JP5230467B2 - 送信装置、送信装置の制御方法及び情報通信システム - Google Patents

送信装置、送信装置の制御方法及び情報通信システム Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、送信装置の制御方法及び情報通信システムに関する。
従来、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの送信装置と、テレビなどの受信装置とを無線通信により接続する情報通信システムが提案されている。この情報通信システムでは、カメラとテレビとが例えばミリ波帯、より具体的には60GHz帯の無線通信によって接続されることが想定されている。
60GHz帯の無線通信は、最大5Gビット/秒の大容量通信を実用化する。60GHz帯の無線通信によれば、1920×1080の画素サイズでフレーム周波数59.94Hzの動画像(以下、1080p)を無線により伝送できる。60GHz帯の無線通信を用いた従来の情報通信システムでは、カメラが1080p動画像をテレビに無線通信より伝送し、テレビが1080p動画像を再生する。なお、1080p動画像は、通常の映像・音声データはもちろん、静止画データをフレームデータとして出力する構成も含む。
60GHz帯の無線通信では、電波の波長が短く直行性が高いという特性に基づき、指向性が非常に高い。したがって、送信装置と受信装置の位置関係や伝送経路の状態が、データ伝送に大きな影響を与える。60GHz帯の無線通信の物理層として、ポイント・ツー・ポイント接続に利用される単一搬送波モードおよび多搬送波を利用するOFDM(orthogonal frequency division multiplex)のモードの二つが提案されている。
60GHz帯の無線通信の指向性が高いという特性に鑑み、IEEE802委員会は、通信する機器間が最低限の通信を出来るようにコモンモード(Common Mode)の実装を義務付けている。コモンモードは比較的低速(約50Mビット/秒)の単一搬送波を使う伝送モードをいい、機器の基本情報の取得や認証およびビーコン信号の伝送などに使用される(非特許文献1参照)。
従来、省電力(パワーセーブ)機能を備えたテレビ装置が知られている。省電力機能を備えたテレビ装置では、外部装置、例えばレコーダなどからの信号の入力が予め設定された時間が経過しても無いとき、システム電源回路をオフし、または画面を消去することにより、電力消費を抑制する。またその他の方法としては、一定時間入力信号が無いとき、入力切替回路を信号の入力がある端子、例えば通常の放送入力に切り替えて、画面に所定の画像を表示する。ユーザは表示された所定の画像を見て、テレビ装置の電源がオフではないことを認識することができるので、電源の消し忘れなどが防止される(特許文献1参照)。このように、信号入力源からの信号入力が無い状態において、一定時間後に電源のオフや画面の消去、他の信号入力源への切り替えなどの動作を無信号状態の回避動作として実行するテレビ装置は一般的となっている。
特開平5−236394号公報
IEEE802.15-07-0934-01-003c 、p12-14、p21-24、p51-54
しかし、送信装置と受信装置とを60GHz帯の無線通信により接続した従来の情報通信システムは、以下のような課題があった。
ユーザがカメラ等の送信装置とテレビ等の受信装置との間で接続を確立して、画像の視聴を開始した後、機器操作のためにカメラを動かしてしまうことがある。このような状況において、60GHz帯の無線通信は指向性が高いため、送信装置と受信装置の位置関係の変化によって引き起こされた信号伝送経路の変化によって、通信が途切れてしまうことがある。特に、送信装置がデジタルカメラやデジタルビデオカメラのような、ユーザが装置を手に持って操作することを前提とする機器である場合は、こうした課題が顕著に発生する。
このとき、テレビは、カメラからの信号の入力が無いことを検出し、一定時間の経過後に受信装置の電源をオフにする等の無信号状態を回避するための制御動作を実行することになる。一方、ユーザがカメラの操作を終えて、再度視聴を開始するためにカメラを元の位置、つまり手に取る前に接続が確立していた位置に置いたとする。しかしながら、その時点ではテレビが無信号状態を回避した結果、電源オフなどの状態に遷移している場合がある。そのため、ユーザは改めてテレビの電源をオンにしたり、入力の切り替え処理や無線の接続設定をしたりする必要が生じてしまい、画像の視聴を簡単に継続することができないという課題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、無線通信によるデータの通信が切断された場合に、送信装置側の状況に応じて受信装置が実行する無信号状態の回避処理動作を制御する。この制御により、通信を再接続して画像の視聴を継続する場合にも容易に受信装置がデータの処理を継続できる送信装置、送信装置の制御方法及び情報通信システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記した課題を解決するために以下の事項を提案している。
