JP5231483B2 - ダイヤル錠およびクリック用板バネ - Google Patents
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Description
更に、本発明に係るダイヤル錠は、前記ダイヤル錠は、前記錠本体に支持される軸部材を備え、前記錠本体は、外部から前記軸部材が軸方向に挿入される錠本体軸孔または錠本体軸穴を有し、前記ダイヤル部材は、外部から前記軸部材が軸方向に挿入されるダイヤル軸孔を有し、前記ダイヤル部材は、前記軸部材を回転軸とし、前記ダイヤル部材は、前記ダイヤル収納部に収納後、前記軸部材を、前記錠本体の外側から、前記錠本体軸孔、前記ダイヤル軸孔、前記錠本体軸孔または前記錠本体軸穴の順に挿入することにより、前記錠本体に回転可能に取り付けられ、前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記軸部材を前記錠本体と前記ダイヤル部材から抜去することによることを特徴とすることが出来る。
ダイヤル収納部となる陥凹部を形成する錠本体の壁の厚みが4〜5mm程度さえあれば、その厚みの間に、図2〜図3に示す板バネ取り付け部を形成することが可能であり、図5に示す様に、ダイヤル収納部となる陥凹部を形成する壁の外側面の側から、陥凹部の側である内側面の側へ向けて、クリック用板バネを板バネ取り付け部に押し込むだけで、クリック用板バネを板バネ取り付け部に装着可能となり、ダイヤル収納部の側から、クリック用板バネの板バネ取り付け部に対する係止を外すことにより、板バネ取り付け部からのクリック用板バネの取り外しが可能となる。
また、上述の構造を有する、図1〜図15に示すダイヤル錠10において、クリック用板バネの板バネ取り付け部からの取り外しは、ダイヤル収納部にダイヤル部材が収納されていない状態でなければ、ダイヤル部材が妨げとなり不可能となる。
(1)上述のクリック用板バネと板バネ取り付け部を有するダイヤル錠の構造。
(2)特許第3987567号公報で開示されている、解錠時には、係止部材を施錠部位から抜去した後、錠本体からダイヤル部材の回転軸となる軸部材を抜去することにより、錠本体と、ダイヤル部材と、軸部材とを分解可能で、施錠時には、係止部材をダイヤル部材で係止して施錠することにより、軸部材を係止部材で錠本体にロックすることで、分解不可能となるダイヤル錠の構造。
(3)特許第4363577号公報で開示されている、複数の錠本体形成部材をスライド式に組み立てて錠本体を形成し、錠本体のダイヤル収納部にダイヤル部材を収納した後に、錠本体とダイヤル部材が備える軸部材を挿入する為の孔または穴に軸部材を挿入して、軸部材を錠本体形成部材の間に跨らせることにより、軸部材あるいはダイヤル部材をスライド留め部材として機能させるダイヤル錠の構造。
(1)本発明の図1〜図15に示すダイヤル錠10の様に、軸部材を有するダイヤル錠。
(2)特許第3987567号公報の図61A、図61B(a)のダイヤル錠の様に、軸部材がなく、ダイヤル収納部にダイヤル部材を収納後、ダイヤル収納部からダイヤル部材が取り出せないように、ネジ式の副部材で蓋をすることで組み立てることが可能なダイヤル錠。
(3)特許第3987567号公報の図61B(b)〜図61B(d)、図61C(a)〜図61C(d)のダイヤル錠の様に、軸部材がなく、ダイヤル収納部にダイヤル部材を収納後、ダイヤル収納部からダイヤル部材が取り出せないように、差し込み式の副部材で蓋をすることで組み立てることが可能なダイヤル錠。
(4)特許第3987567号公報の図61C(e)のダイヤル錠の様に、軸部材と差し込み式の副部材を有するダイヤル錠。
(1)錠本体上部と錠本体下部をスライド式に組み立てて錠本体を形成する。
(2)錠本体の係止部材取付孔にダイヤル収納部の側から係止部材を挿入することにより係止部材を取り付ける。
(3)錠本体のダイヤル収納部にダイヤル部材を装填する。
(4)錠本体の錠本体軸孔およびダイヤル部材のダイヤル軸孔に軸部材を挿入することによりダイヤル部材を回転可能に錠本体に取り付ける。
(5)ダイヤル部材を解錠位置に回転させる。
(6)錠本体と軸部材とダイヤル部材から成る施錠部に係止部材を挿入する。
(7)ダイヤル部材を施錠位置に回転して施錠する。
(1)施錠時には、係止部材がダイヤル部材によりロックされて抜去できなくなる。
(2)軸部材の錠本体に対する挿抜方向とは異なる方向に係止部材が軸部材と錠本体とに跨って存在する為に軸部材もロックされて、軸部材が錠本体から抜き出せなくなる。
(3)軸部材が錠本体から抜き出せないので、ダイヤル部材のダイヤル収納部からの取り出しが不可能となる。
(4)係止部材がダイヤル部材によりロックされている上に、ダイヤル部材がダイヤル収納部から取り出せないので、係止部材が係止部材取付部から抜き出せなくなる。
(5)軸部材および係止部材が妨げとなり、錠本体をスライドさせて錠本体上部と錠本体下部に分解できなくなる。
(1)ダイヤル部材による係止部材のロックを解除する。
