JP5237715B2 - 出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、出力回路に係り、特に、フルスイング特性を有するAB級出力回路における出力応答特性の向上等を図ったものに関する。
従来、この種の回路としては、例えば、図5に基本回路構成が示されたAB級出力回路などが良く知られている。
以下、同図を参照しつつ、この従来の基本回路構成例について説明する。
この出力回路は、Pチャンネルの第1のMOSトランジスタQ1AとNチャンネルの第2のMOSトランジスタQ2Aからなるプッシュプル出力段が設けられていると共に、その入力側には、Pチャンネルの第3のMOSトランジスタQ3AとNチャンネルの第4のMOSトランジスタQ4Aからなるトランジスタ対が設けられてなるものである
第3のMOSトランジスタQ3Aのソースと第4のMOSトランジスタQ4Aのドレインは、相互に接続されて第1のMOSトランジスタQ1Aのゲートに接続されると共に、その接続点には第1の制御電流源7が接続される一方、第3のMOSトランジスタQ3Aのドレインと第4のMOSトランジスタQ4Aのソースは、相互に接続されて第2のMOSトランジスタのゲートに接続されると共に、その接続点には、第2の制御電流源8が接続されている。
そして、第3のMOSトランジスタQ3Aのゲートには、第1のバイアス電源64が、第4のMOSトランジスタQ4Aのゲートには、第2のバイアス電源59が、それぞれ接続されている。
かかる構成において、第1のバイアス電源64と第2のバイアス電源59は、第1及び第2のMOSトランジスタQ1A,Q2Aが同時に非導通状態となることがないように、かつ、AB級動作となるように、それぞれのバイアスが設定されると共に、第1の制御電流源7と第2の制御電流源8は、それぞれの増分が逆極性となるように動作するものとなっている。
なお、図5において、第1の容量55、第2の容量56、第3の容量57、及び、第4の容量58は、トランジスタの寄生容量、又は、位相補償用容量を表したものである。
図6には、図5に示された基本回路のより具体的な回路構成例が示されており、以下、同図について概括的に説明する。なお、図5に示された構成例と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この構成例は、特に、図5における第1及び第2の制御電流源7,8の具体的な回路構成例と共に、信号入力段の回路構成例を示したものである。
Pチャンネルの第7のMOSトランジスタQ7Aは、第1の制御電流源としての機能を果たす一方、Nチャンネルの第9のトランジスタQ9Aは、第2の制御電流源としての機能を果たすものとなっている。
一方、信号入力段は、演算増幅器69と、2つのコンダクタンスアンプ67,68を主たる構成要素として構成されたものとなっており、図6は、入力信号に対する出力応答を試験するためのパルス信号発生器73が接続された状態が示されている。
すなわち、演算増幅器69の反転入力端子には、パルス信号発生器73の出力信号が印加されると共に、帰還抵抗器70を介して出力信号がフィードバックされるようになっており、回路全体として反転増幅器が構成されるようになっている。
演算増幅器69は、2つの信号出力が得られるようになっており、その一方は、コンダクタンスアンプ67の入力段に、他方は、コンダクタンスアンプ68の入力段に、それぞれ接続されている。
そして、コンダクタンスアンプ67の出力段は、第7のMOSトランジスタQ7Aとカレントミラーと構成するPチャンネルの第8のMOSトランジスタQ8Aのドレイン及びゲートに接続されている。
また、コンダクタンスアンプ68の出力段は、第9のMOSトランジスタQ9Aとカレントミラーと構成するNチャンネルの第10のMOSトランジスタQ10Aのドレイン及びゲートに接続されている。
かかる従来回路においては、第1及び第2のMOSトランジスタQ1A,Q2Aが、スイッチング動作により、第1のMOSトランジスタQ1Aが非導通状態から導通状態へ移行する一方、第2のMOSトランジスタQ2Aが導通状態から非導通状態へ移行する際、第2のMOSトランジスタQ2Aのゲート電位は低下するが、その際、第3の容量57、第4の容量58に蓄積された電荷は、第2の制御電流源8によって放電されることとなる。
この放電が迅速に行われる場合には、第2のMOSトランジスタQ2Aは、導通状態から急速に非導通状態となるが、放電時間が長くなると第2のMOSトランジスタQ2Aが非導通状態となるまでの時間も長くなり、この第2のMOSトランジスタQ2Aが非導通となるまでの上述の容量の放電時間は、入力信号に対する出力信号のディレイ(遅延)として現れることとなる。
また、第1のMOSトランジスタQ1Aが導通状態から非導通状態へ移行する一方、第2のMOSトランジスタQ2Aが非導通状態から導通状態へ移行する際も同様に、第1の容量55、第2の容量56を第1の制御電流源7で放電する時間が入力信号に対する出力信号のディレイとなる。
かかるディレイを解決する方策としては、例えば、第1及び第2の制御電流7,8の出力電流I1、I2を増加させる方法が従来から知られている。
なお、このような出力回路としては、例えば、特許文献1等に開示されたものがある。
特開2006−295365号公報(第10−16頁、図4−図7)
しかしながら、第1及び第2の制御電流源7,8の出力電流を単純に増加させるのみでは、当然に消費電流の増加を招くため、省電力化が必要とされるものにあっては決して得策ではない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、消費電流の増加を招くことなく、出力応答の遅延改善を可能とする出力回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る出力回路は、
