回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂に酸化チタンを配合すれば、回収合成樹脂を使用した層のみならず、未使用の熱可塑性合成樹脂を使用し、酸化チタンを配合していない層においても、当該層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現させることができる。
さらに、表面層11及び裏面層12のいずれもに回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂を使用する場合は、表面層11及び裏面層12のいずれにも、酸化チタンを配合するのが好ましい。
なお、使用する熱可塑性合成樹脂に酸化チタンを配合する場合、当該酸化チタンの配合割合は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.5〜9重量部の範囲とするのが好ましい。
上記梱包用延伸バンド1において、使用される熱可塑性合成樹脂は、全て未使用の熱可塑性合成樹脂であっても良いし、全て回収合成樹脂であっても良いし、またそれらを混合したものであっても良い。
次に図2に示す梱包用延伸バンド1について説明する。
この形態の梱包用延伸バンド1は、表面層11と裏面層12との間に内部層13が形成された、いわゆる3層構造の梱包用延伸バンドである。そして、前記表面層11及び裏面層12は、図1に示す梱包用延伸バンド1と同様に、互いに異なる色に着色されているものである。
そしてその製造方法としては、図1に示す梱包用延伸バンド1と同様に、合成樹脂原料が所定の幅及び厚みで帯状に押出されると共に、冷却、延伸工程で加熱延伸され、しかる後、表裏両面にシボ付けされると共に、アニーリング、冷却工程、巻取工程を経て製造されるものであるが、表面層11と裏面層12と内部層13とを構成する組成の異なる原料毎に別の押出成形機を用いクロスヘッドと呼ばれる金型の内部において融合一体化なされるような方法である、所謂「多層押出」により製造されたものである。
さらに、図1に示す梱包用延伸バンド1と同様に、表面層11及び裏面層12に使用される熱可塑性合成樹脂は、全て未使用の熱可塑性合成樹脂であっても良いし、全て回収合成樹脂であっても良いし、またそれらを混合したものであっても良い。そして表面層11及び裏面層12の少なくともいずれか一方に、熱可塑性合成樹脂に有色顔料と酸化チタンとを配合した合成樹脂原料を使用することが好ましく、加えて使用する熱可塑性合成樹脂に酸化チタンを配合する場合、当該酸化チタンの配合割合は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.5〜9重量部の範囲とするのが好ましい。
又内部層13は回収合成樹脂から形成されたものであってもよいし、未使用の熱可塑性合成樹脂が使用されていてもよい。
以下、本発明に係る梱包用延伸バンドの実施例1〜20について、その評価と共に図3〜図5を加えて説明する。
実施例1〜20の梱包用延伸バンドは、いずれも表面層及び裏面層の2層構造のものであって、延伸倍率が10倍であり、最終バンドの寸法が巾15.5mm、厚み0.63mm、単位重量4.3g/mになるよう製造されたものである。
原料については、図3〜図5に示す通り配合し、梱包用延伸バンドを製造した。
なお、未使用の熱可塑性合成樹脂はポリプロピレン樹脂(ホモ)で、MI=2.5のものであり、回収合成樹脂は青、赤、黄、緑など各色の梱包用延伸バンドを市場から回収し、粉砕後、押出機にてリペレットしたものである。
梱包用延伸バンドの成形性評価については、以下に示す項目で行った。その結果を同じく図5に示す。
(1)延伸性:製造時、所定の時間内(4時間)での延伸切れの有無にて判断した。
(2)幅ムラ:製造時に30分毎に長さ500mmの試料5本を採取し、その試料1本に付き2ヶ所ずつ合計10ヶ所をJIS B 7507に規定するノギスで0.1mmの桁まで巾を測定し、その最大値から最小値を引いた値を幅ムラとした。幅ムラが1.0mm以上の場合、梱包用延伸バンドを自動梱包機或いは半自動梱包機で使用した時に、梱包機の中で引っ掛かりが発生し、使用できない。
(3)色ムラ:幅ムラを測定した試料の色目の違いの有無を目視にて評価した。
梱包用延伸バンドの性能評価については、以下に示す項目で行った。その結果を同じく図5に示す。
(1)色目:梱包用延伸バンドの色目を目視にて評価した。
(2)引張強さ:梱包用延伸バンドの引張強さをオートグラフ((株)島津製作所製AGS2000)により測定し、1300N以上を合格とする。
測定条件:引張速度200mm/分、チャック間隔200mm、試験温度23℃
(3)溶着強さ:梱包用延伸バンドを自動梱包機或いは半自動梱包機で熱溶着して結束する場合を想定した項目であり、梱包用延伸バンドを簡易溶着機(昌弘機工(株)製SPOT No.10)により溶着し、溶着部分の強さをオートグラフにて測定し、1000N以上を合格とする。
測定条件:引張速度200mm/分、チャック間隔200mm、試験温度23℃
