JP5233500B2 - 携帯型電子機器の電源制御回路および電源制御方法 - Google Patents

携帯型電子機器の電源制御回路および電源制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の二次電池を動作電源とする携帯型電子機器における各機能部への供給電源を制御する技術に関する。
携帯電話機等の携帯型電子機器は、その機能面において高性能化及び多機能化が進んでおり、機器に収容される機能デバイスの種類および数も多く、消費する電力も多くなっている。携帯型電子機器では電源として二次電池が用いられるが、電池を電源とする場合、その出力電圧が使用時間とともに低下していくので、それに対応する電源制御が必要となる(特許文献1〜5等参照)。
一般的に携帯電話機などでは電池の残容量の段階表示を行うために、AD変換回路を用いて定期的に電池電圧の監視を行っている。AD変換回路からの取得値から電池の残容量を表示するが、放電が進み最終的に携帯電話機としての動作電圧以下になると、ユーザに充電を促す表示を行い、システム全体としてはスリープ状態になる。
一方、最近の携帯通信機器においては、低電圧時の動作を保障するため、電池電圧を監視するためのボルテージディテクタが、電源制御のひとつとして広く活用されている。携帯通信機器などは多機能化により複数のボルテージディテクタが常時、電源電圧を監視し、ある一定の電圧を検出することにより各機能に必要な電源をOn/Offしている。
その際、電池電圧が通信機器としての動作可能電圧を下まわったときに、ある特定の機能は動作させる必要性が要求される場合がある。例えば、定期券等の機能にも利用されるフェリカ(FeliCa 登録商標)等の非接触型ICカード機能が搭載されている場合、電車に乗車している間に携帯通信機器が利用され、電池を消費した場合にも、改札を出るための電力を確保しておく必要がある。そのため電池電圧が、携帯通信機器としての動作可能電圧を下まわったとしても、特定のデバイスだけは動作可能にするように電源システムを構成しなければならなくなってきている。
図8は、従来の携帯通信機器の電源システム構成を示すブロック図であり、Liイオンタイプのメイン電池1、その電池電圧を監視しているボルテージディテクタ20,30、各デバイスに電源を供給するためのシステム用電源回路4、ベースバンド制御などの通信系のデバイス5、LCDのディスプレイなどの表示系デバイス6、I/Oなどのインターフェース7、音源やカメラなどのアプリケーション用のデバイス8、CPUやメモリなどの制御系デバイス90、キー入力などのデータ入力部10、フェリカや時計機能などシステムがシャットダウンした後でも駆動する低電圧駆動デバイス12、その低電圧駆動デバイスに対する電源回路13で構成されている。
システム電源用のボルテージディテクタ20は、メイン電池1の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の電圧(以下、解除電圧という)以上となったとき、システム用電源回路4をONにする制御を行って、それに接続されるデバイスに対してメイン電池1の電源を供給し、電池電圧が所定の電圧(以下、検出電圧という)以下となったとき、システム用電源回路4をOFFにする制御を行って、それに接続されるデバイスをシャットダウンする。
また低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ30は、メイン電池1の電池電圧を監視し、電池電圧が低電圧駆動デバイスを動作可能にする所定の電圧(以下、解除電圧という)以上となったとき、低電圧駆動デバイス用電源回路13をONにする制御を行って、低電圧駆動デバイス12に対してメイン電池1の電源を供給し、電池電圧が所定の電圧(以下、検出電圧という)以下となったとき、低電圧駆動デバイス用電源回路13をOFFにする制御を行って、低電圧駆動デバイス12をシャットダウンする。
図9は、上記従来の携帯通信機器等の電源システムで用いられているシステム電源用のボルテージディテクタ20および低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ30の一例を示す回路構成図である。
これらのボルテージディテクタは、電池電圧が上記検出電圧を下回った場合、出力の信号をH→Lにして電源をOFFにし、逆に電池電圧が上記解除電圧を上回った場合、出力の信号をL→Hにして電源をONにする制御を行う。電池電圧がゆれたりして検出と解除の繰り返しを防ぐことと、ノイズ等による誤検出を防ぐために検出電圧と解除電圧では、解除電圧>検出電圧の関係を保つようにヒステリシスを持たせている一般的なものである(特許文献1、2、4等参照)。
図9の例では、システム用電源回路4をONにするための解除電圧は、抵抗201及び抵抗202と抵抗203との分圧比で決められ、システム電源回路4をOFFにするための検出電圧は、抵抗202と抵抗203の分圧比で決められる。また、同様に低電圧駆動デバイス用電源回路13をONにするための解除電圧は、抵抗301及び抵抗302と抵抗303との分圧比で決められ、低電圧駆動デバイス用電源回路13をOFFにするための検出電圧は、抵抗302と抵抗303の分圧比で決められる。
