JP5226329B2 - ターボジェットエンジンのファンケーシング用音響整流器 - Google Patents

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Description

本発明は、バイパスターボジェットエンジンの分野に関し、エンジンによって放出された騒音、特にファンによって放出された騒音を減衰することを目的としている。
輸送機の推進力のためのバイパスターボエンジンは、一般に上流側にファンを備える。このファンは環状のエアフローを配送するが、環状エアフローは、ファンを駆動するエンジンに空気を供給する1次中央環状部と、大気に排出されることによってスラストの大きな部分をもたらす2次外部環状部とを備える。ファンは、2次フローまたはバイパスフローの境界を画定するケーシングの内側に含まれている。中間ケーシングとして知られているエンジンの構造要素が、様々なロータ同士を連結しているシャフトを支持しているハブと、外側環状ケーシングと、これらのケーシングを一緒に連結している放射状連結アームとを備える。これらの放射状アームは、エンジンとその支持体との間にある力の一部を伝える。現在では通常、2次フローをエンジンの軸線に沿って整えるために、エンジン内で、ファンロータと中間ケーシングのアームとの間にリング状案内翼が装着されている。これらの案内翼は、Outlet Guide Vane(出口案内翼)を表す略語OGVで一般に知られている。
最近では、連結アームがファン下流のフローを整える整流器として働くエンジンが開発されている。この整流機能の意味するところは、ファンロータに18枚から24枚のブレードを備えたバイパスエンジンでは、30本から50本程度の多数のアームおよびOGV、したがって最大厚みが比較的小さなアームおよびOGVが存在しなければならないということである。この例では、これらのOGVの最大厚みは10から15mmである。ある種のアームでは、100mmを超える場合がある。この構成では、整流翼がロータブレードから離しておかれることによって、ファン効率を、高バイパス率を有するエンジンの場合に1ポイントの0.3から0.4程度分高めることも可能であるが、この構成は、フローと案内翼の翼列との相互作用のメカニズムの大きさに好ましい効果を有する。この翼列において、速度と翼に掛かる圧力との変動のインパクトの結果としての騒音が生じるが、こうした変動は不安定なフローによって引き起こされる。また、整流翼の数の選択は、既に設計段階で、源で騒音を減衰することを目的として適用された音響基準によって導かれていることも強調されるべきである。この基準によって、ロータブレードの少なくとも2倍の数のステータ翼が存在するようになる。これは、ロータブレードの掃引周波数(sweep frequency)の、ロータからの後流とステータとの相互作用によって生じた音響モードを取り除く除くことを可能にするためである。この推奨事項は、どのようなファンの設計にも極めて体系的に適用される。
本出願人は、この最後の構成の文脈において、ファンによって放出された騒音の減衰を高めるという目的を自らに定めた。本出願人は、詳しくは、ファンの騒音を減衰すると同時に、質量を増やさずに空気力学的性能と機械的完全性を維持することが可能な装置を開発するという目的を自らに定めた。
これの目的は、本発明によって、ファンロータの下流で整流器としても働くターボエンジンファンケーシングの構造的または非構造的連結アームを使用して達成されるが、このアームの際立った特徴は、これが音響減衰器を形成するように構築されているということである。より詳しくは、このアームは、一方の面に、ヘルムホルツ共鳴器を形成するように両端部で閉鎖された空洞と穿孔とを備え、空洞は、ファンケーシングを取り囲むナセルに収容されたポケットの形態の中空要素によって延長され、あるいは空洞は、1次フローの本体のケーシングの内側に収容された中空要素によって延長されている。
本発明の構成は、空洞の容積を必要に応じて微調整するのを可能にするが、これは、空洞を、ファンケーシングを越えて2次流路の外側に延長する簡単なポケットまたはなんらかの他の中空要素を使用して行う。
本発明によって、中間ケーシングの一部を形成するものなどの構造的または非構造的アームの少なくともいくつかを音響処理することによって、大幅な騒音の減衰という目的を達成することが可能となる。
