JP5231898B2 - 圧力測定装置、圧力測定方法およびこれを実行するプログラム - Google Patents

圧力測定装置、圧力測定方法およびこれを実行するプログラム Download PDF

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本発明は物体に流れる流体により物体の表面に加わる圧力を測定する圧力測定技術に関する。
物体に空気等の流体の流れが加わる場合には、その流れによって物体の表面の各部位には圧力が加わることになり、流体によって物体全体に流体力が加わることになる。流体力が加わる各種物体の形状や構造を設計するためには、物体表面に加わる圧力を正確に測定する必要がある。例えば、自動車部品のうちワイパアームやドアミラー等のように走行時に走行風にさらされる部材や、ファンや風車のブレードなどのように駆動時に流体力が作用する部材を設計する際には、これらの部材に対して流体により加わる圧力と流体力とを測定する必要がある。
物体表面の圧力計測を行うために、特許文献1に記載されるように、圧力孔による圧力計測方法がある。この計測方法においては、計測対象物の表面にその内部に形成された空洞に連通させて多数の圧力孔を形成し、計測対象物に向けて流体を供給した状態のもとで、各圧力孔の圧力を速力計測装置によって計測するようにしている。また、感圧塗料による物体表面の圧力測定方法があり、この方法は感圧塗料に加わる圧力によって発光輝度が変化することから計測対象物の表面全体の圧力計測を行うときに使用されている。一方、流体力を計測する方法としては、測定対象物を六分力計に固定して流体力を計測する方法がある。
特開2006−299818号公報 Near-Wall Velocity Measurement over an Airfoil by PIV(Journal of Visualization Vol.10 No.2 April 2007,157-158)
上述した圧力孔による圧力計測方法は、計測対象物に多数の圧力孔を設ける必要があり、測定対象物の加工が難しく、計測時間を要するだけでなく、圧力孔の位置によっては計測対象物の表面に沿って流れる流体の流れを乱す可能性があり、計測精度を高めることができないという問題点がある。また、感圧塗料による物体表面の圧力計測方法は、表面全体の圧力計測が可能であるが、流速30m/s以下の低速領域では計測精度が悪いだけでなく、周囲温度によって計測誤差が発生し、時間応答性が悪いという問題点がある。一方、六分力計を用いると計測対象物全体の流体力の測定は可能であるが、表面の局所的な圧力を測定することができないという問題点がある。
計測対象物の表面に沿って流れる流体により計測対象物の表面に加わる圧力を非接触式に計測するために、上記非特許文献1に記載されるように粒子画像流速測定法(PIV)が提案されている。この方法は計測対象物に向けて流れる流体の流速から計測対象物の圧力分布を演算する方法であり、これまでに提案されている粒子画像流速測定法では、計測対象物の近傍における測定結果の速度ベクトルに修正を施す必要があり、この速度ベクトル修正のために数値計算が必要となっており、その解析に時間がかかっている。
本発明の目的は、短時間で被測定物に向けて流れる流体によって被測定物の表面に加わる圧力を測定し得るようにすることにある。
本発明の圧力測定装置は、被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像に基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定する圧力測定装置であって、前記撮影領域の可視化粒子画像を撮影する撮影手段により得られた可視化粒子画像データを記憶する画像記憶手段と、前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算手段と、前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算手段と、前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算手段と、前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算手段と、前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示する表示部とを有することを特徴とする。
本発明の圧力測定装置において、前記撮影手段は、前記被測定物の周囲の広範囲領域画像を撮影する広範囲領域撮影手段と、前記被測定物の境界面を含む近傍領域画像を撮影する近傍領域撮影手段とを有することを特徴とする。また、本発明の圧力測定装置において、前記画像記憶手段は前記可視化粒子画像を時間差を持って複数枚の可視化粒子画像を記憶し、前記速度場データ演算手段は前記広域領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とをそれぞれ時間平均速度場の値に基づいて前記速度場データを演算することを特徴とする。