(4)3000回連続結束後の溶着強さ:梱包用延伸バンドを自動梱包機或いは半自動梱包機で連続して熱溶着して結束する場合を想定した項目であり、梱包用延伸バンドを自動梱包機(ナイガイ(株)製F11)にて3000回連続結束後の試料で、溶着部分の強さをオートグラフにて測定し、1000N以上を合格とする。
測定条件:引張速度200mm/分、チャック間隔200mm、試験温度23℃
(5)耐縦割れ性:梱包用延伸バンドが長手方向に割れる、つまり縦割れすると、自動梱包機或いは半自動梱包機において、梱包用延伸バンドの送り不良が発生するため、耐縦割れ性を評価する。方法は、厚み12mmの鉄板に開けられたφ6mmの穴に梱包用延伸バンドを通し、反対側から引き抜いた後、梱包用延伸バンドに割れが発生するか否かで判断する。
まず、図3に示されるように、実施例1〜11は、表面層及び裏面層の両方に未使用の熱可塑性合成樹脂が使用されたものであるが、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合していない実施例1〜5に比べ、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合し、しかもその酸化チタンの配合割合は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.5〜9重量部の範囲である実施例6〜10においては、延伸成形時の延伸成形性に問題なく、表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。又表面層及び裏面層のいずれか一方に酸化チタンを配合した実施例11においても、表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。
又、図4に示されるように、実施例12〜16は、表面層及び裏面層のいずれか一方又は両方に回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂が使用されたものであるが、表面層及び裏面層のいずれか一方に回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂が使用された実施例12〜14において、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合していない実施例12に較べて、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合した実施例13及び、回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂を使用した表面層にのみ酸化チタンを配合し、未使用の熱可塑性合成樹脂を使用した裏面層には酸化チタンを配合していない実施例14においても、表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。
さらに表面層及び裏面層の両方に回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂が使用された実施例15〜16において、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合していない実施例15に比べて、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンを配合した実施例16においては、表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。
又、延伸成形時の延伸成形性については、表面層及び裏面層の少なくともいずれか一方に回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂が使用され、且つ酸化チタンが配合されていない実施例12、15に対して、酸化チタンが配合された実施例13、14、16の延伸成形性は優れていた。
さらに図5に示されるように、実施例17〜20は、表面層及び裏面層のいずれにも回収合成樹脂を含む熱可塑性合成樹脂が使用され且つ酸化チタンを配合したものであるが、表面層及び裏面層において、酸化チタンの配合割合が、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.2重量部である実施例17、又10重量部である実施例18に対して、酸化チタンの配合割合が、熱可塑性合成樹脂100重量部に対して、0.5〜9重量部の範囲である実施例19〜20は、回収合成樹脂が使用されたものであっても、延伸成形時の延伸性及び幅ムラに問題がなく、且つ表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。
次に、本発明に係る梱包用延伸バンドの実施例21〜29について、その評価と共に図6を加えて説明する。
実施例21〜29の梱包用延伸バンドは、いずれも表面層と裏面層との間に内部層が形成されているものであって、延伸倍率が10倍であり、最終バンドの寸法が巾15.5mm、厚み0.63mm、単位重量4.3g/mになるよう製造されたものである。