即ち、比較器204,304の入力電圧が基準電圧205,305よりも低い場合には、比較器204,304の出力信号はH(ボルテージディテクタ20,30の出力はL)となるためFET207,307はOFFとなる。従って、基準電圧発生回路205,305の基準電圧をVREF、抵抗201、202、203、301、302、303の抵抗値を、それぞれ、R201、R202、R203、R301、R302、R303とすると、メイン電池1を充電してシステム用電源回路4、低電圧駆動デバイス用電源回路13をONにするための解除電圧はそれぞれ、
REF(R201+R202+R203)/R203
REF(R301+R302+R303)/R303
となる。
電池1が充電されて、その電圧が上記解除電圧を上回ると比較器204,304の出力信号はL(ボルテージディテクタ20,30の出力はH)となってFET207,307はONとなり、抵抗201,301が短絡されるため、比較器204,304へ入力される電池電圧の分圧比は大きくなる。従ってその後、携帯通信機器の使用に伴う電池の消費により電池電圧が低下し、システム用電源回路4、低電圧駆動デバイス用電源回路13をOFFにする上記検出電圧はそれぞれ、
REF(R202+R203)/R203
REF(R302+R303)/R303
となる。
ボルテージディテクタ30の解除電圧と検出電圧は、それぞれボルテージディテクタ20の解除電圧と検出電圧よりも低い値に設定される。
図10は、従来のボルテージディテクタ20、30におけるシステムの起動とシャットダウン制御の動作を示すタイミングチャートである。
図8〜図10において、ボルテージディテクタ20,30の出力信号がLのときFET207,307はOFFとなっている。メイン電池1の電圧が充電などで上昇し、先ず、ボルテージディテクタ30の解除電圧を超えるとボルテージディテクタ30の出力信号がL→Hに、FET307はOFF→ONとなり、低電圧駆動のデバイスがONする。さらにメイン電池1の電圧が上昇して、ボルテージディテクタ20の解除電圧を超えるとボルテージディテクタ20の出力信号がL→Hに、FET207はOFF→ONとなり、システムのデバイスがONする。
次にユーザによる携帯通信機器の操作等で電池の放電が進んで電池電圧が低下し、電池電圧がボルテージディテクタ20の検出電圧を下回るとボルテージディテクタ20の出力信号がH→Lに、FET207はON→OFFとなり、システムの電源がOFFとなって、シャットダウンする。さらにメイン電池1の電圧が低下して、ボルテージディテクタ30の検出電圧を下回るとボルテージディテクタ30の出力信号もH→Lに、307はON→OFFとなり、低電圧駆動のデバイスの電源がOFFとなって、シャットダウンする。
その際、先ずメイン電池1の電圧がボルテージディテクタ20の検出電圧を下回ったときにシステム用電源回路4がOFFとなり、システム用電源回路4およびシステム用デバイスへの電力供給が停止され、低電圧駆動デバイス用電源回路13および低電圧駆動デバイス12にのみ電力が供給されるので消費電力は減少し、電池電圧の低下の勾配は緩やかになる。その後、電池電圧がボルテージディテクタ30の検出電圧を下回って、低電圧駆動デバイス用電源回路13への電力供給が停止されるまで、低電圧駆動デバイス12を動作させることができる。
特開平08−271552号公報 特開平11−258280号公報 再公表WO2002−073770号公報 特開2005−110425号公報 特開2006−246689号公報
上記従来技術によれば、メイン電池1の電池電圧が携帯通信機器としての動作可能な検出電圧を下まわってシステム電源4がOFFとなっても、フェリカ等の低電圧駆動デバイス用電源13は、暫くの間ON状態を維持することができるので、その間、低電圧駆動デバイス12の使用を継続させることが可能となる。
そこで、ボルテージディテクタ20の上記検出電圧をより高い電圧に設定して、早めにシステム用電源回路4をOFFにする制御を行えば、電池電圧低下の勾配が緩やかな低電圧駆動デバイス用電源13にのみ電力を供給する時間を延ばすことができ、フェリカ等の低電圧駆動デバイス12の動作時間をより長く設定することが可能であるが、そうすると、携帯通信機器システム本来の動作時間を短くしてしまう懸念があり、また上記検出電圧をより高い電圧に設定することはハードウェア上の変更を伴うという問題がある。
更に、携帯通信機器は、その機能面において高性能化及び多機能化が進んでおり、機能が多くなった分、使用していないときのシステムの待機電力も増加しつつある。そのため、上記検出電圧を解除電圧に近づけると、電池電圧が検出電圧以下となってシステム電源スイッチがONからOFFに切り替えられたとき、瞬間的に電池電圧が上昇して解除電圧以上となってシステム電源スイッチのON・OFF動作が繰り返され、動作が不安定となる虞がある。これを防止するためには、上記解除電圧と検出電圧の差を大きくする必要があり、その点からも、ボルテージディテクタ20の上記検出電圧をあまり高くすることができないという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能な、携帯型電子機器における各機能部への供給電源を制御する技術を提供することにある。