(2)施錠部から係止部材を抜去する。
(3)錠本体とダイヤル部材から軸部材を抜去する。
(4)(ダイヤル部材を錠本体に取り付けていた軸部材がなくなるので、)ダイヤル部材をダイヤル収納部から取り出す。
(5)ダイヤル収納部の側から係止部材を抜去して、錠本体から係止部材を取り去る。
(6)(軸部材の抜去、ダイヤル部材の取り出し、および係止部材の抜去により妨げがなくなるので、)錠本体をスライドさせて錠本体上部と錠本体下部に分解し、ダイヤル錠の分解が完成する。
つまり、本発明に係るクリック用板バネと板バネ取り付け部の構造を備えるダイヤル錠は、また、前記ダイヤル収納部は、前記ダイヤル部材を出し入れする為のダイヤル部材装填口を有し、前記ダイヤル錠は、前記ダイヤル収納部に前記ダイヤル部材を収納後、前記ダイヤル部材装填口に蓋をして、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り出せないようにする為のネジ式の副部材を備え、前記ネジ式の副部材は、前記ダイヤル部材装填口に対して、ネジ式に着脱が可能であり、前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記ネジ式の副部材を前記ダイヤル部材装填口から取り外すことにより可能であることを特徴としても良い。
つまり、本発明に係るクリック用板バネと板バネ取り付け部の構造を備えるダイヤル錠は、また、前記ダイヤル収納部は、前記ダイヤル部材を出し入れする為のダイヤル部材装填口を有し、前記ダイヤル錠は、前記ダイヤル収納部に前記ダイヤル部材を収納後、前記ダイヤル部材装填口に蓋をして、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り出せないようにする為の差し込み式の副部材を備え、前記差し込み式の副部材は、前記ダイヤル部材装填口に対して、着脱が可能であり、前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記差し込み式の副部材を前記ダイヤル部材装填口から取り外すことにより可能であることを特徴としても良い。
なお、係止部材400は複数の係止用凸部403を有している。
次に、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210、ダイヤル部材220は、係止部材400の有する係止用凸部403を係止することにより施錠を可能とする部材であり、軸部材300は、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を、回転可能に錠本体100に取り付ける為の部材である。
また、係止部材400は複数の係止用凸部403を有しており、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210またはダイヤル部材220の内の少なくとも1つにより、任意の係止用凸部403が係止されることにより、係止部材400は、錠本体100、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210、ダイヤル部材220、軸部材300から成る施錠部から、挿抜不可能となる部材である。
なお、係止部材400の両端の内の一端は錠本体100に取り付けられており、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210、ダイヤル部材220が解錠回転位置にある状態で、係止部材400の両端の内の他端を施錠部に挿入した後、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220の内の少なくとも1つを回転させて、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210またはダイヤル部材220の内の少なくとも1つを施錠回転位置にすることにより、係止部材400の有する係止用凸部403は、施錠回転位置にあるダイヤル部材で係止することが可能となる。
また、クリック用板バネ500は、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220の各々の所定の回転位置において、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を節度停止させる為の部材である。
このダイヤル錠10は、ペットボトルなどの容器に対して、キャップ(蓋)をした部分の上から網目状のネットを被せて、ネットの複数の網目の孔の中を縫うようにして係止部材400を通してから、キャップ(蓋)の下のくびれた部分を締め付ける様にして施錠することが可能なダイヤル錠であり、くびれのある容器への毒物などの混入を防止することが可能な錠である。
なお、図3は、錠本体下部100Bの構造を分かりやすくする為に、図2に比べて拡大した図となっている。
