JP5235268B2

JP5235268B2 - Ｉｍｓネットワークでオンラインの課金をするためのｉｍｓゲートウェイ・システムおよび方法

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Publication number: JP5235268B2
Application number: JP2005345061A
Authority: JP
Inventors: サイワイギャング; ヤングシャング; ウォングペング; ゼット．ザオジェイ
Original assignee: アルカテル−ルーセントユーエスエーインコーポレーテッド
Priority date: 2004-11-30
Filing date: 2005-11-30
Publication date: 2013-07-10
Anticipated expiration: 2025-11-30
Also published as: JP2006186986A; DE602005002524D1; CN1809062A; DE602005002524T2; EP1662701A1; EP1662701B1; KR101206584B1; KR20060060617A; US20060114932A1; CN1809062B; US7599478B2

Description

本発明は通信の分野に関し、特に、ＩＭＳネットワークでオンラインの課金を提供するためのＩＭＳゲートウェイ・システムおよび方法に関する。

第３世代パートナーシップ・プロジェクト（３ＧＰＰ）で述べられているように、ＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）は集中型ネットワークのためにアクセス不可知ネットワーク・アーキテクチャを有する共通のコア・ネットワークを供給する。サービス・プロバイダは次世代ネットワークの展開の中でこのアーキテクチャを受け取る。オペレータ収益創出のための効率的なＩＭＳオンライン課金を提供することはＩＭＳネットワークの成功裏の展開にとって重要である。

いくつかの３ＧＰＰ技術仕様書がＩＭＳネットワークのためのオンライン課金を記述している。例えば、３ＧＰＰＴＳ３２．２００仕様書はセッション課金機能を有するオンライン課金サーバ（ＯＣＳ）を記述している。ＯＣＳはＩＭＳサービス制御用（ＩＳＣ）インターフェースを通じてコール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）へと連結される。ＣＳＣＦは起呼加入者または被呼加入者のためにコール・セッションを制御し、そのコール・セッションに関してオンライン課金を供給するためにＩＳＣインターフェース上でＯＣＳと通信することを必要とする。しかしながら、ＩＳＣインターフェースはサービス用インターフェースであり、オンライン課金をサポートしない。したがって、オンライン課金に関してＣＳＣＦとＯＣＳとの間でＩＳＣインターフェースを使用するために、残念ながら付加的な機能がＯＣＳに追加される必要があるであろう。

付加的な機能でＯＣＳを過負荷にすることを避けるため、およびオンライン課金アーキテクチャを一定に保持するために、ＯＣＳに機能を追加することなくオンライン課金をサポートするようにＣＳＣＦとＯＣＳとの間のインターフェースが変えられることが可能である。オンライン課金をサポートするインターフェースに関する１つの選択肢は、課金メカニズムを可能にするようにＩＳＣインターフェースを拡張することである。そのとき、ＩＳＣインターフェースはサービス用インターフェースと課金用インターフェースの両方になるであろう。残念ながらＩＳＣインターフェースをサービス用／課金用混成インターフェースとして使用することは３ＧＰＰによって所望される規格に容認できないことがある。

別の選択肢はＩＳＣインターフェースの代わりにＲｏインターフェースを使用することであり、なぜならばＲｏインターフェースは既にオンライン課金をサポートしているからである。３ＧＰＰＴＳ３２．２９６仕様書は、ＣＳＣＦとＯＣＳとの間のゲートウェイとして作用するＩＭＳゲートウェイ機能を導入することによってオンライン課金のためのＲｏインターフェースを使用することを示唆している。３２．２９６仕様書に示唆されたようなＩＭＳゲートウェイの機能はＩＳＣインターフェース上でＣＳＣＦと通信し、Ｒｏインターフェース上でＯＣＳと通信する。残念なことに、３２．２９６仕様書および他の３ＧＰＰ仕様書はオンライン課金のためにＩＭＳゲートウェイの機能を使用する方法を記述していない。例えば、これらの仕様書はオンライン課金を提供するためにＩＭＳゲートウェイ機能が動作する方法を規定していない。これらの仕様書はまた、ＩＳＣインターフェース、Ｒｏインターフェース、およびＣＳＣＦが一体的に機能する方法を解決していない。例えば、これらの仕様書は、ＣＳＣＦがゲートウェイ（ＩＭＳゲートウェイ機能）を介してＯＣＳに直接接続されるかどうかは規格の範囲を超えていると述べている。ＩＭＳゲートウェイ機能の物理的位置付けはこれらの仕様書の中で混乱状態にある。

現在の３ＧＰＰ仕様書はＩＭＳネットワークに関してオンライン課金が達成されることが可能となる方法を適切に規定していない。ＩＭＳネットワークに関してオンライン課金を可能にする機能を規定するための課題が残っている。

本発明は、ＩＭＳネットワーク内でオンライン課金を提供するためのシステムおよび方法を規定することによって上記および関連する課題を解決する。都合の良いことに本願明細書に述べられるシステムおよび方法は、これまで３ＧＰＰ仕様書または他の出版物のどちらでも規定されなかったオンライン課金またはオンラインのセッション課金を提供する方式を規定する。本システムおよび方法は、コール・セッションについてオンライン課金が達成されることが可能となるような、コール・セッションを取り扱うコール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）と課金機能を有するオンライン課金サーバ（ＯＣＳ）との間の機能を説明する。本システムおよび方法はコール・セッションに関するＣＳＣＦからのメッセージで「トリガ」し、オンライン課金のためにＯＣＳに通知する。その結果、オンライン課金機能を実行することによって顧客は収入を上げることが可能である。

本発明の一実施形態は、オンライン課金を提供するためにＣＳＣＦおよびＯＣＳへと連結されるＩＭＳゲートウェイ・システムを有する。このＩＭＳゲートウェイ・システムはＣＳＣＦと通信するための第１のインターフェース、課金トリガ・システム、およびＯＣＳと通信するための第２のインターフェースを有する。第１のインターフェースは第１のプロトコルに従ってＣＳＣＦと通信し、そこでは第１のプロトコルはオンライン課金をサポートしない。第２のインターフェースは、オンライン課金をサポートする第２のプロトコルに従ってＯＣＳと通信する。

動作時では、課金トリガ・システムが第１のインターフェースを通じてＣＳＣＦからコール・セッションに関する第１のメッセージを受け取る。コール・セッションは既に確立されていることが可能であり、あるいは第１のメッセージによって開始されることも可能である。課金トリガ・システムはコール・セッションのためにオンライン課金用のＯＣＳに連絡を取るべきかどうか判定するために第１のメッセージを処理する。その判定がＯＣＳに連絡を取るべきでないことであれば、課金トリガ・システムはＣＳＣＦからの次のメッセージを待ち受ける。判定がＯＣＳに連絡を取るべきであることであれば、課金トリガ・システムはＯＣＳへと送信される課金要求を含む第２のメッセージを作り出す。その後、課金トリガ・システムは第１のプロトコル内の第１のメッセージのフィールドを第２のプロトコル内の第２のメッセージのフィールドへと対応付ける。課金トリガ・システムは第２のインターフェースを通じて第２のメッセージをＯＣＳへと送信する。第２のメッセージはコール・セッションに関して、コール・セッションの加入者を認証する、加入者に関して前納額の差し引き残高を判定する、コール・セッションに関してコール・セッションの情報と料金を判定する、コール・セッションに関して単位を与える、加入者に関する計算書から単位の量を減算する、あるいは他のいずれかのオンライン課金機能といったオンラインの課金機能を実行するための適切な情報をＯＣＳに提供する。

