JP5236426B2 - 靴 - Google Patents
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Description
本発明の靴の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明の靴の好適な実施態様(第一実施態様)を示した斜視図である。図2は、本発明の第一実施態様の靴におけるベルト通し周辺を、甲被に垂直でベルト通しの長手方向に沿った中心線を含む面で切断した状態を示した拡大断面図(図1におけるA−A断面図)である。図3は、本発明の第一実施態様の靴における甲ベルトを閉じた際のベルト通し周辺を、甲被に垂直でベルト通しの短手方向に沿った中心線を含む面で切断した状態を示した拡大断面図(図1におけるB−B断面図)である。図4は、本発明の第一実施態様の靴における甲ベルトを開いた際のベルト通し周辺を、甲被に垂直でベルト通しの短手方向に沿った中心線を含む面で切断した状態を示した拡大断面図(図1におけるB−B断面図に相当する断面図)である。図1〜図4において、靴は、右足用のもののみを図示しているが、左足用の靴においては、右足用の靴と左右対称な構成を採用することができる。
甲ベルト10の所定区間αを形成する伸縮素材11は、伸縮性を有する素材であればその種類は特に限定されない。伸縮素材11としては、合成ゴム単体や天然ゴム単体からなるもののほか、これらのゴムからなる繊維を他の繊維と織製したゴム入り織物などが例示される。第一実施態様の靴において、伸縮素材11は、甲ベルト10の長手方向に沿う経糸としてゴムからなる伸縮性を有する繊維を用い、甲ベルト10の短手方向に沿う緯糸として非伸縮性の繊維を用いたゴム入り織物によって形成している。
甲ベルト10の付根(基端)は、甲被20の外側縁側(着用者の足の小指に近い側)に配してもよいが、この場合には、甲ベルト10の先端が甲被20の内側縁側(着用者の足の親指に近い側)に配されるようになる。したがって、歩行時などに甲ベルト10の先端に着用者の他方の足が接触するなどして、甲ベルト10の先端が甲被20から外れやすくなるおそれがある。このため、第一実施態様の靴において、甲ベルト10の付根は、図1に示すように、甲被20の内側縁側に配している。
ベルト通し30は、甲ベルト10の長手方向の移動を阻害しない状態(甲ベルト10の長手方向に沿った方向での伸縮素材11の伸縮を阻害しない状態)で甲ベルト10における所望の箇所を通すことができる形態のものであれば特に限定されない。例えば、甲被20に一対の平行なスリットを所定間隔で設けることなどにより、ベルト通し30を形成してもよい。
第一実施態様の靴における甲被20など、上記で説明した以外の部分については、本発明の趣旨に反しない限り、一般的な靴で採用されている各種の構成を採用することができる。
続いて、甲ベルト10の動作について説明する。第一実施態様の靴において、甲ベルト10の先端を甲被20に留めた状態(甲ベルト10を閉じた状態)にあっては、伸縮素材11は、図3に示すように、その外面をベルト通し30の帯状材31で押さえ込まれており、その全体が甲被20に沿った状態となっている。
続いて、本発明の靴の他の実施態様(第二実施態様)について説明する。図5は、本発明の靴の他の実施態様(第二実施態様)を示した斜視図である。図5において、靴は、右足用のもののみを図示しているが、左足用の靴においては、右足用の靴と左右対称な構成を採用することができる。
本発明の靴は、ベルト式の靴であるならばその用途を特に限定されず、その構成は、幅広い種類の靴に採用することができる。例えば、運動靴、リハビリシューズ、通学靴、通勤靴、作業靴、上靴(上履き)、ドレスシューズなどに好適に採用することができる。また、甲ベルトを有する形態のものであるならば、長靴やサンダルなどにも採用することができる。特に、甲被から外れた甲ベルトを着用者が踏まないようにして、着用者が転倒するのを防止するという観点からは、子供向けの靴や、リハビリ用の靴や、高齢者向けの靴に好適に採用することができる。
11 伸縮素材
12 甲ベルトの基端部
13 甲ベルトの先端部の前側縁部
14 甲ベルトの先端部の後側縁部
20 甲被
30 ベルト通し
31 帯状材
α 所定区間
Claims (5)
- 甲の締付状態を調節するための甲ベルトが備えられ、
甲ベルトの基端が甲被の内側縁側又は外側縁側のうちいずれか一方側に固定された固定端とされて、
甲ベルトの先端が甲被の他方側に対して着脱自在に留められる自由端とされるとともに、
甲ベルトの基端付近における所定区間αが伸縮素材で形成された靴であって、
甲ベルトを通すためのベルト通しが甲被に形成され、甲ベルトにおける所定区間αの外面のうち少なくとも一部が前記ベルト通しによって覆われることにより、
甲ベルトの先端側が甲被の前記他方側から外れて甲被の前記一方側へ折り返された状態になった際に、甲ベルトにおける前記ベルト通しの上縁で折り曲げられた部分の表裏に生ずる応力の差によって甲ベルトの先端側が甲被の前記他方側へ自然と復帰するようにしたことを特徴とする靴。 - 甲ベルトにおける所定区間αの外面の実質的に全体が前記ベルト通しによって覆われた請求項1記載の靴。
- ベルト通しが、甲ベルトの幅よりも長い長さの帯状材を甲ベルトに対して略垂直となるように重ね、該帯状材の両端を甲被に対して固着することにより形成されたものである請求項1記載の靴。
- 甲ベルトの長手方向に沿った方向での伸縮素材の長さが3〜30mmであり、かつ甲ベルトの長手方向に沿った方向での伸縮素材の伸び率が130〜400%である請求項1記載の靴。
- 甲の締付状態を調節するための甲ベルトが備えられ、
甲ベルトの基端が甲被の内側縁側又は外側縁側のうちいずれか一方側に固定された固定端とされて、
甲ベルトの先端が甲被の他方側に対して着脱自在に留められる自由端とされるとともに、
甲ベルトの基端付近における所定区間αが伸縮素材で形成された靴であって、
甲ベルトを通すためのベルト通しが甲被に形成され、甲ベルトにおける所定区間αよりも先端側の外面のうち少なくとも一部が前記ベルト通しによって覆われることにより、
甲ベルトの先端側が甲被の前記他方側から外れて甲被の前記一方側へ折り返された状態になった際に、甲ベルトにおける前記ベルト通しの上縁で折り曲げられた部分の表裏に生ずる応力の差によって甲ベルトの先端側が甲被の前記他方側へ自然と復帰するようにしたことを特徴とする靴。
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