Pチャンネルの第1のMOSトランジスタとNチャンネルの第2のMOSトランジスタとを有してなるプッシュプル出力段を有すると共に、
それぞれのゲートにバイアス電圧が印加されたPチャンネルの第3のMOSトランジスタとNチャンネルの第4のMOSトランジスタとを有し、前記第3のMOSトランジスタのソースと前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第1のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と正電源との間には、第1の制御電流源が接続される一方、
前記第3のMOSトランジスタのドレインと前記第4のMOSトランジスタのソースと前記第2のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と負電源との間に、第2の制御電流源が接続されてなる出力回路であって、
前記第2のMOSトランジスタのゲートにソースが、負電源にドレインが、それぞれ接続されたPチャンネルの第5のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのゲートにソースが、正電源にドレインが、それぞれ接続されたNチャンネルの第6のMOSトランジスタが、それぞれ設けられると共に、
前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続された第1の制御回路と、
前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続された第2の制御回路が、それぞれ設けられ、
前記第1の制御回路は、前記第1の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとする一方、前記第1の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとするよう構成され、
前記第2の制御回路は、前記第2の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとする一方、前記第2の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとするよう構成されてなり、
前記プッシュプル出力段がリニアに動作する領域では、前記第5のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第1の制御回路により論理値Highとされる一方、前記第6のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第2の制御回路により論理値Lowとされ、前記第5及び第6のMOSトランジスタが、いずれも非導通状態とされるものである。
かかる構成において、前記第1の制御電流源は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ及び第3の制御電流源を有し、前記第7及び第8のMOSトランジスタのソースは、共に正電源に接続され、前記第7のMOSトランジスタのドレインは、前記第1のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第8のMOSトランジスタのゲートは、当該第8のMOSトランジスタのドレイン及び前記第7のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第8のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と負電源との間に前記第3の制御電流源が接続されてなり、
前記第2の制御電流源は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ及び第4の制御電流源を有し、前記第9及び第10のMOSトランジスタのソースは、共に負電源に接続され、前記第9のMOSトランジスタのドレインは、前記第2のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第10のMOSトランジスタのゲートは、当該第10のMOSトランジスタのドレイン及び前記第9のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第10のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と正電源との間に前記第4の制御電流源が接続されてなり、
前記第1の制御回路は、Pチャンネルの第11のMOSトランジスタとNチャンネルの第12のMOSトランジスタとを有し、前記第11及び第12のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第11のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第12のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第11のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第12のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第2の制御回路は、Pチャンネルの第13のMOSトランジスタとNチャンネルの第14のMOSトランジスタとを有し、前記第13及び第14のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第13のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第14のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第13のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第14のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
