JP5227619B2 - 超音波モータ駆動式の車両用指針計器 - Google Patents

超音波モータ駆動式の車両用指針計器 Download PDF

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Description

本発明は、車両の走行速度計やエンジン回転計等に使用される超音波モータ駆動式の車両用指針計器に関するものである。
超音波モータを駆動源として用いた車両用指針計器の例として、特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。これらの特許文献に記載の車両用指針計器は、進行波型の超音波モータや捩り結合子型の超音波モータ等のステータ部分をハウジングに固定し、ステータ部分の振動によって回動するロータに指針を連結したものである。
特開昭63ー300995号公報 特開平3ー200072号公報
ところで、これらの超音波モータを指針の駆動源として用いた場合、超音波モータを構成する振動体やロータを通常は摩耗に強い金属で構成する関係から、振動による異音を発生しやすいという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、振動による異音の発生を極力抑制することのできる超音波モータ駆動式の車両用指針計器を提供することを目的とする。
請求項の発明は、文字盤側に固定されるハウジングに超音波モータのステータ部分である振動体を固定し、この振動体に共振振動を起こさせ、その共振振動をロータに伝達することで該ロータを回転させ、それにより該ロータに固定された指針を回す超音波モータ駆動式の車両用指針計器において、前記振動体及びロータが金属で構成されると共に、前記振動体が固定されたハウジングと、前記ロータが固定された前記指針側の部材とが、前記金属よりも振動吸収性の高い樹脂で構成され、前記指針の基端部に、該指針の回転中心部分を目隠しすると共に指針と一体回転する指針キャップが設けられ、該指針キャップが前記ハウジングに回転自在に支持され、その指針キャップの内周に前記ロータが嵌合されると共に、該ロータの内周側に前記振動体が配設さ、前記ロータが直接嵌合される前記指針キャップ側の部材が前記樹脂で構成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の超音波モータ駆動式の車両用指針計器であって、前記指針キャップ側の部材として、該指針キャップの内周に前記樹脂で構成されたロータホルダが嵌合され、そのロータホルダの内周に前記ロータが嵌合されており、記ロータホルダが前記ハウジングに回転自在に支持されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の超音波モータ駆動式の車両用指針計器であって、前記指針キャップが前記樹脂で構成されると共に、該指針キャップの内周に直接前記ロータが嵌合されており、前記指針キャップが、前記指針の基端部に連結された指針軸部を介して、前記ハウジングに回転自在に支持されていることを特徴とする。
請求項の発明によれば、振動体とロータを金属で構成しているので、振動体とロータの接触部分の摩耗を減らすことができる。また、振動体とロータが金属製であることにより、振動による異音が発生する可能性があるが、振動体とロータを固定した部材を樹脂で構成しているので、異音発生を防ぐことができる。特に、指針キャップの内周にロータを嵌合し、ロータの内周側に振動体を配設した外ロータ構造タイプにおいて、ロータが直接嵌合される指針キャップ側の部材を樹脂で構成しているので、ロータの振動による異音発生を防ぐことができる。
請求項の発明によれば、指針キャップの内周にロータを嵌合し、ロータの内周側に振動体を配設した外ロータ構造タイプにおいて、指針キャップの内周に、樹脂製のロータホルダを嵌合し、そのロータホルダの内周にロータを嵌合させているので、ロータの振動による異音発生を防ぐことができる。また、ロータを嵌合したロータホルダを直接ハウジングにより回転自在に支持しているので、ロータと振動体の位置精度を高めることができ、性能の安定を図ることができる。
