JP5227923B2 - 移動局、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法 - Google Patents

移動局、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動局、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法に関する。
複数のセルを具備する移動通信システムでは、移動局UE(User Equipment:ユーザ装置)は、1つのセルから他のセルに移動するときに、セルを切り替えて通信を継続するように構成されている。かかるセルの切り替えを「ハンドオーバ」という。
一般的に、移動通信システムでは、移動局UEが、隣接セルに移動し、かかる移動局UEにおいて、隣接セルからの信号の受信電力が、サービングセル(Serving Cell)からの信号の受信電力よりも強くなった場合に、かかる移動局UEは、隣接セルにハンドオーバを行うように構成されている。
なお、上述の隣接セルからの信号の受信電力又はサービングセルからの信号の受信電力は、例えば、隣接セル又はサービングセルから送信される下りリンクの参照信号(Reference Signal)の受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)である(RSRPの定義については、非特許文献1を参照のこと)。
図7及び図8を参照して、かかるハンドオーバ手順の一例について、具体的に説明する。
図7に示すように、ステップS1において、移動局UEは、隣接セルからの信号の受信電力を測定する。
ステップS2において、移動局UEは、隣接セルからの信号の受信電力が、以下の(式1)を満たすか否かについて判定する。
隣接セルからの信号の受信電力 + ヒステリシス > サービングセルからの信号の受信電力 … (式1)
かかる(式1)が満たされていると判定された場合、ステップS2において、移動局UEは、上述の測定結果を報告するためのイベントA3を、ネットワークに対して通知する。
具体的には、移動局UEは、図8に示すように、サービングセル(セルA)及び監視対象である周辺セル(セルB)からの信号の受信電力を測定し、予め通知されている「ヒステリシス[dB]」及び「TTT(Time To Trigger)[ms]」を用いて、上述の測定結果を通知するか否かについて判定する。
つまり、図8において、所定期間「TTT」以上、セルBからの信号の受信電力(無線品質)が、「ヒステリシス」以上、セルAからの信号の受信電力(無線品質)よりも上回っている状態が継続している場合、移動局UEは、上述の測定結果(Measurement Report)を通知するべきであると判定する。
ここで、信号の受信電力(無線品質)Fとしては、以下の(式2)及び(式3)によって算出された値が用いられるものとする。具体的には、移動局UEにおいて、上位レイヤが、物理レイヤによる測定値に対して、(式2)に示すフィルタリング処理(L3 Filtering)を行うように構成されている。
= (1−a)・Fn−1 + a・M … (式2)
a = 1/2(k/4) … (式3)
なお、(式3)における「k」の値は、「ヒステリシス」や「TTT」と同様に、無線基地局から移動局UEに対して事前に通知されているものとする。また、「ヒステリシス」は、セル境界でサービングセルから隣接セルへのハンドオーバが頻繁に生じないために設けられる値であり、正の値でもよく、負の値でもよい。
また、ステップS3において、ネットワークは、イベントA3の通知を受信すると、かかる移動局UEが、受信したイベントA3に係るセルに対してハンドオーバすべきであることを決定する。
また、ネットワークはハンドオーバすべきであると決定すると、移動局UEに対してハンドオーバすべきセルの情報を指示する。その後、移動局UEは該セルにハンドオーバ後、ハンドオーバが完了した旨、ネットワークに通知する。
3GPP TS36.214、V8.5.0
上述したように、移動通信システムにおいては、無線基地局eNBと移動局UEとが接続中である場合に、ハンドオーバ制御が適用される。
ここで、移動局UEは、予め通知されたパラメータに基づいて、測定されたサービングセル及び周辺セルにおける受信電力と判定条件閾値とを比較して、ネットワークに対して測定結果を通知すべきであるか否かについて判定する。
言い換えれば、移動局UEは、ハンドオーバにより、サービングセルが変更になった直後であっても、再度、測定結果を通知すべきであると判定した場合、再度、ネットワークに対して測定結果を通知することになる。
しかしながら、これは、判定条件におけるパラメータが小さいことに起因するが、サービングセルと周辺セルとの境界に移動局UEが位置している場合は、不必要にハンドオーバ制御を実施してしまうことになる。ここで、前記判定条件におけるパラメータとは、例えば、ヒステリシスやTTTである。
また、上述の判定条件におけるパラメータを大きくした場合、上述の不要なハンドオーバ制御は減らすことができるが、特に、高速移動時には、測定結果の通知が適当なタイミングで行われないことになり、その結果、ハンドオーバが遅延し、適切な制御が行われないという問題がある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、不必要なハンドオーバ制御を削減しつつ、ハンドオーバの遅れを発生させないことを可能とする移動局、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、無線基地局と通信する移動局であって、前記無線基地局から、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、前記移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部と、前記測定部によって測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部と、前記判定部によって前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、前記移動局が、前記サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、前記判定部は、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局と通信する無線基地局であって、前記移動局によって通知された該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている判定部とを具備し、前記判定部は、前記移動局に対する前記サービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線基地局と移動局とが通信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局は、前記無線基地局から、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、前記移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部と、 