詳しくは、本発明の解決法は、音響的証明のために使用された3つの測定点にわたって組み合わされた許容誤差内で、0.5EPNdBから1EPNdBで推定有意音響性能を有する2000Hzから3000Hzの範囲の中間周波数でエンジンの騒音を軽減することを可能にする。この解決法は詳しくは、流路に放射状に配置されることによって、壁側の音響処理によって消散することのできない音響エネルギーの一部を「閉じ込める(trap)」ことが可能である。
本発明の解決法は、これを実施する際に特定の予防措置が取られれば、ファンの空気力学的性能に対して極僅かなインパクトしか及ぼさないという利点も有する。したがって、摩擦損失を制限するために、穿孔はアームの内輪(intrados)に位置することになり、ここではフロー速度が低くなり、同時に穿孔のオリフィス直径を最小限度にしてd<1mmになるようにする。またアームの内側で空気が再循環するのを防止することも極めて重要である。これは穿孔された領域を、アームの高さ全体にわたる静圧プロファイルを考慮して位置決めする必要があることを意味する。
本発明の解決法は、極めて低重量の不利益しか担持しないというさらなる利点を有する。この質量は、未処理の中空アームを備えたケーシングの質量と同様である。
本発明の解決策は、構成要素の従来の機械的構造を維持するというさらなる利点も有する。これは、くり貫かれているが音響的に処理されていない製造によるアームとは僅かにしか異ならない。この特徴はまた、製造コストおよび工業化コストが、大量生産が想定可能であるようなものであることも意味している。
今日のファンケーシングに設けられている内蔵型整流器によって既に実行されている機能、つまり一方が連結機能、おそらくは構造的機能であり、他方が空気力学的機能であるこれらの機能に音響機能を加えることによって、アーム内側の利用可能な小さな容積を前提として、音響効率と質量と製造の行い易さとの間で妥協点を見出すことが必要になる。
他の特徴によると、穿孔は連結アームの内輪面に形成され、より詳しくは、騒音強度が最大であるアームの上方部に形成される。
有利には、穿孔は1mmよりも小さな直径を有し、詳しくは穿孔は0.5mmよりも小さな直径を有する。
他の特徴によると、穿孔された領域内の穿孔の程度は5%から10%の間である。
アームが、例えばセクション部片の形態の補強材などの内部補強要素を少なくとも1つ備える場合、補強材は広範囲に保持される。
次に本発明の非限定的実施形態を、図面を参照して述べる。
ファンが前部に位置付けられたバイパスターボファンエンジン1は、下流端部でタービン(図示せず)に連結されたシャフト5の前端部に取り付けられファンロータ3を備える。このファンは空気を吸い込み、これを環状の2重ストリーム、即ちエンジンの軸線XXに最も近い1次フローPと、これと同心の2次フローSとに圧縮する。1次フローPは連続した圧縮段階を経て行くが、それらのうちの最初の31および32しか図1では見ることができない。1次フローPはこのように圧縮され、燃焼室まで案内される。燃焼で生じたガスはタービンロータに向けて送られ、ここでエネルギーが回収される。この低圧タービンはLPシャフト5によってファンロータ3に連結されている。LPシャフト5の上流端部を図で見ることができる。2次フローSは1次フローに対する本体のフェアリング6と外部ファンケーシング7との間で下流を案内され、中間ケーシング8によって形成されたインペラを通過する。この中間ケーシング8はハブ8Aを備え、ここをエンジンのLPシャフト5が通過し、これがHPおよびLPシャフトの前軸受を支持している。外側シュラウド8Cはファンケーシング7のシュラウドを支持している。連結アームとして知られている放射状アーム8Bは、ハブ8Aを外部シュラウド8Cに連結している。このアセンブリが中間ケーシング8を形成し、これを介して力が伝達される限り構造的役割を果たす。特に、エンジンを航空機の前方の構造に取り付ける手段が中間ケーシング8に固定されている。
これは、1部片の単一部品からも、一次部品同士の溶接またはボルト締めアセンブリからもなることができる。本発明の構成の放射状アーム8Bは、構造的機能と空気力学的整流機能とを有する場合もあるが、空気力学的機能しか有さない場合もある。これらのアームは空気力学的外形を有し、その数は、ファンロータ3からの2次エアフローをエンジンの軸線に沿って整えるのに充分である。
航空機でどのように配置されるかによって、2次フローSは、1次フローとは別のフローの形態で、中間ケーシングの下流で直接大気中に排出されるか、あるいは1次フローのガスと下流で混合されて混合フローとなる。
