JP5237715B2 - 出力回路 - Google Patents
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Description
以下、同図を参照しつつ、この従来の基本回路構成例について説明する。
この出力回路は、Pチャンネルの第1のMOSトランジスタQ1AとNチャンネルの第2のMOSトランジスタQ2Aからなるプッシュプル出力段が設けられていると共に、その入力側には、Pチャンネルの第3のMOSトランジスタQ3AとNチャンネルの第4のMOSトランジスタQ4Aからなるトランジスタ対が設けられてなるものである
そして、第3のMOSトランジスタQ3Aのゲートには、第1のバイアス電源64が、第4のMOSトランジスタQ4Aのゲートには、第2のバイアス電源59が、それぞれ接続されている。
なお、図5において、第1の容量55、第2の容量56、第3の容量57、及び、第4の容量58は、トランジスタの寄生容量、又は、位相補償用容量を表したものである。
この構成例は、特に、図5における第1及び第2の制御電流源7,8の具体的な回路構成例と共に、信号入力段の回路構成例を示したものである。
Pチャンネルの第7のMOSトランジスタQ7Aは、第1の制御電流源としての機能を果たす一方、Nチャンネルの第9のトランジスタQ9Aは、第2の制御電流源としての機能を果たすものとなっている。
すなわち、演算増幅器69の反転入力端子には、パルス信号発生器73の出力信号が印加されると共に、帰還抵抗器70を介して出力信号がフィードバックされるようになっており、回路全体として反転増幅器が構成されるようになっている。
そして、コンダクタンスアンプ67の出力段は、第7のMOSトランジスタQ7Aとカレントミラーと構成するPチャンネルの第8のMOSトランジスタQ8Aのドレイン及びゲートに接続されている。
また、コンダクタンスアンプ68の出力段は、第9のMOSトランジスタQ9Aとカレントミラーと構成するNチャンネルの第10のMOSトランジスタQ10Aのドレイン及びゲートに接続されている。
また、第1のMOSトランジスタQ1Aが導通状態から非導通状態へ移行する一方、第2のMOSトランジスタQ2Aが非導通状態から導通状態へ移行する際も同様に、第1の容量55、第2の容量56を第1の制御電流源7で放電する時間が入力信号に対する出力信号のディレイとなる。
かかるディレイを解決する方策としては、例えば、第1及び第2の制御電流7,8の出力電流I1、I2を増加させる方法が従来から知られている。
なお、このような出力回路としては、例えば、特許文献1等に開示されたものがある。
Pチャンネルの第1のMOSトランジスタとNチャンネルの第2のMOSトランジスタとを有してなるプッシュプル出力段を有すると共に、
それぞれのゲートにバイアス電圧が印加されたPチャンネルの第3のMOSトランジスタとNチャンネルの第4のMOSトランジスタとを有し、前記第3のMOSトランジスタのソースと前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第1のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と正電源との間には、第1の制御電流源が接続される一方、
前記第3のMOSトランジスタのドレインと前記第4のMOSトランジスタのソースと前記第2のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と負電源との間に、第2の制御電流源が接続されてなる出力回路であって、
前記第2のMOSトランジスタのゲートにソースが、負電源にドレインが、それぞれ接続されたPチャンネルの第5のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのゲートにソースが、正電源にドレインが、それぞれ接続されたNチャンネルの第6のMOSトランジスタが、それぞれ設けられると共に、
前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続された第1の制御回路と、
前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続された第2の制御回路が、それぞれ設けられ、
前記第1の制御回路は、前記第1の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとする一方、前記第1の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとするよう構成され、
前記第2の制御回路は、前記第2の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとする一方、前記第2の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとするよう構成されてなり、
前記プッシュプル出力段がリニアに動作する領域では、前記第5のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第1の制御回路により論理値Highとされる一方、前記第6のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第2の制御回路により論理値Lowとされ、前記第5及び第6のMOSトランジスタが、いずれも非導通状態とされるものである。
かかる構成において、前記第1の制御電流源は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ及び第3の制御電流源を有し、前記第7及び第8のMOSトランジスタのソースは、共に正電源に接続され、前記第7のMOSトランジスタのドレインは、前記第1のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第8のMOSトランジスタのゲートは、当該第8のMOSトランジスタのドレイン及び前記第7のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第8のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と負電源との間に前記第3の制御電流源が接続されてなり、
前記第2の制御電流源は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ及び第4の制御電流源を有し、前記第9及び第10のMOSトランジスタのソースは、共に負電源に接続され、前記第9のMOSトランジスタのドレインは、前記第2のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第10のMOSトランジスタのゲートは、当該第10のMOSトランジスタのドレイン及び前記第9のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第10のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と正電源との間に前記第4の制御電流源が接続されてなり、