本発明の圧力測定方法は、被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像に基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定する圧力測定方法であって、前記撮影領域の可視化粒子画像を撮影手段により撮影する撮影ステップと、撮影された前記可視化粒子画像データを記憶手段に格納する画像データ記憶ステップと、前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算ステップと、前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算ステップと、前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算ステップと、前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算ステップとを有し、前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示部に表示することを特徴とする。
本発明の圧力測定方法において、前記撮影手段は、前記被測定物の周囲の広範囲領域画像を撮影する広範囲領域撮影手段と、前記被測定物の境界面を含む近傍領域画像を撮影する近傍領域撮影手段とを有することを特徴とする。また、本発明の圧力測定方法において、前記画像記憶手段は、前記可視化粒子画像を時間差を持って複数枚の可視化粒子画像を記憶し、前記速度場データ演算手段は前記広域領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とをそれぞれ時間平均速度場の値に基づいて前記速度場データを演算することを特徴とする。
本発明の圧力測定方法を実行するコンピュータが実行可能なプログラムは、被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像データに基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定するためのコンピュータが実行可能なプログラムであって、前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算ステップと、前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算ステップと、前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算ステップと、前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算ステップと、前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示する圧力表示ステップとを備えることを特徴とする。本発明の圧力測定方法を実行するコンピュータが実行可能なプログラムは、広範囲領域画像速度場演算ステップは複数の広範囲領域画像の速度場を平均して時間平均速度場に基づいて速度場データを演算し、近傍領域画像速度場演算ステップは複数の近傍領域画像の速度場を平均した時間平均速度場に基づいて速度場データを演算することを特徴とする。
本発明によれば、被測定物に流れる流体に含まれる可視化粒子画像のうち被測定物周囲の画像データを解析して広範囲領域画像の速度場を演算する一方、被測定物の境界面を含む近傍領域画像の速度場については画像データを境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて演算し、それぞれの速度場に基づいて被測定物の表面とその周囲の速度場データを演算するようにしたので、短時間で速度場データを演算することができる。この速度場データに基づいて圧力場を演算することにより、圧力場の演算を迅速に行うことができる。
広範囲領域画像と近傍領域画像とを別々の撮影手段により同時に撮影するようにしても良く、1台の撮影手段により広範囲領域と近傍領域とを順次撮影するようにしても良く、同時に撮影するようにしても良い。
広範囲領域と近傍領域のそれぞれの速度場を複数の速度場を平均した時間平均速度場に基づいて速度場データを演算するようにしても良く、それぞれの領域画像を瞬間の速度場に基づいて演算するようにしても良い。瞬間の速度場から圧力場を演算するようにすると、圧力場の変動状態を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である圧力測定装置を示す一部切欠き斜視図である。
圧力測定装置は、被測定物10が配置される風洞11を有しており、風洞11内を流れる空気により被測定物10の表面に加わる圧力と流体力を測定する。図1においては、被測定物10として二次元翼モデルが示されており、このモデルは透明なアクリル製の素材により形成されている。風洞11も同様に透明の板材により形成されている。風洞11内には図示しない送風機から空気が供給されるようになっており、空気の流速は任意に設定される。風洞11の流入口には、スモークジェネレータつまり煙粒子発生装置12が配置されており、この煙粒子発生装置12からは粒径が1μm程度の可視化粒子Pが風洞11内に供給される。これにより、風洞11内の測定領域には可視化粒子Pを含む空気が矢印で示すように流れるようになっている。