また、板バネ取り付け部108は、板バネ基部用スペース108a、クリック脚用貫通孔108b、クリック脚用貫通孔118b、クリック脚用貫通孔128b、装着脚用貫通孔108c、装着脚用貫通孔118cを備えている。
更に、クリック脚用貫通孔118bは、前壁118baと後壁118bpを有しており、クリック脚用貫通孔128bも、前壁と後壁128bpを有しているが、クリック脚用貫通孔128bの前壁の符号による図示は省略している。同様に、クリック脚用貫通孔108bも、前壁と後壁を有しているが、符号による図示は省略している。
また、図3(c)に示す様に、クリック脚用貫通孔118bの後壁118bpは、後方に傾斜する斜面となっている。
つまり、クリック脚用貫通孔118bの前壁118baと後壁118bpの前後方向の間隔は、ダイヤル収納部形成部105Bに近い程、大きくなっている。
また、クリック用板バネ500も、クリック用板バネ500を錠本体下部100Bに装着した図1の状態における、図2に示したB−Bの位置で切断して得られる断面を用いている。
更に、錠本体下部100Bおよびクリック用板バネ500の互いの関係が分りやすくなるように、図5は図1に比べて拡大した図となっている。
まだ、クリック用板バネ500は、板バネ基部用スペース108aの上方の壁、装着脚用貫通孔108cの左側の壁および装着脚用貫通孔118cの右側の壁に行き当たっていない状態である。
クリック用板バネ500の装着脚500cが、板バネ基部用スペース108aの上方の壁および装着脚用貫通孔108cの左側の壁に行き当たり、装着脚510cが、板バネ基部用スペース108aの上方の壁および装着脚用貫通孔118cの右側の壁に行き当たった結果、装着脚500cと装着脚510cの間隔が開く様にしてクリック用板バネ500が変形しながら、板バネ取り付け部108に挿入されている状態である。
装着脚500cの係止爪500cnは、装着脚用貫通孔108cを通過すると、装着脚用貫通孔108cの左側の壁による右方への力を受けなくなり、装着脚510cの係止爪510cnは、装着脚用貫通孔118cを通過すると、装着脚用貫通孔118cの右側の壁による左方への力を受けなくなる。
上記により、自身の有する復元能に基づき、クリック用板バネ500は、全体として元の形状に戻ろうとして、装着脚500cと装着脚510cの開いていた間隔が狭くなる。
その結果、装着脚500cの係止爪500cnが、装着脚用貫通孔108cのダイヤル収納部形成部105Bの側の縁を係止し、装着脚510cの係止爪510cnが、装着脚用貫通孔118cのダイヤル収納部形成部105Bの側の縁を係止する。
つまり、クリック用板バネ500の板バネ取り付け部108からの取り外しは、ダイヤル収納部の側からは簡単に行えるが、ダイヤル収納部の側からでなければ、板バネ取り付け部108に装着されたクリック用板バネ500の係止爪500cnと係止爪510cnの係止を取り外すことが出来ないので、施錠状態にあるダイヤル錠10からは、クリック用板バネ500を取り外すことが出来ないことになる。
つまり、ダイヤル部材の回転の向きに応じて、クリック用板バネ500のクリック脚は、回転に逆らわずに傾斜しやすくなっている。
ダイヤル部材の回転に伴い、ダイヤル部材の外周側面の凸部にクリック脚が当接すると、クリック脚はダイヤル部材の回転方向の力を受けて傾斜し、クリック脚の近傍を凸部が通過して、凹部がクリック脚の近傍に来ると、凸部とクリック脚の当接が外れ、クリック用板バネ500が有する復元能に基づき、クリック脚は傾斜前の位置に戻る。
ダイヤル部材は、複数の凸部と複数の凹部を有しており、クリック脚は凸部が来るたびに傾斜し、凹部が来るたびに傾斜前の位置に復位する。これにより、ダイヤル部材の回転に伴うクリック感が生ずる。
なお、係止用通路形成溝104Aと係止用通路形成溝114Aは、係止部材をダイヤル部材で係止する為の係止部材用の通路を形成する為の溝である。
また、図9(a3)は、錠本体上部100Aのスライド用係合凹部117Aに、錠本体下部100Bのスライド用係合凸部116Bをスライドさせながら挿入している状態を左側面側から見た図でもある。
また、図9(a4)は、錠本体上部100Aのスライド用係合凹部117Aと錠本体下部100Bのスライド用係合凸部116Bを係合させて、錠本体上部100Aと錠本体下部100Bにより錠本体100の形成を完了した状態を、左側面側から見た図でもある。
また、図9(c3)は、錠本体上部100Aのスライド用係合凹部107Aに、錠本体下部100Bのスライド用係合凸部106Bをスライドさせながら挿入している状態を右側面側から見た図でもある。
また、図9(c4)は、錠本体上部100Aのスライド用係合凹部107Aと錠本体下部100Bのスライド用係合凸部106Bを係合させて、錠本体上部100Aと錠本体下部100Bにより錠本体100の形成を完了した状態を、右側面側から見た図でもある。
なお、係止部材取付孔101は、係止部材取付孔形成溝101Aと係止部材取付孔形成溝101Bが合わさって形成され、係止部材取付孔111は、係止部材取付孔形成溝111Aと係止部材取付孔形成溝111Bが合わさって形成され、錠本体軸孔102は、錠本体軸孔形成溝102Aと錠本体軸孔形成溝102Bが合わさって形成され、錠本体軸孔112は、錠本体軸孔形成溝112Aと錠本体軸孔形成溝112Bが合わさって形成され、