１つまたは複数の課金機能を実行するＯＣＳに応答して、課金トリガ・システムは第２のメッセージに応答しているＯＣＳから第３のメッセージを受け取る。第３のメッセージの中で、ＯＣＳはコール・セッションを開始もしくは維持するために充分な数の単位を加入者が有しているかどうか、コール・セッションを拒絶もしくは終了すべきかどうか、あるいはコール・セッションのオンライン課金に関するいずれかの他の情報を示すことが可能である。課金トリガ・システムはコール・セッションに関して課金が許可されたかまたは拒絶されたかを示す第４のメッセージを作り出し、ＣＳＣＦに第４のメッセージを送信する。

ＩＭＳゲートウェイ・システムは少なくとも２つの有利な機能を実行する。第１に、ＩＭＳゲートウェイ・システムはオンライン課金に関してＯＣＳに連絡を取るべきときをＣＳＣＦから受け取ったメッセージに基づいて判定する。第２にＩＭＳゲートウェイ・システムはＣＳＣＦによって使用される第１のプロトコルとＯＣＳによって使用される第２のプロトコルの間でメッセージを変換する。したがって、ＩＭＳゲートウェイ・システムはＣＳＣＦによって取り扱われるコール・セッションのために適切にオンライン課金を提供することが可能である。

本発明は、以下で述べられる他の実施形態を含むことが可能である。
すべての図面で、同じ参照番号は同じ要素を表わす。

図１〜１２および以下の説明は、本発明の最良のモードを作り、かつ使用する方法を当業者に教示するために本発明の特定の例示的な実施形態を示している。本発明の原理を教示する目的で、本発明のいくつかの従来型の態様は簡略化されるか、または省略されている。これらの実施形態から当業者は変形例を理解するであろうが、それらは本発明の範囲内に入る。下記で述べられる特徴が様々な方式で組み合わされることで本発明の多数の変形例を形成し得ることを当業者は理解するであろう。結果として、本発明は下記に述べられる特定の実施形態に限定されることはなく、特許請求項およびそれらの等価事項によってのみ限定される。

図１は本発明の例示的な実施形態でオンライン課金を提供するＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）ネットワーク１００を例示している。ＩＭＳネットワーク１００はコール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）１１０、ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１、およびオンライン課金サーバ（ＯＣＳ）１２０を有する。ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１はＣＳＣＦ１１０と通信するためのインターフェース１１２、課金トリガ・システム１０２、およびＯＣＳ１２０と通信するためのインターフェース１２２を有する。インターフェース１１２はリンク１１１上でＣＳＣＦ１１０へと連結され、第１のプロトコルに従って通信する。第１のプロトコルはオンライン課金をサポートしない。インターフェース１１２およびＣＳＣＦ１１０によって使用される第１のプロトコルの１つの例はＩＭＳサービス制御用（ＩＳＣ）プロトコルである。インターフェース１２２はリンク１２１上でＯＣＳ１２０へと連結され、第１のプロトコルとは異なる第２のプロトコルに従って通信する。第２のプロトコルはオンライン課金をサポートする。インターフェース１２２およびＯＣＳ１２０によって使用される第２のプロトコルの１つの例はＲｏプロトコルである。ＩＭＳネットワーク１００は図１に示されていない他の部品、装置、またはシステムを含むことが可能である。

ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１および以下の説明は、オンライン課金がＩＭＳネットワーク１００内で達成されることが可能となる方法を規定している。概観すると、図１のＩＭＳゲートウェイ・システム１０１はコール・セッションに関連するメッセージをＣＳＣＦ１１０から受け取るように構成される。これらのメッセージに基づいて、ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１はそのコール・セッションのためにオンライン課金に関連するＯＣＳ１２０に連絡を取るべきかどうか判定する。ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１がＯＣＳ１２０に連絡を取れば、ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１はＣＳＣＦ１１０から得た第１のプロトコルのメッセージ内の情報をＯＣＳ１２０へと送信されるであろう第２のプロトコルのメッセージへと対応付ける。ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１の動作は図２および以下の説明でさらに詳細に述べられる。

図２は本発明の例示的な実施形態でオンライン課金を提供するためにＩＭＳゲートウェイ・システム１０１を操作する方法２００を例示するフローチャートである。工程２０２で、課金トリガ・システム１０２がインターフェース１１２を通じてコール・セッションに関連する第１のメッセージをＣＳＣＦ１１０から受け取る。コール・セッションは既に確立されていることが可能であり、あるいは第１のメッセージによって開始されることも可能である。第１のメッセージは第１のプロトコルにある。第１のメッセージはＳＩＰＩＮＶＩＴＥメッセージのようなＳＩＰメッセージ、または他のプロトコルのメッセージを含むことが可能である。工程２０４で、コール・セッションに関してオンライン課金のためのＯＣＳ１２０に連絡を取るべきかどうか判定するために課金トリガ・システム１０２が第１のメッセージを処理する。工程２０４に関すると、課金トリガ・システム１０２はルールを識別し、そのルールに基づいて第１のメッセージを処理することが可能である。例えば、ルールは１つまたは複数の条件を有することが可能である。その条件が第１のメッセージについて満たされれば、課金トリガ・システム１０２はそのルールの中に規定された動作を実行する。それらの動作のうちの１つはコール・セッションのための課金に関連するＯＣＳ１２０に接触を取ることであることが可能である。ルールに基づいたこの手法は、課金記録を報告するために課金トリガ・システム１０２がＯＣＳ１２０に連絡を取る条件を規定する処理で自在性を可能にする。

もしも判定がＯＣＳ１２０に連絡を取らないことであれば、工程２０６で課金トリガ・システム１０２はＣＳＣＦ１１０からの次のメッセージを待ち受ける。もしも判定がＯＣＳ１２０に連絡を取ることであれば、工程２０８で課金トリガ・システム１０２はＯＣＳ１２０へと送信するための課金要求を含む第２のメッセージを作り出す。第２のメッセージの１つの例はＣｒｅｄｉｔＣｏｎｔｒｏｌＲｅｑｕｅｓｔ（ＣＣＲ）である。工程２１０で、課金トリガ・システム１０２は第１のプロトコル内の第１のメッセージのフィールドを第２のプロトコル内の第２のメッセージのフィールドへと対応付ける。工程２１２で、課金トリガ・システム１０２はインターフェース１２２を通じて第２のメッセージをＯＣＳ１２０へと送信する。第２のメッセージはコール・セッションに関して、コール・セッションの加入者を認証する、加入者に関して前納額の差し引き残高を判定する、コール・セッションに関してコール・セッションの情報と料金を判定する、コール・セッションに関して単位を与える、加入者に関する計算書から単位の量を減算する、あるいは他のいずれかのオンライン課金機能といったオンラインの課金機能を実行するための適切な情報をＯＣＳ１２０に提供する。

１つまたは複数の課金機能を実行するＯＣＳ１２０に応答して、工程２１４で課金トリガ・システム１０２は第２のメッセージに応答しているＯＣＳ１２０から第３のメッセージを受け取る。第３のメッセージの中で、ＯＣＳ１２０はコール・セッションを開始もしくは維持するために充分な数の単位を加入者が有しているかどうか、コール・セッションに関して課金を許可もしくは拒絶するべきかどうか、あるいはコール・セッションのオンライン課金に関連するいずれかの他の情報を示すことが可能である。工程２１６で、課金トリガ・システム１０２はコール・セッションに関して課金が許可されたかまたは拒絶されたかを示す第４のメッセージをＯＣＳ１２０から作り出し、インターフェース１１２を通じてＣＳＣＦ１１０に第４のメッセージを送信する。例えば、もしも加入者がＯＣＳ１２０内で前納額の計算書に充分な単位を有していれば、第４のメッセージはコール・セッションに関して課金が許可されることを示し、ＣＳＣＦ１１０はコール・セッションを続けることが可能である。

