JP5234903B2 - アスベスト含有材料の処理方法 - Google Patents
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(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、を用いて前記水熱反応を実施する、処理方法が提供される。
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を含有する溶解促進剤の存在下に接触させて水熱反応を実施する水熱反応工程と、
前記水熱反応の反応液から反応生成物として前記アスベスト変成材料を回収する回収工程と、
を備える、製造方法が提供される。
使用済みの前記アスベスト含有材料を、
以下の成分(a)及び/又は(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以、
を溶質として水性媒体中に含有する水性液剤を用いて回収する工程、
を備える、回収方法が提供される。
以下の成分(a)及び(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を含有する、処理剤が提供される。
本発明のアスベスト含有材料の処理方法は、アスベスト含有材料について水熱反応を実施する水熱反応工程を備えている。以下、本水熱反応工程について説明する。
本発明の出発原料であるアスベスト含有材料は、アスベストのみから構成されていてもよいし、アスベスト以外の成分を含有していてもよい。アスベストとしては、蛇紋岩から産出される繊維状含水ケイ酸塩鉱物であるクリソタイルのほか、クロシドライト、アモサイト、アンソフィライト、トレモライト、アクチノライトの各種鉱物が挙げられる。
本発明では、アルカリ金属以外の金属を水熱反応系に供給可能な金属源を用いる。供給する金属としては、具体的には、アスベスト含有材料中に含まれる各種アスベスト鉱物の構成金属と水熱反応により新たな水熱反応組成物を生成可能な成分であればよい。したがって、供給される金属は、アスベスト鉱石構成金属以外の金属であってもよいし、アスベスト鉱石構成金属であってもよい。こうした金属種としては、例えば、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム及びシリコンが挙げられ、これら各種の金属種を単独であるいは2種類以上を組み合わせて用いることができる。また、水熱反応により得ようとする鉱物の組成に合わせて、使用する金属種を選択するとともにその配合も適宜調整することができる。例えば、ゼオライトを得ようとする場合には、典型的には、アルミニウムと鋳型剤としてテトラプロピルアンモニウムなどを用いることができる。
本発明の処理方法の水熱反応工程においては、アスベスト含有材料と金属源の他にアスベスト含有材料中のアスベストの溶解促進剤を用いることができる。溶解促進剤は、原料の溶解度を増加させるほか、結晶の生成温度を低下させることができる場合もある。水熱反応時において溶解促進剤を用いることで一層温和な条件でアスベストを変成することが可能となる。
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上
また、本発明の処理方法においては、界面活性剤などの鋳型剤を用いることができる。本発明の処理方法では、アスベスト由来の成分と金属源により供給される金属との間での新たな水熱反応生成物が生成される。この際、鋳型剤を供給することで、たとえば、孔径が2〜50nm程度のメソポア材料を合成することもできる。こうした鋳型剤としては、従来メソポア材料の合成に用いられてきたのと同様の各種の界面活性剤を用いることができる。界面活性剤は細孔径の大きさや反応種の種類に応じて適宜選択すればよい。
水熱反応とは、高温高圧水の存在下で物質合成又は結晶形成する反応である。本発明はこうした水熱反応を利用するものであって、アスベスト含有材料を湿式でかつ密閉容器内で反応させるものであるため、処理時の飛散の影響を効果的に回避又は抑制できる。また、本発明の処理方法によれば、250℃以下の温度、30気圧以下でも容易にアスベストの変成・無毒化が可能である。このため、600℃程度以上を要していた従来のアスベストの処理方法に比較して、本発明の処理方法は安全でかつ低コストにアスベストを処理することができる。