前記測定部によって測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部と、前記判定部によって前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、前記無線基地局は、前記移動局に対して、前記パラメータを通知するように構成されているパラメータ通知部と、前記移動局によって通知された該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている判定部とを具備しており、前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、該移動局の前記判定部は、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線基地局と移動局との間で通信する移動通信方法であって、前記無線基地局が、前記移動局に対して、パラメータを通知する工程Aと、前記移動局が、該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定する工程Bと、前記移動局が、前記工程Bにおいて測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記工程Aにおいて通知された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定する工程Cと、前記移動局が、前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知する工程Dとを有し、前記工程Cにおいて、前記移動局は、該移動局が該サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、不必要なハンドオーバ制御を削減しつつ、ハンドオーバの遅れを発生させないことを可能とする移動局、無線基地局、移動通信システム及び移動通信方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の動作を示すフローチャートである。 本発明の変更例1に係る移動局の動作を示すフローチャートである。 本発明の変更例2に係る無線基地局の動作を示すフローチャートである。 一般的なハンドオーバの動作を示すフローチャートである。 一般的な測定報告の通知方法について説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムである。
かかる移動通信システムでは、無線アクセス方式として、下りリンクについては「OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式」が適用され、上りリンクについては「SC-FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)方式」が適用されることが検討されている。
OFDM方式は、特定の周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯域上にデータを載せて伝送を行う方式である。かかるOFDM方式によれば、サブキャリアを周波数軸上で一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。
また、SC-FDMA方式は、特定の周波数帯域を分割し、複数の移動局UEの間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、複数の移動局UEの間における干渉を低減することができる伝送方式である。SC-FDMA方式によれば、送信電力の変動が小さくなる特徴を有することから、移動局UEの低消費電力化及び広いカバレッジを実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBが、物理下り制御チャネルPDCCHを介して下り制御信号を送信し、物理下り共有データチャネルPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を介して下りデータ信号を送信するように構成されている。
一方、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、物理上り共有データチャネルPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を介して上りデータ信号を送信するように構成されている。
図2に示すように、移動局UEは、状態管理部11と、パラメータ取得部12と、測定部13と、判定部14と、通知部15とを具備している。
状態管理部11は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過しているか否かについて管理するように構成されている。
パラメータ取得部12は、無線基地局eNBから、各種パラメータを取得するように構成されている。
測定部13は、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている。
例えば、測定部13は、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質として、移動局UEのサービングセル及び周辺セルからの信号(例えば、参照信号(RS:Reference Signal)等)の受信電力を測定するように構成されていてもよい。なお、かかる参照信号の受信電力は、「RSRP(Reference Signal Received Power)」と呼ばれてもよい。
また、測定部13は、上述の(式2)及び(式3)によって算出された値を、移動局UEのサービングセル及び周辺セルからの信号の受信電力Fの測定値としてもよい。例えば、物理レイヤにおける測定間隔は、200msである。
判定部14は、無線基地局eNBに対して、測定部13による測定結果(Measurement Report)を通知すべきか否かについて判定するように構成されている。