図１のＩＭＳゲートウェイ・システム１０１はまた、加入者に関して計算書をモニタすることをＯＣＳ１２０に完全に頼るのではなく、コール・セッションに関して予算額または単位の数をモニタする機能を含むことも可能である。

図３は、本発明の別の例示的な実施形態で、ＩＭＳゲートウェイ・システム１０１が予算額管理システム３０２をさらに含むＩＭＳネットワーク１００を例示している。予算額管理システム３０２は課金トリガ・システム１０２およびインターフェース１２２へと連結される。課金トリガ・システム１０２は上記で述べられたように、および図２に示されたように動作する。

図４は、本発明の例示的な実施形態で、予算額管理システム３０２を操作する方法４００を例示するフローチャートである。工程４０２で、予算額管理システム３０２は課金トリガ・システム１０２が課金要求に関してＯＣＳ１２０にメッセージを送信していることを示すメッセージを課金トリガ・システム１０２から受け取る。課金トリガ・システム１０２からメッセージを受け取るとそれに応答して、工程４０４で予算額管理システム３０２が初期メッセージを作り出し、インターフェース１２２を通じてこの初期メッセージをＯＣＳ１２０に送信する。この初期メッセージは単位の持ち分の量をＯＣＳ１２０から要求する。初期メッセージはまた、加入者を識別し、加入者に関して計算書を識別し、口座の残高を決定し、予算額管理システム３０２へと配分する単位の持ち分の量を決定するための適切な情報をＯＣＳ１２０に提供する。「単位」という用語は加入者に関する差し引き残高を述べるために使用されており、「単位」は分または通貨といった度量のいずれかの単位に関することが可能である。この初期メッセージはＣＣＲメッセージを含むことが可能である。

工程４０６で、予算額管理システム３０２はコール・セッションに関して予算額管理システム３０２に配分される単位の持ち分の量を示す応答メッセージをＯＣＳ１２０から受け取る。この単位の持ち分の量はＯＣＳ１２０によって許可されるかまたは与えられるいずれかの量を有する。この単位の持ち分の量は必ずしも加入者の計算書の差し引き総残高を示す必要はない。この応答メッセージはＣＣＡメッセージを含むことが可能である。工程４０８で、予算額管理システム３０２はコール・セッションの間に消費される単位の量をモニタする。

コール・セッションの間に単位の持ち分の量が消費されるかまたは課金トリガ・システム１０２から別のメッセージが受信されれば、工程４１０で予算額管理システム３０２が臨時メッセージを作り出し、インターフェース１２２を通じてＯＣＳ１２０へと臨時メッセージを送信する。臨時メッセージは消費された単位の数を表示する。臨時メッセージはまた、新たな単位の持ち分の量をＯＣＳ１２０から要求する。工程４１２で、予算額管理システム３０２はコール・セッションに関して予算額管理システム３０２へと配分される別の単位の持ち分の量を示す応答メッセージをＯＣＳ１２０から受け取る。その後、予算額管理システム３０２は工程４０８に与えられたようにコール・セッションの間に消費される単位の量をモニタする。

コール・セッションが終了しつつあるか、または終了したことを示すメッセージを予算額管理システム３０２が課金トリガ・システム１０２から受け取れば、工程４１４で予算額管理システム３０２は最終メッセージを作り出し、インターフェース１２２を通じてＯＣＳ１２０へと最終メッセージを送信する。最終メッセージはコール・セッションのために使用された単位の合計量を報告する。

図５は、本発明の別の例示的な実施形態で、独立型のＩＭＳゲートウェイ・システム５０１を有するＩＭＳネットワーク５００を例示している。ＩＭＳネットワーク５００は移動局５３０、コール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）５１０、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１、およびオンライン課金サーバ（ＯＣＳ）５２０を有する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＣＳＣＦ５１０およびＯＣＳ５２０とは別のノードであるように示されている。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＣＳＣＦ５１０と通信するためのＩＳＣインターフェース５１２、ＩＭＳセッションの呼び出し状態のモデル５０２、課金トリガ・システム５０４、課金ポリシ管理ユニット５０６、予算額管理システム５０８、およびＯＣＳ５２０と通信するためのＲｏインターフェース５２２を有する。ＩＳＣインターフェース５１２はリンク５１１上でＣＳＣＦ５１０へと連結され、ＩＳＣプロトコルに従って通信する。例えば、ＩＳＣインターフェース５１２はＳＩＰインターフェースまたは他の同様のプロトコルを含むことが可能である。Ｒｏインターフェース５２２はリンク５２１上でＯＣＳ５２０へと連結され、Ｒｏプロトコルに従って通信する。さらに詳細には、Ｒｏインターフェース５２２はリンク５２１によってＯＣＳ５２０内のセッションに基づく課金機能５２４へと接続される。ＩＭＳネットワーク５００は図５に示されていない他の部品、装置、またはシステムを有することが可能である。

この実施形態では、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は呼び出し状態モデル５０２のせいで、ＩＭＳセッションの制御のための状態に基づくＳＩＰプロキシとして作用する。コール・セッションに関する呼び出し状態モデル５０２について規定される５つの状態、すなわち（１）空白、（２）呼び出し応答待ち、（３）応答受理、（４）進行中、および（５）呼び出し終了が存在する。図６は呼び出し状態モデル５０２を例示する状態図である。ＣＳＣＦ５１０を通じてＩＭＳゲートウェイ・システム５０１によって受信される呼び出しを加入者が設定する前では、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は「空白」状態で動作している。ＳＩＰＩＮＶＩＴＥメッセージが受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＯＣＳ５２０からセッション・クレジットの承認を実行する。ＩＮＶＩＴＥメッセージが首尾良く取り扱われ、ＣＳＣＦ５１０を通じて移動局５３０へと送出されると、セッション状態は「呼び出し応答待ち」へと変化する。２００ＯＫメッセージが受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＯＣＳ５２０からクレジットの再承認を実行し、セッション状態を「応答」へと変える。ＡＣＫが受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はコール・セッションが首尾良く確立されたことを確認し、セッション状態を「進行中」へと変える。コール・セッションが進行している間に、現在のコール・セッションを更新するようにいずれかのＵＰＤＡＴＥ／Ｒｅ−ＩＮＶＩＴＥメッセージが受信されれば、セッション状態は「進行中」の状態に保たれる。ＢＹＥメッセージが受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のコール・セッションの処理を終了し、セッション状態を呼び出し終了へと変える。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＯＣＳ５２０にセッションの課金記録情報を提示し、セッション状態を「空白」へと変え、次の新たなコール・セッションを待ち受ける。

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１が「呼び出し応答待ち」状態にあるときにいずれかの暫定の１ｘｘメッセージがネットワークから受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションをリフレッシュして呼び出し応答を待ち続ける。いずれかの宛先変更メッセージ（３ｘｘ）、クライアント・エラー・メッセージ（４ｘｘ）、サーバ・エラー・メッセージ（５ｘｘ）、グローバル・エラー・メッセージ（６ｘｘ）が受信されれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のコール・セッションを終わらせて「空白」状態に戻る。