前記第11乃至第14のMOSトランジスタは、
前記第3の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされる一方、前記第3の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされ、
前記第4の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされる一方、前記第4の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされるよう、各々のトランジスタサイズが設定されてなるものが好適である。
本発明によれば、出力段のトランジスタのゲート・ドレイン間、又は、ゲート・電源間の容量に蓄積された電荷の放電の際にのみ動作する回路を設け、放電の促進を図るようにしたので、消費電流の増加を招くことなく、オーバーシュートやリンキングを生ずることなく出力応答の遅延改善を図ることができるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における出力回路の基本構成例について、図1を参照しつつ説明する。
この出力回路は、プッシュプル出力段201と、このプッシュプル出力段201の入力側に設けられたトランジスタ対202と、放電促進部203とに大別されて構成されたものとなっている。
プッシュプル出力段201は、Pチャンネルの第1のMOSトランジスタ(図1においては「Q1」と表記)30とNチャンネルの第2のMOSトランジスタ(図1においては「Q2」と表記)31とを主たる構成要素としてなるものである。
第1のMOSトランジスタ30と第2のMOSトランジスタ31は、ドレイン同士が相互に接続されると共に、出力端子52に接続されたものとなっている。
また、第1のMOSトランジスタ30のソースには、所定の正の電源電圧Vが印加されるようになっている(換言すれば、図示されない正電源に接続されるようになっている)一方、第2のMOSトランジスタ31のソースには、所定の負の電源電圧が印加されるようになっており(換言すれば、図示されない負電源に接続されるようになっており)、本発明の実施の形態においては、負の電源電圧は、グランド電位となっている。
なお、以下の説明において、負の電源電圧が印加される構成要素については、説明の便宜上、「グランドに接続されている」と表現することとする。
トランジスタ対202は、Pチャンネルの第3のMOSトランジスタ(図1においては「Q3」と表記)32と、Nチャンネルの第4のMOSトランジスタ(図1においては「Q4」と表記)33とを主たる構成要素として構成されたものとなっている。
すなわち、まず、第3のMOSトランジスタ32のゲートには、第1のバイアス電源34が、第4のMOSトランジスタ33のゲートには、第2のバイアス電源35がそれぞれ接続されている。
そして、第3のMOSトランジスタ32のソースと第4のMOSトランジスタ33のドレインは相互に接続され、その接続点は、第1のMOSトランジスタ30のゲートに接続されると共に、その接続点には、第1の制御電流源19が接続されている。この第1の制御電流源19は、正の電源電圧Vが印加され所定の電流を出力するようになっているものである。
また、第3のMOSトランジスタ32のドレインと第4のMOSトランジスタ33のソースは相互に接続され、その接続点は、第2のMOSトランジスタ31のゲートに接続されると共に、その接続点とグランドとの間には、第2の制御電流源20が接続されている。
放電促進部203は、Pチャンネルの第5のMOSトランジスタ(図1においては「Q5」と表記)36と、Nチャンネルの第6のMOSトランジスタ(図1においては「Q6」と表記)37と、第1の制御回路(図1においては「CONT−1」と表記)28と、第2の制御回路(図1においては「CONT−2」と表記)27とを主たる構成要素として構成されてなるものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、第5のMOSトランジスタ36は、ソースが第2のMOSトランジスタ31のゲートに接続される一方、ドレインは、グランドに接続されている。
そして、第5のMOSトランジスタ36のゲートには、第1の制御回路28が接続されており、後述するように第5のMOSトランジスタ36の動作が制御されるようになっている。
一方、第6のMOSトランジスタ37は、ソースが第1のMOSトランジスタ30のゲートに接続される一方、ドレインには、正の電源電圧Vが印加されるようになっている。
そして、第6のMOSトランジスタ37のゲートには、第2の制御回路27が接続されており、後述するように第6のMOSトランジスタ37の動作が制御されるようになっている。
なお、図1において、第1のMOSトランジスタ30のゲートと正の電源電圧との間に示された第3の容量48、同じく第1のMOSトランジスタ30のゲートとドレイン間に示された第4の容量49、また、第2のMOSトランジスタ31のゲートとドレイン間に示された第1の容量50、及び、第2のMOSトランジスタ31のゲートとグランド間に示された第2の容量51は、トランジスタの寄生容量、又は、位相補償用容量である。