請求項の発明によれば、指針キャップの内周にロータを嵌合し、ロータの内周側に振動体を配設した外ロータ構造タイプにおいて、ロータが直接嵌合される指針キャップを樹脂で構成しているので、ロータの振動による異音発生を防ぐことができる。また、指針軸部を介して指針キャップをハウジングにより回転自在に支持しているので、部品点数を減らして構造の簡略化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態の車両用指針計器の構成図で、文字盤に指針組立ユニットを組み付ける前の状態を示す斜視図、図2は図1の指針組立ユニットの一部の部品を省略して内部を透視して示す斜視図、図3は指針組立ユニットの分解斜視図、図4は指針組立ユニットに使用する振動体の構成を示す斜視図、図5は指針組立ユニットの内部構成を示す縦断面図、図6は前記振動体とロータの関係を示す横断面図である。
図1〜図3に示すように、この実施形態の車両用指針計器は、文字盤3と、文字盤3の中心孔3aの背面側に配された配線板上のコネクタ100と、文字盤3の表面側に着脱自在に装着される指針組立ユニット1とを備えている。
指針組立ユニット1には、樹脂製のハウジング60と、基端部を中心に文字盤3の表面に沿って回転する指針4と、指針4の基端部に設けられて指針4の回転中心部分を目隠しすると共に指針4と共に一体回転する樹脂製の指針キャップ6と、指針4を回転駆動する外ロータ構造の超音波モータ70(駆動機構)と、指針キャップ6の内周に嵌合された樹脂製のロータホルダ20とが含まれている。
ハウジング60は、文字盤3の中心孔3aの表面側に固定される部品であり、指針キャップ6の背面側に、正面から見た際に指針キャップ6に隠れるように設けられている。文字盤3の中心孔3aに配置されたコネクタ100には、ハウジング60の下端部分を嵌合する凹所が設けられており、その凹所の内周部に、ハウジング60のケース10の下端に設けた複数の係合爪19が係合する係止凹部101が設けられている。また、ハウジング60の下面が対面する凹所の内底面には、後述する指針組立ユニット1側の端子8、9を差し込み接合するための端子差込孔102、103が設けられている。
超音波モータ70は、ハウジング60と指針キャップ6との間の空間に、指針キャップ6に隠れるように配設されており、指針4及び指針キャップ6から超音波モータ70を含めてハウジング60までの範囲が、1つの指針組立ユニット1として組み立てられ、その指針組立ユニット1が文字盤3の表面側に着脱自在に装着されている。
超音波モータ70は、ステータ部分である金属製の振動体30と、該振動体30の共振振動の伝達により回転させられる金属製のロータ35とを有するもので、振動体30がハウジング60側に固定され、ロータ35が指針キャップ6側に固定されている。
振動体30は、図4に示すように、中心部に円形の貫通孔31aを有する環状の本体31と、該環状の本体31の外周側にバネ部32を介して突設された複数の振動子33と、該各振動子33に設けられたピエゾ素子34とから構成されている。
一方、ロータ35は、金属製のリング状のもので、振動体30の外周に嵌め合わせられることで、内周に振動子33が圧接している。ロータ35と振動体35よりなる超音波モータ70は、ピエゾ素子34を駆動して振動体30を共振振動させることにより、振動子33とロータ35の摩擦によって、ロータ35を回転させるものである。
ハウジング60は、振動体30が嵌合固定されると共にロータホルダ20が回転自在に嵌合されるケース10と、このケース10の下部空間(後述する大径凹部18及び小径凹部17)に嵌合されたLEDホルダ40とで構成されている。
ケース10は、図3及び図5に示すように、下側の大径円柱部11の上面中央に中径円柱部12を立設し、中径円柱部12の上面中央に小径嵌合部14を立設すると共にその周囲に複数の支持突起13を立設し、小径嵌合部14の上面中央に円筒状のボス部14aを突設し、円筒状のボス部14aの先端外周に直径方向に対向させて、止め輪25の内周の対向突片25aを係止するための係止溝14bを形成したものである。
ケース10の底面側の内部には、図5に示すように、大径凹部18が形成され、その中央部上側に連続して小径凹部17が形成され、その更に中央上側に連続して、ボス部14aの中心を貫通する貫通孔15が設けられており、ホルダ40の大径部41がケース10の大径凹部18に嵌合され、ホルダ40の小径凹部42がケース10の小径凹部17に嵌合されている。