風洞11には、被測定物10に対して撮影領域を形成するために、レーザ発生装置13が光源として設けられており、このレーザ発生装置13としては、イットリウムアルミニウムガーネットを母体とし、Ndイオンを活性媒体とするYAGレーザが用いられている。レーザ発生装置13からはシート状となったレーザ光が被測定物10に向けて照射され、被測定物10の特定部位に断面形状の撮影領域が映し出されるようになっている。
レーザ光が照射された撮影領域の画像を撮影するために、圧力測定装置は撮影手段としてのCCDカメラ14を有しており、CCDカメラ14には画像撮影時のノイズを最小限にするためにテレセントリックレンズが使用されている。このCCDカメラ14は支持台15に風洞11内の空気の流れ方向に移動自在となった支柱16に対して図1において上下方向に移動自在に装着されている。したがって、CCDカメラ14は図1に矢印Xで示すように空気の流れ方向に沿う方向と、矢印Yで示すように流れに対して直角方向とに移動自在となっており、CCDカメラ14は図示しないカメラ移動装置によって撮影領域の二次元平面に沿って移動するようになっている。
図2は圧力測定装置の制御回路を示すブロック図である。レーザ発生装置13によりレーザ光の照射に同期させてCCDカメラ14を作動させるために、機器制御部21により制御されるパルスジェネレータ22からはレーザ発生装置13とCCDカメラ14とに同期信号が送られるようになっている。機器制御部21からはカメラ移動装置23に制御信号が送られて、CCDカメラ14は撮影領域の各部位の画像を撮影する。パルスジェネレータ22からの同期信号によってレーザ発生装置13からは、例えば5〜10μS(秒)の時間差でレーザ光が被測定領域に照射され、CCDカメラ14によってこの時間内における可視化粒子の移動画像が撮影される。フレームグラバ24には演算プログラムが格納されたCD等の記憶媒体が装着される外部入力装置26が設けられており、圧力測定方法を実行するコンピュータによって実行可能なプログラムが外部入力装置26からフレームグラバ24に入力されるようになっている。
CCDカメラ14により撮影された画像はフレームグラバ24に送られるようになっている。フレームグラバ24は、演算プログラム、演算式およびデータ等が格納されるメモリであるROMと、一時的にデータを格納するメモリであるRAMと、メモリに格納された画像データに基づいて演算処理を行うマイクロプロセッサCPUとを有しており、マイクロコンピュータの機能を有している。フレームグラバ24の演算結果は表示部25に送られて圧力分布データが表示部25に出力される。図2に示すように、フレームグラバ25に設けられたメモリ27はCCDカメラ14に撮影された画像を記憶するための記憶手段を構成し、演算部28は演算手段を構成している。
図3は被測定物10の撮影領域における可視化粒子画像の撮影範囲を示す概略図である。CCDカメラ14によって、被測定物10の周囲の広範囲領域画像Aと、被測定物10と周囲との境界部つまり被測定物10の表面を含み、広範囲領域よりも狭い範囲の近傍領域画像Bとについて撮影が行われ、それぞれ可視化粒子画像が撮影される。図3には、8箇所の広範囲領域画像Aを示し、18箇所の近傍領域画像Bを示しており、それぞれの画像がCCDカメラ14によって順次撮影される。それぞれの画像データはフレームグラバ24のメモリ27に格納される。なお、広範囲領域画像Aの撮影箇所は8箇所に限られず、近傍領域画像Bの撮影箇所についても18箇所に限られず、それぞれ任意の箇所数とすることができる。
1台のCCDカメラ14によりそれぞれの領域画像を撮影するには、CCDカメラ14を移動させて各領域に焦点を合わせることになる。ただし、広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bとを別々のCCDカメラにより撮影することも可能であり、その場合には2台のCCDカメラが使用されることになり、一方のCCDカメラは広範囲領域撮影手段となり、他方のCCDカメラは近傍領域撮影手段を構成する。一方、画素数の多いCCDカメラによって全ての領域を含む1枚の画像を取り込んで、各領域毎に画像を分割するようにしても良い。
それぞれの広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bには、複数の可視化粒子の移動前後の粒子画像が撮影されており、メモリに格納されたそれぞれの画像データを粒子画像流速測定法、つまりPIV(Particle Image Velocimetry)により粒子の速度ベクトルを演算することにより速度場データが求められる。速度場データは移動前後の対をなす2つの可視化粒子の画像からu方向(横方向)とv方向(縦方向)の二次元方向について求められる。速度場データとしては、広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bとを1駒画像としてそれぞれの画像内における可視化粒子の速度場データを求めるようにした瞬間速度場を求める方式と、それぞれを複数の画像駒として時間平均速度場データを求める方式とがあり、複数の画像駒は例えば5Hz程度の周期で撮影される。いずれの方式においても、速度場データから被測定物10の表面に流体により加わる圧力場を演算する。