原料についても、上述の梱包用延伸バンドと同様のものを図6に示す通り配合し、梱包用延伸バンドを製造した。
図6に示されるように、実施例21〜23は、表面層及び裏面層のいずれにも未使用の熱可塑性合成樹脂が使用され、且つ酸化チタンは配合されていないものであるが、内部層が回収合成樹脂からなる実施例21〜22に対して、内部層に未使用の熱可塑性合成樹脂を使用した実施例23においては、延伸成形時の幅ムラが小さい。
又、実施例24〜29は、表面層及び裏面層のいずれにも酸化チタンが配合され、且つ断面積における表面層及び裏面層の占める面積割合が15%以上となされたものであるが、これらはいずれも延伸成形時における延伸性、幅ムラに問題なく、延伸成形することができ、且つ表面層及び裏面層の色目が他方の層に干渉されることなく、より鮮明に発現されていることが分かる。
次に、本発明に係る梱包用延伸バンドを使用した自動梱包機の一形態について説明する。
図7は本発明に係る自動梱包機の実施の一形態を示す概略正面図、図8は図7に示した反転装置の概略正面図、図9は図8に示した反転固定ガイドA−A’の断面図、図10は図8に示した反転固定ガイドB−B’の断面図、図11は図8に示した反転可動ガイドC−C’の断面図、図12は図8に示した反転可動ガイドD−D’の断面図、図13は図8で示した反転装置の概略斜視図、図14は図7で示した本発明の一実施例による反転装置を付設した自動梱包機におけるバンド排出動作の説明概略正面図、図15は図14で示したバンド排出動作終了時のバンド先端の位置を示した説明概略正面図、図16〜図20は図8に示した反転装置を用いたバンド反転動作の説明斜視図、図21は従来の自動梱包機の概略正面図、図22〜図24は反転装置を付設した自動梱包機の概略正面図である。
まず、従来の代表的な自動梱包機を図21で示す。
従来の自動梱包機Mは主にコイル状に巻かれたバンド巻物2からバンド21を展開するための展開装置としてのバンドリール22と、バンドリール22からプリフィードロール31にてバンド21を引き取り、一旦バンド21を貯めておくためのプールボックス32、および送りロール33、1次引締めロール34、2次引締めロール35からなるバンド走行に関するロール群、およびバンド21を被梱包物Kの外周に巻きつけるための開閉機能を有するアーチ36、およびバンド21を熱溶着にて接続するシーリングユニット37から構成される。なお、ロール33、34、35は通常、一方が駆動、もう一方が従動のロールから構成され、従動側のロールを圧着、開放できるようになっている。
本発明に係る表面層と裏面層の色が異なるバンド21を実際に使用し、被梱包物Kへの結束に際し、表裏反転させてバンド21の色を変更する場合、どこかでバンド21を反転させる必要がある。最も安易な方法としては使用中のバンド21を一旦、バンド挿入口38から抜き出してバンド21を人手で反転させた後、もう一度バンド挿入口38からバンド21を挿入させる方法であるが、この方法では、自動梱包機のプールボックス32からロール群を経てアーチ36の内部にあるバンド21を全て抜き取る作業が必要となる。抜き取りのバンド長さは例えば800×600mmアーチサイズの汎用自動梱包機であれば約10〜12mもの長さとなり、反転後、再挿入する際にバンド21の絡まりによる装填ミスや床等における埃・汚れなどがバンド21に付着する恐れがあり衛生上も好ましくない。
このような煩わしいバンド反転を自動で行なう場合、反転装置4を自動梱包機Pに組み込めばよく、その組み込む位置についてはバンドリール22から被梱包物Kの間であればどこでもよい。
例えば図22に示すバンドリール22からバンド挿入口38の間、例えば図23に示すプリフィードロール31の直後、例えば図24に示す送りロール33の手前などが考えられるが、図22および図23の位置に反転装置4を組み込む場合、プールボックス32内のバンド21を空にし、抜き取ったバンド21をバンドリール22にて巻き取る必要が生じ、バンドリール22を駆動させなくてはならない他、バンド抜き取りに時間を要するため、好ましくは図24に示す送りロール33の手前が良い。
また、ロール33、34、35からシーリングユニット37の間でバンド21を反転させることは、バンド掛け結束の際の引締め時にバンド反転部分、つまりバンドのねじれ部に強い引っ張り応力がかかり、バンド21に割れが生じ、アーチ36内へのバンド送りミスにつながることから好ましくない。
本発明に係る自動梱包機の一実施の形態として、図7に反転装置4を付設した自動梱包機Pを示す。
反転装置4は送りロール33の手前に組み込まれている。反転装置4は補助ロール(駆動)41、補助ロール(従動)42、反転固定ガイド43、反転可動ガイド44およびバンド先端検出センサ45から構成されている。(図8、図13)
反転可動ガイド44および反転固定ガイド43は図9、図10、図11、図12にその断面を示すようにバンド通過部46の一方の端部が断面円形の円筒形となされると共に、他方の端部が断面長方形となされ、つまり円筒から徐々に長方形に絞り込んだ形をなす中空筒状のガイドで構成されている。