振動体30は、環状の本体31の貫通孔31bを、ケース10の小径嵌合部14に嵌合した状態で、中径円柱部12の上端面に載っており、その状態で、支持突起13に環状の本体31に形成した取付孔31aを嵌めて、支持突起13の先端を加締めることにより、ケース10上に固定されている。
また、ケース10の上部に突設された円筒状のボス部14aの外周には、金属製でリング状のロータ35を円筒周壁21の内周に圧入したロータホルダ20のボス部23が回転自在に嵌合されており、それにより、振動体30の外周に突設された振動子33にロータ35の内周が安定的に接触している。
ロータホルダ20は、ロータ35が内周に圧入された円筒周壁21と、この円筒周壁21に外周縁が連結された円板壁22と、円板壁22の内周縁に連設された円筒状のボス部23とを有する樹脂成形品であり、そのボス部23を、ケース10のボス部14aの外周に回転自在に嵌合させた状態で、ケース10の小径嵌合部14の上端と、ボス部14aの係止溝14bに係合された止め輪25とで挟むことにより、軸方向に移動しないように位置決めされている。
そして、このロータホルダ20の外周に、指針4と一体化された指針キャップ6の裾部6aの内周面6bが嵌合され、裾部6aの下端の爪部6cがロータホルダ20の下端に係合することにより、指針キャップ6からハウジング60までが1つの指針組立ユニット1として組み立てられている。なお、ロータホルダ20とロータ35の嵌合面やロータホルダ20と指針キャップ6の嵌合面に接着剤を介在させて、部品間のガタつきを無くすようにするのが、異音発生防止の観点からは好ましい。
また、指針キャップ6の内側に位置する指針4の基端部には、指針4を照明するための照明光の入射する入光面4aが設けられ、この入光面4aに対向するように、ハウジング60を構成するLEDホルダ40の上面中央には、照明光を発するLED(光源)7が配置され、そのLED7がケース10の貫通孔15の内部に挿入されている。そして、LED7と入光面4aを直線で結ぶ光路K(矢印で示す)が、振動体30の貫通孔31bの内側に位置する、ケース10のボス部14aの内側の貫通孔15によって確保されている。
また、ケース10とLEDホルダ40の嵌合部には端子配索溝(通路)16が確保されており、この端子配索溝16に、振動体30から延びる端子9が通されて下方へ延出されている。また、LED7の端子8は、ホルダ40に設けた小孔43から、振動体30の端子9と平行に下方へ延出されている。
次に本実施形態の車両用指針計器の組み立て手順について述べる。
指針組立ユニット1を組み立てる場合は、まず、超音波モータ70のステータ部分である振動体30を、ケース10の小径嵌合部14の外周に取り付ける。その際、振動体30から延びる2本の帯板状の端子9を、ケース10の端子配索溝16に挿入する。
次に、リング状のロータ35をロータホルダ20の円筒壁21の内周に圧入し、ロータホルダ20のボス部23を、ロータ35の内周に、振動体30の外周に突設した振動子33が接圧されるように、ケース10のボス部14aに嵌合させ、止め輪25を用いて抜け止めする。また、LEDホルダ40をケース10の下部の大径凹部18と小径凹部17に嵌合固定する。
次いで、予め指針4と一体化させてある指針キャップ6をロータホルダ20の上に被せ、ロータホルダ20の円筒壁21の外周部に、指針キャップ6の裾部6aの内周面6bを嵌合させると共に、裾部6aの爪6cによりロータホルダ20をロックする。こうすることにより、指針組立ユニット1を構成することができ、この状態で、LEDホルダ40上のLED7のレンズ部が、ケース10のボス部14aの貫通孔15を通して、指針4の入光面4aに対向する。
次に、このように構成した指針組立ユニット1を、文字盤3の中心孔3aの表側に装着する。即ち、ハウジング60の下端部を、文字盤3の中心孔3aの裏側のコネクタ100の凹所に嵌合させ、ケース10の下端の係止爪19を凹所の内周部に係合凹部に係合させる。それと同時に、指針組立ユニット1側の各端子8、9をそれぞれ端子差込孔102、103に差し込み接合させる。これにより、実施形態の車両用指針計器の組立が完了する。