図4はCCDカメラ14により撮影された広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bとに基づいて圧力場を演算するまでの演算アルゴリズムを示すメインフローチャートである。図5(A)は図4に示された広範囲領域画像の速度場演算ステップのサブルーチンを示すフローチャートであり、図5(B)は図4に示された近傍領域画像の速度場演算ステップのサブルーチンを示すフローチャートである。これらの演算アルゴリズムは、マイクロコンピュータとしての機能を有するフレームグラバ24に格納されたプログラムにより実行される。
撮影開始スイッチの操作がステップS1において判定されると、CCDカメラ14により図3に示された8箇所の広範囲領域画像Aと、18箇所の近傍領域画像BとがステップS2およびステップS3において撮影されて、それぞれの領域について移動前後で対をなす多数の粒子画像のデータがフレームグラバ24のメモリに格納される。上述のように時間平均速度場データを用いる場合には、それぞれの広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bとについて所定時間毎に複数枚の可視化粒子画像が撮影されてそれぞれの画像データがメモリに格納される。それぞれの広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bを自動的に撮影する際には、カメラ移動装置23によってCCDカメラ14は自動的に移動制御される。ただし、外部から操作パネルのキー操作によりCCDカメラ14を所定の位置に移動させた後に撮影開始スイッチの操作によって画像を撮影するようにしても良い。
メモリに格納された広範囲領域画像データに基づいてステップS4において広範囲領域の速度場が演算され、ステップS5において近傍領域の速度場が演算される。広範囲領域の速度場を演算するには、まず、図5(A)のステップS41に示すように、メモリに格納された画像データを読み込み、ステップS42においてPIV解析のアルゴリズムを実行することによってステップS43において速度場が演算されて演算結果がメモリに格納される。PIV解析のアルゴリズムを実行する際には、それぞれの広範囲領域画像Aにおける画像データ内の対をなす粒子画像に対して、直接相互相関法およびサブピクセル解析を行うことにより、高精度の速度場データを演算することができる。速度場データとして、時間平均速度場データを求める場合には、複数枚の広範囲領域画像Aの画像データについてPIV解析を行って平均値を求めて時間平均速度場データを求めることになる。
一方、近傍画領域画像Bの速度場を演算するには、ステップS51においてメモリに格納された画像データを読み込み、ステップS52において画像変形処理を行った後にステップ53においてPIV解析を行う。PIV解析を行った後にはステップS54で逆変換処理を行ってから速度場データをステップS55において演算してその結果をメモリに格納する。このように近傍領域画像Bの速度場を演算する際には、広範囲領域画像Aが空間部分の画像であるのに対して、近傍領域画像Bは被測定物10の一部を含む画像であるので、画像変形処理を行うことにより被測定物10の一部が含まれる近傍領域画像Bから可視化粒子の速度場を求めることができる。
図6は近傍領域画像Bの画像データについての画像変形の概念を示す概略図である。近傍領域画像Bには図6(A)に示すように被測定物10の一部が含まれており、被測定物10とその周囲との境界面における速度場データを演算するには、被測定物10の湾曲した境界面とこれに沿った曲線とを2辺とし、境界面に垂直な辺を他の2辺とする範囲を近傍領域画像Bのデータから切り出して、その切り出された画像データを図6(B)に示すように四辺形に画像変形処理する。これにより、画像変形された四辺形の画像データには被測定物10の画像が除かれて可視化粒子のみを含む近傍領域画像が抽出される。このように、画像変形処理された図6(B)に示す画像データをPIV解析することによって被測定物10の表面つまり被測定物10と周囲空間との境界面の速度場を求めることができる。
図6(C)は、図6(A)に示されるように切り出された画像輝度情報を図6(B)に示すように四辺形に変形するための補間式の概念を示す図であり、切り出された近傍領域画像Bの画像輝度情報における特定の可視化粒子の位置であるI(x,y)は、図6(A)における格子状に設定されたI(x,y)の周囲座標の4つの位置の輝度情報(I(0,0),I(0,1),I(1,0))から補間式により求められる。