本発明に係る送信装置は、送信装置からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する受信装置に対して、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用して無線通信を行うことが可能な送信装置であって、前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信手段と、前記送信装置の移動を検知する検知手段と、前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知手段による検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御手段と、を有する。
また、本発明に係る送信装置の制御方法は、送信装置からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する受信装置に対して、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用して無線通信を行うことが可能な送信装置の制御方法であって、前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信工程と、前記送信装置の移動を検知する検知工程と、前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知工程での検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定工程と、前記判定工程で前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御工程と、を有する。
また、本発明に係る情報通信システムは、無線通信を利用してデータを送信する送信装置と、前記送信装置からの無線通信で送信されたデータを受信する受信装置とからなる情報通信システムであって、前記送信装置と前記受信装置との間の無線通信は、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用し、前記受信装置は、外部からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する制御手段を有し、前記送信装置は、前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信手段と、前記送信装置の移動を検知する検知手段と、前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知手段による検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御手段と、を有する。
本発明によれば、無線通信によるデータの通信が切断された場合に、送信装置側の状況に応じて受信装置が実行する無信号状態の回避処理を制御することで、通信を再接続する場合にも容易に受信装置がデータの処理を継続することが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報通信システムの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るカメラ102の構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビ101の構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報通信システムの動作を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について図面等を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1に、本発明の第1実施形態である情報通信システム100の構成を示す。情報通信システム100は、受信装置であるテレビビジョン装置(以下、テレビ)101と、送信装置であるカメラ102とから構成される。
情報通信システム100は、高速データ伝送用の無線通信モードと、低速データ伝送用の無線通信モードの2つを提供する機能を備えている。高速データ伝送用の無線通信モードは、60GHz帯の無線通信規格に従い、単一搬送波又はOFDMを用いた指向性の高い第1の無線通信モード(以下、ビームモード)である。低速データ伝送用の無線通信モードは、必要最低限の通信を行うために用いられる低指向性の第2の無線通信モード(以下、コモンモード)である。
情報通信システム100では、テレビ101とカメラ102は共に60GHz帯の無線の送受信機能を有し、両者は60GHz帯を使用したビームモードによる伝送路103で接続されている。また、テレビ101とカメラ102は、コモンモードによる伝送路104によっても接続されている。ビームモードによる伝送路103は高速にデータを伝送することが可能である一方、指向性が高いため、伝送路として利用できる範囲が狭くなっている。コモンモードによる伝送路104はデータを伝送する速度は低速である一方、伝送路として利用可能な範囲が広くなっている。なお、図1は本発明におけるシステムとビームモード及びコモンモードの概略をわかりやすく説明するために示したものであり、本発明の構成を限定するものではない。本発明においては、ビームモードの方がコモンモードよりも指向性が高い無線通信である、ということ以外、各モードの帯域や伝送速度、指向性の高低については何ら制限されるものではない。