例えば、判定部14は、第2所定期間以上継続して所定条件が満たされている場合に、上述の測定結果を通知すべきであると判定するように構成されていてもよい。ここで、判定部14は、かかる所定条件を、上述の(式1)の条件としてもよい。
なお、かかるパラメータには、上述の第2所定期間を示すパラメータ(「TTT」)や、上述の所定条件を規定するパラメータ(「ヒステリシス」や「k(フィルタ係数)」)等が含まれている。
また、かかるパラメータには、サービングセルと通信を開始してから移動局UEの動作が制限される期間(第1所定期間)を示すパラメータが含まれている。
かかる例からも分かるように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間、移動局UEの動作が制限されるように構成されている。
例えば、上述の第2所定期間を示すパラメータの値(256[ms])は、サービングセルと通信を開始してからの移動局UEの動作が制限される第1所定期間を示すパラメータの値(1000[ms])よりも短くなるように構成されていてもよい。また、その逆でもよい。
以下に、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、判定部14が、測定部13によって測定されたサービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、パラメータ取得部12によって取得されたパラメータに基づいて、測定結果を通知すべきか否かについて判定することの効果について説明する。
ハンドオーバ制御においては、移動局UEが、サービングセル及び周辺セルの無線品質を測定し、その測定結果を用いて、その測定結果を通知するか否かについて判定するが、無線環境の変動に起因した判定の不安定さを解消するために、その判定に用いられる第1所定期間や第2所定期間や所定条件を示すパラメータが用いられる。
しかし、かかる測定結果と共に用いられる第2所定期間は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してからの期間である第1所定期間とは独立に設定されるため、例えば、かかる第1所定期間の値が小さい場合、サービングセルと周辺セルとの境界付近に位置する移動局UEは、サービングセルと通信を開始してから極めて短期間で、測定結果を通知し、周辺セルへハンドオーバしてしまう。
特に、セル境界付近に一定の期間位置する移動局UEにとっては、近接セル間でハンドオーバを繰り返すことになってしまい、移動局UEにとっても、無線基地局eNBにとっても、制御負荷が増えてしまうことになる。
一方で、上述の第1所定期間の値が大きい場合、上述したような、近接セル間にてハンドオーバを繰り返すといった問題を回避することが可能となるが、逆に、高速移動時にハンドオーバが遅れることになり、結果として、通信品質が劣化してしまうという問題が生じる。
よって、上述したように、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、移動局UEは、測定結果を通知すべきか否かについて判定することで、特に、セル境界付近に一定期間位置する移動局UEは、適切にハンドオーバ制御を行うことが可能となる。
この場合、かかる第1所定期間の値を、高速移動時に合わせて小さい値を設定することにより、高速移動時の通信品質の劣化を防ぎつつ、かつ、上述したセル境界付近でハンドオーバを繰り返すといった問題も回避することが可能となる。
なお、上述の第1所定期間及び第2所定期間については、移動局UEによって予め、自律的に、すなわち、固定的なパラメータとして保有されていてもいいし、無線基地局eNBから通知されてもよい。
また、測定部13が、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過した場合に、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定を開始すべきであると判定するように構成されていてもよい。ここで、第3所定期間は、上述の第1所定期間と同一であってもよいし、上述の第1所定期間と異なっていてもよい。
通知部15は、判定部14によって測定結果を送信すべきであると判定された場合、かかる測定結果を無線基地局eNBに対して通知するように構成されている。
具体的には、通知部15は、物理上り共有チャネルPUSCHを介して、かかる測定結果を無線基地局eNBに対して通知するように構成されている。かかる測定結果は、「Measurement Report」と呼ばれてもよい。
図3に示すように、無線基地局eNBは、パラメータ通知部21と、判定部22とを具備している。
パラメータ通知部21は、移動局UEに対して、上述の所定区間を示すパラメータや、上述の第2所定期間を示す第1パラメータや、上述の第3所定期間を示す第2パラメータを通知するように構成されている。
具体的には、パラメータ通知部21は、物理下り共有チャネルPDSCHを介して、移動局UEに対して、上述のパラメータや第1パラメータや第2パラメータを通知するように構成されている。
なお、上述のパラメータや第1パラメータや第2パラメータは、報知情報として移動局UEに対して通知されてもよいし、個別の制御情報である「RRC Message」として移動局UEに対して通知されてもよい。
判定部22は、移動局UEによって通知された移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている。
なお、判定部22は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について、具体的には、本発明の第1の実施形態に係る移動局UEが上述の測定結果を通知する動作について説明する。
図4に示すように、ステップS101において、移動局UEは、サービングセル及び周辺セルの無線品質を測定する。
移動局UEは、ステップS102において、かかる測定結果が所定条件を満たしているか否かを判定し、かかる測定結果が所定条件を満たしていると判定した場合、ステップS103において、サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過しているか否かについて判定する。
移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過していると判定された場合、ステップS104において、移動局UEは、無線基地局eNBに対して、かかる測定結果を通知する。
例えば、移動局UEは、第2所定期間「0.256[s]」の間継続して下記(式4)乃至(式6)が満たされていて、かつ、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過していると判定する場合、上述の測定結果について無線基地局eNBに対して通知すべきであると判定する。