このように画像変形処理を行うことによって被測定物10の画像を含む近傍領域画像のデータからPIV解析が可能となり、PIV解析を実行することによってそれぞれの近傍領域画像Bの画像データから境界面の速度場データが演算される。ステップS53のPIV解析で得られた速度場データは、画像変形処理された画像データに基づいて得られているので、可視化粒子の流れ方向は実際の方向とは相違している。そこで、元の湾曲した境界面の速度場データを得るために、ステップS54で逆変換処理が行われる。逆変換処理を行うことにより、境界面の実際の速度場データがステップS55で演算されて演算結果がメモリに格納される。
近傍領域画像Bについても、その速度場データとして、時間平均速度場データを求める場合には、複数枚の近傍領域画像Bの画像データについてPIV解析を行って平均値を求めて時間平均速度場データを求めることになる。
図3に示した場合には、8箇所の広範囲領域画像Aの全てについてそれぞれの画像の中の粒子の速度と方向とが速度場データとして記憶され、同様に18箇所の近傍領域画像Bの全てについて境界面における粒子の速度と方向とが速度場データとして記憶される。このように、被測定物10から離れた空間における粒子の速度場データである広範囲領域画像Aの速度場を求めることによって、演算式を用いた境界面の圧力場を演算することができる。
ステップS43で求められた広範囲領域の速度場と、ステップS55で求められた近傍領域の速度場とをステップS6において補間処理することにより、ステップS7において速度場データが演算される。ステップS6において速度データの補間処理を行うのは、広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bはそれぞれ別々の画像であり、しかも、得られる速度場データとそれに基づいて圧力場を演算するための圧力演算の計算点とは異なるので、これらの全ての速度場データをいわば1枚の速度場データとして整合させるとともに整合させた速度場データから被測定物周囲の速度場の演算を行うためである。
このように広範囲領域の速度場と、近傍領域の速度場とが合成された全体の速度場データに基づいてステップS8において圧力場が演算され、ステップS9において流体力が演算される。圧力場を演算するには、まず、その基礎式として、二次元定常流れにおけるナビエ・ストークスの方程式と連続の式を用いる。
ナビエ・ストークスの方程式は、以下の式(1-1),(1-2)で示され、連続の式は以下の式(2)で示される。
Figure 0005231898
Figure 0005231898
式(1-1),(1-2)において、ρは空気の密度であり、μは空気の粘度である。uは可視化粒子Pの横方向の速度であり、vは可視化粒子Pの縦方向の速度であり、u,vの値はステップS7において演算された速度場データにより求められている。
式(1-1),(1-2)をx,yでそれぞれ偏微分し、足し合わせて連続の式を考慮すると、ナビエ・ストークスの方程式は、以下の式(3-1)に示すようにポアソン方程式となる。
Figure 0005231898
図7は上記式(1-1)における(δu/δx)の算出方法を示す模式図である。図7に示すように、求める速度データui,jのx方向に隣り合う2つの速度データui+1,jとui-1,jの速度差をこれらの間の距離2Δxで割ると、式(3-2)に示すように(δu/δx)が求められる。これを偏微分することにより、式(3-3)に示すように(δ2u/δx2)が求められる。式(1-1)における(δu/δy)および(δ2u/δy2)についても同様にして求められ、これらの値を式(1-1)に代入することにより、その値が演算される。式(1-2)における(δv/δx),(δv/δy),(δ2v/δx2)および(δ2v/δy2)についても同様にして求められる。
したがって、式(3-1)に示されたポアソン方程式は、式(3-4)に示す圧力に関するポアソン方程式として示される。この式の右辺は全てp(圧力)となっており、式(3-1)と式(3-4)が等しいことから、圧力と速度の関係が求められる。
上述のように、広範囲領域画像Aと近傍領域画像Bの速度場データとして、時間平均速度場データを求めた場合には、上記式(3-1)に乱流項を加えることにより、演算精度を高めている。式(3-1)に乱流項を加えると、乱流項を考慮したポアソン方程式は以下の式(4)のように示される。
Figure 0005231898
被測定物10の境界面の圧力を求めるために、次式(5)で示されるノイマン境界条件式からなる境界条件が設定される。
Figure 0005231898
上述した式(3-1)(4)に示す圧力に関するポアソン方程式を用いて圧力場を演算するには、一般座標系に適用するために、物理平面を計算平面に写像する必要がある。そのため、物理座標(x,y)をチェイン・ルールに基づいて一般曲線座標(ξ,η)に変換する。物理平面と計算平面との関係を模式的に示すと、図8の通りである。速度場データは物理平面におけるデータであり、そのままの条件で速度場データから圧力場データを演算することができないので、計算平面に写像することになる。一般曲線座標には、以下の式(6)〜(10)により変換される。
Figure 0005231898
Figure 0005231898
Figure 0005231898
Figure 0005231898
