JP5238478B2 - 太陽電池パネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、壁面に設けられた窓の上方に、該窓の庇を兼ねるよう取付けられる太陽電池パネルの取付構造に関する。
従来より、太陽光を電気エネルギーに変換し発電を行う太陽電池パネルの取付構造としては、建物の屋根や屋上、窓の上方に取付けられたものが知られている。
しかしながら、太陽光の日射角度は季節や時刻によって変わるため、太陽電池パネルの設置角度が固定されたものだと効率的に太陽の光を取り込めないという点が問題となっていた。
そこで下記特許文献1には壁面に設けられた窓の上方に、窓の庇を兼ねるよう取付けられる太陽電池パネルの取付構造が記載されており、そこには建物の採光部への日射を遮蔽する位置に配置され、傾斜角度を調整自在とされた遮蔽体に太陽電池パネルを取付けたものが開示されている。
これによれば、季節や時刻によって変化する太陽の光の日射角度に対して、最適な角度で受光姿勢を調整することができるとされている。
特開2000−204735号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、遮蔽体を支持する軸が固定されているので、遮蔽体の傾斜角度を緩やかにすればするほど、窓の上方部から離れてしまう。よって遮蔽体の傾斜角度を緩やかにした場合には、日差しを遮る庇としての効果が期待できない。特に夏場は、遮蔽体の傾斜角度を緩やかにして太陽光を取り込む方が発電量が増すことがわかっているが、上述の場合は遮蔽体を緩やかに配置すると室内への日差しを遮ることができないことになる。
また上記特許文献1には、遮蔽体を収納する際には下方へ回動され壁面に対して略平行な状態とすることが記載されている。しかし上記特許文献1・図2に示すように窓の上方に遮蔽体が被さり、窓の一部が遮蔽体で塞がれてしまうことになる。
よってこれを防ぐために遮蔽体の軸を図例の位置より更に上方に配置し、遮蔽体を収納する際に窓が塞がれないよう配置することが考えられる。
しかしこの場合も、窓の上方から遮蔽体が離れてしまい、遮蔽体を使用時に日除け効果を発揮することができない。
更に上記特許文献1には遮蔽体を収納する際に遮蔽体を上方へ回動し太陽電池パネルが貼り付けられた側が壁面側に添うように収納することも記載されている。
この場合は、窓の一部を塞ぐことはないが、太陽電池パネルが壁面側に配置されることになるので、収納状態とした場合には太陽光を取り込むことができないことになる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、窓の日除け効果を発揮するものでありながら、季節などに応じて効率よく太陽光を取り込むことができる太陽電池パネルの取付構造を提供する。
前記課題を解決するために、本発明に係る太陽電池パネルの取付構造は、前記太陽電池パネルが前記壁面に対して略平行な第1使用状態と、前記太陽電池パネルが水平面に対して所望する角度で傾斜する第2使用状態とを使いわけできる構造とし、前記第1使用状態では、前記太陽電池パネルの裏面が前記窓の上方壁面に添い且つ前記太陽電池パネルの下辺部が前記窓の上方部に接近して位置するよう構成され、前記第2使用状態では、前記太陽電池パネルが下向き傾斜状態で且つ前記太陽電池パネルの上辺部が前記第1の使用状態における上辺部の位置よりも下方に位置するよう構成されていることを特徴とする。
本発明において、前記窓の上方壁面には、前記太陽電池パネルの横幅寸法に応じて所定の間隔を隔てた2本の縦枠が略平行に固着され、該縦枠にはその長手方向にスリット部が形成されており、前記縦枠の下端部には前記太陽電池パネルの両側部に枢着される支持棒が取付けられ、前記縦枠の前記スリット部には前記太陽電池パネルの両側上端部に設けられた水平ピンが前記スリット部に沿って摺動可能に挿入保持されているものとすれば、前記水平ピンが前記スリット部の最上端部に至ったときには、前記太陽電池パネルが前記窓の上方壁面に添った第1使用状態とされ、