本発明の携帯型電子機器の電源制御方法は、メイン電池からの電圧をメインの各種デバイスに供給するシステム用電源回路と、前記メイン電池からの電圧を低電圧駆動デバイスに供給する低電圧駆動デバイス用電源回路とを備えた携帯型電子機器の電源制御方法であって、前記メイン電池の電池電圧を監視することにより、該電池電圧が所定の第1の電圧(以下、第1解除電圧という)以上となったとき、前記システム用電源回路をONにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第2の電圧(以下、第1検出電圧という)以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第3の電圧(以下、第2解除電圧という)以上となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をONにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第4の電圧(以下、第2検出電圧という)以下となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をOFFにする制御を行うとともに、前記システム用電源回路がONに制御されているときに前記メイン電池の電池電圧を定期的に測定し、該測定した電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記第1検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げることを特徴とする。
本発明の携帯型電子機器の電源制御回路は、メイン電池からの電圧をメインの各種デバイスに供給するシステム用電源回路と、前記メイン電池からの電圧を低電圧駆動デバイスに供給する低電圧駆動デバイス用電源回路と、前記メイン電池の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の第1の電圧(以下、第1解除電圧という)以上となったとき、前記システム用電源回路をONにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第2の電圧(以下、第1検出電圧という)以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにする制御を行うシステム電源用ボルテージディテクタと、前記メイン電池の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の第3の電圧(以下、第2解除電圧という)以上となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をONにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第4の電圧(以下、第2検出電圧という)以下となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をOFFにする制御を行う低電圧駆動デバイス用ボルテージディテクタと、前記システム用電源回路がONに制御されているときに前記メイン電池の電池電圧を定期的に測定し、該測定された電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記第1検出電圧を所定の電圧まで引き上げる検出電圧シフト手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、システム用電源回路がONに制御されているときに該システム用電源回路に電源を供給しているメイン電池の電池電圧を定期的に測定する手段と、該測定された電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにするために前記電池電圧に設定されている検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げるための検出電圧シフト手段として機能させることを特徴とする。
本発明では、監視しているボルテージディテクタの検出電圧を能動的に制御することにより、意図的にシステムをシャットダウン可能にする手段を備えているので、シャットダウン後のシステムのスリープ時における待機電力分を、低電圧で動作するデバイスの駆動に割り当てることができ、フェリカなどの低電圧で動作するデバイスの動作時間を延ばすことができる。
また、携帯通信機器の動作可能電圧範囲はその閾値を自由に変更出来るため、システム側のデバイスの低動作電圧化にプログラマブルに対応することが可能である。
図1は、本発明の実施形態を示す携帯通信機器の電源システム構成を含む概略ブロック図である。
本実施形態の携帯通信機器は、Liイオンタイプのメイン電池1、その電池電圧を監視しているボルテージディテクタ2,3、各デバイスに電源を供給するためのシステム用電源回路4、ベースバンド制御などの通信系のデバイス5、LCDのディスプレイなどの表示系デバイス6、I/Oなどのインターフェース7、音源やカメラなどのアプリケーション用のデバイス8、CPUやメモリなどの制御系デバイス9、キー入力などのデータ入力部10、制御系デバイス9の指示で電池電圧や温度などを測定するA/Dコンバータ11、フェリカや時計機能などシステムがシャットダウンした後でも駆動する低電圧駆動デバイス12、その低電圧駆動デバイスに対する電源13で構成される。