Figure 0005231898
上記式(6)におけるJは式(7)で示される係数であり、Sは写像するための変形式である。式(6)におけるq12等は式(9-1)〜(9-4)に示され、式(8)におけるξx等は式(10-1)〜(10-4)に示されている。
以上を逐次過緩和法(SOR法)による反復計算を用いて圧力場を演算する。SOR法は加速パラメータwを導入して繰り返し計算を行うものであり、w=1とした時は、ガウス−サイデル法にあたるので、wを適当に選ぶことにより一桁早く収束させ、計算時間を短縮化することも可能である。
算出された圧力場は以下の式(11-1)により示される。式(11-1)において、Cpは圧力係数であり、U0は主流速度であり、pは圧力値であり、p0は外側の圧力値である。式(11-1)は式(11-2)に示すように、圧力pを示す式に書き換えられる。
Figure 0005231898
図9は式(11-1)により求められた圧力係数Cpにより示される被測定物10の周囲の圧力分布図である。圧力分布図は、フレームグラバ24に設けられたキー操作が作業者により行われると、ステップS10おいてYESと判定されて、ステップS11においてフレームグラバ24に接続された表示部25に、被測定物10の周囲の圧力を色分けして表示される。図10は圧力係数Cpにより示される被測定物10の表面の圧力分布図であり、この圧力分布図もフレームグラバ24に接続された表示部25に表示される。表示部25に図9に示す圧力分布図と、図10に示す圧力分布図のいずれを表示するかは、キー操作により選択される。
図9および図10に示す被測定物10は、翼モデルであり、翼迎角が6°で、主流速度U0が30m/sである。図9に示されるように、表示部25に表示される画面の色彩から、被測定物10の翼前縁上面は負圧領域となっていることが確認できる。また、図10に示されるように、従来の圧力孔を用いた測定結果と比較すると、乱流項を加味した式(4)により圧力を演算する方が、乱流項を加えない式(3-1)により圧力を求める場合よりも圧力孔を用いた測定結果の値に近くなることが分かる。しかも、圧力孔を用いた測定に比して被測定物10の表面全体の圧力を求めることができる。
上述のように、広範囲領域画像の速度場と近傍領域画像の速度場とを複数の速度場を平均した時間平均速度場に基づいて速度場データを演算することなく、瞬間の速度場から演算するようにすると、被測定物10に作用する圧力場の変動状態を測定することができる。その場合には圧力場の変化は表示部25に表示される。
被測定物10の表面に加わる圧力結果をx方向とy方向について分解して積分すると、空気により被測定物10に加えられる流体力として、揚力Lと抗力Dとを以下のように演算することができる。この演算結果は表示部25に数値表示される。
Figure 0005231898
式(12-1),(12-2)において、θは被測定物である翼の表面の接線方向の角度であり、dsは圧力pが作用する翼表面の微小面積である。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、実施の形態においては被測定物10を風洞11内に配置して風洞11内を流れる空気の速度場から空気により被測定物11に加わる圧力を測定するようにしているが、液体の流れの中に被測定物を配置して液体の速度場から圧力を測定するようにしても良い。
本発明の一実施の形態である圧力測定装置を示す一部切欠き斜視図である。 圧力測定装置の制御回路を示すブロック図である。 被測定物の撮影領域における可視化粒子画像の撮影範囲を示す概略図である。 CCDカメラにより撮影された広範囲領域画像と近傍領域画像とに基づいて圧力場を演算するまでの演算アルゴリズムを示すメインフローチャートである。 (A)は図4に示された広範囲領域画像の速度場演算ステップのサブルーチンを示すフローチャートであり、(B)は図4に示された近傍領域画像の速度場演算ステップのサブルーチンを示すフローチャートである。 (A)〜(C)は近傍領域画像の画像データについての画像変換の概念を示す概略図である。 式(1-1)における(u/x)の算出方法を示す模式図である。 物理平面と計算平面との関係を模式的に示す概略図である。 圧力係数により示される被測定物の周囲の圧力分布図である。 圧力係数により示される被測定物の表面の圧力分布図である。
符号の説明
10 被測定物
11 風洞
12 煙粒子発生装置
13 レーザ発生装置
14 CCDカメラ
24 フレームグラバ
25 表示部
27 メモリ(記憶手段)
28 演算部(演算手段)

Claims (8)

  1. 被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像に基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定する圧力測定装置であって、
    前記撮影領域の可視化粒子画像を撮影する撮影手段により得られた可視化粒子画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算手段と、