前記水平ピンが前記スリット部の前記最上端部を離れ最下端部に至るまでの間を、前記太陽電池パネルの下辺部が前記窓の上方部より前方に張り出す第2使用状態とすることができる。
これによれば、簡易な構造でありながら、第1使用状態及び第2使用状態に太陽電池パネルを可動自在とすることができる。また縦枠の下端部には太陽電池パネルの両側部に枢着される支持棒が取付けられ、縦枠のスリット部には太陽電池パネルの両側上端部に設けられた水平ピンがスリット部に沿って摺動可能に挿入保持されているので、第2使用状態においては太陽電池パネルに設けられた水平ピンの位置を前記スリット部に沿ってスライド移動させることにより、容易に前記太陽電池パネルを所望する角度に傾斜させることができる。更に太陽電池パネルの傾斜角度を緩やかに配置調整しても、窓の上方から太陽電池パネルの下辺部が遠ざかることなく、庇の機能を発揮することができる。
本発明に係る太陽電池パネルの取付構造によれば、窓の庇を兼ねるように取付けられ、第2使用状態では、太陽電池パネルが下向き傾斜状態で前記太陽電池パネルの上辺部が前記第1の使用状態における上辺部の位置よりも下方に位置するよう構成されているので、太陽電池パネルの傾斜角度を緩やかにしても、太陽電池パネルが窓から遠ざかることなく、庇として日差しなどを効果的に防ぐことができる。また台風や積雪時などは第1使用状態、季節に応じて所望する角度に傾斜させて使用するときは第2使用状態などとして、太陽電池パネルの設置傾斜角度を容易に変えて使用状態の使いわけすることができる。
例えば第1使用状態とした場合、すなわち格納状態とした場合は、太陽電池パネルの裏面が窓の上方壁面に添うよう構成され、太陽電池パネルの表面は表側を向いているので太陽光を取り込める状態とすることができる。よって第1使用状態でも太陽電池パネルを使用することができる。
また太陽電池パネルはその下辺部が窓にかからないように窓の上方部に接近して位置するよう構成されるので、太陽電池パネルで窓が塞がれてしまうことがない。
そして第2使用状態においては、例えば春から夏頃は太陽電池パネルの下辺部が窓の上方部より前方に張り出したとすれば、庇として窓に近づいた室内への日差しを遮って室内温度を抑制することができるとともに、効率よく太陽光を太陽電池パネルに取り込むことができ、発電量を増加させることができる。
また冬などは太陽電池パネルの傾斜角度を大きくして配置させれば、冬の日差しを効率よく太陽電池パネルに取り込むことができ、発電量を増加させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る太陽電池パネルの取付構造を説明するための各部材の分解斜視図、図2(a)(b)は同太陽電池パネルの取付構造を説明するための模式的側面図、図3〜図5は同太陽電池パネルの取付構造を説明するための要部斜視図である。
本発明に係る太陽電池パネル1の取付構造は、壁面5に設けられた窓4の上方に窓4の庇を兼ねるように取付けられ、太陽電池パネル1が壁面5に対して略平行な第1使用状態(図2(b)及び図5参照)と、太陽電池パネル1が水平面に対して所望する角度で傾斜する第2使用状態(図2(a)、図3及び図4参照)とを使いわけできる構造としている。第1使用状態及び第2使用状態に可動自在とする手段は電動式、手動式のいずれでもよいが、ここでは電動式で可動する場合について説明する。
図1には、太陽電池パネル1の取付構造を実現するために用いられる各部材を示している。