そして図8、図13のごとく、反転可動ガイド44と反転固定ガイド43は円筒の端部同士を突き合わせ、入口及び出口が断面長方形となるように上下対称に配置される。入口及び出口に連通される長方形側のバンド通過部46の寸法は使用バンド31の巾に応じて決められる。巾15.5mm、厚み0.63mmのバンドを使用するのであれば長辺16〜20mm、短辺1〜2mmの通過部寸法にするのが好ましい。そのときの、円筒形の直径は20〜25mmが好ましい。
反転可動ガイド44の長方形をなす出口の部分にはバンド先端が感知できるようセンサ用穴47を設けておく。また反転可動ガイド44は円筒の中心を軸に、反転固定ガイド43に対して周方向に180°回転できる。回転の方法についてはギヤ、ベルトなど適宜選択できる。
実際のバンドを反転させる動作について説明をする。
まず、図14のようにアーチ36、シーリングユニット37、ロール33、34、35の部分に装填されているバンド21を抜き取るため、送りロール33を逆転すると同時にアーチ36を開きバンド21を反転装置4の中を通過させプールボックス32へ戻す。この状態においては、送りロール33にてバンド21を引き戻すためバンド先端24は図15のごとく送りロール33と送りロールガイド39の間で停止する。
つづいて反転装置4の入口に設けられた補助ロール(従動)42を補助ロール(駆動)41に圧着し、バンド21を挟み込む。(図16)
補助ロール(駆動)41を逆転させバンド21を送りロールガイド39から抜き取り(図17)、そしてバンド先端24が検出センサ45を通過した段階で逆転を停止させる。
このときバンド先端24は反転可動ガイド44の長方形のバンド通過部46に位置している。引き続き反転固定ガイド43に対して反転可動ガイド44のみを180°回転させることによりバンド21をねじり、バンド21を反転させる。(図18)
次に補助ロール(駆動)41を正転させることでバンド先端24を送りロールガイド39の中に挿入し、送りロール33がバンド21をピンチできる位置までバンド先端24を送り込み再挿入を完了する。(図19)
送りロール33までバンド先端24を挿入した後は、補助ロール(駆動)41の正転を停止させ、補助ロール(従動)42を圧着より開放する。(図20)
再挿入後は従来の自動梱包機Mと同じ動作にて再度、送りロール33にてアーチ36へとバンド21を走行させ、結束準備完了となる。
円筒から徐々に長方形に絞り込んだ形の反転固定ガイド43と反転可動ガイド44とを円筒形の端部で突き合わせ、上下対称に設置することで、バンド21の反転部分、つまり、バンド21のねじれ部23の位置を円筒内に固定することができる他、ねじれた状態でも反転固定ガイド43及び反転可動ガイド44内をスムーズにバンド21が通過することが可能となる。
本発明に係る自動梱包機の反転装置は、上記形態に限定されるものではなく、各種ロールのいずれかをその軸を180°移動させるなどしてバンドを反転させるようにしてもよく、要は展開装置から被梱包物に至る経路において、バンドの表裏を反転する装置であればよい。
本発明によれば、表面層と裏面層とが、互いに異なる色に着色されていることから、被梱包物を梱包用延伸バンドの色により識別している場合、2種類の被梱包物を1つの梱包用延伸バンドで梱包することができるので、梱包機を用いて被梱包物を梱包する際のバンド色替えのための梱包用延伸バンドのコイル交換作業を低減することができる。
また本発明に係る梱包用延伸バンドの自動梱包機においては、展開装置から被梱包物に至る経路において、上記梱包用延伸バンドの表裏を反転させる反転装置を設けられているので、梱包作業において、梱包機に梱包用延伸バンドのバンドリールを取り付けたままで、反転装置によりバンドの表裏を反転することができるので、梱包作業が容易となる。

Claims (2)

  1. 表面層と裏面層とを備えると共に、前記表面層と裏面層とは互いに異なる色に着色された熱可塑性合成樹脂製の梱包用延伸バンドを使用した梱包機であって、
    バンド巻物を梱包用延伸バンドに展開するための展開装置から被梱包物に至る経路に梱包用延伸バンドの表裏を反転させる反転装置を備え、
    これにより前記表面層と裏面層とを表裏反転自在として、被梱包物の周囲に当該梱包用延伸バンドを巻回して結束する際に、前記梱包用延伸バンドの表面層を上面にして結束する場合と、表面層と異なる色に着色された裏面層を上面にして結束する場合とのいずれかを選択可能としたことを特徴とする梱包用延伸バンドの自動梱包機。
  2. 反転装置は、梱包用延伸バンドをその長手方向で挿通可能な一対の反転ガイドを備え、一対の反転ガイドは、梱包用延伸バンドを挿通した状態で、反転ガイドどうしを相対的に回転させることで、挿通された梱包用延伸バンドをねじるよう構成されている請求項1記載の梱包用延伸バンドの自動梱包機。
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