このように組み立てた状態で、超音波モータ70のピエゾ素子34を駆動すると、振動子33が振動して振動体30が共振振動し、その振動がロータ35に摩擦により伝えられることで、ロータ35が回転し、指針キャップ6及び指針4が回転する。また、LED7の光が、入光面4aから指針4の内部に入り、反射を繰り返して指針4を照光する。
この場合、振動体30とロータ35は、共に金属で構成されているから、接触部分の摩耗を極力抑えることができる。また、金属製の振動体30と金属製のロータ35が振動しながら接触することにになるので、異音を発生する可能性があるが、振動体30を嵌合固定しているハウジング60と、ロータ35を嵌合固定しているロータホルダ20が共に、金属よりも振動吸収性の優れる樹脂で構成されているので、振動体30やロータ35の振動を、できるだけ樹脂部品で吸収することができて、異音の発生を防ぐことができる。
また、本実施形態では、ロータ35を嵌合したロータホルダ20を直接ハウジング60により回転自在に支持しているので、ロータ35と振動体30の相互位置精度を高めることができ、性能の安定を図ることができて、その点からも異音の発生を少なくすることができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、指針4及び指針キャップ6からハウジング60までの組立体を1つの指針組立ユニット1となし、そのユニット1自体の中に駆動機構である超音波モータ70を含めているので、その指針組立ユニット1を文字盤3の表面側に装着するだけで、指針4を駆動するための機構部分の組み立てを全て完了することができる。この場合、指針組立ユニット1の中のハウジング60を、文字盤3の中心孔3aを通して、文字盤3の背面に配してある配線板上のコネクタ100に固定するだけで、組み付けを完了することができる。従って、組み付け性の向上を図ることができる。
また、駆動機構である超音波モータ70が、文字盤3の表面側に位置する指針組立ユニット1の中に含まれているので、文字盤3の背面側の構成の簡略化が図ることができる。特に配線板の構成を、コネクタ100だけを単純に有するものに簡素化できるので、文字盤3の裏側のデザインの自由度を広げることができ、設計しやすくなる。
また、駆動機構である超音波モータ70が、指針組立ユニット1の中に予め組み込まれているので、文字盤3の背面側の構造に関係なく、指針組立ユニット1の取り替えを簡単に行うことができ、メンテナンス性が向上する。
また、駆動機構を超音波モータ70で構成しているので、駆動機構をコンパクトに構成することができ、小さな指針キャップ6の内部に駆動機構を容易に組み込むことができる。
また、その超音波モータ70を、振動体30の外周側にロータ35を配した外ロータ構造のものとしているので、回転軸線方向の寸法を小さくして、コンパクト化を図ることができる。従って、小さな指針キャップ6の内部に容易に駆動機構を収めることができるし、内部に駆動機構を装備しながら、指針キャップ6の小型化が図れる。
また、振動体30の外周側にロータ35を配しているので、振動体30の内周側の領域を他の用途に使うことができる。特に振動体30の中心部に貫通孔31aを設けているので、その貫通孔31aを指針照明用の空間として利用することができる。即ち、本実施形態のように、貫通孔31aの内側の空間に指針照明用のLED7を配置したり、LED7からの光を指針に到達させるための光路Kを確保したりすることが容易にできるようになる。
従って、指針組立ユニット1の中にコンパクトな形態で指針照明機能部を含めることができ、指針組立ユニット1を文字盤3の表面側に装着するだけで、指針発光機能付きの指針計器を組み立てることができる。しかも、指針組立ユニット1自体に光源であるLED7が含まれるので、常に安定した指針4の照明を行うことができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、ハウジング60を構成するケース10の外周に振動体30の中心部の貫通孔31bを嵌合固定すると共に、ケース10の上部に突設したボス部14aの外周に、ロータホルダ20のボス部23を回転自在に嵌合し、ロータホルダ20の内周部にロータ35を嵌合固定し、ロータホルダ20の外周に指針キャップ6を嵌合固定して、1つの指針組立ユニット1を構成しているので、コンパクトな構造を実現することができる。