各々のＩＭＳ状態で、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は加入者のオンライン課金を提供するために課金トリガ・システム５０４を伴ってはたらく。この実施形態では、課金トリガ・ポイントはＳＩＰ／ＳＤＰ（ＳｅｓｓｉｏｎＩｎｉｔｉａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ／ＳｅｓｓｉｏｎＤｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）メッセージを整合させるためのルールの一組、すなわちＳＩＰ方法ルール、Ｒｅｑｕｅｓｔ−ＵＲＩルール、ＳＩＰヘッダ・ルール、ＳｅｓｓｉｏｎＣａｓｅルール、ＳｅｓｓｉｏｎＤｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎルールとして規定される。課金トリガ・ポイントは以下の情報、すなわち（１）基本的なＩＭＳ呼び出し情報、（２）ＩＭＳセッションの中のメディア成分更新、（３）ＩＭＳセッションの中のＱｏＳ更新、および（４）ＩＭＳセッションの中の移動局場所の更新がＩＭＳゲートウェイ・システム５０１によってＯＣＳ５２０へと報告されることを可能にする。ルールの組みに基づいたトリガは、ＳＩＰセッション取り扱い論理または予算額管理システム５０８への変更を伴うことなく課金記録をＯＣＳ５２０へと伝えるべき時点を特定する自在性をオペレータまたはベンダーに提供する。
ポリシ・ルールはポリシ・リポジトリ５５２の中に保存される。課金ポリシ管理ユニット５０６内で、ルールは条件の一覧表および作用の配列として表わされる。例えば、或るルールは
ＩＦＣｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｌｉｓｔ
ＴＨＥＮ
Ｓｅｑｕｅｎｃｅ＿Ａｃｔｉｏｎｓ
ＥＮＤＩＦ
として表わされることが可能である。

条件一覧表はブール演算子ＡＮＤ、ＯＲ、およびＣＮＦ（論理積正規形）のＮＯＴによって関連付けられる条件の一覧表で構成される。ルールが発動されると、そのルールの条件が査定される。ルールの条件が満たされれば、そのルールの下で複数の作用が順序に従って実行されるであろう。

この実施形態では、課金トリガ・ポイント５５４は３種類のモニタ・タイプ、すなわちＩＮＴＥＲＲＵＰＴタイプ、ＮＯＴＩＦＹタイプ、またはＮＵＬＬタイプ（トリガが装備されていない）に定義される。もしもトリガ・ポイントがＩＮＴＥＲＲＵＰＴタイプとして構成され、かつトリガ判定基準が満たされれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＩＭＳセッションの処理を一時中断し、ＯＣＳ５２０からの命令を待つ。もしもトリガ・ポイントがＮＯＴＩＦＹタイプとして構成され、かつトリガ判定基準が満たされれば、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッションの情報をＯＣＳ５２０へと送信し、セッションの処理を続行する。もしも課金トリガがＩＭＳゲートウェイ・システム５０１に装備されていなければ、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はいずれの課金制御関係も伴うことなく現在のセッションを続けるためにＳＩＰメッセージをＣＳＣＦ５１０へと戻す。以下のリストはトリガの例である。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＩＮＶＩＴＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＮＵＬＬ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＩＮＴＥＲＲＵＰＴ”
ＴＨＥＮ
Ｈｏｌｄｏｎｔｈｅｃｕｒｒｅｎｔｓｅｓｓｉｏｎ
Ｓｅｎｄ“ＣＣＲ［ＩＮＩＴＩＡＬ］”ｃｈａｒｇｉｎｇｒｅｐｏｒｔｔｏＯＣＳ
Ｓｔａｒｔｔｉｍｅｒｔｏｗａｉｔｆｏｒ“ＣＣＡ［ＩＮＩＴＩＡＬ］”ｆｒｏｍＯＣＳ
ＥＮＤＩＦ

ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“２００”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＷＡＩＴ＿ＦＯＲ＿ＣＡＬＬ＿ＡＮＳＷＥＲ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＯＴＩＦＹ”
ＴＨＥＮ
Ｃｏｎｔｉｎｕｅｔｈｅｃｕｒｒｅｎｔｓｅｓｓｉｏｎ．
Ｓｅｎｄ“ＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］”ｃｈａｒｇｉｎｇｒｅｐｏｒｔｔｏＯＣＳ
Ｓｔａｒｔｔｉｍｅｒｔｏｗａｉｔｆｏｒ“ＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］”ｆｒｏｍＯＣＳ
ＥＮＤＩＦ

ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＡＣＫ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＡＮＳＷＥＲＥＤ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＵＬＬ”
ＴＨＥＮ
Ｃｏｎｔｉｎｕｅｔｈｅｃｕｒｒｅｎｔｓｅｓｓｉｏｎ
ＥＮＤＩＦ

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＯＣＳ５２０から与えられた単位の持ち分の量を管理するために予算額管理システム５０８内のセッション予算額管理をサポートする。予算額管理システム５０８は、下書きのＩＥＴＦＤｉａｍｅｔｅｒＣｒｅｄｉｔＣｏｎｔｒｏｌＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎプロトコル内で規定されるＣｒｅｄｉｔ−Ｃｏｎｔｒｏｌ−Ｒｅｑｕｅｓｔ（ＣＣＲ）およびＣｒｅｄｉｔ−Ｃｏｎｔｒｏｌ−Ａｎｓｗｅｒ（ＣＣＡ）の拡張であるＲｏインターフェース５２２を介してＯＣＳ５２０と通信する。予算額管理システム５０８はＲｏインターフェース５２２を介したＩＭＳゲートウェイ・システム５０１とＯＣＳ５２０との間の一連の「問い合わせ」に基づいている。それらの問い合わせは初期の問い合わせ、１つまたは複数の中間問い合わせ、および最終の問い合わせを含む。各々の問い合わせはＣＣＲ−ＣＣＡの対で構成される。

図７はセッション予算額管理をサポートする工程でＩＭＳゲートウェイ・システム５０１内で使用されるメッセージングを例示している。初期の問い合わせ（すなわちＣＣＲ［ＩＮＩＴＩＡＬ］およびＣＣＡ［ＩＮＩＴＩＡＬ］）で、予算額管理システム５０８はＯＣＳ５２０からの単位の持ち分の量を要求するために初期メッセージ（すなわちＣＣＲ［ＩＮＩＴＩＡＬ］）をＯＣＳ５２０へと送信する。予算額管理システム５０８は留保された単位の持ち分を示す応答メッセージ（すなわちＣＣＡ［ＩＮＩＴＩＡＬ］）をＯＣＳ５２０から受け取る。留保された持ち分が規定された閾値まで消費されるか、または次の課金ポイントがトリガされると、予算額管理システム５０８は現在の課金ポイントまで用いられる持ち分単位の実際の数を伝えるために中間メッセージを中間問い合わせ（すなわちＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］およびＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］）としてＯＣＳ５２０へと送信する。予算額管理システム５０８はまた、次の課金ポイントの新しい持ち分単位を要求する。最終問い合わせ（すなわちＣＣＲ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］およびＣＣＡ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］）では、予算額管理システム５０８はＩＭＳコール・セッションで消費された合計使用単位を伝える。

図８〜９はＣＳＣＦ５１０とＩＭＳゲートウェイ・システム５０１との間でＳＩＰメッセージの経路決定を実行するために使用されるメカニズムを回るループを例示している。このメカニズムを回るループはＣＳＣＦ５１０内の通常のセッション制御を中断することなくＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がセッション課金制御を実行することを可能にする。

ＣＳＣＦ５１０がＳＩＰメッセージを受け取ると、ＣＳＣＦ５１０はセッション制御のためにそのＳＩＰメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送る。セッション課金制御の後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は同じＳＩＰメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送り戻す。このようにして、ＣＳＣＦ５１０とＩＭＳゲートウェイ・システム５０１との間のメッセージの対話はループになるであろう。

