JP5232345B2 - 在宅療法患者の指導支援システム及び指導支援方法 - Google Patents

在宅療法患者の指導支援システム及び指導支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、在宅療法を受ける患者に対する指導のための指導支援システムに関し、特に、患者に対する指導の均一化及び質の向上を図れると共に、病棟運営の効率化を図ることのできる在宅療法患者の指導支援システム等に関する。
在宅酸素療法や在宅補助換気療法などの在宅療法を受ける患者(以下、在宅療法患者と呼ぶ)は高齢者である場合も多く、在宅療法を行う際には、在宅療法で用いられる在宅医療機器の取り扱い方法や生活上の注意事項などについて、十分に習得する必要がある。
そこで、初めて在宅療法を開始する際に、在宅療法患者を担当する病院において導入の指導が行われ、患者が習得すべき内容について十分に理解した後に在宅療法が開始される。また、開始後は、定期的にあるいは必要がある際に、患者が前記病院を外来で訪れて、担当医師の診察を受け、適宜必要な指導が行われている。なお、上記病院で行われる指導は、医師、看護婦、あるいは在宅医療機器提供メーカーの担当者などによって行われる。
また、従来、かかる病院における在宅療法患者への指導は、病院間で統一されているものではなく、各病院において独自の方法で行われていた。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来の在宅療法患者への指導は、前述のとおり、その内容が全国的に標準化されておらず、各病院で異なるため、病院によっては、最小限必要な内容についても指導、教育がなされていない場合もあった。また、病院内においても指導の担当者によりその内容がまちまちで指導内容の均一化が図られていない場合もある。更に、患者の習得度合のチェックは、指導後の指導内容についての理解度に関してのみ行われており、在宅療法において指導を受けた内容について実際に実施しているか否かという実施度については、行われていなかった。
従って、従来は、在宅療法患者に対する指導の質が常に高いとは言えず、また、患者の習得度合の把握も十分でないために、各患者毎に適正な指導を行うという面においても問題があった。
また、そのために、患者が適正な在宅療法を行えず急遽入院が必要になる場合もあり、そのような場合には、入院が長期化する傾向にあった。更に、上述のように、患者毎の習得度合が十分把握されたいないために、患者毎の具体的な指導計画や入院計画を立てることができなかった。従って、ベットの計画的な使用などを行うことができず、病棟運営の効率化という点においても問題があった。
そこで、本発明の目的は、在宅療法を受ける患者に対する指導の均一化と質の向上を図ることができ、更に、かかる指導を行う病院等における運営の効率化を図ることのできる在宅療法患者の指導支援システム及び指導支援方法を提供することである。
課題を解決するための手段
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、ネットワークを介して端末装置に接続された指導支援システムが、前記ネットワークを介して前記端末装置から送信される在宅療法患者の評価要求に応答して、指導項目に関する質問票を返信し、当該質問票に対して返信される回答に基づいて、当該患者の指導項目に関する理解度と実施度を定量的に評価し、当該評価の結果と当該評価の結果に基づく当該患者用の指導プログラムを当該端末装置に返信することである。従って、本発明によれば、在宅医療患者に対して常に均一化された質の高い指導が行えるようになる。また、患者毎に定量的な評価が行われて、患者毎の弱点が明確となるため、これまで以上に適正な指導が行えるようになる。更に、その結果として、患者の突発的な入院を減らすことができ、また、前記指導計画に基づいて患者の入院が計画的に行われることから、ベットの稼動率を高めることができるなど、病棟運営の効率化を図ることができる。
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記端末装置から送信されるマニュアル提供要求に応答して、当該要求で指示されている指導項目に関するマニュアルのデータを、前記ネットワークを介して当該端末装置に送信することを特徴とする。これにより、患者も指導する側も容易にマニュアルを入手することが可能になる。
また、上記の発明において、別の態様は、前記指導プログラムが、前記回答を行った患者に対して指導すべき指導項目と、当該指導項目のそれぞれの主治医及び/又は担当者の情報を含んでいることを特徴とする。これにより、病院側は、容易に具体的な指導計画を立てることができ、また、患者も具体的な計画が示されるため安心して指導を受けることができる。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した在宅療法患者の指導支援システムの実施の形態例に係る構成図である。図中、指導支援システム1が、上記本発明を適用した在宅療法患者の指導支援システムであり、インターネットなどのネットワーク2を介して複数の端末装置3と接続されている。本指導支援システム1は、在宅療法患者の指導に関する各種情報を格納し、端末装置3からの要求に応答してWebページを用いて情報の提供を行う。なお、本指導支援システム1は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどで実装されることが好ましい。