また、ケース10のボス部14aの内側の貫通孔15を、指針照明用の光路Kとして利用しているので、簡素な構造で指針照明を行うことができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、ハウジング60を、上側のケース10と該ケース10の下部空間(大径凹部18及び小径凹部17)に嵌合されるホルダ40とで構成し、ホルダ40の上に指針照明用の光源としてのLED7を搭載し、LED7の光を、ケース10の円筒状ボス部14aの内側の貫通孔15を通して、指針4の基端部の入光面4aに入射させるようにしているので、LED7の搭載を無理なく簡単に行うことができると共に、LED7の光を無駄なく指針4に届かせることができる。また、光源としてLED7を使用するので、発熱の影響を考えずに光源をレイアウトすることができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、ケース10とホルダ40の嵌合部に確保された端子配索溝(通路)16を通して、振動体30から延びる端子9を下方へ引き出しているので、その端子9がハウジング60を文字盤3に取り付ける際の邪魔になりにくくなる。また、振動体30の端子9とLED7の端子を下方へ平行に延ばしているので、ケース10とホルダ40よりなるハウジング60を文字盤3の表面側に装着する際に、例えば、文字盤3の背面側の配線板上のコネクタ100の端子差込などに真っ直ぐに各端子8、9を差し込みさえすれば、電気的な接続を完了することができ、組み付け性の向上が図れる。
<第2実施形態>
図7は本発明の第2実施形態の超音波モータ駆動式の車両用指針計器の要部の分解斜視図、図8は更に細かく示す分解斜視図、図9は同指針計器に使用している振動体の構成を示す斜視図、図10は振動体の位置で要部を切って示す横断面図、図11は要部の縦断面図である。
この実施形態の車両用指針計器は、図11に示すように、内ケースとして利用されるプリズム板101と、プリズム板101の背面に配置された配線板102と、プリズム板101の表面に配置された文字盤3と、文字盤3と平行な面内で回転する指針4と、指針4の基端部に一体に形成された指針軸部5と、指針軸部5から指針4への曲がり部をカバーする指針キャップ6と、指針軸部5の基端面5cに対向するよう配線板102上に実装され、指針軸部5を介して指針4を照光するLED107と、超音波モータ170のステータ部分である金属製の振動体110と、振動体110を収容固定すると共に文字盤3とプリズム板101の間に挟持された樹脂製のハウジング120と、指針軸部5が貫通孔115cの内部に圧入された金属製でパイプ状のロータ115と、を有する。ここで、プリズム板101とは、文字盤3の文字や目盛部分を背面側から照らすための導光板のことである。
指針4及び指針軸部5は透明な硬質樹脂材料により一体成形されており、指針軸部5が、LED7の光を指針4に導く導光体として構成され、ロータ115の回転中心位置(後述するロータ115の中心の貫通孔115c)に貫通して配設されている。ここでは、指針4の基端部に指針軸部5が一体化されていることで、導光体としての指針軸部5と指針4の基端部とが光学的に接続された関係にある。なお、指針4と指針軸部5とは直交した関係にあるので、指針軸部5から指針4への曲がり部に、指針軸部5を通って来た光を指針4に向けて反射する反射面5dが設けられている。
この車両用指針計器では、振動体110に共振振動を起こさせ、その共振振動をロータ115に伝達することで該ロータ115を回転させ、それにより、該ロータ115の先端側に連結された指針4を回す。そのため、振動体110は、図9に示すように、環状の本体111と、該環状の本体111の内周側にバネ部112を介して突設された複数の振動子113と、該各振動子113に設けられたピエゾ素子114とから構成されている。そして、図10、図11に示すように、振動体110の内部にロータ115の基端側が挿入され、ロータ115の外周に振動子113が圧接している。