太陽電池パネル1は方形の薄板体であり、その四周はアルミ製などからなる枠材で囲われ、枠材の内側には多数の太陽電池セルが設けられている。太陽電池パネル1は太陽電池セルに照射される太陽光を集めて電気をつくり、交換器(不図示)で直流電流を交流電流に変換して電気エネルギーとする。よって太陽光を効率よく太陽電池パネル1に取り込むことによって発電量の増加を図ることができる。
図中、1aは太陽電池パネル1の上辺部、1bは太陽電池パネル1の下辺部、1cは太陽電池パネル1の表面であり、太陽電池セルが設けられている側、1dは太陽電池パネル1の裏面であり、太陽電池セルがもうけられていない側を示している。また10は後記する縦枠2のスリット部20に摺動可能に挿入保持される第1水平ピン、11は後記する縦枠2の下端部に形成された取付孔21に枢着される第2水平ピンであり、第1水平ピン10及び第2水平ピン11は太陽電池パネル1の両側部にそれぞれ計2つずつ形成される。
この太陽電池パネル1を所望する角度に傾斜させ可動自在とするために、2本の縦枠2を要する。
縦枠2は金属材或いは硬質の樹脂材などからなる板状のプレートを断面略L字状となるよう形成され、窓4の上方壁面に太陽電池パネル1の横幅寸法に応じて所定の間隔を隔てた2本の縦枠2が平行に固定ねじ6で固着される。
図中、20は縦枠2の長手方向に所定の長さで形成され、上記の第1水平ピンが挿入保持されるスリット部、20aはスリット部20の最下端部、20bはスリット部20の最上端部、21は後記する支持棒3の取付ピン30が挿通される取付孔、22は壁面5に固着するための固定ねじ6(図3及び図4参照)が挿通されるねじ挿通孔である。ここでは該ねじ挿通孔22は縦枠2の長手方向に間隔空けて3つ形成された例を示しているが壁面5に強固に固着できればよく、3つに限定されるものではない。また図1には固定ねじ6を1つしか示していないが、固定ねじ6はねじ挿通孔22のそれぞれに挿通されることはいうまでもない。
縦枠2の下端部には太陽電池パネル1の両側部に枢着され、太陽電池パネル1を下向き傾斜状態に支える支持棒3が上下揺動自在に取付けられる。よって太陽電池パネル1が後記するモータ部9の駆動により可動すると太陽電池パネル1の動きに伴って支持棒3が動き、太陽電池パネル1を下向き傾斜状態でその傾斜角度を変えながら動かすことができる。
支持棒3は金属材或いは硬質の樹脂材などからなり、板状のプレートで形成されている。支持棒3の一方の端部は縦枠2に枢着される取付ピン30が形成され、もう一方の端部は太陽電池パネル1を枢着するピン挿通孔31が形成されている。取付ピン30は縦枠2に形成された取付孔21に挿通保持され、ピン挿通孔31には太陽電池パネル1の両側部に形成された第2水平ピン11が挿通される。よって太陽電池パネル1の第1水平ピン10がスリット部20に沿って摺動する際には、支持棒3の取付ピン30で縦枠2に挿通保持された側が軸となって、支持棒3のピン挿通孔31側が太陽電池パネル1の動きに伴って従動しながら、第2使用状態においては常に太陽電池パネル1が下向き傾斜状態となるよう支持している。
(取付要領)
次に太陽電池パネル1の取付要領について説明する。
まず窓4の上方壁面に太陽電池パネル1の横幅寸法に応じて所定の間隔を隔てるように縦枠2を2本固着するため、縦枠2の位置合わせを行い、固定ねじ6が挿通される場所に予め電動ドリルなどで下穴を形成しておく。そして下穴に合わせて縦枠2を配置し、電動ドライバーなどを用いて固定ねじ6で縦枠2を固着する。
縦枠2を壁面5に固着したら、縦枠2の下端部に形成された取付孔21に支持棒3の取付ピン30を嵌め入れる。
太陽電池パネル1の第1水平ピン10を縦枠2のスリット部20に嵌め入れ、その状態で縦枠2に取付けられた支持棒3のピン挿通孔31に太陽電池パネル1の第2水平ピン11を嵌め入れれば、取付完了である。