また、図の端末装置3は、Webページヘアクセスすることのできるブラウザを有するパーソナルコンピュータなどの端末装置であり、在宅療法患者の指導を行う病院や施設、あるいは患者宅などに設置される。また、この端末装置3を使用して前記指導支援システム1ヘアクセスするのは、在宅療法患者自身、患者の担当医師、指導を担当するスタッフ等であるが、ここではそれらをまとめて医師等4と呼ぶことにする。
図1に示すように、指導支援システム1は、その内部にDBサーバ10とWebサーバ11を有している。DBサーバ10には、図に示すように、指導内容データ20、病院マスターデータ21、及びマニュアルデータ22などが格納されており、これらのデータが、前記端末装置3への情報提供に用いられる。まず、指導内容データ20は、在宅療法患者に対して指導すべき内容、即ち在宅療法患者が習得すべき内容、に関する情報が含まれている。具体的には、後述する患者の評価点に基づく指導すべき項目や各指導項目毎の属性情報等が含まれる。
図2は、指導内容データ20の一例を示した図である。図の(A)は、前記患者の評価点に基づく指導すべき項目を表したデータの例である。図のaに示す指導項目が、指導すべき内容の大項目を表しており、この項目が後述する患者の評価の際の評価項目ともなる。また、図のbは、患者の前記指導項目(大項目)毎の評価点を表しており、図のcは、その評価点毎の指導すべき項目の番号を表している。即ち、前記指導項目(大項目)の中には、それぞれ更に小項目があり、それらには、1−1、1−2、、、と付番がされている。そして、例えば、「1身体と酸素療法の知識」の評価点が「30」の患者には、1−1、1−2、及び1−3の項目について指導をすべきであることが表されている。
図の(B)は、前記指導項目(大項目及び小項目)毎の各種属性情報を表したデータの例を示している。図のdが、前述した指導項目の番号を示しており、この指導項目番号により、前記(A)に示す情報とこの(B)に示す情報のリンクが取られる。そして、図に示すように、このデータには、各指導項目毎に、指導に必要な時間や教材などの各種情報が含まれている。また、本指導支援システム1には、後述するように、指導内容についてのマニュアル、即ち患者が指導内容を理解するための説明書、が用意されており、図のeには、前記各指導項目について説明されている前記マニュアル中の位置が示されている。なお、図2に示した内容など、本実施の形態例を説明するために例として用いるデータ等は、在宅療法が在宅酸素療法である場合のものである。
次に、病院マスターデータ21は、患者の指導を行う各病院毎の情報を収めたデータであり、具体的には、各病院の前記指導項目毎の担当者や使用する病棟の情報を収めている。図3は、病院マスターデータ21の一例を示した図である。図に示すように、各病院には、病院IDが付され、前記指導項目番号毎に、その指導項目の主治医、担当者、及び使用病棟の情報が表されている。これらの情報は、後述する各患者毎の指導プログラムの作成の際に用いられる。
また、マニュアルデータ22は、前述したマニュアルの内容を収めたデータである。このマニュアルの構成は、前記指導項目と対応が取れるようになっており、各指導項目毎にその関係部分を取出して使用することができるようになっている。
次に、Webサーバ11は、前記端末装置3を介して本指導支援システム1にアクセスする医師等4とのインターフェースをなす部分であり、医師等4に対して情報を提供するための各種Webページを備えている。このWebページへのアクセスは、前記端末装置3が備える一般的なブラウザによって行うことができる。
以上、説明したような構成と機能を有する本指導支援システム1は、医師等4からの要求に応答して在宅療法患者の指導内容についての習得度合を評価すると共に、その評価結果に基づく当該患者の指導プログラムを作成し、在宅療法患者の指導を支援しようとするものである。以下、本指導支援システム1が行う処理の手順と内容について説明する。