隣接セルからの信号の受信電力F+2[dB]>サービングセルからの信号の受信電力 … (式4)
=(1−a)・Fn−1+a・M … (式5)
a=1/2 … (式6)
ステップS103において、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過していないと判定された場合、ステップS105において、移動局UEは、上述の測定結果について無線基地局eNBに対して通知すべきではないと判定する。
また、上述した第1の実施形態に係る移動通信システムにおいては、サービングセル及び周辺セルにおける無線品質として、参照信号の受信電力(RSRP)が用いられたが、代わりに、RSRQ(Reference Signal Received QualityPower)やRS-SIRやCQIが用いられてもよい。或いは、サービングセル及び周辺セルにおける無線品質として、RSRPやRSRQやRS-SIRやCQIの少なくとも1つが用いられてもよい。
なお、RSRQとは、下りリンクの参照信号の受信電力を、下りリンクのRSSI(Received Signal Strength Indicator)で割った値である。
ここで、RSSIとは、移動局において観測されるトータルの受信レベルであり、熱雑音や他セルからの干渉電力や自セルからの希望信号の電力等の全てを含んだ受信レベルのことである(RSRQの定義については、3GPP TS36.214、V8.3.0を参照のこと)。
また、RS-SIRとは、下りリンクの参照信号のSIR(Signal-to-Interference Ratio)である。
また、CQI(Channel Quality Indicator)とは、下りリンクの無線品質情報である(CQIの定義については、3GPP TS36.213、V8.3.0を参照のこと)。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムを用いて説明したが、HSDPA方式、HSUPA方式、LTE-Advanced方式、WiMAX等のその他移動通信システムにおいても同様に適用されてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEがサービングセルと通信を開始してからの期間に応じて、測定結果を無線基地局eNBに通知するか否かを判定することができるため、移動局UEが、適切なタイミングでネットワークに対して測定結果を報告し、いたずらにハンドオーバ制御を増やすことなく、通信断を起こすことなく通信を継続することができ、ネットワークにおける負荷や移動局UEの消費電流の抑制、更にはユーザ利便性を向上することができる。
(変更例1)
上述した第1の実施形態に係る移動通信システムにおいては、移動局UEは、上述の第1所定期間を用いて、上述の測定結果を通知するか否かについて判定しているが、本変更例1に係る移動通信システムでは、移動局UEは、第3所定期間を用いて、上述の測定を実施するか否かについて判定してもよい。
図5に示すように、移動局UEは、ステップS201において、サービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過しているか否かについて判定し、サービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過していると判定した場合、ステップS202において、移動局UEは、サービングセル及び周辺セルの無線品質を測定する。
移動局UEは、ステップS203において、かかる測定結果が所定条件を満たしているか否かを判定し、かかる測定結果が所定条件を満たしていると判定した場合、ステップS204において、無線基地局eNBに対して、かかる測定結果を通知する。
一方、移動局UEは、ステップS203において、かかる測定結果が所定条件を満たしていないと判定した場合、ステップS204において、移動局UEは、上述の測定結果について無線基地局eNBに対して通知すべきではないと判定する。
(変更例2)
また、変更例2に係る移動通信システムにおいて、測定結果の通知を受けた無線基地局eNBは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていてもよい。
図6に示すように、無線基地局eNBは、ステップS301において、移動局UEから測定結果を受信し、ステップS302において、移動局UEがと通信を開始してから第4所定期間以上経過しているか否かについて判定する。
無線基地局eNBは、ステップS302において、移動局UEがと通信を開始してから第4所定期間以上経過していると判定した場合、ステップS303において、かかる測定結果が所定条件を満たしているか否かを判定し、かかる測定結果が所定条件を満たしていると判定した場合、ステップS304において、移動局UEがハンドオーバすべきであると決定する。
一方、無線基地局eNBは、ステップS302において、移動局UEがと通信を開始してから第4所定期間以上経過していないと判定した場合、本動作は、ステップS305に進む。
また、無線基地局eNBは、ステップS303において、かかる測定結果が所定条件を満たしていないと判定した場合、本動作は、ステップS305に進む。
ステップS305において、無線基地局eNBは、移動局UEがハンドオーバすべきではないと決定する。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、無線基地局eNBと通信する移動局UEであって、無線基地局eNBから、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部12と、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部13と、測定部13によって測定されたサービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、パラメータ取得部12によって取得されたパラメータに基づいて、測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部14と、判定部14によって測定結果を送信すべきであると判定された場合、かかる測定結果を無線基地局eNBに対して通知するように構成されている通知部15とを具備し、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、判定部14は、測