システム電源用のボルテージディテクタ2は、メイン電池1の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の電圧(以下、解除電圧という)以上となったとき、システム用電源回路4をONにする制御を行って、それに接続されるデバイスに対してメイン電池1の電源を供給し、電池電圧が所定の電圧(以下、検出電圧という)以下となったとき、システム用電源回路4をOFFにする制御を行って、それに接続されるデバイスをシャットダウンするとともに、制御系デバイス9から検出電圧シフトの指示を受けたとき、上記検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げる機能を有している。
制御系デバイス9は、システム用電源回路4がONに制御されているとき、A/Dコンバータ11を定期的に動作させて、メイン電池1の電池電圧データを測定し、取得した電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、システム電源用のボルテージディテクタ2に対して、上記検出電圧を所定の電圧まで引き上げるための制御信号を出力する。制御系デバイス9の上記動作は、ユーザから上記検出電圧のシフト指示を受けたとき、制御系デバイス9内のメモリに格納された上記検出電圧をシフトするためのプログラムを実行することにより実現される。
低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ3は、メイン電池1の電池電圧を監視し、電池電圧が低電圧駆動デバイスを動作可能にする所定の電圧(以下、解除電圧という)以上となったとき、低電圧駆動デバイス用電源回路13をONにする制御を行って、低電圧駆動デバイス12に対してメイン電池1の電源を供給し、電池電圧が所定の電圧(以下、検出電圧という)以下となったとき、低電圧駆動デバイス用電源回路13をOFFにする制御を行って、低電圧駆動デバイス12をシャットダウンする。
図2は、本実施形態の携帯通信機器用電源システムで用いられるシステム電源用のボルテージディテクタ2および低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ3の一例を示す回路構成図である。
本実施形態におけるシステム電源用のボルテージディテクタ2は、図8に示す従来のシステム電源用のボルテージディテクタ20に対して、分圧用の抵抗として、抵抗208を追加するとともに制御系デバイス9からの制御信号によりこの抵抗208を強制的に短絡することによって、上記検出電圧を所定の電圧までシフトさせて引き上げるためのSW209を備えた構成となっている。抵抗210はシステムがシャットダウン状態のときに、制御信号が不定になり検出電圧、解除電圧がSW209の状態によって変化するのを防ぐためのものである。
低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ3は、図8に示す従来の低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ30と同様の構成を有している。本実施形態におけるシステム電源用のボルテージディテクタ2および低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ3の、図8に示す従来のシステム電源用のボルテージディテクタ20および低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタ30と動作上共通する部分の構成については、説明を省略する。
図3は、本実施形態のボルテージディテクタにおけるシステムの起動とシャットダウン制御の動作を示すタイミングチャートである。以下、図1〜図3を参照して、本実施形態の動作について説明する。
ボルテージディテクタ2,3の出力信号がLのとき、FET207,307はOFF、SW209はOFFとなっており、比較器204,304の電池電圧入力端には、メイン電池1の電池電圧を抵抗201及び抵抗202と抵抗203及び抵抗208とで分圧された電圧、メイン電池1の電池電圧を抵抗301及び抵抗302と抵抗303とで分圧された電圧がそれぞれ入力されている。
メイン電池1の電圧が充電などで上昇し、先ず、ボルテージディテクタ3の解除電圧を超えるとボルテージディテクタ3の出力信号がL→Hに、FET307はOFF→ONとなり、低電圧駆動のデバイス12に動作電源が供給される。さらにメイン電池1の電圧が上昇して、ボルテージディテクタ2の解除電圧を超えるとボルテージディテクタ2の出力信号がL→Hに、FET207はOFF→ONとなり、システム電源4に接続された各デバイスに動作電源が供給される。
また、制御系デバイス9は、A/Dコンバータ11を定期的に動作させ、A/Dコンバータ11でデジタルデータに変換されたメイン電池1の電池電圧データを定期的に測定し、予め設定された電圧データと比較する。なお図3では、予め設定された電圧データがボルテージディテクタ2の上記解除電圧と等しい値に設定されている場合として説明する。