また、図8、図11に示すように、ハウジング120は、互いに合体することにより振動体110を収容固定する上ケース121及び下ケース122とで構成されており、振動体110は、下ケース122の上面に突設した支持突起123に環状の本体111に形成した取付孔111a(図9参照)を嵌めて支持突起123を加締めることにより、下ケース122上にガタつかないように強固に固定されている。
これら上ケース121及び下ケース122には、振動体110の内部に挿入されるロータ115が貫通する軸受孔127、126がそれぞれ設けられ、ロータ115の基端部は、下ケース122の軸受孔126を貫通したところで、ロータ115の基端部外周の係合溝115bに止め輪(位置決め手段)116を嵌めることにより上方へ抜け止めされている。
また、下ケース122は円板皿状のものであり、その上に被さる上ケース121は、下ケース122の上側に被さるフランジ状部分124と、その中央部上側に突出した円錐筒状部125とを有し、図7に示すように、円錐筒状部125が文字盤3の中心孔3aに嵌まって文字盤3の表面側にまで突き出している。また、円錐筒状部25の中央に軸受孔127が開いており、この軸受孔127にロータ115が貫通している。図11に示すように、ロータ115の先端部には外鍔115a(位置決め手段)が付いており、この外鍔115aが上ケース121の円錐筒状部125の上端に突き当たることで、ロータ115が下方へ向けて位置決めされている。
この車両用指針計器においては、振動体110のピエゾ素子114を駆動すると、振動子113が振動して振動体110が共振振動し、その振動がロータ115に摩擦により伝えられることで、ロータ115が回転し、指針キャップ6及び指針4が回転する。また、LED7の光が、導光体である指針軸部5を通って、反射を繰り返しながら指針4に届いて指針4を照光する。
この場合、振動体110とロータ115は共に金属で構成されているから、接触部分の摩耗を極力抑えることができる。また、金属製の振動体110と金属製のロータ115が振動しながら接触することになるので、異音を発生する可能性があるが、振動体110を固定しているハウジング120と、ロータ115を固定している指針軸部5とが共に、金属よりも振動吸収性に優れる樹脂で構成されているので、振動体110やロータ115の振動をできるだけ樹脂部品により吸収することができ、異音の発生を少なくすることができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、パイプ状のロータ115の貫通孔115c(回転中心位置)に導光体である指針軸部5を貫通して設け、その指針軸部5を通してLED7からの光を指針4に導くようにしているので、超音波モータ170を駆動機構として採用しながらも、指針4を効率よく照光することができる。また、指針軸部5はロータ115の回転中心位置にあるから、LED7と振動体110及びロータ115とを互いに干渉せずに容易にレイアウトすることができる。
また、LED7の光を指針4まで導く導光体を、指針4と一体に形成した指針軸部5で構成しているので、部品点数を減らしながら、簡単な構造で、指針4を照光しつつ回転させることができる。また、超音波モータ170を、環状の振動体110の内周側にロータ115を配した内ロータ構造のものとし、ロータ115の中心に貫通孔115cを形成して、その貫通孔115cに、導光体よりなる指針軸部5を圧入しているので、ロータ115や振動体30を摩耗に強い金属で構成していながら、指針軸部5を通して効率よく指針4を照光することができる。
さらに、本実施形態の車両用指針計器では、ロータ115の軸方向の両端を、上ケース121と下ケース122の各軸受孔127、126の外側で外鍔115a及び止め輪116(位置決め手段)により位置決めしているので、ロータ115の抜けや移動を無くして、ロータ115の円滑な回転を保証することができる。特に、上ケース121と下ケース122の両軸受孔127、126間は距離が開いているので、ロータ115を安定回転させることができ、その点からも異音の発生防止に寄与することができる。また、上ケース121と下ケース122を合体することで、振動体110を収容すると共にロータ115を支持するハウジング120を構成しているので、組み立てが簡単にできる。