係止用通路104は、係止用通路形成溝104Aと係止用通路形成溝104Bが合わさって形成され、係止用通路114は、係止用通路形成溝114Aと係止用通路形成溝114Bが合わさって形成され、ダイヤル収納部105は、ダイヤル収納部形成部105Aとダイヤル収納部形成部105Bが合わさって形成されるが、係止部材取付孔101とダイヤル収納部105の符号による図示は省略している。
また、先端部401は、施錠の為に、係止部材400を係止用通路104および係止用通路114に挿入する際に先端とする部分でもある。
後端部(不通過径大部)402は、係止部材取付孔101の中に入ることが出来るが、係止部材取付孔111を通過できない大きさとなっている。
次に、図9(a4)、図9(b4)、図9(c4)、図9(d4)、図13(a)および図13(b)に示した錠本体100に係止部材400を取り付ける手順を述べる。
第一段階として、ダイヤル収納部形成部105Aおよびダイヤル収納部形成部105Bから形成されるダイヤル収納部の側から、先端部401を、係止部材取付孔101に挿入する。
第二段階として、係止部材取付孔101と係止部材取付孔111は、連続しており、全体として1つの孔を形成しているので、先端部401を、引き続いて、係止部材取付孔111に挿入する。
第三段階として、先端部401を、係止部材取付孔111が開口する錠本体100の左後外側面から脱出させる。
第四段階として、後端部(不通過径大部)402が、完全に係止部材取付孔101の中に納まる様に、係止部材取付孔111が開口する錠本体100の左後外側面から脱出した係止部材400の先端部401の側を引っ張る。
以上の手順で、錠本体100に係止部材400を取り付けることが可能である。
なお、係止部材取付孔111の錠本体100の外側面の側の縁が形成する外側の口の口径は、係止部材取付孔101のダイヤル収納部の側の縁が形成する内側の口の口径よりも小さくなっており、後端部(不通過径大部)402は、係止部材取付孔101の中に入ることは出来るが、係止部材取付孔111を通過することは出来なくなっている。
第一段階として、ダイヤル収納部形成部105Aおよびダイヤル収納部形成部105Bから形成されるダイヤル収納部に、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を装填する。
第二段階として、錠本体100の右外側面の側から、軸部材300の軸先端部301を、錠本体軸孔102、ダイヤル軸孔202、ダイヤル軸孔212、ダイヤル軸孔222、錠本体軸孔112の順に差し込む。
第三段階として、軸部材300の位置決めガイド303を、錠本体上部100Aの位置決めガイド用切欠部103に差し込む。
以上の手順で、錠本体100にダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を、軸部材300を用いて取り付けることが可能である。
これにより、係止用通路104、係止部材用溝304と係止用通路114は、係止部材400用の一つの通路を形成する様に配置される。
つまり、係止用通路104と係止部材用溝304、係止用通路114と係止部材用溝304は、それぞれの互いの一部が対向する様に配置される。
第一段階として、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を解錠回転位置に回転させる。
つまり、係止部材通過用の切欠部204と係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部214と係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部224と係止部材用溝304が、それぞれ対向して、それぞれ1つの孔を形成するように、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を回転させる。
第二段階として、係止用通路104、係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部204、係止部材通過用の切欠部214、係止部材通過用の切欠部224および係止用通路114で形成される係止部材用の通路に、係止用凸部403が係止部材通過用の切欠部204、係止部材通過用の切欠部214および係止部材通過用の切欠部224と対向するようにして、係止部材400を先端部401の側から挿入する。
第三段階として、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220
の内の少なくとも1つを回転させて、施錠回転位置にする。
第一段階として、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を解錠回転位置に回転させる。