次にユーザによる携帯通信機器の操作等で電池の放電が進んで電池電圧が降下し、A/Dコンバータ11で測定されたメイン電池1の電池電圧のデータが前記予め設定された電圧データ(実施例では解除電圧)以下となったとき、制御系デバイス9からシステム電源用のボルテージディテクタ2に対して、上記検出電圧を所定の電圧まで引き上げるための検出電圧シフト信号が出力される。
システム電源用のボルテージディテクタ2は、この検出電圧シフト信号が入力されたとき、SW209をOFFからONに切り替えて抵抗208を短絡する。これにより、上記検出電圧は、
REF(R202+R203+R208)/(R203+R208
から
REF(R202+R203)/R203
に引き上げられる。
システム電源用のボルテージディテクタ2の比較器204は、メイン電池1の電池電圧が、引き上げられた上記検出電圧以下となったとき、ボルテージディテクタ2の出力信号をH→Lに、FET207をON→OFFに切り替えることにより、低電圧デバイス以外のシステムをシャットダウンする。これにより、システム電源回路4側で消費される待機電力を削減することができ、電池電圧の低下の勾配が緩やかな低電圧デバイスの動作時間を従来技術よりも長くすることができる。
なおこのとき、引き上げた検出電圧は、解除電圧以上でも問題はないが、検出電圧を引き上げるときの電池電圧は、解除電圧以下のほうが望ましい。
電池電圧が解除電圧より大きいときに検出電圧を引き上げた場合、一次的には、SW209がONとなって比較器204に入力される分圧電圧が基準電圧以下となって、ディテクタ出力がH→Lになり、システムがシャットダウンされるが、そのときにSW209がOFFするため、ディテクタ2はその電池電圧をモニタすることにより、解除電圧以上であることを検出して再び、ディテクタ出力をL→Hにしてしまい、引き上げた検出電圧と、解除電圧との間での検出・解除の繰り返し動作が生ずることがある。それを避けるために、電池電圧が解除電圧以下となったときに検出電圧の引き上げを行うのが望ましい。
その後、電池電圧がボルテージディテクタ3の検出電圧を下回った時点で、低電圧駆動デバイス用電源回路13への電力供給も停止される。
図4は、本実施形態において、ADコンバータ11を用いて電池電圧をモニタし、ボルテージディテクタ2に対して検出電圧シフト信号を送出する構成部分を示しており、図5は、図4の構成をもとに、解除電圧以下になったら検出電圧シフトの信号を送出する電源制御設定シーケンスを示している。以下、図4〜図5を参照して本実施形態における検出電圧シフト信号送出動作について詳細に説明する。
制御部9はADコンバータ11に対して、電池電圧をモニタするように、リクエスト信号を送出する(A1)。ADコンバータ11はこのリクエスト信号に従って、メイン電池1の電池電圧を入力してA/D変換する(A2)。制御部9はA/Dコンバータ11から電池電圧のAD変換データを取得し(A3)、そのデータと、予め設定された電圧データとの比較を行う(A4)。この場合、予め設定された電圧データは、ボルテージディテクタ2の解除電圧以下でかつ、SW209によりシフトされた検出電圧以下であることが望ましい。
これは、確実にシャットダウンが発生できることと、シャットダウンと解除が、ほぼ同時に発生することを回避するためであるが、実際は、ディテクタ側でシフトした場合の検出電圧、AD変換データにはばらつきによる誤差があり、システムシャットダウンしない場合は、再トライを繰り返すことで、充電を開始しない限りいずれはシャットダウンが発生する。
取得した電池電圧データが、予め設定されたデータより高いと判断された場合(A4,No)は、再度一定時間後にAD変換の要求を行う(A1に戻る)。逆に電池電圧データが、予め設定されたデータより低いと判断された場合(A4,Yes)は、制御部9からボルテージディテクタ2に対して検出電圧シフト信号を送出する(A5)。このことにより、ボルテージディテクタ2において、検出電圧が高いほうにシフトされ、電池電圧との比較が行われる(A6)。このとき、電池電圧がシフトされた検出電圧より高ければ(A6,No)、システムのシャットダウンが行われずに、再度一定時間後にAD変換の要求を行う。
この場合、検出シフト信号を解除し、検出電圧を戻しておく(A7)。これは、シャットダウンの処理を行わなくなった場合にシフトしたままの検出電圧である状態を回避するためである。逆に、電池電圧がシフトされた検出電圧より低い場合(A6,Yes)には、ボルテージディテクタ2からOFF信号が出力され、システムがシャットダウンされる(A8)。そのことにより、システム自体の消費電流が無くなり、低電圧で駆動するデバイスのみが動作状態にはいる(A9)。
図6では、上記の電源制御のシーケンスを、タイミングチャートを用いて示している。