かかる構成において、第1の制御電流源19と第2の制御電流源20は、それぞれの増分が逆極性となるように動作するものとなっている。
また、第1のバイアス電源34と第2のバイアス電源35は、第1及び第2のMOSトランジスタ30,31が、同時に導通状態となることがないよう、各々のバイアス電圧が適宜設定されており、第1及び第2のMOSトランジスタ30,31のAB級動作が確保されるようになっている。
そして、第1の制御回路28は、第1の制御電流源19が非導通状態にある場合に、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Lowに相当する電位とする一方、第1の制御電流源19が導通状態にある場合には、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Highに相当する電位とするよう構成されたものとなっている。
また、第2の制御回路27は、第2の制御電流源20が非導通状態にある場合に、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Highに相当する電位とする一方、第2の制御電流源20が導通状態にある場合には、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Lowに相当する電位とするよう構成されたものとなっている。
そして、この出力回路がリニアに動作する領域では、第5のMOSトランジスタ36のゲート電位は、第1の制御回路28により論理値Highとされる一方、第6のMOSトランジスタ37のゲート電位は、第2の制御回路27により論理値Lowとされ、第5及び第6のMOSトランジスタ36,37は、いずれも非導通状態とされる。そのため、放電促進部203による消費電流は発生せず、出力回路本来の動作には何ら影響を与えることは無い。
一方、第1の制御電流源19が非導通状態となると、第1のMOSトランジスタ30は導通状態に、第2のMOSトランジスタ31は非導通状態になる。
この第2のMOSトランジスタ31が非導通状態となる際に、第2のMOSトランジスタ31のゲート・ソース間容量、ゲート・ドレイン間容量は、第2の制御電流源20によりディスチャージ(放電)されることとなる。この時、第5のMOSトランジスタ36のゲートは、第1の制御回路28により論理値Lowとされ、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が、第5のMOSトランジスタ36のしきい値以上であれば、第5のMOSトランジスタ36は導通状態となる。このため、第5のMOSトランジスタ36の電流は、第2のMOSトランジスタ31のゲート・ドレイン間容量、及び、ゲート・ソース間容量の放電を促進し、これらの容量に蓄積されている電荷は急速に放電されることとなる。
かかる急速な放電は、出力応答の改善に寄与し、出力応答が従来に比して良好なものとなる。
そして、このような放電により、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が低下すると、第5のMOSトランジスタ36のゲート・ソース間電位が低下し、それと共に、第5のMOSトランジスタ36の電流は低下する。しかる後、第5のMOSトランジスタ36のゲート・ソース間電位がしきい値以下となると、第5のMOSトランジスタ36は非導通状態となる。
このように、第5のMOSトランジスタ36は、上述の放電の間のみ導通し、オーバーシュートやリンキング等の出力波形の品質劣化を引き起こすことは無い。
一方、第6のMOSトランジスタ37も、上述の第5のMOSトランジスタ36と同様に、第2の制御電流源20が非導通状態となった際に、第1のMOSトランジスタ30のゲート・ソース間容量、及び、ゲート・ドレイン間容量の電荷の急速放電を行うものとなっている。
図2には、より具体的な回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつこの具体回路例について説明する。なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明することとする。
この回路構成例は、図1に示された第1及び第2の制御電流源19,20、第1及び第2の制御回路27,28のより具体的な構成例を示したものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、第1の制御電流源19は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q7」、「Q8」と表記)38,39と、第3の制御電流源46とを有して構成されたものとなっている。
すなわち、第7のMOSトランジスタ38は、そのソースに、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、ドレインは第1のMOSトランジスタ30のゲートに接続されている。
そして、第7のMOSトランジスタ38のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに接続されている。
第8のMOSトランジスタ39は、そのソースに、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、ゲートとドレインが相互に接続されて、いわゆるダイオード接続されたものとなっている。そして、第8のMOSトランジスタ39のゲートとドレインの接続点とグランドとの間には、第3の制御電流源46が設けられている。