図4は、本指導支援システム1による患者の指導支援の内容を例示したフローチャートである。まず、指導支援システム1を利用しようとする医師等4は、端末装置3から指導支援システム1の所定のURLヘアクセスする(図4のステップS1)。それに応答して、指導支援システム1のWebサーバ11は、トップページを当該端末装置3へ返信する(図4のステップS2)。医師等4は、返信されたトップページ上の所定の箇所を選択することにより患者の評価を行いたい旨の要求を行う(図4のステップS3)。この評価には、指導内容に関する患者の理解度と実施度の評価が含まれ、医師等4は、この評価要求の際に、どちらかをあるいは両方を選択することができる。例えば、対象患者が、新規に在宅療法を開始する際の導入指導が終了した時点などでは、理解度のみの評価が行われる。なお、この要求の際、又は前記所定のURLへのアクセスの際に、医師等4は、評価しようとする患者のIDとその患者の担当病院のIDを指導支援システム1へ送信する。
上記要求を受けた指導支援システム1は、Webサーバ11に用意されている質問票のWebページを当該端末装置3へ返信する(図4のステップS4)。図5は、指導支援システム1から返信される理解度評価用の質問票の一例を示した図である。図に示すとおり、医師等4は、質問毎に正しいか間違っているかの回答を、○×(図のf部)を選択することによって行い、回答が終了したら所定の箇所(図のg部)を選択する。なお、図に示した質問票は、一部であり、図には前述した指導項目(大項目)の一つ、即ち評価項目の一つ、に関する質問が示されている。従って、同様の質問票が指導項目(大項目)の数分存在し、実施度評価用の質問票も同様の構成となっている。なお、実施度評価用の質問票は、各質問項目の内容を実施しているか否かを、はい/いいえで回答する形式となっている。
医師等4は、上述のように質問票に所定の回答をし、それを返信する(図4のステップS5)。回答を受取った指導支援システム1は、理解度、実施度別に、前記指導項目(大項目)毎の評価点を計算し(図4のステップS6)、当該患者の評価票を作成する(図4のステップS7)。なお、評価点は、理解度については、正解が多いほど、実施度については実施されている項目が多いほど点数が高くなる。
図6は、本指導支援システム1が作成する評価票の一例を示した図である。図に示すように、患者の評価結果が、評価項目(指導項目)毎に、また、理解度、実施度毎に定量的に表現され、各総合評価もなされている。なお、ここで、評価項目、従って指導項目(大項目)を5項目としているが、この点は、本指導支援システム1の特徴の一つである。従来は、この指導項目が病院でまちまちであり、また、項目の数も多かったが、このように5項目と少ない項目数に統一することにより、患者及び指導する側の双方にとって分かりやすく、間違いのない指導、評価が可能となる。なお、統一された少ない項目数であれば5項目でなくても良い。
次に、指導支援システム1は、上記評価の結果に基づき、当該患者に対して指導すべき指導項目を決定する。具体的には、まず、前記指導項目(大項目)毎の評価点が、予め定められた閾値より低い場合には、その指導項目(大項目)について指導すべきと判断する。例えば、閾値が50点の場合には、評価点が40点の項目については、指導項目とされる。なお、評価点として、前述した理解度、実施度、総合のどれを用いるかについては、適宜定めることができる。図6に示した例において、閾値が50点で、総合の評価点を用いた場合には、1及び2の項目が指導項目として選ばれることになる。
次に、決定された指導項目(大項目)のうち、どの小項目について指導すべきかについて決定される。具体的には、前記DBサーバ10の指導内容データ20(図2の(A))を参照し、前記評価点に対応して収められている指導項目番号(図2の(A)のc部)の小項目に決定する。図2の(A)の場合には、例えば、指導項目(大項目)1について、評価点が40点であれば、1−1及び1−2が指導すべき項目として選ばれる。
更に、これら決定した指導項目を、前記評価点の低い順に並べて、指導を行う順番を決定する(図4のステップS8)。なお、評価点に関わらず優先して行いたい指導項目を、評価要求をしている医師等4が決定し、その項目については、指導の順番を先にするようにしても良い。
次に、指導支援システム1は、指導内容データ20(図2の(B))にアクセスし、前記決定した各指導項目についての各種情報を取得する。例えば、指導項目の所要時間、必要な教材、及び前記マニュアルの所在(図2の(B)のe)を表す情報などである。更に、前記送信されている病院IDをキー項目として、前記病院マスターデータ21(図3)にアクセスし、その病院の各指導項目に対する主治医、担当者、使用病棟などの情報を抽出する(図4のステップS9)。
以上得られた情報により、指導支援システム1は、当該患者に対する指導の計画書である指導プログラムを作成する(図4のステップS10)。かかる指導プログラムには、指導すべき項目が前記決定した順番でスケジューリングされ、各項日毎に、前記抽出した主治医や病棟などの情報が表記される。なお、指導プログラムは、患者用と指導者用の2種類を作成するようにしても良い。図7は、患者用の指導プログラムの一例を示した図である。図に示すように、指導プログラムには、実施日毎に、指導の内容(図のi部及びj部)、主治医、病棟(図のl部)などの情報が示され、指導のための入院期間などの情報も表される。なお、図のi部の内容が前記指導項目の大項目に対応し、j部が小項目に対応している。