前記第1の制御回路は、Pチャンネルの第11のMOSトランジスタとNチャンネルの第12のMOSトランジスタとを有し、前記第11及び第12のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第11のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第12のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第11のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第12のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第2の制御回路は、Pチャンネルの第13のMOSトランジスタとNチャンネルの第14のMOSトランジスタとを有し、前記第13及び第14のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第13のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第14のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第13のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第14のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第11乃至第14のMOSトランジスタは、
前記第3の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされる一方、前記第3の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされ、
前記第4の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされる一方、前記第4の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされるよう、各々のトランジスタサイズが設定されてなるものが好適である。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における出力回路の基本構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この出力回路は、プッシュプル出力段201と、このプッシュプル出力段201の入力側に設けられたトランジスタ対202と、放電促進部203とに大別されて構成されたものとなっている。
第1のMOSトランジスタ30と第2のMOSトランジスタ31は、ドレイン同士が相互に接続されると共に、出力端子52に接続されたものとなっている。
また、第1のMOSトランジスタ30のソースには、所定の正の電源電圧Vが印加されるようになっている(換言すれば、図示されない正電源に接続されるようになっている)一方、第2のMOSトランジスタ31のソースには、所定の負の電源電圧が印加されるようになっており(換言すれば、図示されない負電源に接続されるようになっており)、本発明の実施の形態においては、負の電源電圧は、グランド電位となっている。
なお、以下の説明において、負の電源電圧が印加される構成要素については、説明の便宜上、「グランドに接続されている」と表現することとする。
すなわち、まず、第3のMOSトランジスタ32のゲートには、第1のバイアス電源34が、第4のMOSトランジスタ33のゲートには、第2のバイアス電源35がそれぞれ接続されている。
そして、第3のMOSトランジスタ32のソースと第4のMOSトランジスタ33のドレインは相互に接続され、その接続点は、第1のMOSトランジスタ30のゲートに接続されると共に、その接続点には、第1の制御電流源19が接続されている。この第1の制御電流源19は、正の電源電圧Vが印加され所定の電流を出力するようになっているものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、第5のMOSトランジスタ36は、ソースが第2のMOSトランジスタ31のゲートに接続される一方、ドレインは、グランドに接続されている。
そして、第5のMOSトランジスタ36のゲートには、第1の制御回路28が接続されており、後述するように第5のMOSトランジスタ36の動作が制御されるようになっている。
そして、第6のMOSトランジスタ37のゲートには、第2の制御回路27が接続されており、後述するように第6のMOSトランジスタ37の動作が制御されるようになっている。
また、第1のバイアス電源34と第2のバイアス電源35は、第1及び第2のMOSトランジスタ30,31が、同時に導通状態となることがないよう、各々のバイアス電圧が適宜設定されており、第1及び第2のMOSトランジスタ30,31のAB級動作が確保されるようになっている。
また、第2の制御回路27は、第2の制御電流源20が非導通状態にある場合に、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Highに相当する電位とする一方、第2の制御電流源20が導通状態にある場合には、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Lowに相当する電位とするよう構成されたものとなっている。
この第2のMOSトランジスタ31が非導通状態となる際に、第2のMOSトランジスタ31のゲート・ソース間容量、ゲート・ドレイン間容量は、第2の制御電流源20によりディスチャージ(放電)されることとなる。この時、第5のMOSトランジスタ36のゲートは、第1の制御回路28により論理値Lowとされ、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が、第5のMOSトランジスタ36のしきい値以上であれば、第5のMOSトランジスタ36は導通状態となる。このため、第5のMOSトランジスタ36の電流は、第2のMOSトランジスタ31のゲート・ドレイン間容量、及び、ゲート・ソース間容量の放電を促進し、これらの容量に蓄積されている電荷は急速に放電されることとなる。
かかる急速な放電は、出力応答の改善に寄与し、出力応答が従来に比して良好なものとなる。
このように、第5のMOSトランジスタ36は、上述の放電の間のみ導通し、オーバーシュートやリンキング等の出力波形の品質劣化を引き起こすことは無い。