AD変換された電池電圧データが予め設定したデータよりも高い場合は、検出電圧シフト信号が出力されない。また、AD変換された電池電圧データが予め設定したデータより低い場合は、検出電圧シフト信号は出力されるが、実際のディテクタのシフトされた検出電圧、AD変換データとの間にバラツキなどによる誤差がある場合は、システムがシャットダウンされない場合を示している。この場合、検出電圧シフト信号はH→Lにすることで解除され、AD変換の要求がリトライされる。さらに電池電圧が下がり、シフトした検出電圧以下になるとシャットダウンが発生する。
図7は、図5の電源制御の設定シーケンスを変更した他の実施例を示すフローチャートである。
ステップB1〜B3において得られた電池電圧データと予め設定されているデータで比較が行われる(B4)。電池電圧データのほうが低い場合(B4,Yes)、検出電圧のシフト信号が出力されるが(B5)、ADコンバータ11の誤差や、ボルテージディテクタ2の検出電圧のばらつきで、ディテクタ側で検出されず、シャットダウンしない場合がある(B6,No)。この場合、一度、検出電圧のシフト信号を解除して(B7)、そのときの電池電圧のデータを検出データとして設定する(B8)。
次回のAD変換によって得られた電池データと新しく設定された検出データすなわち前回の電池電圧データと比較する(B4)。新しい電池電圧データのほうが低い場合は、検出電圧のシフト信号が送出され(B5)、ボルテージディテクタ側で検出されれば(B6,Yes)、システムがシャットダウンする(B9)。逆に、ボルテージディテクタで検出されない場合(B6,No)、検出データをその時点での電池電圧データに設定して再びADコンバータへの電池電圧のモニタ要求(B1)からのシーケンスが動作し、システムがシャットダウンするまで検出データの更新が行われる。
次回からこのシーケンスが動作するときは、最終的に設定された検出データ値が、AD変換された電池電圧データとの比較データになるため、ADコンバータのばらつき誤差や、ディテクタの検出電圧の誤差によるシーケンスの戻りがなくなり、検出電圧のシフト信号が送出されると必ずシステムがシャットダウンするようになる。
本発明の実施形態を示す携帯通信機器の電源システム構成を含む概略ブロック図である。 本実施形態の携帯通信機器用電源システムで用いられるシステム電源用のボルテージディテクタおよび低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタの一例を示す回路構成図である。 本実施形態のボルテージディテクタにおけるシステムの起動とシャットダウン制御の動作を示すタイミングチャートである。 本実施形態における検出電圧シフト信号を送出する構成部分を示すブロック図である。 本実施形態における検出電圧シフトの信号を送出する電源制御設定シーケンスの実施例を示すフローチャートである。 本実施形態における検出電圧シフトの信号を送出する電源制御設定シーケンスのタイミングチャートである。 本実施形態における検出電圧シフトの信号を送出する電源制御設定シーケンスの他の実施例を示すフローチャートである。 従来の携帯通信機器の電源システム構成を示すブロック図である。 従来の携帯通信機器等の電源システムで用いられているシステム電源用のボルテージディテクタおよび低電圧駆動デバイス用のボルテージディテクタの一例を示す回路構成図である。 従来のボルテージディテクタにおけるシステムの起動とシャットダウン制御の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 メイン電池
2,20 システム電源用のボルテージディテクタ
3,30 低電圧駆動デバイス電源用のボルテージディテクタ
4 システム電源
5 通信系デバイス
6 表示系デバイス
7 I/O
8 アプリケーション用デバイス
9 制御系デバイス(CPU,メモリ等)
10 データ入力部
11 A/Dコンバータ
12 低電圧駆動デバイス
13 低電圧駆動デバイス用電源
201,202,203,208,210,301,302,303 抵抗
204,304 比較器
205,305 基準電圧
206,306 インバータ
207,307 FET
209 スイッチ

Claims (12)

  1. メイン電池からの電圧をメインの各種デバイスに供給するシステム用電源回路と、前記メイン電池からの電圧を低電圧駆動デバイスに供給する低電圧駆動デバイス用電源回路とを備えた携帯型電子機器の電源制御方法であって、
    前記メイン電池の電池電圧を監視することにより、該電池電圧が所定の第1の電圧(以下、第1解除電圧という)以上となったとき、前記システム用電源回路をONにし、前記電池電圧が所定の第2の電圧(以下、第1検出電圧という)以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにするヒステリシス制御を行い、前記電池電圧が所定の第3の電圧(以下、第2解除電圧という)以上となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をONにし、前記電池電圧が所定の第4の電圧(以下、第2検出電圧という)以下となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をOFFにするヒステリシス制御を行うとともに、前記システム用電源回路がONに制御されているときに前記メイン電池の電池電圧を定期的に測定し、該測定した電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記第1検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げることを特徴とする電源制御方法。