ループ・バック機能を実行するために、ＳＩＰ要求メッセージが移動局ＡからＣＳＣＦ５１０へと送られるとＣＳＣＦ５１０はそのアドレスをＳＩＰ要求メッセージ内のＶｉａフィールドに追加する（図８参照）。他の実施形態では、ＳＩＰ要求メッセージの他のフィールドが使用されることが可能である。その後、ＣＳＣＦ５１０はＳＩＰ要求メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送る。セッション課金制御の処理の後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はそのアドレスをＣＳＣＦ５１０のアドレスのＶｉａフィールドの上にあるＶｉｒフィールドに追加する。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はさらなる制御処理のためにＳＩＰ要求メッセージをＣＳＣＦ５１０へと送り戻す。ＣＳＣＦ５１０がＳＩＰ要求メッセージを送るとき、ＣＳＣＦ５１０はそのアドレスを再びＩＭＳゲートウェイ・システム５０１のアドレスの上のＶｉａフィールドに追加する。ＳＩＰ要求メッセージが移動局Ｂへと送られるとき、このＳＩＰメッセージのヘッダには少なくとも３つのＶｉａフィールドが存在するであろう。したがって、ＣＳＣＦ→ＩＭＳゲートウェイ・システム→ＣＳＣＦのＶｉａフィールドのループが存在するであろう。

ＳＩＰ応答メッセージが移動局ＢからＣＳＣＦ５１０へと送り戻されるとＣＳＣＦ５１０はいずれかの必要な機能を実行し、ＣＳＣＦ５１０のアドレスの第１のインスタンスであるＶｉａフィールド内の最上部のアドレスを剥ぎ取る（図９参照）。その後、ＣＳＣＦ５１０はＳＩＰ応答メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１に関するアドレスであるＶｉａフィールド内の次のアドレスへと送る。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はいずれかの必要な機能を実行し、そのアドレスであるＶｉａフィールド内の最上部アドレスを剥ぎ取る。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＳＩＰ応答メッセージをＣＳＣＦ５１０へと送る。ＣＳＣＦ５１０はいずれかの必要な機能を実行し、ＣＳＣＦ５１０のアドレスの第２のインスタンスであるＶｉａフィールド内の残りのアドレスを剥ぎ取る。その後、ＣＳＣＦ５１０はＳＩＰ応答メッセージを移動局Ａへと送る。

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は以下の利点を提供する。独立型のＩＭＳゲートウェイ・システム５０１のゲートウェイ機能は明らかにＣＳＣＦ５１０およびＯＣＳ５２０から隔てられる。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は、ＣＳＣＦ５１０の主要機能であるＣＳＣＦ５１０のセッション制御に負担をかけない。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はまた、ネットワーク呼び出し制御でＯＣＳ５２０に過負荷を与えることもない。独立型ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は異なるベンダーのＯＣＳ５２０またはＣＳＣＦ５１０と相互運用することもやはり可能である。これは、ＯＣＳ５２０およびＣＳＣＦ５１０の構成要素への大きな影響を伴わずにさらに自在性のある拡張をＩＭＳゲートウェイ・システム５０１に与える。

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は有用なオンライン課金機能を供給する工程に多くの利点を提供する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はポリシ課金トリガ・システム５０４を使用し、それはＩＭＳオンライン課金のためにＩＭＳセッション情報のリアルタイムの報告を可能にする。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＩＭＳセッションのクレジット消費のリアルタイムの管理を可能にするために予算額管理システム５０８を有する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はまた、セッションに基づくオンラインの課金のための既にあるＩＳＣインターフェースおよびＤｉａｍｅｔｅｒＲｏインターフェースに対する拡張も作り出す。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はまた、ＳＩＰメッセージをＲｏメッセージに対応付けるためのプロトコル翻訳エンジンも有する。

以下は、ＩＭＳ呼び出しのシナリオ、呼び出しを終了するシナリオ、およびクレジットが使い尽くされた後のセッションの終了を作り出す工程でのＩＭＳネットワーク５００の動作の３つの実施例を与える。

図１０は図５で述べられたＩＭＳネットワーク５００に関してＩＭＳ呼び出しのシナリオを作り出す工程を例示している。開始するために、起呼加入者（または起呼加入者の局）はＳＩＰＩＮＶＩＴＥメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。ＣＳＣＦ５１０はそのＩＮＶＩＴＥメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はこれがこのセッションの第１のＩＮＶＩＴＥメッセージであると査定し、現在の呼び出しの状態が「空白」に設定される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金用のＰｏｌｉｃｙＥｎｆｏｒｃｅｍｅｎｔＰｏｉｎｔ（ＰＥＰ）を発動して課金トリガ処理のために課金用のＰｏｌｉｃｙＤｅｃｉｓｉｏｎＰｏｉｎｔ（ＰＤＰ）を要求する。ポリシ管理では、課金トリガ・ポイントはＩＮＴＥＲＲＵＰＴとして構成される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションを持続するためにタイマをスタートさせる。ＰＤＰの課金トリガ・ルールは以下のように表わされることが可能である。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＩＮＶＩＴＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＮＵＬＬ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＩＮＴＥＲＲＵＰＴ”
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Ｈｏｌｄｏｎｔｈｅｃｕｒｒｅｎｔｓｅｓｓｉｏｎ
Ｓｅｎｄ“ＣＣＲ［ＩＮＩＴＩＡＬ］”ｃｈａｒｇｉｎｇｒｅｐｏｒｔｔｏＯＣＳ
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ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は、起呼加入者が使用し得る最大のセッション持続時間を概算するためにクレジットの許可に関してＤｉａｍｅｔｅｒＣｒｅｄｉｔＣｏｎｔｒｏｌＲｅｑｕｅｓｔ（ＣＣＲ）［ＩＮＩＴＩＡＬ］メッセージをＯＣＳ５２０へと送信する。ＯＣＳ５２０は持ち分の単位を与え、与えられる持ち分をＤｉａｍｅｔｅｒＣｒｅｄｉｔＣｏｎｔｒｏｌＡｎｓｗｅｒ（ＣＣＡ）メッセージ内の関連する与えられたＱｕｏｔａＡＶＰに設定する。ＯＣＳ５２０は拡張されたセッション課金トリガＡＶＰをＣＣＡメッセージの中に入れる。その後、ＯＣＳ５２０はＣＣＡ［ＩＮＩＴＩＡＬ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がＣＣＡメッセージを受け取り、セッションが許可され得るかどうか判定すると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションの取り扱いを続行し、ＣＳＣＦ５１０を介して被呼加入者にＩＮＶＩＴＥメッセージを送信する。現在の呼び出し状態は「呼び出し応答待ち」に設定される。

被呼加入者が呼び出しに応答すると、被呼加入者は２００ＯＫメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。ＣＳＣＦ５１０がその２００ＯＫメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がその２００ＯＫメッセージを受け取ると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金ポリシ管理を要求し、課金ルールは以下のように査定される。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“２００”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＷＡＩＴ＿ＦＯＲ＿ＣＡＬＬ＿ＡＮＳＷＥＲ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＯＴＩＦＹ”
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課金トリガのタイプが「ＮＯＴＩＦＹ」であるので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在あるセッションを中断しないであろう。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッションを続けさせるために２００ＯＫメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。