<第3実施形態>
図12は本発明の第3実施形態の超音波モータ駆動式の車両用指針計器の要部の分解斜視図、図13は要部縦断面図である。
この車両用指針計器は、図13に示すように、内ケースとして利用されるプリズム板101と、プリズム板101の背面に配置された配線板102と、プリズム板101の表面に配置された文字盤3と、文字盤3と平行な面内で回転する指針4と、指針4の基端部に一体に形成された指針軸部5と、指針軸部5から指針4への曲がり部をカバーする樹脂製の指針キャップ6と、指針軸部5の基端面5cに対向するよう配線板102上に実装され、指針軸部5を介して指針4を照光するLED107と、超音波モータ70のステータ部分である金属製の振動体30と、振動体30を固定すると共に文字盤3とプリズム板101の間に挟持された振動体用の樹脂製のホルダ(ハウジング)140と、指針キャップ6の裾部内周に圧入により直接嵌合固定された金属製でリング状のロータ35とを有する。ここでは、樹脂製の指針キャップ6のロータ35を嵌合した裾部の肉厚が、ロータ35の振動に十分に耐え得るように大きめに設定されている。
なお、超音波モータ70を構成する振動体30とロータ35は、第1実施形態のものと同様のものであるので、ここでは特に説明しない。
指針4及び指針軸部5は透明な硬質樹脂材料により一体成形されており、指針軸部5が、LED107の光を指針4に導く導光体として構成され、ロータ35の回転中心であるホルダ140の中心に貫通して配設されている。ここでは、指針4の基端部に指針軸部5が一体化されていることで、導光体としての指針軸部5と指針4の基端部とが光学的に接続された関係にある。なお、指針4と指針軸部5とは直交した関係にあるので、指針軸部5から指針4への曲がり部に、指針軸部5を通って来た光を指針4に向けて反射する反射面5dが設けられている。
また、円板状のホルダ140の上面中央には中央ボス部142が突設され、その中央ボス部142の中心に中心貫通孔141が形成されている。中央ボス部142の周囲には支持突起143が設けられており、振動体30は、環状の本体31を中央ボス部142に嵌めた状態で、支持突起123に環状の本体31に形成した取付孔31a(図4参照)を嵌めて支持突起123を加締めることで、ホルダ140上にガタつかないように強固に固定されている。また、ホルダ140の上面には、中央ボス部142と同心に段差の小さな嵌合段部144が設けられており、この嵌合段部144が文字盤3の中心孔3aに嵌まることで、文字盤3と位置決めされている。
また、図13に示すように、導光体として構成された指針軸部5は、ホルダ140の中心貫通孔141に回転自在に挿通され、先端側の段部5b(位置決め手段)がホルダ140の中央ボス部142の上端に突き当たることで下方へ向けて位置決めされ、基端側が、ホルダ140の貫通孔141を貫通したところで、基端外周の係合溝35aに止め輪(位置決め手段)16を嵌めることにより上方へ抜け止めされている。
この車両用指針計器においては、振動体30のピエゾ素子34を駆動すると、振動子33が振動して振動体30が共振振動し、その振動がロータ35に摩擦により伝えられることで、ロータ35が回転し、指針キャップ6及び指針4が回転する。また、LED7の光は、導光体である指針軸部5を通って、反射を繰り返しながら指針4に届いて指針4を照光する。
この場合、ロータ35が直接嵌合される指針キャップ6を樹脂で構成しているので、ロータ35の振動による異音発生を防ぐことができる。また、指針軸部5を介して指針キャップ6をホルダ(ハウジング)140により回転自在に支持しているので、部品点数を減らして構造の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、環状の振動体30を固定したホルダ140の中心貫通孔141(ロータ35の回転中心位置)に導光体である指針軸部5を挿通させ、その指針軸部5を通してLED107からの光を指針4に導くようにしているので、超音波モータを駆動機構として採用しながらも、指針4を効率よく照光することができる。また、指針軸部5はロータ35の回転中心位置にあるから、LED107と振動体30及びロータ35とを互いに干渉せずに容易にレイアウトすることができる。