つまり、係止部材通過用の切欠部204と係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部214と係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部224と係止部材用溝304が、それぞれ対向して、それぞれ1つの孔を形成するように、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を回転させる。
第二段階として、係止用通路104、係止部材用溝304、係止部材通過用の切欠部204、係止部材通過用の切欠部214、係止部材通過用の切欠部224および係止用通路114で形成される係止部材用の通路から、係止部材400を抜去する。
第三段階として、錠本体100の左外側面の側から、軸部材300の軸先端部301を、錠本体100の右外側面の側に向けて押すことにより、軸部材300を、錠本体軸孔112、ダイヤル軸孔222、ダイヤル軸孔212、ダイヤル軸孔202および錠本体軸孔102から押し出す。
あるいは、第三段階として、錠本体100の左外側面の側から、軸部材300の軸先端部301を、錠本体100の右外側面の側に向けて押すことにより、軸部材300の軸後端部302側の一部を、錠本体100の右外側面の側の錠本体軸孔102から押し出した後、軸部材300の軸後端部302側の脱出した一部を引っ張り、軸部材300を、錠本体軸孔112、ダイヤル軸孔222、ダイヤル軸孔212、ダイヤル軸孔202および錠本体軸孔102から抜き出す。
第四段階として、ダイヤル収納部形成部105Aおよびダイヤル収納部形成部105Bから形成されるダイヤル収納部から、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を取り出す。
第五段階として、係止部材400が係止部材取付孔111から錠本体100の外部に脱出している部分を、係止部材取付孔111の中に押し込むことにより、係止部材400を、係止部材取付孔111および係止部材取付孔101からから押し出す。
あるいは、第五段階として、係止部材400が係止部材取付孔111から錠本体100の外部に脱出している部分を、係止部材取付孔111の中に押し込むことにより、係止部材400の後端部(不通過径大部)402側を、係止部材取付孔101内から、ダイヤル収納部形成部105Aおよびダイヤル収納部形成部105Bから形成されるダイヤル収納部に脱出させた後、係止部材400の後端部(不通過径大部)402側の脱出した一部を引っ張り、係止部材400を、係止部材取付孔111および係止部材取付孔101から抜き出す。
第六段階として、錠本体上部100Aを錠本体下部100Bに対して正面側に、即ち、錠本体下部100Bを錠本体上部100Aに対して背面側にスライドさせて、互いの係合を解除し、錠本体100を錠本体上部100Aと錠本体下部100Bに分解する。
第七段階として、クリック用板バネ500の錠本体下部100Bに対する、係止爪500cnおよび係止爪510cnによる係止を外し、錠本体下部100Bからクリック用板バネ500を取り外す。
なお、錠本体下部100Bからクリック用板バネ500を取り外す手順は、第四段階のダイヤル収納部から、ダイヤル部材200、ダイヤル部材210およびダイヤル部材220を取り出した後でも可能であり、第五段階の錠本体100から、係止部材400を取り外した後でも可能である。
図11(a1)〜図11(a4)には、全てのダイヤル表示面201に表記されている表示内容を示してはいないが、正面から底面、背面、上面、正面と順に一周して見た場合、6つのダイヤル表示面201には、正面側から、順に、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」と表記されている。
なお、図11(a1)〜図11(a4)に示す様に、ダイヤル部材200は、「0」と表記されたダイヤル表示面201の側に、ダイヤル軸孔202とつながる様に、係止部材通過用の切欠部204を有している。
図11(b1)〜図11(b7)に示す様に、正面から底面、背面、上面、正面と順に一周して見た場合、6つのダイヤル表示面211には、正面側から、順に、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」と表記されている。
なお、図11(b1)〜図11(b7)に示す様に、ダイヤル部材210は、「0」と表記されたダイヤル表示面211の側に、ダイヤル軸孔212とつながる様に、係止部材通過用の切欠部214を有している。
図11(c1)〜図11(c4)には、全てのダイヤル表示面221に表記されている表示内容を示してはいないが、正面から底面、背面、上面、正面と順に一周して見た場合、6つのダイヤル表示面221には、正面側から、順に、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」と表記されている。