一方、第2の制御電流源20は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「Q9」、「Q10」と表記)40,41と、第4の制御電流源47とを有して構成されたものとなっている。
すなわち、第9のMOSトランジスタ40は、そのドレインが第2のMOSトランジスタ31のゲートに接続されている一方、ソースはグランドに接続されている。
そして、第9のMOSトランジスタ40のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに接続されている。
第10のMOSトランジスタ41は、そのソースがグランドに接続される一方、ゲートとドレインが相互に接続されて、いわゆるダイオード接続されたものとなっている。そして、第10のMOSトランジスタ41のゲートとドレインの接続点には、第4の制御電流源47が接続されており、この第4の制御電流源47は、正の電源電圧Vが印加されて動作するものとなっている。
ここで、第3の制御電流源46と第4の制御電流源47は、それぞれの電流の増分が逆極性となるように動作するものとなっている。
また、第1の制御回路28は、Pチャンネルの第11のMOSトランジスタ(図1においては「Q11」と表記)42とNチャンネルの第12のMOSトランジスタ(図1においては「Q12」と表記)43とを有して構成されたものとなっている。
すなわち、第11及び第12のMOSトランジスタ42,43は、ドレインが相互に接続されて、その接続点には、第5のMOSトランジスタ36のゲートが接続されたものとなっている。
また、第11のMOSトランジスタ42のソースには、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、第12のMOSトランジスタ43のソースは、グランドに接続されている。
そして、第11のMOSトランジスタ42のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに、第12のMOSトランジスタ43のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに、それぞれ接続されている。
一方、第2の制御回路27は、Pチャンネルの第13のMOSトランジスタ(図1においては「Q13」と表記)44とNチャンネルの第14のMOSトランジスタ(図1においては「Q14」と表記)45とを有して構成されたものとなっている。
すなわち、第13及び第14のMOSトランジスタ44,45は、ドレインが相互に接続されて、その接続点には、第6のMOSトランジスタ37のゲートが接続されたものとなっている。
また、第13のMOSトランジスタ44のソースには、正の電源電圧Vが印加されるようになっている一方、第14のMOSトランジスタ45のソースは、グランドに接続されている。
そして、第13のMOSトランジスタ44のゲートは、第8のMOSトランジスタ39のゲートに、第14のMOSトランジスタ45のゲートは、第10のMOSトランジスタ41のゲートに、それぞれ接続されている。
次に、かかる構成における動作について説明する。
最初に、前提条件として、第11乃至第14のMOSトランジスタ42〜45のサイズは、第5及び第6のMOSトランジスタ36,37を次述するような動作状態とできるように設定されているものとする。
すなわち、第3の制御電流源46が非導通状態にある場合に、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Lowとする一方、第3の制御電流源46が導通状態にある場合には、第5のMOSトランジスタ36のゲートを論理値Highとする。
また、第4の制御電流源47が非導通状態にある場合に、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Highとする一方、第4の制御電流源47が導通状態にある場合には、第6のMOSトランジスタ37のゲートを論理値Lowとする。
かかる前提条件の下、この出力回路がリニアに動作している場合にあっては、第5及び第6のMOSトランジスタ36,37は、いずれも非導通状態となり、電流を消費することは無く、したがって、出力回路の動作に対して何ら影響を与えることは無い。
そして、第3の制御電流源46が非導通状態となると、第1のMOSトランジスタ30が導通状態となる一方、第2のMOSトランジスタ31は非導通状態となるが、この際、第1及び第2の容量50,51は、第9のトランジスタ40の電流によって放電されることとなる。ここで、第9のトランジスタ40の電流は、第4の制御電流源47の電流が第10のMOSトランジスタ41によってカレントミラーされて流れるものである。
この時、第5のMOSトランジスタ36のゲートは論理値Lowとなり、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が、第5のMOSトランジスタ36のしきい値以上であれば、第5のMOSトランジスタ36は導通状態となり、第5のMOSトランジスタ36の電流は、第1及び第2の容量50,51の放電をさらに促進させることになる。
このように、第1及び第2の容量50,51は急速に放電されるため、出力応答のディレイが確実に改善されることとなる。
この第1及び第2の容量50,51の放電によって、第2のMOSトランジスタ31のゲート電位が低下していくと共に、ゲート・ソース間の電位も低下し、第5のMOSトランジスタ36の電流は低下していく。そして、第2のMOSトランジタ31のゲート・ソース間の電位が、第5のMOSトランジスタ36のしきい値以下となると、第5のMOSトランジスタ36は、非導通状態となる。