本発明は、可能な代替的形態の構成、即ち別個の1次フローと2次フローという構成、または一緒に混合された2つのフローという構成のいずれにも同等の優先度で適用される。初期世代のエンジンと比較すると、これらの放射状アームは上述の2つの機能を実行する。この構成はそれ自体が知られている。放射状アームと整流機能を組み合わせた構成はまた、整流を隔てることによって騒音の発生に対して好ましい効果を有することも知られている。
他の情報源からは、環状のファンダクトの壁を、騒音減衰要素を使用して音響処理することも知られている。1つの知られている方法によると、音響減衰は、n自由度(一般にn=1または2)のヘルムホルツ共鳴器を使用して達成される。
ヘルムホルツ共鳴器は、中実の非多孔性層と、ハニカム状構造の形態で作成される場合の多い、この層に対して垂直の1つまたは複数の隔壁と、1つまたは複数の多孔性層とからなり、このようにして全体が1つまたは複数の空洞を構成していることを想起されたい。この中実の層によって、壁に対して音響速度ゼロの条件を与えることが可能になる。隔壁は音波を案内するが、これは、波長の空洞の横方向寸法に対する大きな割合を前提とすると平面波の形態で伝播される。
パネルを主体とするヘルムホルツ共鳴器は一般に、これらの優れた機械的および音響的特性から、ターボジェットエンジンの管に使用されている。
放射状アーム8Bの少なくともいくつかは音響処理がなされている。補助器具が通過する放射状アームには、補助器具内で利用可能な自由空間が無くなることから、音響処理をしないことが好ましいことに留意されたい。
他のアームは一般に中空である。本発明によると、これらのアームの内側で利用可能な空気の体積を利用して、ヘルムホルツ共鳴器を形成する。図2は、このようにして処理された放射状連結アーム8Bの径方向軸線に対して直角をなす断面を表している。このアームは、内輪面8Binと外輪面8Bexを備えた空気力学的形状を有し、それらの面は前縁8Batと後縁8Bfuとの間に延在している。本実施例では、断面図の形態の補強材81および82が、アーム8Bの構造を統合するように、2つの面8Binと8Bexとの間に位置決めされている。しかし、アームはこれらを有さなくてもよい。これらの補強材には穴81’および82’が開けられている。一方または両方の面8Binおよび/または8Bexに穿孔83が設けられている。これらの補強材を、アームの軸線方向断面図を示している図1でも見ることができる。
これらの2つの面の間に形成された閉鎖ボリュームは、穿孔と組み合わされてヘルムホルツ共鳴器を形成する。このようにして形成された共鳴器の1つまたは複数の同調周波数は、粘性熱的なメカニズムによって穿孔から音響エネルギーを消散させるように調整される。
穿孔83は、空気力学的摩擦の損失とアーム内側の空気の再循環とを回避するように、局部的に、好ましくは内輪の上方部分に形成されている。
しかし、特定の一実施形態によると、圧力変動を軽減する目的で、共鳴器のいくつかの外輪に穿孔が形成されている。この圧力変動は後流に関連付けられ、前縁付近の領域で特に大きい。この現象がファンの騒音の大きな部分を引き起こすことが知られている。この場合使用される構成は、音響的利点と発生される空気力学的損失との間の妥協点となる。
穿孔83は、1mmの最大直径、好ましくは0.5mmより小さな直径を有し、有利に円形である。直径が1mmを超えると、空気力学的損失が顕著になる。これらの穿孔は、アームの内側に形成された空洞と連通するように配置されてヘルムホルツ共鳴器を構成する。ここではこれらの穿孔で発生された粘性熱的な損失によって音響消散が実行される。
空洞容積が固定されていることが制約となっているこの消散システムでは、周波数の同調は主に、共鳴器の「ネック」として働く1つまたは複数の穿孔された領域の寸法を変更することによって実行される。
2000Hzから3000Hzの範囲の対象周波数の騒音を吸収するために、一方で、内輪表面の約半分が穿孔され、他方で内部補強材に穴が開けられて、アームに含まれた空気の容積全体を共鳴するように設定する。孔隙率に関して述べると、1つまたは複数の穿孔された領域の穿孔程度は、5%から10%の範囲の値に設定されることが好ましい。
穿孔83が外輪と内輪の全体に分布する解決方法では、穿孔された領域は翼の濡れ表面の約4分の1を占める。これらの穿孔は、シュラウド8Cと同じ端部で上方半分にあることが好ましい。
音響レベルが向上されても、エンジンの性能にはなんら不利益がなく、工業化の点でも製造の点でも実施コストは妥当であり、全体の質量は実際上影響を受けない。