なお、図11(c1)〜図11(c4)に示す様に、ダイヤル部材220は、「0」と表記されたダイヤル表示面221の側に、ダイヤル軸孔222とつながる様に、係止部材通過用の切欠部224を有している。
これにより、係止部材通過用の切欠部204と係止部材用溝304は合わさって、係止用凸部403が通過可能な孔が形成される。
同様にして、ダイヤル部材210を、軸部材300を軸として回転させて、「3」と表記されたダイヤル表示面211を正面に持って来て、図14(a)に示す状態にすると、「0」と表記されたダイヤル表示面211および係止部材通過用の切欠部214は、ダイヤル錠10の背面側に位置することになる。
これにより、係止部材通過用の切欠部214と係止部材用溝304は合わさって、係止用凸部403が通過可能な孔が形成される。
同様にして、ダイヤル部材220を、軸部材300を軸として回転させて、「3」と表記されたダイヤル表示面221を正面に持って来て、図14(a)に示す状態にすると、「0」と表記されたダイヤル表示面221および係止部材通過用の切欠部224は、ダイヤル錠10の背面側に位置することになる。
これにより、係止部材通過用の切欠部224と係止部材用溝304は合わさって、係止用凸部403が通過可能な孔が形成される。
つまり、係止用凸部403を係止するダイヤル部材がなくなる為、錠本体と軸部材とダイヤル部材から成る施錠部に対する係止部材400の先端部401および係止用凸部403の挿入および抜去が可能となり、ダイヤル錠10は解錠状態となる。
これにより、係止部材通過用の切欠部204と係止部材用溝304は合わさらず、係止用凸部403が通過可能な孔は形成されない。
同様にして、ダイヤル部材210を、軸部材300を軸として回転させて、「1」と表記されたダイヤル表示面211を正面に持って来て、図15(a)に示す状態にすると、「0」と表記されたダイヤル表示面211および係止部材通過用の切欠部214は、ダイヤル錠10の前上側に位置することになる。
これにより、係止部材通過用の切欠部214と係止部材用溝304は合わさらず、係止用凸部403が通過可能な孔が形成されない。
同様にして、ダイヤル部材220を、軸部材300を軸として回転させて、「2」と表記されたダイヤル表示面221を正面に持って来て、図15(a)に示す状態にすると、「0」と表記されたダイヤル表示面221および係止部材通過用の切欠部224は、ダイヤル錠10の後上側に位置することになる。
これにより、係止部材通過用の切欠部224と係止部材用溝304は合わさらず、係止用凸部403が通過可能な孔が形成されない。
つまり、3つの異なる係止用凸部403が、それぞれ異なる3つのダイヤル部材の各ダイヤル軸孔の縁で係止される為、錠本体と軸部材とダイヤル部材から成る施錠部に対する係止部材400の先端部401および係止用凸部403の挿入および抜去が不可能となり、ダイヤル錠10は施錠状態となる。
また、ダイヤル錠10の各ダイヤル部材が備えるダイヤル表示面は6つであったが、各ダイヤル部材が備えるダイヤル表示面は、6つ未満でも、7つ以上でも構わない。
また、ダイヤル錠10の各ダイヤル部材が備える係止部材通過用の切欠部は、「0」と表記されたダイヤル表示面の側に存在していたが、他の表記がなされた側に存在しても構わない。
また、各ダイヤル部材が備えるダイヤル表示面の表記は、数字であったが、文字や絵や色などであっても構わない。
また、クリック用板バネ500は、クリック脚を3つ備えていたが、実際には、クリック用板バネを採用するダイヤル錠のダイヤル部材の数に応じて、クリック用板バネが備えるクリック脚の数を決めればよい。
また、クリック用板バネ500は、装着脚を2つ備えていたが、実際には、クリック用板バネを採用するダイヤル錠に対する装着状態に応じて、クリック用板バネが備える装着脚の数を決めればよい。
また、クリック用板バネ500の2つの装着脚の備える各々の前記係止爪は、互いに対向する向きに形成されているが、互いに離反する向きに形成しても構わない。
その結果、ダイヤル部材を回転させることによりダイヤル部材の解錠回転位置を触知することを困難とすることができる。
つまり、クリック用板バネには、不正開錠防止効果が存在し、ダイヤル錠においては重要な部材である。
(1)本発明のクリック用板バネは、一体としての形成が可能であり、接着や溶接やネジ留めなどの必要がなく、着脱が容易である。
(2)ダイヤル収納部と錠本体外側面の間の壁の厚みが4〜5mm程度さえあれば、本発明の板バネ取り付け部の作製は可能である。
(3)ダイヤル収納部と錠本体外側面の間の壁に対する、本発明のクリック用板バネの取り付けは、錠本体外側面から、ダイヤル収納部へ向けて、本発明の板バネ取り付け部に押し込むだけで可能である。
(4)本発明の板バネ取り付け部からの本発明のクリック用板バネの取り外しは、ダイヤル収納部の側からに限り、クリック用板バネが有する係止爪による錠本体への係止を外すだけで行える。
100 錠本体
101 係止部材取付孔
102 錠本体軸孔
111 係止部材取付孔
112 錠本体軸孔
104 係止用通路
105 ダイヤル収納部
114 係止用通路