    前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算手段と、
    前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算手段と、
    前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算手段と、
    前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示する表示部とを有することを特徴とする圧力測定装置。
  2. 請求項1記載の圧力測定装置において、前記撮影手段は、前記被測定物の周囲の広範囲領域画像を撮影する広範囲領域撮影手段と、前記被測定物の境界面を含む近傍領域画像を撮影する近傍領域撮影手段とを有することを特徴とする圧力測定装置。
  3. 請求項1または2記載の圧力測定装置において、前記画像記憶手段は前記可視化粒子画像を時間差を持って複数枚の可視化粒子画像を記憶し、前記速度場データ演算手段は前記広域領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とをそれぞれ時間平均速度場の値に基づいて前記速度場データを演算することを特徴とする圧力測定装置。
  4. 被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像に基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定する圧力測定方法であって、
    前記撮影領域の可視化粒子画像を撮影手段により撮影する撮影ステップと、
    撮影された前記可視化粒子画像データを記憶手段に格納する画像データ記憶ステップと、
    前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算ステップと、
    前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算ステップと、
    前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算ステップと、
    前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算ステップとを有し、
    前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示部に表示することを特徴とする圧力測定方法。
  5. 請求項4記載の圧力測定方法において、前記撮影手段は、前記被測定物の周囲の広範囲領域画像を撮影する広範囲領域撮影手段と、前記被測定物の境界面を含む近傍領域画像を撮影する近傍領域撮影手段とを有することを特徴とする圧力測定方法。
  6. 請求項4または5記載の圧力測定方法において、前記画像記憶手段は前記可視化粒子画像を時間差を持って複数枚の可視化粒子画像を記憶し、前記速度場データ演算手段は前記広域領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とをそれぞれ時間平均速度場の値に基づいて前記速度場データを演算することを特徴とする圧力測定方法。
  7. 被測定物に可視化粒子を含む流体を流した状態のもとで、前記被測定物に光源から照射される光により形成される撮影領域の可視化粒子画像データに基づいて前記被測定物の表面に加わる圧力を測定するためのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記可視化粒子画像データのうち前記被測定物の周囲の画像データの解析に基づいて広範囲領域画像の速度場を演算する広範囲領域画像速度場演算ステップと、
    前記可視化粒子画像のうち前記被測定物の境界面を含む画像データを前記境界面に沿った画像データに変形した状態における画像データに基づいて近傍領域画像の速度場を演算する近傍領域画像速度場演算ステップと、
    前記広範囲領域画像の速度場と前記近傍領域画像の速度場とに基づいて前記被測定物の表面とその周囲の速度場データを算出する速度場データ演算ステップと、
    前記速度場データに基づいて前記被測定物に前記流体により加わる圧力場を演算する圧力場演算ステップと、
    前記圧力場に基づいて前記被測定物の周りの圧力分布状態を表示する圧力表示ステップとを備えることを特徴とする圧力測定方法を実行するコンピュータが実行可能なプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムにおいて、広範囲領域画像速度場演算ステップは複数の広範囲領域画像の速度場を平均して時間平均速度場に基づいて速度場データを演算し、近傍領域画像速度場演算ステップは複数の近傍領域画像の速度場を平均した時間平均速度場に基づいて速度場データを演算することを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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