図2に、本発明による送信装置であるカメラ102の構成を示す。カメラ102は、カメラ無線通信部201と、切断情報受信部202と、操作検知部203と、操作内容判断部204と、制御指示部205と、移動検知部206と、タイマ207とから構成される。
カメラ無線通信部201は、上述したビームモード及びコモンモードの無線通信を行う機能を備えた通信部である。つまり、カメラ無線通信部201は、60GHz帯の無線通信によって動画、画像又は音声等のデータをテレビ101に送信する。また、カメラ無線通信部201は、ビームモードよりも低速な、例えば約50Mビット/秒の単一搬送波を使うコモンモードによって、後述する制御指示部205から供給される制御信号をテレビ101に送信する。この制御信号はテレビ101が信号入力が無い無信号状態を回避するための無信号状態回避処理によってその機能の一部又はすべてが停止した状態に移行する動作を制御するものである。第1実施形態ではテレビ101が無信号状態回避処理によって電源オフ状態に移行することを保留する指示を含む。
切断情報受信部202は、カメラ無線通信部201に接続される。ビームモードによって送信中のデータの受信ができない、即ち、ビームモードの通信接続が切断した場合には、テレビ101からビームモードの通信接続が切断したことを示す切断情報がコモンモードを利用して送信される。カメラの切断情報受信部202はこの切断情報をカメラ無線通信部201を経由して受信し、操作検知部203及び移動検知部206に伝達する。操作検知部203は、カメラ102のボタンに対してユーザによる操作が行われたか否かを検知する機能を有する。操作検知部203が検知した結果は、操作内容判断部204に伝達される。
操作内容判断部204は操作検知部203で検知された操作の操作内容を判断する。操作内容判断部204で判断する操作内容の詳細は後述する。制御指示部205は、タイマ207に対して時間計測の開始、停止及びリセットの指示を行う。また、制御指示部205は、テレビ101が無信号状態回避処理を実行するのを保留させるための制御信号を生成する。制御指示部205によって生成された制御信号は無線通信部201に伝達され、コモンモードを利用してテレビ101に送信される。移動検知部206は、例えばジャイロセンサ又は加速度センサであり、カメラ102が移動されたか否か、つまり、カメラの挙動状態を検知する。タイマ207は予め設定された所定時間が経過したか否かを制御指示部205が監視するために使用される。
図3に、本発明の受信装置であるテレビ101の構成を示す。テレビ101は、テレビ無線通信部301と、信号検知部302と、電源制御部(状態制御部)303と、切断検知部304と、タイマ制御部305と、タイマ306とから構成される。
テレビ無線通信部301は、カメラ無線通信部201と同様に、ビームモード及びコモンモードの無線通信を行う機能を備えた通信部である。つまり、テレビ無線通信部301は、60GHz帯の無線通信によって動画、画像又は音声等のデータをカメラ102から受信する。また、テレビ無線通信部301は、ビームモードよりも低速な、例えば約50Mビット/秒の単一搬送波を使うコモンモードによって、カメラ102と通信を行う。
信号検知部302は、テレビ無線通信部301によって受信されるデータの有無を検知する。電源制御部303は、テレビ101の電源のオン及びオフ動作を制御する。電源制御部303は、特に、テレビ101の所定の機能が稼動している第1の状態(稼動状態)から、データの受信ができない場合に、この無信号状態を回避するための無信号状態回避処理によって第2の状態(電源オフ状態)へ移行する制御を行う。なお、本実施形態では、電源制御部303が電源をオフにする動作を制御することにより、この電源制御部303がテレビを第1の状態から第2の状態に遷移させる制御を行うこととしている。
なお、第1の状態とは、例えば、テレビ101が通常に稼動している一般的な状態をいい、送信装置から入力される映像データを受け付け、その映像を再生して視聴を可能とする状態をいう。第2の状態とは、例えば、データが受信できない状態(無信号状態)に対応して電源がオフになった状態をいう。しかし、本発明の第2の状態は必ずしも電源オフ状態だけに限定するものではない。例えば、機能の一部やディスプレイの電源のみをオフとした省電力状態や、送信装置からの信号ではなく、放送信号に基づく映像をディスプレイに表示している状態等も第2の状態とする。従って、テレビ101の状態を第1の状態から第2の状態に移行させるものであれば上述した電源制御部303に限らず、他の制御部が実行してもよい。例えば、第1の状態が、接続された機器から入力されたデータを表示画面に表示している状態であるとする。この第1の状態から、、放送信号の入力に切り換え、放送映像を表示画面に表示している第2の状態に遷移させるとする。この場合は、入力切り替えを実行する制御部(不図示)が上記制御を実行すれば良い。
つまり、テレビ101が実行する無信号状態回避処理の内容は、送信装置からの信号を正常に受信して信号処理を実行する状態から、それとは異なる状態に移行する処理であれば如何なるものでも良い。しかし、外部からの信号入力が無い無信号状態に陥った場合に、信号の送信を送信装置に要求したり、受信装置自身の無線受信レベルを高めたりといった、無線受信状況を改善しようとする処理のみを実行することは、無信号状態の回避処理からは除外する。ただし、こうした無線信号状況を改善しようとする処理を行いつつ、所定の時間経過後に省電力状態や放送信号の入力状態に切り換える処理を実行する場合は本発明における無信号状態回避処理に該当するものである。