なお、水熱反応工程に先だって、アスベスト含有材料を成分(a)及び/又は成分(b)を溶質として水性媒体中に含有する水性液剤を用いて回収する回収工程を実施してもよい。こうした回収工程を実施することで、飛散可能性のあるアスベスト含有材料の飛散を抑制して回収するとともに、水熱反応工程で用いる溶解促進剤の少なくとも一部が供給されるため、水熱反応工程を容易に実施できる。好ましくは、成分(a)及び成分(b)の双方を含有する水性液剤でアスベスト含有材料を回収し、より好ましくは、水熱反応工程で使用する成分(a)及び成分(b)の全てを含む水性液剤を用いる。なお、成分(a)及び成分(b)には、既に説明した各種の態様をそのまま適用できる。
本発明の処理方法によって得られる水熱反応生成物、すなわち、アスベスト変成材料は、アスベスト特有の針状構造を有さず、また、アスベストの主たる鉱石結晶を含有しないものとなっている。このため、本処理方法で得られるアスベスト変成材料は無毒化されているといえる。さらに、本発明によるアスベスト処理物は、新たな金属種を供給して水熱反応により従来にない組成および構造の結晶を有するようにすることができるため、再利用に適したものとなっている。また、水熱反応により多孔材料となっている場合には、各種の触媒や土壌改良剤などにも用いることができる。さらに、鋳型剤などを含有する場合には、メソポアを有する細孔材料を得られ、大きな成分の吸脱着や各種の用途に用いることができる。例えば、新たな金属種として、アルミニウムを供給するときには、水熱反応生成物としてゼオライトを得ることができる。
本発明のアスベスト処理剤は、(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上と(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上とを含有することができる。
本発明のアスベスト回収方法は、使用済みの前記アスベスト含有材料を、上記成分(a)及び/又は上記成分(b)を溶質として水性媒体中に含有する水性液剤を用いて回収する工程を備えることができる。この回収方法によれば、吹き付けアスベストなどの使用済みアスベスト含有材料に対して、上記水性液剤を供給することで水分を供給してその飛散を抑制するとともに、本発明の処理方法又は本発明のアスベスト変成材料の製造方法における水熱反応工程のための前処理も同時に実施できる。好ましくは、成分(a)及び成分(b)の双方を含有する水性液剤でアスベスト含有材料を回収し、より好ましくは、水熱反応工程で使用する成分(a)及び成分(b)の全てを含む水性液剤を用いる。なお、成分(a)及び成分(b)には、既に説明した各種の態様をそのまま適用できる。
本発明のアスベスト変成材料の製造方法は、アスベスト含有材料に含まれるアスベストとアルカリ金属以外の金属を水熱反応系に供給可能な金属源とを上記成分(a)及び上記成分(b)を含有する溶解促進剤の存在下に接触させて水熱反応を実施する水熱反応工程と、前記水熱反応の反応液から反応生成物として前記アスベスト変成材料を回収する回収工程と、を備えることができる。本発明の製造方法によれば、水熱反応とアスベストの組成を利用して緩和かつ安全、しかも簡易にアスベストを無毒化できるため、低コストかつ安全にアスベスト由来で有用な鉱物系材料を提供することができる。なお、この方法に用いるアスベスト含有材料は、吹付けアスベスト等の使用済みアスベスト含有材料であることが好ましい。この製造方法においては、アスベスト含有材料の処理方法及びアスベスト含有材料の回収方法で採用される回収工程を水熱反応工程に先だって実施してもよい。成分(a)及び成分(b)には、既に説明した各種の態様をそのまま適用できる。
本実施例では、水熱処理装置として内容積150mlのテフロン(登録商標)製内筒容器つき圧力容器を用いた。クリソタイル粉末0.5gと以下の4種の組成の溶解促進剤50mlを内筒容器中にいれ、圧力容器中に封じた。この容器を恒温層中に静置し、175℃、9気圧下、24時間の処理を行った。処理後、内筒容器中の反応物をろ過、洗浄、乾燥して反応生成物を得た。実施例1〜3及び比較例の反応生成物につきX線回折スペクトルを測定した。図1にX線回折スペクトルを示す。
また、フッ化ナトリウムに替えて塩化ナトリウムを溶解促進剤として併用した場合の水熱反応促進効果について評価した。すなわち、表2に示す組成の溶解促進剤50mlを準備し、上記と同様の容器を用い、クリソタイル粉末0.5gと、準備した溶解促進剤50mlとを内筒容器中にいれ、圧力容器中に封じた。この容器を恒温層中に静置し、175℃、9気圧下、12時間の処理を行った。比較例2及び3の反応生成物につきX線回折スペクトルを測定した。図2にX線回折スペクトルを示す。