なお、取付要領は上述の要領に限定されるものではなく、例えば縦枠2を壁面5に固着させた後、太陽電池パネル1の第1水平ピン10をスリット部20に嵌め入れ、その状態で支持棒3を第2水平ピン11に嵌め入れる手順としてもよい。
このように取付けることにより、太陽電池パネル1が壁面5に対して略平行な第1使用状態と、太陽電池パネル1が水平面に対して所望する角度で傾斜する第2使用状態とを使いわけできる構造とすることができる。
図2(a)に示すように当該太陽電池パネル1の取付構造では、第1使用状態及び第2使用状態に太陽電池パネル1を可動自在とするために、太陽電池パネル1には各部を制御する制御部7と、太陽電池パネル1の傾斜角度を調整し操作する操作部8と、制御部7の制御信号に基づいて太陽電池パネル1を動かすためのモータ部9とを備えている。太陽電池パネル1を動かすためのモータ部9の機構はベルトやチェーンを用いた公知の駆動機構が採用される。
よって、操作部8で操作することにより、太陽電池パネル1が矢印d1方向(図2(a)参照)或いは矢印d2方向(図2(b)参照)に可動し、第2使用状態或いは第1使用状態に設定操作することができる。
図3〜図5は太陽電池パネル1の傾斜角度をそれぞれ異ならせた例を示している。
図3は第2使用状態の一例であり、傾斜角度が最小の場合を示している。
図3に示すように第1水平ピン10が縦枠2のスリット部20の最下端部20aに至ったときには、太陽電池パネル1の下辺部1bが窓4の上方部4aより最も前方に張り出す第2使用状態とされる。
発明者が太陽電池パネル1の傾斜角度を変えて発電量など種々計測したところによれば、東京では4月〜9月に太陽電池パネル1の傾斜角度を10°〜20°とすれば、効率よく太陽電池パネル1に太陽光を取り込むことができることがわかっている。よって、傾斜角度の最小が10°〜20°となるようにスリット部20の最下端部20aとなる位置を設定すればよい。
このように例えば4月〜9月にかけては、太陽電池パネル1の下辺部1bが最も張り出したとし、傾斜角度を緩やかにすれば、庇として日除け効果を発揮するとともに、効率よく太陽光を太陽電池パネル1に取り込むことができ、発電量を増加させることができる。
図4は第2使用状態の一例であり、傾斜角度がおよそ40°〜50°程度の場合を示している。
図4に示すように太陽電池パネル1に設けられた第1水平ピン10の位置を縦枠2のスリット部20に沿って上下にスライド移動させることにより容易に太陽電池パネル1を所望する角度に傾斜させることができる。
発明者が太陽電池パネル1の傾斜角度を変えて発電量など種々計測したところによれば、東京では10月〜3月に太陽電池パネル1の傾斜角度を30°〜60°とすれば、効率よく太陽電池パネル1に太陽光を取り込むことができることがわかっている。よって、季節に応じて傾斜角度を変えれば、効率よく太陽光を太陽電池パネル1に取り込むことができ、発電量を増加させることができる。
なお、ここでは上述のしたように操作部8での操作により電動式で太陽電池パネル1の傾斜角度が変えられる例を説明しているが、手動式で変えられるようにすることもできる。その場合は例えばスリット部20に第1水平ピン10が係止される凹所を形成すればよい。
以上、図3及び図4に示すように、第1水平ピン10がスリット部20の最上端部20bを離れ最下端部20aに至るまでの間を、太陽電池パネル1の下辺部1bが窓4の上方部より前方に張り出す第2使用状態第2使用状態とされる。そして第2使用状態では太陽電池パネル1が下向き傾斜状態で且つ太陽電池パネル1の上辺部1aが第1の使用状態における上辺部1aの位置よりも常に下方に位置するよう構成されており、太陽電池パネル1の第1水平ピン10をスライドさせて傾斜角度を調整しているので、太陽電池パネル1の傾斜角度を緩やかにしても、太陽電池パネル1が窓から上方に遠ざかることなく、庇として日差しなどを効果的に防ぐことができる。