切断検知部304は、カメラ102からビームモードで送信されているデータが存在しなくなった場合、つまり、カメラ102とのビームモードによる通信が切断されたことを検知する。タイマ制御部305は、タイマ306の時間計測の開始、停止及びリセットを制御する。タイマ306は、外部装置からの信号入力が無くなってからの経過時間を計測する。本実施形態では、カメラ102とのビームモードによる無線通信において、カメラ102からのビームモードによる信号入力が無くなってから、即ち、ビームモードによる通信が切断されてからの経過時間を計測することになる。
本発明の第1実施形態である情報通信システムの動作について、図4を参照して説明する。
ユーザがカメラ102とテレビ101を、ビームモードを用いた無線通信によって接続する。なお、詳細は記述しないが、ビームモードによる接続を行う前にコモンモードを利用して認証のための通信などが実行されている。カメラ102が映像情報のデータをビームモードを利用してテレビ101に送信する。テレビ101が、受け取ったデータに基づいてディスプレイに映像を再生することで、ユーザは再生された映像を視聴することができる。このときテレビ101は第1の状態、すなわち通常の外部入力に対応した稼動状態にある。カメラ102とテレビ101とが上述の通り接続された状態において、ユーザがカメラ102の位置を動かす。例えば、ユーザがカメラ102のボタンを操作しようとしてカメラ102を手にとることで、その位置が変化したケースなどである。
上述したように、ビームモードは指向性が高いため、カメラ102とテレビ101の位置関係の変動によってテレビ101はデータの受信ができない状態になることがある。この結果、カメラ102とテレビ101との間のビームモードによる通信が切断されることになる。テレビ101の切断検知部304はビームモードによるデータの受信ができない切断状態になったことを検知する(ステップS401T)。テレビ無線通信部301は、切断検知部304の検知結果を、コモンモードによる無線通信によってカメラ102に送信する(ステップS402T)。また、タイマ制御部305がタイマ306に対して時間の計測を開始するための制御を実行する。なお、以後の無線通信は、ビームモードによる接続が再開されるまで、コモンモードによって行われる。
カメラ102の切断情報受信部202は、ビームモードによる接続が切断された旨を示す切断情報をテレビ101から受信する(ステップS401C)。切断情報を受信したことで、カメラ102はビームモードによるデータがテレビ101に伝送できていないことを認識することができる。切断情報を受信した場合は、移動検知部206によってカメラ102が移動されていることが検知されていたかを、制御指示部205が移動検知部206の検知結果を用いて判定する(ステップS402C)。移動検知部206はビームモードによる送信が行われている間は、常にカメラ102の挙動を検知している。そのため、切断情報を受信した直前にカメラ102が移動していることが検知されていた場合には、ビームモードの切断はカメラ102の移動が原因である可能性が極めて高いことになる。そこで、ステップS402Cでは、制御指示部205が切断情報を受信した時点よりも所定の時間遡った時間内に移動検知部206によってカメラ102の移動が検知されていたか否かを取得し、判定する。なお、判定に用いる所定の時間は判定の精度などの設計的要素に従って任意に決定すればよい。
制御指示部205が、ビームモードの切断の理由がカメラ102の移動によるものであると判定した場合は、テレビ101に対して無信号状態回避処理を保留させるための保留制御信号を生成する。この保留制御信号は、制御指示部205がテレビ101の機能である無信号状態回避処理を実行することが無いようにするためのものである。そして、生成した保留制御信号をカメラ無線通信部201に供給する。カメラ無線通信部201はこの保留制御信号をテレビ無線通信部301にコモンモードを用いて送信する(ステップS404C)。テレビ101は通常であれば無信号状態を回避するための処理を行うが、保留制御信号を受信したことにより、回避処理の実行を保留して待機する。なお、本実施形態では、無信号状態回避処理を実行することで、テレビ101は電源オフ状態に移行するものとする。
一方、切断情報を受信したにも関わらず、移動検知部206がカメラ102の移動を検知していない場合には、制御指示部205はビームモードの切断はカメラ102の移動によるものではないと判定する。続いて、制御指示部205は、カメラ無線通信部201を用いて通常の無線再接続等の処理を実行する(ステップS403C)。これは、例えば、ビームモードの伝送路を人などが横切ったり、物が置かれたりして遮断された可能性があるため、これらの障害物が除去されれば、カメラの位置が移動していないため容易に再接続ができるためである。なお、接続が切断されたことを検知した場合、カメラ102はテレビ101に対して送信していた映像の再生を一時停止する制御を実行するのが好適である。これは、再生映像がテレビ101で受信できない、つまり、表示不可能な状態であるにも関わらず、ユーザが視聴できない状態で無意味にカメラ102側で再生を継続することを抑止するためである。
テレビ無線通信部301は、カメラ無線通信部201から無信号状態回避処理を保留状態にさせるための保留制御信号をコモンモードによって受け取る(ステップS403T)。タイマ制御部305は、タイマ306による計測を一時停止した状態で待機する(ステップS404T)。