100A 錠本体上部
101A 係止部材取付孔形成溝
111A 係止部材取付孔形成溝
102A 錠本体軸孔形成溝
112A 錠本体軸孔形成溝
103 位置決めガイド用切欠部
104A 係止用通路形成溝:係止部材をダイヤル部材で係止する為の係止部材用の通路を形成する為の溝
114A 係止用通路形成溝:係止部材をダイヤル部材で係止する為の係止部材用の通路を形成する為の溝
105A ダイヤル収納部形成部
106A スライド用係合凸部
116A スライド用係合凸部
107A スライド用係合凹部
117A スライド用係合凹部
100SA 錠本体下部100Bに対向する面
100B 錠本体下部
101B 係止部材取付孔形成溝
111B 係止部材取付孔形成溝
102B 錠本体軸孔形成溝
112B 錠本体軸孔形成溝
104B 係止用通路形成溝:係止部材をダイヤル部材で係止する為の係止部材用の通路を形成する為の溝
114B 係止用通路形成溝:係止部材をダイヤル部材で係止する為の係止部材用の通路を形成する為の溝
105B ダイヤル収納部形成部
106B スライド用係合凸部
116B スライド用係合凸部
107B スライド用係合凹部
117B スライド用係合凹部
108 板バネ取り付け部
108a 板バネ基部用スペース
108b クリック脚用貫通孔
118b クリック脚用貫通孔
118ba 前壁
118bp 後壁
128b クリック脚用貫通孔
128bp 後壁
108c 装着脚用貫通孔
118c 装着脚用貫通孔
100SB 錠本体上部100Aに対向する面
200 ダイヤル部材
201 ダイヤル表示面:ダイヤルの回転位置の目印となる。
202 ダイヤル軸孔
203 クリック用溝
204 係止部材通過用の切欠部
210 ダイヤル部材
211 ダイヤル表示面:ダイヤルの回転位置の目印となる。
212 ダイヤル軸孔
213 クリック用溝
214 係止部材通過用の切欠部
220 ダイヤル部材
221 ダイヤル表示面:ダイヤルの回転位置の目印となる。
222 ダイヤル軸孔
223 クリック用溝
224 係止部材通過用の切欠部
300 軸部材
301 軸先端部
302 軸後端部
303 位置決めガイド
304 係止部材用溝
400 係止部材
401 先端部
402 後端部(不通過径大部)
403 係止用凸部
500 クリック用板バネ
500a 板バネ基部
500b クリック脚
510b クリック脚
520b クリック脚
500c 装着脚
500cn 係止爪
510c 装着脚
510cn 係止爪
Claims (7)
- 錠本体と、複数のダイヤル部材と、前記ダイヤル部材で係止されることにより施錠される長尺状の係止部材と、前記錠本体に着脱可能に装着されるクリック用板バネとを備えるダイヤル錠であって、
前記錠本体は、前記ダイヤル部材を収納するための陥凹部であるダイヤル収納部と、板バネ取り付け部とを有し、
前記クリック用板バネは、前記ダイヤル部材を所定の回転位置において節度停止させる為の部材であり、前記錠本体に係止するための係止爪を有し、前記板バネ取り付け部に対し、前記錠本体の外側面から、前記ダイヤル収納部に向けて差し込むことにより装着され、
前記係止爪は、前記板バネ取り付け部に差し込まれた前記クリック用板バネを、前記錠本体に係止して装着するための突起であり、
前記板バネ取り付け部に装着された前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部からの取り外しは、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り外した状態において、前記ダイヤル収納部の側から、前記係止爪による前記錠本体に対する係止を外し、前記ダイヤル収納部の側から前記錠本体の前記外側面の側へ前記クリック用板バネを押し出すことにより可能であること
を特徴とするダイヤル錠。 - 請求項1記載のダイヤル錠であって、
前記ダイヤル部材は、所定の回転位置において節度停止する為のクリック用溝を有し、
前記クリック用板バネは、変形能および復元能を有し、板バネ基部と、クリック脚と装着脚とから成り、前記ダイヤル部材を所定の回転位置において節度停止させる部材であり、
前記板バネ取り付け部は、前記クリック用板バネを挿入して装着するためのスペースであり、板バネ基部用スペースと、クリック脚用貫通孔と、装着脚用貫通孔とを備え、
前記板バネ基部用スペースは、板バネ基部を収納する為の溝状のスペースであり、前記錠本体の外側面の側に位置し、前記錠本体の外側面に前記クリック用板バネを挿入する為の挿入口を有し、
前記クリック脚用貫通孔は、前記板バネ基部用スペースから、前記ダイヤル収納部に至る、クリック脚を挿入する為の貫通孔であり、
前記装着脚用貫通孔は、前記板バネ基部用スペースから、前記ダイヤル収納部に至る、装着脚を挿入する為の貫通孔であり、