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、判定部14は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合で、かつ、第2所定期間以上継続して所定条件が満たされている場合にのみ、測定結果を通知すべきであると判定するように構成されており、パラメータ取得部12は、パラメータとして、第2所定期間を示す第1パラメータを取得するように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において測定部13は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過した場合に、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定を開始すべきであると判定するように構成されており、パラメータ取得部12は、パラメータとして、第3所定期間を示す第2パラメータを取得するように構成されていてもよい。
本実施形態の第2の特徴は、移動局UEと通信する無線基地局eNBであって、移動局UEに対して、移動局UEによって通知された移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている判定部22とを具備し、判定部22は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴は、無線基地局eNBと移動局UEとが通信するように構成されている移動通信システムであって、移動局UEは、無線基地局eNBから、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部12と、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部13と、測定部13によって測定されたサービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、パラメータ取得部12によって取得されたパラメータに基づいて、測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部14と、判定部14によって測定結果を送信すべきであると判定された場合、かかる測定結果を無線基地局eNBに対して通知するように構成されている通知部15とを具備し、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、パラメータを通知するように構成されているパラメータ通知部21と、移動局UEによって通知された移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている判定部22とを具備しており、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、移動局UEの判定部14は、測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴において、移動局UEの判定部14は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合で、かつ、第2所定期間以上継続して所定条件が満たされている場合にのみ、測定結果を通知すべきであると判定するように構成されており、パラメータ取得部12は、パラメータとして、第2所定期間を示す第1パラメータを取得するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、測定部13は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過した場合に、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定を開始すべきであると判定するように構成されており、パラメータ取得部12は、パラメータとして、第3所定期間を示す第2パラメータを取得するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、無線基地局eNBの判定部22は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、無線基地局eNBの判定部22は、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴は、無線基地局eNBと移動局UEとの間で通信する移動通信方法であって、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、パラメータを通知する工程Aと、移動局UEが、移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定する工程Bと、移動局UEが、工程Bにおいて測定されたサービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、工程Aにおいて通知されたパラメータに基づいて、測定結果を通知すべきか否かについて判定する工程Cと、移動局UEが、測定結果を送信すべきであると判定された場合、測定結果を無線基地局eNBに対して通知する工程Dとを有し、工程Cにおいて、移動局UEは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、測定結果を通知すべきか否かについて判定することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴において、無線基地局eNBが、移動局UEによって通知された移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定する工程Eを有し、工程Eにおいて、無線基地局eNBは、移動局UEが前記無線基地局配下のセルにハンドオーバをしてきてから第4所定期間が経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定してもよい。
本実施形態の第4の特徴において、無線基地局eNBが、移動局UEによって通知された移動局UEのサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定する工程Eを更に有し、工程Eにおいて、無線基地局eNBは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定する。