制御指示部205は、切断情報を受信してからタイマ207を動作させて時間計測を行っている。なお、時間の計測を開始するタイミングは切断情報の受信時ではなく、カメラの移動判定(S402C)や保留させるための制御信号の送信(S404C)以後でも良い。続いて、カメラ102の操作検知部203は、ユーザがカメラ102を操作したか否かを検知する(ステップS405C)。予め設定された所定時間内に、操作検知部203がユーザによる操作を検知しなかったときは(ステップS406C:Y)、ステップS410Cへ移行する。ステップS410Cでは、制御指示部205は、テレビ102に対して無信号状態回避処理の保留を解除するための制御信号を生成する。この制御信号は、一時停止していたテレビ101のタイマ306を再度動作させるために用いられる制御信号である。ただし、直接、テレビ101を第2の状態にする、即ち、本実施形態であれば電源オフ状態にするための制御信号であっても良い。そして、カメラ無線通信部201はこの制御信号をコモンモードを利用してテレビ101に送信する。なお、操作検知部203は、タイマ207が計測している所定時間内であれば、カメラの操作が発生するか否かを継続的に検知している。
テレビ無線通信部301は、無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を受けるか否かをステップS406Tで検知している。この過程において、無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号をカメラ102から受信すると、ステップS407Tへ移行し、テレビ101は一時停止していたタイマ306による計測を再開する。この再開の結果、所定時間経過してもビームモードによる信号入力が発生しなければ、無信号状態回避処理により電源オフ状態へ移行する。
また、カメラ102の操作検知部203が所定時間内にユーザによる操作を検知すると、ステップS407Cに移行する。ステップS407Cでは、操作内容判断部204がその操作の内容を判断する。具体的には、操作内容判断部204が操作の内容が電源をオフにする操作であると判断した場合には(ステップS407C:Y)、ステップS410Cへ移行する。上述したように、ステップS410Cは、テレビ101の無信号状態回避処理の保留を解除する処理を実行するステップである。これは、カメラ102に対するユーザの操作が電源オフであるので、ユーザには今後カメラ102をテレビ101と無線接続する意図が無いと考えることができるためである。そのため、無信号状態回避処理を保留しているテレビ101に対して、回避処理を動作させるための制御信号を生成し、テレビ101に送信する。なお、ステップS410CとステップS406T、ステップS407Tの動作は上述した通りであるので説明を省略する。
ステップS407Cにおいて、操作の内容が電源をオフにする操作以外の操作であると操作内容判断部204が判断したときは(ステップS407C:N)、ステップS408Cに進む。ステップS408Cにおいて、カメラ無線通信部201は、ビームモードによる通信が再接続されたか否かを判定する。電源をオフにする操作以外の操作とは、例えばメニューを表示させる操作、早送り/巻き戻し/頭出しなどの操作である。ビームモードによる通信が再接続されると、テレビ101からコモンモードを介して接続された旨の信号を受信するので、この信号を受信することで、テレビ101とカメラ102がビームモードで再接続されたか否かを制御指示部205が判定することができる。ビームモードによる通信の再接続がされていない場合には(ステップS408C:N)、制御指示部205は接続されない状態が所定時間経過したか否かをステップS409Cで判定する。この判定において、タイマ207による計測で所定時間が経過していなければ、制御指示部205は処理をステップS405Cに移行させる。また、ステップS408Cにおいて、ビームモードによる通信が再接続されたと判定された場合には、ビームモードの切断前の状態に戻ったことを意味するので、制御指示部205はカメラ102の処理をステップS401Cに移行させる。
ステップS409Cにおいて、カメラ102とテレビ101間のビームモードの再接続が所定時間内に実行されなかったと判定された場合には、ステップS410Cに移行する。これは、ユーザのカメラ102に対する操作がビームモードによるテレビ101との接続を意図していない可能性が高いと考えられるためである。なお、ステップS410Cの処理については上述した通りであるので説明を省略する。また、通信が再接続された場合には、テレビ101よりコモンモードを利用してカメラ102に再接続されたことを通知するコマンドが送信されるものとしたが、このコマンドの送信は本フローチャートには図示しない。
一方、テレビ101では、上述したステップS401TからステップS404Tまでの処理の実行後、ステップS405Tにおいて、カメラ102から再接続されるか否かを定期的に検知しながら待機状態となっている。ビームモードによる再接続が実行されると、切断前の状態に戻ったことになるので、テレビ101は処理をステップS401Tに戻す。また、また、テレビ101は、ステップS405Tにおける定期的な検知により、再接続されていないと判断した場合には、ステップS406Tにおいてカメラ102から無信号状態回避処理の保留を解除するための制御信号を受信したか否かを判定する。もし、この制御信号を受信していなければ、テレビ101は処理をステップS405Tに戻してステップS405Tの判定処理を継続する。この制御信号を受信した場合には、ステップS407Tに移行し、上述したステップS407Tと同様の処理を実行する。