  2. 前記第1解除電圧、第1検出電圧、第2解除電圧、第2検出電圧は、
    第1解除電圧>第2解除電圧>第1検出電圧>第2検出電圧
    に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電源制御方法。
  3. 前記予め設定された電圧データは、前記第1解除電圧の値以下でかつ、前記シフトされた検出電圧以下に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電源制御方法。
  4. 前記第1検出電圧を所定の電圧までシフトする動作は、その実施が選択されたときに実行されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電源制御方法。
  5. メイン電池からの電圧をメインの各種デバイスに供給するシステム用電源回路と、
    前記メイン電池からの電圧を低電圧駆動デバイスに供給する低電圧駆動デバイス用電源回路と、
    前記メイン電池の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の第1の電圧(以下、第1解除電圧という)以上となったとき、前記システム用電源回路をONにし、前記電池電圧が所定の第2の電圧(以下、第1検出電圧という)以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにするヒステリシス制御を行うシステム電源用ボルテージディテクタと、
    前記メイン電池の電池電圧を監視し、電池電圧が所定の第3の電圧(以下、第2解除電圧という)以上となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をONにする制御を行い、前記電池電圧が所定の第4の電圧(以下、第2検出電圧という)以下となったとき、前記低電圧駆動デバイス用電源回路をOFFにするヒステリシス制御を行う低電圧駆動デバイス用ボルテージディテクタと、
    前記システム用電源回路がONに制御されているときに前記メイン電池の電池電圧を定期的に測定し、該測定された電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記第1検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げる検出電圧シフト手段と、
    を備えていることを特徴とする携帯型電子機器の電源制御回路。
  6. 前記システム電源用ボルテージディテクタは、前記メイン電圧を前記第1の解除電圧を検出するための第1の分圧比と、前記第1の検出電圧を検出するための第2の分圧比に切り替えて前記ヒステリシス機能を付与可能に構成された複数の分圧用抵抗を備えており、
    前記検出電圧シフト手段は、前記複数の分圧用抵抗の中の一つの抵抗と並列に接続されたスイッチと、前記メイン電池の電池電圧を定期的に測定する電池電圧測定手段と、該電池電圧測定手段により測定された電池電圧データが予め設定された電圧データ以下か大きいかに応じて前記スイッチをON・OFF制御する手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯型電子機器の電源制御回路。
  7. 前記第1解除電圧、第1検出電圧、第2解除電圧、第2検出電圧は、
    第1解除電圧>第2解除電圧>第1検出電圧>第2検出電圧
    に設定されていることを特徴とする請求項5または6に記載の携帯型電子機器の電源制御回路。
  8. 前記予め設定された電圧データは、前記第1解除電圧の値以下でかつ、前記検出電圧シフト手段によりシフトされた検出電圧以下に設定されていることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の携帯型電子機器の電源制御回路。
  9. 前記検出電圧シフト手段の動作または停止を選択可能にする手段を備えていることを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の携帯型電子機器の電源制御回路。
  10. 請求項5〜9の何れか1項に記載の電源制御回路を備えていることを特徴とする携帯型電子機器。
  11. 前記携帯型電子機器は携帯電話機であることを特徴とする請求項9に記載の携帯型電子機器。
  12. コンピュータを、システム用電源回路がONに制御されているときに該システム用電源回路に電源を供給しているメイン電池の電池電圧を定期的に測定する手段と、該測定された電池電圧データが予め設定された電圧データ以下となったとき、前記システム用電源回路をOFFにするために前記電池電圧に設定されている検出電圧を所定の電圧までシフトして引き上げるための検出電圧シフト手段として機能させるためのプログラム。
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