次に、指導支援システム1は、上記生成した評価票と指導プログラムを表示するWebページを、評価要求をした端末装置3へ返信する(図4のステップS11)。前記Webページを受信した医師等4は、評価票と指導プログラムの内容を閲覧し、必要であれば、端末装置3に接続されたプリンタなどからそれらを出力する(図4のステップS12)。
更に、指導プログラムに指示された各指導項目(小項目)の前記マニュアルを入手したい場合には、前記受信した指導プログラムを表示するページから所定の操作によりマニュアルの要求を行う(図4のステップS13)。具体的には、図7のk部に示すように、アンダーラインの付された項目を選択することにより、その項目のマニュアル要求をできるようにしてもよい。また、評価票に示された評価項目(大項目)単位で、それに該当するマニュアルを入手したい場合にも、同様の操作でマニュアルの要求を行う。例えば、評価票を表示するページの各評価項目毎にマニュアル要求のボタン等(例えば、図6のh部)を設けても良い。なお、これらのマニュアル要求を行うためのボタン等には、要求するマニュアルの所在情報(図2のe)が設定されており、その情報が送信される。
マニュアルの要求を受けた指導支援システム1は、前記送信されるマニュアルの所在情報を基に、前記マニュアルデータ22ヘアクセスし、要求された部分のマニュアルデータを抽出して、要求元の端末装置3へ返信する(図4のステップS14)。端末装置3には、要求した部分のマニュアルが表示され、医師等4は、その内容を閲覧したり、必要に応じて、プリンタから出力を行う(図4のステップS15)。図8は、表示されるマニュアルの一例を示した図である。
以上、指導支援システム1の一利用例に基づいて、その処理手順と内容について説明したが、前述した指導プログラムを要求せずに、前記評価票とマニュアルのみを要求したり、マニュアルのみを要求することもできる。
医師等4は、在宅療法患者の導入指導の終了時や、在宅療法を開始した後の定期的な外来時などに、本指導支援システム1を利用して患者の評価を行い、提供される指導プログラムを基に、当該患者の今後の指導計画を立てる。また、指導支援システム1が、患者毎に、過去の評価結果データを格納し、医師等4からの要求により、それらのデータを時系列にグラフ表示するようにしても良い。これにより、医師等4は、患者の習得状況をより正確に把握することができ、より適正な指導計画を立てることが可能になる。
以上、説明したように、本実施の形態例に係る指導支援システム1を用いることにより、どの病院においても共通の評価に基づく、質の均一な患者指導を行うことができるようになり、また、患者毎に定量的に評価が行われ、各患者毎に適正な指導が行われるようになる。従って、全体として、在宅療法患者に対する指導の質を向上させることが可能となる。更に、患者毎に木目細かい指導計画が立てられ、計画的な予防入院などにより急な長期入院などを減少させることもできるため、ベットの稼動率を高められるなど病棟運営の向上を図ることもできる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
(付記1)ネットワークを介して端末装置と接続され、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導を支援する在宅療法患者の指導支援システムであって、
前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する指導項目に関する質問を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信し、
当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度と実施度を定量的に評価し、
前記評価の結果に基づいて、当該回答を行った患者に対する指導プログラムを生成し、
前記生成した指導プログラムと前記評価の結果を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信する
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
(付記2)付記1において、更に、
前記端末装置から送信されるマニュアル提供要求に応答して、前記マニュアル提供要求で指示されている前記指導項目に関するマニュアルのデータを、前記ネットワークを介して当該端末装置に送信する
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
(付記3)付記1あるいは付記2において、
前記指導プログラムが、前記回答を行った患者に対して指導すべき前記指導項目と、当該指導項目のそれぞれの主治医及び/又は担当者の情報を含んでいる
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
(付記4)付記1乃至付記3のいずれかにおいて、