その後、この時点でセッション応答時間は消費され終わったので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金記録をＯＣＳ５２０に伝えてセッション・クレジットを再び許可するためにＤｉａｍｅｔｅｒＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを送信する。ＯＣＳ５２０は現在のセッション応答時間からクレジットを再び留保する。ＯＣＳ５２０はＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。与えられた持ち分および満了時間はＣＣＡＡＶＰの中に含まれる。クレジット管理トリガ・ポイントもやはり拡張されたＡＶＰの中にＯＣＳ５２０によって入れられる。ＣＣＡメッセージを受け取った後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はポリシ・リポジトリの中に課金用フィルタ処理判定基準を動的に供給する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は与えられた持ち分に基づいてセッションをリアルタイムでモニタするためにセッション管理タイマをスタートさせ、呼び出し状態を「応答受理」に設定する。２００ＯＫメッセージを受け取った後、起呼加入者はＳＩＰＡＣＫメッセージを送信し、それがＣＳＣＦ５１０によってＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと転送される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金報告をＯＣＳ５２０へと送信するべきかどうかを査定するためのＰＤＰを要求するためにＰＥＰを発動する。この実施例では、以下の課金用フィルタ処理ルールが満たされる。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＡＣＫ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＡＮＳＷＥＲＥＤ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＵＬＬ”
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このメッセージは装備されないので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＳＩＰメッセージを継続させ、ＣＳＣＦ５１０を介してＡＣＫメッセージを被呼加入者へと送信する。呼び出しの状態は「進行中」へと設定される。与えられた持ち分が使い尽くされるとその後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを介してＯＣＳ５２０へと使用された持ち分を送信し、次の新たな持ち分を割り当てるように要求する。ＯＣＳ５２０は起呼加入者が充分なクレジットを有しているかどうかを判定し、別の新たな持ち分を割り当て、ＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを介してＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと新たな持ち分を送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッション管理タイマを新たな持ち分にリセットしてセッションをリアルタイムでモニタする。

現在のセッションの終了を始めるために、起呼加入者はＢＹＥメッセージを送信し、それがＣＳＣＦ５１０を介してＩＭＳゲートウェイ・システム５０１によって受信される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＰＤＰを要求して以下の課金用フィルタ処理ルールを入手するためにＰＥＰを発動する。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＢＹＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“Ｉｎ＿Ｐｒｏｇｒｅｓｓ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＯＴＩＦＹ”
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ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＢＹＥメッセージを継続し、ＣＳＣＦ５１０へと送信するためにＳＩＰメッセージの取り扱いを許容する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＢＹＥメッセージが受信される時間までに消費された持ち分を計算し、セッション管理タイマを停止させ、消費された持ち分を伝えるためにＣＣＲ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＯＣＳ５２０へと送信する。ＯＣＳ５２０はそのメッセージが受信されたことを示すためにＣＣＡ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと返信する。被呼加入者は、被呼加入者のセッション・リソースが解除されることを示す２００ＯＫメッセージをＣＳＣＦ５１０経由でＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと返信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションの状態の下でこの２００ＯＫメッセージを満たすルールが無いと査定し、それゆえにセッションを制御するための作用は為されない。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は起呼加入者を解除し、セッション・リソースを解除するために２００ＯＫメッセージを送信する。

図１１は図５で述べられたＩＭＳネットワーク５００についてＩＭＳ呼び出しのシナリオを終了させる工程を例示している。始めるために、被呼加入者のＣＳＣＦ５１０が起呼加入者からＳＩＰＩＮＶＩＴＥメッセージを受け取る。ＣＳＣＦ５１０がそのＩＮＶＩＴＥメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はこれがこのセッションの第１のＩＮＶＩＴＥメッセージであることを査定し、現在の呼び出し状態が「空白」に設定される。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金トリガ処理に関して課金ＰＤＰを要求するために課金ＰＥＰを発動する。ポリシ管理では、課金トリガ・ポイントはＩＮＴＥＲＲＵＰＴとして構成される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションを持続するためにタイマをスタートさせる。ＰＤＰ内の課金トリガ・ルールは以下のように表わされることが可能である。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＩＮＶＩＴＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＮＵＬＬ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＩＮＴＥＲＲＵＰＴ”
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その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は被呼加入者が使用し得る最大のセッション持続時間を概算するためにクレジットの許可に関してＤｉａｍｅｔｅｒＣＣＲ［ＩＮＩＴＩＡＬ］メッセージをＯＣＳ５２０へと送信する。ＯＣＳ５２０は持ち分を与え、与えられる持ち分をＤｉａｍｅｔｅｒＣｒｅｄｉｔＣｏｎｔｒｏｌＡｎｓｗｅｒ（ＣＣＡ）メッセージ内の関連する与えられたＱｕｏｔａＡＶＰに設定する。ＯＣＳ５２０は拡張されたセッション課金トリガＡＶＰをＣＣＡメッセージの中に入れる。ＯＣＳ５２０はそのＣＣＡ［ＩＮＩＴＩＡＬ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がＣＣＡメッセージを受信し、セッションが許可され得ることを査定すると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションの取り扱いを続行し、ＣＳＣＦ５１０を介してＩＮＶＩＴＥ要求を被呼加入者へと転送する。その後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在の呼び出し状態を「呼び出し応答待ち」に設定する。

被呼加入者が呼び出しに応答すると、被呼加入者は２００ＯＫメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。ＣＳＣＦ５１０はその２００ＯＫメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと転送する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がその２００ＯＫメッセージを受け取ると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金ポリシ管理を要求し、課金ルールは以下のように査定される。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“２００”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＷＡＩＴ＿ＦＯＲ＿ＣＡＬＬ＿ＡＮＳＷＥＲ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＯＴＩＦＹ”
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課金トリガのタイプが「ＮＯＴＩＦＹ」であるので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在あるセッションを中断しない。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッションを続けさせるために２００ＯＫメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。この時点でセッション応答時間は終わったので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金記録をＯＣＳ５２０に伝えてセッション・クレジットを再び許可するためにＤｉａｍｅｔｅｒＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを送信する。ＯＣＳ５２０は現在のセッション応答時間からクレジットを再び留保する。

ＯＣＳ５２０はＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。与えられた持ち分および満了時間はＣＣＡＡＶＰの中に含まれる。クレジット管理トリガ・ポイントもやはり拡張されたＡＶＰの中にＯＣＳ５２０によって入れられる。ＣＣＡメッセージを受け取ると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はポリシ・リポジトリの中に課金用フィルタ処理判定基準を動的に供給する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は与えられた持ち分に基づいてセッションをリアルタイムでモニタするためにセッション管理タイマをスタートさせる。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は呼び出し状態を「応答受理」に設定する。

２００ＯＫメッセージを受け取ると、起呼加入者はＳＩＰＡＣＫメッセージを送信し、それがＣＳＣＦ５１０によってＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと転送される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がこのＡＣＫメッセージを受け取るとその後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金報告をＯＣＳ５２０へと送信するべきかどうかを査定するためのＰＤＰを要求するためにＰＥＰを発動する。この実施例では、以下の課金用フィルタ処理ルールが満たされる。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＡＣＫ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＡＮＳＷＥＲＥＤ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＵＬＬ”
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このメッセージは装備されないので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＳＩＰメッセージを継続させ、ＣＳＣＦ５１０を介してＡＣＫメッセージを被呼加入者へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は呼び出しの状態を「進行中」に設定する。この時点で、起呼加入者のメディア成分は更新され、起呼加入者はＳＩＰＵＰＤＡＴＥメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。ＣＳＣＦ５１０はこのＵＰＤＡＴＥメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がこのセッションのＵＰＤＡＴＥメッセージを査定する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金ＰＤＰを要求するために課金ＰＥＰを発動する。課金トリガ・ポイントは以下のように査定される。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＵＰＤＡＴＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“Ｉｎ＿Ｐｒｏｇｒｅｓｓ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＩＮＴＥＲＲＵＰＴ”
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ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在あるメディア成分について使用された持ち分を計算し、新たなメディア成分の課金パラメータについてサブＡＶＰを設定し、課金記録を伝えるためにＤｉａｍｅｔｅｒＣＣＲメッセージを送信する。２つのＭＳＣＣＡＶＰがＣＣＲメッセージの中に含まれる。一方のＭＳＣＣＡＶＰは現在のメディア成分について使用された持ち分を伝え、ＯＣＳ５２０の中の加入者の差し引き残高からクレジットを借方に記入するために使用される。他方のＭＳＣＣＡＶＰはＯＣＳ５２０からの新たなメディア成分の更新に関してクレジットを要求するために追加される。

ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１がＣＣＡメッセージを受け取ると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッション管理タイマを現在のセッションの中の新たなメディア成分へとリセットする。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＣＳＣＦ５１０を介してＵＰＤＡＴＥメッセージを起呼加入者へと送信する。現在のセッション更新状態の下でのＡＣＫメッセージに関すると、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金用フィルタ処理判定基準を有さない。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＡＣＫメッセージを起呼加入者へと転送し、起呼加入者から入るＡＣＫメッセージを被呼加入者へと送信する。
被呼加入者が現在のセッションを終了するとき、被呼加入者はＣＳＣＦ５１０を介してＢＹＥメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金ＰＤＰを要求するために課金ＰＥＰを発動する。課金トリガ・ポイントは以下のように査定される。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＢＹＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“Ｉｎ＿Ｐｒｏｇｒｅｓｓ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＯＴＩＦＹ”
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ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＳＩＰメッセージの取り扱いを続行させ、ＣＳＣＦ５１０を介してＢＹＥメッセージを起呼加入者へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＢＹＥメッセージが受信される時間までに使用された持ち分を計算し、セッション管理タイマを停止させる。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は消費された持ち分を伝えるためにＣＣＲ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＯＣＳ５２０へと送信する。ＯＣＳ５２０はそのメッセージが受信されたことを示すためにＣＣＡ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。起呼加入者は、起呼加入者のセッション・リソースが解除されることを示すために２００ＯＫメッセージを返信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１が現在のセッションの状態の下で課金報告についてこのメッセージを満たすルールが無いことを査定すると、セッションを制御するための作用は為されない。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はセッション・リソースを解除するために２００ＯＫメッセージを送信する。

図１２は図５で述べられたＩＭＳネットワーク５００に関してクレジットが使い尽くされた後のセッションの終了を例示している。開始するために、起呼加入者（または起呼加入者の局）はＳＩＰＩＮＶＩＴＥメッセージをＣＳＣＦ５１０へと送信する。ＣＳＣＦ５１０はそのＩＮＶＩＴＥメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はこれがこのセッションの第１のＩＮＶＩＴＥメッセージであると査定し、現在の呼び出しの状態が「空白」に設定される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金用のＰｏｌｉｃｙＥｎｆｏｒｃｅｍｅｎｔＰｏｉｎｔ（ＰＥＰ）を発動して課金トリガ処理のために課金用のＰｏｌｉｃｙＤｅｃｉｓｉｏｎＰｏｉｎｔ（ＰＤＰ）を要求する。ポリシ管理では、課金トリガ・ポイントはＩＮＴＥＲＲＵＰＴとして構成される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションを持続するためにタイマをスタートさせる。ＰＤＰの課金トリガ・ルールは以下のように表わされることが可能である。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＩＮＶＩＴＥ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＮＵＬＬ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＩＮＴＥＲＲＵＰＴ”
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この時点でセッション応答時間は消費されているので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金記録をＯＣＳ５２０に伝えてセッション・クレジットを再び許可するためにＤｉａｍｅｔｅｒＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを送信する。ＯＣＳ５２０は現在のセッション応答時間からクレジットを再び留保する。ＯＣＳ５２０はＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。与えられた持ち分および満了時間はＣＣＡＡＶＰの中に含まれる。クレジット管理トリガ・ポイントもやはり拡張されたＡＶＰの中にＯＣＳ５２０によって入れられる。ＣＣＡメッセージを受け取るとその後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はポリシ・リポジトリの中に課金用フィルタ処理判定基準を動的に供給する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は与えられた持ち分に基づいてセッションをリアルタイムでモニタするためにセッション管理タイマをスタートさせ、呼び出し状態を「応答受理」に設定する。２００ＯＫメッセージを受け取るとその後、起呼加入者はＳＩＰＡＣＫメッセージを送信し、それがＣＳＣＦ５１０によってＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと転送される。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は課金報告をＯＣＳ５２０へと送信するべきかどうかを査定するためのＰＤＰを要求するためにＰＥＰを発動する。この実施例では、以下の課金用フィルタ処理ルールが満たされる。
ＩＦＳＩＰ＿Ｍｅｔｈｏｄ＝“ＡＣＫ”ＡＮＤＣａｌｌ＿Ｓｔａｔｕｓ＝“ＡＮＳＷＥＲＥＤ”ＡＮＤＴｒｉｇｇｅｒ＿Ｐｏｉｎｔ＿Ｔｙｐｅ＝“ＮＵＬＬ”
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このメッセージは装備されないので、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はＳＩＰメッセージを継続させ、ＣＳＣＦ５１０を介してＡＣＫメッセージを被呼加入者へと送信する。呼び出しの状態は「進行中」に設定される。

与えられた持ち分が使い尽くされるとその後、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はこの使用された持ち分を、ＣＣＲ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージを介してＯＣＳ５２０へと送信し、次の新たな持ち分を割り当てるように要求する。ＯＣＳ５２０は起呼加入者が残高のクレジットを使い尽くしたことを判定し、さらなる持ち分が割り当てられ得ないことを示すためにＣＣＡ［ＵＰＤＡＴＥ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は起呼加入者にＢＹＥメッセージを送信して起呼加入者の発呼区間を切断する。ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１はまた、被呼加入者にＢＹＥメッセージを送信して被呼加入者の発呼区間も切断する。同時に、ＩＭＳゲートウェイ・システム５０１は現在のセッションの課金を終了させるためにＣＣＲ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＯＣＳ５２０へと送信する。ＯＣＳ５２０は差し引き残高から新規メディア成分の利用クレジットを借方記入し、現在のセッションについてセッション課金が首尾良く実行されたことを示すＣＣＡ［ＴＥＲＭＩＮＡＴＩＯＮ］メッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。起呼加入者は、起呼加入者が接続解除されることを示す２００ＯＫメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。被呼加入者は、被呼加入者が接続解除されることを示す２００ＯＫメッセージをＩＭＳゲートウェイ・システム５０１へと送信する。

本発明の例示的な実施形態でオンライン課金を提供するＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）ネットワークを例示する図である。本発明の例示的な実施形態でオンライン課金を提供するためにＩＭＳゲートウェイ・システムを操作する方法を例示するフローチャートである。本発明の別の例示的な実施形態で、ＩＭＳゲートウェイ・システムが予算額管理システムをさらに含むＩＭＳネットワークを例示する図である。本発明の例示的な実施形態で、予算額管理システムを操作する方法を例示するフローチャートである。本発明の別の例示的な実施形態で、独立型のＩＭＳゲートウェイ・システムを例示する図である。本発明の例示的な実施形態で呼び出しの状態のモデルを例示する状態図である。本発明の例示的な実施形態で、セッション予算額管理をサポートする工程でＩＭＳゲートウェイ・システム内で使用されるメッセージングを例示する図である。本発明の例示的な実施形態でＳＩＰメッセージの経路決定を実行するために使用されるメカニズムを回るループを例示する図である。本発明の例示的な実施形態でＳＩＰメッセージの経路決定を実行するために使用されるメカニズムを回るループを例示する図である。本発明の例示的な実施形態で、ＩＭＳネットワーク用のＩＭＳ起呼シナリオを作り出す処理を例示するメッセージ図である。本発明の例示的な実施形態で、ＩＭＳネットワーク用のＩＭＳ起呼シナリオを終了する処理を例示するメッセージ図である。本発明の例示的な実施形態で、ＩＭＳネットワークに関してクレジットが使い尽くされた後のセッションの終了を例示するメッセージ図である。