このように、第5のMOSトランジスタ36は、第1及び第2の容量50,51の放電の間のみ導通するため、出力のオーバーシュートやリンキング等の波形品質の劣化を招くようなことは無く、良好な出力波形が確保される。
一方、第6のMOSトランジスタ37の動作も、基本的には、上述の第5のMOSトランジスタ36と同様であり、第4の制御電流源47が非導通状態となった場合に、第3及び第4の容量48,49の電荷を急速に放電せしめる機能を果たすものとなっている。なお、ここでの再度の詳細な動作説明は省略することとする。
図3には、図2に示された第3及び第4の制御電流源46、47の具体回路例が示されており、以下、同図を参照しつつこの回路例について説明する。なお、図3に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明することとする。
この回路構成例においては、第3の制御電流源として第1のコンダクタンスアンプ96が、第4の制御電流源として第2のコンダクタンスアンプ97が、それぞれ設けられると共に、入力信号に応じて、これら2つのコンダクタンスアンプ96,97の動作を制御する演算増幅器98が設けられたものとなっている。
以下、具体的に説明すれば、まず、演算増幅器98は、2つの出力が得られるようになっており、その一方の出力は、第1のコンダクタンスアンプ96の入力段に、他方の出力は、第2のコンダクタンスアンプ97の入力段が、それぞれ接続されたものとなっている。
一方、演算増幅器98の反転入力端子には、外部からの信号が印加可能とされており、この図3においては、出力応答特性を試験するためのパルス発生器101が抵抗器100を介して接続された状態が示されている。さらに、演算増幅器98の反転入力端子には、帰還抵抗器102を介して出力信号が負帰還されるようになっている。
また、演算増幅器98の非反転入力端子には、基準電圧源99が接続されており、所定の基準電圧が印加されるようになっている。
そして、演算増幅器98においては、反転入力端子へ印加された入力信号と、非反転入力端子における所定の基準電圧との差分に応じた増幅が行われ、2つの増幅信号が出力されるものとなっている。
一方、第1のコンダクタンスアンプ96の出力端は、第8のMOSトランジスタ39のドレイン及びゲートに接続されており、第2のコンダクタンスアンプ97の出力端は、第10のMOSトランジスタ41のドレイン及びゲートに接続されたものとなっている。
かかる構成において、第1及び第2のコンダクタンスアンプ96,97は、演算増幅器98の入力信号に応じて、それぞれの出力端子から外部へ電流を出力する場合と、出力端子を介して外部から電流が流れ込む場合とがある。
そして、第1及び第2のコンダクタンスアンプ96,97から電流が出力される場合には、第8のMOSトランジスタ39が非導通状態、すなわち、第3の制御電流源46が非動作状態となる一方、第10のMOSトランジスタ41が導通状態、すなわち、第4の制御電流源47が動作状態となる。
また、第1及び第2のコンダクタンスアンプ96,97の出力端へ外部から電流が流れ込む場合には、上述とは逆に、第3の制御電流源46が動作状態となる一方、第4の制御電流源47が非動作状態となる。
なお、回路動作の詳細は、図2で説明した通りであるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
図4には、本発明の実施の形態における出力回路のパルス信号入力に対する出力応答特性を示す特性線図が示されており、以下、同図について説明する。
図4において、横軸は時間の経過を示し、縦軸は、一方が入力電圧を、他方が出力電圧を、それぞれ示している。
また、同図において、実線の特性線は、本発明の実施の形態における出力回路の負論理の入力信号に対する出力応答例を表し、二点鎖線の特性線は、従来回路(図6参照)の同様な特性例を表している。
図4によれば、本発明の実施の形態における出力回路にあっては、出力応答のディレイが、従来回路に比して確実に改善されていることが確認できる。
本発明の実施の形態における出力回路の基本構成例を示す構成図である。 図1に示された基本構成例をより具体化した回路構成例を示す回路図である。 図2に示された回路構成例における第3及び第4の制御電流源の具体回路構成例を示した回路図である。 本発明の実施の形態における出力回路のパルス応答特性を示す特性線図である。 従来の出力回路の基本構成例を示す構成図である。 図5に示された基本構成例をより具体化した回路構成例を示す回路図である。
符号の説明
19…第1の制御電流源
20…第2の制御電流源
27…第1の制御回路
28…第2の制御回路
46…第3の制御電流源
47…第4の制御電流源
201…プッシュプル出力段

Claims (2)

  1. Pチャンネルの第1のMOSトランジスタとNチャンネルの第2のMOSトランジスタとを有してなるプッシュプル出力段を有すると共に、
    それぞれのゲートにバイアス電圧が印加されたPチャンネルの第3のMOSトランジスタとNチャンネルの第4のMOSトランジスタとを有し、前記第3のMOSトランジスタのソースと前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記第1のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と正電源との間には、第1の制御電流源が接続される一方、
    前記第3のMOSトランジスタのドレインと前記第4のMOSトランジスタのソースと前記第2のMOSトランジスタのゲートが相互に接続され、当該接続点と負電源との間に、第2の制御電流源が接続されてなる出力回路であって、