なお、上述した例では、無線基地局eNBは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定したが、代わりに、工程Eにおいて、無線基地局eNBは、移動局UEがサービングセルと通信を開始してから第1所定期間又は第3所定期間以上経過している場合にのみ、移動局UEがハンドオーバすべきであるか否かについて判定してもよい。
なお、上述の無線基地局eNBや移動局UEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局eNBや移動局UE内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局eNBや移動局UE内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
11…状態管理部
12…パラメータ取得部
13…測定部
14、22…判定部
15…通知部
eNB…無線基地局
21…パラメータ通知部
22…判定部

Claims (7)

  1. 無線基地局と通信する移動局であって、
    前記無線基地局から、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、
    前記移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部と、
    前記測定部によって測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部と、
    前記判定部によって前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、
    前記移動局が、前記サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、前記判定部は、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを特徴とする移動局。
  2. 前記判定部は、前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから前記第1所定期間以上経過した場合で、かつ、第2所定期間以上継続して所定条件が満たされている場合にのみ、前記測定結果を通知すべきであると判定するように構成されており、
    前記パラメータ取得部は、前記パラメータとして、前記第2所定期間を示す第1パラメータを取得するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  3. 前記測定部は、前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから第3所定期間以上経過した場合に、該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定を開始すべきであると判定するように構成されており、
    前記パラメータ取得部は、前記パラメータとして、前記第3所定期間を示す第2パラメータを取得するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動局。
  4. 無線基地局と移動局とが通信するように構成されている移動通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記無線基地局から、パラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、
    前記移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定するように構成されている測定部と、
    前記測定部によって測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記パラメータ取得部によって取得された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されている判定部と、
    前記判定部によって前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知するように構成されている通知部とを具備し、
    前記無線基地局は、
    前記移動局に対して、前記パラメータを通知するように構成されているパラメータ通知部と、
    前記移動局によって通知された該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されている判定部とを具備しており、
    前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、該移動局の前記判定部は、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  5. 前記無線基地局の判定部は、前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の移動通信システム。
  6. 無線基地局と移動局との間で通信する移動通信方法であって、
    前記無線基地局が、前記移動局に対して、パラメータを通知する工程Aと、
    前記移動局が、該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質を測定する工程Bと、
    前記移動局が、前記工程Bにおいて測定された前記サービングセル及び周辺セルにおける無線品質、及び、前記工程Aにおいて通知された前記パラメータに基づいて、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定する工程Cと、
    前記移動局が、前記測定結果を送信すべきであると判定された場合、該測定結果を前記無線基地局に対して通知する工程Dとを有し、
    前記工程Cにおいて、前記移動局は、該移動局が該サービングセルと通信を開始してから第1所定期間以上経過した場合にのみ、前記測定結果を通知すべきか否かについて判定することを特徴とする移動通信方法。
  7. 前記無線基地局が、前記移動局によって通知された該移動局のサービングセル及び周辺セルにおける無線品質の測定結果に基づいて、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定する工程Eを更に有し、
    前記工程Eにおいて、前記無線基地局は、前記移動局が前記サービングセルと通信を開始してから第4所定期間以上経過している場合にのみ、該移動局がハンドオーバすべきであるか否かについて判定することを特徴とする請求項6に記載の移動通信方法。
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