前記評価の結果が、前記指導項目のそれぞれに対する前記理解度と実施度の評価点によって表されている
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
(付記5)ネットワークを介して端末装置と接続され、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導を支援する指導支援システムにおける在宅療法患者の指導支援方法であって、
前記指導支援システムが、前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する指導項目に関する質問を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信するステップと、
前記指導支援システムが、当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度と実施度を定量的に評価するステップと、
前記指導支援システムが、前記評価の結果に基づいて、当該回答を行った患者に対する指導プログラムを生成するステップと、
前記指導支援システムが、前記生成した指導プログラムと前記評価の結果を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信するステップとを有する
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援方法。
(付記6)ネットワークを介して端末装置と接続されたコンピュータシステムに、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導の支援を実行させる在宅療法患者の指導支援用のコンピュータプログラムであって、
前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する指導項目に関する質問を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信するステップと、
当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度と実施度を定量的に評価するステップと、
前記評価の結果に基づいて、当該回答を行った患者に対する指導プログラムを生成するステップと、
前記生成した指導プログラムと前記評価の結果を、前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信するステップとを前記コンピュータシステムに実行させる
ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援用のコンピュータプログラム。
発明の効果
以上、本発明によれば、在宅医療患者に対して常に均一化された質の高い指導が行えるようになる。また、患者毎に定量的な評価が行われて、患者毎の弱点が明確となるため、これまで以上に適正な指導が行えるようになる。更に、その結果として、患者の突然の入院を減らすことができ、また、指導計画に基づいて患者の入院が計画的に行われることから、ベットの稼動率を高めることができるなど、病棟運営の効率化を図ることができる。
本発明を適用した在宅療法患者の指導支援システムの実施の形態例に係る構成図である。 指導内容データ20の一例を示した図である。 病院マスターデータ21の一例を示した図である。 本指轍援システム1による患者の指導支援の内容を例示したフローチャートである。 指導支援システム1から返信される理解度評価用の質問票の一例を示した図である。 本指導支援システム1が作成する評価票の一例を示した図である。 本指導支援システム1が作成する患者用の指導プログラムの一例を示した図である。 端末装置3に表示されるマニュアルの一例を示した図である。
1 指導支援システム
2 ネットワーク
3 端末装置
4 医師等
10 DBサーバ
11 webサーバ
20 指導内容データ
21 病院マスターデータ
22 マニュアルデータ

Claims (5)

  1. ネットワークを介して端末装置と接続されるコンピューターを備え、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導を支援する在宅療法患者の指導支援システムであって、
    前記コンピューターが、指導項目毎に、指導すべき項目と患者の評価点を関係づけた指導内容データを備えるDBサーバと、前記端末装置にデータを送信する送信手段とを有し、
    前記コンピューターは、前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する前記各指導項目に関する質問を、前記コンピューターに予め備えられる質問票のデータとして、前記送信手段及び前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信し、