    前記第2のMOSトランジスタのゲートにソースが、負電源にドレインが、それぞれ接続されたPチャンネルの第5のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのゲートにソースが、正電源にドレインが、それぞれ接続されたNチャンネルの第6のMOSトランジスタが、それぞれ設けられると共に、
    前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続された第1の制御回路と、
    前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続された第2の制御回路が、それぞれ設けられ、
    前記第1の制御回路は、前記第1の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとする一方、前記第1の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとするよう構成され、
    前記第2の制御回路は、前記第2の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Highとする一方、前記第2の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートを論理値Lowとするよう構成されてなり、
    前記プッシュプル出力段がリニアに動作する領域では、前記第5のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第1の制御回路により論理値Highとされる一方、前記第6のMOSトランジスタのゲート電位は、前記第2の制御回路により論理値Lowとされ、前記第5及び第6のMOSトランジスタが、いずれも非導通状態とされることを特徴とする出力回路。
  2. 前記第1の制御電流源は、Pチャンネルの第7及び第8のMOSトランジスタ及び第3の制御電流源を有し、前記第7及び第8のMOSトランジスタのソースは、共に正電源に接続され、前記第7のMOSトランジスタのドレインは、前記第1のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第8のMOSトランジスタのゲートは、当該第8のMOSトランジスタのドレイン及び前記第7のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第8のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と負電源との間に前記第3の制御電流源が接続されてなり、
    前記第2の制御電流源は、Nチャンネルの第9及び第10のMOSトランジスタ及び第4の制御電流源を有し、前記第9及び第10のMOSトランジスタのソースは、共に負電源に接続され、前記第9のMOSトランジスタのドレインは、前記第2のMOSトランジスタのゲートへ接続され、前記第10のMOSトランジスタのゲートは、当該第10のMOSトランジスタのドレイン及び前記第9のMOSトランジスタのゲートと相互に接続されると共に、当該第10のMOSトランジスタのゲートとドレインの接続点と正電源との間に前記第4の制御電流源が接続されてなり、
    前記第1の制御回路は、Pチャンネルの第11のMOSトランジスタとNチャンネルの第12のMOSトランジスタとを有し、前記第11及び第12のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第11のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第12のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第11のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第12のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
    前記第2の制御回路は、Pチャンネルの第13のMOSトランジスタとNチャンネルの第14のMOSトランジスタとを有し、前記第13及び第14のMOSトランジスタは、ドレインが相互に接続され、当該接続点が前記第6のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記第13のMOSトランジスタのソースは正電源に、前記第14のMOSトランジスタのソースは負電源に、それぞれ接続され、前記第13のMOSトランジスタのゲートは、前記第8のMOSトランジスタのゲートに、前記第14のMOSトランジスタのゲートは、前記第10のMOSトランジスタのゲートに、それぞれ接続されてなり、
    前記第11乃至第14のMOSトランジスタは、
    前記第3の制御電流源が非導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされる一方、前記第3の制御電流源が導通状態の際に、前記第5のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされ、
    前記第4の制御電流源が非導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Highとされる一方、前記第4の制御電流源が導通状態の際に、前記第6のMOSトランジスタのゲートが論理値Lowとされるよう、各々のトランジスタサイズが設定されてなることを特徴とする請求項1記載の出力回路。
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