この回路構成例は、図1に示された第1及び第2の制御電流源19,20、第1及び第2の制御回路27,28のより具体的な構成例を示したものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、第1の制御電流源19は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q7」、「Q8」と表記)38,39と、第3の制御電流源46とを有して構成されたものとなっている。
そして、第7のMOSトランジスタ38のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに接続されている。
一方、第2の制御電流源20は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q9」、「Q10」と表記)40,41と、第4の制御電流源47とを有して構成されたものとなっている。
そして、第9のMOSトランジスタ40のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに接続されている。
第10のMOSトランジスタ41は、そのソースがグランドに接続される一方、ゲートとドレインが相互に接続されて、いわゆるダイオード接続されたものとなっている。そして、第10のMOSトランジスタ41のゲートとドレインの接続点には、第4の制御電流源47が接続されており、この第4の制御電流源47は、正の電源電圧Vが印加されて動作するものとなっている。
ここで、第3の制御電流源46と第4の制御電流源47は、それぞれの電流の増分が逆極性となるように動作するものとなっている。
すなわち、第11及び第12のMOSトランジスタ42,43は、ドレインが相互に接続されて、その接続点には、第5のMOSトランジスタ36のゲートが接続されたものとなっている。
また、第11のMOSトランジスタ42のソースには、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、第12のMOSトランジスタ43のソースは、グランドに接続されている。
そして、第11のMOSトランジスタ42のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに、第12のMOSトランジスタ43のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに、それぞれ接続されている。
すなわち、第13及び第14のMOSトランジスタ44,45は、ドレインが相互に接続されて、その接続点には、第6のMOSトランジスタ37のゲートが接続されたものとなっている。
また、第13のMOSトランジスタ44のソースには、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、第14のMOSトランジスタ45のソースは、グランドに接続されている。
そして、第13のMOSトランジスタ44のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに、第14のMOSトランジスタ45のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに、それぞれ接続されている。
最初に、前提条件として、第11乃至第14のMOSトランジスタ42〜45のサイズは、第5及び第6のMOSトランジスタ36,37を次述するような動作状態とできるように設定されているものとする。
すなわち、第3の制御電流源46が非導通状態にある場合に、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Lowとする一方、第3の制御電流源46が導通状態にある場合には、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Highとする。
また、第4の制御電流源47が非導通状態にある場合に、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Highとする一方、第4の制御電流源47が導通状態にある場合には、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Lowとする。
この時、第5のMOSトランジスタ36のゲートは論理値Lowとなり、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が、第5のMOSトランジスタ36のしきい値以上であれば、第5のMOSトランジスタ36は導通状態となり、第5のMOSトランジスタ36の電流は、第1及び第2の容量50,51の放電をさらに促進させることになる。
このように、第1及び第2の容量50,51は急速に放電されるため、出力応答のディレイが確実に改善されることとなる。
このように、第5のMOSトランジスタ36は、第1及び第2の容量50,51の放電の間のみ導通するため、出力のオーバーシュートやリンキング等の波形品質の劣化を招くようなことは無く、良好な出力波形が確保される。
この回路構成例においては、第3の制御電流源として第1のコンダクタンスアンプ96が、第4の制御電流源として第2のコンダクタンスアンプ97が、それぞれ設けられると共に、入力信号に応じて、これら2つのコンダクタンスアンプ96,97の動作を制御する演算増幅器98が設けられたものとなっている。
一方、演算増幅器98の反転入力端子には、外部からの信号が印加可能とされており、この図3においては、出力応答特性を試験するためのパルス発生器101が抵抗器100を介して接続された状態が示されている。さらに、演算増幅器98の反転入力端子には、帰還抵抗器102を介して出力信号が負帰還されるようになっている。
そして、演算増幅器98においては、反転入力端子へ印加された入力信号と、非反転入力端子における所定の基準電圧との差分に応じた増幅が行われ、2つの増幅信号が出力されるものとなっている。
そして、第1及び第2のコンダクタンスアンプ96,97から電流が出力される場合には、第8のMOSトランジスタ39が非導通状態、すなわち、第3の制御電流源46が非動作状態となる一方、第10のMOSトランジスタ41が導通状態、すなわち、第4の制御電流源47が動作状態となる。
なお、回路動作の詳細は、図2で説明した通りであるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
図4において、横軸は時間の経過を示し、縦軸は、一方が入力電圧を、他方が出力電圧を、それぞれ示している。
また、同図において、実線の特性線は、本発明の実施の形態における出力回路の負論理の入力信号に対する出力応答例を表し、二点鎖線の特性線は、従来回路(図6参照)の同様な特性例を表している。
図4によれば、本発明の実施の形態における出力回路にあっては、出力応答のディレイが、従来回路に比して確実に改善されていることが確認できる。
20…第2の制御電流源
27…第1の制御回路
28…第2の制御回路
46…第3の制御電流源
47…第4の制御電流源
201…プッシュプル出力段
Claims (2)