以上でフローチャートの説明を終了する。なお、本実施形態では、第2の状態を電源オフ状態とした。しかし、第2の状態が放送番組を表示する状態、つまり、外部入力から放送受信に入力切換を実行した場合には、ステップS410Cで制御指示部205が生成する制御信号は、テレビ101の表示を外部入力から放送受信に切り換えるための信号とすることもできる。つまりステップS410Cにて制御指示部205が生成する制御信号は任意に決定された第2の状態に応じて適宜変更すればよい。当然ながら、ステップS406T及びステップS407Tも任意に決定された第2の状態に応じて変更することになる。もちろん、上述した通り、タイマ306の一時停止を再開させるための信号でも良いことは言うまでもない。
以上、説明したように、第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
高指向性の無線通信を用いて映像情報等のデータを送信している過程において、データの受信ができない状態になった場合であっても、送信装置であるカメラ102が以下の制御を実行する。すなわち、カメラ102は、カメラ102自体の状態に応じて、受信装置であるテレビ101が無信号状態を回避する処理を実行することで第2の状態へ移行しないように制御する。したがって、ユーザがカメラ102に対する操作を行い、当初の位置にカメラを戻した場合には、カメラ102とテレビ101との接続が簡単に復帰することができるため、テレビ101に対する操作も不要となり、今までは煩わしかった再接続の操作が簡易に行える。
また、カメラ102が移動され、さらに操作が行われた場合には、操作の種別に応じてテレビ101の動作を制御することで、テレビ101が無信号状態のまま動作が長時間停止する状況を回避することが可能となる。
<変形形態>
(1)第1実施形態では、送信装置であるカメラから受信装置であるテレビに対して60GHz帯の無線通信により映像信号を伝送するものであった。送信装置としてはコンピュータ、デジタルビデオカメラ、又はカメラ付情報端末等の他の情報端末機器であってもよい。また、受信装置としては、静止画像、動画像、音声又は文字情報のいずれかを再生できるものであればよく、例えばプロジェクタであってもよい。
(2)第1実施形態では、受信装置であるテレビは映像情報等のデータの再生を行う受信装置であったが、受信装置はデータの再生に限られず、コンピュータによる他のデータの情報処理を行うものであってもよい。
(3)カメラからの指示によってテレビが無信号状態回避処理の実行を保留している間、ユーザによるカメラに対する操作を待っている旨の表示、又はその他必要なメッセージを表示してもよい。
(4)カメラ及びテレビの構成要素を実現するコンピュータプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。この記録媒体に格納されたコンピュータプログラムをコンピュータ、カメラ、又はテレビのそれぞれに読み込ませ、実行することによって本発明の情報通信システムを実現することができる。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
である。
100、1100 情報通信システム
101、1101 テレビ
102、1102 カメラ
103 ビームモード
104 コモンモード
201 カメラ無線通信部
202 切断情報受信部
203 操作検知部
204 操作内容判断部
205 制御指示部
206 移動検知部
207 タイマ
301 テレビ無線通信部
302 信号検知部
303 電源制御部
304 切断検知部
305 タイマ制御部
306 タイマ

Claims (12)

  1. 送信装置からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する受信装置に対して、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用して無線通信を行うことが可能な送信装置であって、
    前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信手段と、
    前記送信装置の移動を検知する検知手段と、
    前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知手段による検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御手段と、を有する送信装置。