前記クリック脚は、前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部への装着時に前記クリック用板バネを挿入する方向と同じ方向、または、ほぼ同じ方向に、前記板バネ基部から棒状あるいは板状に突出し、前記ダイヤル部材の節度停止を行う部位であり、前記クリック用板バネが前記板バネ取り付け部に装着された状態では、前記クリック脚の先端部が、前記板バネ取り付け部の前記貫通孔を貫通して、前記ダイヤル収納部の中に立設され、前記ダイヤル部材の所定の回転位置において、前記先端部が前記クリック用溝の中に位置することで前記ダイヤル部材の節度停止を行い、
前記装着脚は、前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部への装着時に前記クリック用板バネを挿入する方向と同じ方向、または、ほぼ同じ方向に、前記板バネ基部から棒状あるいは板状に突出し、前記クリック用板バネを前記錠本体に装着する為の部位であり、挿入方向の先端部付近に、前記係止爪を備え、
前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部への装着時における、前記装着脚用貫通孔への前記装着脚の挿入に伴い、前記係止爪が、前記装着脚用貫通孔の壁面に当たり、前記装着脚または前記板バネ基部が変形しなければならないように、前記クリック用板バネは構成されており、
前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部への装着は、前記クリック用板バネを前記板バネ取り付け部に、前記錠本体の外側面の側から、前記ダイヤル収納部に向けて押し込みながら挿入することで、前記貫通孔への前記装着脚の挿入の進行に伴い、前記装着脚または前記板バネ基部の前記変形能により、前記係止爪が前記装着脚用貫通孔の壁面を乗り越え、前記装着脚または前記板バネ基部の前記復元能により、前記係止爪が前記装着脚用貫通孔の前記ダイヤル収納部の側の縁を係止することによりなされ、
前記板バネ取り付け部に装着された前記クリック用板バネの前記板バネ取り付け部からの取り外しは、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り外した状態において、前記ダイヤル収納部の側から、前記装着脚用貫通孔の前記ダイヤル収納部の側の縁に対する前記係止爪の係止を外し、前記ダイヤル収納部の側から前記挿入口へ前記クリック用板バネを押し出すことにより可能であること
を特徴とするダイヤル錠。 - 請求項2記載のダイヤル錠であって、
前記ダイヤル錠は、前記錠本体に支持される軸部材を備え、
前記錠本体は、外部から前記軸部材が軸方向に挿入される錠本体軸孔または錠本体軸穴を有し、
前記ダイヤル部材は、外部から前記軸部材が軸方向に挿入されるダイヤル軸孔を有し、
前記ダイヤル部材は、前記軸部材を回転軸とし、
前記ダイヤル部材は、前記ダイヤル収納部に収納後、前記軸部材を、前記錠本体の外側から、前記錠本体軸孔、前記ダイヤル軸孔、前記錠本体軸孔または前記錠本体軸穴の順に挿入することにより、前記錠本体に回転可能に取り付けられ、
前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記軸部材を前記錠本体と前記ダイヤル部材から抜去することによること
を特徴とするダイヤル錠。 - 請求項2記載のダイヤル錠であって、
前記ダイヤル収納部は、前記ダイヤル部材を出し入れする為のダイヤル部材装填口を有し、
前記ダイヤル錠は、前記ダイヤル収納部に前記ダイヤル部材を収納後、前記ダイヤル部材装填口に蓋をして、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り出せないようにする為のネジ式の副部材を備え、
前記ネジ式の副部材は、前記ダイヤル部材装填口に対して、ネジ式に着脱が可能であり、
前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記ネジ式の副部材を前記ダイヤル部材装填口から取り外すことにより可能であること
を特徴とするダイヤル錠。 - 請求項2記載のダイヤル錠であって、
前記ダイヤル収納部は、前記ダイヤル部材を出し入れする為のダイヤル部材装填口を有し、
前記ダイヤル錠は、前記ダイヤル収納部に前記ダイヤル部材を収納後、前記ダイヤル部材装填口に蓋をして、前記ダイヤル収納部から前記ダイヤル部材を取り出せないようにする為の差し込み式の副部材を備え、
前記差し込み式の副部材は、前記ダイヤル部材装填口に対して、着脱が可能であり、
前記ダイヤル収納部からの前記ダイヤル部材の取り外しは、前記差し込み式の副部材を前記ダイヤル部材装填口から取り外すことにより可能であること
を特徴とするダイヤル錠。 - 請求項2記載のクリック用板バネであって、前記クリック用板バネは、前記ダイヤル部材を所定の回転位置において節度停止させる為のクリック用板バネ。
- 請求項2記載の板バネ取り付け部であって、前記板バネ取り付け部は、前記クリック用板バネを取り付ける為の板バネ取り付け部。
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