こうした放射状整流アームを得るために使用することができる材料および方法に関しては、類似の部品で既に適用されている解決法などの、然るべき数の可能な工業的解決法が存在する。これらは、一次機械部品の溶接、ロウ付け、またはボルト締めアセンブリを含む解決法、あるいは挿入物を備えた鋳造物または鍛造物としての1部片の部品を得ることを含む解決法である。
他の解決法は、有機マトリックスまたは金属マトリックスを備えた複合材料を含む。
有機マトリックスを得ることを含む解決法は、炭素繊維および/またはエポキシ樹脂を備えたガラス繊維を使用して実行される。この部品は2Dプリプレグの束から、またはRTM成形射出された2D繊維の束から、またはRTM成形射出された織プリフォームまたは編プリフォームから得られる。
共鳴空洞の容積は、断面で見ることができる、図1で表しているとおりのポケット10の形態の追加の空洞を設けることによって変更される。この追加の空洞は、壁8Binと8Bexとの間に画定された空洞を延長するものである。このポケット10はファンケーシングを越えたエンジンナセルに位置決めされている。このポケットは放射状アーム8の空洞に通じている。このようにして、ポケットの適切な容積を選択することによって、ヘルムホルツ共鳴器を所望の減衰を実現するのに必要な周波数に簡単に調整することも可能となる。
他の特徴によると、空洞は1次フローの本体のケーシングの内側に収容された中空要素によって延長される。この容積は上記解決法の一方またはその両方の組み合わせによって得ることができる。
前部にファンを取り付けたターボファンエンジンの上流部の軸方向半断面部分図を示す。 図1のターボジェットエンジンの中間ケーシングに属する連結アームの、この径方向軸線に対して垂直のII−IIによる断面図を示す。
符号の説明
1 バイパスターボファンエンジン
3 ファンロータ
5 シャフト
6 フェアリング
7 外部ファンケーシング
8 中間ケーシング
8A ハブ
8B 放射状アーム
8Bin 内輪面
8Bex 外輪面
8Bat 前縁
8Bfu 後縁
8C 外側シュラウド
10 ポケット
31、32 圧縮段階
81、82 補強材
81’、82’穴
83 穿孔

Claims (11)

  1. ファンケーシングを取り囲むナセルとターボジェットエンジンの1次フローのための内側ケーシングとの間を延伸しており、ファンロータの下流で整流器として働ターボジェットエンジンのファンケーシングの連結アームであって、
    前記アームが、音響減衰器を形成するように構築されて、空洞を画定する外輪面および内輪面を備えており、
    外輪面および内輪面の少なくとも一方が、前記空洞の内部にヘルムホルツ共鳴器を形成するように、外輪面および内輪面の一方を貫通する複数の穿孔を画定しており
    空洞が、ファンケーシングを取り囲むナセルに収容された閉鎖ポケットによって延長されており
    前記閉鎖ポケットをなす要素が、前記空洞と連通する通路以外の開口を有していない、前記連結アーム。
  2. アームの内輪面に穿孔が形成されている、請求項1に記載の連結アーム。
  3. アームの先端側部分に穿孔が形成されている、請求項1または2に記載の連結アーム。
  4. 穿孔が1mmよりも小さな直径を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の連結アーム。
  5. 穿孔が0.5mmよりも小さな直径を有する、請求項4に記載の連結アーム。
  6. 穿孔された領域の穿孔の程度が、アームの総面積の5%から10%の間である、請求項1から5のいずれか一項に記載の連結アーム。
  7. 穴を画定する少なくとも1つの内部補強要素を備えている、請求項1から6のいずれか一項に記載の連結アーム。
  8. 少なくとも部分的に、請求項1から7のいずれか一項に記載の連結アームを備える、バイパスターボジェットエンジンの中間ケーシング。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載のファンと連結アームとを備える、ターボジェットエンジン。
  10. アームが中間ケーシングの一部を形成している、請求項9に記載のターボジェットエンジン。
  11. 前記ナセル内の前記閉鎖ポケットには、2次空気フローと連通する開口がない、請求項1から7のいずれか一項に記載の連結アーム。
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