  2. ユーザが前記送信装置を操作した操作内容を検知する操作検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記送信装置が移動された後に前記操作検知手段が検知した操作内容が前記送信装置の電源をオフ状態にする操作である場合には、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記制御手段は、前記送信装置が移動された後に前記操作検知手段が検知した操作内容が前記送信装置の電源をオフ状態にする操作以外の操作である場合には、所定時間内に前記第1の無線通信モードの再接続が行われるか否かを判定し、再接続が行われなかった場合には、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. ユーザが前記送信装置を操作した操作内容を検知する操作検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記送信装置が移動された後に前記操作検知手段が操作を検知することなく所定時間経過した場合は、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  5. 前記無信号状態回避処理は、前記受信装置を省電力状態に移行する処理または前記送信装置からの信号とは異なる信号の入力に切り換える処理であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の送信装置。
  6. 送信装置からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する受信装置に対して、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用して無線通信を行うことが可能な送信装置の制御方法であって、
    前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信工程と、
    前記送信装置の移動を検知する検知工程と、
    前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知工程での検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御工程と、を有する送信装置の制御方法。
  7. ユーザが前記送信装置を操作した操作内容を検知する操作検知工程を有し、
    前記制御工程では、前記送信装置が移動された後に前記操作検知工程で検知した操作内容が前記送信装置の電源をオフ状態にする操作である場合には、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項に記載の送信装置の制御方法。
  8. 前記制御工程では、前記送信装置が移動された後に前記操作検知工程で検知した操作内容が前記送信装置の電源をオフ状態にする操作以外の操作である場合には、所定時間内に前記第1の無線通信モードの再接続が行われるか否かを判定し、再接続が行われなかった場合には、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項に記載の送信装置の制御方法。
  9. ユーザが前記送信装置を操作した操作内容を検知する操作検知工程を有し、
    前記制御工程では、前記送信装置が移動された後に前記操作検知工程で操作を検知することなく所定時間経過した場合は、前記受信装置に対して、前記無信号状態回避処理の保留を解除するための保留解除制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信することを特徴とする請求項に記載の送信装置の制御方法。
  10. 前記無信号状態回避処理は、前記受信装置を省電力状態に移行する処理または前記送信装置からの信号とは異なる信号の入力に切り換える処理であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の送信装置の制御方法。
  11. 無線通信を利用してデータを送信する送信装置と、
    前記送信装置からの無線通信で送信されたデータを受信する受信装置とからなる情報通信システムであって、
    前記送信装置と前記受信装置との間の無線通信は、高指向性の無線を利用する第1の無線通信モード及び前記高指向性の無線よりも指向性が低い低指向性の無線を利用する第2の無線通信モードを利用し、
    前記受信装置は、
    前記送信装置からの信号入力が存在しない無信号状態が生じた場合に、無信号状態を回避するための無信号状態回避処理を実行する制御手段を有し、
    前記送信装置は、
    前記第1の無線通信モードが切断されたことを示す切断情報を前記受信装置から前記第2の無線通信モードで受信する受信手段と、
    前記送信装置の移動を検知する検知手段と、
    前記受信装置に対して前記第1の無線通信モードでデータを送信中に前記切断情報を受信した場合、前記検知手段による検知結果を用いて、前記第1の無線通信モードによる無線通信の切断が前記送信装置の移動によるものか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記送信装置の移動によって前記第1の無線通信モードによる無線通信が切断されたと判定された場合、前記受信装置に対して前記無信号状態回避処理の実行を保留させるための保留制御信号を前記第2の無線通信モードを利用して送信する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする情報通信システム。
  12. 前記無信号状態回避処理は、前記受信装置を省電力状態に移行する処理または前記送信装置からの信号とは異なる信号の入力に切り換える処理であることを特徴とする請求項11に記載の情報通信システム。
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