また、LED107の光を指針4まで導く導光体を、指針4と一体に形成した指針軸部5で構成しているので、部品点数を減らしながら、簡単な構造で、指針4を照光しつつ回転させることができる。また、超音波モータ70を、環状の振動体30の外周側にリング状のロータ35を配した外ロータ構造のものとし、環状の振動体30の内側に導光体よりなる指針軸部5を貫通して設けているので、ロータ35や振動体30を摩耗に強い金属で構成していながら、指針軸部5を通して効率よく指針4を照光することができる。
また、本実施形態の車両用指針計器では、ハウジングとして設けたホルダ140の中心貫通孔141に、指針軸部5を回転自在に挿通させ、指針軸部5の軸方向両端を、ホルダ140の中心貫通孔141の両外側で段部5bと止め輪116により軸方向に位置決めしているので、指針軸部5の抜けや移動を無くして、指針軸部5を安定回転させることができる。また、ホルダ140の中心貫通孔141の外側に段部5bや止め輪116を配するだけでよいので、組み立てが簡単にできる。
本発明の実施形態の車両用指針計器の文字盤に指針組立ユニットを組み付ける前の状態を示す斜視図である。 図1の指針組立ユニットの一部の部品を省略して内部を透視して示す斜視図である。 前記指針組立ユニットの分解斜視図である。 前記指針組立ユニットに使用する超音波モータの振動体の構成を示す斜視図である。 前記指針組立ユニットの内部構成を示す縦断面図である。 前記超音波モータの振動体とロータの関係を示す横断面図である。 本発明の第2実施形態の超音波モータ駆動式の車両用指針計器の要部の分解斜視図である。 更に細かく示す分解斜視図である。 同指針計器に使用している振動体の構成を示す斜視図である。 前記振動体の位置で要部を切って示す横断面図である。 同指針計器の要部縦断面図である。 本発明の第3実施形態の超音波モータ駆動式の車両用指針計器の要部の分解斜視図である。 同指針計器の要部の縦断面図である。
符号の説明
3 文字盤
4 指針
5 指針軸部
6 指針キャップ
7 LED
20 ロータホルダ
30 振動体
35 ロータ
60 ハウジング
70 超音波モータ
110 振動体
115 ロータ
115c 中心貫通孔
120 ハウジング
126,127 軸受孔
140 ホルダ(ハウジング)
170 超音波モータ

Claims (3)

  1. 文字盤側に固定されるハウジングに超音波モータのステータ部分である振動体を固定し、この振動体に共振振動を起こさせ、その共振振動をロータに伝達することで該ロータを回転させ、それにより該ロータに固定された指針を回す超音波モータ駆動式の車両用指針計器において、
    前記振動体及びロータが金属で構成されると共に、前記振動体が固定されたハウジングと、前記ロータが固定された前記指針側の部材とが、前記金属よりも振動吸収性の高い樹脂で構成され
    前記指針の基端部に、該指針の回転中心部分を目隠しすると共に指針と一体回転する指針キャップが設けられ、該指針キャップが前記ハウジングに回転自在に支持され、その指針キャップの内周に前記ロータが嵌合されると共に、該ロータの内周側に前記振動体が配設され、
    前記ロータが直接嵌合される前記指針キャップ側の部材が前記樹脂で構成されていることを特徴とする超音波モータ駆動式の車両用指針計器。
  2. 請求項1に記載の超音波モータ駆動式の車両用指針計器であって、
    前記指針キャップ側の部材として、該指針キャップの内周に前記樹脂で構成されたロータホルダが嵌合され、そのロータホルダの内周に前記ロータが嵌合されており、前記ロータホルダが前記ハウジングに回転自在に支持されていることを特徴とする超音波モータ駆動式の車両用指針計器。
  3. 請求項に記載の超音波モータ駆動式の車両用指針計器であって、
    前記指針キャップが前記樹脂で構成されると共に、該指針キャップの内周に直接前記ロータが嵌合されており、前記指針キャップが、前記指針の基端部に連結された指針軸部を介して、前記ハウジングに回転自在に支持されていることを特徴とする超音波モータ駆動式の車両用指針計器。
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