    前記コンピューターは、当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度及び/又は実施度を定量的に評価した評価点を求め、前記評価点に基づいて、前記指導内容データに含まれる前記評価点ごとの指導すべき項目のデータを参照して、当該回答を行った患者に対する指導すべき小項目を決定し、当該指導すべき小項目がスケジューリングされた当該患者に対する指導の計画書である指導プログラムを生成し、
    前記コンピューターは、前記生成した指導プログラムと前記評価の結果を、前記送信手段及び前記ネットワークを介して前記要求を送信した端末装置へ送信する
    ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
  2. 請求項1において、更に、
    前記コンピューターは、前記端末装置から送信される、前記各指導すべき小項目に関するマニュアルの送信要求に応答して、前記要求されたマニュアルのデータを抽出し、当該端末装置へ送信する
    ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
  3. ネットワークを介して端末装置と接続されるコンピューターを備え、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導を支援する指導支援システムにおける在宅療法患者の指導支援方法であって、
    前記コンピューターに、指導項目毎に、指導すべき項目と患者の評価点を関係づけた指導内容データを備えるDBサーバと、前記端末装置にデータを送信する送信手段とが備えられ、
    前記コンピューターが、前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する前記各指導項目に関する質問を、前記コンピューターに予め備えられる質問票のデータとして、前記送信手段及び前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信するステップと、
    前記コンピューターが、当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度及び/又は実施度を定量的に評価した評価点を求め、前記評価点に基づいて、前記指導内容データに含まれる前記評価点ごとの指導すべき項目のデータを参照して、当該回答を行った患者に対する指導すべき小項目を決定し、当該指導すべき小項目がスケジューリングされた当該患者に対する指導の計画書である指導プログラムを生成するステップと、
    前記コンピューターが、前記生成した指導プログラムと前記評価の結果を、前記送信手段及び前記ネットワークを介して前記要求を送信した端末装置へ送信するステップとを有する
    ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援方法。
  4. 請求項3において、更に、
    前記コンピューターが、前記端末装置から送信される、前記各指導すべき小項目に関するマニュアルの送信要求に応答して、前記要求されたマニュアルのデータを抽出し、当該端末装置へ送信するステップを有する
    ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援方法。
  5. ネットワークを介して端末装置と接続されるコンピューターを備え、前記端末装置を介して在宅療法を受ける患者に対する指導を支援する在宅療法患者の指導支援システムであって、
    前記コンピューターが、指導項目毎に、指導すべき項目と患者の評価点を関係づけた指導内容データを備えるDBサーバと、前記端末装置にデータを送信する送信手段とを有し、
    前記コンピューターは、前記端末装置から送信される要求に応答して、前記患者に対する前記各指導項目に関する質問を、前記コンピューターに予め備えられる質問票のデータとして、前記送信手段及び前記ネットワークを介して当該端末装置へ送信し、
    前記コンピューターは、当該端末装置から送信される前記質問に対する回答に基づいて、当該回答を行った患者の前記指導項目に関する理解度及び/又は実施度を定量的に評価した評価点を求め、前記評価点に基づいて、前記指導内容データに含まれる前記評価点ごとの指導すべき項目のデータを参照して、当該回答を行った患者に対する指導すべき小項目を決定し、当該指導すべき小項目がスケジューリングされた当該患者に対する指導の計画書である指導プログラムを生成して当該端末装置へ送信し
    前記指導内容データは、前記端末装置からの要求に応答して前記コンピューターが前記指導すべき小項目に関するマニュアルを送信できるように、前記指導すべき小項目毎にマニュアルの所在情報を有する
    ことを特徴とする在宅療法患者の指導支援システム。
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