図5は第1使用状態を示しており、台風や積雪時など破損防止として格納された状態を示している。
図5に示すように第1水平ピン10が縦枠2のスリット部20の最上端部20bに至ったときには、太陽電池パネル1の裏面1dが窓4の上方壁面に添い且つ太陽電池パネル1の下辺部1bが窓4の上方部4aに接近して位置するよう構成され第1使用状態とされる。
このように第1使用状態とすれば、太陽電池パネル1の裏面1dが窓4の上方壁面に添うよう構成され、太陽電池パネル1の表面1aは表側を向いているので、第1使用状態でも太陽光を取り込むことができ、発電させることができる。よって例えば積雪などのため、一時的に第1使用状態とした場合でも日照があれば、太陽光を取り込むことができる。
また太陽電池パネル1はその下辺部1bが窓4にかからないように窓4の上方部4aに接近して位置するよう構成されるので、太陽電池パネル1で窓4が塞がれてしまうことがない。
更に図5に示すように第1使用状態とすれば、薄型に格納状態とすることができる。
なお、太陽電池パネル1、縦枠2、支持棒3などの形状、構成は、図例に限定されるものではない。
本発明に係る太陽電池パネルの取付構造を説明するための各部材の分解斜視図である。 (a)(b)は同太陽電池パネルの取付構造を説明するための模式的側面図である。 同太陽電池パネルの取付構造を説明するための要部斜視図である。 同太陽電池パネルの取付構造を説明するための要部斜視図である。 同太陽電池パネルの取付構造を説明するための要部斜視図である。
符号の説明
1 太陽電池パネル
1a 上辺部
1b 下辺部
1d 裏面
10 (第1)水平ピン
2 縦枠
20 スリット部
20a 最下端部
20b 最上端部
3 支持棒
4 窓
4a 上方部
5 壁面

Claims (2)

  1. 壁面に設けられた窓の上方に、該窓の庇を兼ねるよう取付けられる方形の太陽電池パネルの取付構造であって、
    前記太陽電池パネルが前記壁面に対して略平行な第1使用状態と、前記太陽電池パネルが水平面に対して所望する角度で傾斜した第2使用状態とを使いわけできる構造とし、
    前記第1使用状態では、前記太陽電池パネルの裏面が前記窓の上方壁面に添い且つ前記太陽電池パネルの下辺部が前記窓の上方部に接近して位置するよう構成され、
    前記第2使用状態では、前記太陽電池パネルが下向き傾斜状態で且つ前記太陽電池パネルの上辺部が前記第1の使用状態における上辺部の位置よりも下方に位置するよう構成されていることを特徴とする太陽電池パネルの取付構造。
  2. 請求項1において、
    前記窓の上方壁面には、前記太陽電池パネルの横幅寸法に応じて所定の間隔を隔てた2本の縦枠が平行に固着され、該縦枠にはその長手方向にスリット部が形成されており、
    前記縦枠の下端部には前記太陽電池パネルの両側部に枢着される支持棒が取付けられ、前記縦枠の前記スリット部には前記太陽電池パネルの両側上端部に設けられた水平ピンが前記スリット部に沿って摺動可能に挿入保持され、
    前記水平ピンが前記スリット部の最上端部に至ったときには、前記太陽電池パネルが前記窓の上方壁面に添った第1使用状態とされ、
    前記水平ピンが前記スリット部の前記最上端部を離れ最下端部に至るまでの間を、前記太陽電池パネルの下辺部が前記窓の上方部より前方に張り出す第2使用状態とされることを特徴とする太陽電池パネルの取付構造。
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