本試験例では、フッ化カリウムとフッ化カルシウムを溶解促進剤として併用した場合の水熱反応促進効果について評価した。クリソタイル粉末0.5gと表3に示す3種類の組成の溶解促進剤50mlを内筒容器中にいれ、圧力容器中に封じた。この容器を恒温層中に静置し、175℃、9気圧下、24時間の処理を行った。処理後、内筒容器中の反応物をろ過、洗浄、乾燥して反応生成物を得た。実施例4,5及び比較例4の反応生成物につきX線回折スペクトルを測定した。図3にX線回折スペクトルを示す。
以上のことから、フッ化ナトリウム及びフッ化カリウムなどのアルカリ金属フッ化物及びフッ化カルシウムなどのアルカリ土類金属フッ化物をアルカリ金属水酸化物に併用して溶解促進剤として用いることで、水熱反応を極めて効果的に促進できることがわかった。すなわち、短時間で大量のアスベストの無害化処理に有効な溶解促進剤を提供できることがわかった。併用する金属フッ化物は微量でよく、全体としてのアルカリ濃度を大きく変えないため、アスベスト処理の材料コストや容器コストにもほとんど影響を与えることがないことがわかった。
Claims (13)
- アスベスト含有材料の処理方法であって、
前記アスベスト含有材料に含まれるアスベストと、アルカリ金属以外の金属を水熱反応系に供給可能な金属源と、を接触させて水熱反応を実施する水熱反応工程を備え、
前記水熱反応工程は、前記アスベストの溶解促進剤として以下の成分(a)及び(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上、
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を用いて前記水熱反応を実施し、
これにより、アスベストの有する針状構造が変換されたアスベスト変性材料を合成する、処理方法。 - 前記成分(a)として少なくとも水酸化ナトリウムを用いる、請求項1に記載の処理方法。
- 前記成分(b)として少なくともアルカリ金属フッ化物を用いる、請求項1又は2に記載の処理方法。
- 前記アルカリ金属フッ化物はフッ化ナトリウムを含む、請求項3に記載の処理方法。
- 前記水熱反応工程は、前記溶解促進剤を、前記成分(a)と前記成分(b)とを溶質として水性媒体中に含有する水性液剤として前記水熱反応に供給する工程である、請求項1〜4のいずれかに記載の処理方法。
- 前記溶解促進剤は、前記成分(a)として水酸化ナトリウムと前記成分(b)としてフッ化ナトリウムとを溶質として水性媒体に含有する水性液剤である、請求項5に記載の処理方法。
- 前記成分(a)を5M以上20M以下含有し、前記成分(b)をフッ素換算で0.02M以上1.0M以下含有する、請求項1〜6のいずれかに記載の処理方法。
- 前記水熱反応工程は、155℃以上250℃以下で前記水熱反応を実施する工程である、請求項1〜7のいずれかに記載の処理方法。
- 前記水熱反応工程は、5気圧以上15気圧以下で行う、請求項8に記載の処理方法。
- 前記水熱反応工程に先だって、前記アスベスト含有材料に、前記成分(a)及び/又は前記成分(b)を溶質として水性媒体中に含有する水性液剤を供給することにより、前記アスベスト含有材料を前記水性液剤とともに回収する回収工程を備える、請求項1〜9のいずれかに記載の処理方法。
- アスベスト変成材料の製造方法であって、
アスベスト含有材料に含まれるアスベストとアルカリ金属以外の金属を水熱反応系に供給可能な金属源とを
以下の成分(a)及び(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を含有する溶解促進剤の存在下に接触させて水熱反応を実施する水熱反応工程と、
前記水熱反応の反応液から反応生成物としてアスベストの有する針状構造が変換された前記アスベスト変成材料を回収する回収工程と、
を備える、製造方法。 - アスベストの有する針状構造が変換されたアスベスト変性材料を水熱反応により合成するためのアスベスト含有材料の回収方法であって、
使用済みの前記アスベスト含有材料に、
以下の成分(a)及び/又は(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を溶質として水性媒体中に含有する水性液剤を供給することにより、前記アスベスト含有材料を前記水性液剤とともに回収する回収する工程、
を備える、回収方法。 - アスベストの有する針状構造が変換されたアスベスト変性材料をアスベスト含有材料から水熱反応により合成するためのアスベスト処理剤であって、
以下の成分(a)及び(b):
(a)アルカリ金属水酸化物から選択される1種又は2種以上
(b)アルカリ金属フッ化物及びアルカリ土類金属フッ化物から選択される1種又は2種以上、
を含有する、処理剤。
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