Claims

ＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）ネットワーク（１００）内でオンラインの課金を提供するためのＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）であって、
第１のプロトコルに従ってコール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）（１１０）と通信するための第１のインターフェース（１１２）と、
第２のプロトコルに従ってオンライン課金サーバ（ＯＣＳ）（１２０）と通信するための第２のインターフェース（１２２）と、
前記第１のインターフェースおよび前記第２のインターフェースに連結された課金トリガ・システム（１０２）とを有し、前記課金トリガ・システムは、
コール・セッションのために前記第１のインターフェースを通じて前記ＣＳＣＦから第１のメッセージを受け取るものであり、前記第１のメッセージは前記第１のプロトコルにあり、前記課金トリガ・システムはさらに、
前記コール・セッションに関するセッションに基づいたオンライン課金のために前記ＯＣＳに連絡を取るべきかどうかを判定するために前記第１のメッセージを処理し、
前記ＯＣＳに連絡を取るべきという判定に応じて、前記ＯＣＳへ送信する課金要求を含む第２のメッセージを生成するものであり、前記第２のメッセージは前記第２のプロトコルにあり、前記課金トリガ・システムはさらに、
オンライン課金情報を含む前記第１のプロトコルにある前記第１のメッセージ内のフィールドを前記第２のプロトコルにある前記第２のメッセージ内のフィールドへ対応付け、かつ
前記第２のインターフェースを通じて前記ＯＣＳへ前記第２のメッセージを送信するものであり、前記ＩＭＳゲートウェイ・システムはさらに、
前記課金トリガ・システム（１０２）および前記第２のインターフェース（１２２）に連結された予算額管理システム（３０２）を有し、前記予算額管理システムは、課金要求が前記ＯＣＳ（１０２）へ送られていることを示すメッセージを前記課金トリガ・システム（１０２）から受け取り、前記ＯＣＳ（１２０）から単位の持ち分量を要求する初期メッセージを生成し、前記第２のインターフェースを通じて前記初期メッセージを前記ＯＣＳへ送信し、前記コール・セッションに関する単位の持ち分量を示す応答メッセージを前記ＯＣＳから受け取り、かつ、前記コール・セッションの間に消費される単位の量をモニタする、ＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）。
前記課金トリガ・システム（１０２）が、前記ＯＣＳ（１２０）に連絡を取るべきかどうかを判定するためにルールに基づいたトリガを処理する、請求項１に記載のＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）。
前記第１のインターフェース（１１２）がＩＭＳサービス制御（ＩＳＣ）インターフェースを含み、前記第２のインターフェース（１２２）がＲｏインターフェースを含む、請求項１に記載のＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）。
前記課金トリガ・システム（１０２）は、前記コール・セッションに関する課金が許可されたか拒絶されたかを示す前記第２のプロトコルにある第３のメッセージを前記ＯＣＳ（１２０）から受信し、前記コール・セッションに関する課金が許可されたか拒絶されたかを示す前記第２のプロトコルにある第３のメッセージに基づいて前記第１のプロトコルにある第４のメッセージを生成し、かつ、前記第４のメッセージを前記第１のインタフェース（１１２）を通して前記ＣＳＣＦ（１１０）へ送信する、請求項１に記載のＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）。
前記単位の持ち分量が前記コール・セッションの間に消費されるか、または他のメッセージが前記課金トリガ・システム（１０２）から受信されれば、前記予算額管理システム（３０２）が、使用された単位の数を示し、かつ前記ＯＣＳ（１２０）から新たな単位の持ち分量を要求する中間メッセージを生成し、前記中間メッセージを前記ＯＣＳへ送信し、前記コール・セッションのための別の単位持ち分量を示す応答メッセージを前記ＯＣＳから受け取り、前記コール・セッションの間に消費される単位の量をモニタし、
前記予算額管理システムが前記コール・セッションの終了を示すメッセージを前記課金トリガ・システムから受け取れば、前記予算額管理システムが前記コール・セッションのために使用された単位の合計量を示す最終メッセージを生成し、前記最終メッセージを前記ＯＣＳへ送信する、請求項１に記載のＩＭＳゲートウェイ・システム（１０１）。
ＩＰマルチメディア・サブシステム（ＩＭＳ）ネットワーク内でオンラインの課金を提供するためのＩＭＳゲートウェイ・システムを操作する方法であって、
課金トリガ・システム内で、コール・セッションのためにコール・セッション制御機能（ＣＳＣＦ）から第１のメッセージを受け取る工程を有し、前記第１のメッセージは第１のプロトコルにあり、前記方法はさらに、
前記コール・セッションに関するセッションに基づいたオンライン課金のために前記ＯＣＳに連絡を取るべきかどうかを判定するために、前記課金トリガ・システム内で前記第１のメッセージを処理する工程と、
前記ＯＣＳに連絡を取るべきという判定に応じて、前記ＯＣＳへ送信する課金要求を含む第２のメッセージを生成する工程とを有し、前記第２のメッセージは第２のプロトコルにあり、前記方法はさらに、
オンライン課金情報を含む前記第１のプロトコルにある前記第１のメッセージ内のフィールドを前記第２のプロトコルにある前記第２のメッセージ内のフィールドへ対応付ける工程と、
前記コール・セッションに関するオンライン課金のために、前記ＯＣＳへ前記第２のメッセージを送信する工程と、
課金要求が前記ＯＣＳ（１０２）へ送られていることを示すメッセージを前記課金トリガ・システムから予算額管理システムで受け取る工程と、
前記ＯＣＳから単位の持ち分量を要求する初期メッセージを生成する工程と、
前記初期メッセージを前記ＯＣＳへ送信する工程と、
前記コール・セッションに関する単位の持ち分量を示す応答メッセージを前記ＯＣＳから受け取る工程と、
前記コール・セッションの間に消費される単位の量をモニタする工程とを有する、方法。
前記ＯＣＳに連絡を取るべきかどうかを判定するために前記第１のメッセージを処理する工程が、
前記ＯＣＳに連絡を取るべきかどうかを判定するためにルールに基づいたトリガを処理する工程を含む、請求項６に記載の方法。
前記コール・セッションに関する課金が許可されたか拒絶されたかを示す前記第２のプロトコルにある第３のメッセージを前記ＯＣＳから前記課金トリガ・システムで受信する工程と、
前記コール・セッションに関する課金が許可されたか拒絶されたかを示す前記第２のプロトコルにある第３のメッセージに基づいて前記第１のプロトコルにある第４のメッセージを生成する工程と、
前記第４のメッセージを前記課金トリガ・システムから前記ＣＳＣＦへ送信する工程とをさらに含む、請求項６に記載の方法。
前記単位の持ち分量が前記コール・セッションの間に消費されるか、または他のメッセージが前記課金トリガ・システムから受信されれば、使用された単位の数を示し、かつ前記ＯＣＳから新たな単位の持ち分量を要求する中間メッセージを前記予算額管理システム内で生成し、前記中間メッセージを前記ＯＣＳへ送信し、前記コール・セッションのための別の単位持ち分量を示す応答メッセージを前記ＯＣＳから受け取り、前記コール・セッションの間に消費される単位の量をモニタする工程をさらに含み、
前記予算額管理システムが前記コール・セッションの終了を示すメッセージを前記課金トリガ・システムから受け取れば、前記コール・セッションのために使用された単位の合計量を示す最終メッセージを生成し、前記最終メッセージを前記ＯＣＳへ送信する工程をさらに含む、請求項６に記載の方法。