- Pチャンネルの第1のMOSトランジスタとNチャンネルの第2のMOSトランジスタとを有してなるプッシュプル出力段を有すると共に、
それぞれのゲートにバイアス電圧が印加されたPチャンネルの第3のMOSトランジスタとNチャンネルの第4のMOSトランジスタとを有し、前記第3のMOSトランジスタのソースと前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第1のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と正電源との間には、第1の制御電流源が接続される一方、
前記第3のMOSトランジスタのドレインと前記第4のMOSトランジスタのソースと前記第2のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と負電源との間に、第2の制御電流源が接続されてなる出力回路であって、
前記第2のMOSトランジスタのゲートにソースが、負電源にドレインが、それぞれ接続されたPチャンネルの第5のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのゲートにソースが、正電源にドレインが、それぞれ接続されたNチャンネルの第6のMOSトランジスタが、それぞれ設けられると共に、
前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続された第1の制御回路と、
前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続された第2の制御回路が、それぞれ設けられ、
前記第1の制御回路は、前記第1の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとする一方、前記第1の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとするよう構成され、
前記第2の制御回路は、前記第2の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとする一方、前記第2の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとするよう構成されてなり、
前記プッシュプル出力段がリニアに動作する領域では、前記第5のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第1の制御回路により論理値Highとされる一方、前記第6のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第2の制御回路により論理値Lowとされ、前記第5及び第6のMOSトランジスタが、いずれも非導通状態とされることを特徴とする出力回路。 - 前記第1の制御電流源は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ及び第3の制御電流源を有し、前記第7及び第8のMOSトランジスタのソースは、共に正電源に接続され、前記第7のMOSトランジスタのドレインは、前記第1のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第8のMOSトランジスタのゲートは、当該第8のMOSトランジスタのドレイン及び前記第7のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第8のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と負電源との間に前記第3の制御電流源が接続されてなり、
前記第2の制御電流源は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ及び第4の制御電流源を有し、前記第9及び第10のMOSトランジスタのソースは、共に負電源に接続され、前記第9のMOSトランジスタのドレインは、前記第2のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第10のMOSトランジスタのゲートは、当該第10のMOSトランジスタのドレイン及び前記第9のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第10のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と正電源との間に前記第4の制御電流源が接続されてなり、
前記第1の制御回路は、Pチャンネルの第11のMOSトランジスタとNチャンネルの第12のMOSトランジスタとを有し、前記第11及び第12のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第11のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第12のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第11のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第12のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第2の制御回路は、Pチャンネルの第13のMOSトランジスタとNチャンネルの第14のMOSトランジスタとを有し、前記第13及び第14のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第13のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第14のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第13のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第14のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第11乃至第14のMOSトランジスタは、
前記第3の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされる一方、前記第3の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされ、
前記第4の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされる一方、前記第4の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされるよう、各々のトランジスタサイズが設定されてなることを特徴とする請求項1記載の出力回路。
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